JPS62132608A - 緩衝層つき複合コンクリ−ト製品の成形方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （４）特許請求の範囲第１項記載の成形方法において面
パレットの被積層上面に接着強度を促進する結合材料を
塗布または分散してなることを特長とする緩衝層つき捨
金コンクリート製品の成形方法。

３　発明の詳１１ｄＩな嘘明 〈産業−Ｆの利用分野〉 この発明はコンクリートブロックの表面に暉力性を有す
る緩衝層を被覆するｎ１１−成形法に関する。

〈従来の技術〉 本発明に最も近い従来技術としては、特公昭６０−３３
６７０号公報の発明がある０そｎは、粉砕したゴムチッ
プと接着剤とを混合した練合物を型枠の底部に敷均し、
直ちに、その上にセメントを撮りかけ、型枠を振動きぜ
て２椛醋酸ビニール樹脂を上記練合物の空隙内に充填し
、その上に生コンクリートを充填して再び振動させ凝固
したら脱型する、というものである。

〈発明が解決しようとする問題点〉 従来技術では弾性を有するゴムチップや弾性素材とを接
着剤で混合した粘着性のあるゴム混合物を直接コンクリ
ート型枠の内部に振動を与えながら投入してから型枠の
底部に密着するようＶＣ鏝にて平らにならし、更にその
上にエマルジョンの接着剤を塗布（７て弾性素材間の空
隙に接着剤を浸透させて結合し、その上面にスランプの
あるコンクＩＪ　−トな再び振動を掛けながら投入して
上面を仕上は型枠内でコンクＩＪ　−トと弾性ケ有する
ゴム層とを一体１’Ｃ凝固させ、硬化後に型枠から製品
を脱型していた。

この技術ではゴムチップ同志又はコンクリートとの固着
は専ら型枠内で行なっている。そのため、粘着性のある
弾性素材を型枠底面へ層状に定量供給することが困難な
ので深さのある型枠底部に鏝などを利用して上面をたた
きながら平らにならすのに手間が掛り、且又、平らにし
てから樹脂を空隙内に充填（７，で結合させるので表面
の弾性層を形成仕上げするのに労力と時間を要するので
ある。

加えて表面形状が凹凸を有する場合には型枠が製品高さ
を有するので底面が深く、底面の表面層を薄く一様に充
填仕−ヒげるのに作業性も悪くその結果埋くなり材料を
多′ｉ！′に使用することになる。

父老での充填作業を同一の型枠で行なってから製品が凝
固して脱型するまで長時間を要し、その間型枠を放置し
ておかなければならないので極めて能率が悪いものとな
っていた。

本発明の目的は粘着性のある素材でも表面に凹凸のある
表面Ｎに薄く一様に形成で作る様にし、又コンクリート
に弾性素材層を被覆したら直ちに型枠から脱型してコン
クリート層とゴム弾性層を強固に結合する成形法を提供
するところにある。

〈問題点を解決するための手段〉 一ト配の目的を達成するために本発明は檀層被情するゴ
ムチップなどの弾性素材を接着粘性液又は粘性粉粒を加
えて混合してから、あらかじめ皿形面パレットに所要量
だけ充填して被覆表面層を形成しておき、製品成形時に
は型枠の底面部に皿型面パレットを供給し、直ちに面パ
レツト上面にパサパサコンクリートを給材して振動加圧
成形するか、或はコンクリート部成形後に型枠上面に皿
型面パレットを被覆し、その上面から振動、プレス成形
を行なって即時に型枠の上側又は下側に脱型し養生工程
でコンクリートと積＋ｄ　した弾性素材層と一体に強固
に凝結させるようにしたのである。

これにより製品成形時に要していた被覆する表面層の充
填時間を削減し且つ又表面に凹凸部があっても高さの低
いパレットで表面形成作業を行なうので薄く被覆させる
ことが容易で、しかも−能率が著しく向上し得るのであ
る。

〈作用〉 本発明の積層成形法は積層する弾力性素材ゴムを底板な
兼ねた皿形面パレットに一接着粘性液又は粘性粉粒を加
えて混合した弾性素材を所要面パレットに充填して被覆
上面層を形成するので表面の仕上りもよく、表面形状に
凹凸があっても薄く均一に形成することができる。

又コンクリートとの接合形状や必要に応じて面パレット
ーヒ面に接着剤、セメント、粘性液などを直接塗布する
ことも容易なので、コンクリートと被覆する弾性素材と
の結合を強固にすることが可能となった。

〈実施例〉 第１図は成形状況を示す全体正面図で、第２図〜第６図
は皿型パレットを用いた弾性素材とコンクリートの結合
動作の説明図で、第８．９図は成形された製品の斜視図
である。

１は弾性素材を結合する樹脂で、５は被覆する弾性素材
層を作る皿型パレット、１１は型枠内でコンクリート上
面を加圧するプレス板、１３はコンクリート給材ホッパ
ーで１６は振動機である。

ここにいり緩衝層を形成する弾性素材の中には、素材間
の空隙を埋める充積材や防水性、耐久性を高める添加材
料を含むものである。

次に本発明の成形方法を説明する。先ずはじめにコンク
リート上面の緩衝層を作るためにコロコンベア９の上に
順次供給される皿型パレットの内面に離型剤６を塗布し
、ついでテーブルバイブレター１５の方へ移動させミキ
サー（図示せず）でゴムチップの弾性素材Ａを相互接着
してコンクリートとの結合な可能にする被覆層を作るた
めに樹脂液を加えて混合したゴムテップ４を貯留してい
る弾力素材供給ホンパー８の下で振動を掛けながら皿型
パレット５にゴムチップを投入し、、積層するコンクリ
ートの所定形状面を鏝でならして形成する。

緩衝層を形成する厚さは約１０％程度なので皿型パレッ
ト５の高さも低いので凹凸形状があっても底面によく密
着するように鏝で叩きながら仕上げることが容易である
。

このようにして弾性素材を皿型パレット５内に成形した
ら緩衝層を結合するためランク（図示せず）に移動して
初期硬化の促進を図る。

他方ゴムチップ４の緩衝層Ａを被覆成形するために皿型
パレットの固定ロッド１９の上に初期硬化の終った皿型
パレット５を載置して昇降シリンダー２０を介して、第
２図に示すように型枠１７の底部に定着させる。

次に第３図のように旧型パレット上面５′にコンクＩＪ
　−トな積層するために振動を掛けなから摺動シリンダ
ー１４を差動させて、型枠１７内にコンクリートを給材
し型枠上面まで充填したら摺動ホッパーを定位置に戻し
て第５図のようにプレス板１１を下降させて振動、加圧
を行ない上面を仕上げる○続いてプレス板１１をプレス
装置１０に戻してから成形した製品を脱型するために昇
降シリンダー２０を差動させて型枠内の皿型パレット５
の下面をロンドで押し上けて型枠の上側へ脱型する。

脱型した製品Ｆは直ちにオフベアラ−（図示せず）で養
生室へ移動する。引続き型枠上面の固定ロッド１９に次
に成形する皿型パレット５を載置し前述の要領で型枠の
底部に皿型パレットを定着させて次の成形を行なうので
ある。

このようにして成形さｔした製品を初期養生完了後に皿
型パレットを製品Ｆから剥離するとコンクＩＪ　−ト層
Ｃと弾性素材の緩衝層へは強固に結合して弾力性の面を
持つコンクリート製品Ｆができるのである。

以上皿型パレットを用いた即時脱型方式の一実施例を説
明したが、本発明の成形法は必ずしも皿型パレットを型
枠の下方に定着限定することなく、例えば下面に先にコ
ンクリートを成形してからその上面に皿型パレットにゴ
ムチップ層を充填したパレットを被覆してプレス板で押
し重ねて型枠の上側又は反転して下側に脱型したり、皿
型パレットを型枠の途中で停止してコンクリートをｆｉ
層し、次に底部に下降して形成された空間部に他の異質
材料を再度積層するなどその応用範囲は極めて多種多用
である。

そして本発明の成形法は皿型パレットを用いることによ
りあらかじめゴムテップを多孔質の緩衝層に成形仕上げ
することも容易なので弾力性を兼ねた透水製品も能率よ
く成形でさる。又接合をより強力にするために皿型パレ
ット上面に第７図のように親水性の樹脂やエマルジョ／
を塗布したり、更にセメント粉末の分散や、接合面積を
大きくして剥離抵抗を増大させる凹凸形状を設けるなど
製品の用途に応じて自由に形成できるのである。

上記実施例の弾性素材ＡとコンクＩＪ　−トＣの配合の
一例を示す。

〔弾性素材〕

破砕タイヤゴムチップ（粒径１．５〜３．０　ｍｍ　）
００ｔ ポリエステル樹脂　　　　　　　　　　１１８Ｆナフテ
ンサンコバルト　　　　　　　　　　６ｖメチールエチ
ールケトンパーオキサイド　１２Ｆ炭酸カルシウム　　
　　　　　　　　１０（１〔コンクリート〕 セメント　　　　　　　　　　　　　　　１００　ｆｌ
　ｆ水　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　３７０７６号砕石（粒径５　′Ｘｎ−１３％　）
　　　　］　６８７　？砂　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　３０ｆｉ２ｒ〈発明の効果〉 本発明の成形法は破〜する弾性素材層をルンらかじめ皿
型パレッ）・などに所要量だけ充填して表面部を形５ｙ
シて、製品成形時には面パレッ１をコンクリート部と結
合させるだけなのでｂ！形型枠内での弾性素材層の成形
工程が省かれるので粘性が高くて充填しにくい弾性素材
でも事前に充填成形しておくことができ、使用する素材
に応じた接着剤やゲルタイムが自由に設定することがで
きる。

これによりコンクリートと非コンクリートの檀Ｊ曽成形
が容易となり合せてバサバフーコンクリートによる即時
税型なので型枠の設備費などが大巾に削減され、生産コ
ストが著しく低減されその経済効果は極めて高いものが
ある〇

【図面の簡単な説明】

第１図は成形状況を示す全体正面図、第２図〜第６図は
成形動作の説明図、第７図はゴムチップによる他の充填
実施例、第８図、第９図は成形された製品の斜視図、第
１Ｏ図は三層に積層した製品の断面図である。 Ａ・・・・・・弾性累月の緩衝層、Ｃ・・・・・・コン
クリート、２・・・・・・エマルジョン、３・・・・・
・セメント、７・・・・・・前型剤ノズル、１２・・・
・・・親ボッツク−１１８・・・・・・昇降板。 特許出願人　　千代田技研工業株式会社シフ１７Ｉ ；１４１：１ １′？ 鱒５図 江２１つ １′Ｉ イ４＋９ 一−７Ｆ

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）粒状または断片状弾性素材に接着剤または粘性液
   を加えて混合した弾性素材を表面に形成する所要の厚さ
   だけ面パレットに充填して、該パレット内でコンクリー
   トと結合可能な被覆層を作り、 上記面パレットを即時脱型コンクリート成形型枠の下面
   または上面に供給して同一型枠内でコンクリートと積層
   し、上記面パレットとコンクリートの積層途中または最
   後で加圧振動成形を行なって弾性素材層を一体化して即
   時に脱型し、養生工程で上記コンクリート層の硬化と、
   上記素材の相互結合強度並びに緩衝層との接合強度増大
   とを進めることを特長とする緩衝層つき複合コンクリー
   ト製品の成形方法。
2. （２）特許請求の範囲第１項記載の成形方法において弾
   性素材層が多孔質であることを特長とする緩衝層つき複
   合コンクリート製品の成形方法。
3. （３）特許請求の範囲第１項記載の成形方法において弾
   性素材が破砕ゴムタイヤであることを特長とする緩衝層
   つき複合コンクリート製品の成形方法。
4. （４）特許請求の範囲第１項記載の成形方法において面
   パレットの被覆層上面に接着強度を促進する結合材料を
   塗布または分散してなることを特長とする緩衝層つき複
   合コンクリート製品の成形方法。