JPS6214154B2 - - Google Patents

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JPS6214154B2
JPS6214154B2 JP53137719A JP13771978A JPS6214154B2 JP S6214154 B2 JPS6214154 B2 JP S6214154B2 JP 53137719 A JP53137719 A JP 53137719A JP 13771978 A JP13771978 A JP 13771978A JP S6214154 B2 JPS6214154 B2 JP S6214154B2
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signal
pulse
tape
phase
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Masakazu Sonoda
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Sony Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 一般の回転2ヘツド式ヘリカルスキヤン型の
VTRにおいては、再生時にテープの走行を停止
させれば、ステイル再生ができる。
ところが、この場合、テープの停止位置によつ
ては、再生画面にノイズバンドを生じてしまう。
すなわち、第1図はトラツクパターンの一例を
示し、1は磁気テープ、A及びBは映像トラツ
ク、〔1〕〜〔525〕はライン番号で、記録時、テ
ープ1は矢印2で示す方向に移送されると共に、
トラツクA,Bは矢印3で示すようにテープ1に
対して斜めに、かつ、移送方向2と同じ方向に形
成されている。さらに、トラツクA,Bは1本づ
つ交互に、かつ、互いに接するように形成される
と共に、トラツクAとBとでは、いわゆるアジマ
ス角が互いに違えられて再生時におけるトラツク
間クロストークが、アジマス損失により無視でき
るようにされている。そして、トラツクA,Bに
は、輝度信号がFM信号の状態で1フイールド期
間分づつ、かつ垂直同期パルスがトラツクA,B
の始端付近に位置すると共に、水平同期パルス
Phが隣り合うトラツクA,Bごとに0.75h(1hは
1水平期間に対応するトラツクA,Bの長さ)づ
つトラツクA,Bの長さ方向にずれて記録されて
いる。
なお、鎖線4,5の間隔が、回転ヘツドの180
゜の角間隔に対応し、トラツクA,Bの始端及び
終端の中心は、鎖線4,5上に位置する(正確に
は、トラツクA,BにはFM信号が1フイールド
期間強づつ記録され、そのうちの1フイールド期
間に対応するトラツク長の始端及び終端が鎖線
4,5上に位置する)。
また、テープ1の一方の縁部には、垂直同期パ
ルスを分周して得たフレーム周波数のコントロー
ルパルスが、トラツクCとして記録され、他方の
縁部には、音声信号がトラツクSとして記録され
ている。
そして、ステイル再生時には、回転ヘツドの走
査位置は、走査の開始点と終了点とで、トラツク
A,Bの1本分だけずれるので、ヘツドの走査軌
跡は、例えば細線6で示すようになる。すなわち
軌跡6は、テープ1の停止位置が任意の場合の一
例を代表して示すものであるが、軌跡6の始端及
び終端の中心は、鎖線4,5に一致する。そし
て、軌跡6の始端が、△w(wはトラツク幅)だ
けトラツクA3にまたがつているとすれば、この
軌跡6はトラツクB2の途中でトラツクB2に一致
し、さらに終端がトラツクA2に(1−△)wだ
けまたがることになる。
そして、この軌跡6とトラツクA3,B2,A2
の重畳部分のうち、斜線をつけた部分が、トラツ
クAと等しいアジマス角の回転ヘツドにより再生
され、アミをつけた部分が、トラツクBと等しい
アジマス角の回転ヘツドにより再生されるので、
その再生信号のレベルは、第2図Bに示すよう
に、各フイールド期間の途中、すなわち、垂直ブ
ランキング期間から期間△V(1Vは1フイール
ド期間)の点で、最大あるいは最小になる。
ところが、この再生レベルの最小点では、ノイ
ズレベルが上昇してS/Nが低下しているので、
この第2図Bの再生信号の場合には、再生画面の
対応する部分に、ノイズバンドを生じてしまう。
これに対し、第1図に細線7で示すように、ヘ
ツドの走査軌跡の始端がトラツクA4またはBに
一致していれば、その終端はトラツクB3または
Aに一致し、斜線部分及びアミ部分が、各ヘツド
の再生信号となる。従つて、この場合の再生レベ
ルの変化は、第2図Cに示すようになり、垂直ブ
ランキング期間に、再生レベルの最大点あるいは
最小点が位置するので、再生画面にノイズバンド
を生じることがない。
従つて、ステイル再生を行う場合には、回転ヘ
ツドの走査軌跡が軌跡7となるようにテープ1の
停止位置を制御することになる。
そこで、従来においては、回転ヘツドの回転位
相を示すパルスPgと、再生信号のレベルを検出
した信号とを位相比較し、その比較出力によりテ
ープ1の停止位置を制御している。すなわち、回
転ヘツドの回転位相を示すパルスPgは、第2図
Aに示すように1フレーム期間ごとに得られると
共に、垂直ブランキング期間に対して一定の間隔
τをもつようにされているので、このパルスPg
と再生信号の最小レベル点とが間隔τとなるよう
にテープ1を停止させ、軌跡7を得るようにして
いる。
ところが、この方法では、次のような欠点があ
る。すなわち、走査軌跡7の場合には、再生画面
内にノイズバンドを生じることはないが、垂直同
期パルスの部分にノイズを生じていることにな
る。そして、垂直同期パルスといえども、ある程
度のS/Nを必要とする。そこで、実際には、ヘ
ツドのトラツク幅を、トラツクA,Bの幅wより
も多少広くして垂直同期パルスのS/Nを確保し
ている。
しかし、このようにヘツドのトラツク幅が、ト
ラツクA,Bの幅よりも広いと、再生信号の最小
レベル点がブロードになるので、停止位置の精度
を出しにくくなつてしまう。また、ドロツプアウ
トやトラツクA,Bのゆがみなどにより再生レベ
ルが変動すると、これにより停止位置にエラーを
生じてしまう。
この発明は、このような点にかんがみ、ステイ
ル再生時、ヘツドの走査軌跡が、正しく軌跡7と
なるようにしようとするものである。
今、軌跡6,7の再生信号に含まれる水平同期
パルスPhについて考えると、これは第3図に示
すようになる(第3図Aは第1図と同じ。ただ
し、この図では、簡単のため、トラツクA,Bの
アジマス角を無視する)。すなわち、第3図B
は、軌跡6による再生信号のうち、トラツク
A3,A2から再生されるパルスPhを示し、第3図
Cは、軌跡6による再生信号のうちトラツクB2
から再生されるパルスPhを示すが、この軌跡6
の場合には、第3図BのパルスPhと、第3図C
のパルスPhとが1フイールド期間ごとに交互に
得られる。
そして、この場合、第3図BのパルスPhから
第3図CのパルスPhに切り換わるとき、及び第
3図CのパルスPhから第3図BのパルスPhに切
り換わるとき、パルスPhの間隔は正しく1水平
期間であるが(1Hは1水平期間を示す)、トラツ
クA3とA2とでは、記録位置が長さ方向に1.5hず
れているので、第3図Bにおいて、トラツクA3
のパルスPhからトラツクA2のパルスPhに変わる
とき、パルスPhの間隔は1.5水平期間となる。す
なわち、1フレームおきの垂直ブランキング期間
から、軌跡6のずれ△wに対応した期間△V後
に、パルスPhに0.5Hのジヤンピング(乱れ)を
生じる。
一方、第3図Dは、軌跡7による再生信号のう
ち、トラツクA4から再生されるパルスPhを示
し、第3図Eは、軌跡7による再生信号のうち、
トラツクB3から再生されるパルスPhを示し、軌
跡7の場合には、この第3図DのパルスPhと、
第3図EのパルスPhとが1フイールド期間ごと
に交互に得られる。
そして、この場合、各フイールド期間内では、
パルスPhの間隔は正しく1水平期間であり、ま
た、第3図EのパルスPhから第3図Dのパルス
Phに切り換わるときもパルスPhの間隔は1水平
期間である。しかし、トラツクA4とB3とでは、
その記録位置が長さ方向に0.75hずれているの
で、第3図DのパルスPhから第3図Eのパルス
Phに変わるとき、パルスPhの間隔は2.5水平期間
となる。すなわち、1フレームおきの垂直ブラン
キング期間に、パルスPhに0.5Hのジヤンピング
を生じる。
また、図示はしないが、ヘツドの走査軌跡の始
端がトラツクBに一致し、終端がトラツクAに一
致している場合(軌跡7がwだけテープ1の長さ
方向にずれている場合)には、同様の理由により
トラツクBからAに切り換わるとき、パルスPh
の間隔は1.5水平期間となり、やはり0.5Hのジヤ
ンピングを生じる。
以上をまとめると、ヘツドの走査軌跡の始端が
トラツクA,Bの始端から△wだけずれている
と、1フレームおきの垂直ブランキング期間か
ら、そのずれ△wに対応した期間△V後に、パル
スPhに0.5Hのジヤンピングを生じ、走査軌跡の
始端がトラツクA,Bの始端に一致して△w=0
であれば、パルスPhのジヤンピングの時点は、
△V=0となつて、1フレームおきの垂直ブラン
キング期間内となる。
この発明は、このような点に着目し、パルス
Ph(あるいは他の周期性の信号)に0.5Hのジヤ
ンピングを生じる時点が、垂直ブランキング期間
に位置するようにテープ1の停止位置を制御して
ノイズバンドが再生画面内に生じないようにする
ものである。
以下その一例について説明しよう。
第4図において、11A,11Bは回転磁気ヘ
ツドを示し、これらは互いに180゜の角間隔を有
すると共に、回転軸21を通じてモータ22によ
りフレーム周波数で回転させられている。そし
て、このヘツド11A,11Bの回転周面に対し
て、上述のテープ1が180゜強の角範囲にわたつ
て斜めに巡らされると共に、キヤプスタン23及
びピンチローラ24により所定の速度で走行する
ようにされている。なお、ヘツド11A,11B
のトラツク幅は、トラツクA,Bの幅wよりも例
えば30%程度広くされている。
また、30はヘツドサーボ回路を示す。すなわ
ち、例えば回転軸21にパルス発生手段31が設
けられてヘツド11A,11Bの1回転ごとに1
つのパルス(フレーム周波数のパルス)Pgが取
り出され、このパルスPgが整形アンプ32を通
じて位相比較回路33に供給されると共に、発振
回路34が設けられ、これからフレーム周波数の
発振信号が比較回路33に供給され、その比較出
力がアンプ35を通じてモータ22に供給され
る。従つて、ヘツド11A,11Bは、発振回路
34からの信号を基準とし、これに同期して回転
する。
さらに、40は通常再生時のキヤプスタンサー
ボ回路を示す。すなわち、キヤプスタン23また
はキヤプスタンモータ25に回転的に結合して周
波数発電機41が設けられ、その出力信号が整形
アンプ42を通じて周波数弁別回路43に供給さ
れてキヤプスタン23の回転速度に対応したレベ
ルの直流電圧とされ、この電圧が電圧比較回路4
4に供給されて電圧源45からの基準電圧と電圧
比較され、この比較出力が加算回路に供給され
る。また、磁気ヘツド26によつてテープ1のト
ラツクCからコントロールパルスが再生され、こ
のパルスが再生アンプ46を通じて位相比較回路
47に供給されて発振回路34からの基準信号と
位相比較され、その比較出力が加算回路38に供
給される。。そして、加算回路48の出力が、後
述するスイツチ回路71及びアンプ49を通じて
モータ25に供給される。
従つて、手段41〜45によつてスピードサー
ボが行われると共に、手段26〜47により位相
サーボが行われるので、通常の再生時には、トラ
ツクA,Bに対するヘツド11A,11Bのトラ
ツキングが行われる。
そして、11〜16は輝度信号の再生系を示
し、ヘツド11A,11BによりトラツクA,B
からFM信号が再生されると、この信号は再生ア
ンプ12を通じ、さらにリミツタ13を通じて
FM復調回路14に供給されて輝度信号Syが復調
され、この信号Syが後述するスイツチ回路55
を通じ、さらにバツフアアンプ15を通じて出力
端子16に取り出される。
また、ステイル再生時には、第3図において説
明したように、ヘツド11A,11Bの走査軌跡
がどのような位置にあつても、再生された輝度信
号Sy(水平同期パルスPh)には、0.5Hのジヤン
ピングを生じるので、これを検出して補正する回
路50が設けられる。すなわち、ステイル再生時
には、復調回路14からの輝度信号Syは、第5
図Aに示すように、1フレーム期間ごとに0.5H
のジヤンピングを起こすが(ジヤンピングを起こ
す時点は、△wの大きさにより異なる。また、こ
の図では、ジヤンピング時のパルスPhの間隔を
1.5Hとする)、この信号Syがスイツチ回路55に
供給されると共に、遅延回路56に供給されて第
5図Bに示すように0.5水平期間遅延した輝度信
号Sdとされ、この信号Sdがスイツチ回路55に
供給される。なお、このスイツチ回路55は、こ
れに供給される制御信号が“1”のときには図の
状態に切り換えられ、“0”のときには図とは逆
の状態に切り換えられる。
さらに、復調回路14からの輝度信号Syが、
同期分離回路51に供給されて第5図Cに示すよ
うに水平同期パルスPhが取り出され、このパル
スPhがPLL52に供給されて第5図Dに示すよ
うに、パルスPhの2倍の周波数で、パルスPhご
とに立ち上がる矩形波信号Spが形成され、この
信号Spが分周回路53に供給されて第5図Eに
示すように、どのフレーム期間でも一定の位相
で、かつ、パルスPhの周期の信号Shに分周され
る。そして、この信号Shが位相比較回路54に
供給されると共に、パルスPhが比較回路54に
供給され、比較回路54からは第5図F及びHに
示すように(第5図H以下は時間軸を圧縮して示
す)、ジヤンピングごとに反転する信号Sjが取り
出され、この信号Sjがオア回路57を通じてスイ
ツチ回路55に制御信号として供給される。
そして、ステイル再生時、ヘツド11A,11
Bの走査軌跡を軌跡7とするための回路60が、
次のように設けられる。すなわち、アンプ32か
らのパルスPgが遅延回路61に供給されて所定
量遅延され、この遅延パルスが単安定マルチバイ
ブレータ62に供給されて第5図Jに示すよう
に、ヘツド11A,11Bの回転に同期し、パル
ス幅が例えば5m秒のパルスPdとされ、このパ
ルスPdがサンプリングホールド回路(位相比較
回路)63に供給される。また、比較回路54の
出力信号Sjが単安定マルチバイブレータ64に供
給されて第5図Kに示すようにジヤンピング時点
ごとで、パルス幅が例えば1m秒のパルスPcと
され、このパルスPcがサンプリングホールド回
路63に制御信号として供給される(第5図では
パルスPd以外の信号の周期(時間軸)を一定に
し、これに対応するようにパルスPdを図示して
いるが、実際には、パルスPdはヘツドの回転に
同期して得られるので、その周期は一定であり、
このパルスPdに対して他の信号の周期が変化し
ていることになる)。
また、67は常開のステイル再生スイツチ、6
9は常開の簡易駒送りスイツチ、71,72はス
イツチ回路を示し、スイツチ回路71,72は、
これらに供給される制御信号が“0”のときには
図の状態に切り換えられ、“1”のときには図と
は逆の状態に切り換えられる。
このような構成によれば、スイツチ67がオフ
の場合には、インバータ68の出力が“0”なの
で、スイツチ回路71は図の状態にあり、従つ
て、サーボ回路40が上述のように動作するの
で、テープ1が記録時と同じ速度で移送されると
共に、トラツクA,Bに対するヘツド11A,1
1Bのトラツキングが行われ、FM信号が再生さ
れる。
また、この場合には、スイツチ67の出力が
“1”であると共に、この出力がオア回路57を
通じてスイツチ回路55に供給されているので、
信号Sjにかかわらずスイツチ回路55は図の状態
にあり、従つて、復調回路14からの輝度信号
Syが端子16に取り出される。
従つて、スイツチ67がオフの場合には、通常
の再生が行われる。なお、この通常の再生時に
は、再生された輝度信号Syにはジヤンピングを
生じていないので、常にSj=“0”であり、従つ
て、Pc=“0”であるから、サンプリングホール
ド回路63におけるサンプリングは行われず、そ
の出力Ssも常に“0”である。従つて、アンド
回路65,66の出力も“0”であり、スイツチ
回路72は図の状態にある。
そして、この通常の再生時、スイツチ67をオ
ンにすると、インバータ68の出力が“1”にな
るので、スイツチ回路71は図とは逆の状態に切
り換えられ、電圧源73からの電圧が、スイツチ
回路72を通じ、さらにスイツチ回路71及びア
ンプ49を通じてモータ25に供給される。従つ
て、モータ25は電圧源73の電圧に対応した遅
い速度で回転するようになり、テープ1は記録時
よりも遅い速度で走行するようになる。
こうして、テープ1の走行速度が遅くなると、
ステイル再生時と同様、輝度信号Syにはほぼ1
フレーム期間おきにジヤンピングを生じるように
なり、このジヤンピングごとにパルスPcが得ら
れるが、トラツクA,Bに対するヘツド11A,
11Bの走査軌跡は、一般に、軌跡6で代表され
る軌跡であり、従つて、ジヤンピングは垂直走査
期間(有効画面期間)に起きている。
そして、このようにジヤンピングが垂直走査期
間に起きている場合には、第5図J,Kの左側に
示すように、パルスPd,Pcの時点が一致しない
ので、サンプリングホールド回路63の出力Ss
は第5図Lに示すように“0”であり、従つて、
アンド回路65の出力が“0”でアンド回路66
の出力が“0”なので、スイツチ回路72は図の
状態にある。従つて、この場合には、電圧源73
の電圧によつてテープ1は低速走行を続ける。
そして、テープ1の低速走行が続くと、ヘツド
11A,11Bの走査軌跡は、次第にテープ1の
長さ方向に平行移動し、軌跡7となる。
そして、軌跡7になると、第5図J,Kの右側
に示すように、パルスPd,Pcの時点が一致する
ので、第5図Lの右側に示すようにSs=“1”に
なる。そして、Ss=“1”になると、これがアン
ド回路65,66を通じてスイツチ回路72に供
給され、スイツチ回路72は図とは逆の状態に切
り換られるので、モータ25には電圧が供給され
なくなり、モータ25が停止してテープ1の走行
も停止する。
従つて、VTRはステイル再生状態になると共
に、このとき、ヘツド11A,11Bは軌跡7の
状態でトラツクA,Bを走査することになる。そ
して、この状態であれば、ヘツド11A,11B
の再生レベルの最小点が、垂直ブランキング期間
に位置しているので、再生画面にノイズバンドを
生じることがない。
そして、スイツチ67がオンであれば、パルス
Pd,Pcの時点が一致している状態が続き、これ
によりSs=“1”の状態が続いてテープ1は停止
状態を続け、ステイル再生が続行される。
なお、このステイル再生時には、1フレーム期
間ごとの垂直ブランキング期間に、輝度信号Sy
にはジヤンピングを生じているが、このとき、ス
イツチ67の出力が“0”であると共に、比較回
路54の出力信号Sjが第5図F,Hに示すように
ジヤンピングごとに反転するので、この信号Sjに
よつてスイツチ回路55が切り換えられ、スイツ
チ回路55からは第5図G,Iに示すように信号
SyとSdとが交互に取り出され、従つて、端子1
6にはジヤンピングのない輝度信号Sy,Sdが得
られる。
また、同様にしてスイツチ67がオンにされて
からステイル再生状態になるまでの間も、ジヤン
ピングの補正が行われる。
そして、このステイル再生状態からスイツチ6
7をオフにすると、インバータ68の出力が
“0”になるので、スイツチ回路71は図の状態
に切り換えられ、また、スイツチ67の出力によ
りスイツチ回路55も図の状態に切り換えられ、
従つて、通常の再生状態となる。
また、ステイル再生時、スイツチ69をオンに
すると、信号Ssにかかわらずアンド回路69の
出力が“0”になるので、スイツチ回路72は図
の状態に切り換えられ、従つて、テープ1は低速
走行状態となるので、再生画面はテープ速度に対
応した速度でゆつくりと変化していく。
そして、この低速走行中、軌跡7が得られて
も、スイツチ69がオンであれば、アンド回路6
6の出力は“0”であるから、低速走行が続けら
れ、再生画面はさらに変化していく。
そして、任意のところでスイツチ69をオフに
すれば、再び軌跡7が得られたとき、Ss=“1”
になつてスイツチ回路72が図とは逆の状態に切
り換えられるので、テープ1は停止し、軌跡7の
状態でステイル再生状態となる。従つて、ステイ
ル再生時にスイツチ69をオンにすれば、簡易駒
送りができる。
なお、実際には、スイツチ67をオンにした場
合にSs=“1”になつてからテープ1が停止まで
に時間遅れがあるので、この遅れに対応してパル
スPgが遅延回路61により時間補正され、軌跡
7でテープ1が停止するようにされる。
以上のように、この発明によれば、ステイル再
生時、再生画面にノイズバンドを生じることがな
い。しかも、その場合、特にこの発明によれば、
輝度信号Sy(水平同期パルスPh)のジヤンピン
グを検出し、これによりテープ1を停止させてい
るので、従来のVTRのように、ノイズバンドと
なる信号区間の検出特性がブロードになることが
なく、従つて、テープ1の停止位置の精度が高
く、ノイズバンドを確実に再生画面外にすること
ができる。
また、再生レベルの変化を利用しないので、ド
ロツプアウトやトラツクA,Bのゆがみなどに対
しても動作が安定であり、やはり停止位置が正確
になる。
なお、上述において、通常の再生からステイル
再生になるとき、モータ25にこれを逆方向に回
転させるように駆動電圧を供給すれば、ステイル
再生になるまでの時間を短縮できる。また、モー
タ25を停止させる代わりに、ピンチローラ24
をキヤプスタン23から離してテープ1を停止さ
せてもよい。さらに、例えばアンド回路66の出
力によりキヤプスタン23などにブレーキをかけ
てもよい。
また、トラツクA,B間にガードバンドがある
場合にもこの発明を適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はトラツクパターンの一例の図、第2
図、第3図及び第5図はこの発明を説明するため
の図、第4図はこの発明の一例の系統図である。 30はヘツドサーボ回路、40はキヤプスタン
サーボ回路、50はジヤンピングの検出及び補正
回路、60はテープ停止位置の制御回路である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 映像信号を、互いにアジマス角の異なる一対
    の回転磁気ヘツドにより隣接トラツク間の間隙を
    設けないで記録すると共に、その水平同期信号の
    位置を隣接するトラツク間で異なる位置として記
    録した磁気テープから上記映像信号を再生する装
    置において、上記回転磁気ヘツドから再生された
    映像信号中の水平同期信号を検出する回路と、こ
    の検出された水平同期信号の位相に基づいて上記
    回転磁気ヘツドが上記隣接トラツクの任意の位置
    を横切つて走査したことを示す判別信号を出力す
    る回路と、上記回転磁気ヘツドの回転位相に関連
    した基準位相信号を出力する回路と、上記判別信
    号及び上記基準位相信号の位相を比較をする位相
    比較回路と、上記磁気テープの走行を制御するテ
    ープ走行制御回路とを有し、上記位相比較回路か
    らの出力信号を上記走行制御回路に供給すること
    によつて上記磁気テープの停止位置を制御してス
    テイル再生を行うようにした映像信号の再生装
    置。
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JP (1) JPS5564483A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59191983A (ja) * 1983-04-15 1984-10-31 Hitachi Ltd 磁気記録再生装置の静止画再生装置

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Publication number Publication date
JPS5564483A (en) 1980-05-15

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