JPS59113043A - 輸送ベルト用材料 - Google Patents

輸送ベルト用材料

Info

Publication number
JPS59113043A
JPS59113043A JP22012682A JP22012682A JPS59113043A JP S59113043 A JPS59113043 A JP S59113043A JP 22012682 A JP22012682 A JP 22012682A JP 22012682 A JP22012682 A JP 22012682A JP S59113043 A JPS59113043 A JP S59113043A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid amide
fatty acid
belt
adhesion
organic fatty
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22012682A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihide Fukahori
深堀 美英
Masao Ogawa
雅男 小川
Ryota Fujio
藤尾 亮太
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP22012682A priority Critical patent/JPS59113043A/ja
Publication of JPS59113043A publication Critical patent/JPS59113043A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Belt Conveyors (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は低付着性のベルト用材料に関し、さらに詳しく
はオイルサンドをはじめとする各種付着性物質のベルト
表面への付着を防止するこさを目的とする輸送ベルト用
材料に関する。
従来よりコンベアベルトなど輸送用ベルトはその表面に
輸送物が付着しやすく、その結果・輸送不能となったり
、また付着物を剥ぎとるなどの後始末に多額の費用と時
間を要するなどの問題が絶えなかった。したがっていか
にして低付着性のベルトを得るかは輸送ベルト業界にあ
っては長年の課題であった。
ところでこれらの付着性輸送物のうちでもオイルサント
のベルト表面への付着は著しく、従来のへルトカバーコ
ム自身では付着を防止することはほとんど不可能であっ
た。なおオイルサン1−オは重質油(ビチューメン)を
含んだ石英砂を主体とする粘土状物質であり、このヒチ
ーーメンから合成原油を製造することを目的としてカナ
ダ等で露天掘りされている。
そこでこの付着対策として従来はオイルサンドを載せる
前にコンヘアヘル(・上に灯油、不凍液あるいは界面活
性剤の水溶液などを塗布し、オイルサントの付着、肝要
化を防止することか行なわれてきた。しかしながらこれ
らの方法は設備費、材料費の増加による輸送のロス1−
アンプをもたらし、また灯油などを用いる場合は火災の
危険を増大させる等の問題かある。このため従来より、
灯油等の付着防止液を塗布しなくともオイルサンドの付
着をもたらすことのない輸送ベルト用ゴム材料の開発が
強く要望されていた。
本発明者らは上記事情に鑑み鋭意研究を進めた結果、特
定の有機脂肪酸アミドを配合した材料が優れた付着防止
効果を有し、特にオイルサンドの付着を効果的に防止す
ることが可能であり、したがってオイルサンドなど付着
性物質を輸送するためのベルト用材料として好適である
ことを見出しだ。
以下に本発明の詳細な説明する。
本発明のベルト用材料は有機脂肪酸アミドを原料ゴム組
成物に配合し架橋することによって得られるものである
本発明で用いる有機脂肪酸アミドとしては炭素数が5〜
26、好まし7くは炭素数が10〜25の脂肪酸アミド
である。具体的には例えはカプロン酸、ラウリン酸、パ
ルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、
エルカ酸、セロチン酸などをはじめとする飽和および不
飽和脂肪酸アミドである。これらの脂肪酸アミドは単独
で用いても、2種以上をブレンドして用いてもよい。
上記脂肪酸アミドの配合量はゴム組成物中のゴム100
重量部に対し2〜60重量部、特に3〜50重量部が好
ましい。脂肪酸アミドの配合量が2重量部未満の場合、
剥離効果が小さく、一方60重量部を超えると脂肪酸ア
ミ1−とゴム組成物との混合が非常にむずかしくなり、
得られた材料のコム物性が損なわれる。
前記脂肪酸アミドが配合される原料ゴムの種類には特に
制限はなく、天然ゴム、合成ゴムのいずれのものも使用
できる。この場合比較的極性の高いコム、例えはアクリ
ロニトリル−フタジエンコム(N B R) 、ウレタ
ンコム等ハモトより比較的極性の低い天然コム(NR)
 、ブタンエンコム(BR)、スチレン−ブタンエンコ
ム(SBR)、エチレンープロピレンーンエンゴl’=
 (E P D M )等でも好適に用いられ、付着性
物質の付着性を改善する。なお原料コムはその1種を単
独で使用してもよく、また2種以上をフレンドするよう
にしてもよい。
このように低付着性ベル1−用材料は原料コムに有機脂
肪酸アミドを配合することによ?て得られるが、この配
合物に、α、β−エチレン性不飽和カルボン酸、2価の
金属化合物、有機過酸化物を添加することにより、さら
に付着性の小さいベルト材料きなり得る。ここでα、β
−エチレン性不飽和カルボン酸とはメタクリル酸、アク
リル酸、エタクリル酸、マレイン酸、フマル酸などであ
り、特にメタクリル酸、アクリル酸が好適である。また
2価の金属化合物とは亜鉛、マグネシウム、カルシウム
、鉄などの酸化物、水酸化物、炭酸塩であり、酸化亜鉛
なとか特に優れている。一方有機過酸化物としてはジク
ミルパーオキサイド(DOPO)、11−ビス(t−ブ
チルパーオキシ) −8,8,5−) IJメヂルシク
ロヘキサン(P−3M)をはじめシーt−フチルバーオ
キサイド、25−ジメチル−25−ジ−t−フチルバー
オキシヘキサンなどのジアルキルパーオキ甘イドが用い
られる。これらの好適配合量はコム100重量部に対し
α、β−エチレン性不飽和カルボン酸5〜100重量部
、2価金属化合物3〜150重量部および有機過酸化物
02〜20重量部である。
上記添加物の他に芳香族第2級アミン化合物を添加する
ことによりベルト用材料として必要な破壊特性を向」ニ
させることが可能である。芳香族第2級アミン化合物と
してはN−イソプロピル−N′−フェニル−p−フェニ
レンジアミン、フェニル−α−ナフチルアミン、フェニ
ル−β〜ナフチルアミン、ジフェニル−p−フェニレン
ジアミン、p−イソプロピルジフェニルアミン、N、N
’−ジー2−ナフチル−p−フェニレン/アミンか有効
であり、これらの化合物をコム100重量部に対し01
重量部以上添加することが望ましい。
本発明のベルト用材料中には前記の配合組成に加え、さ
らに必要に応じて種々の配合剤を添加するこ吉ができる
。かかる配合剤としては、例えはカーボンフラノク、ホ
ワイトカーボン、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、
けいそう土、クレー等の無機補強剤あるいは充填剤、ポ
リメチルメタクリレート(PMMA)、ポリ塩化ビニル
(PVO)、塩化ヒニルー酢酸ビニル共重合体、ナイロ
ン、テフロン、ポリエチレンなどの有機粉末充填剤、さ
らに綿、ナイロン、ビニロン、強力人絹、スチールコー
ド等の繊維およびアミン類、アミンーアルテヒ1へ反応
物、アミンーケl−ン反応物、フェノール類、その他の
老化防止剤などが挙げられる。
本発明のベルト用材料は以上述べた配合組成物に適当な
架橋剤または加硫剤を用いて加硫することによって得ら
れる。
本発明の輸送ベルト用材料は、これを用いてコンベアベ
ルト等のベルト本体を製造することもでき、あるいはベ
ルトを被覆するカバーとして形成し、ベルト上をこのカ
バーで被覆するようにすることもできる。いずれにして
も輸送ベルトの表面がこの本発明ベル1−用材料にて形
成されていることが必要で、本発明ベル1−用材料を用
いた輸送ベルトは炭化水素系の粘稠な液体、半固体ある
いは固体(例えばビチューメン、アスファルト等)やこ
れらと無機質、有機質固体との混合物といった付着性物
質をはじめ各種付着性物質の輸送に用いられる。
本発明の輸送ベルト用材料は脂肪酸アミ1−が配合され
ているた、め、この脂肪酸アミドが少量づつ表面にフリ
ートすることにより比較的低温下でも付着防止効果を発
揮するので、ヒチーーメンを含むオイルサンド等の輸送
ベルト用材料として好適に用いられる。
このように本発明の輸送ベルト用材料を用いたコンベア
ベル1−等の輸送ベルトは灯油等の特別な付着防止液を
その都度塗布しなくともオイルサンド等の付着性物質の
付着を防止し得、このだめ輸送コストの低減、火災の防
止、メンテナンスの容易化等が達成されるものである。
次に実施例により本発明をさらに具体的に説明する。
実施例1〜5、比較例1〜2 ・ 第1表に示す配合組成によって得られたべ、ルト用
材料のシート状加硫物(]、 OCmX 6CTLX 
O,2cx)を後述のベルト付着量測定装置に取りつけ
、室温(20°C)におけるオイルサンドの付着量を測
定した。なお全ての実施例、比較例を通して付着性を相
対付着量−比較例1の付着を100としたときの相対付
着量−で表わしており、この値の小さいもの程付着性か
小さいことを示す。
なお相対付着量の測定法として次の方法によった。
第1図に示すようなエン1: b−スベルト1の数ケ所
に切り込みを入れてサンプル2を取付け、一方ベルトの
上方にオイルサンドを収容したホッパー3を設け、ここ
からオイルサンド4を定常的に等速度で落下させる。ヘ
ルドの回転につれてオイルサンドを載せたサンプルはプ
レスロール5の所へ運はれ、ここで強く圧着される。
なおプレスロールは適量の重り6で調整きれている。こ
のプロセスを30分間繰返し、1Ull定前後のサンプ
ルの重量測定から付着量を求める。
今回の測定においては、ヘルド速度40m/分、オイル
サンド落下速度35g/分であり、オイルサンドはカナ
ダより直送されたものを匣用した。
また各ベルト用材料の加硫条件はDOPO系は155℃
、80分、P−,9M系は150℃、80分、硫黄携は
145℃、25分とした。
第1表下欄の測定結果によればゴム種に関係なくエルカ
酸アミドの添加により付着性が大幅に低下していること
がわかる。
実施例6〜8 第2表に示された組成物の付着量を前と同様にして測定
した結果を同表の下欄に示す。
各種の脂肪酸アミドの添加によって付着量が非常に低下
していることがわかる。
以上の結果より特定の脂肪酸アミドを特定量添加した本
発明のベルト用材料は、オイルサンドの付着性を大幅に
低減さぜる効果を有することが明らかである。
【図面の簡単な説明】
図はベルトおよび取付はサンプルに対するオイルサンド
の付着性を測定するベルト付着量測定装置の概略図であ
る。 l  エンドレスヘルド  2 ・・サンプル3−ホッ
パー      4  オイルサンド5 ・プレスロー
ル    6 ・・重 り特許出願人 フリチストンタ
イヤ株式会社代理人 弁理士 伊 東   彰

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 炭素数5〜26の有機脂肪酸アミドをコム100重量部
    に対し2〜60重量部配合してなる低付着性ベルト用材
JP22012682A 1982-12-17 1982-12-17 輸送ベルト用材料 Pending JPS59113043A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22012682A JPS59113043A (ja) 1982-12-17 1982-12-17 輸送ベルト用材料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22012682A JPS59113043A (ja) 1982-12-17 1982-12-17 輸送ベルト用材料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS59113043A true JPS59113043A (ja) 1984-06-29

Family

ID=16746312

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22012682A Pending JPS59113043A (ja) 1982-12-17 1982-12-17 輸送ベルト用材料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59113043A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4674622A (en) * 1985-08-14 1987-06-23 Bridgestone Corporation Conveyor belt
JPH044255A (ja) * 1990-04-20 1992-01-08 Sanyo Chem Ind Ltd 合成皮革表皮層用ポリウレタン組成物及び合成皮革

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4674622A (en) * 1985-08-14 1987-06-23 Bridgestone Corporation Conveyor belt
JPH044255A (ja) * 1990-04-20 1992-01-08 Sanyo Chem Ind Ltd 合成皮革表皮層用ポリウレタン組成物及び合成皮革

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2633732B2 (ja) 低灰分のカーボンブラックを混和したスキム配合物
FR2505344A1 (fr) Procede de production de vulcanisats de caoutchoucs
WO2014062043A1 (en) Devulcanizing agent for production of reclaim rubber powder
NL8004246A (nl) Silaan/vulstofpreparaten; werkwijze voor de bereiding daarvan; toepassing daarvan.
JPH0236246A (ja) 高分子組成物
EP1022306B1 (en) Rubber composition
JPS5889632A (ja) ゴム組成物
JPH0314062B2 (ja)
JP6697960B2 (ja) コンベヤベルト用ゴム組成物及びコンベヤベルト
JPS59113043A (ja) 輸送ベルト用材料
JP2003041062A (ja) ゴム組成物、および、それを用いたコンベヤベルト
US4517332A (en) Rubber composition containing a silicone raw rubber
JPS6124409B2 (ja)
JPS60147450A (ja) タイヤトレツドゴム組成物
JPH1036567A (ja) 運搬ベルト
TWI225876B (en) In situ preparation of A bis-(benzothiazolesulfen) amide in a polymeric matrix
JPH04359939A (ja) ゴム組成物
JP3727749B2 (ja) 非付着性パイプコンベヤベルト
EP0208505A1 (en) Method of bonding vulcanisable rubber compositions to metals
US2977344A (en) Butyl rubber cured in the presence of a combination of accelerators
RU2172750C2 (ru) Вулканизуемая резиновая смесь для получения твердых резин
JPH10330541A (ja) 変性ポリブタジエンゴム及びそれを含むゴム組成物
JP3260598B2 (ja) 耐熱コンベヤベルト
JPS6126578B2 (ja)
KR0177642B1 (ko) 접착증진제로서 폴리페닐렌설파이드를 함유한 타이어 고무조성물