JPS59186178A - Ｃｌｖデイスクのランダムアクセス装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、ピックアップに対して一定相対速度で回転制
御されるディスクを用いて情報を記録又は再生する、ビ
デオディヌク、文書ファイル、データファイル等の装置
におけるランダムアクセス装置に関するものである。

（従来例の構成とその問題点） ディスクを用いて情報を記録又は再生する装置のディス
ク回転制御方式としてｄ１従来より二つの方式が提案さ
れている。

その一つは、一定角速度回転制御方式（以下、ＣＡＶ方
式と呼ぶ）であり、どの再生位置においてもディスクの
回転角速度は一定である。例えば、ビデオディスクにお
いては、そのフレーム周波数又はその整数分の１の回転
数が選ばれ、代表的なものとしては１８００．　９００
　ｒ、ｐ、ｍ等の速度で、ディスクが常に回転制御きれ
る。

このことから、同期信号がディスクの半径方向に揃うた
め （１）　　再生トランクをジャンプして行なうトリック
プレーが簡単に行える、 （２）　　高速移動するだめの目標位置が簡単に算出で
きる、 （３）　　回転制御系が簡単になる 等の利点がある。反面、内外周における情報の記録密度
が異るため、外周におけるディスク面の利用率が下がり
、記録できる情報量が小さく、記録時間が短いという欠
麿があった。

他の一つは、一定角速度回転制御方式（以下ＣＬＶ方式
と呼ぶ）であり、ディスクのどの位置においても情報の
記録密度が一定に々るように、ディスクとピックアップ
との相対速度を一定にする方式である。

この方式は、ディスク面を最大限に利用でき、長時間記
録ができるという利点を有する反面、前記のトリックプ
レー等のジャンプ再生や、高速移動で再生位置゛を変更
するとき、ディスクの回転数を変更する必要があり、こ
のため応答性に問題が残っていた０ 従来、ＣＬＶ方式におけるディスク回転数の変更は、再
生される同期信号の周期を一定に保つことにより行なわ
れる。従って、高速で半径方向に移動した場合には、ピ
ックアップ装置が移動した後、その位置における同期信
号と基準周波数により、ディスクモータの回転数が制御
されるため、ピックアップ装置が移動する間の時間は無
駄時間要素として残り、これがＣＬＶ方式をデーターフ
ァイル等の高速応答を要するシステムに用いる際の問題
−５＝ 点であった。

また、ピックアップが高速移動する場合や、目標トラッ
クに近づいた後に行なうトランクジャンプ時には、第１
図に示したように、ディスク上のトラックＴに記録され
た同期信号Ｓが放射状に揃っていないため、第２図に示
したように、読み出された同期信号が不連続となり、回
転制御系が極めて不安定になるばかりでなく、再生され
るアドレスの読み取りが不安定に々るといった問題があ
った。

（発明の目的） 本発明は、上記従来例の問題点に鑑みてなされたもので
、ＣＬＶ方式のディスクを、高速応答が要求されるデー
タファイル等のシステムに応用するに際し、ディスクモ
ータの応答性及び回転制御の安定性を改善したＣＬＶデ
ィスクのランダムアクセス装置を提供するものである。

（発明の構成） 上記目的を達成するために、本発明の装置においては、
２つのディスクモータ制御回路を有する＝６− 構成となっている。

その一つは１通常の連続記録又は再生時に、読み出され
る同期信号と基準周波数とを位相比較し、同期信刊の周
期が一定と彦るようにディスクモータの回転制御を行う
ための第一の回転制御回路である。

他の一つは、ピックアップ装置を高速移動させて記録又
は再生位置を急激に変化させる場合又はトラックジャン
プ時に用いられる制御回路であり、位置を変更する指令
を出すマイクロコンビーータ等の装置から移動後の目標
回転基準を与えられ、ディスクモータの回転検出器と位
相又は速度比較を行い、ピンクアップ装置が高速移動し
ている間にティスクモ〜りの回転数を目標位置における
規定の回転数近傍に回転制御するだめの第二の回転制御
回路である。さらに、目標トラックまで７ヤンプした後
に、制御系を前記第二の回転制御回路から第一の回転制
御回路に切り替えるための判定回路と切替回路を備えて
いる。

（実施例の説明） 以下に、図面を用いて実施例を詳細に説明する。

第３図は、本発明の一実施例を示したものである。

１はディスクであり、ディスクモータ２で回転駆動され
る。３はディスクモータの回転検出器であり、ディスク
モータの回転数に比例した周波数を出力する（構成によ
っては電圧Ｕ」力でもよい）。

４はピンクアップ装置であり、ディスクに記録された情
報を読み出したり情報を記録するだめの光学素子、ディ
テクタや、情報トラックを正確に追従するためのトラン
ク追従サーボ素子が組み込捷れている。ピックアンプ装
置４ば、送りネジ５によって送りモータ６と結合され、
ディスク１の半径方向に送られるようになっている。７
は送シモータ制御回路であり、記録又は再生時には、ｌ
・ラック追従のだめの送りサーボとして働き、任意の位
置を検索するランダムアクセス時には、高速位置サーボ
を行うものである。

８はピンクアップ装置から読み出された信号を復調する
復調回路であり、同期分離回路９とアドレス検出回路１
０に、捷だ図示していないが、本装置の出力として仙の
装置に、それぞれ読み出された情報を出力する。１１は
回転基準発生回路であｐｌここでは水晶発振器と分周回
路で構成され、一定周波数の信号を出力する。その周波
数は定められた同期信刊の周波数と同じである。１２は
位相比較器であり、前記同期分離回路９の出力と回転基
準発生回路１１の出力とを位相比較し、スイッチ回路１
３及び駆動回路Ｉ４を通じてディスクモータ２を回転制
御し、以上のループにより、通常の記録又は再生時の回
転制御を正確に行なう。

１５ケマイクロコンピユータ等によって構成される指令
装置であり、キーボード］６又は外部指令装置からの情
報、あるいは前記アドレス検出回路１０の出力、さらに
は全体の状態が入力きれ、装置のコントロールを行なう
。１７は、指令装置１５より与えられたデータにより必
要外周波数の信号を出力する目標基準発生回路であり、
水晶発振器、分周比可変の分周回路等で構成されている
。１８は波形整形回路であり、回転検出器３の出力を増
幅して矩形波にする。この矩形波は位相比較器１９−９
＝ に入力され、前記目標基準発生回路１７の出力と位相比
較される。その出力は前記スイッチ回路１３の一方の入
力となる。

次に、本実施例の動作を説明する。１ず、再生位置を希
望の位置に移動させる時には、キーボード１６よりその
目標アドレスを入力する。指令装置１５は直ちに送り制
御回路７に目標位置を出力すると同時に、目標基準発生
回路１７に目標アドレスにおける回転基準周波数のデー
タを出力し、スイッチ回路１３をＢ側に切り替える。こ
れにより、ピックアンプ装置は高速で目標位置に移動す
ると同時に、ディスクモータの回転数も目録位看ておけ
る回転数近傍捷で制御され、アドレス信号の読み取りを
容易にし、その後、目標アドレスと再生アドレスとが一
致するように、指令装置１５によりトランクジャンプ信
号が前記トラック追従サーボ素子に与えられ、目標トラ
ンクと一致したことを確認してスイッチ回路がＡ側に戻
される。

ここでは、第二の回転制御回路の方式を位相比較方式で
説明したが、この精度は比較的低くても１０− 良く、前記のアドレス信号が正確に読めることと、第一
の制御回路による回転数との差があまり大きくないこと
（約５％程度）をａたす程度のもので良いため、速度比
較方式によるものでも充分である。この場合は、目標基
準発生回路１７は周波数でなく電圧を発生するＤ／Ａコ
ンバータ等で構成され、その電圧と、回転検出器３の出
力を周波数−電圧変換（Ｆ−Ｖ変換）した信号とを差動
増幅器からなる比較器１９で電圧比較することによって
、高速アクセス時の回転制御を行うことができる。

第４図（ａ）　、　（ｂ）は、それぞれ本実施例と従来
例による高速アクセス時におけるディスクモータの回転
数の変化とピックアップ装置の再生位置の変化を比較し
たものである。図において、ディスクのイナー２ャやピ
ンクアップ装置の重量等の条件は同じであり、従って、
ピックアップ装置の位置のカーブ及びディスクモータの
速度変化を示すカーブ自体は同じであるが、本実施例（
第４図（ａ））においては、ディスクモータの回転数変
化が、ピンクアップ装置の位置の変化と平行して行なわ
れていることがわかる。そのため、従来方式（第４図（
ｂ））では、ピンクアンプ装置の移動時間Ｔ１とディス
クモータの回転変更時間Ｔ２の和で決っていたアクセス
時間が、はとんどディスクモータの要する時間Ｔ２だけ
で決定され、Ｔ４分だけ応答を早くすることができる。

そして、ディスクモータのトルクを負荷のイナーシャ条
件より選択すること（でよりＴ、　−：　Ｔ２とすれば
、ｃＡＶ方式と比較してもアクセス性能において遜色の
々いシステムにすることができる。

寸だ、従来例におけるジャンプ期間を含むピンクアンプ
装置の移動時（Ｔ１）には、記録ｌ・ラックを高速で横
切っているため同期信号の検出が不安定となシ、ディス
クモータの回転が不安定であったのに対し、本発明によ
ればこのようなディスクモータの乱調を防止し、システ
ムの安定性を向上きせることかできるものである。

（発明の効果） 以」二説明したように、本発明によれば、アクセス時間
が短縮されるとともに、ディスクモータの回転制御が安
定するので、ＣＬｖ方式が本来布する、記録情報量が多
く、長時間記録ができるという長所を最大限に発揮する
ととができ、従ってデータファイル等のシステムに適用
して極めて大キイ効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、ＣＬＶディスクにおける同期信号配列の状態
を示す図、第２図は、従来のジャンプ時等に、読出同期
信号が不連続となる様子を示す図、第３図は、本発明の
一実施例の構成を示すブロック図、第４図は、高速アク
セス時におけるディスクモータの回転数とピックアップ
の位置の変化例を示す図で、（ａ）は本実施例、（ｂ）
は従来例である。 １　・・・・・・・・・ディスク、　２　・・・・・・
・ディスクモータ、３・・・・・・　回転検出器、　４
　・・・・　ピックアップ装置、　５・・・・・・・送
りネジ、　６　・・・・・送シモータ、　７　・・・・
・・　送り制御回路、　８　・・・・・　復調回路、　
９・・・・・・・同期分離回路、１０・・・・・・アド
レス検出回路、１１　・・・・・・・回転基準発生回路
、１２．１９　　・・・・・・位相比較器、１３　　・
・・・・・　スインチ回路、１３− １４　・・・・・駆動回路、１５・・・・・・・指令装
置、１６・・・・・・　キーボード、１７・・・・・・
・目標基準発生回路、１８・・・・・・・・・波形整形
回路。 特許出願人　松下電器産業株式会社 （”パパ・シ１ ′−１ 一例） 代　理　人　　　　星　　野　　恒　　司　−弓゛・１
４− 第　４ （０） （ｂｌ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ピンクアップに対して一定相対速度（ｃＬ■）で回転制
   御され、少なくとも同期信号と情報の位置を示すアドレ
   ス信号吉を記録した円板状記録媒体であるディスクを用
   いて情報を記録又は再生する装置において、 前記ディスクを回転するためのディスクモータ及びその
   回転数に比例した周波数の信号を発生する回転検出器と
   、 前記ディスク上の信号を読み出すピンクアンプ装置、該
   ピックアップ装置を情報トラックに正確に追従させるた
   めのトラック追従ザーボ装置及びピックアップ装置をデ
   ィスクの半径方向に送る送りモータと、 前記ピックアップ装置の出力から前記同期信号を検出す
   るだめの同期信号検出回路及び前記アドレス信号を検出
   するためのアドレス信号検出回路と、 前記ディスクモータを所定の速度で回転させるために第
   １の回転基準発生回路の出力と前記同期信号とを速度比
   較又は位相比較しその信号によシ前記ディスクモータを
   回転制御する第１の回転制御回路と、 前記ディスクモータを希望する速度で回転させるために
   設定可変の第２の回転基準発生回路の出力と前記回転検
   出器の出力とを速度比較又は位相比較しその信号により
   前記ディスクモータを回転制御する第２の回転制御回路
   と、 前記第１の回転制御回路と第２の回転制御回路を切り替
   えるための切替回路と、 前記各構成要素に対し命令を出力し、装置全体をコント
   ロールする指令装置とを備えてなり、前記ピックアップ
   装置を前記ディスクの希望する半径位置に高速移動させ
   て目標のアドレスを検索するに際し、前記送りモータの
   制御回路に目標位置を与えてピックアップ装置を高速移
   動させると同時に前記第２の回転基準発生回路に目標ア
   ドレス位置における回転基準出力を発生させ、前記第２
   の回転制御回路によりディスクモータを回転制御すると
   ともに目標アドレスと前記アドレス検出回路の読出アド
   レスとの差が零になるように前記トラック追従ザーボ装
   置にトランクジャンプパルスを入力し、目標アドレスと
   読み出きれたアドレスの差が零になったことを検出して
   、前記ディスクモータの回転制御を前記第１の回転制御
   回路に切り替えることを特徴とするＣＬＶディスクのラ
   ンダムアクセス装置。