JPS5868557A - 密封スリ−ブ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、回転駆動継手の弾性材料製密封スリーブであ
って、密封スリーブの径の大きい方の端部が外継手部材
に密封固定してあり、径の小さい方の端部が軸に密封固
定してあり、外継手部材とあるいは、角度運動および軸
線方向運動を行うことができる形式のものに関する。

密封用折返しを同定した保護キャップを密封スリーブに
設けた継手用密封部材は公知である（例えば、***公告
第２，０５５，１８１号）。この場合、通常、弾性材料
（例えば、ゴム）から成る密封スリーブを使用する。し
かしながら、この場合、密封χリープを固定する保護キ
ャップは鋼板から作製しなければならず、更に、保護キ
ャップ自体も継手に固定しなければならない。

更に、帯状クランプで外継手部材に固定する密封入り−
プも公知である（例えば、***実用新案第６．８０９．
３５９号）。この場合、装着作業を注意深（行わなけれ
ば、確実な密封状態が得られない。即ち、帯状クランプ
を過度に祷付けると、密封スリーブが破損したり、更に
、確実な保持が常に保証されるとは限らない。

従って、本発明の目的は、補助固定手段を使用すること
なく完全な密封を行い得る確実な密封スリーブを創生ず
ることにある。

この目的は、本発明にもとづき、密封スリーブの径の大
きい方の端部に、半径方向外方へ延び外継手部材の端面
と共曽する密封面を設け、密封面の半径方向外側の端部
に、外継手部材の外径に対応する内径を有する円筒形部
分を１！！続し、円筒形部分を外継手部材に密封固定し
、密封面および円筒形部分を、残余の密封スリーブと同
一の材料から構成することによって、達成される。

この種の密封スリーブには、製造コストが安く、取付・
固定が簡単であると言う利点がある。密封スリーブの接
続要素は、密封スリーブと同一の材料から構成するので
、固定に必要な上記の接続キャップは、直接、密封スリ
ーブに設けることができる。べｐ−は、慣用のベローと
同一であるので、軸線方向相対運動および角度連動のた
めに密封スリーブに補助手段を設ける必要はない。

別の本質的特徴にもとづき、密封ス、リーブの径の小さ
い方の端部に密封リップを設ける。

この構成には、密封リップの径の小さい方の固定端に、
補助固定手段を使用する必要がなく、密封リップの適切
な形状（例えば、スクレッパの゛如き形状）によって、
潤滑剤の漏出が防止されると言う利点がある。

汚物の侵入および潤滑剤の漏出を防止するため、別の本
質的特徴にもとづき、密封スリーブの径の小さい方の端
部には、少くとも６つの密封リップを設け、露出した外
側の密封リップは、継手とは反対の方向へ延ばし、中央
の密封リップは、駆動軸の中心軸線に対して本質的に垂
直に延ばし、内部スペース内の密封リップは、継手の方
向へ延びている、というｗ成にする。

更に、本発明による他の構成では、密封スリーブ（６）
の密封面（６）の範囲には、はぼ縦軸線の方向へ延びる
リプを外面に分布させて設ける。

この構成には、上記リプが、接続部分の補強材として役
立ち、従って、接続部分の肉厚を薄くでき、更に上記補
助リプが継手周辺の換気に役立つと言う利点がある。こ
の換気作用によって、上記範囲の空気が動くので、継手
が冷却される。この場合も、リプを傾斜した状態で段重
することができる。

補助固定手段を使用することなく、外継手部材に接続部
分をスナップ結合できるよう、別の特徴にもとづき、密
封スリーブの円筒形部分に、周面にわたって延び、外継
手部材に向き、継手の対応するミゾに係合する突起を設
ける。

更に、円筒形部分と密封面との間の移行範囲には、継手
内部に向く側に、全周にわたって延びる突起あるいは局
面に分布させた複数の突起をストッパとして設けること
を提案する。

この楓の突起は、継手駆動中の脱落防止に役立つ。複数
の突起を周面に分布させて設置した場合、突起の間のミ
ゾは、グリスの交換に役立つ。ミゾを介するこのグリス
交換は、屈曲角が大きい場合に特に有利に作用する。

密封リップを設けた径の小さい方の密封スリーブ（３）
の端部が駆動軸上を特に適切に滑動し得るよう、軸の外
面には、少くとも密封リップの作動範囲に、被覆を施す
。

短時間、最大作動角度よりも大きく屈曲できるよう、密
封スリーブの中間円筒形部分は、継手が過大に屈曲した
際に弾性変形できるよう、弾性材からＳｔ成する。

本発明の好ましい実施例を図面に示した。

第１図に、自動車用駆動継手を示した。この駆動継手は
、駆動軸１と本来の継手２とから成る。

継手は、例えば、外継手部材、内継手部材、ポールのナ
ージおよびボールから構成されているが、別種の継手も
使用できる。駆動軸１は、継手２の１部分に結合しであ
る。継手２の内部には潤滑剤が充填しである。継手の汚
染および破損を防止するため、継手の開放端側は、弾性
材料製密封スリーブ３でｗｇ鎖しである。密封スリーブ
３は、継手２および駆動軸１に固定するため、径の大き
い端部４および径の小さい端部５を有する。

径の大きい方の端部４は、半径方向へ延びる密封面６と
軸線方向へ延びる部分７とから成る。この部分７は、本
質的に円筒形に構成してあり、継手２のミゾ９に係合す
る突起８を有する。更に、跳反リング１０を設けること
もできる。突起１１は、継手２に対して当接するストツ
ノずとして役立つＯ 密封スリーブ３の径の小さい方の端部５には、６つの密
封リップ１２が設けである。これらのうち、密封リップ
１２Ａは、外方へ向き、汚物の侵入を防止し、密封リッ
プ１２Ｂは、内方へ向き、継手内部の潤滑剤の漏出を防
止し、密封リップ１２０は、本来の接触密封部材として
曽く。

更に、継手周辺の換気を行うことによって、継手の回転
中に、継手を冷却を可能にする。空気の移動を惹起する
リブ１６が設けである。

第２図に、密封面６および円筒形部分７が当接する継手
２の１部分の拡大図を示した。突起１１は、継手２の端
面に当接する。円筒形部分７および密封面６を薄い材料
から構成した場合、１】プ１３は密封スリーブの補強に
も役立つ。更に、固定用帯材４を設けることもできる。

第６図の実施例では、突起８が、継手２の外面のミゾ９
に係合し、スナップ結合を形成する。この場合、補助固
定手段を使用する必要はない。

第４図に、継手２が屈曲した状態を示した。この場合、
密封スリーブ３は、折畳まれて、軸線方向に延びるヒダ
を形成する。

第５図は、基本的に第４図と同様であるが、この場合、
継手２および駆動軸１は、第４図に示した最大作動角度
よりも大きく屈曲している。継手２が適度に屈曲した場
合、＄５図から明らかな如く、円筒形部分１８が弾性的
に変形する。正常位置にもどると、円筒形部分７が弾性
的に復元する。

第６図の実施例は、原理的には先行実施例と同一である
が、継手２がディスク継手として構成しである点が興な
る。即ち、外継手部材は、円筒ディスク状要素として構
成してあり、継手を内定するため、継手７ランジが必要
である。継手の固定のため、外継手部材を貫通するボル
ト１６が設けてあり、従って、密封スリーブ１６には、
対応する孔１７を設ける必要がある。その他の構造は、
既述の構造に対応する。

第７図に、第６図と同様であるが、密封スリープ３の径
の小さい方の端部５に密封リップ１２が設けてなく、固
定用帯材で固定を行った点が異なる実施例を示した。径
の大きい方の端部４は、同じく、密封面６、円筒形部分
７および突起８によって固定しである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、駆動軸および密封スリーブを備えた継手の断
面図、 第２ｘおよび第３図は、固定形式を示す図面、第４図お
よび第５図は、屈曲状態を示す図面、第６図は、固定ボ
ルトで固定するディスク継手に使用する襠封スリーブの
別の実施例の図面、第７ＦＡは、径の小ざい方の端部を
通常の方法で固定した蟹ｉスリーブの別の実施例の図面
である。 １・・駆動幅　　　　　２・・継　手 ３・・密封スリーブ　　４・・大きい方の端部５・・小
さい万の端部　６・・密封面 ７・・円筒形部分　　　８・・突　起 ９・・ミ　ゾ　　　　１０・・跳反リング１１・・突起 １２ｔ１２Ａｓ１２Ｂｓ１２０＝密封リツプ１６・・リ
　プ　　　　１４・・固定用帯材１５・・駆動軸の外面
　１６・・ネ　ジ１７・・孔　　　　　　１８−円筒状
部分ＦＩＧ、Ｉ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）回転駆動継手の弾性材料製密封スリーブであって、
   密封スリーブの径の大きい方の端部が外継手部材に密封
   固定してあり、径の小さい方の端部が軸に密封固定して
   あり、外継手部材と軸とが、相対的に、角度連動を行う
   ことができる形式のものにおいて、密封スリーブ（３）
   の径の大きい方の端部（４）が、半径方向外方へ延び外
   継手部材の端面と共働する密封面（６）を有し、密封面
   （６）の半径方向外側の端部には、外継手部材の外径に
   対応する内径を有する円筒形部分（７）が接続してあり
   、円筒形部分（７）は、外継手部材に密封固定してあり
   、密封面（６）および円筒形部分（７）が、残余の密封
   スリーブ（６）と同一の材料から成ることを１＃微とす
   る１１ｍスリーブ。 ２）密封スリーブ（３）の径の小さい方の端部（５）が
   、密封リップ（１２）を有することを特徴とする特許請
   求の範囲第１項記載の密封スリーブ。 ３）密封スリーブ（３）の径の小さい方の端部（５）に
   は少くとも３つの密封リップ（１２ム。 １２Ｂ、１２ａ）が設けてあり、露出した外側の密封リ
   ップ（１２ム）は、継手（４）とは反対の方向へ延びて
   おり、中央の密封リップ（１２ｏ）は、駆動軸（１）の
   中心軸線に対して本質的に垂直に延びており、内部スペ
   ース内の密封リップ（１２Ｂ）は、継手（２）の方向へ
   延びていることを特徴とする特Ｗ′ｆ！１１求のｌｌ！
   ｉ囲第１項第１項第２項記載の密封スリーブ。 ４）密封スリーブ（３）の密封面（６）の範囲には、は
   ぼ縦軸線の方向へ延びるリプ（１６）が、外面に分布さ
   せて設けであることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載の密封スリーブ。 ５）密封スリーブ（３）の円筒形部分（７）には、１１
   １面にわたって延び、外継手部材に向き、継手（２）の
   対応、する之ゾ（９）に係合する突起（８＞が設けであ
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の密封ス
   リーブ。 ６）円ｇｉ形部分（７）と密封面（６）との間の移行範
   Ｈには、継手内部に向く側に、全周にわたって延びる突
   起（１１）あるいは局面に分布させた複数の突起（１１
   ）がストッパとして設けであることを特徴とする特許請
   求の範囲第１項記載の密封スリーブ。 ７）軸（１）の外面（１５）には、少くとも密封スリー
   ブ（６）の密封リップの作動範囲に、被覆が施しである
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の密封スリ
   ーブ− ８）密封スリーブ（６）の中間円筒形部分（１８）は、
   継手（２）が過大に屈曲した際に弾性変形できるよう、
   弾性的に構成しであることを特徴とする特許請求の範囲
   第１項記載の密封スリーブ。