JPS60214443A - スキユ−歪補正装置 - Google Patents

スキユ−歪補正装置

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JPS60214443A
JPS60214443A JP59073248A JP7324884A JPS60214443A JP S60214443 A JPS60214443 A JP S60214443A JP 59073248 A JP59073248 A JP 59073248A JP 7324884 A JP7324884 A JP 7324884A JP S60214443 A JPS60214443 A JP S60214443A
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signal
sample
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Sadanobu Kawabe
川辺 貞信
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明はスキュー歪補正I!装置に関するものであつ
て、特に、パイロット信号方式の磁気記録再生装置にお
けるスキュー歪補正装置に関する。
[従来技vFI] 2ヘツド型磁気記録再生装獣においては、2個の回転磁
気ヘッドを有するヘッドドラムに磁気テープを斜め方向
にぼぼ180度巻付け、磁気テープの斜め方向に各ヘッ
ドを順次走査させるとともに磁気テープを定速走行させ
て、磁気テープ上に映像信号トラックを順次形成する。
最近、磁気テープをヘッドドラムに180度より多く、
たとえば、220度巻付けて各記録トラックを長くし、
各記録トラックには映像信号を180度分記録し、残り
の部分に、たとえば、PCM音声を時間圧縮して記録す
るようにし、さらにこれらの信号にトラッキング用のパ
イロット信号を重畳して記録するように構成した磁気記
録再生装置が使用されている。この場合、一方の回転磁
気ヘッドが映像信号を記録しているとき、その一部の期
間では同時に他方の回転磁気ヘッドが隣接トラックの端
部に1)CM信号を記録しており、さらに、この期間で
は映像信号に重畳されるパイロット信号が同時にPCM
信号にも重畳されて記録される。
第1図は、従来の磁気記録再生装置におけるヘッドドラ
ムと磁気テープの巻付けの様子を示すもので、磁気テー
プ1はヘッドドラム2に約220度にわたって斜めに(
図示せず)巻付いている。
ヘッドドラム2には、2つの回転磁気ヘッド3a。
3bが180度の角度間隔を隔ててかつヘッドドラム2
の周表面に表出するように設けられている。
一方の回転磁気ヘッドがテープ入口から220゜−18
0°−400の部分を走査している期間では、2つの回
転磁気ヘッド3a 、3bは同時に磁気テープ1に当接
している。磁気テープ1が定速で図中の矢印方向に走行
すると、一方の回転磁気ヘッドが記録トラックを形成し
ているとき、上記40°の部分に相当する期間では、同
時に他方の回転磁気ヘッドが上記トラックに隣接するト
ラックを形成しつつある。このようにして、磁気テープ
1上に形成されたトラックパターンを第2図に示す。ト
ラックT、、T、、・・・のA部にはPCM信号が、ま
たB部には映像信号が記録される。また、トラッキング
用のパイロット信号が4周波パイロット信号方式と称さ
れるものにあっては、第2図のように周波数f + 、
rz 、fa +f4のパイロット信号が映像信号に重
畳して記録される。このパイロット信号は再生時のトラ
ッキングに使用されるもので、回転磁気ヘッドが斜め走
査中のトラックの両隣接トラックからこれらパイロット
信号のクロストークを再生してトラッキング誤差信号と
なされる。たとえば、回転磁気ヘッド3aがトラックT
、のB部を走査しているときは、両隣りのパイロット信
号f2とf4のクロストークを回転磁気ヘッド3aで再
生し、f2とf、の再生レベル差でトラックずれが検出
できるので、これをトラッキングサーボのフィードバッ
ク用の誤差信号となし得る。W4差信号検出系を容易な
らしめるために、上記周波数の間には+f + −f 
21−1f、−ず 4 1−F+ 、If’ 2 f 
s 1−1f + −f+I−Fzなる関係を持たせで
ある。たとえば、f、 −103kHz、f2−119
 kHz、re=165 kHz 、f* =149 
k)lzであり、このときF+ −16k)lz 、 
F2−46 kHz ’T”ある。
以上のようにトラックを形成した磁気テープを再生する
場合は、上記パイロット信号のクロストークを利用して
トラッキングサーボをかけておき、上記2個の回転磁気
ヘッドにより映像信号とPCM信号を再生する。第4図
は、両回軟磁気ヘッドで再生される信号のエンベロープ
を示したものであり、ヘッドドラムの上記40°部では
映像信号とPCM信号が同時に再生される。またこれら
信号には走査トラックのパイロット信号と両隣りのトラ
ックのパイロット信号も含まれている。
トラッキングサーボは次のようにして動作する。
まずヘッドドラムの回覧数に同期して、ヘッドドラムの
前記1806に対応した半回転ごとに周波数f 、 、
f、j ’s 、F4の発振信号を所定の反復順序で発
生させる。一方、回転磁気ヘッドにより得られに再生信
号は、ヘッドドラムの上記半回転ごとに発生するように
したスイッチングパルスで制御されているスイッチャ−
に導き、連続する再生映像信号と時間圧縮された再生P
CM信号とに振分けて導出される。次に、上記再生映像
信号から帯域フィルタ(BPF)により前述したような
再生パイロット信号を抽出する。これらパイロット信号
と上記発振信号を周波数変換器に印加してその出力を中
心周波数F、およびF2を有する2個の帯域フィルタB
PF (F+ )およびBPF (F2)に印加すると
、両BPF出力には上記したような差周波数成分F、と
F2の信号が発生し、この2個の成分を差動アンプなど
によりレベル比較すると、回転磁気ヘッドのトラックず
れ量が検出され、この検出信号をキャプスタンサーボ系
等にフィードバックするとトラックずれが補正できるよ
うに細成できる。このようにしてトラッキングサーボが
動作する。トラッキングサーボが定常状態に至ったとき
は、上記発振信号のうち現在発生している発振信号に対
応する周波数のパイロット信号が記録されたトラック上
を回転磁気ヘッドが走査するようになる。たとえば、今
、発振信号が周波数f、とすると、このとき回転磁気ヘ
ッド3aはトラックT、の8部を走査していることにな
る。
さて、以上のようにしてトラッキングサーボがかかり再
生映像信号が適切な復調信号となり、テレビジョンに送
出されて再生画面となった場合について、その画面の様
子を考える。上述したように、再生映像信号は2個の回
転磁気ヘッド出力をスイッチャ−でつなぎ合わせて連続
信号とするものであるから、必ず継目を有する。記録時
と再生時において磁気テープの伸びが全く同じであれば
、この継目の前後で信号のタイムベースに狂いはなくス
ムーズにつながるが、もし、磁気テープの伸びに差があ
れば継目の前後でタイムベースが狂い継目で信号の位相
がステップ状に変化する。たとえば、磁気テープが伸び
た場合は継目の後の位相が常にステップ状に進む。逆に
磁気テープが縮んだ場合は継目の後の位相が常にステッ
プ状に遅れる。このため、再生画面には継目の部分で歪
んでしまういわゆるスキュー歪が発生するという欠点が
あつた。−例として、電柱のような垂直バーをAFC付
のテレビに映出すると第3図のようになる。スキュー歪
は磁気テープのテンションサーボにより軽減できるが、
一般的には、磁気テープの張力を検出して予めプリセッ
トした値にテンション刺部するものであり、必ずしもス
キュー歪を完全に取ることはできなかった。
[発明のl[要] この発明は、かかる欠点を改善するためになされたもの
で、それゆえに、この発明の主たる目的は、パイロット
信号方式の磁気記録再生装置において、スキュー歪を除
くことができるスキュー歪補正装置を提供することであ
る。
この発明を要約すれば、パイロット信号方式の磁気記録
再生装置において、奇数番目のトラックから第1の磁気
ヘッドでパイロット信号を再生し、この再生と同時に、
奇数番目のトラックに隣接するトラックの端部から第2
の磁気ヘッドで上記再生パイロット信号と同一周波数の
パイロット信号を再生し、これら両者の再生パイロット
信号を比較してその出力をサンプルホールドし、次に、
偶数番目のトラックから第2の磁気ヘッドでパイロット
信号を再生し、この再生と同時に、偶数番目のトラック
に隣接するトラックの端部から第1の磁気ヘッドで上記
再生パイロット信号と同一周波数のパイロット信号を再
生し、これら両者の再生パイロット信号を比較してその
出力をサンプルホールドし、次に、両者のサンプルホー
ルド出力を加算して誤差信号を得、この誤差信号に応じ
て磁気テープの張力を制御するスキュー歪補正装隨であ
る。
この発明の上述の目的およびその他の目的と特徴は、図
面を参照して行なう以下の詳細な説明から一層明らかと
なろう。
E発明の実施例コ 以下、この発明の実施例を図によって説明する。
第5図は、この発明の実施例であるスキュー歪補正@胃
の再生時のブロック図である。図において、回転磁気ヘ
ッド3a、3bはそれぞれ、ヘッドアンプ118.11
bを介してスイッチャ−20に接続され、スイッチャ−
20は映像信号処理回路27およびpcvm号処理回路
28に接続される。また、タイミング信号発生回路19
はスイッチャ−20に接続される。回転磁気ヘッド38
゜3bの出力はヘッドアンプ118.11bにて増幅さ
れた後スイッチャ−20に印加される。スイッチャ−2
0では、タイミング信号発生回路19の出力により、映
像信号およびPCM信号がそれぞれ適切なタイミングで
抽出される。映像信号は連続した再生信号となされて映
像信号処理回路27に導かれてテレビジョン信号にl!
関される。また、PCM信号はPCM信号処理回路28
に導かれて時間伸長などの処理を受けて連続した音声信
号に復調される。ヘッドドラム2の側部には回転検知器
18が設けられており、回転検知器18はタイミング信
号発生回路191発振器21を介して周波数変換器23
に接続される。また、スイッチャ−20はBPF22を
介して周波数変換1123に接続される。周波数変換器
23はトラッキング処理回路24.アンプ25を介して
キャプスタンモータ26に接続される。発振器21は周
波数f 、 、f2.f、 、f、の信号を順次発生し
、この発振周波数の切換は、ヘッドドラム2の回転位相
を検知する回転検知器18に基づいて動作するタイミン
グ信号発生回路19の指令により、前述したごとくヘッ
ドドラム2の半回転ごとに行なわれる。
また、BPF22はスイッチャ−20で抽出した映像信
号およびPCM信号から再生パイロット信号を抽出し、
ここで抜出されたパイロット信号成分と発振121の発
振信号が周波数変換器23に印加され、この発振信号周
波数とパイロット信号周波数の差周波数信号成分がトラ
ッキング処理回路24に与えられて前述したようなトラ
ックずれ検出が行なわれる。トラックずれ量に応じた誤
差信号がアンプ25に印加され、キャプスタンモータ2
6の回転制御を行なって磁気テープ1の送り制御を行な
い、回転磁気ヘッド3a 、3bがトラックを正しく走
査するようになされる。ヘッドアンプ”jI8.11b
はそれぞれBPF12a、’!2bを介して第1の位相
比較回路13に接続され、この位相比較回路は第1のサ
ンプルホールド回路14に接続される。また、タイミン
グ信号発生回wi19は11のサンプルホールド回11
4に接続される。さらに、ヘッドアンプ118.11b
はBPF30a 、30bを介して第2の位相比較回路
31に接続され、この位相比較回路は第2のサンプルホ
ールド回路32に接続される。また、タイミング信号発
生回路19は第2のサンプルホールド回路32に接続さ
れる。第1および第2のサンプルホールド回路14.3
2は加算回路33に接続され、この加算回路はフィルタ
15.アンプ16を介してリールモータ17に接続され
る。
ヘッドアンプ11a、11bの出力は、この発明の目的
であるスキュー歪補正を達成するために、さらに次のよ
うな処理を受ける。これら出力はそれぞれBPFI 2
a 、12bに印加される。これらBPFI 2a 、
12bの中心w4波数は、上記パイロット信号周波数の
うちの特定の周波数、たとえば、flを有しているもの
とする。したがって、BPFI 2a 、12bによっ
て再生信号から周波数f、のパイロット信号が抽出され
る。上記トラッキングサーボにより、磁気テープ1が走
行制御を受けて正常な信号を再生しているものとすると
、BPFI 2a 、12bの出力信号はそれぞれ第6
図(A)、(B)のようになる。但し、ここでは上述の
40″の部分のみに着目しているので、回転磁気ヘッド
3a 、3bが走査しているトラックからの再生パイロ
ット信号のみを考慮して描いである。すなわち、クロス
トークによるパイロット信号t、が他の区間で発生する
が無視しである。
次に、これらBPFI 2a 、12bの出力は第1の
位相比較回路13に印加されて両者の位相誤差が、たと
えば、1ilIa図(C)のごとく発生する。
ここで、もし、磁気テープ1の伸びが記録時と全く変化
がない場合は、回転磁気ヘッド3aと、回転磁気ヘッド
3bにより40°の区間ではパイロット信号が同時に記
録されているため、再生時にも再回転磁気ヘッド3a、
3bから再生されるパイロアト信号は同じタイミングの
信号となる。したがって、第1の位相比較回路13の出
力は0となる。どころが、もし磁気テープ1が記録時よ
り、たとえば、テンションが強くなって少し伸びた状態
で再生する場合は、回転磁気ヘッド3aの再生パイロッ
ト信号と回転磁気ヘッド3bの再生パイロワ1−信号に
位相差が発生する。この様子を第7図の拡大図で示す。
すなわち、磁気テープ1が伸びたときは、第7図(B)
の破線で示すように、BPF12aの出力に対してBP
Fl 2b 17)出力は位相が進む。また、もし磁気
テ・−ブが記録時より縮んだ場合には、第7図(8)の
一点鎖線で示すように、BPF12aの出力に対してB
PF12bの出力は位相が遅れる。このように、磁気テ
ープ1の伸び状態が記録時と異なると両パイロット信号
間に位相差が発生して、第1の位相比較回路13には磁
気テープ1の伸縮に応じた誤差電圧が発生する。このa
R差差電圧上上記40°部分のみで発生し、しかも回転
磁気ヘッド3a 、3bが順次トラックを4回走査する
ごとに1回発生する。
言い換えると、ヘッドドラム2が2回転するごとに1回
の割合で発生する。このようにIll差電圧は連続的に
発生しないので、タイミング発生回路19にて、ヘッド
ドラム2の2回転に1回の割合で、第6図<D>に示す
ようなタイミングでサンプリング用のパルスを発生させ
、これを第5図の第1のサンプルホールド回路14に印
加して、上記誤差電圧をサンプルホールドすると、たと
えば、第6図(E)に示すような出力が得られる。
さて上記説明では、自己録再の場合で磁気テープ1の伸
びのみが変化した場合の誤差電圧の発生過程を述べたが
、さらに次のような2つの場合について考慮する必要が
ある。第1の場合としてこの磁気記録再生装習がいわゆ
る傾斜アジマス記録法に従うものである場合は、隣接ト
ラック同士で互いに逆アジマスを有するように記録され
るので、再生時に回転磁気ヘッド3a、3bがトラッキ
ングサーボにより正規のトラックを走査していたとして
も記録時と同じ軌跡を走査しない場合、すなわち、回転
磁気ヘッド3a、3bの軌跡が記録時より少しずれた軌
跡となった場合は、継目でタイムベースが狂い回転磁気
ヘッド3a 、3bの半回転ごとに位相差が生じる。し
かし、この位相差の発生の様子は、上記スキュー歪の場
合と興なり、回転磁気ヘッド3a 、3bの半回転ごと
に継目の前後て位相の進み、遡れ、進み、遅れ・・・を
繰返す。
このタイムベースの狂いが上記スキュー歪に加わった場
合を考える。スキュー歪による誤差電圧の発生について
考えれば、上述したように回転磁気ヘッド3a 、3b
が順次トラックを4回走査するごとに、すなわち、回転
磁気ヘッド3a 、3bの半回転が4@繰返すごとに誤
差電圧が発生し、一方トラック軌跡のずれによる位相差
の発生は、回転磁気ヘッド3a 、3bが順次トラック
を4回走査するごとに見れば、上述のことかられかるよ
うに常に一方向、すなわち進みか遅れかの一方向となる
。この進みか遅れかは、回転磁気ヘッド3a。
3bの軌跡がトラックに対して右方向にずれているか、
左方向にずれているかによって決まってしまう。したが
って、この場合、第1の位相比較回路13の出力はスキ
ュー歪による誤差以外にヘッド軌跡のずれによる偽の誤
差が重畳され、たとえば、第6図(C)および(E)の
破線で示すような偽の出力となってしまう。
次に第2の場合として互換再生をする場合は、もし2つ
の回転磁気ヘッド3a、’3bの取付角が記録した磁気
記録再生装置のそれと興なっていると、やはり継目のと
ころでステップ状に位相が変化する。この場合の位相差
の発生の様子は、上記第1の場合と全く同じで、継目の
前後で回転磁気ヘッド3a、3bの半回転ごとに、進み
、遅れ。
・・・を繰返す。したがって、第1の位相比較回路13
の出力には第1の場合と類似の偽のw4差信号が発生す
る。
そこでこれら偽のWA差信号を除去するために、再び第
5図に戻って説明する。第5図のBPF3Qa 、30
bは上記周波数f、の次の周波数f2に中心周波数を有
する。したがって、上述の誤差信号の発生した後に続く
回転磁気ヘッド3a、3bの半回転期間には、f2のパ
イロット信号が再生されるので、BPF30a 、30
b 、第2の位相比較回路31の出力には第6図(A)
、(B)。
(C)の実線で示した波形と類似した波形が得られる。
またタイミング発生回路19にて、第6図(D)に示し
たサンプルパルスより、約1806遅延したサンプルパ
ルスを発生させてこれを第2のサンプルホールド回路3
2に印加して、第2の位相比較回路31の出力をサンプ
ルホールドすると、第6図(E)の実線で示した波形と
同様の波形が得られる。次に、上記のトラック軌跡ずれ
とか回転磁気ヘッドの角度ずれなどがある場合は、上述
したように回転磁気ヘッド3a 、3bの半回転ごとに
継目の前後で位相の進み、遅れが逆転するので、第2の
位相比較回路31および第2のサンプルホールド回路3
2の出力に現われる偽の誤差信号は絶対値は前述のもの
に等しいが、第6図(C)および(E)の破線で示す方
向とは逆に現われる。
以上の様子を第1および第2の位相比較回路13.31
の出力および第1および第2のサンプルホールド回路1
4.32の出力について示せば第8図(A>、(B)、
(C)、(D)の破線出力となる。第8図(C)、(D
)ではスキュー歪による誤差出力をEとして、上記偽の
w4差出力をeとして示しである。次に、これら誤差出
力を加算回路33にて加算すれば、(E+8 >+ (
E−1)−2Eとなり、上記偽の誤差出力は相殺され、
スキュー歪による真の誤差のみが残る。なお、スキュー
歪誤差出力は元の2倍となって得られるので感度が増す
利点も有する。この誤差信号をフィルタ15に印加し、
その出力をアンプ16に導いてリールモータ17のトル
ク制御を行なう。このトルク制御により磁気テープの張
力が制御され、上記位相誤差がOとなるようなフィード
バック制御を行なう。このようにして磁気テープの伸び
を記録時と同じように保つことができスキュー歪が補正
できる。
上記実施例では、パイロット信号f、とf2を組合わせ
てスキュー歪を補正する場合について説明したが、パイ
ロット信号(f+とf4)、(f2と「。)、(fsと
t、)のどの組合せを使ってもよい。
□ また、上記実施例では、各トラックの前の端部にP
CM音声を記録し、その後方に映像信号を記録するもの
について述べたが、これら信号の前後関係が逆の場合で
あってもこの発明は同様に適用できる。
また、パイロット信号は4周波のものについて述べたが
必ずしも4個に限る必要はない。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、パイロット信号方式の
磁気記録再生iutにおいて、奇数番目のトラックから
第1の回転磁気ヘッドで再生されたパイロット信号と、
この再生と同時に、奇数番目のトラックに隣接するトラ
ックの端部から第2の回転磁気ヘッドで再生された、上
記再生パイロット信号と同一周波数のパイロット信号と
の位相を比較し、この比較出力をサンプルホールドして
第1のサンプルホールド出力を得、次に、偶数番目のト
ラックから第2の回転磁気ヘッドで再生されたパイロッ
ト信号と、この再生と同時に、偶数番目のトラックに隣
接するトラックの端部から第1の回転磁気ヘッドで再生
された、上記再生パイロット信号と同一周波数のパイロ
ット信号との位相を比較し、この比較出力をサンプルホ
ールドして第2のサンプルホールド出力を褥、次に、第
1のサンプルホールド出力と第2のサンプルホールド出
力を加算して誤差信号となし、この誤差信号に応じて磁
気テープの張力を制御するようにしたので、再生時にお
いて磁気テープの伸びを記録時と同じように保つことが
でき、このためスキュー歪を除くことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ヘッドドラムと磁気テープの巻付は状態を示
す図である。 第2図は、磁気テープ上のトラックパターンを示す図で
ある。 第3図は、再生画のスキュー歪の様子の一例を示す図で
ある。 第4図は、回転磁気ヘッドの再生出力エンベロープを示
す図である。 第5図は、この発明の一実施例を示す図である。 第6図は、この発明の一実施例を説明するための波形図
である。 第7図は、再生パイロット信号の位相関係を説明するた
めの波形図である。 第8図は、スキュー歪による誤差信号と偽の誤差信号の
関係を示す図である。 図において、1は磁気テープ、2はヘッドドラム、3a
、3bは回転磁気ヘッド、118.11bはヘッドアン
プ、12a、12b、30a、3Qbは8PF、13は
第1の位相比較回路、31は第2の位相比較回路、14
は第1のサンプルホールド回路、32は1112のサン
プルホールド回路、15はフィルタ、16はアンプ、1
7はリールモータ、18は回転検出器、19はタイミン
グ信号発生回路、33は加算回路である。 代理人 大 岩 増 雄 第1図 第2図 +4 1ヲ 12 1+ 第3 図 第4図 第6図 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 回転ヘッドドラム上には互いに180度の角度間隔を隔
    てて第1および第2の回転磁気ヘッドが設番フられ、こ
    れらによって磁気テープを斜め走査して平行傾斜トラッ
    クを順次形成し、 記録時には、前記トラックごとに所定の反復順序で変化
    する周波数のパイロット信号とともに情報信号を記録し
    、 さらに、前記トラックの長さを前記第1および第2の回
    転磁気ヘッドの角度間隔に相当する長さよりも長く設定
    して、隣接する前記トラックの端部においては前記第1
    および第2の回転磁気ヘッドが同時に前記磁気テープ上
    にそれぞれ当接するようにし、 前記端部には、前記1−ラックの前記パイロット信号の
    記録と同時に前記所定の反復順序で前記パイロット信号
    を記録し、かつ前記端部の1つに記録される前記パイロ
    ット信号の周波数は前記端部の1つの、1つ前方または
    後方の前記トラックに記録される前記パイロット信号の
    周波数と同じになるようにし、 再生時には、前記第1および第2の回転磁気ヘッドのそ
    れぞれによって、前記反復順序で変化する周波数の前記
    パイロット信号を前記トラックのそれぞれから順次再生
    するように構成したパイロット信号方式の磁気記録再生
    装置において、奇数番目の前記トラックから前記第1の
    回転磁気ヘッドで再生された前記パイロットM号と、こ
    の再生と同時に、前記奇数番目のトラックに隣接する前
    記トラックの端部から前記第2の回転磁気ヘッドで再生
    された、かつその周波数が前記第1の回転磁気ヘッドで
    再生された前記パイロット信号と同一周波数の、前記パ
    イロット信号との位相を比較する第1の位相比較手段と
    、 前記第1の位相比較手段の出力をサンプルホールドして
    第1のサンプルホールド出力を出力する第1のサンプル
    ホールド手段L、 偶数番目の前記トラックから前記第2の回転磁気ヘッド
    で再生された前記パイロット信号と、この再生と同時に
    、前記偶数番目のトラックに隣接する前記トラックの端
    部から前“記第1の回転磁気ヘッドで再生された、かつ
    その周波数が前記第2の回転磁気ヘッドで再生された前
    記パイロット信号と同一周波数の、前記パイロット信号
    との位相を比較する第2の位相比較手段と、 前記第2の位相比較手段の出力をサンプルホールドして
    第2のサンプルホールド出力を出力する第2のサンプル
    ホールド手段と、 前記第1のサンプルホールド出力と前記第2のサンプル
    ホールド出力を加算して誤差信号を発生する加算手段と
    、 前記誤差信号に応じて前記磁気テープの張力を制御する
    張力制御手段とを備えたことを特徴とするスキュー歪補
    正装置。
JP59073248A 1984-04-10 1984-04-10 スキユ−歪補正装置 Granted JPS60214443A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH027254A (ja) * 1988-06-27 1990-01-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd テープ走行装置
US5212603A (en) * 1988-08-26 1993-05-18 Canon Kabushiki Kaisha Tracking control means for a multi-channel reproducing apparatus

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JPH027254A (ja) * 1988-06-27 1990-01-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd テープ走行装置
US5212603A (en) * 1988-08-26 1993-05-18 Canon Kabushiki Kaisha Tracking control means for a multi-channel reproducing apparatus

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