JPS6126644A - 防黴剤 - Google Patents

防黴剤

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JPS6126644A
JPS6126644A JP59146992A JP14699284A JPS6126644A JP S6126644 A JPS6126644 A JP S6126644A JP 59146992 A JP59146992 A JP 59146992A JP 14699284 A JP14699284 A JP 14699284A JP S6126644 A JPS6126644 A JP S6126644A
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清 原田
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英幸 村上
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は農業用被覆材に関し、さらに詳しくは成る種の
特定の含フツ素化合物を含ませることにより防黴性を付
与した軟質塩化ビニル系樹脂からなる農業用被覆材に関
する。
軟質塩化ビニル樹脂フィルム、特に防曇性の軟質塩化ビ
ニル樹脂フィルムは黒カビ、青カビ等のカビが生えやす
く、これによりフィルムの光線透過が阻害されるととも
にフィルムの劣化の原因ともなり好ましくない。これを
防ぐため、従来、かかる塩化ビニル樹脂フィルム中に防
黴剤、例えば1−(4’−−チアゾリル)ベンズイミダ
ゾール、N−(フロロジクロロメチルチオ)−フタルイ
ミド、10.10′−オキシビスフェノキシアルシン等
を配合することが提案されている(例えば井上真由美著
[プラスチックを侵すカビJ1982年12月12日ラ
バーダイジェスト社発行参照)が、これら従来提案され
ている防黴剤はフィルムの熱安定性を低下させる、塩化
ビニル樹脂との相溶性が悪くブリードアウトしやすい毒
性に問題がある等の欠点があり、満足できる防黴効果を
有するフィルムを得るに至っていない。
本発明者らは種々検討を重ねた結果、パーフルオロアル
キル基含有アルカン−1,2−ジオールのエチレンオキ
シド付加化合物が、防曇性軟質塩化ビニル系樹脂からな
る農業用被覆材に対してその耐久性を損うことなく優れ
た防黴性、即ちアルテルナリア菌に代表される灰色カビ
、トリコデルマ菌による緑色カビ等従来該被覆材にカビ
を発生することが知られている各種菌類の増殖をいずれ
も有効に抑制する効果を付与することを見出し本発明を
完成した。
しかして、本発明によれば、パーフルオロアルキル基含
有アルカン−1,2−ジオールのエチレンオキシド付加
化合物を含有する防曇性軟質塩化ビニル系樹脂からなる
ことを特徴とする防黴性に優れた農業用被覆材が提供さ
れる。
本発明において防黴剤として使用される[パーフルオロ
アルキル基含有アルカン−1,2−ジオールのエチレン
オキシド付加化合物」には、一般式 %式% 式中、Rfは炭素数3〜21個の直鎖状、分校状もしく
は環状のパーフルオロアルキルまたはパーフルオロアル
キルオキシパーフルオロアルキル基を表わし;Δは−C
Ht−1−8o!(CHi )n 、−8O!NR2(
CHりnまたは一〇〇NR(CHI )n を表ワシ、
ココテR3は水素原子または炭素数1〜12個のアルキ
ル基を表わし、且つnは1〜12の整数であり;R1は
水素原子または炭素数1〜4個のアルキル基を表わし;
R1は水素原子、炭素数1〜12個のアルキル基または
炭素数1〜12個のアルキル基を含有するアルキルアリ
ール基を表わし;1は0または1であり;mは1〜30
の整数である、 で示される化合物が包含され、好適な具体例としては、
前記式中のAがCHiであり、Rfが直鎖状または分校
状のパーフルオロアルキルである化合物、即ちパーフル
オロアルキルプロパン(またはエタンi1.2−ジオー
ル系化合物が挙げられる。本発明で好適に使用される該
化合物の更に具体的な例を一般式で示すと次の通りであ
る。
C,、Fi 、)4t CHt CH(OH)CHz 
0(CH20Hi O)b  CHs 式中、aは5〜12、好ましくは6〜10の整数であり
、わは1〜30.好ましくは2〜20の整数である。
このようなパーフルオロアルキル基含有アルカン−1,
2−ジオールのエチレンオキシド付加化合物は例えば、
パーフルオロアルキル基含有アルキレンエポキシドにポ
リエチレンオキサイドを加え、水酸化アルカリ(例:K
OH,Na OH。
L ioH等)の存在下に、要すれば加温及び/又は加
圧をして、一段または多段階で反応せしめることにより
得られる。
これらの化合物はそれぞれ単独で使用することができ、
或いは2種以上併用してもよい。該化合物の軟質塩化ビ
ニル系樹脂への配合量は、化合物の種類等に応じて変え
うるが、一般には、塩化ビニル樹脂100重量部(樹脂
のみの重量、可塑剤等の重量は含めない。以下同じ)あ
たり、0.01〜1重量部、好ましくは0.05〜0.
5重量部の範囲内が適当である。
本発明に従い上記のパーフルオロアルキル基含有アルカ
ン−1,2−ジオールのエチレンオキシド付加化合物が
配合される軟質塩化ビニル系樹脂としては、好ましくは
防曇剤を配合することにより防曇性を付与した、軟質塩
化ビニル系樹脂が使用される。使用しつる塩化ビニル系
樹脂としては、重合度が約800〜約2000、好まし
くは約1000〜約1500のポリ塩化ビニル、又は塩
化ビニルを主体とする共重合体(例:エチレンー塩化ビ
ニル共重合体、酢ビー塩化ビニル共重合体、塩化ビニル
−ハロゲン化オレフィン共重合体、或いはこれらポリ塩
化ビニル又は塩化ビニル共重合体を主体とする他の相溶
性の樹脂(例:ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、アク
リル樹脂、酢酸ビニル系樹脂、ウレタン樹脂、アクリロ
ニトリル−スチレン−ブタジェン共重合体樹脂、部分ケ
ン化ポリビニルアルコール等)とのブレンド物が包含さ
れる。軟質塩化ビニル系樹脂を製造するに際しては、例
えば、これら塩化ビニル系樹脂100重量部あたり、3
0〜70ψ量部、好ましくは40〜60重量部の可塑剤
:0.05〜7重量部、好ましくは1.0〜5.0重量
部の滑剤及び/又は熱安定剤80〜3.0重量部、好ま
しくは0.1〜0.5重量部の紫外線吸収剤:O〜5.
0重量部、好ましくは0.1〜1.0重l1部の粘着防
止剤等を配合することができる。さらに、上記塩化ビニ
ル系樹脂には抗酸化剤、帯電予防止剤、充填・剤、着色
剤、等の他の通常の樹脂添加物を必要に応じて含ませる
こともできる。
配合しうる可塑剤としては、例えば、ジー0−オクチル
フタレート、ジー2−エチルへキシルフタレート、ジイ
ソデシルフタレート等の7タル酸誘導体ニジイソオクチ
ルイソフタレート等のイソフタル酸誘導体;ジオクチル
アジペート等のアジピン酸誘導体;その他トリクレジル
フォスフェート、トリキシレニルフォスフェート、エポ
キシ化大豆油等が包含され、中でも、ジオクチルフタレ
ート、トリクレジルフォスフェート、ジオクチルアジペ
ート及びエポキ化大豆油が適している。
また、該塩化ビニル樹脂に含ませうる滑剤又は熱安定剤
としては、例えばポリエチレンワックス、ステアリン酸
、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸バリウム、ステアリ
ン酸カルシウム、リシノール酸バリウム、有機層リン酸
エステルの如きキレータ−、エポキシ樹脂等が挙げられ
、紫外線吸収剤としては、例えば、ベンゾ1〜リアゾー
ル系、ベンゾエート系、ベンゾフェノン系、シアノアク
リレート系、フェニルサリシレート系等の紫外線吸収剤
が包含される。
また、粘着防止剤としては、例えばメチレンビスステア
リルアミド等の脂肪酸アマイド類;ブチルステアレート
等の高級脂肪酸及びその誘導体類;ステアリルアルコー
ル等の高級アルコール類;ステアリン酸カルシュウム等
の金属セッケン類等が包含される。
さらにまた、必要に応じて配合しうる抗酸化剤の例とし
ては、フェノール系抗酸化剤、例えば2゜6−ジーt−
ブチル−p−クレゾール、4.4−一チオビスー(3−
メチル−6−t−ブチルフェノール)、2.2−ジ(4
−ヒドロキシフェニル)プロパン、1.1.3−トリス
−(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェ
ニル)ブタン、オクタデシル−3−(3,5−ジ−t−
ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、ペ
ンタエリスリトール−テトラ−(3,5−ジ−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシフェニル)−プロピオネート、1.
3.5−i−リス(4−℃−ブチルー3−ヒドロキシー
2.6−シメチルペンシル)イソシアヌレート、トリス
−(3,5−ジ−t−ブチルー4−ヒドロキシベンジル
)イソシアヌレート;チオジプロピオン酸エステルたと
えば、ジ−n−ドデシル−チオジブOビオネート、ジ−
n−オクタデシル−チオジプロピオネート、脂肪族サル
ファイド及びジサルファイドたとえばジ−n−ドデシル
サルファイド、ジ−n−オクタデシルサルファイド、ジ
ー0−オクタデシルジサルファイド:脂肪族、芳香族又
は脂肪族−芳香族ホスファイト及びチオスファイトたと
えば、トリー〇−−〇− ドデシル−ホスファイト、トリス(n−ノニルフェニル
)ホスファイト、トリー〇−ドデシルートリチオホスフ
ァイト、フェニル−ジー〇−デシルホスファイト、ジ−
n−オクタデシル−ペンタエリスリトールジホスファイ
トなどが挙げられ、帯電防止剤としては、例えば四級ア
ンモニウム塩類、アミン類、イミダシリン類、アミン酸
化エチレン付加体類、ポリエチレングリコール類、ソル
ビタンエステル類等々が挙げられる。また、充填剤とし
てシリカ、タルク、炭酸カルシウム等を使用することが
でき、着色剤としては例えば酸化チタン、群青、フタロ
シアニンブルー、キナクリドンレッド等が挙げられる。
以上に述べた組成よりなる軟質塩化ビニル系樹脂には必
要により防曇性を持たせるために防曇剤が配合される。
使用しうる防曇剤としては、主として非イオン系界面活
性剤、例えば、ソルビタンモノステアレート、ソルビタ
ンモノパルミテート、ソルビタンモノベヘネートなどの
ソルビタン系界=10− 前活性剤;グリセリンモノラウレート、ジグリレリンモ
ノパルミテート、グリセリンモノステアレートなどのグ
リセリン系界面活性剤;ポリエチレングリコールモノス
テアレート、ポリエチレングリコールモノパルミテート
などのポリエチレングリコール系界面活性剤ニトリメチ
ロールプロパンモノステアレートなどのトリメチロール
プロパン系界面活性剤;ペンタエリスリトールモノパル
ミテートなどのペンタエリスリトール系界面活性剤;ア
ルキルフェノールのアルキレンオキシド付加物;ソルビ
タン/グリセリンの縮合物と脂肪酸とのエステル、ソル
ビタン/アルキレングリコールの縮合物と脂肪酸とのエ
ステル、等が包含され、これらはそれぞれ単独で或いは
2種以上組合わせて用いることができる。本発明におい
て特に有利に用いうる防曇剤としては、ジグリセリンモ
ノステアレートおよびソルビタンモノパルミテートが挙
げられる。
かかる防曇剤の配合量は、従来の農業用ビニルフィルム
に対して使用されている場合と同様とすることができ、
一般的には、塩化ビニル系樹脂100重量部当り0.5
〜3.0重量部、好ましく0.8〜2.0重量部、さら
に好ましくは1.3〜1.8重量部の範囲とすることが
できる。
、さらに本発明の農業用被覆材には、必要により前述し
たパーフルオロアルキル基含有アルカン−1,2−ジオ
ールのエチレンオキシド付加化合物に加えて、公知の防
黴剤、例えば、ペンタクロロフェノール、ペンタクロロ
フェノ−ルナ1〜リウム、パラクロロメタキシノール、
2.2”−メチレン−ビス−4−クロロフェノール、サ
リチルアニリードのハロゲン誘導体:10,10”−オ
キシビスフ■ツキシアルシン、α−ブロム−〇−クロロ
ベンザルアセトン、2−(4′−チアゾリル〉ベンズイ
ミダゾール、N−(フロロジクロロメチルチオ)−フタ
ルイミド、N、N−ジメチル−N′−フェニル−(フロ
ロジクロロメチルチオ)スルホアミド等を配合してもよ
い。
本発明の農業用被覆材は以上に述べた各成分をロール型
、バンバリー型、ヘンシェル型などの混合機又は押出機
などで充分に混合又は混練した後、カレンダー法、Tダ
イ法、インフレーション法等の通常の成形法に従ってフ
ィルム状に成形することにより製造することができる。
その際のフィルムの厚さとしては一般に30〜300μ
、好ましくは50〜200ミクロンの範囲内が適当であ
る。
かくして成形されたフィルムは必要に応じて通常の防塵
加工等の表面処理に付してもよい。
かかる防塵加工に使用しうる樹脂としては、従来から農
業用被覆材の分野において軟質塩化ビニル樹脂フィルム
の防塵加工に使用されている任意のアクリル系樹脂すな
わち、アクリル酸又はメタクリル酸のエステルを主体と
する共重合体が包含され、例えば特公昭46−2819
4号公報、特公昭52−6214号公報、特公昭57−
15608@公報、特開昭54−13.92号公報等に
開示されているものの中から適宜選ぶことができるが、
特に特公昭57−15608号公報に記載されている、
N−メチロールアクリルアミド4〜13重量%とアクリ
ル酸又はメタクリル酸の01〜CI!アルキルエステル
の少なくとも1種の87〜96重量%との共重合によっ
て得られるアクリル系樹脂を主体とするものが、優れた
防塵性及び耐ブロッキング性に加えて、柔軟性及び高周
波溶着性を有しているので好適である。
かかるアクリル系樹脂からなる被覆層を前記の塩化ビニ
ル樹脂フィルムの表面に設けるには、通常の防塵加工法
と同様に、例えば、上記の如きアクリル系樹脂を適当な
有機溶剤に溶解して被覆用組成物をm製し、塩化ビニル
樹脂フィルムの表面にコーティングする。該被覆用組成
物には、該アクリル系樹脂に加えて、必要に応じて、例
えばセルロースアセテートブチレート、ポリ塩化ビニル
、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリウレタン、
エチレン−酢酸ビニル共重合体等の如ぎ他の相容性のあ
る樹脂を該アクリル系樹脂100重量部当り40重量部
以下、好ましくは30重量部以下、さらに好ましくは2
5重量部以下の割合で含ませてもよく、さらに必要に応
じて、紫外線吸収剤のような光安定剤、帯電防止剤、着
色剤、粘着防止剤、可塑剤等を適当量配合することもで
きる。
上記被覆用組成物のコーティングは常法に従い、例えば
、ロールコーティング、ナイフコーティング、スプレー
コーティング、ディップコーティング、カーテン70−
コーティング等の方法で行なうことができ、被覆層の厚
さは厳密に制限されるものではないが、一般には1〜5
ミクロン、好ましくは1〜3ミクロンの範囲内とするの
が有利である。
以上に述べた本発明の農業用被覆材は、後記実施例から
明らかなように、防黴性に優れており、しかも熱安定性
も良好であり、かつ毒性の点でも心配がないのでハウス
、トンネル等の農園芸施設(葉タバコの乾燥施設も含む
)に展張し、有用作物の栽培等に利用することかできる
。特に、表面処理よって防塵性を付与するとともに耐候
性を向上せしめて長期間の使用に耐えるようにした被覆
材に対しては、カビの発生による光線透過および強度の
低トがない点で本発明が有効に適用し1qる。
次に実施例により本発明をさらに説明する。
−  および ポリ塩化ビニル(P = 1300)     100
重量部ジオクチルフタレーl−45、。
トリクレジルホスフェート      3  nZn−
Ca系複合安定剤      3 〃エポキシ樹脂  
          2  I+亜リす酸エステル系キ
レータ−0,5,Zソルヒタンモノパルミテート   
  1.5!!上記各成分に表−1に示す重量部の各種
添加剤を混合し、その混合物をカレンダーに供給し、1
90℃で圧延して、厚さ100ミクロンのフィルムを作
成した。
かくして得た各フィルムにつき、以下の方法で防黴性お
よび熱安定性の試験を行なった。
[防黴性試験] 〈1)試験方法 千葉系の試験農場にパイプハウス(間口3゜6111、
奥行20II11高さ2m)を設置し、昭和58年7月
末より58年10月中旬まで、実施例及び比較例のフィ
ルムを1棟毎に展張し、カビ発生を観察した。観察評価
を58年10月中旬に行なった。
(2)評価基準 ◎ カビ発生が全く認められない。
O天井部に若干のカビ発生が認められる。
△ 天井部の面積の115前後にカビの発生が認められ
る。
× 天井部の面積の1/3以上にカビの発生が認められ
る。
[熱安定性試験] (1)試験方法 ギヤ一式空気乾燥機(空気循環装置付)を用いて180
±2℃の濃度で耐熱試験を行なつた。
(2)評価基準 ○ ブランクと同等。
△ ブランクより劣る。
× ブランクよりかなり劣る。
これらの試験の結果を下記表−1にまとめ−C示す。
=18− (1)化学式: C,F19 CH,2CH(OH)C
Hi  O(CHi  CH20)MI CHs(2)
化学式: C9F195O2CH2CH(OH)CHi
  O(CHi  CH20)+s H(3)O−ヒド
ロキシジフェニル (4)有機チッソハロゲン化合物し成田薬品工業■製コ
ートサイドN] (5)2−(4−チアゾリル)−ベンズイミダゾール(
6)化学式: C3F17 C0NH(CH2CHIO
)釦H (7)化学式: C9F19 Sop NH(CHtC
Hi O) w H (8)アルテルナリア菌、トリコデルマ菌、ペニシリウ
ム菌および未同定菌を分離検出した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. パーフルオロアルキル基含有アルカン−1,2−ジオー
    ルのエチレンオキシド付加化合物を含有する防曇性軟質
    塩化ビニル系樹脂からなることを特徴とする防黴性に優
    れた農業用被覆材。
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