JPS59223667A

JPS59223667A - パツケ−ジ搬送装置

Info

Publication number: JPS59223667A
Application number: JP58078587A
Authority: JP
Inventors: Shigeki Mori; 茂樹森; Akihiro Itoi; 明博糸井; Yoshiyuki Ichiba; 市場　良行
Original assignee: Murata Machinery Ltd
Current assignee: Murata Machinery Ltd
Priority date: 1983-05-03
Filing date: 1983-05-03
Publication date: 1984-12-15
Also published as: US4601434A; IT8448115A0; FR2545465B1; CH668990A5; IT1177678B; DE3416387A1; FR2545465A1; DE3448097C2; DE3416387C2; JPH021056B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は精紡機で再揚されたパッケージをワイングーへ
搬送する装置に関する。

一般に精紡上りの管糸、特にリング紡績機によって生産
される紡績糸はボビンに巻取られていわゆる精紡管糸と
して玉揚され、巻返し工程即ち、ワイングーによって糸
欠点を除去し所定量の糸量、形状のパッケージに巻返さ
れる。この場合、−個のパッケージを得るのに複数本の
管糸が使用され、一本の管糸の糸量は比較的少く、従っ
て管糸交換が頻繁に行われるため、ワイングーの各巻取
ユニットにはマガジンと称される複数の管糸を貯溜して
おく装置が設けられ、巻返し中の管糸の糸層が無くなれ
ば直ちにマガジンの中の一本の管糸が切出されて巻取ユ
ニットのペグに供給されるようになっている。

しかしながら、ロータ式オープンエンド精紡機、あるい
は空気渦流を利用した空気式精紡機等で玉揚されるパッ
ケージは糸量が多くラージパッケージと称され、該パッ
ケージの直径はリング精紡上りの管糸の直径の数倍から
十倍近くにもなる。

このようなラージパッケージを巻返す場合、一台の巻取
ユニットに該パッケージ貯溜用のマガジンを設けること
は極めて困難であり、即ち巻取ユニ、ットの巾寸法とパ
ッケージ直径がほぼ等しいようなラージパッケージを複
数個貯溜することは困難で、例え可能である場合として
は巻取ユニットの前面に上下方向に２〜３個のノζ、ケ
ージを貯溜できる他は、巻取二二、ト内に貯溜すること
は不可能である。従って、ノ＜、ケージの交換に際して
は作業者が巡回しつつ必要なユニ、トに対して手作業で
行うことが一般には行われている。このため作業者のワ
インダーの持台数は少くなり、作業効率も低くワインダ
ーの稼動効率を低下させる大きな原因と々つでいる。

本発明は上記問題点を解決することを目的とするもので
、独立して移送されるペグトレイにパッケージを直立状
態で挿立すると共に、該ペグトレイの中上・にはパッケ
ージから引出された糸端を係止し、巻取ユニットの定位
置において上記糸端を係止した一１ｘ上方へ突出可能な
糸ガイド部材を設けたもので、巻取ユニ、トにマガジン
を設けることなく、ユニットへのツク・ノケージ供給、
巻返しを効率よく行える装置を提供するものである。

以下、本発明の実施例を図面に従って説明する０第１図は本発明装置を適用したパッケージ搬送システム
の一例を示すもので、巻取ユニット（１）を惑数並設し
た自動ワインダー（５）の−側には巻取ユニットに沼っ
てパッケージ供給路（２）がコンベアベルト等で形成さ
れ、他側には巻取ユニットに沿って空ボビン帰還路（３
）がコンベアベルト等で形成され、上記パッケージ供給
路（２）と空ボビン帰還路（３）「の巻取ユニット位置
にはパッケージ通路（４）がローラコンベア（５）等で
形成されている。寸だ上記ワインダー■の側方には空ボ
ビン帰還路（３）に連続するトレイ貯溜域（Ｓ）がコン
ベアベルト等によシ形成され、該トレイ貯溜域は端部に
おいて上記パッケージ供給路（２）に接続している。な
お、上記トレイ貯溜域（Ｓ）を構成するコンベアは、空
ボビン帰還路（４）に続く傾斜部（６）と水平部（７）
と傾斜部（８）とより構成され、作業者の作業に都合の
よい高さに水平部（７）が位置している。

上記搬送路、貯溜路に涜ッて移送されるノ＜・ンケージ
搬送媒体であるトレイを第２図において説明する。即ち
、トレイ（９）は、円盤状の基盤（１０）と、該基盤（
１０）の中央に立設しボルト（１１）　、溶接等で基盤
に固定された円柱状のペグ（１２）と、該ペグ（１２）
の中心孔（１３）に挿入され、上下摺動自在なり−ンガ
イド（１４）等より形成されている。上記巴盤状の基盤
（１０）は挿着されるパッケージ（Ｐ）の最大直径より
も少くとも大きい直径の円盤体で、ペグ（１２）は・々
７ケー／（Ｐ）のボビン（１５：）がスムーズに挿入で
（１３）はペグの上端から下端捷で貫通しており、基盤
（１０）の下方から上記中心孔（１３）内へ圧縮流体を
噴出させることにより、中心孔（１３）内に挿入された
ヤーンガイド（１４）が上方へ移動するようになってい
る。上記ヤーンガイド（１４）は細長いロッド（１６）
の下端にピストン（１７）を固着し、上端には糸端係止
用のヤーングリップ（１８）を有しており、ヤーングリ
ップ（１８）は例えばブラシ、フェルト、等が適用され
る。ペグ（１２）の中心孔（１３）の上下にはヤーンガ
イド（１４）の上端、下端用スト、バ（１９）（２０）
が固定される。上記ヤーンガイド（１４）′め長さは、
該ガイド（１４）がペグ上方に最大に突出した際、上端
のヤーングリ・ノブ（１８）が、待機する巻取ユニット
側のサクションパイプ（２１）の吸引口に近接し、グリ
ップ（１８）に係止している糸端（Ｙｌ）がサクション
パイプ（２１）内へ吸引され、糸端とグリップとが分離
可能な長さに設定される。従って、上端のスト、７ノく
（１９）を螺子込み式としておけば、該ストツノク（１
９）の位置を調整して、ヤーンガイド（１４）の突出量
を巻取ユニットのザクジョンパイプ（２１）に対応させ
ることができる０なお、上記ヤーンガイド（１４）の上方への突出は前述
した如く、ペグ（１２）の中心孔（１３）下端開口から
圧縮流体を噴射させるととにより行うか、あるいはトレ
イ（９）下方に十分なスペースがあれば突上げロッドを
中心孔内へ一進入させることによっても可能である。ま
たヤーンガイド（１４）の突出位置から元位置への復帰
は圧縮流体の供給を停止することによシャーンガイドは
自重によって下降する。なお、ヤーンガイドの復帰の際
初期の力を付与する目的で、ストッパ（１９）　　（２
０）間にコイルスプリングを巻装することも可能である
。

次に上記ペグトレイ（９）によって搬送されるパッケー
ジを取込み、トレイに挿立した状態でリワインドし、空
ボビンを排出する巻取ユニ、ト（１）におけるトレイ通
路の構造を第３図から第５図において説明する。第３図
において、パッケージ供給路（２）と、空ボビン帰還路
（３）間に配置される各ユニットの通路（４）は主とし
てフリーローラ　（２２）からなるローラコンベア（５
）により形成され、ローラ上面即ちトレイ載置面は供給
路（２）から帰還路（３）側に向かって傾斜しており、
供給路（２）から取込まれるパッケージは自重７によっ
てローラコンベア（５）上を滑動し巻取位置（Ｐｌ）に
至り、ストッパを解除することにより空ボビンは自重で
帰還路（３）へ排出される。なお上記ローラコンベア（
５）の傾斜角（ｅ）は、トレイの滑動の容易さ、および
巻取位置での解優糸の走行方向等の関連から決定され、
略５度程度である。またパッケージ供給路（２）も巾方
向において上記通路（４）と同角度の傾斜を有して設け
られ、供給路（２）から各ユニ、トの通路（４）への取
込みを容易ならしめている。

なお、上記通路（４）のうち、パッケージ［Ｆ］の巻取
位置、およびパッケージ乃の待機位置の各位置決めはト
レイに保合離脱可能なストッパ（２３）（２４）によっ
て行われ、通路（４）上には巻取中および待機中のパッ
ケージ２個が常時存在する。

巻取位置（Ｐｌ）のローラコンベア（５）上面よりや一
下位に前述したトレイ（９）のヤーンガイド（１４）を
上方へ突出させる圧空噴射ノズル（２５）が設けられる
。

第４・５図において、上記通路（４）は、トレイ（９）
の直径◎と略等しい巾を有し、通路両側にはガイド板（
２６）　　（２７）が固定され、取込み口（２８）の一
方のガイド板（２６ａ）は拡開状態に設けられ、トレイ
（９）の取込みをスムーズに行うように形成され、他方
には堆込みレバー（２９）の旋回を妨げないように通路
側部は切除部（３０）とされている。

上記取込み口（２８）の供給路下流側に設けられるトレ
イ取込みレバー（２９）は略Ｖ形状のレバーで一軸（３
１）を中心に旋回可能に設けられ、図示しないスプリン
グによって第４図の軸（３１）を中心に反時計針方向に
付勢され、ストッパ（３２）に一方のレバー（２９ａ）
が当接してパッケー哨取込みの待機状態とされる。即ち
、第４図実線位置（２９）に取込みレバー（２９）が位
置している時は通路（４）の待機位置（Ｐ２）にパッケ
ージが無い場合でレバー（２９ａ）が供給路（２）を横
断する如く供給路（２）上に突出し、搬送されてくるパ
ッケージのトレイが、上記突出したレバー（２９ａ）に
より走行を阻止され、ベルトの回動力により、レバー（
２９ａ）の傾斜面（２９ｃ）に清って通路（４）側へ移
動し、通路（４）上へ移載された後は通路の傾斜によっ
て自重によりローラコンベア（５）上を滑り、取込みレ
バー（２９）を時計針方向に旋回させながら、トレイが
スト、パ（２４）に当接する位置まで滑動するのである
。々お、取込まれたパッケージの）が通路（４）の待機
位置（Ｐ２）に位置決めされている間、当該パッケージ
を仲立支持したトレイの基盤（１０）の外周面が取込み
レバー（２９）の他方のレバー（２９ｂ’）に当接し続
けるだめ、一方のレバー（２９ａ’）は二点鎖線位置即
ち１．供給路（２）に突出することなく通路（４）内に
没した位置液スプリング力に抗して位置決めされる。こ
のため、供給路（２）上を移送される後続のパッケージ
は当該ユニ・ストを通過して次のパッケージ要求ユニッ
トへ向かうのである。

次に通路（４）内に設けられた、トレイを定位置に位置
決めし、また切出すストッパ（２３）　（２４）につい
て説明する。

第４．５図において、フレーム（３３）に固定された軸
（３４）には、カム板（３５）および筒体（３Ｇ）を一
体物とし、該筒体（３６）の半径方向に突設したスト、
パ（２４）が軸（３４）回りに回転可能に支持され、カ
ム板（３５）およびストツバ（２４）は図示しないスプ
リングによって第５図中反時計針方向に伺勢されている
。」二記スｉ・ツバ（２４）は通路（４）の平板（３７
）に刻設した長溝状の切欠（３８）を通って平板上に突
出あるいは没する。上記カム板（３５）の段部（３９）
に保合・離脱するスト、プレバー（４０）　カ軸支（４
］）サレ、該ストップレバー（４０）は巻取位置のカム
板（４，２）のストップレバー（４３）と連結ロッド（
４４）により連結され連動する。上記スｌ−７パ磯構（
Ｔ２）と同様のストッパ機構（Ｔ１）が巻取位置（ＰＩ
）に設けられる。即ち固定軸（４５）にカム板（４６）
と円筒体（４７）上のストッパ（２３）が一体重に回転
可能に支持され、カム板（４６）と段部（４８）と保合
・離脱するストップレバー（４３）が軸支（４９）され
、さらに該レバー　（４，３）の他端に当接し、レバー
（４３）を作動させる駆動レバー（５０）がフレーム（
３３）ヲ介して巻取ユニット側の指令により作動する回
転軸（５１）に固定されている。第５図示の如くスト、
プレバー（２３）　　（２４）が位置している時即ち、
各レバー（４３）　　（４０）の係合部（４３ａ）　（
４，Ｏａ）がカム板（４６）　　（３５）の段部に係合
している状態はストッパ（２３）　　（２４）が実線位
置にあり、取込捷れるパッケージはストッパ位置で停止
し１、駆動レバー（５０）が巻取ユニットからの指令で
第５図の軸（５１）を中心に時計針方向に一定角度旋回
すると、レバー（４３）およびレバー（４０）がカム板
（４６）　　（３５）との保合を解き、傾斜した通路上
のトレイ　（９ａ）　　（９ｂ）が帰還路側に向かって
滑動し、トレイが通過するまではストッパ（２３）　　
（２４）は二点鎖線位置（２３ａ）　（２４ａ）の状態
即ちトレイの下位に没し、巻取の終了した空ボビンは帰
還路（３）上へ排出され、待機位置（Ｐ２）のパッケー
ジが巻取位置（Ｐｌ）―至る。

なお、ストッパ（２３）　　（２４）はトレイが上方を
通過するとスプリング力により直ちに反時計針方向へ旋
回し、二点鎖ｍ（２３ｂ）　（２４ｂ）位置即ち平板（
３７）上の切欠（５２）　　（３８）の供給路側端部に
ストッパ（２３ｂ）　（２４ｂ）が押接する。この時駆
動レバー（５０）は既に元位置に復帰しておりストップ
レバー（４３）　　（４０）の保合部はストップレバー
に設けられるスプリングによりカム而小径部（４６ａ）
　（３５ａ）に当接した状態となっており、従って、該
状態の下で新たなトレイがストッパ部に至るとストッパ
（２３）　　（２４）およびカム板（４６）　　（３５
）はトレイに押されて時計針方向に旋回しようとするが
、ストッパ（２３Ｘ２４）が実線位置に至るとレバー（
４３）　　（４０）の係合部（４３ａ）　（４，０ａ）
がカム板（４６）　　（３５）の段部に係合し、カム板
は強制的に停止し、ストッパ（２３）　　（２４，）も
実線位置に位置決めされ、パッケージは巻取位置、待機
位置に位置決めされるのである。

なお、巻取位置のカム板（４６）に形成された山部（４
６ｂ）は、巻取位置、待機位置のいづれにもパッケージ
が存在していない場合、供給路から取込まれるパッケー
ジが待機位置（Ｐ２）に停止することなく巻取位置（ｐ
：ｔ）ｔで一挙に移送されることを可能にする。即ち、
いづれの位置にもパッケージが無い時はストッパ（２３
）　（２４）はスプリング力により二点鎖線（２３ｂ）
　（２４ｂ）位置にあり、従ってこの時カム板（４６）
の山部（４６ｂ）がストップレバー（４３）を押し係合
部（４８）を段部より離脱させた位置にストップレバー
（４３）およびロッド（４４）により連結されたレバー
（４０）を位置決めする。従って該状態で供給路から取
込まれたパッケージは通路の傾斜によってローラコンベ
ア（５）上を滑動し、ストッパ（２４，ｂ）を二点鎖線
位置（２４ａ）へ押し倒しつつ通過し、巻取位置のスト
ッパ（２３ｂ）に係合し、ストッパ（２３ｂ）、カム板
（４６）を時計針方向に旋回させる。即ち、カム板（４
６）の旋回により、山部（４６ｂ）がストップレバー（
４３）の保合部（４３ａ）より外れ、ストップレバー（
４３）はスプリング力によりカム面の小径部（４６ａ）
に押接しさらにカム板が回転することにより段部（４８
）に自動的に係合し、カム板（４６）およびストッパ（
２３）が実線位置に停止するのである。

なお、巻取位置（Ｐｌ）の通路下位に配置され′に圧空
噴射ノズル（２５）はローラ（２２）　　（２２）間に
位置し、圧空供給管（５２）が接続され、該供給管（５
２）は切換バルブ（５３）を介して供給源に連る。血記
切換バルブ（５３）のアクチュエーター（５４）を作動
さぜるレバー（５５）が回転軸（５６）に固定され、該
軸（５６）は巻取ユニット側の駆動機構によりタイミン
グをとって作動するようになっている。

以上のような各装置からなるパッケージ搬送ンステムの
動作について次に説明する。

第１図において、巻Ｊ収ユニｙ　ｈ　　（ｉｂ）におい
て巻取位置のパッケージの巻取シを完了すると、ユニッ
ト側の指令により、前記スト、パ（２３）（２４）が解
除されて、空ボビンを挿立したトレイは自重でローラコ
ンベア（５）上を滑シ帰還路（３）へ排出されると共に
、待機位置のパッケージが巻取位置に至り、圧空噴射ノ
ズルから噴出される圧空（５７）によって第２図の如く
、パッケージの）から解給された糸端（Ｙｌ）を係止Ｌ
７たヤーンガイド’　（１４）が上方へ突出し二点鎖線
位置（１４ａ）ニ至す、待機するサクションパイプ（２
１）Ｋより糸端（Ｙｌ）が吸引把持され、ノツターへ案
内され、ユニット上の巻取パッケージ（第１図示の（５
７）　）から引出される糸端と糸結びされて巻取りが再
開される。この時、ラージパ７ケーノ劫の糸端（Ｙｌ）
は太さ、質量が大きく、単に糸端をペグの中心孔（１３
）に手下し吹上げる形式では、サクションパイプ（２１
）位ｔｉｔで届かなかったり、あるいはパッケージ（Ｐ
Ｉの径が大きいため、糸端の吹上げ方向が定まらないこ
とかあり、サクションパイプの吸引ミスを招く恐れがあ
るが、本願発明装置によれば、ヤーンガイド（１４）に
糸端を係止させた状態でヤーンガイドを突出させるので
、糸端はガイド先端のグリップ（１８）に係止した状態
で確実にザクジョンパイプ（２１）位置に届き吸引把持
されるのである。（５８）はバルーンガイドである。

また第１図において、帰還路（３）上に排出された空ボ
ビン′（Ｂ１）は矢印（５９）方向へ移送されて、検出
器（６０）位置を通過する。該検出器ブ　− （６０）は例えば光電式センサーが用いられ、空ボビン
（Ｂ１）の通過を検出する毎に貯溜域端部の切り出し装
置（６１）を作動させて１個のパッケージ（６２）を切
出し、供給路（２）上へ供給する。

供給路（２）上を矢印（６３）方向へ移送されるバッグ
＝７（６４）は、空ボビン（Ｂ１）を排出した巻取ユニ
７　）　　（ｌｂ）位置へ至ると、予め待機している取
込みレバー（２９）のレバー（２９ａ　）に当接して直
進を１阻止され、矢印（６５）の如く、コンベア（２）
の走行力とコンベア自体の傾斜によって通路（４）内へ
取込まれる。この時通路（４）内の待機位置のストッパ
は第５図工点鎖線位置（２４ｂ）にある／ζめ、パンケ
ージの取込み滑動によって当該パッケージを支持したト
レイがストッパ（２４ｂ）に係合し、前述した如く、ス
トッパが実線位置（２４）に旋回して停止しパッケージ
が第３図の如く待機位置（Ｐｌ）に停止位置決めされる
のである。この時取込みレバー（２９）は第４図工点鎖
線位置（２９ｂ’）にトレイ　（９ｂ）によって位置決
めされ続けるので後続のパッケージは既に満杯の巻取ユ
ニットを通過してパッケージを要求している巻取ユニッ
トへ向かって搬送されるのである。

また第１図において、検出器（６ｏ）を通過した空ボビ
ン（Ｂ２）はいったん可動ストッパ（６６）の位置で停
止し、空席検出器（６７）が該検出器の位置のコンベア
（６８）上に空ボビンが存在しないとと即ち空席を検出
すれば、上記１５Ｔ動ストツバ（６６）が解除されて、
空ボビン（Ｂ２）　ハ前に貯溜されている空ボビンに衝
突することなく貯溜域（６）へ１般入される。このよう
にして次々に返送されてくる空ボビン（Ｂ）は貯溜域（
Ｓ）に貯溜され、コンベア（６８）　（６９）　（７０
）上を移送される間に作業者によってスト、り部（７１
）のパンケージｅ）と空ボビン（Ｂ）が交換される。即
ち、作業者ハトレイ（９）のペグに挿入されている空ボ
ビン（Ｂ）を抜き取り、パッケージストックの場所（７
１）から新パックージの）を取り出して、上記ペグに挿
入すると共に、挿入したパッケージの糸端を探出し、引
出した糸端をボビン中央のヤーングリップ（１８）に係
止させる動作を行う。このようにして口出しされたパッ
ケージ［Ｆ］がトレイに挿立した状態で貯溜域（Ｓ）内
にスト、りされるのである。上記ボビン交換は作業者に
代りロボット、マニピュレータ等で行うことも可能であ
る。

この場合、貯溜域内において定位置にトレイを停止させ
る手段および、パッケージストック（７１）の場所を定
位置に位置決めしておくことが必要である。

なお上記システムでは、排出された空ボビンを検出する
毎に新パッケージを供給路（２）へ供給するシステムを
示しだが、供給路（２）を閉ループ即ち、ワイングーの
最後端の巻取ユニットと最前端の巻取ユニット（１）間
に別のバイパスを設けるようにすれば、供給路上へラン
ダムにパッケージを挿立した上記トレイを供給しておく
だけで、巻取ユニットの通路上の待機位置に空席が生じ
ると巡回移送中のパッケージが自動的に当該ユニットへ
供給されるのである。

寸だ、・パッケージ供給路および帰還路を精紡機へ直結
して、精紡機、供給路、ワイングー、帰還路とによって
閉ループを構成すれば、精紡上りのパッケージを箱に収
容して貯溜域へ搬送する必要もなく、精紡機側で作業者
が玉揚時にトレイ上にパッケージを挿立し、糸端をヤー
ンカイト先端のグリップに係止させ、供給路上へ巻取準
備の完了したトレイを載置するだけで、ワイングーへの
供給、巻取を自動的に行うことが可能である。

以上のように本発明では、パッケージを独立に挿立支持
して移送するペグトレイのペグ中心孔内に該孔に沼って
上下に移動自在で上端にヤーングリップ金設けたヤーン
ガイドを挿入し、パッケージの糸端を上記ヤーングリ、
プに係止した状態でパッケージとトレイを一体的に搬送
　　　　　Ｉするようにしたので、ラージパッケージを
挿立したペグトレイを巻取ユニットに供給し、上記ヤー
ンサイドを上方へ突出すれば糸端はヤーンガイドに伴っ
て解輯され、糸一端先端が所定の位置に達し、パッケー
ジ上方で待機するサクションパイプが上記糸端を確実ピ
゛吸引把持できる。

即ち、ラージパッケージを各巻取ユニ、ト毎に貯溜する
マガジンを必要とすることなく、供給コンベア上をペグ
トレイに挿立したパッケージを搬送することによシ、パ
ッケージを要求する巻取ユニ、１・へ供給でき巻取開始
時の糸結び動作の際の糸端の誘導を自動的に行うことを
可能にするものである。

まだペグトレイによってパッケージ番独立して搬送でき
るだめ、糸層表面が他の部材と接触することもなく、糸
層を損傷することがない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置を適用したパッケージ搬送システム
の概略構成斜視図、第２図はペグトレイの実施例を示す
断面正面図、第３図は巻取ユニットにおけるトレイ通路
の側面図、第４図は同平面図、第５図はトレイのスト、
パ、切出し装置の一例を示す側面図である。（９）・曲ペグトレイ　　　　（１２）・・・ペグα１
）・・・糸端

Claims

【特許請求の範囲】

紡績糸を巻取ったパッケージを独立に挿立支持して搬送
するペグトレイが、パッケージを挿入するペグ中心孔内
に、該孔内１テ沿って上下に移動自在で上端にヤーング
リップを設けたヤーンガイドを有しており、上記パッケ
ージの糸端を上記ヤーングリップに係止した状態でトレ
イを搬送するようにしたことを特徴とするパンケージ搬
送装置。