JPS6121021Y2 - - Google Patents

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JPS6121021Y2
JPS6121021Y2 JP1985063999U JP6399985U JPS6121021Y2 JP S6121021 Y2 JPS6121021 Y2 JP S6121021Y2 JP 1985063999 U JP1985063999 U JP 1985063999U JP 6399985 U JP6399985 U JP 6399985U JP S6121021 Y2 JPS6121021 Y2 JP S6121021Y2
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needle thread
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needle
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、一縫目形成毎に必要な長さの針糸
を糸巻から積極的に繰り出してミシン天秤に供給
するようにしたミシンの針糸供給装置に関し、特
に、針糸に係合させたローラー等の検出部材の変
位(回動角)を検出する検出装置により、上記繰
り出された針糸長さを検知する形式のものにおい
て、天秤による針糸緊張(糸締め)時期にその糸
締め張力が上記検出部材に伝わらない様にしたこ
とを特徴とする。
従来、この出願の出願人に係る出願の特願昭57
−6408号に記載された方式の針糸供給装置では、
即ち、針糸を通過可能又は不可能に針糸を挾持又
は解放可能とした二箇の保持手段と、天秤による
針糸の緊張時期以体の両保持手段間の針糸経路を
変更させてその経路の長さを増大・減少するよう
に作動する繰り出し体と、針糸に係合するローラ
等の検出部材の変位置を検出して糸巻から繰り出
された糸量を検知する検出装置とを備え、常には
供給源側の保持手段のみを解放し、一縫目形成に
必要な長さの針糸の繰り出しを検出装置で検出す
ることにより糸巻側の保持手段をして針糸を挾持
し、次の天秤によ針糸緊急時期に天秤側の保持手
段をして針糸を解放することにより、先に両保持
手段間に繰り出した針糸を縫目に消費するように
した形式の針糸供給装置においては、検出装置の
検出部を糸巻側の保持手段よりも糸巻側の針糸に
係合配置すると、予定糸量の繰り出しに関連して
糸巻側の保持手段が針糸を挾持して両保持手段間
への糸の繰り込みを阻止した後も検出装置の慣性
により針糸が糸巻から繰り出され、その慣性によ
つて繰り出された糸量だけ、糸巻側の保持手段と
糸巻との間の針糸がたるむ結果、次の繰り出し時
にその弛みがなくなるまで針糸が両保持手段間に
繰り込まれても検出装置の検出部材が変位されず
従つて針糸が毎回予定量よりも余分に繰り出され
ることとなる。
上記の問題点を解決するには、検出装置の検出
部材(ローラ)を両保持手段間の針糸に係合配置
させればよいが、これによれば下記のような別の
問題が生ずる。即ち、天秤による針糸緊張時期に
天秤側の保持手段が解放されているのでその糸締
め張力が検出装置の検出部材に伝わる。このた
め、第3図のローラ回転曲線に点線で示したよう
に針糸の伸縮によつて静止していたローラが天秤
の上死点をピークに繰り出し方向にオーバ回転
し、その反動で静止していた元の位置よりも戻り
過ぎてローラが微振動し、これにより針糸とロー
ラとの間に滑りが生じたり、次に繰り出し体によ
り針糸を供給源から両保持手段間に繰り出すとき
に、ローラが揺れ動いた途中の位置からその針糸
供給方向への回動が検出されるので、繰り出され
た針糸によつて回されたローラの回転角αとエン
コーダが検出したローラの回転角βとが一致せ
ず、針糸の繰り出し量を正確に制御できないと云
う問題点があつた。
この考案は簡単な構成により上記の問題点を解
決することを目的とする。
以下この考案の実施例を図面により説明する。
機械構成について、 ミシンは詳細に図示しないが駆動源に連動して
回転する主軸と、針糸Tをもつミシン針を固定し
主軸に連動して上下動する針棒と、針糸供給源と
しての糸巻とミシン針との間の針条Tを支持し針
糸Tを繰返して緊張・弛緩するように主軸に連動
し、且つ第3図に示す針棒上死点を0゜としたタ
イミング曲線(天秤曲線)に従い二位置間を往復
動する天秤1とを備えた公知のものである。
保持手段2,3は天秤1と糸巻との間の針糸経
路上において、相対的に糸巻から天秤1に向う針
糸供給方向の先方と手前に離隔して配置し、各別
に連結した電磁石(SOL.1)4及び電磁石
(SOL.2)5と、これらの励磁により接合し、非
励磁により離隔するようにした一対の保持板2
a,2b及び3a,3bからなり、これら保持板
が接合することにより針糸Tを移動不可能に挾持
し、且つ離隔することにより針糸Tを移動可能に
解放する。
案内板6,7は両保持手段2,3間の針糸経路
の両側に離隔し且つ垂直に固定配置すると共に、
それぞれ中間に開口6a,7aを形成する。ミシ
ン機枠の上部8には両案内板6,7の隙間に対向
して長溝8aを形成する。
繰り出し体9は、機枠に固定した軸10に中間
を回動自在に支接した揺動体11と、揺動体11
の上方部に軸10と平行な軸12を中心に回動自
在に支持し、且つ揺動体11との間に張り渡した
コイルばね13により常には揺動体11に固定し
たゴム材からなる突出部11aに圧接するよう
に、第1図の時計方向に弾性力を作用した繰り出
し腕14とからなり、両案内板6,7の開口6
a,7a内に関連配置する。繰り出し腕14は、
第4図のように上端面14aを右下りに傾斜させ
て上方部をT字状に形成し、その右隅を糸掛部1
4bとする。また繰り出し体14をして、第8図
に示した様に天秤1による針糸Tの弛緩時期には
両保持手段2,3間の針糸経路を屈曲して増大
し、天秤1による針糸Tの緊張時期には上記針糸
経路を屈曲しないように、天秤1と同期して回転
するカム体15のカム面15aに対して揺動体1
1の下方部に設けた追従子11bを機枠との間に
張り渡したコイルばね16の弾性力により圧接さ
せる。なお、コイルばね13の強さは繰り出し体
9による針糸経路の屈曲中に両保持手段2,3が
針糸Tを挾持したときの針糸Tの張力よりも弱く
設定し、コイルばね16はコイルばね13よりも
強く設定する。
ベーステンシヨン17は常に針糸Tに一定の通
過抵抗を与えるように糸巻と保持手段2との間に
配置する。回転体18は繰り出し体9の作動に関
連して針糸Tが糸巻から繰り出されたときにその
繰り出し量に比例して回転可能に両保持手段2,
3間に配置する。
抵抗付与装置としてのベーステンシヨン19は
ベーステンシヨン17と同様のものである。この
ベーステンシヨン19と保持手段3との間の針糸
経路上に離隔して設置した糸案内20,21間に
は、機枠の軸部にコイルの基部を遊嵌し且つ基端
を固定したばね部材からなる糸吸収装置としての
糸吸収ばね22の自由端(糸掛け部)22aを配
置する。糸吸収ばね22の弾性力はベーステンシ
ヨン19と糸案内21とによる針糸Tの通過抵抗
の総和よりは弱く、且つ電磁石が消磁していると
きの保持手段3と糸案内20とによる針糸Tの通
過抵抗の総和よりは強く設定し、この弾性復元力
により糸吸収ばね22は常には両糸案内20,2
1間に真直に張られたときの針糸Tの経路を横切
つて第1図の時計方向に一定角度回動して停止す
る。
電気回路の構成について 繰り出し検出装置27は回転体18が一定角度
回転する毎に1箇のパルスを発生する。位置検出
装置28は主軸に関連配置され、繰り出し体9が
カム体15に連動して第1図の時計方向に揺動し
た後に反時計方向に揺動し始めた直後から、天秤
1による針糸Tの弛緩期間が終る直前までの主軸
の回転角を検出して、それらの期間Hの位置信号
を発生する。カウンタ29は位置検出装置28か
らの位置信号によりリセツトし、繰り出し検出装
置27からのクロツクパルスを計数する。設定装
置30はダイアルにより設定するデジタル・スイ
ツチからなり、一縫目形成に要する針糸Tの長さ
(布の厚さ、針の振り幅、送りピツチ等の条件に
より変化する)に対応して繰り出すべき針糸Tの
長さを設定するものであり、その設定長さに対応
して異なるデジタルコードを発生する。このデジ
タルコードは繰り出し量に比例した回転体18の
回転角度に対応する繰り出し検出装置27からク
ロツクパルスの数に関連させてある。
比較回路31はカウンタ29と設定装置30と
の出力値を比較し、双方が一致するときHの一致
信号を発生する。作動回路32,33はHの信号
を受けて電磁石4,5を励磁するように開路し、
低レベル(以下Lとする)の信号を受けて電磁石
4,5を消磁するように閉路する。フリツプフロ
ツプFFは位置検出装置28からの位置信号によ
りリセツトされてQ端子出力をLとし、比較回路
31からの一致信号によりQ端子出力をLからH
に反転する。
なお、Gはオアゲート回路、I1,I2はインバー
タである。
作用について ミシンを駆動すると、天秤1が保持手段3と針
又は縫目との間の針糸Tを緊張させるように上昇
した後に弛緩させるように下降し、それらを繰返
す。また、天秤1による上記の針糸弛緩期間中に
繰り出し体9の揺動体11がカム体15に連動し
て第1図の時計方向に往動すると共に反時計方向
に復帰する。
揺動体11が往動すると繰り出し腕14もコイ
ルばね13の弾性力により一体となつて移動し、
第4,5図のbのように開口6a間において針糸
Tを屈曲し、保持手段2,3間の針糸経路を増大
する。なお、この期間は位置検出装置28の出力
がLであるから、一方の電磁石4が消磁し他方の
電磁石6が励磁し、これにより供給源側の保持手
段2は針糸Tを解放し、繰り出し側の保持手段3
は針糸Tを通過不可能に挾持するので、揺動体1
1が往動するに従つて上記経路の増加に相当する
長さの針糸Tが糸巻から保持手段2,3間に繰り
出される。
上記作用により針糸Tが糸巻から繰り出される
と、回転体18が第1図の反時計方向に回転し、
これにより繰り出し検出装置27からその回転角
度に比例した数のクロツクパルスが発生する。こ
のクロツクパルスはカウンタ29で計数され、そ
の計数値が比較回路31の一方の入力部に入力さ
れる。カウンタ29の計数値が設定装置30の出
力に一致すると比較回路31からHの一致信号を
出力し、これによりFFのQ端子出力がLからH
に反転するので、電磁石4が励磁して保持手段2
が針糸Tを通過不可能に挾持し、糸巻から針糸T
が繰り出されるのを阻止する。このとき他方の保
持手段3は位置検出装置28の出力が変化しない
から針糸Tを挾持したままである。従つて、設定
装置30で設定した長さの針糸Tが糸巻から繰り
出された後には、針糸Tが両保持手段2,3によ
つて通過不可能に挾持されるので、もしこれが揺
動体11の往動の途中であれば、その後の揺動体
11の往動時には保持手段2,3間の針糸Tの張
力によりコイルばね13が引き伸ばされて繰り出
し腕14はその位置に停止し続ける。これによれ
ば揺動体11と追従子11bがコイルばね16の
作用力によりカム体15のカム面に確実に接触
し、且つ必要以上に針糸Tを繰り出したり、糸切
れを生ずることがない。
次に第4,5図bの状態から揺動体11が復動
し始めた直後から天秤1による針糸Tの弛緩期間
が終る直前までの期間は、位置検出装置28から
位置信号が出力されるからインバータI2を介して
電磁石5が消磁するが、電磁石4はゲートGを介
して励磁し続けるので、保持手段2は針糸Tを挾
持したままで保持手段3が針糸Tを解放する。従
つて保持手段2,3間に繰り出された針糸Tが電
磁石の消磁と共に糸吸収ばね22の弾性復帰力に
より糸案内20,21間に引き出され、保持手段
2,3間の針糸Tは張られる。
またFFは位置検出装置28からの位置信号に
よりクリアーされるので、その後に位置信号の出
力が止まると、電磁石4が消磁して保持手段2に
よる針糸Tの挾持を解放すると共に、電磁石6が
励磁して保持手段8により再び針糸Tを挾持す
る。
次にこの状態から天秤1が上昇し始めると、そ
れに伴なつて糸案内20,21間の針糸Tが糸吸
収ばね22の作用力に抗してベーステンシヨン1
9より天秤1側に引き出され、保持手段3及び縫
目間の針糸Tが張られると共に、該縫目が締めら
れて結節する。以下天秤1が一往復する毎に上記
作用を繰返す。
ところで、繰り出し腕14に対して針糸Tはミ
シン機枠8の上方から開口8aを経て案内板6,
7間に引き込むことによりその糸掛部14bに対
向するようにセツトするが、繰り出し腕14が針
糸Tを屈曲するように往動しても繰り出し腕14
の上端面14aが案内板6,7に交叉するので、
繰り出し腕14に対して糸掛けミスを起こすこと
はない。即ち、ミシンが第4,5図bの状態で停
止している場合には、開口8aから案内板6,7
間に引き込まれた針糸Tは一旦繰り出し腕14の
上端面14aに乗るが、次に繰り出し腕14が同
図aの状態に復動すれば、針糸Tは上端面14a
をその傾斜に沿つてすべり落ち、糸掛部14bに
対向する。
以上のようにこの考案は、繰り出し体の両側に
配置した二箇の保持手段による針糸の挾持・解放
を、繰り出し体と糸巻側の保持手段間の針糸に係
合配置し両保持手段間への針糸の繰り込みに伴な
つて変位する変位部材の変位量を検知して実際に
繰り出された糸量を検出する繰り出し検出装置に
より制御することにより、一縫目形成毎に予定の
針糸量を繰り出すようにした針糸供給装置におい
て、第二保持手段の不作用時期にはそれによる通
過抵抗よりも強い通過抵抗を針糸に与える抵抗付
与装置と、天秤による針糸緊張に伴なつて蓄勢さ
れると共に第二保持手段の不作用に関連して前記
蓄勢された復元力により復帰する糸吸収ばねとを
備え、両保持手段間に繰り込まれた糸を天秤側の
保持手段が閉じて天秤による糸締めが始まる前に
糸吸収ばねにより天秤側に引出すように構成した
から、天秤による針糸緊張時期にその糸締め張力
が繰り出し検出装置に伝わらず、繰り出し検出装
置の検出部材が針糸の伸縮によつて振られたりし
ないので、針糸の繰り出し量を正確に検出でき
る。
従つて各縫目形成毎に予定の糸量を正確に繰り
出して天秤に供給し得ることから、各縫目の糸締
りを一定にして縫製品質を向上する効果が得られ
る。
なお、本実施例では一針毎の縫目結節に要する
針糸の長さに関する基礎データをデジタル・スイ
ツチの手動操作により設定するものを示したが、
針振りの調節手段や布送りの調節手段の設定位置
を適宜な検出手段により検出したデータ又は針振
り機構や布送り機構の運動量を検出したデータに
より予め記憶された糸量データを記憶装置から読
み出し、このデータを繰り出し長さの基礎データ
とするか、又は上記検出データに基き演算して求
めたデータを繰り出し長さの基礎データとして比
較回路31に入力してもよいし、記憶装置に記憶
したデータに基いて針振り機構や布送り機構を作
動する型式のミシンにおいて、その記憶データに
より予め記憶された糸量データに読み出すか、又
はその記憶データから演算して求めたデータを繰
り出し長さの基礎データとして比較回路31に入
力するようにしてもよい。更に、針振りと布送り
に関するデータの他に、布厚による布押え足の位
置の変化をポテンシヨメータで検出する布厚検出
装置の検出データや、布の織糸、織方等の種類に
対応して予め実験によつて求めたデータを複合し
て繰り出し量を設定するようにしてもよい。
本実施例では、カム体15に連動して往復動す
る繰り出し体9により針糸Tを糸巻から保持手段
2,3間に繰り出すと共に、常には第一保持手段
2を不作用、第二保持手段3を作用とし、必要糸
量が繰り出されること(一致信号)に関連して保
持手段2を作用し、主軸の特定回転角に対応する
位置信号に関連して保持手段2を引き続き作用さ
せると共に保持手段3を不作用にし、この保持手
段3の不作用時期に前記の繰り出された針糸量を
糸吸収ばね22によつて保持手段2,3間から引
き出すものを示したが、たとえば特願昭57−
82712号の明細書及び図面に記載の第一実施例の
ように、回動する繰り出し体を本願の保持手段間
に配置すると共に、天秤側の保持手段3を第3図
の点線で示したように比較回路31からの一致信
号に関連して不作用となるように制御回路に関連
させてもよい。この場合の糸吸収ばね22の作用
は第3図の点線で示したようになる。
また本実施例の抵抗付与装置には、常に針糸に
一定の通過抵抗を与える周知のベーステンシヨン
を示したが、第3図に示した保持手段3の不作用
時にのみ針糸Tに通過抵抗を付与するようにして
もよいし主軸に機械的に連動するように構成して
もよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明装置の斜視図、第2図は電気
回路のブロツク図、第3図はタイムチヤート、第
4,5図は繰り出し体への糸掛け作用の説明図で
ある。 2……第一保持手段、3……第二保持手段、9
……繰り出し体、19……抵抗付与装置(ベース
テンシヨン)、22……糸吸収装置(糸吸収ば
ね)、27……繰り出し検出装置、28……位置
検出装置、30……設定装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 天秤と針糸供給源間の針糸経路上において相対
    的に針糸供給方向の手前と先方に離隔して配置
    し、作用により針糸を通過不可能とした不作用に
    より針糸を通過可能とする第一第二保持手段2,
    3と、 両保持手段間の針糸経路を変更してその経路の
    長さを天秤による針糸の弛緩時期に増大した後に
    減少するように天秤に同期して作動する繰り出し
    体9と 繰り出し体とそれよりも針糸供給方向手前の第
    一保持手段間の針糸に係合し、両保持手段間の針
    糸経路長さの増加による針糸の供給源からの繰り
    出し長さに比例して変位し、その変位量に対応し
    異なる糸量信号を発生する繰り出し検出装置27
    と、 主軸の特定回転位相を検出し繰り出し体による
    両保持手段間の針糸経路の増大終了から減少終了
    までの期間中に第一位置信号を発生し且つ第一位
    置信号発生から天秤による針糸の緊張が始まるま
    での期間中に第二位置信号を発生する位置検出装
    置28と、 異なる縫い条件に対応して一縫目形成に要する
    針糸長さに対応する設定信号を発生可能にした設
    定装置30と、 糸量信号と設定信号とを比較して一致するとき
    に一致信号を発生する比較回路と、一致信号およ
    び第一、第二位置信号を入力とし、常に第一保持
    手段をして不作用にし一致信号に関連して作用し
    且つその後の第二位置信号に関連して不作用とす
    ると共に、常には第二保持手段をして作用し一致
    信号の発生から第一位置信号発生時までに不作用
    にした後に第二位置信号に関連して作用とするよ
    うに制御する制御回路とをして、 一縫目形成に必要な針糸量を一縫形成毎に繰り
    出すようにしたミシンにおいて、 第二保持手段と天秤との間の針糸経路上に配置
    し、第二保持手段の不作用時期にはそれによる通
    過抵抗よりも強い通過抵抗を針糸に与える抵抗付
    与装置19と、 常には第二保持手段と抵抗付与装置間の針糸に
    係合し天秤による針糸緊張に伴なつて蓄勢される
    と共に第二保持手段の不作用に関連して接に蓄勢
    された復元力により両保持手段間にたるんだ針糸
    を第二保持手段と抵抗付与装置間に引き出すよう
    に作用する糸吸収ばね22、 とを備えたことを特徴とするミシンの針糸供給装
    置。
JP6399985U 1985-04-27 1985-04-27 ミシンの針糸供給装置 Granted JPS60182972U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54163148A (en) * 1978-06-15 1979-12-25 Aisin Seiki Automatic thread delivery device for sewing machine
JPS5643986A (en) * 1979-09-19 1981-04-22 Riccar Sewing Machine Kk Upper cotton nonnadjusting sewing machine

Patent Citations (2)

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JPS54163148A (en) * 1978-06-15 1979-12-25 Aisin Seiki Automatic thread delivery device for sewing machine
JPS5643986A (en) * 1979-09-19 1981-04-22 Riccar Sewing Machine Kk Upper cotton nonnadjusting sewing machine

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