JPS63222373A

JPS63222373A - 情報読取装置

Info

Publication number: JPS63222373A
Application number: JP5541887A
Authority: JP
Inventors: Soujiyu Gotou; 荘授後藤
Original assignee: Kenwood KK
Current assignee: Kenwood KK
Priority date: 1987-03-12
Filing date: 1987-03-12
Publication date: 1988-09-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、たとえばディジタル・オーディオ書テープレ
コーダ等に適用できる情報読取装置に関し、ディジタル
データに変換されて磁気テープに記録された情報を読み
取る情報読取装置に関する。

（従来技術および問題点）この種、情報読取装置にはＰＬＩ、回路が用いられる。

しかし従来のＰＬＬ回路では磁気テープから再生された
ディジタルデータと電圧制御発振器の発振出力とを位相
比較し、その誤差電圧を積分して電圧制御発振器に制御
電圧として加えるように構成していた。

このため、磁気テープに記録されている所望ディジタル
データの位置を高速で捜索するような場合等、磁気ドラ
ムの回転数を一定ＫＬ、磁気テープの走行速度を増大さ
せたとき、磁気ヘッドと磁気テープとの相対速度が変化
する。この結果。

ＰＬＬ回路は上記の相対速度が変化したディジタルデー
タに追従するべく、ロックレンジが広げられていなけれ
ばならなかった。

しかし、ロックレンジを広げるためにＰＬＬ回路はその
ローノＪ？スフィルタでの低域ダインを大きく取らなけ
ればならず、低域ダインを大きく取るとＰＬＬ回路の帯
域が広がシ、キャプチャレンジも広くなり、ミスロック
を起し易くなってしまう問題点があった。

また、磁気テープの走行速度制御のためのＰＬＬ回路と
情報読取装置のＰＬＬ回路とはそれぞれ独立していた。

本発明は上記の問題点を解決した情報読取装置を提供す
ることを目的とする。

（問題点を解決するための手段）本発明は上記の問題点を解決するために次の如く構成し
た。

■χ化された情報が記録される情報記録担体と。

情報記録担体から情報を検出する第１検出手段と。

情報記録担体を駆動する駆動手段と、情報記録担体の移
動速度を検出する第２検出手段と、第２検出手段による
検出移動速度に応じた電圧を発生する電圧発生手段と、
第１検出手段から検出した情報を読み出すためのＰＬＬ
回路と、情報記録担体の移軸方向にともない電圧発生手
段からの発生電圧の極性を反転する極性反転手段と、情
報記録担体の移動速度または／および移軸方向を変化さ
せたとき電圧発生手段からの電圧を情報記録担体の移軸
方向に応じた極性でＰＬＪ、回路の一部を構成する電圧
制御発振器の制御電圧に加える加算手段とを備えた。

（作用）情報記録担体に記録されたＰＣＭ化情報は第１検出手段
によシ検出される。また情報記録担体は駆動手段によシ
駆動され、情報記録担体の移動速度は第２検出手段によ
って検出され、検出された移動速度に応じた電圧が電圧
発生手段によって発生される。また情報記録担体の移軸
方向にともなって電圧発生手段からの発生電圧の極性は
極性反転手段によって反転される。

一方、第１検出手段から検出された情報はＰＬＬ回路に
よシ読み出され、情報の読み出しに際し、情報記録担体
の移動速度または／および移軸方向を変化させて所望デ
ータ位置を捜索する所謂高速サーチのとき、電圧発生手
段からの電圧が情報記録担体の移軸方向に応じた極性で
ＰＬＬ回路の一部を構成する電圧制御器の制御電圧に加
算手段にょ夛加えられる。

したがって、高速サーチの場合Ｋ、情報記録担体と第１
検出手段との間の相対速度に変化が生じても、電圧制御
発振器の発振周波数が情報記録担体の移動速度、移軸方
向に応じて連続的に変化させられる。この結果、　ＰＬ
Ｌ回路における位相比較出力、すなわちエラー信号が情
報記録担体の移動速度によって大きく変化することはな
くなる。

（実施例）以下１本発明を実施例によシ説明する。

第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。

磁気チーｆ２９は回転ドラムｌに９０°巻付けられ、キ
ャプスタン２０によって走行駆動される。

回転ドラム１に設けた磁気ヘッド２ａ、２ｂは磁気テー
プ２９に当接したとき磁気チーｆ２９に記録されている
情報を読み取る。磁気ヘッド２ａ。

２ｂにて読み取られた情報はロータリトランス３ｍ、３
ｂを介して取シ出され、東イッチ増幅器４に供給する。

スイッチ増幅器４では、磁気ヘッド２ａ＊２ｂで得られ
た情報を増幅、波形等化して、磁気ヘッド２ｍ、２ｂに
よって得られた情報が交互に出力される。スイッチ増幅
器４からの出力データは波形整形回路５に供給して、必
要な周波数帯域が選別されて、波形整形され１位相比較
器６に供給される。

位相比較器６において波形整形回路５からの出力と電圧
制御発振器８からの出力とが位相比較され、位相比較に
よるエラー信号はローパスフィルタフに供給される。ロ
ーパスフィルタ７においてはＰＬＬ回路回路系が安定と
なるように補償を行ない　加算器２８を介して制御電圧
として電圧制御発振器８に供給し、制御電圧にともなっ
て電圧制御発振器８の発振周波数が制御される。

一方１回転ドラム１の回転数は周波数発生器９で検出さ
れ、その出力はヒステリシス増幅器１０に供給して増幅
する。基準発振器２１で発振させた基準周波数をプログ
ラム分周器２２で分周し。

分周された基帯周波数とヒステリシス増幅器１０で増幅
された周波数発生器９からの出力周波数とが周期比較器
１１で比較される。周期比較器１１の出力はロー・ぐス
フィルタで構成された補償回路１２を介してモータ駆動
回路１３に供給されて、ドラムモータ１４はモータ駆動
回路１３の出力によシ、周波数発生器９からの出力周波
数がプログラム分局器２２で分周された基準周波数に一
致するように制御される。

さらに一方、キャプスタン２０の回転数は周波数発生器
１５で検出され、その出力はヒステリシス増幅器１６に
供給して増幅する。基準発振器２１で発振させた基準周
波数をプログラム分局器２２で分周し１分周された基準
周波数とヒステリシス増幅器１６で増幅された周波数発
生器１５からの出力周波数とが周期比較器１７で比較さ
れる。

周期比較器１７の出力はロー／４スフイルタからなる補
償回路３０を介してモータ駆動回路１８に供給されて、
キャプスタンモータ１９はモータ駆動回路１８の出力に
よシ１周波数発生器１５からの出力周波数がプログラム
分局器２２で分周された基準周波数に一致するように制
御される。

ヒステリシス増幅器１６からの出力周波数は周波数／電
圧変換器２４に供給して電圧に変換し、変換された電圧
を基準電圧に対して反転する反転回路２５にて反転する
。周波数／電圧変換器２４の出力と反転回路２５の出力
とは、制御回路２３からの出力によシ磁気テープ２９の
走行方向にともなって、その一方を切替スイッチ２６に
よυ選択する。選択スイッチ２６を介して選択した出力
は制御回路２３によシ制御されるスイッチ２７を介して
ローパスフィルタからなる補償回路３１に供給し、補償
回路３１からの出力は加算器２８に供給してロー／４ス
フイルタフの出力と加算する。

なお、制御回路２３はプログラム分局器２２の分周比を
制御すると共に、切替スイッチ２６によシ反転回路２５
の出力が選択されたときすなわち。

高速巻き戻し方向が選択されたときモータ１９０回転方
向を反転するべくモータ駆動回路１８を制御する。

仮に１回転ドラム１がドラムモータ１４によシ一定周期
で回転駆動されている状態で、キャプスタン２０の回転
周期を再生方向に増加させていくと、磁気八ツ）’２ｍ
、２ｂとａ気チー７’２９との相対速度が変化する。こ
のため磁気チーｆ２９から得られたデイジタルテータを
読み取る為めクロック信号も上記の変化にしたがって変
化させなければならない。

高速捜索のために制御回路２３が再生早送シ（ＦＷＤ　
）方向にキャプスタン２０の回転速度を上昇させる場合
、制御回路２３はプログラム分局器２２から周期比較器
１７に送出する分周比を小さな値にする。プログラム分
局器２２からのこの分局比を受けて周期比較器１７から
補償回路３０を介してモータ駆動回路１８に高電位入力
が与えられ、キャプスタンモータ２０はｍ方にその回転
数が増加させられ、制御回路２３により指示された分局
比に対応する速度に磁気チーｆ２９が走行制御される。

同時に制御回路２３は切替スイッチ２６を周波数／電圧
変換器２４の出力側に選択し。

かつスイッチ２７をオン状態に制御する。この結果、キ
ャプスタン２０の回転速度が増大するにともなって１周
波数電圧変換器２４の出力電圧は増加させられ、補償回
路３１を介して加算器１８においてローフ４スフイルタ
フの出力電圧と加えられて、電圧制御発振器８の制御電
圧は増加させられる。したがって電圧制御発振器８の発
振周波数は増加させられる。そこで磁気テープ２９０走
行速度が速くなって磁気ヘッド２ｍ、２ｂとの相対速度
が速くなっても、電圧制御発振器８の発振周波数も対応
して増加しているため１位相比較器６からのエラー信号
が大きく変化することがなくなり、ミスロックしたシす
ることはない。

逆に、制御回路２３が、高速サーチのために高速巻き戻
しくＲＥＷ）方向に回転させるときは制御　　　　−回
路２３からモータ駆動回路１８にキャプスタンモータ逆
転駆動の信号が送出される。同時に切替スイッチ２６で
反転回路２５の出力側が選択され。

スイッチ２７はオン状態に制御される。この状態で上記
の場合と同様に制御回路２３によシ周期比較器１７に送
出される分局比が小さな値に制御される。したがって磁
気テープ２９は高速で巻き戻され１周波数／電圧変換器
２４の出力電圧は増加される。周波数／電圧変換器２４
の出力電圧は反転回路２５によって基単電圧に対して反
転され。

反転回路２５から逆極性の電圧が出力されることになシ
、この電圧は補償回路３１を介して加算器２８に加えら
れる。この結果、電圧制御発振器８の制御電圧は低下さ
せられた状態となシ、電圧制御発振器８の発振周波数は
減少する。したがって磁気テープ２９がＲＥＷ方向に駆
動されて磁気テープ２９と磁気ヘッド２ｍ、２ｂととの
相対速度が低下しても、電圧制御発振器８の発振周波数
も低下させられているため、位相比較器６からのエラー
信号が大きく変化することはなくなり、ミスロックした
シすることはない。

なお、上記の一実施例においては加算器２８をロー／Ｊ
？スフイルタフと電圧制御発振器８との間に設けたが、
加算器２８を位相比較器６とローｉ４スフイルタフとの
間に設けてもよい。

さらに、音声信号をＰＣＭ化して記憶するディジタル・
オーディオ・テープレコーダの他に、ディジタルデータ
は映像信号をＰＣＭ化したものであってもよい。

（発明の効果）以上説明した如く本発明によれば、高速サーチの場合に
情報記録担体と情報記録担体から情報を検出する第１検
出手段との間の相対速度に変化が生じても、電圧制御発
振器の発振周波数が情報記録担体の移動速度、移軸方向
に応じて連続的に変化させるようＫしたため、ＰＬＬ回
路における位相比較出力、すなわちエラー信号が情報記
録担体の移動速度によって大きく変化することはなくな
る。

したがってＰＬＬ回路の一部を構成するローフ４スフイ
ルの帯域を広く取る必要性はなくなり、ミスロックを防
止できるキャプチャー・レンジに設定すればよ（、ＰＬ
Ｌ回路としての安定度を増すことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のブロック図・１・・・回転
ドラム、２＆および２ｂ・・・磁気ヘッド。３ａおよび３ｂ・・・ロータリトランス、４・・・スイ
ッチ増幅器、ｐ・・・ＰＩａ路、６・・・位相比較器、
７・・・ローノ母スフイルタ、８・・・電圧制御発振器
、１５・・・周波数発生器、１６・・・ヒステリシス増
幅器、１７・・・周期比較器、１８・・・モータ駆動回
路、１９・・・キャプスタンモータ、２０・・・キャプ
スタン、２１−・・基準発振器、２２・・・プログラム
分局器、２３・・・制御回路、２４・・・周波数／電圧
変換器、２５・・・反転回路、２６・・・選択スイッチ
、２７・・・スイッチ。２８・・・加算器、３０および３１・・・補償回路。

Claims

【特許請求の範囲】

ＰＣＭ化された情報が記録される情報記録担体と、情報
記録担体から情報を検出する第１検出手段と、情報記録
担体を駆動する駆動手段と、情報記録担体の移動速度を
検出する第２検出手段と、第２検出手段による検出移動
速度に応じた電圧を発生する電圧発生手段と、第１検出
手段から検出した情報を読み出すためのＰＬＬ回路と、
情報記録担体の移動方向にともない電圧発生手段からの
発生電圧の極性を反転する極性反転手段と、情報記録担
体の移動速度または／および移動方向を変化させたとき
電圧発生手段からの電圧を情報記録担体の移軸方向に応
じた極性でＰＬＬ回路の一部を構成する電圧制御発振器
の制御電圧に加える加算手段とを備えた情報読取装置。