JPS6237117A - 合成樹脂射出成形機の射出成形装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、特許請求の範囲第１項の前文に記載の合成
樹脂射出成形機の射出成形装置に関する。即ち、該装置
は、タイバー（１１）上を移動可能な、送りスクリュ（
２２）を備えた可塑化シリンダ（２Ｇ）用の橋絡保持体
（１４）と、送りスクリュ（２２）の射出行程用の少く
とも１つの液圧射出シリンダ（２０，２１）と、送りピ
ストン（１９）が合成樹脂射出成形機の型支持体に軸方
向に固定可能なタイバー（１１）に固定して設けられ送
りスクリュ（２２）が同軸的な回転モータ（２５）と共
にタイバー（１１）上を移動可能な橋絡保持体く１３）
によって収容されるようにされた。射出成形装置を移送
する。タイバー（１１）と同軸の２つの液圧送すシリン
ダ（１ｇ、　ｔ９）と、射出成形装置を合成樹脂射出成
形機の機台（３７）上に支持する支持装置（４１ないし
４７）とを備えた形式のものに関する。

［従来の技術及び問題点］ この形式の公知の射出成形装置（例えば西ドイツ特許出
願公開第２０２０３３７号；特開昭５５−１４０５３８
号；特開昭５５−８９４３４号−第２図）は、専らタイ
バー即ち固定構成要素によって支持されている。

その場合、支持部材特に支持脚は、タイバーの後端部に
結合され、夫々の場合にタイバーにおける前部支持点と
後部支持点との間の軸方向距離は。

送りシリンダおよび射出シリンダの前進行程および後退
行程が可能な程度の大きさにされている。

西ドイツ特許出願公開第２０２０３３７号公報による射
出成形装置の場合、可塑化シリンダ用の橋絡保持体に、
滑り脚部が付加的に固定されている。しかしながら、こ
の滑り脚部は、射出成形装置が動作位置にある場合には
２合成樹脂射出成形機の機台表面から離されている。従
って、この滑り脚部は、その動作位置からずらされた射
出成形装置だけを支持することができる。その限りでは
、この滑り脚部は、射出成形装置の搬出用の補助手段に
過ぎない。

上述の公知の射出成形装置を長時間に亘って苛酷に使用
した場合、案内精度が減退し、これは。

射出成形装置によって射出サイクル時に荷重されるタイ
バーの周期的な湾曲によって必然的に生じることが判っ
た。これは１例えば射出成形装置のノズルが射出成形型
の型中空部の形成に関与する場合、欠点として作用する
。

［目的］ 本発明の基本的な目的は、特に射出成形装置の重量が重
い場合においても、タイバーの寸法を大きくせずに、タ
イバーの周期的な湾曲が本質的に回避されるように、冒
頭に述べた形式の射出成形装置を改良することにある。

［発明による解決手段及び作用効果］ この目的は２本発明によれば、特許請求の範囲第１項の
特徴部に記載の特徴によって達成される。即ち１本発明
は、可動支持部材（４３，４５）と固定支持部材（４４
，４７）とを包含する支持装置（４１ないし４７）が、
支持荷重を伝達する高さ調整装置（４１）を備え、可動
支持部材（４３，４５）が少くとも１つの橋絡保持体（
１３；１４）に固定されることを特徴とする。

このような構成の場合、最適な支持点にすれば送りシリ
ンダを考慮する必要がなくなるため、射出成形装置の後
方の支持点を、かなり前方に、しかも射出成形機の重心
の近くに置くことができる。このようにして、射出成形
装置（ユニット）の重心の近くで支持することによって
、タイバーは支持作用から充分に解放される。

なお、特許請求の範囲に付記した図面川魚符号は理解を
容易にするためであり９本発明を図示の態様に限定する
ことを意味しない。

［好適な実施の態様］ 特許請求の範囲第２項以下に好適な実施の態様を示す。

減圧シリンダを備えた射出成形装置が特許請求の範囲第
９項によって構成され、これによって支持装置の支持点
を越えて後方に突出した射出成形装置の部分が著しく短
縮され、特にタイバーにおいてではなく、双方の橋絡保
持体を包含する（１°・７造単位体において支持される
場合には、タイバーの負荷が一層軽減される。

さらに、このような構成の場合、減圧装置の減圧シリン
ダのプランジャが１回転モータの回り防止装置として使
用される。これによって、射出成形装置の裏側に付随的
な荷重を加える特別な回り防止装置が省かれる。

減圧シリンダは、夫々の射出サイクル時に射出成形型へ
の熱伝達を遮断するため、開放され閉じることが不可能
なノズルを備えた射出成形装置（ユニット）を９時間を
定めて射出成形型から取り除くことを可能にし、その際
、可塑化シリンダ内のプラスチック材料は、減圧シリン
ダの適当な戻り行程によって加圧状態から開放される。

タイバーの周期的な湾曲を一層軽減するため。

重量軽減対策として特許請求の範囲第５項に示す構成が
適用される。

［実施例］ 次に１本発明を実施例の図によって説明する。

この射出成形装置（ユニット）は、タイバ一対のタイバ
ー１１上を移動可能な、送りスクリュ２２および加熱ス
リーブ２６ａを備えた可塑化シリンダ２６用の橋絡保持
体１４を包含している。可塑化シリンダ２Ｇは、前方に
伸びた突出部１４ａによって軸方向に長く伸ばされた橋
絡保持体１４の中心孔に納められている。さらに、射出
成形装置は、射出軸線に設けられ一方向に作動する。送
りスクリュ２２の射出行程用の液圧射出シリンダ２０．
２１を備えている。射出シリンダ２０．２１のシリンダ
２０は、橋絡保持体１４における縦空間部３８を区画す
る。射出軸線の両側にある突出部１４ｂの対応する環状
肩部１４ｃに調心的に置かれている。シリンダ２０の背
面は。

別の橋絡保持体１３の環状肩部１３ａに調心的に置かれ
ている。射出成形装置を射出成形型に移送して取付けか
つ離す２つの液圧送りシリンダ１８．１９が、射出シリ
ンダ２０．２１の両側にタイバー１１と同軸的に設けら
れている。送りピストン１９は、タイバー１１に固定さ
れている。シリンダ１８およびシリンダ２０の軸線は、
同一平面内にある。さらに、送りスクリュ２２の戻り行
程用の減圧シリンダ１６．１７が設けられている。

送りスクリュ２２は、同軸的な回転モータ２５．射出シ
リンダ２０．２１のピストン２１および減圧シリンダ１
１３．１７のシリンダ１６と共に、軸方向移動装置を構
成している。射出シリンダ２０．２１および送りシリン
ダ１８．１９のシリンダ２０．１８は、２つの橋絡保持
体１３．１４と共に、送りシリンダ１８．１９のシリン
ダカバー１８ａを介してタイバー１１に移動可能に支承
された構造単位体Ｅを構成している。プランジャ１７を
有する２つの減圧シリンダ１６．１７が１回転モータ２
５の両側に設けられている。プランジャ１７は、構造単
位体Ｅと剛性的に結合されている。

減圧シリンダ１６．　１７のシリンダ１６は１回転モー
タ２５のフランジ１２に留められている。図示の実施例
において、夫々前側にねじ部を有するプランジャｌ７が
、隣接する橋絡保持体１３にねじ込まれている。ポンプ
導管およびタンク導管用の接続部３０を備えた回転モー
タ２５が、ピストン棒２Ｌａを備えたピストン２１を貫
通するスピンドル２４を介してカップリング２３によっ
て送りスクリュ２２と連結されている。ピストン２１の
射出圧力は、軸端スラスト軸受３４を介してスピンドル
２４にかくて送りスクリュ２２に伝達され、その軸端ス
ラスト軸受３４はスピンドル２４のラジアルフランジに
当接する。前記ラジアルフランジの前方に、゛送すスク
リ：Ｌ２２の戻り行程の場合に軸方向の力を受ける組合
せラジアル・アキシアル・スラスト軸受３５が設けられ
ている。

逆回り止め装置３６は、スピンドル２４および送りスク
リュ２２の送り行程中における不本意な回転運動を防止
する。２つの橋絡保持体１３．１４は、引張り棒１５に
よって互に繋がれ、その場合、シリンダ１８、２０によ
って互に支持され、相互間隔が保持されている。図から
判るように、引張り棒１５の締付はナツト１５ａには容
易に近づくことができる。シリンダ１８．２０は、鋼か
らなるブッシングと１鋳鉄からなる橋絡保持体１３．１
４とから形成されている。射出シリンダ２０．２１のシ
リンダ２０内径は、減圧シリンダ１６．１７のシリンダ
１６の内径の約４倍である。スピンドル２０と送りスク
リュ２２との間のカップリング２３には、空間部３８を
通して近づくことができる。位置センサ３２および３３
は、射出成形装置における液圧制御装置の構成要素であ
る。前可塑化を行なう場合２回転送りスクリュ２２．ス
ピンドル２４１回転モータ２５．およびフランジ１２を
有するシリンダ１６からなる軸方向移動装置は、ノズル
が取付けられた際の前可塑化材料の圧力によって後退す
る。その際、減圧シリンダ１６．１７の拡張されたシリ
ンダ室に油が吸い込まれる。このシリンダの最大行程は
９合成樹脂材料を射出成形型に射出する場合または前可
塑化を行なう場合の射出シリンダ２０．２１のピストン
の最大行程と常に等しい。

射出成形装置の後ろ側は、その２つの橋絡保持体１３お
よび１４を介して、ローラ４０を備えた支持装置によっ
て合成樹脂射出成形機の機台３７に支持することができ
る。図示の実施例において、この支持装置は、射出成形
装置の垂直対称面に置かれ偏心輪４１ｂによって高さが
調整可能な１個のローラ４０を備えている。偏心輪４１
ｂは、短軸４Ｌａによって支柱４７の壁部に支持されて
いる。偏心輪４１ｂには、ころがり軸受で支承されたロ
ーラ４０が回転可能に設けられている。支持装置の高さ
を適切に調整することによって、射出成形装置の支持装
置の高さと機台表面との間隔に生じる製造許容差を補償
することができる。この支持装置は、中空断面から成る
支柱４７．およびローラ４０を備えた偏心輪４１ｂのほ
かに、硬化された帯板４３によって補強された橋絡支持
台４５を包含している。この橋絡支持台４５は、橋絡保
持体１３．１４の間に伸び、これに固定されている。

帯板４３はローラ４０の誘導路を形成している。射出成
形装置が、射出成形型に取付けられ、または射出成形型
から離される場合、射出成形装置は。

成る範囲において、ローラ４０上を射出成形型の方向に
移送されるか又は射出成形型から離れる方向に移送され
、その際、射出成形装置のかなりの負荷が硬化された帯
板４３を備えた橋絡支持台４５を介して、支持装置のロ
ーラ４０に加えられる。従って、支持装置は、固定され
た支持部材４４．４７と。

可動支持部材４３．４５と、支持荷重を伝達する高さ調
整装置４１とを包含している。ローラ４０（または滑り
部材）は、支持部材４４．４７．４３．４５の間の相対
運動を可能にしている。

支柱４７は、結合部材４４を介して、支持脚１０の横桁
１０ａと分解可能に結合されている。この結合部材はＴ
字状に形成されている。この結合部材の後方端部に支柱
４７が固定されている。結合部材４４の横脚部４４ａは
溝を備え、この溝の中に支持脚１０の横桁１０ａが、固
定するために嵌込まれている。

従って、射出成形装置の結合部材４４を備えた支持装置
は１機台３７に分解可能に載置された組立体を構成して
いる。この理由から、タイバー１１を射出成形機の固定
された型支持体から外した後、全体の射出装置を、すべ
ての支持装置と共に機台上で移動することが可能である
。これは２例えば、送リスフリユを交換するため可塑化
シリンダから抜き取ることができるようにするため、射
出成形装置を射出軸線と傾斜させる必要がある場合に重
要である。射出成形装置が垂直な動作位置に移された場
合、支柱４７は、ローラ４０および結合部材４４と共に
機台に残ることができる。

橋絡保持体１４の突出部１４ａは落下孔３１および３Ｌ
ａを備え、この孔は射出成形装置が水平または垂直な配
置の場合に必要に応じて使用される。

ローラ４０の支持に適する高さに調整された偏心輪４１
は、ねじを備えた短軸４１ａと螺着するナツト４Ｂによ
って、その角度位置に締付けられる。ナツト４６によっ
て、偏心軸が１回転軸受を形成する支柱４７の平行な壁
に保持され、その場合、他方の短軸の頭部が、帯板４３
から距離を置いて終結する支柱４７の隣接する壁に押圧
される。支柱４７と帯板４３との間の間隙は、射出成形
装置と支柱４７との間の相対運動の場合に帯板４３上を
滑る弾性舌状片４２によって閉塞される。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図、第３図は本発明の一実施例を示す平面
図、側面図、正面図である。 １０・・・支持脚。 １０ａ　・・・横桁。 １１・・・タイバー。 １３、１４・・・橋絡保持体。 １６・・・減圧シリンダ。 １７・・・プランジャ。 １８・・・送りシリンダ。 １９・・・送りシリンダピストン。 ２０・・・射出シリンダ。 ２１・φφピストン。 ２２・・・送りスクリュ。 ２５・・・回転モータ。 ２Ｂ・・・可塑化シリンダ。 ３７・・・機台。 ４０・拳・ローラ。 ４１・・・高さ調整装置。 ４１ａ　・・・短軸。 ４１ｂ　・・・偏心輪。 ４３・・・帯板（可動支持部材）。 ４４・・・結合部材（固定支持部材）。 ４５・・・橋絡支持台（可動支持部材）。 ４７・・・支柱（固定支持部材）。 特許出願人　カ　ル　ル　・　ヘ　−　ル代　　理　　
人　　弁理士　　加　　藤　　朝　　道（他１名）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）合成樹脂射出成形機の射出成形装置であって、該装
   置は、タイバー上を移動可能な、送りスクリュを備えた
   可塑化シリンダ用の橋絡保持体と、送りスクリュの射出
   行程用の少くとも１つの液圧射出シリンダと、送りピス
   トンが合成樹脂射出成形機の型支持体に軸方向に固定可
   能なタイバーに固定して設けられ送りスクリュが同軸的
   な回転モータと共にタイバー上を移動可能な橋絡保持体
   によって収容されるようにされた、射出成形装置を移送
   する、タイバーと同軸の２つの液圧送りシリンダと、射
   出成形装置を合成樹脂射出成形機の機台上に支持する支
   持装置とを備えた形式のものにおいて、可動支持部材（
   ４３、４５）と固定支持部材（４４、４７）とを包含す
   る支持装置（４１ないし４７）が、支持荷重を伝達する
   高さ調整装置（４１）を備え、可動支持部材（４３、４
   ５）が少くとも１つの橋絡保持体（１３；１４）に固定
   されることを特徴とする合成樹脂射出成形機の射出成形
   装置。 ２）高さ調整装置（４１）は、可動支持部材（４３、４
   ５）と固定支持部材（４４、４７）との間の相対運動を
   可能にする、偏心輪（４１ｂ）によって高さの調整が可
   能なローラ（４０）を有することを特徴とする特許請求
   の範囲第１項記載の射出成形装置。 ３）偏心輪（４１ｂ）が、中空断面から成る支柱（４７
   ）に短軸（４１ａ）によって支承され、ローラ（４０）
   によって包囲されることを特徴とする特許請求の範囲第
   ２項記載の射出成形装置。 ４）ローラ（４０）が、固定支持部材（４４、４７）に
   設けられ、双方の橋絡保持体（１３、１４）に保持され
   誘導路の役割をなす橋絡支持台（４５）の帯板（４３）
   に接することを特徴とする特許請求の範囲第２項または
   第３項記載の射出成形装置。 ５）橋絡保持体（１３、１４）は、送りシリンダ（１８
   、１９）のシリンダ（１８）および射出シリンダ（２０
   、２１）のシリンダ（２０）によって互に支持され、か
   つこれらのシリンダ（１８、２０）と共に構造単位体（
   Ｅ）を構成し、該シリンダ（１８、２０）の軸線は１つ
   の水平面にあることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   ないし第４項のいずれかに記載の射出成形装置。 ６）射出成形装置が付加的に支持脚（１０）によって機
   台（３７）に支持され、この支持脚（１０）は、射出成
   形装置が射出成形型に取付けられた場合に送りシリンダ
   （１８、１９）の前側シリンダカバー（１８ａ′）のす
   ぐ前方にある平面（ａ−ａ）内においてタイバー（１１
   ）に結合されることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   ないし第５項のいずれかに記載の射出成形装置。 ７）支持脚（１０）はＵ字形湾曲金具によって形成され
   、機台（３７）の表面に載置された支持脚（１０）の横
   桁（１０ａ）は、射出軸線と直角に伸びることを特徴と
   する特許請求の範囲第６項記載の射出成形装置。 ８）支持装置の固定支持部材（４４、４７）が、結合部
   材（４４）を介して支持脚（１０）の横桁（１０ａ）と
   分解可能に結合されることを特徴とする特許請求の範囲
   第１項ないし第７項のいずれかに記載の射出成形装置。 ９）減圧シリンダ（１６、１７）は、送りスクリュ（２
   ２）用の橋絡保持体（１３）に固定されて回転モータ（
   ２５）の両側に設けられ、シリンダ（１６）を介して回
   転モータ（２５）と結合されたプランジャ（１７）を包
   含することを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第
   ８項のいずれかに記載の射出成形装置。