JPS5994622A - 繊維材料用のクリ−ニング機械 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、繊維材料用のクリーニング機械であって、軸
線を中心として回転可能な、開繊部材を備えた開繊ロー
ラと、以下の順序で前記開繊ローラの周囲に配置された
、繊維拐料用の供給装置と、ナイフから成るナイフグリ
ッドと、吸込み室と、遮蔽体とを有しており、かつ開繊
ローラの周囲に配置されたこれらの構成部材が開繊ロー
ラの回転軸線の方向で開繊ローラに亘ってのびており、
更に前記遮蔽体が突起を有しており、該突起が吸込み室
から導びき出された吸込み通路の入口開口の一部を成し
ておりかつ前記突起から開繊ローラの回転方向で遮蔽体
の遮蔽壁が開繊部利の先端部を含むローラ周面の一部に
亘ってのびている形式のものに関する。

ドイツ連邦共和国特許出願第１０１０８７８号又はドイ
ツ連邦共和国特許第１６８５５７１号明細書から例えば
、繊維利刺をクリーニングするために繊維制料を開繊ロ
ーラによって迅速な回転にさらし、これによってこの際
に生ずる遠心力に基づき例えば小粒物および塵のような
不純物を繊維材料から吹き飛すことは公知である。この
ばあい前記不純物は開繊ローラの周面の一部に亘っての
びるヘナイフグリッドを通して運び去られる。

開繊ローラの開繊部材に付着する繊維材料を引き離すた
めに、開繊部材からコンスタントなわずかな間隔をおい
て開繊ローラの周面の一部に亘ってのびる遮蔽薄板を有
する遮蔽体が用いられる。偏向体もしくは遮蔽体の、開
繊ローラの回転方向でみて後方の端部には突起が設けら
れている。遮蔽体によって再び開繊部材から自由にされ
た繊維月料は吸込み通路内に達し、該吸込み通路を通し
て繊維材料は別の加工のために引続き搬送される。

本発明の課題は、公知の機械に較べて開繊部利からの繊
維材料のきれいな引き離しか改善されかつ遮蔽体の突起
又ははぎ取り縁部に繊維月別が集積することが避けられ
、更に吸込み通路において必要にされる吸込み空気量が
公知の機械のばあいよりもわずかであるように改良する
ことにある。

前記課題は本発明によれば、遮蔽壁と開繊部利との相互
間隔が開繊ローラの回転方向でみて突起から遮蔽壁の前
方端部に向って増大するように形成されていることによ
って解決された。

次に図示の実施例につき本発明を説明する。

両ノイードローラ１１を有する供給装置はローラ周面１
２を備えた開繊ローラに繊維材料を供給するために用い
られる。開繊ローラは、歯から成る開繊部材１３を有し
ている。ローラ周面１２とは歯の先端部に外接する周面
である。

開繊ローラは矢印１４によって示された回転方向で軸線
１５を中心として回転可能である。旋回可能なフレーム
１６はナイフグリッドを成すナイフ１７を有している。

旋回体１８はローラ周面１２の一部に亘ってのびている
。このローラ周面部分は旋回体１８と協働して吸込み室
２２を形成している。遮蔽体１９は、同様にローラ周面
の一部に亘ってのびる遮蔽壁２ｏを有している。遮蔽体
１９は矢印１４によって示された回転方向でみて後方範
囲に突起２１を有している。前記突起２１がら離反して
吸込み通路２３がのびている。突起２１のところには吸
込み通路２３０入口開口が位置している。開繊ローラ１
２の周囲に配置された構成部材、即ちフィードローラ１
１、ナイフ１７、旋回体１８および遮蔽体１９は軸線１
５の方向で開繊ローラの全長に亘ってのびている。ロー
ラ周面１２と旋回体１８もしくは遮蔽壁２０との間に形
成される中空室は両側でおおわれている。

図示のクリーニング機械の運転中にはクリーニングされ
る繊維材料はフィードローラ１１を介して開繊部旧１３
に供給される。このばあい開繊ローラを回転させたばあ
いに繊維利料は歯もしくは開繊部材１３によって連行さ
れる。回転にまり生ぜしめられる遠心力によって繊維材
料内に存在する小粒物、塵および類似のもののような不
純物は外方に投げ飛ばされかつナイフ１７の協働により
この作業段階で開繊部材１３の歯に引掛かった繊維材料
から分離される。次いで吸込み室２２と吸込み通路２３
と遮蔽壁２０とによって生ぜしめられる作用に基づき繊
維材料は吸込み室２２内で開繊部材１３がら引き離され
る。次いで吸込み通路を通して運び去もれたクリーニン
グされた繊維材料には別の加工が施へされる。

更に、遮蔽壁２０と開繊部材１３との相互間隔が矢印１
４によって系された回転方向で突起２１から離れるにつ
れて増大するような形状が遮蔽壁２０に与えられている
ばあいには、開繊部材１３から繊維材料を引き離すこと
が今日公　　　　知の機械に較べて著しく改良されるこ
とが経験で明らかとなった。これによってこのような構
成において公知のものに較べて、吸込み通路２３を通っ
て流れるわずかな空気流によって繊維フロックの申し分
のない引き離しを行なうことができひいてはエネルギが
節減される。遮蔽壁２０はローラ周面１２と遮蔽壁２ｏ
との間で空気のせき止めを生ぜしめるシール部材として
作用することができる。前記ローラ周面と遮蔽壁との間
では、突起２１のところで開繊ローラの回転方向とは反
対方向での空気の逆流を生ぜしめる渦流が生ずる。

史に矢印１４によって示された回転方向でみて遮蔽壁２
０の前方端部に閉鎖壁２４が設けられている本発明の実
施例において、吸込み空気が附加的に著しく節減される
。前記閉鎖壁２４は遮蔽壁２０の端部からローラ周面１
２のすぐ近くまでのびている。閉鎖壁２４が設けられて
いない配置形式に較べてこの実施例では吸込み通路２３
におけろ空気量を一層わずかにして開繊部材１３からの
繊維材料の申し分のない引き離しを行なうことができ、
このばあい突起２１の汚染も避けられる。

繊維材料流のできるだけ有利な損失のない偏向を得るた
めの本発明の別の有利な実施例は、図示のように構成さ
れている旋回体１８を設けることによって得られる。旋
回体１８は突起２１のところに位置する吸込み通路２３
０入Ｌ」開ｌコから、矢印１４によって示された回転力
向とは反対方向でローラ周面１２の一部に亘ってのびて
いる。このばあいローラ周面１２と旋回体から、この入
口開口とは反対側の旋回体端部に向って減少するように
形成されている。この端部においては旋回体１８はロー
ラ周面１２と共にギャップ２５を形成している。このば
あいギャップ２５を形成する旋回体部分はできるだけロ
ーラ周面の近くに設けられる。

前記空気取入れ形式は同様に開繊ローラの開繊部材から
の繊維材料の引き離しに著しく・影響を及ぼす。何故な
らば上記配置形式によって一方ではニアリングが防止さ
れかつ他方では所望の吸込み空気量の一部だけが直接機
械の外部から引き込まれるからである。所望の吸込み空
気量の残りははぎ取られたニアリングによってもたらさ
れる。

更にローラ周面１２と突起２１との間にギャップ２６が
かつローラ周面１２と閉鎖壁２４との間にギャップ２７
が設けられている。

ギャップ２６の幅を小さく維持することが重要である。

即ち、迅速に回転する開繊ローラのる。このニアリング
は歯から成る開繊部材に伺着する繊維月料の遠心力に抗
して作用する。他面では突起２１とローラ周面１２との
間の狭し・ギャップ２６がこのニアリングを破壊する。

このような狭いギャップ２６によってニアリングがはぎ
取られる。従って狭いギャップ２６は開繊部１１３から
の繊維フロックの容易な引き離しを生せしめる。

開繊部拐１３は多数の歯から形成されている。前述のニ
アリングは内側の部分リングと外側の部分リングとから
形成されているものとみなすことができる。内側の部分
リングは歯の間を占める空気から形成されひいては歯の
高さに等しい厚さを有している。内側の部分リングの最
大の直径はローラ周面１２の直径に等しい。外側の部分
リングは内側の部分リングの上を占めていてかつ外側の
部分リングの最小の直径はロー　ラ周簡の直径に等しい
。ニアリングの内側の部分リングは突起２１の直接的な
影響は受けない。何故ならば突起２１は内側の部分リン
グ内には突入しないからである。しかしながら部分リン
グ内への突入は外側の部分リングのばあいには行なわれ
るので、この外側のリングは突起２１によって直接影響
を及ぼされる。従ってニアリング全体に対する影響は、
突起２１によって直接影響を及ぼされ得るニアリング部
分が多くなればなる程、即ち内側のリング部分に対して
外、側のリング部分が厚くなればなる程強くなる。この
ような考察に相応して本発明の実施例では特に有利には
歯の高さはほぼ５ミリメータ（、ｍ）までである。何故
ならばこの条件下でニアリングを著しく弱くすることが
で゛きるからで゛ある。

一層正確に近い寸法を表示するために、歯の高さがほぼ
５　ｍｍであるばあい有利には吸込み通路２３を通る所
望の吸込み空気量の低い値は遮蔽壁２０とローラ周面１
２との相互間隔が突起２１のところでほぼ２　ｍｍでか
つ遮蔽壁２ｏの前方端部のところでほぼ１０−ｍである
ばあいに得られるということと述べておく。閉鎖壁２４
が設けられるばあいにはローラ周面１２と突起２１との
間のギャップ２６の幅にとって有利な（直はほぼ２ｔｎ
ｍでありかつローラ周面１２とこのローラ周面に隣接す
る閉鎖壁縁部とσつ間のギャップ２γの幅にとって有利
な値は同様に’ｔ’ｔ　（ｔｔ　２　ｍｍである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明によるクリーニング機械の横断面図である
。 １１・・フィードローラ、１２・・・ローラ周面、１３
・開繊部利、１４・・開繊ローラの回転方向を示す矢印
、１５・軸線、１６　・フレーム、１γ・・・ナイフ、
１８・旋回体、１９・遮蔽体、２０・・遮蔽壁、２１・
・・突起、２２・・・吸込み室、２３・・吸込み通路、
２４・・閉鎖壁、２５，２６゜２７・・ギャップ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　繊維材利用のクリーニング機械であって、ｔｌｌ
   ｌｌ線を中心として回転可能な、開繊部拐を備えた開繊
   ローラと、以下の順序で前記開繊ローラの周囲に配置さ
   れた、繊維月利用の供給装置と、ナイフから成るナイフ
   グリッドと、吸込み室と、遮蔽体とを有しており、かつ
   開繊ローラの周囲に配置されたこれらの構成部利が開繊
   ローラの回転軸線の方向で開繊ｌコーラに亘ってのびて
   おり、更に前記遮蔽体が突起を有しており、該突起が吸
   込み室から導びき出された吸込み通路の入］」開に」の
   一部を成しておりかつ前記突起から開繊ローラの回転方
   向で遮蔽体の遮蔽壁が開繊部拐の先端部を含むローラ周
   面の一部に亘ってのびている形式のものにおいて、遮蔽
   壁（２０）とローラ周面（１２）との相互間隔が開繊ロ
   ーラの回転方向（１４）でみて突起（２１）力・ら遮蔽
   壁（２０）の前方端部に向って増大するように形成され
   ていることを特徴とする繊維材に＝１用のクリーニング
   機械。 ２、遮蔽壁（２０）の前方端部から閉鎖壁（２４）がロ
   ーラ周面（１２）のすぐ近くまてＣ）びている特許請求
   の範囲第１項記載のり１ノ一ニング機械。 ろ　閉鎖壁（２４）が開繊ローラに対してｌ）　Ｉｔｉ
   半径方向に向けられている特許請求の範囲第２項記載の
   クリーニング機械。 ４、　吸込み通路（２３）の入Ｌ」開口から開繊ローラ
   の回転方向（１４）とは反対方向でローラ周面（１２）
   の一部に亘って旋回体（１８）がのびていてかつローラ
   周面（１２）と共に吸込み室（２３）を形成しており、
   更に旋回体（１８）とローラ周面（１２）との相互間隔
   が吸込み通路（２３）の入口開口から離＋Ｌるにつれて
   減少するように形成されており対 かつ入口開口とは反側側の端部で旋回体（１８）がギャ
   ップ’（２５）によってローラ周面（１２）から分離さ
   れている特許請求の範囲第１項記載のクリーニング機械
   。 ５、開繊部材（１３）がほぼ５朋以下の高さの歯を有し
   ている特許請求の範囲第１項記載のクリーニング機械。 ６、　遮蔽壁（２０）とローラ周面との相互間隔が、突
   起（２１）のところでほぼ２咽から遮蔽壁（２０）の前
   方端部のところでほぼ１゜順に増大している特許請求の
   範囲第５項記載のクリーニング機械。 Ｚ　突起（２１）とローラ周面（１２）との間のギャッ
   プ（２６）および閉鎖壁（２４）とローラ周面（１２）
   との間のギャップ（２７）がそれぞれほぼ２胴の幅を有
   している特許請求の範囲第５項記載のクリーニング機械
   。