JPS60500606A - 工作機械に用いられる加工物用パレツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 工作機械に用いられる加工物用パレット本発明は、工作機械、特に放電切断機械 に加工物を固定し、移送するだめの加工物用・ぐレットに関する。

工作機械によって加工物の大規模な加工を行なうについては、加工物を杷持する ・ぐレッドを用いることが公知であって、またこの方法は広く使用されている。

一般的にこのようなパレットはたて溝がついたテーブル状の形をしており、その 下方の支持面には、これを位置決めし、固定するだめの手段が設けられている。

このような・ぐレットを用いることにより、一般に加工物の装着の手間、したが って準備時間、特に加工物が数個所の加エステー／ヨンを経て移動させられる場 合に、これを減らすことができる。・ぐレットを用いると、加工物が１つの・ぐ レット上にあって加工されている間に、次の加工物を別の−ぐレットに固定およ び／ｌたは準備するということができるので待ち時間を減らせることにもなる。

ところで、このような公知の加工物用パレットを放電切断機械に用いると特別な 困難が生する。経路をコントロールされて動く連続体のワイヤ電極を有するこの 種の切断＠械においては、例えば不規則で変化に富んだ形の加工物も製造するこ とができる。目的の加工物がより大きな材料から切出される場合もあり、逆に、 材料の周辺部分が目的の加工物であって内方部分は屑材として切落されるという 場合もある。この種の切断機械はまた、その作動シーケンスが大いに自動化され ており、それ故に大形の加工物の加工に非常に適するものである。このような加 工機械において加工物用パレットを用いる以上は、それらパレットは機械に自動 的に装着されるものであって、しかもその位置ぎめの精度が、工具の構成におい て要求されている高精度、特に言えば放電切断機械で得られる巾の狭い許容誤差 にマツチしたものでなければならない。さらに１放電切断が行われている間に、 加工物にそれが固定された状態の下で、連続的に動きつつある切断用ワイヤ電極 が自由に接近できるようでなければならないという困難性がある。このような要 求は公知の加工物用パレットでは満されない。多くの場合、ｉつの加工段階カニ 終ったら加工物を手作業で位置変えしなければならない。この場合、加工物の位 置ぎめ精度は、当然作業者の技備次第となる。

ＤＯ８３１２７４９５では、特に加工物の自動装着装置のための、加工物を移送 または貯蔵することを目的とする・ぐレットが開示されている。このものはその 本体が一方に長い形のもので、加工物を受入れるだめの開口部をもったインサー トと、本体長さの方向に伸びた案内溝を有している。この案内＠は加工物装着装 置の案内レールと組合って働くものである。この方式における決定的な欠点は、 この案内溝か加工物の加工範囲、あるいは工作機械の工具の可動範囲と交錯する ので、工具の加工物への自由な接近が、加工物の下側からでも、確保されないこ とにある。

本発明の目的は、工作機械、特に放電切断機械における精度の高い許容加工誤差 にマツチし、さらに、その工作機械での自動加工に適合するよう、加工物の装着 および取外しというハンドリングが整然と行われるような加工物用・ぐレットを 提供することにある。さらにいえば、加工で生ずる屑材を、トラブルを起すこと なく加工場所から確実に取出せるようにすることにある。

この問題は巻粋請求の範囲第１項において特徴として記すところによって解決さ れる。それによれば、前記の間唖が特に効果的に、また簡単な手段で解決される 一方で、加工物の何れの側でも自由な接近性が確保され、このことは放電切断の 場合においては、特に言うならばワイヤ電極の供給や除去が完全に満足すべき形 で行われうる故に、極めて有利である。

本発明の実施例を以下図面を用いて説明する。ここで、第１図は本発明による加 工物用・Ｑレット、すなわち、加工物をつかむための装置、および加工物の外側 を取巻く本体部分の固定の手段を有する・Ｐレットの図、第２図は放電切断の加 工物を挿入した状態での第１図のＩＩ　−ＩＩ断面の図、第３図は加工物の内方 部分を締付ける手段を有する本発明による加工物用ノＺレットの図、第４図は第 ３図のＩＶ−ＩＶ断面の図、第５図は第１図および第２図の加工物用パレットに 屑材脱落防止システムを追加したものの図である。

第１図秒よび第２図に示す第１の実施例の・やレットは放電切断機械で加工され 切断されるべき加工物１を受入れるだめのものである。第２図ではワイヤ電極２ のほか、切１析機械に属して、不図示の加工の手段を加工されるべき加工物に対 して案内するワイヤ案内手段３ａ、３ｂが示されている。加工物］が加工物を取 巻く・やレットフレーム４からなる・ぐレットに固定されている。ｉ’？レット フレーム４は精密なりランフ０用ピース５がついてお匂、これによって・ぐレッ トフレーム４ば）′−万回に工咋磯琶上に保持される。この保持のために本実施 例においては、相手に合う２つのクランｆ用人面部分を有し、自動的に作動しう るフランツ０伎構６が設けられている。このような精密なりランプ手段は従来か ら、特に放電加工の機械の場合に用いられている。ここに例示した放電切断機械 の場合、加工中は加工物には目立った力は位かからない、前述したクランｆ機構 は高精度の位置きめができるもので、前記の理由により、特に大きな力に負担し なければならないものではない。その強度は主として加工物とそれに付随する装 置の重量を支えるために十分であれはよい。

精密なりランプ用ピース５はパレットフレーム４の任意の位置に取付けられうる ようになっている。

本実施例では、２つのウェブ７ａ、７ｂとして形成された３つの面７があり、ウ ェブ７ａ、７ｂに＋ａ片レットフレーム４の第２の側面となっている面上には、 望ましくはパレットフレーム４の中の加工物をクランプするだめの開口の軸線Ａ −Ａに直角な、これらウェブの移動方向Ｘの方向に、溝が設けられている。ウェ ブ７ａ、７ｂの自由端の端面ば前面ストラフ０面となっている。これらホルダー ７は、不図示の交換アームあるいは０２ットの作動部が工作機械においてパレッ トを交換するときの締付部子キ１１−＋ＭＡノ」−一一＋２ｊＴｒ：：ｉ＋−， ＋ｂｆム；ｎ４−Ｌｌ工（−一一」、工ＬμこＬ　ｌ、−Ｆ’、ｌｌ＼０　／１ −）Ｖり　ｌｖよ／１＼ロ小ゾノ不巾１’Ｊ部側こ又ｙ力げす相合をしているが 、能動的ロックの装置を設けることもまた可能である。かくして、・Ｂレットの 交換（・寸制限を受けない自由々旋回運動で、つ１す、工作機械周辺にとっては 宙に浮いた形で行われうる。

フランツ０インサート１０がパレットフレームの中の開口部にあり、これは加工 されるべき加工物をつかむものである。このフランツ０インサート１０は耐磨耗 性の材料で作られているのが望ましい。その形は加工されるべき加工物の外形に 極力対応させてあり、場合場合の加工物を固定するにおいての要求に対しての配 慮がなされている。クランプインサート１０にはストップ片１１と対向ストップ 片１２があり、対向ストップ片の方は、綿付片Ｉ３がロータリーカムＪ４で動か されることにより、ストップ片ＩＪに対して位置調節される。これによって加工 物１はルットフレーム４の中において正確に位置決めされる。

特に有利な方法として、クランプインサート１０のストップ片Ｊ１を正確な形に 加工することを、加工物１を工作機械に装着する前に放電切断作業によって行う ということが可能である。結合される・々−ツにおいて種々の製作誤差が加算さ れることを防ぐことがストップ片■１を、はとんどどんな形であろうとも、正確 な形に加工しうろことによって達せられる。ストップ片１１および対向ストップ 片１２で成るクランプインサート］、Ｏを標準品として、すなわち最終の形に加 工していない板の形で、大量に貯蔵することができ、それは経済的に有利である 。

クランプインサートを加工すべき加工物の場合場合の締付に関する部分の輪郭に 合わせて加工することにより、安価でまた特に融通性に富んだ・ぐレット方式が 確立される。

第２図に示す断面図において、・くレットフレームは精密なりランプ用ピース５ の上に支えられており、その開口部の軸線Ａ−Ａに屑材１　ａが削り出される加 工物１が置かれている。

ここに示した実施例では加工物の加工はワイヤ電極２によって行われ、ワイヤ電 極２は、工作機械についた案内手段３ａ、３ｂによって、固定されている加工物 に対して相対的に案内されて動く。加工物ＪはパレッＩ・フレーム４の中で、ス トップ片１１および稚付片１３およびロータリーカム１４を含む対向ストップ片 ■２でなるクランプインサート１０によって正確な位置に固定されている。

第３図および第４図に示す加工物用・ぐレットの第２の実施例は、加工物を外側 からつかんで固定することができない場合、すなわちその内方の部分が目的の加 工物であって外側部分が屑材となる場合の力見工物全固定するのに適している。

この実施例においては加工物を堆付けるサポートはサポートアームｔｏで構成さ れており、これが前例と同様に精密なりラング用ヒ０−ス５によって工作機械に 結合される。この加工物取付はサポートは、それに締付面７があることによって 、図示しないローディングアームあるいはロボットのアームによって供給され、 あるいは取外される。切落される加工物外側部分の大きさによってサポートアー ムの寸法がきまるが、このサポートアームではその末端部においてロータリーフ ランツ４１がついており、これに加工物が取付けられる。加工物の取付けはねじ 止めあるいは接着によってなされうる。

サポートアーム４０の下側において、フランツ４１は図示しない回転をロックす る装置を有しており、それは例えばレバー４２で操作される。加工物は、加工を されている間、フランツ４１で保持されているほか、それと同じレベルでクラン フ０面４３にドッグ４４の作用によって固定されている。ドッグ４４はスプリン グポケット４５の中にあるスプリング４６によって押し進められる。ロータリー フランツ４１にはその中心部に開口があり、それがあるために、切落される屑材 の下方での受けを、ロックできる回転機構を通して中心支持の形で芙現すること ができ、また同時に加工物の取付けにおける心合わせや角度調整が可能となる。

サポートアーム４０が空間的に一方に伸ひている以上、この締付方式では閉じた ループになった加工経路を１動作で加工し終えることはできない。それ故、第１ 段階として加工物におけるループ経路の加工を、できる範囲一杯に、すなわちワ イヤ電極を案内して動かす機構のどこかの部分がサポートアーム４０に衝突しな い範囲一杯に、行う。それから、第１図の説明においてもふれだように装着作動 アームをさらに工作機械側に押込むことによってスライド棒２１を動かすと、そ の斜面部２７がドッグ４４をスプリングの力に抗して持上げ、結果として、加工 中の加工物の固定が解かれる。

やはり装着作動アームで動かされることとなるレバー４２、およびこれに結合さ れたロック機構の動きによって、フランツ４〕は、それに加工物が固定されたま ま回転しうろこととなる。レバー４２は、加工物の第１段階での切断跡がサポー トアームの上に米て残っている切断すべき経路部分が切断俊械における行動範囲 に入ることとなるまで、作動した状態におかれる。それから装着作動アームを旋 回により後退させるが、このときドッグ４４は再び加工物の外側部分を固定する よう動く。切断は適当に決まった新しいスタート点から再開され、予定の切断経 路の全部の切断が完了するまで続行される。加工物の外側部分は切断が完了した 後もドッグ４４の働きにより確実に保持される。

加工物上の切断を行うべき経路が閉じたループをなす場合は、加工物の外側、内 側のいずれかの部分が当然屑材となる。この屑材が、その部分の固定が解かれた ときに傾いてワイヤ電極に衝突することがあり、こうなればワイヤ電極の破損が 起りうる。屑材が落下してその結果他の機械部分に衝突したり機械の運動機能を 阻害する位置に入り込むこともありうる。特にそれは工作機械が長い間監視され ないでいた時に起る。加工物が希望に反して何かと衝突したり落下したシするこ とを防ぐため、加工物用・ぐレッドにおいては付加的に第５図に示すような加工 物固定装置が設けられる。

そこで屑材は何かに損傷を与えたり障害となったりしないよう、希望する場所に 落される。上記の説明ではスライド棒２１ａは１つであったが、マグネット２２ を具えた数個のスライド棒を設けることも、件だ数個のマグネットをもった１個 のスライド棒を設けることも可能である。

ＦＩＧ、　４ 国際調査報告

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．工作機械システムの部分に作用的に結合して案内手段を備えた、工作機械シ ステム、特に放電切断機械上に加工物を固定し移送するだめの加工物用・モレソ トにおいて、 パレットフレーム（４，４０）には加工物を把持するだめのクランプインサート （１０，４１）が設けられている一方、該クランプインサー）　（１０，４１） 　とは離れて、移送用ホルダー（７）と急速クランプ装置（５）が配置されてお り、移送用ホルダー（７）の少くともある部分は、案内手段（７ａ、７ｂ）とし て形成されており、該案内手段（７ａ、７ｂ）およびその移動の方向（Ｘ）が把 持された加工物に対する力ｉ〒範囲の外に位置することを特徴とする加工物用・ やレット。 ２　前記案内手段（７ａ、７ｂ）が工作機械の部分への移送の方向（Ｘ）を定め ることを特徴とする請求の範囲第１項に記載の加工物用・Ｐレット。 ３、前記案内手段（７ａ、７ｂ）が近似的にクランプインサート（１０〜１３） におけるクランプ面に位置していることを特徴とする請求の範囲第１項に記載の 加工物用ノやレッド。 ４、前記移送用ホルダー（７）にある案内手段（７ａ　、７ｂ）が少くとも近似 的に、急速クランプ装置（５）のクランプ方向（Ｙ）と同一面上にあることを特 徴とする請求の範囲第１項に記載の加工物用・ぐレット。 ５、前記移送方向（Ｘ）とクランプ方向（Ｙ）とが同一面内にあることを特徴と する請求の範囲第４項に記載の加工物用・ぐレット。 ６、　前記クランプインサート（１０，１３）が・ぞレットフレーム（４）の中 で交換可能に固定されていることを特徴とする請求の範囲第１項に記載の加工物 用・ぐレット。 ７、前記クランプインサートが、加工物の輪郭に合う形の少くとも１つの固定さ れたストップ０υと、これに対して固足可能な対向ストップ（１２，１３）でな っていることを特徴とする請求の範囲第６項に記載の加工物用Ａレット。 ８、　前記クランプインサートが・ぐレットフレーム（４０１内に回転可能に取 付けられたロータリー７ランノ（４１）と加工物ロック機構（４３−４５）でな っていることを特徴とする請求の範囲第１項に記載の加工物用・ぞレット。 ９、前記ロータリーフランツに、加工物を回転させて位置決めした後にこれを回 転しない状態に保持するだめのロック作用機構（４２が設けられていることを特 徴とする請求の範囲第８項に記載の加工物用・ｇレット。 １０、・モレットフレーム（４）上を案内されて、マダイ・ノド（２２１を備え た少くとも１つの制御可能なスライド部材（２１ａ）があって、このスライド部 材（２１ａ）はマグネット（２２］を加工物の加工範囲の直下の位置に米るまで それが動かせうるようになっていることを特徴とする請求の範囲第１項に記載の 加工物用パレット。 １１、前記スライド部材（２１ａ　）がそれを動かす部材との結合のだめのカン プリング（２３ａ）を備えていることを特徴とする請求の範囲第１０項に記載の 加工物用パレット。 １２、前記カップリング（２３ａ）が移送用ホルダー（７）の近傍にあることを 特徴とする請求の範囲第１１項に記載の加工物用・やレッド。 １３、前記マグネット（２つが導電性であることを特徴とする放電切断機械に用 いられる場合の請求の範囲第１０項に記載の加工物用・ぐレット。 ■