JPS62132850A - フッ素化アクリルモノマーとその製造方法 - Google Patents

フッ素化アクリルモノマーとその製造方法

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JPS62132850A
JPS62132850A JP61288618A JP28861886A JPS62132850A JP S62132850 A JPS62132850 A JP S62132850A JP 61288618 A JP61288618 A JP 61288618A JP 28861886 A JP28861886 A JP 28861886A JP S62132850 A JPS62132850 A JP S62132850A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は繊維、カーペット、壁カバー、木、健材、金属
およびプラスチックのような基材を炭水および撥油処理
するためのフッ素化物に関するものであり、特に、その
対象は最終仕上げおよび保存において可撓性、優れた外
観および感触を有しなければならない皮の保護に用いる
ことができるフッ素化物に関するものである。
従来の技術 これらの用途にフッ素化アクリル樹脂を用いることは周
知であるが、多くの欠点、すなわち、少しベク付きがあ
り、耐クリーニング性、耐摩耗性が低く、支持体の外観
が少し変化するといった欠点がある。
ベルフルオル基とウレタン結合を含む組成物は既に公知
であり、米国特許第3.468.924号、第3゜50
3、915号、第3.528.849号、第3.896
.035号、第3.896.251号1.第4.024
.178号、フランス特許第2.062.244号、ド
イツ特許第1.620.965号、カナダ特許第1.0
71.225号、欧州特許第103.752号、スイス
特許第520.813号、スイス特許第512.624
号等を参照されたい。
しかし、これら製品はその中間体の合成が難しいか、製
膜性が無いためアクリル系コポリマーと組合せなければ
ならないため必ずしも満足なものではなく、ドライクリ
ーニングに対する耐久性が無く且つ/または汚染防止特
性が悪いか、逆に、溶剤への溶解度が低いため水性エマ
ルジョンとして用いなければならない。
電気記録による透明部の作成中における印刷粉末の転写
を防止するためにウレタン基を含むフッ素化ポリマーを
使用することが欧州特許第0.100゜227号で提案
されている。特に、この特許には下記式: のフッ素化ジウレタンから誘導されるポリマーが記載さ
れている。
しかし、このフッ素化ジウレタン(I)から得られたポ
リマーは、不溶性ゲルの形成、あるいは疎水性および疎
油性に関する性能が不十分であるという欠点を有してい
る。
欧州特許第0.100.227号の式(I)の化合物の
ようにポリフッ素化チェーンが2位に結合しているので
はなく4位に結合したフッ素化ウレタンを用いることに
よって上記の欠点を無くすことができるということが偶
然に発見された。ポリフッ素化チェーンを4位に有する
これらジウレタンから誘導されるポリマーは通常の溶媒
に良く溶け、優れた疎水性と疎油性を示し、特に皮の処
理には全体的に適している。
本発明の第1の対象は下記の一般式: Rpは2から20の炭素原子(好ましくは4から16)
を含む直鎖または分岐鎖を有するベルフルオルアルキル
基を表わし、 Rは水素原子または、好ましくはメチル基を表わし、 Aは2から9の炭素原子を有し且つ一つ以上の酸素原子
を含むことができる2価結合を表わし、Qは酸素または
硫黄原子または−NR’−基で、Roは水素原子または
1から4の炭素原子を含むアルキル基を表わし、 Wは炭素を介してQに結合し、一つ以上の酸素、硫黄お
よび/またはチッ素原子を含むことができる2価結合を
表わす。) のフッ素化アクリルモノマーとしてのジウレタンである
本発明による式(n)のフッ素化アクリルモノ。
マーは第1段階において、トルエン2.4−ジイソシア
ネートを実質的に等モル量の式:%式%() のポリフッ素化化合物と反応させて、式:0     
        (IV)のフッ素化ウレタン−イソシ
アネートの形とし、次いでこれを実質的に等モルlの下
記式:のアクリルエステルと反応させることによって作
ることかできる。
上記のフッ素化化合物(III)はヒドロキシ末端、チ
オール末端あるいはアルキレンブリッジを介して直接に
またはスルホンアミド、カルボキシアミド、エーテル、
チオエーテル、スルホニルまたはカルボキシルエステル
基を介してベルフルオル基に結合された第1または第2
アミノ基の形の移動性水素原子を含む化合物である。
このポリフッ素化化合物の例としては特に以下の式に基
づくものを挙げることができる。
RP −(CH2)、−OH(III−a)RP   
(CH2)P   O(CH2)q  0H(I[I−
d) Rp   (CH2)p  S   (CH2)−08
(III−e) Rp  −(CH2)p −(OCH,CH2)q −
0H(III−f ) Rp   (CH2)P   S 02   (CH2
)qOH([I−g) RF   CH=CH(CH2)P  OH(III 
 J)RF  −(CH2)p −3H(III−k)
RP   (CH2)P   NH2(III  1)
5、・CH3 ここで、RF とR″は上記と同じ意味を有し、記号p
とqは同一でも異っていてもよく、いずれも1から20
、好ましくは2または4に等しい整数を表わす。経済的
理由および実用上の理由から、種々のRF基を有する化
合物の混合物を用いるのが特に有利である。
これら化合物(III)の中で、式(I[I−a)、(
III−c)および(I−k)は、pとqが2に等しい
のが好ましい。
式(V)のエステルの例としては特に、エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、1.3−プロパンジオー
ル、ブタンジオール、3−フェノキシ−1,2−プロパ
ンジオールおよびトリエチレングリコールのようなジオ
ールまたはポリアルキレングリコールのモノアクリレー
トおよびモノメタクリレートを挙げることができる。好
ましくはメチレングリコールモノメククリレートが用い
られる。
本発明によるフッ素化アクリルモノマー(II)の合成
は有機溶媒、例えばメチルエチルケトンやメチルイソブ
チルケトンのようなケトン系溶媒、酢酸エチルや酢酸ブ
チルのようなエステル、トルエンのような芳香族溶媒、
ヘキサン、ヘプタンあるいはシクロヘキサンのようなア
ルカン類、ジイソプロピルエーテルやテトラヒドロフラ
ンのようなエーテル、1.1.1−)10ルエタンやト
リクロルトリフルオルエタンのようなハロゲン化溶媒、
さらにはジメチルホルムアミドおよびN−メチルピロリ
ドン中で行うことができる。
ポリフッ素化化合物R,−W−Q−Hおよびエステル(
V)のN=C=O基への付加反応は30〜90℃で不活
性雰囲気、例えば無水チッ素下で行われる。ポリフッ素
化化合物の付加反応は遅いので、触媒、例えばトリエチ
ルアミン、トリエチレンジアミンおよびN−メチルモル
ホリンのような第三アミン、ジブチル錫ジラウレートお
よび錫オクトエートのような錫塩、あるいは鉛ナフチネ
ートのような鉛塩の存在下で行うのが好ましい。これら
触媒は上記両反応物の全重量に対して0.05から1%
の割合で用いられ、反応物のいずれか一方または両方と
一緒に導入される。
対称2付加生成物、すなわち式: %式%() が付随的に生成するのを制限するために、ポリフッ素化
化合物(I[I)はゆっくりと、反応がほぼ瞬間的に行
われ且つトルエンジイソシアネートに対して化合物(I
II)が常に不足するような稀釈および温度の条件下で
添力dするのが好ましい。この対称2付加生成物の生成
を完全に防止することは不可能であるが、重合に用いら
れるアクリルモノマー(■)の溶液中にこれらの生成物
が存在しても妨害にはならない。しかも、これら生成物
はモノマー(n)よりも溶媒に溶けにくいので、希望で
あれば、分別結晶や濾過によってこれらを除くことがで
きる。
極めて高価である精製2.4−)ルエンジイソシアネー
トの代りに、2,6−異性体を約35重量%まで(好ま
しくは約20重量%まで)含む工業用トルエンジイソシ
アネートを用いるのが経済的に有利である。すなわち、
比率が相対的に低い限り、この2.6−異性体への付加
物が存在しても、前記用途に不利になることはない。
本発明の対象はさらに、式: NH−C−Q−W−RF 0                (■)の単位を含
むポリマーである。なお、各記号は前記と同じ要素を示
す。これらポリマーは式(n)のモノマーから単一(ホ
モ)重合するか、全モノマー重量に対して90重量%(
好ましくは約50%)までの範囲の割合のフッ素化され
た、またはされていない他のモノマーと共重合すること
によって得ることができる。
本発明で用いることができるコモノマーの例としては以
下のものを挙げることができる:エチレン、プロピレン
、イソブタン、3−10ロー1−イソブチン、ブタジェ
ン、イソプレン、クロロ−おヨヒシクロロブタジエン、
フルオロ−およびジフルオロブタジェン、2,5−ジメ
チル−■、5−へキサジエン、ジイソブチレンのような
ハロゲン化された、またはされない低オレフィン系炭化
水素: 塩化ビニルまたは塩化ビニリデン、フッ化ビニルまたは
フッ化ビニリデン、アリルブロマイド、メクリルクロラ
イドのようなビニル、アリルまたはビニリデンのハロゲ
ン化物; ビニルトルエン、α−メチルスチレン、α−シアンメチ
ルスチレン、ジビニルベンゼン、N−ビニルカルバゾー
ルのようなスチレンとその誘導体;酢酸ビニル、プロピ
オン酸ビニル、「パーサティック酸」の名で知られた酸
のビニルエステル、ビニルイソブチレート、ビニルセネ
シオエート、ビニルスジネート、ビニルイソブチレ−ト
、ビニルステアレート、ジビニルカーボネートのような
ビニルエステル: アリルアセテート、アリルヘプタノエートのようなアリ
ルエステル; セチルビニルエーテル、ドジシルビニルエーテル、イソ
ブチルビニルエーテル、エチルビニルエーテノペ2−ク
ロロエチルビニルエーテル、テトラアリルオキシエタン
のようなハロゲン化されたまたはされないアルキルビニ
ルまたアルキルアリルエーテル; ビニルメチルケトンのようなビニルアルキルケト ン 
; アクリル酸、メタクリル酸、α−クロロアクリル酸、ク
ロトン酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、シトラ
コン酸、セネシオ酸のような不飽和酸と、それらの酸無
水物およびそれらのエステ/L’% 例エバ、ビニルエ
ステル、アリルエステル、メチルエステル、ブチルエス
テル、インブチルエステノペヘキシルエステル、ヘプチ
ルエステル、エチル−2−ヘキシルエステル、シクロヘ
キシルエステル、ラウリルエステル、ステアリルエステ
ル、右よびセルソルブアクリレートおよびメタクリレー
ト、ジメチルマレート、エチルクロトネート、酸メチル
マレート、酸ブチルイタコネート、エチレングリコール
またはトリエチレングリコールジメタクリレートのよう
なグリコールまたはポリアルキレングリコールジアクリ
レートおよびジメタクリレート、ジクロロホスファトエ
チルメタクリレートのようなジクロロホスファトアルキ
ルアクリレートおよびメタクリレート、さらに酸ビス(
メタクリロイルオキシエチル)ホスフェート、およびメ
タクリロイルオキシプロピルトリメトキシシラン; アクリロニトリル、メタクリロニトリフペ2−クロロア
クリロニトリノペ2−シアノエチルアクリレート、メチ
レングルタロニトリノペビニリデ。
ンシアナイド、イソプロピルシアノアクリレートのよう
なアルキルシアノアクリレート、トリサクリロイルヘキ
サイドロ−5−)リアジン、ビニルトリクロロシラン、
ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン
、N−ビニル−2−ピロリドン; アリルアルコール、アリルグリコレート、インブテンジ
オーノペアリルオキシエタノール、0−アリルフェニノ
ペジビニルカルビノール、グリセロールアリルエーテル
、アクリルアミド、メタクリルアミド、マレアミドおよ
びマレイミド、N−(シアノエチル)アクリルアミド、
N−イソプロピル−アクリルアミド、ジアセトンアクリ
ルアミド、N−(ヒドロキシメチル)−アクリルアミド
および−メタクリルアミド、N−(アルコキシメチル)
−アクリルアミドおよびメタクリルアミド、グリオキザ
ールビスアクリルアミド、ナトリウムアクリレートまた
はメタクリレート、2−スルホエチルアクリレート、ビ
ニルスルホン酸およびスチレン−p−スルホン酸および
そのアルカリ金属塩、3−アミノクロトノニトリル、モ
ノアリキルアミン、ビニルピリジン、グリシジルアクリ
レートまたはメタクリレート、アリルグリシジルエーテ
ル、アクロレイン、N、N−ジメチルアミノエチルまた
はN−tert−ブチルアミノエチルメタクリレート; 一般式: %式% (ここでRp 、W、Rは前記と同じ意゛味を表わす)
の不飽和フッ素エステル。
これらのコモノマーは公知の方法、例えば、例えば硫酸
またはp−トルエンスルホン酸の触媒の存在下で、例え
ばアクリル酸、メタクリル酸またはクロトン酸のような
、式: のアルケンモノカルボン酸によって式:Rp −W−O
H(X) の対応ポリフッ素化アルコールのエステル化によって作
ることができる・。式(X I )の酸の代りに、その
エステル、酸無水物またはハロゲン化物を用いることも
できる。式(X)のポリフッ素化アルコールの例として
は特に前記の式(II−a)から式(II[−j)のも
のを挙げることができる。
本発明で使用できるコモノマーの例としては、さらに以
下のものを挙げることができる:前記式(■)の化合物
; 式: の不飽和エステル(これは式(XI)のアルケンモノカ
ルボン酸と式: %式% [) のフッ素化エポキシとの縮合で得られる);II R40(C)12−CHO)l、QCC=CH20(X
rV) のポリエチレングリコールまたはポリプロピレングリコ
ールのエーテルのアクリレートおよびメタクリレート(
ここでR3は水素原子またはメチル基を示し、R4はア
ルキル基を示し、nは2〜IOの整数である);さらに 式: の化合物(ここで、Q、 R,R1−およびWは前記と
同じ意味を表わし、A゛は2または3の炭素原子を有す
るアルキレン基を示し、Rsはアルキル、シクロアルキ
ルまたはピペラジニル基を示し、Zは脂肪族、脂環式ま
たは芳香族2価結合を示す)。
これらの化合物は1985年10月16日出願のフラン
ス特許第85/15.347号の主題であり、これらは
実質的に等モル量の式(III)のポリフッ素化化合物
と式: の第2アミノ基を含むアクリルエステルを脂肪族、脂環
式または芳香族ジイソシアネートと、前述のモノマー(
II)製造の際と同様の条件下で反応させることによっ
て得られる。
上記の各コモノマーのうち、特に好ましいものとしては
ヒドロキシル基、アミノ基またはスルホン酸官能基を含
む、または含まない単純な、アルキルアクリレートおよ
びメタクリレート、フッ素化化合物(IX)および(X
V) 、ポリエチレングリコールエーテルのメタクリレ
ート、ヒ冊ルエーテル、塩化またはフッ化ビニルまたは
ビニリデン、ビニルピロリドン、アクリルアミドとその
誘導体およびアクリル酸およびメタクリル酸を挙げるこ
とができる。
本発明のフッ素化ポリマーはそれ自体公知の方法で有機
溶媒または水性エマルジョン中で室温から反応媒体の沸
点までの範囲の温度下で重合することによって得ること
ができる。好ましくは70〜100℃の温度下で行う。
モノマーの全濃度は5〜60重量%にすることができる
溶媒中での重合はケトン系溶媒(例、アセトン、メチル
エチルケトン、メチルイソブチルケトン)、アルコール
(例、イソプロパツール)、エステル(例、エチルアセ
テート、ブチルアセテート)、エーテル(例、ジイソプ
ロピルエーテ/L/、エチレングリコールエチルまたは
メチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン)、
脂肪族または芳香族炭化水素、ハロゲン化炭化水素(例
、ペルクロロエチレン、1.1.1−)’Jりooエタ
ン、トリクロロトリフルオロエタン)、ジメチルホルマ
ミドまたはN−メチル−2−ピロリドン中で行うことが
できる。
重合は重合開始剤の存在下で行われる。この開始剤は当
該モノマーの全重量に対して0.1から1.5%の割合
で用いられる。開始剤として用いられる過酸化物の例は
ベンゾイルペルオキシド、ラウロイルペルオキシド、ス
クシニルペルオキシドおよびt−ブチルペルビバレート
、または2,2”−アゾビスイソブチロニトリル、4.
4“−アゾビス(4−シアノペンタノン酸)およびアク
リルアミドのようなアゾ化合物である。さらに、U■照
射およびベンゾフェノン、2−メチルアントラキノンま
たは2−クロロチオキサントンのような光開始剤の存在
下で行うこともできる。ポリマーチェーンの長さは必要
に応じて連鎖移動剤、例えばアルキルメルカプタン、四
塩化炭素またトリフェニルメタンをモノマー全重量に対
して0.05から0.5%の割合で用いることによって
も調節することができる。
水性エマルジョン中での重合は公知の方法で連続的また
は不連続的に実施できる。この乳化に用いられる層界面
活性剤は最終ラテックスに要求されるイオン特性に応じ
てカチオン性、アニオン性または非イオン性にすること
ができ、好ましくは、できるだけ湿潤の少ない最適の水
中油彩乳化剤から選択する。好ましくはカチオン/非イ
オン系またはアニオン/非イオン系界面活性剤を用いる
使用できる界面活性剤の例としては特に以下のものが挙
げられる: カチオン系ではN−N−ジメチルオククデシルアミンア
セテートのような長鎖第三アミン塩および臭化トリメチ
ルセチルアンモニウムまたは塩化トリメチルドジシルア
ンモニウムのような脂肪アミンの第四アンモニウム塩; アニオン系では長鎖アルキルスルホン酸およびアルカリ
金属アリールアルキルスホネート;非イオン系ではエチ
レンオキサイドと脂肪酸アルコールまたはアルキルフェ
ノールとの縮合生成物。
さらに、ペルフッ素化疎水チェーンを有する界面活性剤
、例えばベルフルオロロクタノエートアンモニウムマタ
はN−ペルフルオロオクチルスルホニル−N−エチルア
ミンアセテートカリウムを用いれば有利である。
上記モノマーの乳化を容易にするためには、一般に有機
溶媒、例えば、ケトン類(アセトン、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン)、グリコールまたはエチ
レングリコールエーテル類、アルコール類(メタノール
、エタノール、イソプロパツール)またはこれら溶媒の
混合物を用いる必要がある。これら溶媒の量は一般にモ
ノマーの総重量を超えてはならない。
水性エマルジョンでの重合開始剤としては無機過酸化物
(例、過酸化水素)および過酸塩(例、過硫酸カリ)の
ような水溶性のもの、あるいは、上記の有機過酸化物お
よびアゾ化合物のような水溶性開始剤を用いることがで
きる。
本発明のフッ素化ポリマーはさらに式(IV)のフッ素
化ウレタン−イソシアネートをOH側基を有するアクリ
ル系ポリマーにグラフトさせて得られる。このアクリル
系ポリマーは、式(V)のアクリルエステルを単独重合
するかこれと前記コモノマーの一つまたは複数とを共重
合することによって得られる。このグラフト操作はエス
テル(V)をフッ素化ウレタン−イソシアネート(IV
)へ付加するのと同じ条件下で実行できる。OH側基を
有するアクリルポリマー自体は式(II)のモノマーを
重合するための上記と類似の条件下で溶媒中で重合する
ことにより得ることができる。
どのような方式で作ったにせよ、得られた本発明のフッ
素化ポリマーは公知の方法、例えば沈殿または溶剤の蒸
発によって単離することができる。
本発明によるフッ素化ポリマーは非常に多種の材料、例
えば、紙、不織物品、天然または人工あるいは合成の繊
維よりなる織布、プラスチック、木、金属、ガラス、石
およびセメントにおいて優れた疎水および疎油剤となる
ことが証明されているが、特に、皮の保護として、その
仕上げ用およびレザークロス(衣料)、靴、皮革装身具
、座席等の皮製品の保存用に適している。
使用時には、一般にポリマー溶液を重合用に用いたもの
と相溶性のあるまたはそれと同じ溶剤で希釈スる。ポリ
マーのエマルジョンの場合には水。
で希釈する。この希釈物は種々の方法、例えばスプレー
、ブラシ塗布およびパッチングで塗布できる。処理済み
物品はその性質に応じて室温または200℃以下の温度
で乾燥する。
使用するポリマーの量は支持体の特性およびポリマーの
フッ素含有量に応じて広範囲に変えることができる。皮
の場合、この量は一般に1〜10g/crlである。
以下に、本発明を実施例で説明するが、本発明はこれに
限定されるものではない。なお、特にことわらない限り
、部および%は重量基準である。
実施例1 攪拌器と、温度計と、還流冷却器と、滴下ロートと、チ
ッ素供給口と、加熱器とを備えた容量1.000部の反
応器に90部のトリクロロトリフルオルエタンと8.7
部の精製トルエン2.4−ジイソシアネ−)(0,05
モル)とを装入した。乾燥チッ素流で反応器内の空気を
置換した後、上記溶液を還流(50℃)し、20部のト
リクロロトリフルオルエタン中に18.2部の2−ベル
フルオルヘキシルエタノールC[1FI3C2H40H
(0,05モル)と0.1部のジブチル錫ジラウレート
を溶かした溶液を2時間かけて滴下した。これにより得
られた白色懸濁液をさらに0.5時間50℃に維持した
。クロマトグラフ分析(GC)の結果、フッ素化アルコ
ールは完全に消失し、2−インシアネート−4−ウレタ
ンの他に対称な2.4−2付加物(モル分率=20%)
が形成されていることが示された。
次いで、10部のトリクロロトリフルオロエタン中に6
.5部の2−ヒドロキシエチルメタクリレート(0,0
5モル)を溶かした溶液を滴下し、一時間還流した。溶
剤を蒸発後に、ジウレタンモノマーと対称2付加物の混
合物33gが得られた。対称2付加物はトルエン中で分
別結晶化により除去した。
得られた無色シロップ液は(’Hおよび+3C)”NM
R分析の結果、下記の構造であることが確認された。
1Hスペクトル:次のピークが観察された:1.95p
pm  : hの所のOH5のプロトン2.18ppm
  : aの所のCH,のプロトン2.50ppm  
: kの所のCH,のプロトン4.41ppm  : 
cおよびdの所(7)CH2(7)プロトン4.44p
pm  : jの所のCH,のプロトン5.59および
6.15ppm:gの所のCH,のプロトン6.60I
]pm  : 4位に結合したNHのプロトン7、QQ
ppm  : 2位に結合したNHのプロトン7.77
ppm  : 3位に結合したCHのプロトン13cス
ペクトル二次のピークが観察された:16、48ppm
 : Ca 17、72ppm : Ch 30、64ppm : Ck 56、74pI]m : Ct 62.5および62.9ppm  :CcおよびC81
12、85ppm  : C3 115,24ppm  : C5 123、63ppm  : CL 125.63ppm  : c。
130.44pI]m  : Cs 135、8および135.9  :C,およびCf13
6、4ppm : C4 153゜06および153.65 : C,およびC1
167、O3ppm  : C。
実施例2 攪拌器と、温度計と、還流冷却器と、滴下ロートと、チ
ッ素供給口と、加熱器とを備えた容量が500部の反応
器に127部の無水メチルイソブチルケトンと、17.
4部(0,1モル)のトルエンジイソシアネー) (2
,4−異性体80%と2.6−異性体20%の混合物)
および0.1部のジブチル錫ジラウレートとを装入した
。乾燥チッ素で反応器中の空気を置換後、反応媒体の温
度をサーモスタット付き油浴を用いて80℃にし、予め
用意されていた36.4部(0,1モル)の2−ペルフ
ルオロヘキシルエタノールCs F r s C2H4
0Hと36.4部のメチルイソブチルケトンを含有する
溶液を1時間半かけて滴下した。混合物をさらに30分
間80℃に維持した後の化学分析の結果、−NCO基の
半分が反応していることがわかった。GCクロマトグラ
フ分析の結果、2−イソシーネート−4−ウレタンの他
に約20モル%の対称2.4−2付加物が生成している
ことがg忍められた。
次いで、0.06部のハイドロキノンメチルエーテルを
添加し、さらに、13部(0,1モル)の2−ヒドロキ
シエチルメタクリレートを15分かけて滴下し、混合物
をさらに1時間80℃に維持した。クロマトグラフ分析
の結果、2−ヒドロキシエチルメタクリレートが全く残
っていないことが示された。溶液を約35℃で濾過して
から冷却した。その結果得られた溶液(S2)は本発明
のモノマーと、分離する必要のない対称ジウレタンとの
混合物であった。この溶液は乾燥固形分29%、フッ素
10.73%を含有していた。
実施例3 実施例2と同じ操作を行ったが、ペルフルオロヘキシル
エタノール溶液の代りに46.4部のペルフルオロオク
チルエタノールCeF+tC2H40Hを46.4部の
メチルイソブチルケトンに溶かした溶液を用いた。2付
加物への転換率は少し高かった(約30%)。得られた
溶液(S3)を冷却して分別結晶化した。乾燥固形物は
29%で、フッ素は12゜2%であった。
実施例4 実施例2と同じ操作を行ったが、ベルフルオルヘキシル
エタノール溶液の代りに48.5部のメチルイソブチル
ケトン中に48.5部のフッ素化スルファミドルアルコ
ール(式: C11F13C2H4SO2N (CH3
)C,H,OH)を溶かした溶液を用いた。2,4一対
称2付加物への転換度は40%であった。この溶液(S
4)を冷却して分別結晶化したものは乾燥固形物20%
を含み、フッ素は9%であった。
実施例5 実施例2と同じ操作をしたが、ペルフルオロヘキシルエ
タノールの代りに48部のメチルイソブチルケトン中に
48部のフッ素化チオールC3Fl?C2H1SHを溶
かした溶液を用いた。対称2付加物のモル比は24%で
あり、得られた溶液(S5)を冷却して分別結晶化させ
たものは乾燥固形分29%を含み、フッ素は11.9%
であった。
実施例6 実施例2と同じ操作であるが、2−ヒドロキシエチルメ
タクリレートの代りに11.6部の2−ヒドロキシエチ
ルアクリレ−) (0,1モル)を用いた。
これから得られた溶液(Se)は乾燥固形分24.6%
を含み、フッ素は9.3%であった。
実施例7 実施例2と同じ操作であったが、2−ヒドロキシエチル
メタクリレートの代りに13部の2−ヒドロキシプロピ
ルアクリレート(061モル)を用いた。
得られた溶液(S7)は乾燥固形分25%を含み、フッ
素は9.25%であった。
実施例8 実施例2と同じ操作であったが、2−ヒドロキシエチル
メタクリレートの代りに14.4部の4−ヒドロキシブ
チルアクリレート(0,1モル)を用いた。
得られた溶液(S8)は乾燥固形分29%、フッ素10
.5%を含んでいた。
実施例9 攪拌器と、温度計と、還流冷却器と、チッ素供給口と、
加熱器とを備えた容量250部の反応器に、125部の
前記溶液(S2)を装入し、チッ素を表面に15分間フ
フラッシュ、温度を90℃にした。0.3部のラウロイ
ルペルオキシドと0.2部のt−ブチルペルピバレート
を添加した。温度を90℃のままさらに6時間維持し、
同量の開始剤を2時間後と4時間後に添加した。混合物
の冷却後に得られる、澄んだ黄色溶液(32P)が本発
明のホモポリマー溶液である。この溶液は乾燥固形物2
9%、フッ素10.7%を含んでいた。
実施例3から8の溶液S3、S4、S5、Se、S7お
よびS8について同様の操作を行って、本発明のホモポ
リマーの溶液S3Pから5IIPを得た。
32PからSepの各溶液をメチルイソブチルケトンで
希釈して、フッ素を0.20%含む溶液とした。
これら希釈溶液を野菜なめしして毛を完全に抜いた牛皮
に200g/m’の割合でスプレーし、室温中で一晩乾
燥後、次のテストを実施した:WR試験(耐水性):皮
の表面に滴下した水滴が浸透する時間で測定。
OR試験(耐油性):皮の表面に滴下した液体パラフィ
ン小滴が浸透する時間で測定。
下記の表には得られた結果をまとめて示しである。比較
のために未処理の皮についても示しである。
実施例10 実施例9と同じ装置を備えた容量1.000部の反応器
に上記溶液(S2)  310.3部と、メチルイソブ
チルケトン50部と、2−エチルへキシルメタクリレー
ト90部を仕込んだ。反応器をチッ素でフラッシュ後に
温度を90℃に上げ、0.3部のラウロイルペルオキシ
ドと0.2部のt−ブチルペル、ピバレートを添加し、
次いで温度を90℃に6時間維持しながら、2時間毎に
上記と同一量の開始剤を添加した。
得られた澄んだ黄色のコポリマー溶液(310)は40
%の不揮発分を含み、フッ素を7.5%含んでいた。
実施例11 実施例10と同じ条件下で、310.3部の上記溶液(
S2)と、30.6部の2−エチルへキシルメタクリレ
ートc!:、59.4部の2ペルフルオロヘキシルエチ
ルメタクリレートとを50部のメチルイソブチルケトン
中で共重合した。
得られたコポリマー溶液(Sll)は透明で不揮発分3
9.1%とフッ素14.6%を含んでいた。
実施例12 実施例10と同じ操作をしたが、2−エチルへキシルメ
タクリレートは36部しか用いなかった。また、残りは
式: %式% これらの平均重量比は47:32:13: 5 : 2
 : 1である)のポリフッ化アクリルモノマーの混合
物54部に代えた。
得られた黄色のコポリマー溶液(S12>は透明で少し
粘稠であった。この溶液は不揮発分38.8%を含み、
フッ素を14.1%含んでいた。
実施例13 実施例10と同じ操作を行って、310.3部の前記溶
液(S2)と、16.2部の2−エチルへキシルメタク
リレートと、73.8部の式: %式% で、これらの平均重量比はl :50 :31 :10
 : 3 :1:1である)で表わされるフッ素化アク
リルエステル混合物とを25部のメチルイソブチルケト
ンと25部のアセトン中で共重合させた。得られた透明
な黄褐色溶液(S13)は不揮発分40.6%を含み、
フッ素を15.1%含んでいた。
実施例14 実施例9の第1バラグラフと同じ操作によって、86.
2部の溶液(S8)と、10部の2−エチルヘキシルメ
タクリレートと、15部の実施例12と同じポリフッ化
アクリルモノマー混合物とを共重合した。
得られたコポリマー(314)はゲル状をしており、乾
燥固形分は40.1%でフッ素を14.5%含んでいた
実施例15 実施例9と同じ操作で、69部の前記溶液(S3)と、
5部の2−エチルへキシルメタクリレートと、25部の
式: %式% その平均重量比はl :56:22: 9 : 3 :
 3である)のポリフッ化モノマー混合物とを25部の
メチルイソブチルケトン中で共重合した。重合完了後、
混合物を125部のトリクロロトリフルオロエタンで希
釈した。
得られた澄んだコハク色の溶液(315)は不揮発分1
8.8%を含み、フッ素を9%含んでいた。
実施例16 攪拌器、温度計、還流冷却器およびチッ素供給口とを備
えた容量500部の反応器中に90部のメチルイソブチ
ルケトンと、55部のステアリルメタクリレートと、5
部の2−ヒドロキシエチルメタクリレートとを導入した
。この混合物をチッ素雰囲気下で1.5時間80℃で、
0.4部のラウロイルペルオキシドと0.25部のt−
ブチルペルピバレートの存在下で、加熱した。クロマト
グラフ分析(CG)の結果、重合度は70%であること
が示された。
次いで、実施例2の第1パラグラフと同じ操作によって
得られたウレタン−イソシアネート溶液92.7部を添
加した。次いで、この混合物に0.4部のラウロイルペ
ルオキシドと0.2部のt−ブチルペルピバレートを添
加して、80℃で4時間加熱する。
得られたグラフト化コポリマー(S16)は濃いコハク
色溶液で、乾燥固形分を37.7%含み、フッ素は4ゴ
%であった。
実施例17 17− a : 34.7部のブチルメタクリレートと
、実施例15と同じポリフッ化モノマー39部と2−ヒ
ドロキシエチルメタクリレート13部とを実施例16と
同じ反応器中で87部のメチルイソブチルケトン中で共
重合した。この共重合はチッ素雰囲気中で100℃で6
時間で行い、最初にラウロイルペルオキシ)’IL!:
t−ブチルペルピバレート0.2部を添加し、2時間後
と4時間後にこの開始剤の添加を繰返した。
17−b:88部のメチルイソブチルケトンと、17.
4部のトルエンジイソシアネート(2,4−異性体を8
0%含む)と、0.1部のジブチル錫ジラウレートを実
施例2と同じ反応器に導入した。乾燥チッ素で反応器中
の空気を置換後、温度を80℃にし、36.4部のメチ
ルイソブチルケトンに溶かした36.4部のペルフルオ
ロヘキシルエタノールを1時間かけて滴下した。混合物
をさらに1時間80℃に維持し、次いで17−aの階段
で合成されたヒドロキシ化コポリマー全部を加え、混合
物を100℃に4時間維持した。
得られた比較的粘稠な溶液(S 17 )は不揮発物を
39.7%含み、フッ素は13.8%含んでいた。
実施例18 実施例2のペルフルオロヘキシルエタノールC6F 1
s C2H40Hとトルエンジイソシアネートとの反応
と同様の操作をした。次いで、6.5部の2−ヒドロキ
シエチルメタクリレート(0,05モル)と9.25部
の2−t−ブチルアミノエチルメタクリレ−) (0,
05モル)との混合物を80℃で15分かけて滴下した
。得られたジウレタンとウレタン尿素モノマーとの混合
物を0.5部のラウロイルペルオキシドと0.4部のt
−ブチルペルビバレートを2時間毎に添加させながら9
0℃で6時間かけて共重合した。
得られた黄褐色溶液(318)は乾燥固形物29.1%
を含み、フッ素を10.35%含んでいた。
実施例19 上記各実施例の溶液S10.311.312、S13.
314.315.316.317.318をメチルイソ
ブチルケトンで希釈してフッ素を0.4%含む溶液51
0(から518dとした。これら希釈溶液を「毛を完全
に除いた野菜なめし牛皮」に200g/m’の割合でス
プレーし、室温で一晩乾燥してから実施例9と同じ試験
を行った。得られた結果は下記の表にまとめて示しであ
る。
実施例20 実施例1と同じ反応器中に、予め用意したブチルアセテ
ート220部と、トルエン−ジイソシアネート(2,4
−異性体80%を2.6−異性体20%を含む混合物)
34.8部(0,2モル)と、ジブチル賜ジラウレート
0.2部を仕込んだ。反応器中の空気を乾燥チッ素流で
置換後、温度をサーモスタット付き油浴を用いて80℃
にし、次いで、2時間かけて72.8部(0,2モル)
の2−ベルフルオルヘキシルエタノールCs F r 
3C2H40Hを72.8部の乾燥ブチルアセテートに
溶かした溶液を添加した。
次いで、0.12部のハイドロキノンメチルエーテルを
添加し、次いで、26部の乾燥ブチルアセテート中に2
6部(0,2モル)の2−ヒドロキシエチルメタクリレ
ートを溶かした溶液を15分かけて導入した。混合物を
80℃に1時間維持した後、35.6部の2−エチルへ
キシルメタクリレートと、8.9部の2−ヒドロキシエ
チルメタクリレートと、100部のブチルアセテートと
を同時に添加した。温度を90℃にした後、1部のラウ
ロイルペルオキシドと0.7部のt−ブチルペルピバレ
ートを添加した。
3時間後、重合を終了した結果得られた本発明によるク
ーポリマーは澄んだ明るい黄色溶液(S20)で、これ
は不揮発分を30%含み、フッ素を8.3%含んでいる
溶液320をインプロパツールで希釈して、フッ素を0
.4%含む溶液とし、実施例19に記載の条件で塗布し
た。結果は以下の通りであった。
WR: 9時間以上 OR:30時間以上

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式に対応することを特徴とするフッ素化
    アクリルモノマー: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) ここで、 R_Fは2から20の炭素原子を含む直鎖または分岐鎖
    を有するベルフルオルアルキル基を表わし、Rは水素原
    子またはメチル基を表わし、 Aは2から9の炭素原子を有し且つ一つ以上の酸素原子
    を含むことができる2価結合を表わし、Qは酸素または
    硫黄原子または−NR′−基を表わし、ここでR′は水
    素原子または1から4の炭素原子を含むアルキル基を表
    わし、 Wは炭素を介してQと結合し、一つ以上の酸素、硫黄お
    よび/またはチッ素原子を含むことができる2価結合を
    表わす。
  2. (2)上記ベルフルオルアルキル基R_Fが4から16
    の炭素原子を含み、Rがメチル基であり、Aが−CH_
    2CH_2−であり、−Q−Wが−O−CH_2CH_
    2−、−S−CH_2CH_2−または−O−CH_2
    CH_2N(R″)SO_2CH_2CH_2であり、
    ここでR″が水素原子またはメチル基であることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のモノマー。
  3. (3)下記一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、 R_Fは2から20の炭素原子を含む直鎖または分岐鎖
    を有するペルフルオルアルキル基を表わし、Rは水素原
    子またはメチル基を表わし、 Aは2から9の炭素原子を有し且つ一つ以上の酸素原子
    を含むことができる2価結合を表わし、Qは酸素または
    硫黄原子または−NR′−基を表わし、ここでR′は水
    素原子または1から4の炭素原子を含むアルキル基を表
    わし、 Wは炭素を介してQと結合し、一つ以上の酸素、硫黄お
    よび/またはチッ素原子を含むことができるできる2価
    結合を表わす) を有するフッ素化アクリルモノマーの合成方法であって
    、 第1段階で、トルエン2,4−ジイソシアネートを実質
    的に等モル量の下記式: R_F−W−Q−H(III) のポリフッ素化化合物と反応させて下記式:▲数式、化
    学式、表等があります▼(IV) のフッ素化ウレタン−イソシアネートとし、次いでこれ
    を実質的に等モル量の下記式: ▲数式、化学式、表等があります▼(V) のアクリルエステルと反応させることを特徴とするモノ
    マーの合成方法。
  4. (4)上記反応が不活性雰囲気内で、30から90℃の
    温度範囲で且つ不活性有機溶媒中で行われることを特徴
    とする特許請求の範囲第3項記載の方法合成。
  5. (5)上記ポリフッ素化化合物が以下の式:R_F−C
    H_2CH_2OH R_F−CH_2CH_2SO_2N(R″)−CH_
    2CH_2OHR_F−CH_2CH_2SH (ここで、R_Fは4から16の炭素原子を含み、R″
    は水素原子またはメチル基である)の一つに対応するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第3項または第4項に記
    載の合成方法。
  6. (6)上記エステル(V)が2−ヒドロキシエチルメタ
    クリレートであることを特徴とする特許請求の範囲第3
    〜5項いずれか一項に記載の合成方法。
  7. (7)下記一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、 R_Fは2から20の炭素原子を含む直鎖または分岐鎖
    を有するペルフルオルアルキル基を表わし、Rは水素原
    子またはメチル基を表わし、 Aは2から9の炭素原子を有し且つ一つ以上の酸素原子
    を含むことができる2価結合を表わし、Qは酸素または
    硫黄原子または−NR′−基を表わし、ここでR′は水
    素原子または1から4の炭素原子を含むアルキル基を表
    わし、 Wは炭素を介してQと結合し、一つ以上の酸素、硫黄お
    よび/またはチッ素原子を含むことができるできる2価
    結合を表わす) を有するフッ素化アクリルモノマーを単一重合するか、
    上記モノマーをフッ素化されたまたはされない他のモノ
    マーと共重合するか、あるいは式:▲数式、化学式、表
    等があります▼(IV) のフッ素化ウレタン−イソシアネートを式:▲数式、化
    学式、表等があります▼(V) のアクリルエステルのホモポリマーに、またはこのエス
    テルとフッ素化されたまたはされない他のモノマーとの
    コポリマーにグラフトさせることによって得られる一般
    式: ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII) の単位を10から100重量%含むポリマー。
  8. (8)上記コモノマーがアルキルアクリレートまたはメ
    タクリレート、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ を有する化合物およびこれらの混合物から選択されるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第7項記載のコポリマー
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