JPS6059007B2 - ロストワツクス鋳造用オ−トクレ−ブ - Google Patents
ロストワツクス鋳造用オ−トクレ−ブInfo
- Publication number
- JPS6059007B2 JPS6059007B2 JP58072974A JP7297483A JPS6059007B2 JP S6059007 B2 JPS6059007 B2 JP S6059007B2 JP 58072974 A JP58072974 A JP 58072974A JP 7297483 A JP7297483 A JP 7297483A JP S6059007 B2 JPS6059007 B2 JP S6059007B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dewaxing
- pallet
- mold
- tank
- rotary table
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22C—FOUNDRY MOULDING
- B22C9/00—Moulds or cores; Moulding processes
- B22C9/02—Sand moulds or like moulds for shaped castings
- B22C9/04—Use of lost patterns
- B22C9/043—Removing the consumable pattern
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J3/00—Processes of utilising sub-atmospheric or super-atmospheric pressure to effect chemical or physical change of matter; Apparatus therefor
- B01J3/04—Pressure vessels, e.g. autoclaves
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Casting Devices For Molds (AREA)
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、口ストワックス鋳造の過程において、ろう
模型にスラリおよびスタツコ粒をコーティングした状態
の脱ろう前の鋳型から高温蒸気によつてろうを溶出させ
るために用いるオートクレーブに関するものである。
模型にスラリおよびスタツコ粒をコーティングした状態
の脱ろう前の鋳型から高温蒸気によつてろうを溶出させ
るために用いるオートクレーブに関するものである。
（従来技術）
口ストワックス鋳造法において、脱ろう前の鋳型、す
なわちろう模型にスラリおよびスタツコ粒をコーティン
グした状態の鋳型から、ろうを溶出（脱ろう）させるた
めにオートクレーブが多用されている。
なわちろう模型にスラリおよびスタツコ粒をコーティン
グした状態の鋳型から、ろうを溶出（脱ろう）させるた
めにオートクレーブが多用されている。
これは脱ろうタンク内にコーティングしたろう模型をそ
の湯口が下になるように置き、高温の蒸気によつて急激
に加熱して脱ろうするものである。この脱ろう工程の前
のコーティング工程では、ろう模型のツリーの湯口側か
ら突出する湯口棒を上にして全体を吊すようにして保持
し、スラリ槽、スタツコ槽に繰り返えし浸漬する。そし
て従来よりこの湯口棒をつかんだ状態のまま乾燥させて
いる。また脱ろう工程の後の鋳型焼成工程では、鋳型に
付着残留するろうを完全に燃焼させるため、湯口を上に
して焼成する必要がある。 このように脱ろう工程前・
後では鋳型は共にその湯口を上にする必要があるのに対
し、脱ろう工程だけはこの湯口を下にしなければならな
い。脱ろうを前記オートクレーブで行う場合、従来はこ
のオートクレーブの脱ろうタンクに脱ろう前の鋳型を入
れる前にこの鋳型を上下逆に反転させ、また脱ろう完了
後脱ろうタンクから鋳型を取り出して再び反転させて湯
口を上に向けるように作業していた。このため脱ろう工
程の前後で合計２回鋳型を反転させなければならず作業
能率が著しく悪くなるという問題があつた。（発明の目
的） 本発明はこのような事情に鑑みなさされたものてあり、
脱ろう工程の作業性を良好にし、作業能率を著しく高め
ることが可能な口ストワックス鋳造用のオートクレーブ
を提供することを第１の目的とする。
の湯口が下になるように置き、高温の蒸気によつて急激
に加熱して脱ろうするものである。この脱ろう工程の前
のコーティング工程では、ろう模型のツリーの湯口側か
ら突出する湯口棒を上にして全体を吊すようにして保持
し、スラリ槽、スタツコ槽に繰り返えし浸漬する。そし
て従来よりこの湯口棒をつかんだ状態のまま乾燥させて
いる。また脱ろう工程の後の鋳型焼成工程では、鋳型に
付着残留するろうを完全に燃焼させるため、湯口を上に
して焼成する必要がある。 このように脱ろう工程前・
後では鋳型は共にその湯口を上にする必要があるのに対
し、脱ろう工程だけはこの湯口を下にしなければならな
い。脱ろうを前記オートクレーブで行う場合、従来はこ
のオートクレーブの脱ろうタンクに脱ろう前の鋳型を入
れる前にこの鋳型を上下逆に反転させ、また脱ろう完了
後脱ろうタンクから鋳型を取り出して再び反転させて湯
口を上に向けるように作業していた。このため脱ろう工
程の前後で合計２回鋳型を反転させなければならず作業
能率が著しく悪くなるという問題があつた。（発明の目
的） 本発明はこのような事情に鑑みなさされたものてあり、
脱ろう工程の作業性を良好にし、作業能率を著しく高め
ることが可能な口ストワックス鋳造用のオートクレーブ
を提供することを第１の目的とする。
またパレットを回転台と共に反転させる際には、パレッ
トおよびこのパレットに載せた鋳型を回転台に固定する
必要がある。
トおよびこのパレットに載せた鋳型を回転台に固定する
必要がある。
この固定作業を人手により行うのでは作業性が悪い。本
発明はこのようなパレット、鋳型を回転台に固定する作
業を自動化し、作業性、作業能率を一層向上させること
ができるオートクレーブを提供することを第２の目的と
する。（発明の構成） 本発明は前記第１の目的を達成するため、オートクレー
ブの脱ろうタンク内において鋳型を反転・復帰させるよ
うにした。
発明はこのようなパレット、鋳型を回転台に固定する作
業を自動化し、作業性、作業能率を一層向上させること
ができるオートクレーブを提供することを第２の目的と
する。（発明の構成） 本発明は前記第１の目的を達成するため、オートクレー
ブの脱ろうタンク内において鋳型を反転・復帰させるよ
うにした。
すなわち、脱ろう前の鋳型を脱ろうタンク内で高温の蒸
気により加熱して脱ろうするオートクレーブにおいて、
前記脱ろうタンク内に設けられ略水平な軸を中心にして
少なくとも１８００回転可能な回転台と、この回転台に
装着・離脱可能なパレットとを備え、前記脱ろう前の鋳
型を載せた前記パレットを前記鋳型の湯口が上側に位置
する状態て脱ろうタンクに出し。入れする一方、このパ
レットを回転台と共に脱ろうタンク内て略１８００回転
させて脱ろうするように構成した。また前記第２の目的
を達成するため、前記第１の発明に、パレットおよびこ
のパレットに載せた！鋳型を脱ろうタンクの蓋の閉動作
に連動して回転台に固定する連動機構を付加したもので
ある。
気により加熱して脱ろうするオートクレーブにおいて、
前記脱ろうタンク内に設けられ略水平な軸を中心にして
少なくとも１８００回転可能な回転台と、この回転台に
装着・離脱可能なパレットとを備え、前記脱ろう前の鋳
型を載せた前記パレットを前記鋳型の湯口が上側に位置
する状態て脱ろうタンクに出し。入れする一方、このパ
レットを回転台と共に脱ろうタンク内て略１８００回転
させて脱ろうするように構成した。また前記第２の目的
を達成するため、前記第１の発明に、パレットおよびこ
のパレットに載せた！鋳型を脱ろうタンクの蓋の閉動作
に連動して回転台に固定する連動機構を付加したもので
ある。
以下図示の実施例に基づき、本発明の詳細な説明する。
（実施例） 第１図は本発明の一実施例の外観図、第２図はその回転
台およびパレットの斜視図、第３図は側断面図、第４図
はその■−■線断面図、第５図はパレットを押える蓋板
の連動機構を示す分解斜視図、また第６，７図はこの連
動機構の動作を示す側断面図である。
（実施例） 第１図は本発明の一実施例の外観図、第２図はその回転
台およびパレットの斜視図、第３図は側断面図、第４図
はその■−■線断面図、第５図はパレットを押える蓋板
の連動機構を示す分解斜視図、また第６，７図はこの連
動機構の動作を示す側断面図である。
これらの図において符号１０は外タンクであり、一端が
閉じた円筒状に形成されている。この外タンク１０内に
は、外タンク１０より短かくかつ一端が閉じた円筒状の
脱ろうタンク１２が取付けられている。これら外タンク
１０と脱ろうタンク１２の両開口縁は気密性をもつて結
合され、結局脱ろうタンク１２のみが外に向つて開口す
る。１４はこの開口を開閉する蓋てあノ る。
閉じた円筒状に形成されている。この外タンク１０内に
は、外タンク１０より短かくかつ一端が閉じた円筒状の
脱ろうタンク１２が取付けられている。これら外タンク
１０と脱ろうタンク１２の両開口縁は気密性をもつて結
合され、結局脱ろうタンク１２のみが外に向つて開口す
る。１４はこの開口を開閉する蓋てあノ る。
１６は、脱ろうタンク１２内において水平な軸Ａ（第２
，６図参照）を中心に回する回転台である。
，６図参照）を中心に回する回転台である。
この回転台１６は、２枚の円板１８，２０と、両円板１
８，２０を連結する上・下レール２２，２４とを備え、
開口側の円板１８には矩形の窓２６が形成されている。
レール２２，２４はこの窓２６から開口方向に少し延出
し、後記パレット６６の出し入れの作業性を向上させて
いる。この回転台１６は、脱ろうタンク１２内部下方に
設“けた４個の車輪２８に円板１８，２０を載せること
により、回転自在に支持される。なお円板２０には大歯
車３０が取付けられ（第２図）、この大歯車３０には小
歯車３２が噛合し、この小歯車３２は外タンク１０の外
壁に取付けた減速機付きモータ３４によつてチェーン３
６を介して回転駆動される。この回転台１６の上部には
、後記パレット６６および鋳型６８を押えるための蓋板
３８を、前記蓋１４の開閉に連動して昇降させる連動機
構３９が組付けられている。
８，２０を連結する上・下レール２２，２４とを備え、
開口側の円板１８には矩形の窓２６が形成されている。
レール２２，２４はこの窓２６から開口方向に少し延出
し、後記パレット６６の出し入れの作業性を向上させて
いる。この回転台１６は、脱ろうタンク１２内部下方に
設“けた４個の車輪２８に円板１８，２０を載せること
により、回転自在に支持される。なお円板２０には大歯
車３０が取付けられ（第２図）、この大歯車３０には小
歯車３２が噛合し、この小歯車３２は外タンク１０の外
壁に取付けた減速機付きモータ３４によつてチェーン３
６を介して回転駆動される。この回転台１６の上部には
、後記パレット６６および鋳型６８を押えるための蓋板
３８を、前記蓋１４の開閉に連動して昇降させる連動機
構３９が組付けられている。
すなわち第４図に示すように、２枚の円板１８，２０間
には上下一対をなす断面コ字状のガイド４０，４２が溶
着され、このガイド４０，４２には円板１８から突出す
る押し棒４４が摺動自在に保持されている。この押し棒
４４はコイルばね４６によつて蓋１４側に突出するよう
に付勢されている。この押し棒４４の先端にはローラ４
８が取付けられ、このローラ４８は、蓋１４を閉じた時
に、蓋１４の内面に固定された環状板５０に当接して押
し棒４４が第３図で右側へ押し込まれる。押し棒４４に
は左右へ突出した腕の先端に摺動板５２，５２が固定さ
れ、この摺動板５２，５２は円板１８，２０間に固着さ
れた固定板５４，５４に対向する。これら固定板５４，
５４には縦長の長孔５６が、摺動板５２には斜めの傾斜
孔５８がそれぞれ２個づつ形成されている。前記蓋板３
８にはブラケット６０を介して、これらの長孔５６およ
び傾斜孔５８に係合するピン６２が固定されている。こ
のため、蓋１４を開くと第３図のように押し棒４４は外
へ向つて突出しピン６２が傾斜孔５８に導かれて長孔５
８内を上昇する。
には上下一対をなす断面コ字状のガイド４０，４２が溶
着され、このガイド４０，４２には円板１８から突出す
る押し棒４４が摺動自在に保持されている。この押し棒
４４はコイルばね４６によつて蓋１４側に突出するよう
に付勢されている。この押し棒４４の先端にはローラ４
８が取付けられ、このローラ４８は、蓋１４を閉じた時
に、蓋１４の内面に固定された環状板５０に当接して押
し棒４４が第３図で右側へ押し込まれる。押し棒４４に
は左右へ突出した腕の先端に摺動板５２，５２が固定さ
れ、この摺動板５２，５２は円板１８，２０間に固着さ
れた固定板５４，５４に対向する。これら固定板５４，
５４には縦長の長孔５６が、摺動板５２には斜めの傾斜
孔５８がそれぞれ２個づつ形成されている。前記蓋板３
８にはブラケット６０を介して、これらの長孔５６およ
び傾斜孔５８に係合するピン６２が固定されている。こ
のため、蓋１４を開くと第３図のように押し棒４４は外
へ向つて突出しピン６２が傾斜孔５８に導かれて長孔５
８内を上昇する。
すなわち蓋板３８は上昇する。また蓋１４を閉じれば蓋
１４の環状板５０が押し棒４４を第３図て右側へ押す。
このためピン６２、蓋板３８は第６図に示すように下降
する。なおこの蓋板３８には多数の小孔が形成されてい
る。脱ろうタンク１２の底部にはこの回転台１６の円板
１８，２０間に位置するようにロード６４が取付けられ
、このロード６４は不図示のバルブを介してタンク１０
外部へ連通している。
１４の環状板５０が押し棒４４を第３図て右側へ押す。
このためピン６２、蓋板３８は第６図に示すように下降
する。なおこの蓋板３８には多数の小孔が形成されてい
る。脱ろうタンク１２の底部にはこの回転台１６の円板
１８，２０間に位置するようにロード６４が取付けられ
、このロード６４は不図示のバルブを介してタンク１０
外部へ連通している。
このロード６４は脱ろうにより溶出したろうを回収する
ものである。６６はパレットである。
ものである。６６はパレットである。
このパレット６６は、回転台１６の窓２６からレール２
２，２４に導かれて蓋板３８の下方に入るように箱型に
形成されている。このパレット６６には多数の小孔が形
成され、蒸気が自由に通過できるように作られている。
６８は脱ろう前の鋳型てあり、湯口棒に多数の製品ろう
模型をツリー状にろう付けしたものに、スラリー、スタ
ツコ粒を繰り返えしコーティング几十分に乾燥させたも
のである。
２，２４に導かれて蓋板３８の下方に入るように箱型に
形成されている。このパレット６６には多数の小孔が形
成され、蒸気が自由に通過できるように作られている。
６８は脱ろう前の鋳型てあり、湯口棒に多数の製品ろう
模型をツリー状にろう付けしたものに、スラリー、スタ
ツコ粒を繰り返えしコーティング几十分に乾燥させたも
のである。
この脱ろう前の鋳型６８は、その湯口側を上にしてパレ
ット６６に複数個（図ては６個）載せられている。なお
この鋳型６８はその湯口側がパレット６６よりも僅かに
上方へ突出している。次にこの実施例の動作を説明する
。
ット６６に複数個（図ては６個）載せられている。なお
この鋳型６８はその湯口側がパレット６６よりも僅かに
上方へ突出している。次にこの実施例の動作を説明する
。
先づ不図示の蒸気発生器により作られた高温蒸気は、第
３図の外タンク１０と脱ろうタンク１２との間の空間、
すなわち蒸気溜め７０に一時貯えられている。鋳型６８
を載せたパレット６６は、第１図のように開いた蓋１４
の下方からリフト７２により脱ろうタンク１２の正面ま
で持ち上げられ、さらに不図示の搬送システムによつて
回転台１６のレール２２，２４に載るように脱ろうタン
ク１２内へ押込まれる。からのリフト７２を下げて蓋１
４を閉じると、蓋１４の内面に設けた環状板５０が押し
棒４４を押し蓋板３８か下降する。このため鋳型６８の
湯口がこの蓋板３８により適度な強さで押圧され、鋳型
６８の遊動が規制さされる。この状態でモータ３４の電
源を投入すればその回転はチェーン３６、小・大歯車３
２，３０を介して円板２０に伝えられ、回転台１６はパ
レット６６、鋳型６８と共に回転する。この時押し棒４
４先端のローラ４８は、環状板５０上を転動する。モー
タ３４の回転数を検出しておいて、この回転量が回転台
１６を約１８０し回転させるのに対応するようになつた
時にモータ３４を停止する。この時鋳型６８は湯口を下
にした状態になる（第７図）。そして蒸気発生器から送
られる蒸気および蒸気溜め７０内の蒸気を脱ろうタンク
１２内へ送り込み、鋳型６８を急激に加熱する。このた
め鋳型６８内のろう模型全体が熱膨張するのに先立つて
、コーティング層内面に接触した部分からろう模型は急
速に溶け出し、コーティング層を割ることなく短時間に
脱ろうを済ませることがてきる。この溶けたろうはロー
ド６４て集められ再利用される。脱ろうが終ると再びモ
ータ３４を作動して湯口が上になるように回転台１６を
約１８００回転させる。
３図の外タンク１０と脱ろうタンク１２との間の空間、
すなわち蒸気溜め７０に一時貯えられている。鋳型６８
を載せたパレット６６は、第１図のように開いた蓋１４
の下方からリフト７２により脱ろうタンク１２の正面ま
で持ち上げられ、さらに不図示の搬送システムによつて
回転台１６のレール２２，２４に載るように脱ろうタン
ク１２内へ押込まれる。からのリフト７２を下げて蓋１
４を閉じると、蓋１４の内面に設けた環状板５０が押し
棒４４を押し蓋板３８か下降する。このため鋳型６８の
湯口がこの蓋板３８により適度な強さで押圧され、鋳型
６８の遊動が規制さされる。この状態でモータ３４の電
源を投入すればその回転はチェーン３６、小・大歯車３
２，３０を介して円板２０に伝えられ、回転台１６はパ
レット６６、鋳型６８と共に回転する。この時押し棒４
４先端のローラ４８は、環状板５０上を転動する。モー
タ３４の回転数を検出しておいて、この回転量が回転台
１６を約１８０し回転させるのに対応するようになつた
時にモータ３４を停止する。この時鋳型６８は湯口を下
にした状態になる（第７図）。そして蒸気発生器から送
られる蒸気および蒸気溜め７０内の蒸気を脱ろうタンク
１２内へ送り込み、鋳型６８を急激に加熱する。このた
め鋳型６８内のろう模型全体が熱膨張するのに先立つて
、コーティング層内面に接触した部分からろう模型は急
速に溶け出し、コーティング層を割ることなく短時間に
脱ろうを済ませることがてきる。この溶けたろうはロー
ド６４て集められ再利用される。脱ろうが終ると再びモ
ータ３４を作動して湯口が上になるように回転台１６を
約１８００回転させる。
その後脱ろうタンク１２内の蒸気を抜いてから蓋１４を
開くと、押し棒４４か再び突出して蓋板３８が上昇し鋳
型６８から離れる。そしてからのリフト７２を上昇させ
てから不図示の装置によりパレット６６をこのリフト７
２上に引き出し、リフト７２を下降させて次の工程、す
なわち焼成工程へこのパレット６６を移送する。以上の
実施例ては蓋１４の開閉に連動して蓋板３８を昇降させ
る連動機構３９を設け、自動的にパレット６６および鋳
型６８を回転台１６に固定するようにしたので、作業能
率が一層向上し、口ストワックス鋳造行程の大幅な自動
化を図るのに好都合てある。
開くと、押し棒４４か再び突出して蓋板３８が上昇し鋳
型６８から離れる。そしてからのリフト７２を上昇させ
てから不図示の装置によりパレット６６をこのリフト７
２上に引き出し、リフト７２を下降させて次の工程、す
なわち焼成工程へこのパレット６６を移送する。以上の
実施例ては蓋１４の開閉に連動して蓋板３８を昇降させ
る連動機構３９を設け、自動的にパレット６６および鋳
型６８を回転台１６に固定するようにしたので、作業能
率が一層向上し、口ストワックス鋳造行程の大幅な自動
化を図るのに好都合てある。
この連動機構３９は傾斜孔５８をカム溝とし、ピン６２
をカムフォロワとする一種のカム機構と考えられるが、
この他に、蓋１４と連動するリンク機構、あるいはソレ
ノイドプランジャ等、種々のものが採用可能なことは勿
論である。”（発明の効果） 本発明は以上のように、脱ろうタンク内に回転台を設け
、このタンク内部においてパレットに載せた脱ろう前の
鋳型を上下逆に回転させるものである。
をカムフォロワとする一種のカム機構と考えられるが、
この他に、蓋１４と連動するリンク機構、あるいはソレ
ノイドプランジャ等、種々のものが採用可能なことは勿
論である。”（発明の効果） 本発明は以上のように、脱ろうタンク内に回転台を設け
、このタンク内部においてパレットに載せた脱ろう前の
鋳型を上下逆に回転させるものである。
このため脱ろう工程と、鋳型の上下回転とを１つの工程
で行うこができ、従来のような鋳型の回転、脱ろう、鋳
型の回転という３つの工程を別々に行う方法に比べて、
作業性、作業能率が著しく向上する。また、脱ろうタン
クの蓋の開閉に連動して鋳型およびパレットを回転台に
固定する連動機構を設けた場合には、作業能率は一層向
上し、鋳造工程の自動化、省力化を図るうえで都合が良
い。
で行うこができ、従来のような鋳型の回転、脱ろう、鋳
型の回転という３つの工程を別々に行う方法に比べて、
作業性、作業能率が著しく向上する。また、脱ろうタン
クの蓋の開閉に連動して鋳型およびパレットを回転台に
固定する連動機構を設けた場合には、作業能率は一層向
上し、鋳造工程の自動化、省力化を図るうえで都合が良
い。
第１図は本発明の一実施例の外観図、第２図は回転台お
よびパレットの斜視図、第３図は側断面図、第４図はそ
の■一■線断面図、第５図は連動機構の分解斜視図、第
６，７図はこの連動機構の動作を示す側断面図である。
よびパレットの斜視図、第３図は側断面図、第４図はそ
の■一■線断面図、第５図は連動機構の分解斜視図、第
６，７図はこの連動機構の動作を示す側断面図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 脱ろう前の鋳型を脱ろうタンク内内で高温の蒸気に
より加熱して脱ろうするものにおいて、前記脱ろうタン
ク内に設けられ略水平な軸を中心にして少なくとも１８
０゜回転可能な回転台と、この回転台に装着・離脱可能
なパレットとを備え、前記脱ろう前の鋳型をを載せた前
記パレットを前記鋳型の湯口が上側に位置する状態で脱
ろうタンクに出し入れする一方、このパレットを回転台
と共に脱ろうタンク内で略１８０゜回転させて脱ろうす
ることを特徴とするロストワックス鋳造用オートクレー
ブ。 ２ 脱ろう前の鋳型を脱ろうタンク内で高温の蒸気によ
り加熱して脱ろうするものにいて、前記脱ろうタンク内
に設けられ略水平な軸を中心にして少なくとも１８０゜
回転可能な回転台と、この回転台に装着・離脱可能なパ
レットと、前記パレットおよびこのパレットに載せた鋳
型を脱ろうタンクの蓋の閉動作に連動して回転台に固定
する連動機構とを備え、前記脱ろう前の鋳型を載せた前
記パレットを前記鋳型の湯口が上側に位置する状態で脱
ろうタンクに出し入れすする一方、このパレットを回転
台と共に脱ろうタンク内で略１８０゜回転させて脱ろう
することを特徴とするロストワックス鋳造用オートクレ
ーブ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58072974A JPS6059007B2 (ja) | 1983-04-27 | 1983-04-27 | ロストワツクス鋳造用オ−トクレ−ブ |
| US06/603,108 US4571270A (en) | 1983-04-27 | 1984-04-23 | Process and autoclave for dewaxing mold for lost wax casting |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58072974A JPS6059007B2 (ja) | 1983-04-27 | 1983-04-27 | ロストワツクス鋳造用オ−トクレ−ブ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59199030A JPS59199030A (ja) | 1984-11-12 |
| JPS6059007B2 true JPS6059007B2 (ja) | 1985-12-23 |
Family
ID=13504866
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58072974A Expired JPS6059007B2 (ja) | 1983-04-27 | 1983-04-27 | ロストワツクス鋳造用オ−トクレ−ブ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4571270A (ja) |
| JP (1) | JPS6059007B2 (ja) |
Families Citing this family (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0757913B2 (ja) * | 1989-10-27 | 1995-06-21 | オリエンタルエンヂニアリング株式会社 | 脱脂洗浄方法および装置 |
| US5209785A (en) * | 1991-10-30 | 1993-05-11 | United Technologies Corporation | Non-chlorinated solvent dewax process |
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