JPS6042929B2 - 画像走査記録装置における複製倍率変換方法及び装置 - Google Patents

画像走査記録装置における複製倍率変換方法及び装置

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JPS6042929B2
JPS6042929B2 JP52131366A JP13136677A JPS6042929B2 JP S6042929 B2 JPS6042929 B2 JP S6042929B2 JP 52131366 A JP52131366 A JP 52131366A JP 13136677 A JP13136677 A JP 13136677A JP S6042929 B2 JPS6042929 B2 JP S6042929B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、円筒走査型又は平面走査型等の画像走査記
録装置において、原画と異なる寸法の複製画像を記録す
る方法および装置に関する。
円筒型画像走査記録装置は、ファクシミリあるいは製
版用カラースキャナ等として実用されているが、この種
の装置で原画と異なる寸法の複製画像を記録する場合、
円筒の軸線方向についての寸法変換は、原画側と記録側
の走査ヘッドを所要倍率に対応する速度比で移送するこ
とにより、比較的簡単に実施できるが、円筒の周方向に
ついての寸法変換は容易ではなく、好ましい解決策が要
望されていた。
従来、円筒の周方向の画像寸法を変換して記録する手
段としては、次の如きものが知られている。
まず、原画側と記録側のドラムの径を異ならせておき
、両者を同一速度で回転させるという方法がある。
これは、最も簡単であり、容易に実施できるが、複製倍
率は両ドラムの直径によつて定つてしまうので、所要の
倍率ごとに、異なる径のドラムを多数用意しておき、そ
の都度交換して使用する必要があり、しかも、倍率可変
範囲が段階的で、細かい倍率設定ができないという欠点
がある。次に、原画側と記録側のドラムを同一径とし、
両ドラムの回転速度を異ならせるという方法がある。
この場合、複製倍率は、両ドラムの回転速度比に対応し
て定まるため、倍率を無段階に可変とするためには、ド
ラムの回転速度を所要範囲内においてなめらかに調節で
きることが必要となり、そのために機構が複雑となる。
また、倍率が整数比でない場合には、複製画像の乱れを
防ぐために、単位走査周期ごとに画像信号を一旦記憶装
置に書きこみ、次いで、記録側ドラムの回転に位相を合
わせて、読みだし、かつ、記録するといつた配慮が必要
となる。さらに、原画側と記録側のドラムが、ともに同
径で、しかも、同一速度で回転する装置を使用し、原画
走査によつて得た画像信号を、一旦記憶装置に書きこん
でから、読みだして、記録するようにし、その際、記憶
装置への書きこみと読みだしの周波数を異ならせるとい
う方法がある。
この場合、複製倍率は、書きこみと読みだしの周波数の
逆比に対応することになるが、画質を良くするためにサ
ンプリング周波数を高く設定すると、アナログ−ディジ
タル変換器やメモリー装置に、アクセス時間の非常に早
いものを使用することが必要となる。また、書きこみと
読みだしの周波数が異なる結果、両側のパルスのタイミ
ングがたまたま一致する場合が生じうるが、メモリー装
置への書きこみと読みだしを同時に行うことはできない
ので、このような場合には、どちらか一方のパルスを遅
らせる処理を加える必要がある。本出願人は、上記各公
知方法と異なる原理に基く複製倍率変換方法及び装置に
ついて、特願昭52−101976号として特許出願を
した。
この出願の発明の要旨は、画像信号を所定ピッチでサン
プリングし、順次アドレスを指定して記憶手段へ書きこ
み、次いで、同一ピッチで読みだして記録側へ出力させ
るようにし、その際、記憶手段に記憶された画像信号の
アドレスを、一部省略して、又は一部重複して読みだす
ことにより、原画と異なる寸法の複製画像を記録するも
のである。第1図は、上記先願発明の原理を示すもので
、同図Aは画像信号、Bはサンプリングパルス、Cは記
憶手段に書きこまれた画像信号を模式的に表したもので
、附記したSl,S2・・・・・・Sl7は、メモリー
装置のアドレスを示す。
この記憶値をBと同一ピッチのパ)レスDによつて読み
だす際に、Eの如くアドレスS3,S6,S9等を重複
させて読みだせば、これにより得られる記録側出力は、
Fの如く原画像信号Aを拡大した画像信号を得、またG
の如く、アドレスS4,S8,Sl。等の読みだしを省
略し、次順位のアドレスを読みだすようにすれば、Hの
如く原画像信号Aを縮小した画像信号を得る。上述の倍
率変換手段においては、メモリー装置に与えるアドレス
指定信号に対し、所望の複製倍率に応じた頻度で、Rl
Jを減算することにより同一アドレスを重複させ、又は
11Jを加算することにより、1個のアドレスを省略し
て、次位のアドレスを読みだすようにしている。
しかし、前述の先願発明の実施にあつては、単位走査周
期中に、アドレスを重複又は省略する時期は、人為的に
設定したプログラムに基いて定めるようになつている。
したがつて、プログラムの設定によつては、アドレスの
重複又は省略位置が平均的に分布されず、複製画像に歪
みを生するおそれがある。たとえば、拡大率150%の
場合に、一連のアドレス番号のうち、奇数番目あるいは
偶数番目のアドレスをすべて重複させるようにプログラ
ムを作れば、アドレスの重復位置は平均的に分布され、
複製画像の歪みは目立たないが、仮にn個の画素中前半
部のn/2個のアドレスをすべて重複させ、後半部のn
/2個は重複させないようなプログラムを作つたとする
と、複製画像は前半部が2倍に拡大され、後半部は原画
寸法のままで記録されることとなつて、甚だしく歪みを
生じた画像となる。もちろん、これは極端な例を想定し
た場合であり、所要倍率の全範囲について、アドレスの
重複又は省略位置が平均的に分布されるようなプログラ
ム設定は可能であるが、人為的プログラム操作に依存す
る限り、上述の不都合を生ずる可能性は内在している。
本発明は、上記難点を改善するもので、人為的プログラ
ム操作を用いることなく、アドレスの重複又は省略位置
を自動的に平均に分布せしめる方法及び装置を提供する
ものである。
本発明において、アドレスの重複又は省略位置の平均的
分布を実現する手段は、次の理論に基いている。
すなわち、複製倍率をm(%)とすれば、原画における
100個の画素中、拡大に際して重複記録される画素数
は(m−100)個であり、一方、縮小に際して記録を
省略される画素数は(100−m)個である。
そして複製画像における画素数はm個である故、重複又
は省略された画素が複製画像におけるm個の画素列中に
平均的に分布されるためには、そのピッチを、拡大の場
合は一』I−、縮小の場合は一エーとなるように定めm
−100100−mればよいということになる。
したがつて、原画を光電走査して得た画像信号を所定ピ
ッチでサンプリングし、順次アドレスを指指定してメモ
リー装置に書きこんでおき、これを読みだして記録側へ
出力させるに際し、所要の倍率に応じて、拡大の場合は
一叫−を計算し m−100て、そ
のピッチごとに読みだしアドレスを重複させ、縮小の場
合は一』L−を計算して、そのピン m−10
0チごとに読みだしアドレスを重複させ、縮小の場合は
丁信)冨を計算して、そのピッチごとに読みだしアドレ
スを省略すれば、所要の倍率変換された複製画像を記録
することができる。
第2図は、上述理論に基いて倍率変換を行う円筒走査型
製版用カラースキャナの一例を示す概略構成図てある。
図中、二重線矢印は画像信号、実線矢印はコントロール
パルス、点線矢印は副走査駆動モーターの制御信号を示
す。原画1を巻着した原画ドラム2と、感光材料3を巻
着した記録ドラム4とを軸5に固着し、フリー6及びベ
ルト7を介してモーター8により同期的に回動させる。
原画ドラム2側にピックアップヘッド9を、記録ドラム
4側に露光ヘッド10を−それぞれドラム軸に平行方向
に移動可能に配設し、送りねじ11,12及び駆動用パ
ルスモーター13,14により移送する。ピックアップ
ヘッド9には、色分解光学系、複数組の光電変換素子等
を内蔵し、原画1の色調及び濃度に対応して、赤、緑、
青といつた色分解画像信号を発生する。
これらの色分解画像信号は、色修正及び階調修正回路1
5に入つて、所要の演算処理を受け、記録用画像信号に
変換される。これらの各装置は、公知の製版用カラース
キャナあるいはカラーファクシミリ等の色分解走査機に
慣用される手段と同様である発明の詳細な説明は省略す
る。ノ 色修正及び階調修正回路15から出力した記録
用画像信号は、アナグローデイジタル変換器16に入力
し、後述のタイミング・コントロール部21からの指令
パルスによりサンプリングされ、順次A/D変換されて
メモリー装置17に送られ、順次アドレスを指定されて
書きこまれる。
次いで画像信号は、メモリー装置17から読みだされ、
デイジタルーアナグロ変換器18によつてD/A変換さ
れ、記録用光源駆動回路19に入力し、露光ヘッド10
に内蔵された記録用光源の光量を変調制御する信号とな
る。
第2図示の装置は、前述の本発明方法により、所要倍率
で複製画像を記録する機能を有するものであり、そのた
めに、パルス発生装置20、タイミングコントロール部
21、メモリー書きこみアドレス回路22、同じく読み
だしアドレス回路23、倍率設定部24の各装置を備え
る。
パルス発生装置20は、ドラム2及び4と同軸又は同期
関係をもつて駆動されるロータリーエンコーダで、ドラ
ム1回転について1個のパルスを発生するものと、ドラ
ムの1回転周期を等分割する多数のパルスを発生するも
のの2組を有する。
タイミングコントロール部21は、パルス発生装置20
からの1回転パルス及び多数パルスに基いて、複数種の
コントロール●パルスを発生し、各装置を制御する。第
3図は、これらのコントロール●パルスを示すタイミン
グ・チャートである。
aはパルス発生装置20からの1回転パルスで、RTJ
はドラムの1回転周期である。
bは、1回転パルスaのパルス巾を拡張したパルスであ
る。cは、パルス発生装置20からの多数パルスを分周
して、所要のピッチRtlJとしたクロック・パルスで
、A/D変換器16で画像信号をサンプリングし、かつ
、A/D変換指令を行うパルスである。
多数パルスを所要ピッチ〕日のクロック●パルスに変換
するには、公知のフェーズ●ロック・ループ(P.L.
L.)回路等の手段を適用すればよい。dは、同じくピ
ッチRtlJの/ぐルスで、メモリー書きこみアドレス
回路22に対する指令クロック●パルスである。
eは、メモリー装置17への書きこみクロック・パルス
で、A/D変換器16からの画像信号をメモリー書きこ
みアドレス回路22により指定されるアドレスへ書きこ
む。
fは、メモリー読みだしアドレス回路23に対する指令
クロック・パルスである。
gは、同じくメモリー読みだしアドレス回路23に対す
るラッチパルスである。
hは、メモリー装置17に対する読みだしクロック・パ
ルスで、メモリー読みだしアドレス回路23により指定
されるアドレスに書きこまれた画像信号を読みだす。
iは、1回転パルスaに基いて作られるクリア信号であ
る。
第4図は、これらのコントロールパルスに基いて、メモ
リー装置17の読みだしアドレスを所要倍率に応じて重
複又は省略する回路の一実施例で、第5図は、その作動
を示すフローチャートである。
第4図中、左上部の点線で囲つた部分は、第3図におけ
る倍率設定部24を、その他の部分は、同じくメモリー
読みだしアドレス回路23を示す。
まず所望の複製倍率を、ディジタル・スイッチ25に設
定する。
ディジタル・スイッチ25は、倍率変換段階をr1%ョ
とするために、3桁のものを用いJW進数ョで設定する
。たとえば、複製画像寸法を原画寸法の1.25倍とす
る場合は、Rl25ョを設定し、0.85倍に縮小する
場合はRO85ョを設定する。ディジタル・スイッチ2
5は、各桁に設定した数値を、1桁について、4ビット
のBCDコード(BirlarycOrddecima
l)で出力する。
この出力は、バイナリ・コンバータ26に入つて2値信
号に変換され、加算器27及び減算器35に送られる。
加算器27の値は、クロック・パルスfによりラッチさ
れるディジタル型フリップフロップ28に送られ、アン
ド回路30に入力する。
もう1個のディジタル型フリップフロップ29には、後
述の減算器36の出力が送られ、その値はアンド回路3
1に入力する。一方、クリア信号1がインバータ32及
びオア回路33を介して、アンド回路30にはそのまま
、アンド回路31には反転値として入力する。
クリア信号1は、第3図示の如く、ドラムの1回転周期
の始期から第1番目のクロック・パルスfの発生直後ま
での間はRLJ値をとり、それ以外の時期はRHJ値を
とるため、最初のクロック・パルスfが発生するまでは
、フリップフロップ28の値、すなわち加算器27から
送られる値がアンド回路30から出力する。なお、この
時期においては、加算器27に入力する他方の信号、す
なわち減算器36の出力は、減算器36がクリア信号1
によつてクリアされているために、倍率設定部24から
送られた倍率値Rmョの値のみが、加算器27、フリッ
プフロップ28を介してアンド回路30から出力する。
アンド回路30の出力Xは、減算器36に入力する。こ
の減算器36への他方の入力は、前述の減算器35の出
力yで、これは第4図示の如く、ディジタルスイッチ2
5に設定した倍率値RmJとRlOOJとの差の値であ
る。すなわち、倍率RmJがRlOO%以上ョである場
合にはRm−100Jの値が、またRmJがRlOO%
ョ未満の場合LにはRlOO−MJの値が、信号yとし
て入力する。2個の減算式のいずれを選択するかは、デ
ィジタル・スイッチのRlOO位ョの桁の数字がROョ
以外のRHョ値をとる場合にはRm−100Jを、RO
.J(7)1LJ値である場合にはインバータ40を介
した信号で1100−MJを選択するようにする。
この信号yは、コンパレータ37にも入力する。減算器
36は、信号X.!1.yによりz=y−xを計算し、
(z)値を加算器27、フリツプフロツノプ29及びコ
ンパレータ37に送る。
コンパレータ37は、u=z−yを計算し、u≦0の場
合に1Hョ値、u〉0の場合にRLJ値をとる信号を出
力する。
この信号は、オア回路33及びアンド回路38に入力す
る。アンド回路38には、信号uとともにラッチパルス
gが入力し、その出力は2個のアンド回路39及び41
に入力する。
アンド回路39には、前述のディジタル●スイッチ25
のRlOO位ョがRHJ値である場合の信号が入力し、
アンド回路41にはRlO部!がRLJ値である場合に
インバータ40を介した信号が入力する。アンド回路3
9の出力は、アップダウン●カウンタ43の1D0WN
ョ側に入力し、アンド回路41の出力は、クロックパル
スfとともにオア回路42を介してRupョ側に入力す
る。本発明の原理は前述の如く、複製倍率をRmョとし
て、拡大の場合はm/m−100を、縮小の場合は、m
/m−100を計算し、その答に対応するピッチでメモ
リー装置からの読みだしアドレスを重複又は省略するも
のであるが、第4図示の装置は、上記の除算式を減算の
反復によつて行うようにしたものである。
すなわち、分子のRmョから分母のRm−100J又は
RlOO−MJを反復して減算しつつ、その都度読みだ
しアドレスを1個づつ進めるようにし、減算の答がRO
J又はRO以下ョになつたとき、読みだしアドレスを1
個重複又は省略するようにしたものである。理解を容易
にするために、具体的な複製倍率値を例示して、第4図
示装置の作動を説明する。
たとえば、複製倍率がRl5O%ョの拡大の場合には、
ディジタル・スイッチ25にRl5Oョを設定する。こ
のとき(m)値はRl5OJであり、また設定倍率値の
10唯の数が11ョであるため、減算器35はRm−1
00ョを計算する側が選択され、y値はR5OJとなる
。また、m/m−100=3であるため、読みだしアド
レスは1個おきに重複させればよい。まず、クリア信号
1により減算器36をクリアして(z)値をROョとし
、かつ、アンド回路30にiの反転値RHJを入力させ
る。
一方、加算器27には、(m)値1150ョがロードさ
れ、ここで加算されるべき(z)値が00Jであるため
、フリップフロップ28にも(x)値としてRl5Oョ
がロードされて、クロックパルス(f)がRHJである
間、ラッチされる。第1番目のクロックパルス(f1)
が入力すると、アップダウン・カウンタ43が1段上昇
し、かつ、フリップフロップ28にラッチされた(x)
値Rl5OJが、アンド回路30、オア回路34を経て
、減算器36にロードされ、減算器36からロードされ
る(y)値R5OJとにより、Rx−YJを実行し、(
z)値としてRlOOJを出力する。
(z)値RlOOJは、コンパレータ37で(y)値ど
比較され、Rz−Y.,を実行してR5OJを得る。
この値はROJより大であるため、コンパレータ37の
出力(u)値はRLJとなつて、゛オア回路33を経て
アンド回路30,31に入力する。したがつて、(u)
値がそのまま入力するアンド回路30は閉じ(出力のな
い状態)、31は開く(出力がある状態)。一方、(z
)値RlOOJは、フリップフロップ29にロードされ
、クロックパルスfがRHョである間、ラッチされる。
この場合、コンパレータ37の出力(u)値がRLJで
あるため、アンド回路38にラッチパルスgが入力して
も38からは出力せず、したがつてアップダウン・カウ
ンタ43は、クロックパルスf1によつて1段上昇した
のみの状態を保持する。
そこで読みだL5クロックパルスhにより、メモリー装
置から読みだされる画像信号のアドレスは、1個進む。
このときのアドレスを仮にRslョとする。次に、第2
番目のクロックパルスF2が入力すると、フリップフロ
ップ29にラッチされた(z)値RlOOョが、アンド
回路31、オア回路34を経て、減算器36に(x)値
としてロードされ、Rx−yョを実行して(z)値R5
OJを出力し、コンパレータ37とフリップフロップ2
9にロードする。
したがつて、コンパレータ37におけるRZ−YJの値
はROJとなるため、その出力(u)値はRHョとなり
、アンド回路30を開き、31を閉じるとともに、ラッ
チパルスgが入力した時に、アンド回路38からアドレ
ス補正信号vが出力する。信号vは、ディジタル・スイ
ッチ25に設定した10唯の数がr1以上ョであるとき
に開くアンド回路39を介して、アップダウン・カウン
タ43を1段下降させ、クロックパルスF2による上昇
を打消す。たがつてメモリー装置に対する読みだしアド
レスは進まず、前回と同じアドレスRslJが重複して
読みだされる。次に、第3番目のクロックパルスF3が
入力すると、加算器27で(m)値Rl5OJと(z)
値R5OJを加算し、フリップフロップ28にラッチさ
れている(x)値R2OOJが、減算器36にロードさ
れ、Rx−yョが実行されて(z)値Rl5OJが出力
する。このとき、コンパレータの出力(u)値はRLョ
となり、アップダウン・カウンタ43はクロックパルス
F3により1段上昇した状態を保持し、メモリー装置の
次位のアドレスRs2ョが読みだされる。次に、第4番
目のクロックパルスF4が入力したとき、(x)値とし
てロードされる値は、Rl5OJとなるから、第1番目
のクロックパルスf1の入力時と同一条件が再現され、
以後、上記プロセスが循環反復される。
付表1は、上記プロセスをまとめた表である。
最右欄の読みだしアドレスを見ると、奇数番目の*8ア
ドレスがそれぞれ重複して読みだされ、その結果、原画
における1柵のサンプリング画素が、複製画像において
は托個の画素として記録され、所望の150%の拡大率
が得られることが理解される。他の倍率値についても同
様で、付表2以下に数例を示す。
付表2は、拡大率140%の場合で、アドレス番号S1
〜SlOの1柵の画素中、S2,S4,S7,S9の4
個が重複して読みだされる。
付表3は、拡大率250%の場合で、奇数番目のアドレ
スが2回、偶数番目のアドレスが3回重複して読みださ
れる。
付表4は、縮小率65%の場合で、S1からS2Oまで
の20個のアドレス中、Sl,S4,S7,SlO,S
ェ。
,Sl3,Sl,,Sl8の7個の読みだしが省略され
る。その他の倍率値についても、同様の表を作成してみ
れば、それぞれ所望複製倍率を得る如く読みだしアドレ
スの重複又は省略が平均的に分布されて行われることが
理解でき、第4図のディジタル・スイッチ25に3桁の
ものを適用した場合、理論的には、1〜999%の範囲
で、1%単位で複製倍率を変換することができる。もつ
とも、現実の製版用カラースキャナで複製作業を実施す
る場合、極端な縮小率を設定すると、画質が著るしく低
下して不都合であるが、一般に製版作業に要求される5
0%程度までの縮小率であれば、本発明方法によつて、
十分良質の複製画像を記録することができる。以上、本
発明を図示実施例に基いて詳細に記述したが、本発明は
上述実施例に限定されるものではない。
たとえば、第4図示実施例では、所望倍率値Rmョをパ
ーセントで設定し、減算器35においてRm−100ョ
又はRlOO−MJを求めるようにしているが、必ずし
もRlOOJに限らず、任意の定数Rnョを用いても本
発明方法は成立する。
しかし、RnJとしてRlOOJ以外の数値を適用した
場合は、倍率値RmJはパーセント値ではなく、m/n
=m″(%)で表わされる数値となるので、実用上はR
n=100ョを使用することが望ましい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を適用すべき画像走査記録装置におけ
る倍率変換手段を示すグラフ、第2図は、本発明を製版
用カラースキャナに適用した場合の一例を示す概略構成
図、第3図は、同装置のコントロールパルスを示すタイ
ミング●チャート、第4図は、同装置の倍率設定部及び
読みだしアンド回路の構成図、第5図は、第4図示装置
の作動を示すフローチャートである。 1・・・・・原画、2・・・・・・原画ドラム、3・・
・・・・感光材料、4・・・・・・記録ドラム、5・・
・・・・軸、6・・・・・・フリー、7・・・・・ベル
ト、8・・・・・・モーター、9・・・・・・ピンクア
ツプヘツド、10・・・・・露光ヘッド、11,12・
・・・・・送りねじ、13,14・・・・・・駆動用パ
ルスモーター、15・・・・・・色修正及び階調修正回
路、16・・アナログ−ディジタル変換器、17・・・
・・・メモリー装置、18・・・・・ディジタル−アナ
ログ変換器、19・・・・・・記録用光源駆動回路、2
0・・・・・・パルス発生装置、21・・・・・・タイ
ミング・コントロール部、22・・・・・・メモリー書
きこみアドレス回路、23・・・・・・メモリー読みだ
しアドレス回路、24・・倍率設定部、25・・・・デ
ィジタル●スイッチ、26・・・・・・バイナリコンバ
ータ、27・・・・・・加算器、28・・・・・ディジ
タル型フリップフロップ、29・・ディジタル型フリッ
プフロップ、30・・・・・・アンド回路、31・・・
・・・アンド回路、32・・・・・・インバータ、33
・・・・・・オア回路、34・・・・・・オア回路、3
5・・・減算器、36・・・・・・減算器、37・・・
・・コンパレータ、38・・・・・・アンド回路、39
・・・・・アンド回路、40・・・・・・インバータ、
41・・・・・アンド回路、42・・・・・・オア回路
、43・・・・・・アップダウン・カウンタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 原画を光電走査して得た画像信号を、所定の時間的
    ピッチでサンプリングし、順次アドレスを指定して記憶
    手段へ書きこみ、次いで同一ピッチで読みだして記録側
    へ出力させるようにし、その際、記憶手段に記憶された
    画像信号のアドレスを一部重複又は一部省略して読みだ
    すことにより、原画と異なる寸法の複製画像を記録する
    方法において、m/|n〜m|・P(ただし、mは複製
    倍率値、nは基準倍率値、Pは読みだしパルスのピッチ
    とする)で求められるピッチ段数ごとに記憶手段のアド
    レスを一部重複又は一部省略して読みだすことを特徴と
    する画像走査記録装置における複製倍率変換方法。 2 前記基準倍率値「n」として「100」を使用し、
    前記複製倍率値「m」として百分率値を適用するように
    した特許請求の範囲第1項に記載の方法。 3 所定ピッチでサンプリングした画像信号を、順次ア
    ドレスを定めて記憶するメモリー装置と、記録側走査に
    同期し、かつ前記画像信号のサンプリング周波数と同一
    周波数のクロックパルスにより、前記メモリー装置に対
    する読みだしアドレスを順次1段ずつ前進させるカウン
    ターと、所望の複製倍率値「m」と基準倍率値「n」と
    に基いて、m−|m〜n|・Q(ただし、Qは反復演算
    回数を示す整数値とする)を、前記クロックパルスに同
    期して反復演算する演算回路と、該反復演算の答が零又
    は負値となつたときに、前記カウンターを1段階後退又
    は前進させる比較回路と、前記反復演算の答が零又は負
    値となつたとき、その都度、その際の被減数を基準倍率
    値「m」に加算した数値を、「m」に代わる被減数とし
    て前記演算回路に供給する加算回路とを備える画像走査
    記録装置における複製倍率変換装置。
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