JPH01275482A - 天然石コンクリートブロックの製造方法 - Google Patents

天然石コンクリートブロックの製造方法

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JPH01275482A
JPH01275482A JP10062688A JP10062688A JPH01275482A JP H01275482 A JPH01275482 A JP H01275482A JP 10062688 A JP10062688 A JP 10062688A JP 10062688 A JP10062688 A JP 10062688A JP H01275482 A JPH01275482 A JP H01275482A
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JP
Japan
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concrete
aggregate
matrix
natural stone
decorative
Prior art date
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Application number
JP10062688A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Sato
俊明 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KINUGAWA TEKKOSHO KK
Fuji Tokushu Concrete Industry Co Ltd
Original Assignee
KINUGAWA TEKKOSHO KK
Fuji Tokushu Concrete Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by KINUGAWA TEKKOSHO KK, Fuji Tokushu Concrete Industry Co Ltd filed Critical KINUGAWA TEKKOSHO KK
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  • Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コンクリート製品の製造方法、さらに詳しく
は、コンクリート成形品の表面部に口止用骨材を用いて
化粧材料を押し込み成形するコンクリート製品の製造方
法に関する。
〔従来の技術〕
従来より、表面に天然石を露わし仕上したコンクリート
製品を製造する方法としては、コンクリートの硬化前に
表面に天然石を埋め込む方法、自然石等をパレット上で
氷で固定したのちコンクリート、モルタル等を打設する
方法(実開昭60−191405号公報)、化粧用骨材
の上からコンクリートを投入し加圧・振動後、養成した
後、断層分離して積層状態が化粧面に表出されるコンク
リート製品の製造方法(特開昭53−136028号公
報)が、またコンクリートブロックの表面に化粧を施し
たものとして、型枠内にコンクリートを投入し、この上
に化粧砂利を散らせて振動、加圧し表面に化粧砂利をも
つコンクリートブロックの製造方法等がある(特開昭5
8−158206号公報)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、コンクリート硬化前に天然石を埋め込む方法や
、氷で天然石を固定する方法では、付設後天然石が剥が
れやすい。
また特開昭53−136028号公報や、特開昭58−
158206号公報の方法を用いても、天然石等の大き
めの骨材を表面化粧材として用いるときには、天然石と
コンクリートがうまく結合せず天然石が剥がれやすいと
いう欠点があり、天然石を表面に露ねし仕上したコンク
リート製品を製造することは不可能であった。
また、従来の方法ではいずれも、比較的小さい、形の一
定した化粧用骨材にしか利用できず、大きめの化粧用骨
材や、大小様々な大きさの化粧用骨材には利用すること
ができず、また化粧骨材の凹凸の突出もほんの極わずか
に限られていた。
さらに、従来の方法では目地の部分等にどうしてもコン
クリートの地肌が露出し、製品に人工的な雰囲気を与え
ることは免れなかった。
そこで、本出願らは先に骨材の露わし仕上により表面化
粧したコンクリート製品の製造方法を出願した(特願昭
60−142813号及び特願昭60−142814号
)。
しかし、本出願人らが出願した方法は、天然石を表面に
露ねし仕上したコンクリート製品を製造することを可能
にしたが、天然石コンクリート製品の機械的、かつ大量
生産を可能とするコンクリート製品の製造方法及びその
製造装置の開発が望まれ5本出願人は、天然石の露ねし
コンクリートブロックを機械的に、かつ大量生産するコ
ンクリート製品製造方法及びその装置を出願した(特願
昭62−315822号)。
本願発明は、これらを改良し、数々の成型方法に対応す
る優れた天然石の露ねしコンクリートブロックの製造方
法を提供することを目的とする。
〔問題を解決するための手段〕
そこで、本発明者らは他の成型方法として、天然石を表
面化粧することができるコンクリートブロックの製造方
法を提供するよう鋭意研究した結果、天然石コンクリー
トブロックの成形方法において、所要形状に成型された
コンリート母体を成型直後、あるいは一定時間経過後に
化粧を施す面に、化粧用骨材を任意の間隔に敷いた後、
口止用骨材が充填された面板を、または化粧を施す面に
化粧用骨材を任意の間隔に敷き、次いで目止用骨材を投
入した後、面板を圧着し、ついで加圧・振動した後、コ
ンクリート母体を反転させ、その後脱型すれば、コンク
リートブロックの数々の成型方法に応用できるとの知見
を得て本発明を完成した。
本発明は、ライン上を面板及びコンクリート母体が順次
移送する工程で、目止用骨材の供給、化粧用骨材の供給
及び整列、モルタル等の供給をおこない、それぞれの工
程で得られた面板とコンクリートブロックの母体を結合
させてコンクリートブロックを製造するものである。
以下本発明を一実施態様を図面に基づいて説明するが1
本発明はこれによって限定されるものではない。
第1図は本願発明の工程の概略を示す図である。
第1図において、コンクリート成型機より順次搬出され
るライン上のコンクリート母体1の化粧を施す面には、
母体の成型直後または成型より一定時間経過後1表面化
粧骨材供給口より表面化粧骨材2が任意の間隔をもって
供給され、これを。
加圧板で加圧し表面化粧骨材をコンクリート母体表面に
押し込む。
また、前記ラインとは別に順次移送される面板3には、
目止用骨材供給口より目止用骨材4が供給され、その後
振動を加えることによって供給された目止用骨材を面板
上に均一にする。
得られた面板は、前記コンクリート母体の表面部に冠着
され、その後加圧し、締め固め、ついで該コンリート母
体を180度反転した後説型する。
また、第2図においては、口止用骨材はコンクリート母
体の表面化粧用骨材を供給後、直ちに供給し、加圧し、
面板のみをその後コンクリート母体に冠着し、加圧・振
動を加え締め固め、ついで該コンリート母体を180度
反転した後脱型する方法である。
このとき、本発明に用いられる目止用骨材としては、砂
、土、スラグ、鉱石、または天然石の削りかす或いは合
成樹脂等を用いてもよく、使用される表面化粧用骨材の
サイズより小さいものが用いられ、表面化粧用骨材の種
類によって適宜法められる。
また、目止用骨材は化粧用骨材との調和を考えて、多彩
な色彩のものを選ぶことができ、例えば。
みかげ石にはみかげ石の削りかすを用いたり、または全
く逆の色彩のものを用いてもよく、コンクリートブロッ
クとして使用するときは、その場所柄、設置目的等によ
って適宜選択できる。
目止用骨材の量によって完成後の表面化粧用骨材の突設
の程度が調整できるので、その目的に応じて供給量を調
整すればよい。
なお、目止用骨材を面板に供給したときは、表面水を4
.0〜6.0%添加することがこのましい。
これは目止用骨材が渇き過ぎていると面板と圧着される
場合、冠着する方法をとるときは、目止用骨材が面板か
ら落ちるのを防止するためである。
4.0%未満だと効果が少なく、また6、0%を超える
とモルタルとの接合に支障を来す。
また、水の代りに、又は水と共に水溶性接着剤を添加し
てもよい。
このとき水溶性接着剤としては、市販の糊を水で薄める
等して利用することができる。
本発明に用いられる表面化粧は特に限定されず。
大きめのから小型の天然石まで利用でき、その種類もコ
ンクリートブロックの目的に応じて適宜選ばれる。
このとき水溶性接着剤としては、セメントとモルタルの
混和性、接着性、耐水性等を向上させるモルタル接着増
強剤等を利用することが好ましい。
モルタル接着増強剤としては、例えば高分子エマルジョ
ン系、アクリル系、エチレン酢酸ビニル系1合成ゴム系
等のものが利用できる。
このように形成された面板をコンクリート母体に供給す
る方法としては1面板の上に、化粧面を設けたコンクリ
ート母体を反転させ、下方に化粧面を設けた母体と結合
させる方法、また面板を180度回転させて、コンクリ
ート母体と結合させる方法、さらに、コンクリート母体
を例えば、90度または135度というように斜めにし
、これに円弧移動を利用して結合させる方法等がある。
また、コンクリートブロック成形機では、目的に応じた
コンクリートが使用される。
従って、超硬練りコンクリートやスランプの大きいコン
クリートまで目的に応じて適宜使用される。
例えば、超硬練りコンクリートを利用したときはコンク
リートの硬さの程度は、締固めの方法により若干具なる
が、締固めの方法にかかねらず、締固めにより余剰水(
セメントを含む)がしぼり出され流れるなどして表面部
に露わす骨材を汚ごすことがないようにする必要がある
しかし水量が少なすぎると、表面に露われる骨材と超硬
練りコンクリートの付着が弱くなる。
従って、締固め時に水(セメントを含む)かにじみでる
が、流れ出ない程度の硬さとする必要があり、スランプ
で0〜1cI11程度が適当であるが。
これに限定されない。
養生後は面パレットの脱型と同時にコンクリートに付着
した以外の目止用骨材がとれるが、これを水やエアーで
表面を処理し本発明のコンクリート製品を得る。
このとき、従来においては研き出したり、削ったりして
表面を処理していたが、本発明では軽くエアーや水をか
けるだけで極めてきれいな完成品が得られ、従来のよう
な廃棄物による公害を起こすこともない。
本発明は、これらの作業が一連に、なされる。
〔効果〕
本発明によれば、従来の生産ラインに簡単な改良を施す
だけで、即時脱型式、流し造成型等の様々な成型機に採
用することができる。
目止骨材の利用により、加圧板で加圧するとき。
従来は大小さまざまな骨材があるとき、加圧板に触れる
大粒の骨材のみが加圧され、このかげに隠れた小粒の化
粧骨材はコンクリート表面にうまく結合されず、後に小
粒の化粧材だけ脱落することがあったが:目止用骨材で
表面化粧用骨材を覆うため、この上から加圧すれば、力
がそれぞれの骨材に均等に分散し母体との結合くなる。
また、成型品が養生完了までの間、口止用骨材によって
化粧用骨材がズレることがなく、さらに搬送時の化粧面
の保護をすることにもなる。
さらに、目地の部分においてもコンクリートの地肌が露
出することがなく、自然的な製品である天然石の露わし
コンクリートブロックを機械的に、かつ能率的に大量生
産することができる。
このとき、従来のスプリットンブロックでは。
実際には細かな一定の大きさの化粧用骨材が表面にわず
かに露出したにすぎなかったが1本発明においては大型
のものから小型のものまで、また不特定の大きさ組合せ
の化粧用骨材が、従来よりはるかに突出させることがで
き、自然石の美観をコンクリートブロック上においても
いかんなく発揮することができる。
また、機械的大量生産が可能となったことにより、従来
品に比して生産コストが格段に安くなり、また作業効率
も一段と向上する。
さらに、表面に様々な天然石等を用いることができるの
で、組合せにより様々な意匠を施すことができるのでこ
れを宅地造成や、石垣、造園工事に用いた場合天然の質
感と個性を兄事に再現した美しい風格を導くことができ
、さらに国立公園その他公園内の築堤土留、河川敷、ト
ンネルの出入り口等の土木工事に用いた場合も自然環境
との調和がなされ、環境保護に貢献することができる。
また、従来のような塵廃による公害の恐れもなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本願発明の工程の概略を示す図であ
る。 1  : コンクリート母体 2  : 表面化粧用骨材 3  : 面板 4   : 目止用骨材 5  : 加圧板 特許出願人 富士特殊コンクリート工業株式会社株式会
社 衣用鉄工所

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)天然石コンクリートブロックの成形方法において
    、所要形状に成型されたコンリート母体を成型直後、あ
    るいは一定時間経過後に化粧を施す面に、化粧用骨材を
    任意の間隔に敷いた後、目止用骨材が充填された面板を
    圧着し、ついで加圧・振動した後、コンクリート母体を
    反転させ、その後脱型することを特徴とする天然石コン
    クリートブロックの製造方法。
  2. (2)天然石コンクリートブロックの成形方法において
    、所要形状に成型されたコンリート母体を成型直後、あ
    るいは一定時間経過後に化粧を施す面に、化粧用骨材を
    任意の間隔に敷き、次いで目止用骨材を投入した後、面
    板を圧着し、加圧・振動した後、コンクリート母体を反
    転させ、その後脱型することを特徴とする天然石コンク
    リートブロックの製造方法。
JP10062688A 1988-04-23 1988-04-23 天然石コンクリートブロックの製造方法 Pending JPH01275482A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0680486A (ja) * 1992-08-27 1994-03-22 Haruo Hara 化粧面付きコンクリート二次製品及びその製造方法
RU2698923C2 (ru) * 2017-10-17 2019-09-02 Анатолий Львович Апекишев Способ получения бумажного полотна для нанесения рисунка на бетонную поверхность (варианты) и способ нанесения рисунка на бетонную поверхность
RU2747135C1 (ru) * 2020-06-29 2021-04-28 Петр Владимирович Соболь Способ изготовления бумажного трафарета для получения рельефных изображений на изделиях из бетона (варианты) и способ получения рельефных изображений на изделиях из бетона

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