JPS61174364A - 永久磁石 - Google Patents

永久磁石

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JPS61174364A
JPS61174364A JP60205006A JP20500685A JPS61174364A JP S61174364 A JPS61174364 A JP S61174364A JP 60205006 A JP60205006 A JP 60205006A JP 20500685 A JP20500685 A JP 20500685A JP S61174364 A JPS61174364 A JP S61174364A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は希土類−鉄永久磁石に関するものである。
〔従来の技術〕
希土類−Fe−Bを基本成分とする永久磁石についての
研究が近年活発になされ、その結果が公開特許公報等に
より公表されるようになりつつある。
特開昭57−141901号公報によると、遷移族金属
(T)、メタロイド金属(M) 、Yおよびランタニド
元素Rの組み合わせからなる組成を非晶質化し、次に非
晶質組成を熱処理により結晶化することによって保磁力
を発生せしめる永久磁石粉末製法が記載されている。こ
の公報によると、TはTi。
V 、 Cr 、 Mn 、 Fe 、 Co 、 N
i 、 Cu 、 Zr 、 Nb 、 Mo 、 H
f 。
Ta、Wより選ばれる1種もしくは2種以上の組合せで
あり、またMはB、Si、P、Cより選ばれる1種もし
くは2種以上の組合せ、RはYおよびランタニド元素よ
り選ばれる1種もしくは2種以上の組合せ、であって、
これらを (T+−、MX)、R1−2なる関係式(但し、0≦x
≦0.35.0.35≦z≦0.90)で含有させた永
久磁石粉末についての特許が請求されている。
特開昭58−123853号公報によると、Laおよび
Pr含有材料が提案されており、その組成は、(Fe、
 B+−x)y (Lag Prw B+−z−w) 
+−y、但し、RはLa、Pr以外の希土類金属、x 
=0.75〜0.85、y =0.85〜0.95、Z
 =0.40−0.75、W=0.25〜0.60、z
+w:51.0である。この公報には、液体急冷法によ
り非晶質化したR−Fe−B含有合金を焼鈍して結晶化
させる際の保磁力増大を適切にするために、希土類元素
の種類および割合を上述の(Lag Prw B+−g
−w)とする組成調節法が述べられている。
特開昭59〜46008号公報には、8〜30原子%の
R(但し、Rは希土類元素の少なくとも1種)、2〜2
8原子%のB、及び残部Feからなる磁気異方性焼結体
が提案されている。この公報で公開された発明は液体急
冷法によらず焼結法によって任意の形状の永久磁石体を
製造可能にすることをひとつの意図としている。また、
焼結体成分中のRに関しては、Nd単独、Pr単独、N
dとPrの組合せ、NdとCeの組合せ、SmとPrの
組合せ、PrとYの組合せ、Nd、PrとLaの組合せ
、Tb単独、Dy単独、Ho単独、ErとTbの組合せ
等についての焼結体の磁気特性が示されている。
上述の如き従来技術をまとめるとR−Fe−B(但し、
Rは希土類金属、以下同じ)系永久磁石においてRがN
dまたはPrであるときに優れた磁石特性が得られてい
たことが分かる。
また、従来技術において、希土類元素としてLaおよび
Ceが使用可能であることを特許請求しているものもあ
るが、LaのみをRとして使用するのではなく L a
の含有量上限を制限していることにより多量のLaによ
る磁気特性低下が避けられている。上記従来技術におい
てはLaおよびCeを主体として希土類成分を具体的に
構成した永久磁石の例はない。
第2図はJ、 Appl、Phys、Vo155(19
84)第2079真に掲載されているグラフを両温した
R−Fe−B系永久磁石合金の減磁曲線である。このグ
ラフよりも、Pr、NdがR−Fe−B合金のR成分と
して最も望ましく、LaまたはCeをR−Pe−B系合
金のR成分とした合金は永久磁石としての特性をもたな
くなることが分かる。このような点からして、上述の従
来技術は、Pr、Nd等の極く一部をLa 、Ceで置
換することを開示していても、1、aまたはCeを主体
としてR成分を構成したR−Fe−B合金が永久磁石に
なることは何ら開示していないと言えよう。
最近の希土類−鉄永久磁石に関する注目すべき進展は、
1984年10月のMMMに発表されたFe−(32,
5〜34.5%)R−(1〜1.6%)B、(但しRは
ジジム(Nd−10%Pr)、5Ce−ジジム、または
4O−Ceジジム)がi Hc =10.2K G、 
 (B H) 、、、、 = 40MGOeを達成した
ことである。(rDIDYMIUM−Fe−B SIN
 TERt!D PIERMANENT阿八GNETS
 J論へ)。だが、この永久磁石でもR成分はNdが主
体となっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
R−Fe−Bを基本成分とする永久磁石は磁気特性がす
ぐれているものの、そのひとつの問題点はすぐれた磁気
特性を得ようとするNd、Prを希土類金属の主体とせ
ざるを得す、このために永久磁石が高価になることであ
った。よって、上記ジジム含有永久磁石は、比較的安価
なジジムを使用してもNd、Prと同等の磁気特性を発
揮できるので注目されているのである。
LaまたはCeは他の希土類元素と比較して多量に産出
されそして安価であるために、これらを希土類金属の主
成分として使用可能になれば希土類−鉄永久磁石の大幅
なコストダウンが可能になる。だが、第2図から分かる
ようにLa 、Ceは磁気特性上有害な元素である。L
a 、Ceが磁気特性上有害である理由は、希土類−鉄
永久磁石の強磁性成分はR,Fe、、B化合物であり、
そしてRがLaであると該化合物が不安定になるかもし
くは生成されず、またRがCeであるR (Ce) z
Fel 4Bは保磁力が小さいためである。
上述のように、従来技術はLa 、Ceを希土類金属の
主成分として使用するに至っていない。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は、液体急冷法で製造した板厚20μm、板幅3
龍のFeww (t、a+−x Cex )I?B4合
金の保磁力を測定した結果を示すグラフである。
Fet@(La+−x Cew )+Jsなる組成式に
おいてx=1 (すなわちFe7tCe+Ji)および
x=0(すなわちPettLa+Jb)のときの保磁力
は第2図のそれぞれCe 、Laのデータとほぼ一致し
ている。
なお若干の差は両図に保磁力が示された合金の組成の差
による。
第1図に示されているようにLaとCeの両者ヒ が希土類元素として用いられ役イaまたはCe単独の場
合よりも保磁力が格段に高められる。X値が約0.65
であると保磁力(iHc)は約7kOeとなる。この保
磁力はPrまたはNdをRの主体とする永久磁石の保磁
力の約172であるが、La。
Ce等のみからR成分を構成できるようになると、かか
る永久磁石はPr、Nd主体永久磁石と十分にコスト・
性能の総合面から競争できるようになる。
本発明(以下、第1発明と称する)は第1図の如<La
とCeの共存によって保磁力(i Hc )が著しく高
められるとの発明にもとづいて成立しているものであっ
て、その特徴とするところは、(Ce、tLa+−* 
)g CFer−vBv )+−g、但し、0.4 ≦
x≦0.9.0.05≦z≦0.3.0.01≦V≦0
.3なる組成と4kOe以上の保磁力(iHc)にある
R中の重希土類の量比は0.4以下、特に0.2以下が
望ましい。本発明において、Xが0.4未満もしくは0
.9を越えるとそれぞれLa単独またはCe単独の組成
と同等程度の保磁力した得られないために、X=0.4
〜0.9とした。また2が0.05未満であると゛角型
比および保磁力が低下し、Zが0.3を越えると残留磁
束密度が低下するために、Z=0.05〜0.3とした
。さらに、■がo、oi未満であると保磁力が低下し、
またVが0.3を越えると残留磁束密度が低下するため
V =0.01〜0.3とした。
さらに、より高い保磁力を得るためには、0.6≦x≦
0.8.0.02≦V≦0.15.0.1 ≦z≦0.
2の範囲であることが好ましい。より好ましくは、0.
03≦V≦0.12である。
本発明において保磁力(i、 Hc )を4kOe以上
としたのは、4kOeの保磁力が達成されると、Ceと
Laの顕著な相乗効果が認められるからであり、また4
kOe以上の保磁力(iHc)を有するFe−B −(
La 、 Ce)系磁石は、市場ニオいて各種永久磁石
に代替しうる特性を有するからである。前者の点は第1
図から明らかであり、後者の点についてはRe−Bとい
う安価な元素を用いかつ希土類金属中でも多量に産出さ
れるLa。
Ceを用いて、4KOe以上の保磁力を具備する本発明
の永久磁石は希土類コバルト系およびFe −B −P
r  (Nd)系、およびフェライト系永久磁石と十二
分に対抗しうるちのであるから、これらの点から4kO
e以上を本発明の構成要件とする。
第3図および第4図は、それぞれ、FetsM+sB+
およびFetaM+tB5なる組成式の合金を液体急冷
法で、単ロールの周速(V)を変化させて薄帯化した材
料の保磁力(iHc)を示すグラフである(図中−急冷
後、0として示す)。なお上記組成式中のMは、約32
%La、約48%Ce、約15%Nd、約4.5%のP
「、約0.3%Sm、残部Feその他の不純物からなる
ミツシュメタルである。
第3図および第4図から分かるように、単ロールの周速
(V)が約30 m / sにおいて保磁力が最大の約
8kOeになっている。
さらに、最大保磁力を達成する単ロールの周速以上の冷
却条件で得られた薄帯を550℃および600℃で時効
した後の保磁力も第3図および第4図に示す0時効のデ
ータから、上記FetsM+sB+。
およびFe、sM+、Bsなる組成の合金は液体急冷状
態では保磁力(iHc)が低くとも時効により高保磁力
化することが分かる 第3図および第4図を引用して上述した如きところから
(11L aおよびCe以外の希土類元素が若干量存在
しているときでもLaおよびCeの相乗効果があり、(
2)このような相乗効果は液体急冷および時効処理等の
プロセスに依存性を有していす組成に起因するものであ
ることが分かる。
本発明(以下、第2発明と称する)はこのような発見上
に成立しているものであって、その特徴とするところは
、 C(Ce X La+−x )y〕z〔(Fe1−y)
 z(Fe+−vBv )+−g、但し、Rは少なくと
も1種の希土類金属(Yを含む)、0.4≦x≦0.9
.0.2 < y <1.0.0.05≦z≦0.3 
、o、ot≦V≦0.03であり、RはCeおよびLa
以外の少なくとも1種の希土類元素である組成と、4k
Oe以上の保磁力(iHc)とにある。
第2発明におけるx、z、vの限定理由および好ましい
範囲は第1発明と同様である。また、第2発明において
yを0.2超えるように(y>0.2)定めたのはLa
 、CaO量が0.20以下では希土類元素のコストが
高くなるからである。またy<1.0としたのは、第1
発明と第2発明の組成を区別するためである。好ましい
yの範囲は0.5≦y〈1.0である。
第1発明および第2発明に係る合金には、^l。
Ti 、 V 、 Cr 、 Mn 、 Zr 、 I
f 、 Nb 、 Ta 、 Mo 、 Ge 、 S
b 。
Sn、Bi、Ni、W、Cu、Ag等の元素を添加する
ことができる。これらの元素は保磁力をさらに改善する
効果がある。添加量はクレーム中のUが0.2を越える
と残留磁束密度が低下するので0≦u≦0.2となる。
高保磁力と高エネルギー積を考慮すると好ましくは0.
001 ≦u≦0.1 より好ましくは0.002≦u
≦0.05である。
さらに、第1発明および第2発明のBの一部をSi、C
,Aj! 、P、N、Ge、S等で置換しても、Si等
で置換されたBはB単独と同様な効果を有する。
加えて、COを第1発明および第2発明に係る合金を添
加すると、キュリ一温度が上昇し、磁気的性質、特にB
r、の温度特性が改善される。添加量はクレーム中のW
が0.5を越えると安価な磁石としての特徴が薄れかつ
保磁力が低下するので、Q<w≦0.5となる。好まし
くは0.001 ≦W≦0.35である。
〔作 用〕
本発明に係る永久磁石の著しい特色は上述のように従来
の永久磁石と比較して組成上安価であるところにある。
すなわち、従来はFe−B−R系永久磁石の成分として
使用できないと考えられていたLa 、Ceを主体とし
て極めて安価な永久磁石を製造することが本発明の特色
である。而して、本発明においては、LaとCeの原子
比率が約0.35対約0.65において保磁力が最大に
なり、またかかる保磁力(iHc)はLa単独のものに
比較して約35倍、Ce単独のものに比較して約3.5
倍となる。本発明者等はかかるLaとCeの共存による
保磁力(iHc)の顕著な増大の原因を究明すべく、第
1図で説明したFevs (La+−* Ce、 )+
tBsの結晶構造をX線で調べ、R1Fe1a B型結
晶の存在を確認した。この結晶は従来Nd−Fe−B系
合金において検知されていたものと同じ結晶形を有する
ものであった。
従来、LaはR1Fe1a B型結晶を作らないと考え
られており、それ故LaはR−Fe−B系永久磁石のR
主成分としては用いられていなかった。ところがLaと
Ceが共存する本発明の組成においてはR2Pe14B
型結晶の存在が確認されたためにLaとCeが共存する
とR,Fe、、 B型結晶が生成されることが分かった
。よって、この結晶が保磁力(iHc)の向上に寄与し
ていると考えられる。
また、CetFela Bは格子定数a、=0.877
の正方晶結晶を作り、その保磁力(iHc)はLa −
Fe−Bよりは格段に高いことが知られている。ところ
が、本発明によると、CeとLaを共存させることによ
って、Ce2Pe+4Bよりもはるかに高い保磁力(i
Hc)が得られている。この点を考慮すると、本発明に
より得られる高い保磁力(i Hc)はLaとCeがR
zFez B結晶中にある特定の割合で存在することに
よる寄与もあると考えられる。
このようなLaとCeが結晶構造にどのような影響を及
ぼすかは解明されていない。その結晶学的機構解明につ
いては今後の研究を待たなければならない。
以下、単ロールを用いた液体急冷法により製造した本発
明の永久磁石の実施例を説明する。
なお、本発明に係る永久磁石は、液体急冷法のほかに、
液体急冷一時効法および焼結法により製造することがで
きる。これらの方法について述べると、液体急冷一時効
法は、熱処理によって保磁力(iHc)を高める方法で
あり、焼結法は所定組成の粉末を900〜1150℃で
焼結することにより任意の形状の永久磁石を製造する方
法である。
なお、本発明の焼結法による磁石材料の製造方法を一般
に説明するならば以下のようになる先ず、原材料を所望
の組成になるごとく配合するこれをアルゴン等の不活性
ガス中、あるいは、真空中で溶解し、鋳造後合金のイン
ゴットを得る。この場合、配合した組成又は一旦溶解後
のインゴットを溶解し、液体急冷法を用いてリボンとし
てもよい。
次に、得られたインゴットあるいはリボンを必要に応じ
て溶体化あるいは時効後粉砕を行なう。粉砕は公知の粗
粉砕または微粉砕法に従がい、2〜15μの磁石合金粉
とする。その後無磁場あるいは3〜15kOe程度の磁
場中で圧縮成形を行なう。
次に成形体を真空中あるいは不活性ガス中で900〜1
200℃にて0.5〜6時間焼結後冷却する。次に必要
に応じて時効処理を350〜950℃で0.2〜60時
間施こす。時効処理としては、高温側で第1段目の時効
後低温側で時効する多段時施処理を用いた方が高い保磁
力が得られる。このようにして、本発明の磁石材料は製
造される。
さらに、粉末結合法は、液体急冷法により得たリボンま
たは粉末を必要ならばさらに時効処理および粉砕した後
に、樹脂等で結合してボンディッド磁石とする方法であ
る。
さらにボンディッド磁石材料の製造方法の詳細について
説明するなら以下の如くなる。
先ず、原材料を所望の組成になるごとく配合する。これ
を、アルゴン等の不活性ガス中、あるいは真空中で溶解
し、合金のインゴットを得る。次に得られたインゴット
を小片に砕き、液体急冷法によりリボン状又は、急冷粉
体とする。そのリボン又は粉体に必要に応じて最適熱処
理を施す、又はインゴットを900〜1150℃にて0
.5〜30時間保持した後、冷却する。この後、インゴ
ットに950〜350℃の温度範囲にて0.2〜60時
間、種々のプロフィールで最適熱処理を施す。この場合
、熱処理は不活性ガスないし、真空下で行うことが好ま
しい。上記の様にして作成したバルク体を粉砕する。粉
砕は、公知の粗粉砕または、微粉砕法に従う。5〜30
0μの磁石合金粉末が得られる。この粉末には必要に応
じて表面処理が施される。次いで、この磁石合金粉末と
バインダーとを所定量比で混合する。バインダーとして
は樹脂でもメタルバインダー等でもよい、又、バインダ
ーは、成形後、含浸してもよい。次に3〜10kOe程
度の磁場中で、配向、圧縮成型を行い、圧縮成型後充分
な固化を行う、この場合、磁場中配向と圧縮成型とは同
時にワン・ステップで行ってもよく、更に圧力成型とし
ては、通常の加圧成型の他、射出成型を行ってもよい。
なお配向、圧縮成型、固化に際しては、その際の圧縮力
、固化時間、温度等は、公知のボンディッド磁石におけ
る条件と同等のものでよい。
以下、本発明の詳細な説明する。
〔実施例1〕 第1表に組成を示すインゴットを溶解法により製造し、
インゴットを小片に砕き、これを片ロールを用いた液体
急冷法によりロールの表面速度を変化させてリボン状の
試料を製造した。保磁力(iHc)が最大となるロール
の表面速度において得られた試料の保磁力を次表に示す
以下余白 実施例2 第2表に組成を示す、インゴットを溶解法により製造し
、インゴットを小片に砕き、これを片ロールを用いた液
体急冷法によりロールの表面速度を変化させてリボン状
の試料を製造した。次に保磁力(iHc)が最大となる
ロールの表面速度において得られた試料を粉砕し、磁石
合金用粉末を得た。このようにして得られた粉末に表面
処理後バインダーと重量比1:Q、02〜0.4の割合
で混合し、10kOeの磁場中で圧縮成型し、その後固
化を行なった。得られた最良の特性を第2表に示す。
以下余白 実施例3 第3表に示す組成となるよう原料を調合し、この混合物
をアルゴン雰囲気工高周波加熱により溶解し、上記組成
の磁石合金インゴットを得た。このインゴットを3〜1
0μmに微粉砕し、約10kOeの磁場中で成形し、9
50〜1150℃の真空中で約2時間焼結後冷却した。
次に950〜350℃で時効処理を施した。次にこの焼
結体を10〜200μに粉砕し、磁石合金粉末を得た。
この粉末に必要に応じて歪取り焼鈍を行った。このよう
にして得られた粉末を表面処理後バインダーと重量比l
:0.02〜0.4の割合で混合し、10kOeの磁場
中で成型を行った。得られた最高値を第3表に示す。
以下余白 〔発明の効果〕 本発明に係る永久磁石は極めて安価でありまた保磁力(
iHc)は満足すべき高い値を有するために各種用途に
使用されることが期待される。
【図面の簡単な説明】
第1図はFett (La+−x Ce、 )l?B&
のX値と保磁力(i Hc)の関係を示すグラフ、 第2図はRo、 + ss (Fee、 +++sBo
、 ois) 0.1165の減磁界曲線、 第3図および第4図はFetsM+sB+。およびpe
75M1tBsの単冷却ロールの周速(V)と保磁力(
iHc)の関係を示すグラフである。 図面の浄M(Ft′1容に変更なム) 第1図 第2図 第3図 第4図 手続補正書(自発) 昭和60年7ノ月 ケ日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、〔Ce_xLa_1_−_xR_1_−_y〕z〔
    (Fe_1_−_uMu)_1_−_vB_v〕_1_
    −_2−但し、RはCe、La以外の少なくとも1種の
    希土類金属(Yを含む)、またMはAl、Ti、V、C
    r、Mn、Zr、Hf、Nb、Ta、Mo、Ge、Sb
    、Sn、Bi、Ni、W、CuおよびAgよりなる群の
    少なくとも1種の元素、 0.4≦x≦0.9、0.2<y≦1.0、0.05≦
    z≦0.3、0.01≦V≦0.3、0≦u≦0.2−
    なる組成を有する磁石合金粉末を、バインダーと混合し
    てなる永久磁石材料。 2、〔(Ce_xLa_1_−_x)_yR_1_−_
    y〕z〔(Fe_1_−_u_−Co_wMu)_1_
    −_vB_v〕_1_−−但し、RはCe、La以外の
    少なくとも1種の希土類金属(Yを含む)、またMはA
    l、Ti、V、Cr、Mn、Zr、Hf、Nb、Ta、
    Mo、Ge、Sb、Sn、Bi、Ni、W、Cuおよび
    Agよりなる群の少なくとも1種の元素、 0.4≦x≦0.9、0.2<y≦1.0、0.05≦
    z≦0.3、0.01≦V≦0.3、0≦u≦0.2、
    0<W≦0.5−なる組成を有する磁石合金粉末を、バ
    インダーと混合してなる永久磁石材料。
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