JP3080648B2 - 光学式ディスクの再生速度の切換装置 - Google Patents

光学式ディスクの再生速度の切換装置

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JP3080648B2 JP02340465A JP34046590A JP3080648B2 JP 3080648 B2 JP3080648 B2 JP 3080648B2 JP 02340465 A JP02340465 A JP 02340465A JP 34046590 A JP34046590 A JP 34046590A JP 3080648 B2 JP3080648 B2 JP 3080648B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は線速度一定(Constant Linear Velocity,以
下CLVと呼ぶ)で再生される光学式ディスクの再生速度
の切換装置に関するものである。
従来の技術 近年、光学式ディスク再生装置はコスト低減により普
及率が高まり、高品位な音楽ソースとしての地位を確保
し、またDAT(デジタルオーディオテープ)の普及とと
もにデジタルダビングのソースとしても重要な役割を果
たしている。以下、図面を参照しながら、従来の光学式
ディスクの再生速度の切換装置の一例について説明す
る。
第3図は、従来の光学式ディスクの再生速度の切換装
置のブロック図を示すものである。第3図において、1
は光学式ディスクDに記録された信号を読み取る光学ピ
ックアップである。光学式ディスクDはスピンドルモー
タ2によって回転される。光学ピックアップ1は、フォ
ーカス・トラッキング制御装置3によって、そのフォー
カスおよびトラッキングが制御される。4は信号処理装
置で、光学ピックアップ1から得られる再生信号を基準
クロックと比較してPLLを構成し、スピンドルモータ2
をCLV状態になるように制御し、そしてデジタルオーデ
ィオ信号を再生する。信号処理装置4から得られるデジ
タルオーディオ信号は、デジタルミュート装置5により
デジタル信号処理されてミュートがかけられるように構
成されている。6は信号再生の基本クロックを生成する
クロック発生装置で、このクロック発生装置6のクロッ
ク信号は、分周装置7により分周されて信号処理装置4
に送られる。8は所定時間をカウントするタイマー装置
である。また9は再生速度入力装置であり、再生速度を
入力し、その入力信号により分周装置7、デジタルミュ
ート装置5およびタイマー装置8を制御する。
以上のように構成された従来の光学式ディスクの再生
速度の切換装置について、以下その動作を説明する。
まず光学式ディスク(以下「ディスク」と略す)Dが
装着されると、このディスクDに記録された信号を光学
ピックアップ1によって読み取り、この光学ピックアッ
プ1によって得られた再生信号をフォーカス・トラッキ
ング制御装置3に入力し、そして光学ピックアップ1に
フィールドバックをかけ、制御する。一方、再生信号を
信号処理装置4にも入力する。また、クロック発生装置
6で生成されるクロック信号を分周装置7で分周し、こ
れを信号再生の基本クロックとして信号処理装置4に入
力する。信号処理装置4は前記基本クロックと光学ピッ
クアップ1からの再生信号とを位相比較してPLLを構成
し、ディスクDがCLV状態で回転するようにスピンドル
モータ2の回転を制御する。また信号処理装置4は、光
学ピックアップ1により得られる再生信号から、デジタ
ルオーディオ信号を再生する。このデジタルオーディオ
信号は、デジタルミュート装置5を経て、後段のD/Aコ
ンバータあるいはデジタルオーディオインターフェイス
へ転送される。
このように再生されている状態において、再生速度入
力装置9によって再生速度が切り換えられると、第4図
に示すようにまず分周装置7を制御して分周比を設定
し、デジタルミュート装置5によってミュートをかけ、
タイマー装置8を起動する。分周比を変えることにより
信号処理装置4に入力される基本クロックが変化するの
で、それまでのCLV状態がくずれ、再びCLV状態に引き込
むようにスピンドルモータ2にフィールドバックがかか
る。そして、所定時間が経過したことをタイマー装置8
で検出し、その時点でデジタルミュート装置5に指令を
与えて、ミュートを解除する。以上の動作フローチャー
トを第4図に示す。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、再生速度を切り
換えたときには、所定時間ミュートをかけて、その後に
ミュートを解除するだけであるので、スピンドルモータ
2のトルクのばらつきやPLLのロックレンジの差などに
より、ディスクDの回転がCLV状態にならないまま再生
音を出力することがあった。その結果、デジタルノイズ
が発生するという問題点と、前記所定時間分の再生部分
が再生されないという問題点とを有していた。
本発明は上記問題点に鑑み、再生途中で再生速度を切
り換えても、デジタルノイズが発生することがなく、ま
た再生欠落部分の発生もない光学式ディスクの再生速度
の切換装置を提供する。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の光学式ディスク
の再生速度の切換装置は、従来の光学式ディスクの再生
速度の切換装置に対して、信号処理装置から得られるサ
ブコード信号に含まれる光学ピックアップの現在位置情
報を記憶する現在位置記憶装置と、論理演算装置とを設
け、この論理演算装置によって、フォーカス・トラッキ
ング制御装置と前記信号処理装置とを制御してアクセス
動作や再生動作を行い、再生速度入力装置の信号によっ
てクロック信号の分周装置を制御し、デジタルミュート
装置を制御し、サブコード信号に含まれる現在位置情報
を前記現在位置記憶装置に記憶させながら、記憶されて
いる位置にアクセスするようにアクセス動作指令を与
え、前記信号処理装置からCLV状態を検出するようにし
たものである。
作用 本発明は上記した構成によって、再生途中で再生速度
を切り換えた場合、再生速度を切り換えた位置の現在位
置情報を現在位置記憶装置に記憶させ、記憶されている
位置にミュートをかけながらアクセスし、CLV状態にな
ったことを検出した後にアクセス動作を終了し、ミュー
トを解除する。その結果、確実にCLV状態になっている
ためにデジタルノイズの発生がなく、また再生速度を切
り換えた位置にアクセスして再生を再開するために再生
されない部分がなくなり、再生欠落部分もなくなること
になる。
実施例 以下、本発明の一実施例の光学式ディスクの再生速度
の切換装置について、図面を参照しながら説明する。
第1図は、本発明の一実施例における光学式ディスク
の再生速度の切換装置のブロック図を示すものである。
第1図において、10はディスクDに記録された信号を読
み取る光学ピックアップである。ディスクDはスピンド
ルモータ11によって回転される。光学ピックアップ10
は、フォーカス・トラッキング制御装置12によって、そ
のフォーカスおよびトラッキングが制御される。13は信
号処理装置で光学ピックアップ10から得られる再生信号
を基準クロックと比較してPLLを構成し、スピンドルモ
ータ11をCLV状態になるように制御し、そしてデジタル
オーディオ信号とサブコード信号とを再生する。信号処
理装置13から得られるデジタルオーディオ信号は、デジ
タルミュート装置14によりデジタル信号処理されてミュ
ートがかけられるように構成されている。15は信号再生
の基本クロックを生成するクロック発生装置で、このク
ロック発生装置15のクロック信号は、分周装置16により
分周されて信号処理装置13に送られる。17は再生速度を
入力する再生速度入力装置である。光学ピックアップ10
の現在位置情報は、信号処理装置13から得られるサブコ
ード信号に含まれ、現在位置記憶装置18によって記憶さ
れる。
19は論理演算装置で、フォーカス・トラッキング制御
装置12と信号処理装置13とを制御してアクセス動作や再
生動作を行い、再生速度入力装置17からの信号によって
クロックの分周装置16を制御し、デジタルミュート装置
14を制御し、サブコード信号に含まれる現在位置情報を
現在位置記憶装置18に記憶させながら、記憶されている
位置にアクセスするようにアクセス動作指令を与え、そ
して信号処理装置13からCLV状態を検出する。
以上のように構成された本発明の一実施例の光学式デ
ィスクの再生速度の切換装置について、以下、第1図お
よび第2図を用いてその動作を説明する。
まず、ディスクDが装着されるとこのディスクDに記
録された信号を光学ピックアップ10によって読み取り、
この光学ピックアップ10によって得られた再生信号をフ
ォーカス・トラッキング制御装置12に入力し、かつ光学
ピックアップ10にフィールドバックをかけ制御する。一
方、再生信号を信号処理装置13にも入力する。またクロ
ック発生装置15で生成されるクロック信号を分周装置16
で分周し、信号再生の基本クロックとして信号処理装置
13に入力する。信号処理装置13は前記基本クロックと光
学ピックアップ10からの再生信号とを位相比較してPLL
を構成し、ディスクDがCLV状態で回転するようにスピ
ンドルモータ11の回転を制御する。また信号処理装置13
は、光学ピックアップ10により得られる再生信号から、
デジタルオーディオ信号をサブコード信号とを再生す
る。デジタルオーディオ信号は、デジタルミュート装置
14を経て、後段のD/Aコンバータあるいはデジタルオー
ディオインターフェイスへ転送される。
このような再生状態において、再生速度入力装置17に
再生速度が入力されると、この再生速度入力装置17はそ
の再生速度情報を論理演算装置19に転送する。
論理演算装置19は、設定された再生速度になるように
分周装置16を制御してクロックの分周比の設定を行い、
デジタルミュート装置14を用いてミュートをかける。そ
して、現在位置情報をアクセスポイントとして現在位置
記憶装置18に記憶し、このアクセスポイントに向かって
アクセス動作を行う。そして、信号処理装置13によりア
クセスポイントに到達し、かつCLV状態になっているこ
とを検出してアクセス動作を終了し、デジタルミュート
装置14を用いてミュートを解除し、再生動作を再開す
る。
以上のように本実施例によれば、従来の光学式ディス
クの再生速度の切換装置に対して、信号処理装置13から
得られる光学ピックアップ10の現在位置情報を記憶する
現在位置記憶装置18と、論理演算装置19とを設け、この
論理演算装置19によって、フォーカス・トラッキング制
御装置12と信号処理装置13とを制御してアクセス動作や
再生動作を行い、再生速度入力装置17の信号によってク
ロック信号の分周装置16を制御し、デジタルミュート装
置14を制御し、サブコード信号に含まれる現在位置情報
を現在位置記憶装置18に記憶させながら、記憶されてい
る位置にアクセスするようにアクセス動作指令を与え、
信号処理装置13からCLV状態を検出するようにしたこと
により、再生途中で再生速度を切り換えた場合に、CLV
状態になるまでの間は再生音が出ないが、デジタルノイ
ズが発生することなく、また再生されない部分がないよ
うに、すなわち再生欠落部分がないようにすることがで
きる。
発明の効果 以上のように本発明は、従来の光学式ディスクの再生
速度の切換装置に対して、現在位置記憶装置と、アクセ
ス動作やCLV状態を検出する論理演算装置とを設けるこ
とにより、大きく再生速度を変化させてもデジタルノイ
ズが発生することなく、かつ再生欠落部分がないように
ディスクを再生することができる。今後、光学式ディス
クからDATにデジタル信号のままでタビングすることが
盛んになると思われるが、その際には再生速度を変化さ
せて行うことが多くなると考えられ、本発明を有効に利
用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における光学式ディスクの再
生速度の切換装置のブロック図、第2図は第1図の装置
の動作のフローチャート図、第3図は従来の光学式ディ
スクの再生速度の切換装置のブロック図、第4図は第3
図の装置の動作のフローチャート図である。 10……光学ピックアップ、12……フォーカス・トラッキ
ング制御装置、13……信号処理装置、14……デジタルミ
ュート装置、16……分周装置、17……再生速度入力装
置、18……現在位置記憶装置、19……論理演算装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学式再生ディスクに記録された信号を読
    み取る光学ピックアップのフォーカスおよびトラッキン
    グを制御するフォーカス・トラッキング制御装置と、前
    記光学ピックアップから得られる再生信号を基準クロッ
    クと比較してPLLを構成し、前記スピンドルモータを線
    速度一定になるように制御し、デジタルオーディオ信号
    とサブコード信号とを再生する信号処理装置と、前記信
    号処理装置から得られるデジタルオーディオ信号をデジ
    タル信号処理してミュートをかけるデジタルミュート装
    置と、信号再生の基本クロックを生成するクロック発生
    装置のクロック信号を分周して前記信号処理装置に送る
    分周装置と、再生速度を入力する再生速度入力装置と、
    前記信号処理装置から得られるサブコード信号に含まれ
    る光学ピックアップの現在位置情報を記憶する現在位置
    記憶装置と、前記フォーカス・トラッキング制御装置と
    信号処理装置とを制御してアクセス動作や再生動作を行
    い、前記再生速度入力装置の信号によって前記クロック
    信号の分周装置を制御し、前記デジタルミュート装置を
    制御し、前記サブコード信号に含まれる現在位置情報を
    前記現在位置記憶装置に記憶させながら、記憶されてい
    る位置にアクセスするようにアクセス動作指令を与え、
    かつ前記信号処理装置から線速度一定の状態を検出する
    論理演算装置とを備え、再生速度を切り換えたときに、
    デジタルミュートをかけ、再生速度を切り換えた位置に
    アクセスし、かつ線速度一定の状態になったことを検出
    してデジタルミュートを解除し、再生を再開するように
    した光学式ディスクの再生速度の切換装置。
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