JPH02163214A - 取り外し可能な加工片ホルダを有するパレットを用いて電動機を作るための方法と装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野］ 本発明は、電動機部品（例えば、電動機用ステータとロ
ータ）を作るための方法と装置に関し、特に製造中その
ような部品を支持するためのパレットシステムに関スる
。

（発明が解決しようとする課題〕 電動機部品のためのステータとロータは、高度に自動化
された組立ラインで作られるのが典型的である。各ステ
ータまたはロータは、それを加工片ホルダに位置決めす
ることにより組立ラインに沿って運ばれるのが典型的で
ある。各加工片ホルダはパレットの上に取りつけられ、
このパレットは、関連したステータまたはロータを組立
ラインに沿って支持して運ぶためにコンベヤシステムに
より実際に係合される要素である。ステータまたはロー
タを、組立ラインに沿って位置する工作機械に対して正
確に位置決めすることが必要であるので、加工片支持シ
ステムの全ての要素は、支持システムに弛みまたは「遊
び」がないように互いに確実に係合しなければならない
、他方では、大抵の組立ラインは一つ以上の寸法または
種類のモータを製造できなければならない、それ故、種
々の寸法および７種類のモータ部品を支持するのに容易
に適応できる加工片支持システムを有するのが望ましい
。

上記のことを考慮して、本発明の目的は、加工片を確実
に支持し、かつ種々の加工片を均等に確実な仕方で支持
するために迅速にかつ容易に変えることができる加工片
支持システムを提供することである。

本発明の他の目的は、電動機部品を製造するのに使用さ
れる改善されたパレットシステムを提供することである
。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のこれらのおよび他の目的は、本発明の原理に従
って、好ましくは加工片ホルダ上の複数のパレット係合
位置のいずれか−っで、加工片ホルダを支持しかつ解放
可能に係合するための手段を有するパレット部材を存す
るパレットシステムを設けることにより達成される。ま
た、加工片ホルダは、各加工片係合場所がパレット係合
場所のそれぞれの場所と関連している複数の加工片係合
場所を有することにより、加工片ホルダが特別なパレッ
ト係合場所でパレットにより係合されるときに、加工片
ホルダがそのパレット係合場所と関連した加工片係合場
所で加工片に係合できる。加工片ホルダがパレットによ
り係合されるときに、パレットが加工片ホルダを非常に
確実に支持する。しかしながら、迅速な解放連結がパレ
ットと加工片ホルダの間で用いられることにより、加工
片ホルダをパレットから迅速に取り外し、そして種々の
パレット係合場所を用いてパレットに再位置決めするか
または他の加工片ホルダにより完全に取り替えることが
できる。前述した加工片ホルダを再位置決めしまたは取
り替えるための装置も開示される。

（実施例） 以下、本発明を図面に示した実施例により説明する。

第１図と第２図に示した実施例は、基板２を有するパレ
ットｌを有し、基板２の上には、ばね５により下方へ付
勢されるビン４を摺動可能に受け入れるほぼ円筒形の中
空部品３がねじで止められている０部品３の内側のビン
４の部分には、溝のついたまたはくぼんだ部分６を有し
、その傾斜した側壁が円筒形部品３の開口８の内側のボ
ール７に作用する。

加工片ホルダは、ねじ１１により一緒に保持された二つ
の別々の部品に作られた二重の本体９．１０からなる。

各本体はフランジ１２．１３を有し、これらのフランジ
には、ビン１４．１７と支持体１５．１６がねじで止め
られていて、加工片を保持しかつ加工片の偶発的な回転
または揺動運動を避ける０図面に示した特別な実施例で
は、加工片ホルダが電動機ステータを保持するようにな
っているが、加工片ホルダを、電動機ロータのような他
の部品を保持するように適合させることもできることは
明らかであろう。

本体９と１０の中心部分は、関連した本体がパレットの
上で上方へ向けられたときに担持する形式のステータの
孔に嵌まるように行形されている。それ故、本体９と１
０はそれらのビン１４．１７および支持体１５．１６と
共に異なる寸法の二つのステータを保持するように設計
されるのが典型的である。従って、一つの形式のステー
タから他の形式のステータへ変えるときに、本体９．１
０により形成された部品をパレット基板２に対して回転
させれば充分である。

ステータホルダはパレットに自動的にロックされる。な
ぜなら、ビン４の傾斜した側壁（ばね５により下方へ押
される）がボール７を円筒状部分３の外方に本体９（ま
たは１０）の中空部分１９へ押して、ついにはボールが
環状溝１８の内側に静止するからである０種々の組立ラ
インの（以下述べる）手段は、ビン４を押し上げてステ
ータホルダを円筒形部品３からＭ脱させるために設けら
れており、これによってそれを回転させて、他の形式の
ステータを収容するように設計された対向する本体を向
けることができる。

第３図と第４図は、前述したように二重の本体９．１０
を回転させるために組立ラインの出発点に配置できる装
置を示す。

この装置は、グリフバー２０．回転シリンダ２１および
直線ユニット２２を有する。この装置は、通常グリッパ
−２０が開放した上方位置（第３図に破線で示した）に
ある、パレット１が、コンベヤ停止ゲート（全体的に普
通でかつよく知られているので図示してない）で停止す
る。直線ユニット２２が、グリッパ−２０の把持ジョー
２３を離したまま下降する。（これに代わり、グリッパ
−２０とシリンダ２１の水平運動により同じ結果を達成
できる。）グリフパージ＝１−２３がステータホルダの
周りに近接し、ジョー２３のビン２４と２５が本体９．
１ｏの開口に係合する。移送システムの下に位置したシ
リンダ２６がビン４を上方へ押し、それによって前述し
たように本体９（またはＩＯ）を離脱させる。直線ユニ
ット２２が上方へ移動し、ステータホルダを持ち上げる
。上方位置で、グリッパ−２０が１８０＠回転する。そ
れから、直線ユニ２ト２２が下降して、下側の本体の溝
つき部分２７をパレット上の部品３の、トに下げる。

それから、シリンダ２６が下がって戻るので、ステータ
ホルダが再び前述したようにパレットにロックされる。

また本発明は、自動化された再ツーリングを有する機械
、すなわち種々の加工片を処理するために設計された工
具部品が自動的に変えられる機械を特色とする組立ライ
ンまたはステータ生産ラインに有利に用いることができ
る。

そのようなシステムにおいて、二重の本体９．１０を、
例えば第５図に示したように変えることができる。この
実施例では、二つのグリッパ−を有するマニプレータが
、二つの平行な移送チェノの間に固定された支持体の上
に加工片ホルダを移送する貯蔵ユニットと共に移送シス
テムの横倒に配置されている。グリッパ−２８が貯蔵ユ
ニットと関連しておりかつ空気圧シリンダ３０により動
かされるが、この空気圧シリンダはグリッパ−２８を下
げることにより、第４図に示したグリッパ−２０と同じ
ビンシステムで加工片ホルダを把持できる。それから、
シリンダ３０がグリッパ−を、第５図に示した位置に持
ち上げる。同時に、マニプレータコラム３１の他方の側
で（すなわち、移送システムの上で）、加工片はないが
、２９で示した加工片ホルダと異なる加工片ホルダ３２
を有するパレットが、グリッパ−２８と同一のグリッパ
−３３の下に到着するときに、グリッパ−３３がグリッ
パ−２８と同じ作業を実施し、加工片ホルダ３２を把持
してそれをパレットから遠ざかるように持ち上げる。こ
の時点で、コラム３１の内側の棒により作用されかつ板
３５の下に位置する同じ回転シリンダ（分かりやすくす
るため図示してない）により回転されるアーム３４が１
８０　”回転し、それによってグリッパ−３３と２８の
位置を逆転させる。

それから、グリッパ−２８と３３がそれぞれパレットへ
および貯蔵ユニットの上の支持体へ下降し、それによっ
て加工片ホルダの位置を逆転させる。

貯蔵チェンが、新しい加工片ホルダをグリッパ−の下へ
持って来るために割り出しする。移送システムの上のパ
レットが移動し続け、変えるべき加工片ホルダを有する
他のパレットのためにその場所を出る。

このようにして、ライン上の全てのパレットの加工片ホ
ルダが、貯蔵ユニットからの加工片ホルダにより取り替
えられる。

パレット上の加工片ホルダが、第３図に示したと同じ仕
方で所定の位置にロックされ、一方貯蔵ユニットでは、
加工片ホルダが支持体の上の基準ビンの上にゆるく嵌め
られる。

第６図は、本発明により作られた電動機組立ラインの例
証となる実施例の部分を示す、無端コンベヤ４０は、矢
印４２により示された方向にパレットｌを運ぶ、要素５
０は、位置１ａにあるパレットの上の加工片ホルダを選
択的に取り替えるための第５図に示した形式の貯蔵ユニ
ット装置であることができる。要素５２は、位置１ｃに
あるパレットの上の加工片ホルダを選択的に逆にするた
めの第３図と第４図に示した形式の加工片ホルダインバ
ーター装置であることができる。位置１ｄでは、コンベ
ヤ５８を経て供給される電動機部品５６（例えば、ステ
ータまたはロータ）が、慣用の要素５４によりパレット
ｌｄ上の加工片ホルダの上に置かれる。

位置１ｄのパレットが、加工片５６を保持するのに適当
な加工片ホルダを含み、かつ加工片ホルダがまたそのよ
うな加工片を受け入れるために適正に配向されるように
要素５０と５２が選択的に作動される。慣用の要素６０
が、位置１ｆにあるパレット上の加工片に通例の製造工
程を行う、また、慣用の要素６２が、位置１ｇにあるパ
レット上の加工片に他の通例の製造工程を行う。位置１
ｈでは、慣用の要素６２がパレットから完成された加工
片５６′を取り出してそれをコンベヤを経て運び去る。

空のパレットと加工片ホルダが、再使用のために組立ラ
インのスタート点へ戻される。

第１〜６図に示した実施例では、各加工片ホルダ（第７
図に要素ｌ１ＩＨとして抽象された）は、加工片と係合
する二つの場所−ＢＳＩおよび−ＥＳ２とそれぞれ関連
した二つのパレット係合場所Ｐｔ！Ｓ１とＰＥ５２を含
むけれども、これは必ずしもそうではなく、本発明の加
工片ホルダは、所望ならば他のパレットおよび加工片係
合場所を有することができる０例えば、第８図は、ただ
一つのパレット係合場所と一つの対向する加工片係合場
所を有する加工片ホルダ畦を示す。そのような加工片ホ
ルダは、第５図に示した形式の装置と共に使用して、組
立ラインで種々に形成された加工片を処理することがで
きる。他の例として、第９図は三つのパレット係合場所
ＰＩ！Ｓｔ〜ＰＥ５３を有する加工片ホルダＷＨを示し
、それらの場所の各々は三つの加工片係合場所ＷＥＳＩ
〜−ＢＳ３のそれぞれの場所と関連している。同様に、
第１０図は、四つのパレット係合場所ｐａｓｉ〜ＰＥ５
４を有する加工片ホルダー■を示し、それらの場所の各
々は四つの加工片係合場所ＷＥＳＩ〜畦Ｓ４のそれぞれ
の場所と関連している。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理に従って構成されたパレットと加
工片ホルダの例証する実施例の断面図、第２図は第１図
の装置の平面図、第３図はまた本発明により第１図のパ
レットに第１図の加工片ホルダを再位置決めするために
本発明により構成された装置の例証する実施例の正面図
、第４図は第３図の線４−４に沿って見た部分平面図、
第５図はまた本発明により第１図のパレットの上で第１
図の加工片ホルダを変えるために本発明により構成され
た装置の例証する実施例の単純化した斜視図、第６図は
本発明により構成された典型的な組立ラインの単純化し
た概略ブロック図、第７図は第１〜５図に示した形式の
加工片ホルダの概略図、第８〜１０図は本発明の加工片
ホルダの別の実施例の第７図と同様な概略図である。 パレット、３・・・円筒形中空部品、 ビン、５・・・ばね、７・・・ボー １０・・・加工片ホルダ本体、１４゜ ・ビン、１５．１６・・・支持体、 ・環状溝、１９・・・中空部分、 ・・・パレット係合場所、ＮＢＳＩ。 ・加工片係合場所

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）パレット部材と、少なくとも一つのパレット係合
   場所および少なくとも一つの加工片係合場所を有する加
   工片ホルダと、前記加工片ホルダが前記加工片係合場所
   で加工片を保持できるように前記加工片ホルダを前記パ
   レット係合場所で解放可能に係合させるために前記パレ
   ット部材に配置された手段とを備えた、加工片を支持す
   るための装置。 （２）解放可能に係合させるための前記手段は、前記加
   工片ホルダを前記パレット部材に解放可能にロックする
   ためのロック手段を有する、請求項１に記載の装置。 （３）解放可能に係合させるための前記手段は第一の部
   材を有し、前記パレット係合位置は、前記第一の部材と
   入れ子式に係合可能な第二の部材を有する、請求項１に
   記載の装置。 （４）解放可能に係合させるための前記手段は、さらに
   、前記加工片ホルダを前記パレット部材に解放可能にロ
   ックするための手段を有する、請求項３に記載の装置。 （５）解放可能にロックするための前記手段は、前記第
   一と第二の部材が入れ子式に係合可能に沿った軸線を横
   切るロック軸線に沿って前記第一と第二の部材の両方へ
   延びることができる第三の部材を有する、請求項４に記
   載の装置。 （６）前記第三の部材は前記第一と第二の部材のうちの
   一方の部材の孔に配置され、さらに前記装置は、前記孔
   から前記第一と第二の部材のうちの他方の部材に突出す
   るように前記第三の部材を弾性的に付勢するための手段
   を有する、請求項５に記載の装置。 （７）弾性的に付勢するための前記手段は、前記第一と
   第二の部材が入れ子式に係合可能に沿った軸線にほぼ平
   行な往復運動軸線に沿って往復運動可能なカム部材を備
   え、このカム部材は、前記第三の部材と係合するための
   前記ロックおよび往復運動軸線を相互に横切るカム面を
   有し、また前記第三の部材が前記孔から前記第一と第二
   の部材のうちの前記他方の部材へ延ばせるような方向に
   前記往復運動軸線に平行に移動するように前記カム部材
   を弾性的に付勢するためのばね手段を備えた、請求項６
   に記載の装置。 （８）前記第一の部材は、前記第一と第二の部材が入れ
   子式に係合可能に沿った軸線にほぼ平行な長手方向軸線
   を有する第一の中空シリンダであり、前記第二の部材は
   、前記第一と第二の部材が入れ子式に係合可能に沿った
   軸線にほぼ平行な長手方向軸線を有する第二の中空シリ
   ンダであり、前記第一の中空シリンダは前記第二の中空
   シリンダに入れ子式に受け入れることが可能であり、前
   記孔が前記第一の中空シリンダにあり、前記カム部材は
   前記第一の中空シリンダ内に配置されている、請求項７
   に記載の装置。 （９）前記第三の部材がほぼ球形のボールである、請求
   項８に記載の装置。 （１０）前記第二の中空シリンダの内面は、前記加工片
   ホルダが前記パレットに解放可能にロックされたときに
   前記ボールの面の一部を受け入れるための環状の凹所を
   有する、請求項９に記載の装置。 （１１）パレット部材と、複数のパレット係合場所およ
   び複数の加工片係合場所を有する加工片ホルダとを備え
   、前記加工片係合場所の各々は前記パレット係合場所の
   それぞれの場所と関連しており、また解放可能に係合さ
   せるための前記手段が前記加工片ホルダに係合する前記
   パレット係合場所のうちの一つの場所と関連した加工片
   係合場所で前記加工片ホルダが加工片を保持できるよう
   に前記加工片ホルダを前記パレット係合場所のうちのい
   ずれか一つの場所で解放可能に係合させるために前記パ
   レット部材に配置された手段を備えた、加工片を支持す
   るための装置。 （１２）前記パレット係合場所の全ては、互いにほぼ同
   一である、請求項１１に記載の装置。 （１３）前記加工片係合場所の各々は、異なる加工片と
   係合するようになっている、請求項１１に記載の装置。 （１４）前記加工片ホルダは、（１）対向する第一と第
   二の端部を有する長手方向軸線と、（２）前記第一と第
   二の端部にそれぞれ隣接する第一と第二のパレット係合
   場所と、（３）前記第二と第一の端部にそれぞれ隣接し
   ていてかつ前記第一と第二のパレット係合場所とそれぞ
   れ関連した第一と第二の加工片係合場所とを有する、請
   求項１１に記載の装置。 （１５）前記第一と第二のパレット係合場所が前記軸線
   に沿って対向方向に面している、請求項１４に記載の装
   置。 （１６）前記第一と第二の加工片係合場所が前記軸線に
   沿って対向方向に面している、請求項１５に記載の装置
   。 （１７）前記第一と第二のパレット係合場所および前記
   第一と第二の加工片係合場所が全て前記軸線と同軸であ
   る、請求項１６に記載の装置。 （１８）解放可能に係合させるための前記手段は、前記
   加工片ホルダを前記パレット部材に解放可能にロックす
   るためのロック手段を有する、請求項１１に記載の装置
   。 （１９）解放可能に係合させるための前記手段は第一の
   部材を有し、前記パレット係合場所の各々は、前記第一
   部材と入れ子式に係合可能な第二部材を有する、請求項
   １１に記載の装置。 （２０）解放可能に係合させるための前記手段は、さら
   に前記加工片ホルダを前記パレット部材に解放可能にロ
   ックするための手段を有する、請求項１９に記載の装置
   。 （２１）解放可能にロックするための前記手段は、前記
   第一と第二の部材が入れ子式に係合可能に沿った軸線を
   横切るロック軸線に沿って前記第一と第二の部材の両方
   に延びることができる第三の部材を有する、請求項２０
   に記載の装置。 （２２）前記第三の部材は、前記第一と第二の部材のう
   ちの一方の部材の孔に配置され、前記装置はさらに、前
   記孔から前記第一と第二の部材のうちの他方の部材に突
   出するように前記第三の部材を弾性的に付勢するための
   手段を有する、請求項２１に記載の装置。 （２３）弾性的に付勢するための前記手段は、前記第一
   と第二の部材が入れ子式に係合可能に沿った軸線にほぼ
   平行な往復運動軸線に沿って往復運動軸線にに沿って往
   復動可能なカム部材を有し、前記カム部材は、前記第三
   の部材に係合するための前記ロックおよび往復運動軸線
   を相互に横切るカム面を有し、また弾性的に付勢するた
   めの前記手段は、前記第三の部材が前記孔から前記第一
   と第二の部材のうちの前記他方の部材へ延ばせるような
   方向に前記往復運動軸線に平行に移動させるために前記
   カム部材を弾性的に付勢するためのばね手段を有する、
   請求項２２に記載の装置。 （２４）前記第一の部材は、前記第一と第二の部材が入
   れ子式に係合可能に沿った軸線にほぼ平行な長手方向軸
   線を有する第一の中空シリンダであり、前記第二の部材
   は、前記第一と第二の部材が入れ子式に係合可能に沿っ
   た軸線にほぼ平行な長手方向軸線を有する第二の中空シ
   リンダであり、前記第一の中空シリンダが前記第二の中
   空シリンダに入れ子式に受け入れ可能であり、前記孔が
   前記第一の中空シリンダにあり、前記カム部材が前記第
   一の中空シリンダ内に配置されている、請求項２３に記
   載の装置。 （２５）前記第三の部材がほぼ球形のボールである、請
   求項２４に記載の装置。 （２６）前記第二の中空シリンダの内面は、前記加工片
   ホルダが前記パレットに解放可能にロックされたときに
   前記ボールの表面の一部を受け入れるための環状の凹所
   を有する、請求項２５に記載の装置。 （２７）前記加工片の上に加工中に複数の種々に形成さ
   れた加工片のうちのいずれか一つを支持するための装置
   において、パレット部材と、複数の加工片ホルダを貯蔵
   するための貯蔵手段とを有し、前記加工片ホルダの各々
   は、少なくとも一つのパレット係合場所と、所定の形状
   を有する加工片を保持するようになっている少なくとも
   一つの加工片係合場所とを有し、また係合した加工片ホ
   ルダがその加工片係合場所に加工片を保持できるように
   係合した加工片ホルダのパレット係合場所で前記加工片
   ホルダのいずれかに解放可能に係合するために前記パレ
   ットに配置された手段と、加工片ホルダを前記パレット
   から解放するために解放可能に係合するための前記手段
   を選択的に作動させるための手段と、解放した加工片ホ
   ルダを前記パレットから取り外してそれを前記貯蔵手段
   に貯蔵するための手段と、加工片ホルダを前記貯蔵手段
   から取り外して、解放可能に係合させるための前記手段
   により係合するように加工片ホルダを前記パレットに位
   置決めするための手段とを有する装置。 （２８）前記貯蔵手段は、加工片ホルダ交換場所と、前
   記貯蔵手段に前記加工片ホルダ交換場所に貯蔵された加
   工片ホルダのうちのいずれか一つを位置決めするための
   手段とを有し、加工片ホルダを前記貯蔵手段から取り外
   すための前記手段は、前記加工片ホルダ交換場所に位置
   決めされた加工片ホルダに作用する、請求項２７に記載
   の装置。 （２９）さらに、前記パレット部材を加工片ホルダ交換
   位置に位置決めするための手段を有し、解放した加工片
   ホルダを前記パレットから取り外すための前記手段は、
   前記加工片ホルダ交換位置でパレット部材上の加工片ホ
   ルダに作用する、請求項２８に記載の装置。（３０）解
   放した加工片ホルダを前記パレットから取り外すための
   前記手段および加工片ホルダを前記貯蔵手段から取り外
   すための前記手段は、前記加工片ホルダ交換場所と前記
   加工片ホルダ交換位置に位置する加工片ホルダを交換す
   るためにほぼ同時に作用する、請求項２９に記載の装置
   。 （３１）前記加工片に加工中に少なくとも二つの種々に
   形成された加工片のいずれか一つを支持するための装置
   において、パレット部材と、少なくとも二つのパレット
   係合場所および少なくとも二つの加工片係合場所を有す
   る加工片ホルダとを有し、前記加工片係合場所の各々が
   前記パレット係合場所のそれぞれの場所と関連しており
   、かつ前記加工片係合場所の各々は、所定の形状を有す
   る加工片を保持するようになっており、また解放可能に
   係合させるための前記手段が前記加工片ホルダと係合す
   るパレット係合場所と関連した加工片係合場所に前記加
   工片ホルダが加工片を保持できるように前記加工片ホル
   ダを前記パレット係合場所のうちのいずれか一つで解放
   可能に係合させるために前記パレット部材に配置された
   手段と、前記加工片ホルダを前記パレットから解放する
   ために解放可能に係合させるための前記手段を選択的に
   作動させるための手段と、解放可能に係合させるための
   前記手段が前記パレット係合場所の他方の場所で前記加
   工片ホルダに係合できるように、解放した加工片ホルダ
   を前記パレット部材に対して再位置決めするための手段
   とを有する装置。 （３２）前記加工片ホルダは、（１）対向する第一と第
   二の端部を有する長手方向軸線と、（２）前記第一と第
   二の端部にそれぞれ隣接する第一と第二のパレット係合
   場所と、（３）前記第二と第一の端部にそれぞれ隣接し
   ていてかつ前記第一と第二のパレット係合場所とそれぞ
   れ関連した第一と第二の加工片係合場所とを有する、請
   求項３１に記載の装置。 （３３）前記第一と第二のパレット係合場所は前記軸線
   に沿って対向方向に面しており、前記第一と第二の加工
   片係合場所が前記軸線に沿って対向する方向に面してお
   り、前記第一と第二のパレット係合場所および前記第一
   と第二の加工片係合場所が全て前記軸線と同軸である、
   請求項３２に記載の装置。 （３４）再位置決めするための前記手段は、前記解放し
   た加工片ホルダを把持して、それを前記長手方向軸線に
   垂直な回転軸線を中心として１８０°回転させるための
   手段を有する、請求項３３に記載の装置。 （３５）電動機用部品を作るために加工片を処理する方
   法において、パレット部材を設け、少なくとも一つのパ
   レット係合場所と少なくとも一つの加工片係合場所を有
   する加工片ホルダを設け、その際前記パレットは、前記
   加工片ホルダが加工片係合場所で加工片を保持できるよ
   うに前記加工片ホルダを前記パレット係合場所で解放可
   能に係合させるための手段を有し、また前記加工片を前
   記加工片ホルダの上に前記加工片係合場所で位置決めし
   、前記加工片が前記電動機部品を作るために前記加工片
   ホルダの上にある間前記加工片を処理し、そして前記電
   動機部品を前記加工片ホルダから取り外す工程からなる
   方法。 （３６）前記加工片は、複数の種々に形成された電動機
   部品の対応する部品を作る際に使用される複数の種々に
   形成された加工片のいずれか一つであり、加工片ホルダ
   を設ける前記工程は、前記加工片ホルダを複数の加工片
   ホルダから選択し、その際加工片ホルダの各々は、少な
   くとも一つのパレット係合場所および所定の形状を有す
   る加工片ホルダを保持するようになっている少なくとも
   一つの加工片係合場所を有し、そして選択された加工片
   ホルダが前記パレット部材によりすでに係合されていな
   い場合に、選択された加工片ホルダを前記パレット部材
   により係合可能に位置決めする工程を含む、請求項３５
   に記載の方法。 （３７）選択された加工片ホルダを位置決めする前記工
   程に先立ち、前記方法は、前記パレット部材と係合して
   いる加工片ホルダが選択された加工片ホルダでない場合
   に、加工片ホルダを前記パレット部材との係合から取り
   外す工程を含む、請求項３６に記載の方法。（３８）前
   記加工片は、複数の種々に形成された電動機部品の対応
   する部品を作る際に使用される複数の種々に形成された
   加工片のいずれか一つであり、加工片ホルダを設ける前
   記工程で設けられた加工片ホルダは、複数のパレット係
   合場所と複数の加工片係合場所を有し、前記加工片係合
   場所の各々は前記パレット係合場所のそれぞれの場所と
   関連しており、前記加工片係合場所の各々が所定の形状
   を有する加工片を保持するようになっており、加工片ホ
   ルダを設ける前記工程は、処理すべき形状を有する加工
   片を保持するようになっている前記加工片ホルダに加工
   片係合場所を選択し、そして選択された加工片係合場所
   と関連したパレット係合場所で前記パレット部材により
   係合可能に加工片ホルダを位置決めする工程を含む、請
   求項３５に記載の方法。