JPS60131881A - セラミツク基板用グレ−ズ組成物 - Google Patents
セラミツク基板用グレ−ズ組成物Info
- Publication number
- JPS60131881A JPS60131881A JP23950883A JP23950883A JPS60131881A JP S60131881 A JPS60131881 A JP S60131881A JP 23950883 A JP23950883 A JP 23950883A JP 23950883 A JP23950883 A JP 23950883A JP S60131881 A JPS60131881 A JP S60131881A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glaze
- ceramic substrate
- molti
- glaze composition
- composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Glass Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、耐熱性に著しく優れるとともに、表面平滑性
およびセラミック基板とのマツチング性に優れ、過酷な
条件で反復使用されても信頼性の高いセラミック基板用
グレーズ組成物に関するものである。
およびセラミック基板とのマツチング性に優れ、過酷な
条件で反復使用されても信頼性の高いセラミック基板用
グレーズ組成物に関するものである。
グレーズド基板はファクシミリのサーマルヘッドやプリ
ンターヘッドに汎用されているが、近年、印字速度が益
々高速化されるにつれ、温度の急激な上昇、降下という
極めて厳しい条件にさらされるようになってきた。また
装置の小型化、コストダウン化を目的とし、グレーズド
基板上にＩＣドライブ回路を形成したり、あるいは厚膜
工程を導入すると、グレーズに対して従来よシもさらに
高度な耐熱性が要求されており、少なくとも温度８００
℃、保持時間３０分程度の熱処理後でもなんら変化しな
いグレーズ層が要望されている。ところが従来のグレー
ズ組成物にあっては、グレーズ表面の平滑性、あるいは
生産性を重視するため、アルカリ土類金属アルカリと鉛
が添加されてお９、通常６００℃程度しか耐えることが
できなかった。
ンターヘッドに汎用されているが、近年、印字速度が益
々高速化されるにつれ、温度の急激な上昇、降下という
極めて厳しい条件にさらされるようになってきた。また
装置の小型化、コストダウン化を目的とし、グレーズド
基板上にＩＣドライブ回路を形成したり、あるいは厚膜
工程を導入すると、グレーズに対して従来よシもさらに
高度な耐熱性が要求されており、少なくとも温度８００
℃、保持時間３０分程度の熱処理後でもなんら変化しな
いグレーズ層が要望されている。ところが従来のグレー
ズ組成物にあっては、グレーズ表面の平滑性、あるいは
生産性を重視するため、アルカリ土類金属アルカリと鉛
が添加されてお９、通常６００℃程度しか耐えることが
できなかった。
また、近年アルカ、す、鉛を含有し−な磯１高温タイプ
”と称されるグレーズにおいても７００℃付近の温度ま
モしか耐えることができなかった。
”と称されるグレーズにおいても７００℃付近の温度ま
モしか耐えることができなかった。
更にグレーズの耐熱性を向上せしめんとすれば表面平雨
性がそこなわれたシ、熱膨張係数が低下してセラミック
基板との膨張差が増大してしまうという難点があった。
性がそこなわれたシ、熱膨張係数が低下してセラミック
基板との膨張差が増大してしまうという難点があった。
グレーズとセラミック基板との熱膨張係数差が大きいと
、グレーズ焼き付は時に、すでにグレーズ１層内に大き
な応力が発生しており、ファクシミリのサー賽ルヘッド
等に使用されると温度の急激な上昇等の過酷な条件によ
り、さらに熱応力が加わり、グレーズ層にマイクロクラ
ック等が生じ、極めて信頼性に乏しい。また著しく膨張
差が大きいと焼き付は冷却時にすでにクラックが生じる
事は公知である。
、グレーズ焼き付は時に、すでにグレーズ１層内に大き
な応力が発生しており、ファクシミリのサー賽ルヘッド
等に使用されると温度の急激な上昇等の過酷な条件によ
り、さらに熱応力が加わり、グレーズ層にマイクロクラ
ック等が生じ、極めて信頼性に乏しい。また著しく膨張
差が大きいと焼き付は冷却時にすでにクラックが生じる
事は公知である。
本発明は上記の難点を克服するためになされたもので、
その要旨とする処はＳｉｇｈ ５５〜７５モルチ、Ａｌ
２Ｏ３１〜１５モルチ、５ｒ０ｏ、５〜２５モルチ、Ｂ
２０３０５〜７モルチ、ＣａＯ３〜２０モ／ｌ／％、Ｂ
ａ０１〜１３モルチおよびＹ２Ｏ３α１〜５モルチより
なることを特徴とするセラミック基板用グレーズ組成物
に存する。
その要旨とする処はＳｉｇｈ ５５〜７５モルチ、Ａｌ
２Ｏ３１〜１５モルチ、５ｒ０ｏ、５〜２５モルチ、Ｂ
２０３０５〜７モルチ、ＣａＯ３〜２０モ／ｌ／％、Ｂ
ａ０１〜１３モルチおよびＹ２Ｏ３α１〜５モルチより
なることを特徴とするセラミック基板用グレーズ組成物
に存する。
また上記特定発明と関連する同様に本発明の要旨とする
処は５ｔ０２５５〜７５モルチ、Ａｌ２Ｏ３１〜１５モ
ルチ、Ｓｒ０α５〜２５モルチ、Ｂ２Ｏ３α５〜７−１
：ルーチ、ＣａＯ３〜２０モルチ、Ｂａ１ｌ〜１３モル
チおよびＹ２Ｏ３α１〜５モルチを必須成分とし、こ、
れに選択成分としてＺｎ０２モルチ以下およびＭｇ０２
モルチ以下のうちから選ばれる一種以上を含有すること
を特徴とするセラミック基板用グレーズ組成物に存する
。
処は５ｔ０２５５〜７５モルチ、Ａｌ２Ｏ３１〜１５モ
ルチ、Ｓｒ０α５〜２５モルチ、Ｂ２Ｏ３α５〜７−１
：ルーチ、ＣａＯ３〜２０モルチ、Ｂａ１ｌ〜１３モル
チおよびＹ２Ｏ３α１〜５モルチを必須成分とし、こ、
れに選択成分としてＺｎ０２モルチ以下およびＭｇ０２
モルチ以下のうちから選ばれる一種以上を含有すること
を特徴とするセラミック基板用グレーズ組成物に存する
。
本発明セラミック基板用グレーズ組成物を構成する各成
分の含有量を上記のように限定した理由を以下に示す。
分の含有量を上記のように限定した理由を以下に示す。
５１０２はガラス構造を形成するものであるが、５５モ
ルチ未満では失透傾向がアシ、良好なグレーズとな９ｓ
く、７５モルチを超えると熱膨張係数が小さくなる傾向
が著しく、本発明の目的に適さない。
ルチ未満では失透傾向がアシ、良好なグレーズとな９ｓ
く、７５モルチを超えると熱膨張係数が小さくなる傾向
が著しく、本発明の目的に適さない。
Ａ１２０ａはアルカリ、Ｐｂを含ま・ない本発明組成に
おいては、少量でも失透傾向゛を低下させ、また熱特性
も向上させる性質を持つが、１モルチ未満では失透傾向
が強くグレーズとなり難く、１５モルチを超えるとフリ
ットが溶融しがたくまたグレーズ表面が平滑になシにく
い。
おいては、少量でも失透傾向゛を低下させ、また熱特性
も向上させる性質を持つが、１モルチ未満では失透傾向
が強くグレーズとなり難く、１５モルチを超えるとフリ
ットが溶融しがたくまたグレーズ表面が平滑になシにく
い。
ＳｒＯは失透傾向を低下させるほか、良好な夛し−ズ表
面を形成するのに極めて有効でｉ、Ｂａ０と併用すれば
流動性が増し、平滑な表面が得られるが、０５モルチ未
満ではその効果に乏しく、２５モルチを超えると却って
グレーズ表面の平滑性が悪くなる。
面を形成するのに極めて有効でｉ、Ｂａ０と併用すれば
流動性が増し、平滑な表面が得られるが、０５モルチ未
満ではその効果に乏しく、２５モルチを超えると却って
グレーズ表面の平滑性が悪くなる。
Ｂ２Ｏ３は５ｉ０２同様にガラス構造を形成するもので
、グレーズ表面の平滑性向上に対して少量でも効果があ
るが、Ｑ５モルチ未満ではその効果−に乏しく表面にう
ねりを生じ、７モルチを超えると熱特性の低下が著しく
本発明の目的に適さない。
、グレーズ表面の平滑性向上に対して少量でも効果があ
るが、Ｑ５モルチ未満ではその効果−に乏しく表面にう
ねりを生じ、７モルチを超えると熱特性の低下が著しく
本発明の目的に適さない。
ＣａＯはフリットを溶融し易くするものであシまた耐水
性も向上させるが、３モルチ未満ではその効果に乏しく
、２０モルチを超えると失透傾向が強く良好なグレーズ
となら表い。
性も向上させるが、３モルチ未満ではその効果に乏しく
、２０モルチを超えると失透傾向が強く良好なグレーズ
となら表い。
ＢａＯはフリットを溶融し易くするとともに失透傾向を
低下させ、また熱膨張係数を高める効果を有するが、１
゛モルチ未満ではその効果に乏しく、１３モルチを超え
ると泡抜けが悪くて平滑なブレ、−ズ表面が得られに＜
＜、また熱特性も低下する。 ゛ Ｙ２Ｏ３はグレーズの耐熱性を向上させるとともに、グ
レーズの熱膨張・係数も増大させる。またグレーズ焼き
付は時の泡抜けを促進し、平滑なグレーズ表面を与え、
さらにグレーズ焼き付は温度の好ましい範囲を広げる効
果もある。さらにまた薄膜層のエツチング時に使用され
る（ＨＦ＋ ＨＮＯａ ）混合溶液等に対するガラスの
耐食性を向上させ、グレーズの硬度も向上させる力よ、
０１モルチ未満ではそれらの効果が現われず、５モルチ
を超えると焼き付は時の失透傾向力；強くなる。
低下させ、また熱膨張係数を高める効果を有するが、１
゛モルチ未満ではその効果に乏しく、１３モルチを超え
ると泡抜けが悪くて平滑なブレ、−ズ表面が得られに＜
＜、また熱特性も低下する。 ゛ Ｙ２Ｏ３はグレーズの耐熱性を向上させるとともに、グ
レーズの熱膨張・係数も増大させる。またグレーズ焼き
付は時の泡抜けを促進し、平滑なグレーズ表面を与え、
さらにグレーズ焼き付は温度の好ましい範囲を広げる効
果もある。さらにまた薄膜層のエツチング時に使用され
る（ＨＦ＋ ＨＮＯａ ）混合溶液等に対するガラスの
耐食性を向上させ、グレーズの硬度も向上させる力よ、
０１モルチ未満ではそれらの効果が現われず、５モルチ
を超えると焼き付は時の失透傾向力；強くなる。
本発明セラミック基板用グレーズ組成物は上記必須成分
のみからなる場合でも本発明の目的を十分に達するが、
所望によりＺｎ０およびＭｇ０を選択成分として含有さ
せても良く、その場合は以下の効果が付加される。
のみからなる場合でも本発明の目的を十分に達するが、
所望によりＺｎ０およびＭｇ０を選択成分として含有さ
せても良く、その場合は以下の効果が付加される。
Ｚｎ０はグレーズの平滑性を向上させる効果があるが、
２モルチを超□えると失透傾向が強くなる。
２モルチを超□えると失透傾向が強くなる。
λＩＩｇｏは表面絶縁抵抗を向上させるが、２モルチを
超えると面状態が悪化する。
超えると面状態が悪化する。
以下実施例を示す。
実施例
溶融後に第１表の組成になるように５ｔｏ２、Ａｌ（Ｏ
Ｈ）ａ 、Ｈ３ＢＯ３、ＣａＣＯ５、ＢａＣＯ５、Ｍｇ
Ｃ０ａ、ＳｒＣＯ３、Ｎａ２ＣＯ３、Ｋ２ＣＯ３、Ｙ２
Ｏ３、Ｐｂ３Ｏ４およびＺｎＯを秤量し、ライカイ機に
て混合し、白金るつぼ中温度１４５０℃で溶融した後、
水中に投入してガラス化し、アルミナ製ボールミルで微
粉砕して本発明グレーズ組成物＆１〜Ａ６を製造した。
Ｈ）ａ 、Ｈ３ＢＯ３、ＣａＣＯ５、ＢａＣＯ５、Ｍｇ
Ｃ０ａ、ＳｒＣＯ３、Ｎａ２ＣＯ３、Ｋ２ＣＯ３、Ｙ２
Ｏ３、Ｐｂ３Ｏ４およびＺｎＯを秤量し、ライカイ機に
て混合し、白金るつぼ中温度１４５０℃で溶融した後、
水中に投入してガラス化し、アルミナ製ボールミルで微
粉砕して本発明グレーズ組成物＆１〜Ａ６を製造した。
また比較のために本発明グビーズ組盛物と同様の手順を
経てグレーズ組成物巡７とＡ８を製造した。
経てグレーズ組成物巡７とＡ８を製造した。
上記グレーズ組成物Ａ１〜Ａ８の熱特性を測定した結果
を第２表に示す。
を第２表に示す。
第 ２ 表
注１）屈伏点
屈伏点はグレーズ組成物を５ｗ＋ｎφＸ２０ｔの容器に
充填し、熱膨張を測定し、膨張曲線が頂点となる温度と
した。
充填し、熱膨張を測定し、膨張曲線が頂点となる温度と
した。
２）軟化点
軟化点は示差熱分析を行って第２番目の吸熱ピークに相
当する温度とした。
当する温度とした。
３）熱膨張係数
熱膨張係数は室温から４００℃までの熱膨張差よ請求め
た。
た。
次に上記グレーズ組成物ム１〜ム８をそれぞれエチルセ
ルローズ系バインダーとｍ合しペーストとし、Ａｌ２Ｏ
３９７重量％、大きさ５０ Ｘ ５０Ｘ１（ｍｍ）のア
ルミナ基板に塗布し、１２００〜１２５０℃、保持時間
２時間で焼き付けてグレーズドセラミック基板とした。
ルローズ系バインダーとｍ合しペーストとし、Ａｌ２Ｏ
３９７重量％、大きさ５０ Ｘ ５０Ｘ１（ｍｍ）のア
ルミナ基板に塗布し、１２００〜１２５０℃、保持時間
２時間で焼き付けてグレーズドセラミック基板とした。
これらグレーズドセラミック基板の耐熱性の評価として
温度８００℃、保持時間３０分の熱処理を施した後、表
面状態を観察した処、本発明グレーズ組成物点１〜扁６
を塗布したセラミック基板は何等異状無かったが、比較
のためにグレーズ組成物／Ｉ６７を塗布したセラミック
基板はグレーズの軟化変形によシ基板緑が丸味を帯びて
お９、また同じく比較のためにグレーズ組成物Ａ８を塗
布したセラミック基板は表面のグレーズに亀裂が生じて
いた。
温度８００℃、保持時間３０分の熱処理を施した後、表
面状態を観察した処、本発明グレーズ組成物点１〜扁６
を塗布したセラミック基板は何等異状無かったが、比較
のためにグレーズ組成物／Ｉ６７を塗布したセラミック
基板はグレーズの軟化変形によシ基板緑が丸味を帯びて
お９、また同じく比較のためにグレーズ組成物Ａ８を塗
布したセラミック基板は表面のグレーズに亀裂が生じて
いた。
以上のように本発明セラミック基板用グレーズ組成物は
サーマルヘッド、プリンターヘッド等のセラミック基板
の表面グレーズ化に好適なものであシ、その外に封着材
料としても使用できる。
サーマルヘッド、プリンターヘッド等のセラミック基板
の表面グレーズ化に好適なものであシ、その外に封着材
料としても使用できる。
Claims (3)
- （１） ５ｉ（ｈ ５５〜７５ ％／’ ％ ｓ、Ａｂ
Ｃｈ １〜１５％ ルチ、５ｒＯ０５〜２５モルチ、Ｂ
２０ａα５〜７モルチ５、ＣａＯ３〜２０モル％、Ｂａ
０１〜１３セルチおよびＹ２Ｏ３Ｑ １〜５モルチよシ
なることを特徴とするセラミック基板用グレーズ組成物
。 - （２） ５ｌｏｚ ５５〜７５モル％、Ａｌ２Ｏ３１〜
１５ モル％、ＢｒＯα５〜２５−Ｅ−ル％、］ｈＯｓ
Ｑ ５〜７−Ｅ： ＃ ％、ＣａＯ３〜２０モルチ、
ＢａＯ１＝１３モルチおよびＹ２Ｏ３α１〜５モルチを
必須成分とし、これに選択成分としてＺｎ０２モルチ以
下およびＭｇ０２モルチ以下のうちから５選ばれる一種
以上を含有することを特徴とするセラミック基板用グレ
ーズ組成物。 - （３） セラミック基板がアルミナ基板である特許請求
の範囲第一項または第二項記載のセラミ・ツク基板用グ
レーズ組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23950883A JPS60131881A (ja) | 1983-12-19 | 1983-12-19 | セラミツク基板用グレ−ズ組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23950883A JPS60131881A (ja) | 1983-12-19 | 1983-12-19 | セラミツク基板用グレ−ズ組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60131881A true JPS60131881A (ja) | 1985-07-13 |
| JPH028975B2 JPH028975B2 (ja) | 1990-02-28 |
Family
ID=17045827
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23950883A Granted JPS60131881A (ja) | 1983-12-19 | 1983-12-19 | セラミツク基板用グレ−ズ組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60131881A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05232458A (ja) * | 1991-08-12 | 1993-09-10 | Corning Inc | フラットパネルディスプレー装置 |
| JP2007309859A (ja) * | 2006-05-19 | 2007-11-29 | Advantest Corp | 測定回路及び試験装置 |
| JP2008003006A (ja) * | 2006-06-23 | 2008-01-10 | Advantest Corp | 信号発生装置、試験装置、及びｐｌｌ回路 |
| US8343617B2 (en) | 2009-04-09 | 2013-01-01 | Industrial Technology Research Institute | Ceramic substrate |
-
1983
- 1983-12-19 JP JP23950883A patent/JPS60131881A/ja active Granted
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05232458A (ja) * | 1991-08-12 | 1993-09-10 | Corning Inc | フラットパネルディスプレー装置 |
| JP2007309859A (ja) * | 2006-05-19 | 2007-11-29 | Advantest Corp | 測定回路及び試験装置 |
| JP2008003006A (ja) * | 2006-06-23 | 2008-01-10 | Advantest Corp | 信号発生装置、試験装置、及びｐｌｌ回路 |
| US8343617B2 (en) | 2009-04-09 | 2013-01-01 | Industrial Technology Research Institute | Ceramic substrate |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH028975B2 (ja) | 1990-02-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |