JPS62502319A - 固体材料の精製方法 - Google Patents

固体材料の精製方法

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JPS62502319A JP61502717A JP50271786A JPS62502319A JP S62502319 A JPS62502319 A JP S62502319A JP 61502717 A JP61502717 A JP 61502717A JP 50271786 A JP50271786 A JP 50271786A JP S62502319 A JPS62502319 A JP S62502319A
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プレサツコ、シルヴイア
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 固体材料の精製方法 関連技術の相互関係 本出願は/りlrj年3月13日付出該の米国特許出願番号第774jざ弘号の 一部継続出願である。
1、 発明の分野 本発明は固体材料の精製方法に関する。特に、この方法はその融点に近い温度に 加熱された精製すべき金属、メタロイドまたは金属化合物のような固体材料を、 実質的にはこの固体材料と反応しない精製化剤と加熱された前記材料とを接触さ せながら精製する方法に関する。
2 従来技術の説明 太陽電池、ロケット燃料、高純度合金、半導体、および核燃料用途のような種々 の用途のためのケイ素、チタン、ホウ素、ヒ化〃リウム、炭化ケイ素等のような 高純度材料への要求が増大している。
たとえば半導体および太陽電池産業に使用するのに充分に適し′fc扁純度のシ リコンに対する増大する需要によってこのような純度の水準を得るための多くの 方法についての研究がもたらされている。このような方法は典型的には浴融シリ コンのいくつかの種類の処理を含んでいる。しかし、溶融状愈におけるシリコン 等の材料の精製は新規なものではない。たとえば、アレン(All@n )の米 国we第1.037.7 / 3号には溶融シリコンとアルカリ金属またはマグ ネシウムを含むアルカリ土類金属のような金属によって処理することによるシリ コンのn製が記載されている。
!ロックバンク(Broekb藤nk )の米国特許第1、 / lrO,76 g号には不純物を除去するために天然または人工ケイ酸塩のスラグにおいてシリ コンを溶融することが記載されておシ、一方ノクツツ(Paez )の米国特許 第1. j / f、 lr72号はシリコンがアルミニウム粉末とフッ化ケイ 酸マグネシウムのような金属フッ化ケイ酸塩との間の反応の有用な副産物として 記載されている。
ゾルデツ) (Pruvot )第の米国特許第3.034t、 +す6号には 液体浴中にフッ化ケイ素ガスを注入してアルミニウムおよび力〃シウム不純物と 反応させフッ化アルミニウムおよびカルシウムを生成させることによるシリコン またはフェロシリコンのn製が記載されている。
シリコンのn製のために溶融フッ化金属を1000−7600℃の温度で用いる ことがクールジエ(Coursl・r)等の米国特ff第3. /♂乞/3/号 により提案されている。しかし、特肝権者等は概して高価な材料であるかないし はシリコンと反応してフッ化ケイ素を生成しそしてシリコン中にその電気的性質 にとって有害な不純物を注入することが知られている材料であるフッ化金属の使 用を提案している。
プウロス(Boulos )の米国特許第41.37 g 777には溶融シリ コン粒子の表面に不純物を移行させることが明らかなプラズマ中に粉末シリコン を通過させることが教示されている。急冷後、粒子は酸で浴出され表面の不純物 が除去される。
カブ−k (Kapur )等の米国特許第11.3!#、21r6号では、シ リコンの真空精製をシリコンとアルカリ金属またはアルカリ土類金属のフッ化物 等のような効果的な溶融剤との混合に組合せて溶融シリコン相およびスラグ相が 生成される。
発明者の一人もまた′電気化学務会誌(The Journalof the  Eleetroehemical 5ociety )、/2と巻、22≠4t −22≠7頁(/りざ/)に発表されたエイ・サンジエルジョ(A、 5anj urjo )による「太陽電池のためのシリコンシート」およびアメリカ金属学 会およびAIMEの冶金学会の冶金トランズアクションB1 第12ざ巻J″3 タ〜タフ3頁中に発表されたエル・ナニス(L、 Nan1m ) 、エイ・サ ンジュルジョ(A。
5anjurjo )およびニス・ウエストファ#(S。
Weatphal )による「酸化シリコンにおけるNaFの浴融作用」におい てNaFとの接触による溶融シリコンの精製に関する論文を発表しまたは共同発 表している。
しかし、従来のシリコン精製方法の全てがシリコンの溶融を含むものではない。
イングル(Ingel )の米国特許第乞/72gIr3号には冶金学的品質の シリコンを700〜/330℃に加熱しそしてこれを不純物と反応してそれらを 析出除去するといわれているフッ化ケイ累ガスと接触させることによる精製方法 が開示されている。前記クールジエ等の特許はまたシリコンの融点以下の精製温 度にも触れている。
また粉末形態における材料の酸浴出法ならびに材料の一方向への固化によってシ リコンのような材料を精製することも知られている。シリコンの場合、幾つかの これらの方法は冶金級シリコン出発原料よシも70倍も高い純粋な多結晶性シリ コンを生成するためにH2中で還元−熱分解されたクロロシランから高純度シリ コンを得るための従来方法よりもより安価である。しかし、提供されたその他の ほとんどの方法は太陽電池用途のために必要とされるような、たとえばり2タタ タから72タタタタチの純度の極めて高純度のシリコンを生成するために高いコ ストを有するかまたは限られ次有用性しかない。
ゾーンメルティング精製またはチョコラスキ結晶成長等のような一方向固化方法 においては、材料が溶融され、次いで加熱損失および固化がほとんど一方向に生 じるような態様で徐々に冷却される。固体材料(μX)中における不純物の化学 ポテンシャルは液体材料中におけるよりも高い。この結果、不純物は最小化学ポ テンシャルの領域に対して移行し、このようにして不純物は固相と溶融相との間 に偏析を形成する。この偏析が次いで不純物がより正の側の(より高い)化学ポ テンシャルを有する相の精製を生じさせる。
スラグ化方法においては、精製すべき溶融材料(鉄等のような)が“スラグと呼 ばれる他の溶融材料(Ca5i0B等のような)と接触される。このスラグは精 製すべき材料を濡らすが実質的にはこの材料と反応しない。精製すべき材料中の 不純物の化学ポテンシャルは典型的にはスラグ中における同一の不純物またはそ の対応するイオンの対応する化学ポテンシャルよシも高い。この結果、不純物は 精製すべき金属からスラグに移行し、このようにしてこの材料たとえば鉄の精製 を生じる。精製の度合いは化学ポテンシャルの差によって評価される。
これらの精製反応の熱力学の研究において我々は固体材料中における不純物と溶 融スラグのような特定のn良化剤との間の反応が材料が溶融形態にありそして同 一の精製化剤と接触さ曵れる際に同一の材料中における同一の不純物との間での 反応よりもよシ良好であることを発見した。さらに我々は、このような精製化剤 の固体材料についての相対的な精製作用は液体形における同一の材料については 、固体材料がより小さい粒子に粉砕される場合にはさらに大きくなり得ることを 発見した。
したがって本発明の目的は、場合によってはり2タタ7またはそれ以上の純度が 得られる材料の固体形態における精製方法を提供する。
本発明の他の目的は固体材料を該材料の融点に近い温度で加熱しそして加熱した 固体材料を精製される材料と実質的に反応しないnM化剤と接触させることによ る’?Z9タタまたはそれ以上の可能な純度に固体形態における材料を精製する 方法を提供することにある。
本発明のさらに別の目的は固体材料を該材料の融点に近い温度で加熱しそして加 熱した固体材料をシリコンと実質的に反応しない精製化剤と接触させかつ固体材 料中の不純物をこの精製化剤に移行させるようにすることによるりZタタタタま たはそれ以上の可能な純度に対して固体形態における材料を精製する方法を提供 することにある。
本発明の前記およびその他の目的は以下の記載より明らかになろう。
本発明によれば、固体形態における材料をりZタタタタチもの高純度に精製する 方法は、固体材料をこの材料の融点に近い温度でこの材料と実質的に反応しない 精製化剤と接触させて固体材料中の不純物を精製化剤中に移行させることを含む 。
図面の簡単な説明 第1図は不発明の方法を示すフローシートである。
嬉コ図は前記方法の熱力学を従来技術の方法と対比して示す図である。
好ましい実施例の説明 本発明の方法は精製すべき材料と反応しない精製化剤の存在下でこの材料の融点 よりも僅かに低く加°熱する際の固体材料のnMを提供する。
すでに述べたように、固体材料中の不純物の化学ポテンシャル(μX)は、材料 が液体または溶融形態である場合のこれと同一の材料の同じ不純物の化学ポテン シャルよりも高い。このために、不純物は最低化学ポテンシャ〃の領域に移行し て固体相と溶融相との間で偏析を形成し、不純物がより正の側の(より高い)化 学ポテンシャルを有する相の精製が生じる。
精製すべき材料が溶融形態で精製化剤と接触する際、すなわち従来技術のスラグ 化工程においては、精製すべき溶融材料中の不純物の化学ポテンシャルも一般的 にスラグ中の同じ不純物の対応する化学ポテンシャルよりも高い。したがって不 純物は精製すべき材料からスラグに移行してこの溶融金属の精製を生じさせる。
化学ポテンシャルは状態の関数(その値は、系がある定められた状態に到達する 径路には依存しない〕であるため、従来技術の双方のf#製方法(一方向固化お よびスラグ化)に含まれる熱力学の原理が第2図に示すような本発明の方法にお いて利用される。
第2図に示すように、不純物の化学ポテンシャルレベルが本発明の方法(「改善 されたスラグ化」としてAsで示す)ならびに固化中の精製と等しい結晶化およ び浴融材料の冶金学的スラグ化の間の精製であるスラグ化として図中に夫々示す 二つの従来技術の方法について示されている。
従来の一方向性固化において〔第2図中「結晶化」として示す〕、不純物は二つ の相の間の化学ポテンシャルの差(μIIM(1)−μLM(s))によって移 動され溶融材料中に蓄積される。
同様にして従来のスラグ化t4’A方法の間には、不純物の一部が化学ポテンシ ャルの差(μIl’x(xう/)−μI 、M(s))によって移動されスラグ 中に蓄積される。
本発明の方法において、精製すべき固体材料は別の固体または液体でもよいスラ グ等のような#I製化剤と接触される。不純物の一部は精製化剤中および精製す べき材料量の不純物の化学的ポテンシャルの差(μIFx(スラグ)−μI、M (s))によって移動され精製化剤〔スラグ〕中に蓄積される。
この最後に述べた差が前記二つの差の和に等しいことに注目すべきである。した がって、本発明の方法のイ↓作用は従来の固化法+従来のスラグ化法の和となろ う。
第2図には、従来技術の方法と本発明の方法の精製に対する駆動力の相対的な大 きさが示されている。図中μI、M(s)は固体状態における材料M中の不純ウ ニの化学ポテンシャルである。μ”t’(Dは液体状態における材料M中の不純 ウニの化学ポテンシャルである。
μIF!(スラグ)はスラグと反応して化合物IFXを生成した不純ウニ(原材 料中において)の化学ポテンシャルである。
たとえば、精製化剤がNaFであるとすれば、精製すべき材料中における鉄等の ような不純物はNaF中においてFe F 2を形成する。従来方法においては 、(、)一方向性固化を表す固体対液体材料および(b)液体材料対スラグの二 つの別々の平衡が示される。
精製すべき固体材料は金属、メタロイドおよび金属化合物を含む多くの材料の中 のいずれのものでもよい。
金属の例としてはチタン、バナジウム、クロム、マンガン、鉄、コバルト、ニッ ケル銅、ガリウム、ナトリウムおよびジルコニウムが挙げられる。メタロイドの 例としてはホウ累、ゲルマニウムおよびシリコンが挙げられる。金属化合物の例 としてはと化ガリウム、ヒ化ゲルマニウムアルミニウム、リン化インジウム、セ レン化銅インジウム、チッ化ホウ素、チッ化ケイ素、炭化タングステン、および 炭化ケイ素が挙げられる。
しかし、各々の場合、本発明によれば精製すべき特定の材料を固体材料から除去 すべき不純物が固体材料中において不純物が有する化学ポテンシャルよりも低い 化学ポテンシャルを有するようにこの精製すべき材料の融点近くの温度において 精製化剤と固体形態で接触させなければならない。
[精製すべき材料の融点に近い」という記載は精製を行なう温度が精製すべき固 体材料の融点の少なくとも約300℃以内の温度でなければならないことを意味 する。この温度は好ましくは精製すべき材料の融点の約200℃以内、より好ま しくは130℃以内、そしてもつとも好ましくは約700℃以内とすべきであり 、但し常に融点以下とすべきである。
たとえば、 /ll−20℃の温度で融解するシリコンを精製する場合、シリコ ンの温度は少なくとも約//2θ℃またはそれ以上、好ましくは1220℃そし てより好ましくは少なくとも7270℃とすべきである。これより低い温度でも 材料を精製することは理論的には可能であるが、固体材料から表面に対して不純 物を充分に移行させ次いで精製化剤中に移行させるために必要な過剰な時間はあ まり実用的ではない。
固体材料は好ましくは微粒子形、たとえば少なくとも一方向において0. /な いし/Wに等しいかまたはこれらよりも小さい範囲、すなわち好ましくはたとえ ば冶金級シリコン等の固体材料中における粒子径よりも小さい粒子径に粉砕され 、それによって固体材料の不純物の多くのものが濃縮される結晶粒界のほとんど のものが露出されるようになる。これによって精製すべき材料の表面積が増大し 、そこで材料体中の不純物が表面に拡散してそれらが精製化剤中において反応お よび/lたは溶解するのに必要な時間が減少される。精製方法は粒状化形態の固 体材料を用いることにより材料の固化の間における多結晶材料中の隣接粒子の結 晶粒界ならびに隣接結晶の結晶粒界に沿う不純物の娘縮傾向によっても改善され る。
粉砕された粒状化物の使用が好ましいが、これに代えて、固体材料の薄いシート あるいはり?ン、またはさらにスポンジ状の多孔性材料を粉砕粒状物の代りに用 いて溶融された精製化剤に対して大きな表面積が露出されるようにしてもよい。
どんな形状を用いるにしても、固体材料は重量に対する表面積の割合が1g当り 少なくともlα2またはそれ以上となるような形であることが好ましい。
#II製化剤としては精製すべき材料と実質的に反応せず、そして好ましくは精 製すべき材料の融点よシも低い融点を有する試薬級の任意の材料が含まれる。一 つの具体例においては、′dI製化剤は溶融形態にある。
「実質的に反応しない」という用語は使用される精製温度において固体材料のl チ以下、好ましくは0. /%以下、よシ好ましくは0.0/%以下そしてもつ とも好ましくは0.00/%以下が8製化剤と反応することを意味する。
しかし、効果的なものとするためには精製化剤は固体材料から除去すべき一つま たはそれ以上の不純物がそれに対して好ましく移行するような精製化剤となるよ うにさらに選択せねばならず、すなわち、除去すべき不純物の精製化剤中の化学 ポテンシャルが固体材料中の不純物の化学ポテンシャルよりも低く(よシ負側〕 なければならない。
特定の好ましくない不純物を除去する際に非常に効果的であるが、精製化剤中の 不純物の化学ポテンシャルが精製すべき材料中のそれよシも高い場合の他の不純 物を除去するのには有効でないことに注意すべきである。しかし、このような場 合には1本発明の方法を他の従来技術の方法と共に使用して所定のレベルの純度 が得られることに注意すべきである。
材料中に存在する不純物の混合物を除去することが望まれる他の場合においては 、これは種々の精製化剤を選択的た用いて特定の不純物を除去する複合精製法を 含んでおシ、そしてこれもまた本発明の範囲内のものとみなすべきである。
精製化剤は気化による精製すべき固体材料の融点に近い温度で精製化剤の損失を 伴うことなくこの方法を行なうことができるように充分に高い沸点を有していな ければならない。精製化剤は精製すべき固体材料の融点以上の沸点を有すること が好ましい。低い沸点を有する精製化剤の使用は精製方法を行なう温度について 著しい制限をもたらすことが判明した。
したがって、シリコンの精製に使用される精M化剤の例としては、たとえば、シ リカ、アルカリ金属およびアルカリ土類金属のケイ酸塩、そしてアルカリ金属お よびアルカリ土類金属のハロゲン化物からなる種類から選ばれる精製すべき固体 材料の融点より少なくともiso℃低い沸点を有する精製化剤が挙げられる。
さらに、例としてシリコンの精製においては(/ll−20℃で融解)、n製化 剤は7270℃以上の沸点を有していなければならない。このように、たとえば 、 1260℃の沸点を有するフッ化セシウムは、有用な精製化剤のこのような 群から除かれる。しかし、精製化剤は処理条件において最大の自白度が得られる ようにシリコンの融点以上の沸点を有することが好ましい。
このように、たとえば好ましい笑施例においてはシリコンの精製は、まず好まし くは粒子状に粉砕されたシリコンのンースを用意し、シリコンの融点に近い温度 まで加熱し、次いでシリコンと実質的に反応することなく不純物を畑出する好ま しくは溶融形態のn裂化剤と前記温度で接融させ、この混合物を冷却し、セして り2タタタまたはそれ以上の純度を有するシリコンを残して不純物に富む精製化 剤を分離することを含む。
この方法で使用される材料はすでに部分的に精製され友材料でもよくまたは試薬 級の材料でもよい。たとえばシリコンを精製する場合には、好ましくは冶金級ま たはそれ以上のシリコンを出発原料として使用する。
好ましくは、出発原料は少なくともり♂〜77チの純度のものとすべきである。
精製工程に先立って、粒状化された材料が場合によってはたとえばシリコンの場 合にはI(No、 −HF″17?、はH20□−HFのような酸混合物によっ て10〜60分の間数溶出工程で予備精製される。この温度は室温°から酸混合 物の沸点よりも僅かに低い点まで変えられる。
より高い温度を用いるときは反応時間をこれに応じて短くすべきである。
固体材料は精製化剤と0./”、2ないし2:/、好ましくは約l:/の割合で 混合される。すでに述べたように、精製化剤は固体材料中に見出される典型的な 不純物と反応するが、固体材料とは実質的に反応しない材料として選択される。
たとえば、固体シリコンが精製すべき材料である場合には、精製化剤はホウ素、 リン、鉄、およびアルミニウムそしてこれよりも少ない度合いでカルシウム、ク ロムおよびニッケル等のような不純物を固体シリコンから抽出するように選択さ れるが、固体シリコンと実質的に反応しない。
固体シリコンを精製する場合には、精製化剤としてはケイ素と実質的に反応しな い酸化ケイ素を含むシリコンの酸化物、またはリチウム、ナトリウム、カリウム 、マグネシウム、ストロンチウム、カルシウムまたはバリウムのケイ酸塩あるい はフッ化物が挙げられる。
特に好ましい材料はその有効性)よび材料のコストの両面からみて5io2、N aFおよびNa2SiO,である。
すでに述べたように、精製化剤は少なくとも試薬級の純度のものとすべきである 。しかし、シリコンを精製スル一つの具体例においては、最終シリコン精製物の 抵抗が調整できるような世でシリコンに対するドーピングを含むように予め週択 してもよい。
精製化剤は精製すべき粒状の固体材料に近い粒子径範囲に粉砕してこれらの材料 の完全な混合を容易にすることが好ましい。この粒状化された固体材料およびn 製化剤は次いで精製すべき固体材料の融点に近い温度まで加熱される。シリコン の場合には、この温度はより好しくは少なくとも約/、270℃そしてもつとも 好ましくは1320℃ないし/≠20℃よりも僅かに低い点である。
この混合物は精製温度において固体材料と反応せずあるいはその中の不純物を固 体材料中に移行させないような容器中に置かれる。たとえばシリコンを精製する 場合には、このような容器はSiO□、SiCあるいはSi、N4材料からなり あるいは容器はこれらの材料のうちのひとつのものによって少なくとも内張りさ れている。たとえばNaS精製化剤の存在下で炭素がシリコンと反応しないよう な特定の場合には黒鉛容器を用いてもよい。
これらの材料は溶融n製化剤の反応度に応じて/J″分間の短時間ないしは3時 間の長時間にわたる時間にわ友って精製温度に保持される。次とえばシリカダル 等のよりな810□を用いる場合には、3時間の時間が用いられるが、 NaF は75分間にわたっであるいはN1□5103は30分にわたって用いられる。
精製化剤は所望の精製が得られるまで連続的に添加および除去される。一般に、 混合物は次いで室温まで冷却されそして精製された材料は不純物に冨む精製化剤 の溶媒であるが精製された材料を著しく侵すことのない試薬によって固化された 混合物を溶出することによって回収される。
シリコンを精製する際には濃縮されたあるいは少なくともJ’[HFが良好な溶 出剤であることが発見された。高温精製工程の後に汚染物が導入されないように この溶出剤はシリコンの最終的に要求される純度と少なくとも同じ程度の純度で あることが好ましい。最終的な溶出に際しては電子板のHFが良好であるが、こ れよりも純度の低いすなわち商業級のHFも最初の溶出には用いることができる 。溶出後、精製されたシリコンはたとえば傾瀉あるいは濾過によって多用化され fc精製化剤から固体シリコンを分離することによって回収される。
クリコンが精製される好ましい具体例においては、フッ化ナトリウムを浴融精製 化剤として用いる。しかしナトリウムを含む液体精製化剤を用いる場合には、ナ トリウムを引き続く精製化工程で別に除去することが必要である。このような場 合には、精製化材料の抽出後、たとえば溶出後に精製されたシリコンをさらに精 製工程にかけてナトリウムを除去してもよい。これはシリコンを真空中でgoθ ℃あるいはそれ以上の温度に約5ないしる0分の間加熱することによって得られ る。この代りに、ナトリウムを酸化させ次いでは化物層をI(F中で溶出により 除去してもよい。
どのような作用の理論にも拘束されるものではないが、本発明者らの方法の成功 は不純物のソツ化す) IJウム等のような溶融精製化剤中における部分的な化 学ポテンシャルが精製中の固体材料中におけるそれらよりもより負側でありある いはより低くしたがってこれらの不純物が溶融n裂化剤中ではより安定になるこ とに関連するものと思われる。
本発明の方法はまた必要によっては連続的な形態で行なってもよく、ここでは少 なくとも固体材料そして好ましくはまた精製化剤が反応器中に連続的に供給され そして処理された材料が反応器から連続的に除去される。
たとえば固体シリコンは浴融精製化剤のプールを通してシートとして連続的に供 給しそれによってシリコン精製化物を太陽電池などのような電子装置の製造に直 接用いることができる。
以下の実施例は本発明の方法を示すためのものである。
実施例I ゛ 粒径/■以下の冶金級シリコンを黒鉛るつぼ中で同一の量の分光級のStO□グ ルとともにAr雰囲気中で7360℃で1210分間加熱した。室温に冷却後、 このSt −5in2混合物をJk縮HFで溶出した。最初の冶金級シリコンお よびWnシリコンの不純物(ppm )を表1に示す。
表 / Fe <20 2ざ00 <20 Al<10 /300 100 p<1Asoo<≠600 (≠500(不純物の重量ppm ) 実 施 例 ■ 実施例Iにおけるのと同一のシリコンを同一の量のっぽ中でAr雰囲気1736 0℃で30分加熱した。冷却後、Sl −Na25IO,の混合物を濃縮HFで 溶出した。
最初の冶金級シリコンおよび精製シリコンの不純物(ppm )を表2に示す。
表2 シリコン シリコン Mg 3j/7.4’ Ca l/LO/j Ba /76 <l0 Ti 2jO</2 Cr 了00<7 Mn 300 <ど Fe 2100 <2O Ni 30 r Cu ざo t。
B <30 <30 、 Al /300 /!;O P く≠200 <≠200 (不純物の重i ppm ) 出発原料の純度がより高い場合にはこの方法を用いてさらに高い純度のレベルが 得られそしてこの方法によって従来の液体シリコンの処理よシもよシ高度の精製 がなされることを示すために、次の実験を行なった。
実施例■ 20&のシリコン粉末(ペントロン(Ventron )からの半導体級のもの )を/m以下の粒径に粉砕し、そして同一の粒径の超高純度なNaF [七ラッ ク(CERAC) ’)と/:/の重量比で混合した。この混合物を黒鉛るつぼ 中に入れ、1300℃でlj分間高周波誘導炉中で加熱して固体シリコンを溶融 NaFと接触させた。第二の材料をl≠jO℃で70分間加熱してNaFおよび シリコンを溶融させた。次いでこれらの試料を室温に冷却し、水性溶出および引 きつづく傾瀉および濾過により各試料中のNmFからシリコンを分離した。得ら れた精製シリコンならびに原料としてのシリコンとNaFおよび最終NaF生成 物をスフ4−クソース分光(5park−8oure@Speetrograp hy )により分析した。結果を以下の第3表にppmで示す。
表3 反応体 生成物 St NaF Si SI NaF (溶融〕 (固体)(溶出後) B OJr O,/ / 01)2 2P O,3/ 02 0.0!; 0. /Al 3 0.07 / Oj O,7Am <0.0!; 0.0ざ OI B; <On O,OTl <0./6<0.7!; <001 <0./l、 <0./6Zr <(17,24’ <0./lIL<0./ <02’I O ,OjV O,O≠ −<o、ol/L<o、oti −Cr 02 0.01  / <02 0AAMn O,l/lO,06,20D’l−/F・ ≠0* 0.611tO*3 ≠ Ni−<02 − − 02 Cu <0.7 0.06 0.07 0.、!rNa(O,/ −1206− K −弘 <o、olA<o、o4to、2Ca 7 0.j O8≠ 41− 7 Mg 6 7 622 本 不均質 (不純物の重t ppm ) 実施例■ 以下の表に示すように、ゲルマニウムを737℃(ゲルマニウムの融点)の真下 の昇温温反でNaBr 。
KBr 、BiI3、またはCsIのような全て770℃で液体である精製化剤 に接触させてシリコンおよびホウ素以外の多くの不純物を除去することによりゲ ルマニウムもまた本発明の方法によシミ製される。自然成長GeO2またはSl O□もまたゲルマニウムのための精製化剤として用いられる。ゲルマニウム中の 通常の不純物に対する通常の不純物の概略の偏析係数は以下の表に示す。
表 ≠ 元 累 偏析係数 B 30 MgFz ’!たはB aF 2のようなffF化剤を用いてチタンをシリコン と同様に精製される。フッ化物を用いることによってチタン中のα累のfcf一 式のように減少させることもできる: Ti02(Ti中)+MgF2(1)→FIFz(g ) + 2MgOCMg F2中)反応はフロロオキシチタネートおよびフロロチタネートの中間生成物の 形成を経て行なわれこれらは反応終了時に分解してTIP2蒸気となる。実質的 な作用として識素がチタンから精製化剤中に追出されてすぐれた機械的性質の1 11gチタンを与える。本発明の方法によってガリウムを精製して固体相の材料 よシも液体中においてより負側の化学ポテンシャルを有するAg%Mg 。
In、PbおよびSnのような不純物が除去される。
本発明の実施例によりn製化剤の存在下でヒ化ガリウムの小粒子を加熱すること によシヒ化ガリウムが精製されベリリウム以外のほとんどの不純物が除去される 。ヒ化fリウムの#薬に使用されるnsi化剤としてはB2O3、Ga2S、、 (M、P、=/j、2jtl:)、N&2G&2S4(M、P、=りj、2℃) 、Na GaO2のようなガリウム酸塩、またはBa5(GaFo)2 、Li GaF6、またはCsGaC14のようなガリウム錯化合物の固体物(M、P、  =3とt℃)、またはこれらの混合物が挙げられる。
このように、本発明は固体材料を、その融点に近い昇温温度で実質的には固体材 料と反応せず、そしてその中に固体材料中の不純物が選択的に移行されるような 精製化剤と接触させることによる固体材料の新規な精製方法を提供する。
rxGtlRE l Figure 2゜ +剛−抑鵠al ^*ebn、@++ N@、 PCτ/US ε610049 9i”jeZX +O”+HE ::t::R3iλ:ICNAL 5EARC HR三?CR: CNFR−A−12コ0151i1 Nor、aυ5−A−4 48763711/n2/ε4 NcieUS−Am 4”7211iaコ 3 0/ユO/79 Nor、e

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)固体材料をこの固体材料の融点に近い温度で前記固体材料と実質的に反応 しない精製化剤と接触させ前記固体材料中の不純物を前記精製化剤中に移行させ ることを含む固体材料の精製方法。
  2. (2)前記精製工程を前記固体材料の融点より300℃以上低くない温度で行な うことを特徴とする前記請求の範囲第1項記載の方法。
  3. (3)前記精製工程を前記固体材料の融点より200℃以上低くない温度で行な うことを特徴とする前記請求の範囲第2項記載の方法。
  4. (4)前記精製工程を前記固体材料の融点より150℃以上低くない温度で行な うことを特徴とする前記請求の範囲第3項記載の方法。
  5. (5)前記精製工程を前記固体材料の融点より100℃以上低くない温度で行な うことを特徴とする前記請求の範囲第4項記載の方法。
  6. (6)前記固体材料を少なくとも一方向の寸法が1mmより小さい平均粒子径を 有する粒状化された形態で与える工程を含んでいることを特徴とする前記請求の 範囲第1項記載の方法。
  7. (7)前記固体材料を1mm以下の平均粒子径に粉砕する工程を含むことを特徴 とする前記請求の範囲第6項記載の方法。
  8. (8)前記固体材料を前記固体材料の表面積の重量に対する比が1g当たり少な くとも1cm2であるような形態にする工程を含むことを特徴とする前記請求の 範囲第1項に記載の方法。
  9. (9)前記精製すべき固体材料がシリコンでありそして前記精製化剤が溶融形態 であつてそしてシリカ;リチウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、スト ロンチウム、カルシウムまたはバリウムのケイ酸塩;リチウム、ナトリウム、カ リウム、マグネシウム、ストロンチウム、カルシウムまたはバリウムのハロゲン 化物またはそれらの混合物からなる種類より選ばれていることを特徴とする前記 請求の範囲第1項記載の方法。
  10. (10)前記精製化剤がSiO2であることを特徴とする前記請求の範囲第9項 記載の方法。
  11. (11)前記溶融精製化剤がリチウム、ナトリウムまたはカリウムのケイ酸塩か らなる種類より選ばれていることを特徴とする前記請求の範囲第9項記載の方法 。
  12. (12)前記溶融精製化剤がリチウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、 ストロンチウム、カルシウムまたはバリウムのフツ化物または塩化物からなる種 類から選ばれていることを特徴とする前記請求の範囲第9項記載の方法。
  13. (13)前記精製すべき固体材料が前記固体材料から除去すべき不純物が前記固 体材料中において不純物が有する化学ポテンシヤルよりも低い化学ポテンシヤル を有する溶融精製化剤と接触されることを特徴とする前記請求の範囲第1項記載 の方法。
  14. (14)精製温度で前記固体材料と実質的にしない前記固体材料と接触する材料 を有する容器中で前記精製すべき固体材料と前記精製化剤とを加熱することを特 徴とする前記請求の範囲第1項記載の方法。
  15. (15)前記固体材料を前記固体材料の融点に近い温度で前記固体材料と実質的 に反応しない精製化剤と接触させる前記工程を15分ないし3時間の時間の間で 行なうことを特徴とする前記請求の範囲第1項記載の方法。
  16. (16)最終固体材料生成物の純度を増大させるためにこの方法の工程を少なく とも付加的に一回反復することを特徴とする前記請求の範囲第1項記載の方法。
  17. (17)前記固体材料および精製化剤の粒状混合物を反応器に連続的に供給し、 そして精製された固体材料および精製化剤をこの反応器から連続的に除去する工 程を含んでいることを特徴とする前記請求の範囲第1項記載の方法。
  18. (18)前記精製化剤中にドーピング剤を所定量供給して最終的に精製される固 体材料生成物の抵抗を調製する工程をさらに含むことを特徴とする前記請求の範 囲第1項記載の方法。
  19. (19)前記固体材料を薄いシートとして前記精製化剤の溶融浴中に通過させそ れによつて精製されたシートを太陽電池等のような電子装置の製造に直接用いら れるようにする工程を含むことを特徴とする前記請求の範囲第1項記載の方法。
  20. (20)前記精製化剤が精製される固体材料の融点よりも少なくとも150℃よ り低くない沸点を有する精製化剤から選ばれていることを特徴とする前記請求の 範囲第1項記載の方法。
  21. (21)前記精製化剤が精製される固体材料の融点以上の沸点を有する精製化剤 からなる種類から選ばれていることを特徴とする前記請求の範囲第20項記載の 方法。
  22. (22)除去すべき不純物が精製すべき材料におけるよりもより負側の化学ポテ ンシヤルを前記精製化剤中において有するように前記精製化剤が選ばれているこ とを特徴とする前記請求の範囲第1項記載の方法。
  23. (23)固体材料から不純物を除去するための方法において、 (a)前記固体材料の表面積の重量に対する比が1g当たりについて少なくとも 1cm2であるような形態の前記固体材料を供給し、 (b)前記面体材料を前記固体材料の融点よりも300℃以内の温度で約15分 間ないし約3時間にわたつて前記固体材料から除去すべき前記不純物が前記固体 材料中において有する化学ポテンシヤルよりも低い化学ポテンシヤルを有するよ うな溶融精製化剤と接触させ、前記精製化剤は前記固体材料と実質的に反応せず 、それによつて前記固体材料中の前記不純物を前記溶融精製化材料中に移行させ 、そして (c)前記精製された固体材料を前記固体材料から除去された不純物を含む前記 精製化剤から分離することを含むことを特徴とする前記不純物の除去方法。
  24. (24)前記精製すべき固体材料がチタン、ジルコニウム、バナジウム、クロム 、マンガン、鉄、コバルト、ニツケル、銅、ガリウム、ナトリウム、ホウ素、ゲ ルマニウム、シリコン、ヒ化ガリウム、リン化インジウム、セレン化銅インジウ ム、チツ化シリコン、チツ化ホウ素、炭化タングステンおよび炭化ケイ素からな る種類より選ばれていることを特徴とする前記請求の範囲第23項記載の方法。
  25. (25)前記固体材料がシリコンを含みそして前記溶融精製化剤がシリカ;リチ ウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、ストロンチウム、カルシウムある いはバリウムのケイ酸塩;リチウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、ス トロンチウム、カルシウムあるいはバリウムのハロゲン化物;またはそれらの混 合物からなる種類より選ばれていることを特徴とする前記請求の範囲第23項記 載の方法。
  26. (26)(a)固体シリコンをシリコンの融点以下の温度に加熱し; (b)前記加熱された固体シリコンをシリコンと実質的に反応しない精製化剤と 接触させ;そして(c)シリコン中の不純物を精製化剤中に移行させることを含 むシリコンの精製方法。
  27. (27)前記温度が1300ないし1410℃であることを特徴とする前記請求 の範囲第26項記載の方法。
  28. (28)前記温度が1350ないし1410℃であることを特徴とする前記請求 の範囲第27項記載の方法。
  29. (29)前記シリコンを酸溶出中においてあらかじめ精製する工程を含むことを 特徴とする前記請求の範囲第26項記載の方法。
  30. (30)前記シリコンを薄いシートとして供給しそしてこのシートに対して精製 化剤を加えそして次いでこのシートを連続的に熱処理してシリコンを精製するこ とを特徴とする前記請求の範囲第26項記載の方法。
  31. (31)前記精製化剤がナトリウム塩でありそして前記精製されたシリコン中に 残存するナトリウムを次いで除去することを特徴とする前記請求の範囲第26項 記載の方法。
  32. (32)前記残存ナトリウムを前記シリコンを少なくとも600℃の温度に真空 下で加熱することにより除去することを特徴とする前記請求の範囲第31項記載 の方法。
  33. (33)前記残存ナトリウムを前記シリコンを酸化しそして酸化層をHF中に溶 出させることにより除去することを特徴とする前記請求の範囲第31項記載の方 法。
  34. (34)シリコンを精製する方法において(a)固体シリコンを少なくとも13 00℃であつてシリコンの融点よりも低い温度においてシリカ;リチウム、ナト リウム、カリウム、マグネシウム、ストロンチウム、カルシウムあるいはバリウ ムのケイ酸塩;リチウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、ストロンチウ ム、カルシウムあるいはバリウムのハロゲン化物;またはそれらの混合物からな る群より選ばれている精製化剤と接触させ、そして (b)シリコン中における不純物を精製化剤中に移行させそして前記精製化剤を 前記精製されたシリコンから分離することを含むことを特徴とする前記シリコン の精製方法。
  35. (35)シリコンを精製する方法において、(a)固体状シリコンを平均粒子径 が1mm以下の粒状形態において供給し; (b)前記固体シリコンを酸溶出中においてあらかじめ精製し; (c)前記シリコンを少なくとも1300℃であつてシリコンの融点よりも低い 温度において前記精製化温度でシリコンと実質的に反応しない前記シリコンと接 触する材料を有する容器中において加熱し;(d)前記容器中における前記加熱 された固体粒子状シリコンをシリカ;リチウム、ナトリウム、カリウム、マグネ シウム、ストロンチウム、カルシウムあるいはバリウムのケイ酸塩;リチウム、 ナトリウム、カリウム、マグネシウム、ストロンチウム、カルシウムあるいはバ リウムのハロゲン化物;またはそれらの混合物からなる群より選ばれた精製化剤 と接触させ;(e)シリコン中の不純物を精製化剤中に移行させ;そして (f)前記精製化剤を前記精製されたシリコンから分離することを含むことを特 徴とする前記シリコンの精製方法。
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