JPS5855278B2 - フアイバパルプ懸濁液の処理方法及びこの方法を実施するための装置 - Google Patents

フアイバパルプ懸濁液の処理方法及びこの方法を実施するための装置

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JPS5855278B2
JPS5855278B2 JP50025535A JP2553575A JPS5855278B2 JP S5855278 B2 JPS5855278 B2 JP S5855278B2 JP 50025535 A JP50025535 A JP 50025535A JP 2553575 A JP2553575 A JP 2553575A JP S5855278 B2 JPS5855278 B2 JP S5855278B2
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suspension
pulp suspension
gradually
stationary wall
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Publication of JPS5855278B2 publication Critical patent/JPS5855278B2/ja
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21CPRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
    • D21C9/00After-treatment of cellulose pulp, e.g. of wood pulp, or cotton linters ; Treatment of dilute or dewatered pulp or process improvement taking place after obtaining the raw cellulosic material and not provided for elsewhere
    • D21C9/02Washing ; Displacing cooking or pulp-treating liquors contained in the pulp by fluids, e.g. wash water or other pulp-treating agents
    • D21C9/06Washing ; Displacing cooking or pulp-treating liquors contained in the pulp by fluids, e.g. wash water or other pulp-treating agents in filters ; Washing of concentrated pulp, e.g. pulp mats, on filtering surfaces
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F9/00Complete machines for making continuous webs of paper
    • D21F9/04Complete machines for making continuous webs of paper of the cylinder type
    • D21F9/046Complete machines for making continuous webs of paper of the cylinder type with non-immersed cylinder

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は液体含有物質の混合物、好ましくはファイバパ
ルプ懸濁液の脱水及び洗浄法と、この方法を実施するた
めの装置に関する。
本発明方法は実質上次のような特徴を有している。
供給されるファイバパルプ懸濁液の圧力を低下させ、こ
の圧力が低下されたファイバパルプ懸濁液を第1の方向
および第2の方向から互いに合流する方向に向って移送
しつつ、即ち、内側をシリンダ状回転スクリーン部材で
規定され、半径方向の外側をスクリーン部材に対向して
連続的に伸延する静止壁によって規定される一対のアー
ク状ダクト内部をそれぞれこれらの一対のアーク状ダク
トが合流する方向に向ってファイバパルプ懸濁液を移送
しつつ、それぞれの懸濁液を圧縮した後、徐々に膨張さ
せつつ処理液を上記懸濁液に作用させ、この処理液で処
理された懸濁液を再び圧縮し、この再び圧縮された両方
向からの懸濁液を合流点で合流し挟圧する、即ち一対の
アーク状ダクトを形成するシリンダ状回転スクリーン部
材間で挟圧するという方法でファイバパルプ懸濁液を処
理する。
この方法を実施するための装置の実質的な特徴は静止壁
部材が連結されるように並設されており、夫々逆方向に
回転する回転スクリーン部材がニップを形成するように
、所定のギャップを有して配設された2本のアーク状ダ
クトにある。
これらのダクトは夫々ファイバパルプ懸濁液の移動方向
に於いて、ファイバパルプ懸濁液を圧縮して濃縮するた
めにその横断面が次第に小さくなる第1部分と、ファイ
バパルプ懸濁液を膨張させるためにその横断面が次第に
大きくなり且つ処理液、好ましくは洗液の入口を有する
第2部分と、前記第1部分と同様にファイバパルプ懸濁
液を圧縮して処理するために横断面が次第に小さくなる
と共に前記ニップ部が後続する第3部分とから構成され
ている。
ダクトは更に内側をシリンダ状スクリーン部材、好まし
くはスクリーニングドラム(有孔ロール)、そして半径
方向の外側をスクリーニングドラムに対向し連続的に伸
延する静止壁で夫々規定されている。
この壁部材は、夫々がスクリーン部材に対して調整可能
で、しかもスクリーン部材に対して望ましい距離に調整
して固定することの可能な隣接し合う2個あるいはそれ
以上の壁部分として形成されていてもよい。
本発明の基本的条件を第1図と第2図に関して詳しく説
明する。
ファイバパルプ懸濁液は濃度16%、好ましくは3−4
%で第1図において左右両側に設けられている入口1(
第2図には図示されていない)から供給され、それぞれ
反時計方向および時計方向に相当する第1の方向および
第2の方向から互に合流する方向に向って移送される。
つづいて懸濁液ダクト2,2’に通される。このダクト
は懸濁液の移動方向に次第にその横断面が小さくなって
いて、そこで濃縮と圧縮が行われる。
液体はスクリーン部材3,3′を介して流出するので、
出口5,5′に近接して設けられているダク) 2 、
2’の部分4,4′では、ファイバパルプ懸濁液は圧縮
されて、ダクトに入った時の濃度の約2−3倍、即ち3
−12%の濃度のファイバマット即ちファイバウェブが
形成される。
5,5′に於いてダク) 2 、2’は、ファイバウェ
ブの移動方向に次第にその横断面が大きくなろダク)
6 、6’に変形する。
処理液(洗液) 7 、7’が入口8,8′を介してダ
ク)6,6’へ供給され、面積変化を補償すると共に、
ダクト2,21に沿って付随してきた液体即ちスクリー
ン部材3,3′を介して脱水された後に残存する液体中
の全部又は1部のファイバウェブの変位を補償する。
すなわち、面積変化及びファイバの変位によって形成さ
れた間隙内に処理液が浸透する。
面積の増加は、第1図の符号によればb:aである。
この拡大比の好ましい値は1.1:1〜2.5:1であ
る。
仮りにファイバウェブな2.5:1以上に膨張させると
すれば、淀んで流通しないウェブ部分即ちファイバ塊を
発生させるかもしれず、この塊はファイバの変位と洗浄
とを不均質にし、ダクトを閉塞する危険性をも含んでい
る。
約15:1、好ましくは約1.2二1の拡大比を選択す
ることが望ましい。
一定条件下では約1.05:1のような小さい拡大比を
選択してもよい。
これらはわずか5%の拡大となる。処理ゾーン、即ち洗
浄ゾーンには、膨張ゾーンと称してもよいダク) 6
、6’に加えて、圧縮ゾーン9,9′、即ちダクト2,
2’と同様に次第にその横断面が小さくなるダクトが含
まれている。
この圧縮ゾーンでファイバウェブによる排除の大部分が
完成され、排除された液体はスクリーニング部分3,3
′を通って流出する。
第1図の具体例に於いて、膨張シー76.6′と端部が
10,10’となっている圧縮ゾーン9,9′とから成
る洗浄ゾーンの占める割合は、ローラ即ちスクリーンケ
ーシング3′の円周の1/4以下である。
この洗浄ゾーンはローラ円周の約1/4に等しくてもよ
く、それよりもやや大きくてもよい。
第1圧縮ゾーン2′に入る時の濃度が3−4%で、この
ゾーンから出る時の濃度が6−8%であったときに、特
別に優れた洗浄効果が得られた。
膨張ゾーン6.6′で0−6又は8%の濃度勾配、10
′で8−16%の濃度が得られる筈である。
ニップ11(第1図参照)では35−45%、通例は約
40%に至る一層高い濃度が得られる。
洗浄ゾーンは第1圧縮ゾーン2,2′対して5゜5′で
境界づげられており、10,10’で後続する第3の部
分に対して境界づげられている。
このために洗液はわずかにゾーン2.z内部の低濃度の
ファイバウェブ中の液体と混合されるだけである。
かくしてファイバウェブの移動方向と逆の方向に洗液が
流動するのが防止される。
限定された洗浄ゾーン6.6’、9,9’は更にこのゾ
ーン中の圧力が、供給洗液量によって制御され得るとい
う利点を有している。
洗浄ゾーン内部の圧力はその外部の圧力条件から実質的
に独立している。
洗液が比較的高い濃度のファイバウェブと強力に混合さ
れるように洗液が添加され、その後にファイバウェブが
25−60%まで圧縮されるならば、かなり短かい膨張
ゾーンでも良好な洗浄効果を得ることが可能である。
洗浄装置が配備された公知のローラプレスでは、ファイ
バパルプ懸濁液の流動と洗液の添加とを制御することが
困難である。
この困難は第一に洗浄ゾーンが規定されていないという
事実にその原因があり、本発明ではそれに対し洗浄ゾー
ンの規定乃至限定を主題としている。
洗浄ゾーンが規定乃至限定されていない場合、得られる
ファイバウェブは不均質で、溝が形成される虞れがある
この結果閉塞の危険性が高くなり、洗浄が十分に行なわ
れ難い。
本発明の主題によるとこのような欠点が除去される。
第3図は本発明ローラプレスの具体例の端断面図であり
、第5図は同一のローラプレスの側端断面図である。
2個の逆方向に回転するローラ(回転スクリーン)12
がトラフ内部に一部没入したかたちで配備されている。
このトラフは上下方向に可動のシェル部分(静止壁)1
4と2個の端壁部分15とから構成されており、この端
壁部分も可動である。
トラフユニット14,15は静止トラフフレームにシー
ルされて連結されている。
この静止トラフフレームは2個のスタンド部分16と、
沢液用排水ボックス17と、ベアリング19を備えた4
個のベアリングハウジング18とから成り、ベアリング
ハウジングは車軸13に亘るローラ12を保持している
ローラはジャーナル20に連結された駆動手段(図示さ
れていない)により駆動される。
ローラの駆動には回転数の少さい油圧モータを使用する
ことが望ましい。
このようなモータが2個の車軸ジャーナル20の夫々に
直接装着されていてもよい。
そうすれば速度調整とローラQ逆方向回転の両問題が簡
単な方法で解決されることになり、特にローラの逆方向
回転は中間に歯車装置を用いなくても解決される。
各ローラ上に2個、即ち両側に1個づつ配置されてもよ
い油圧モータは図示されていない。
静止トラフフレーム16,17.18には更にトラフ上
部構造物21と、ファイバウェブの方向を変えるドクタ
22とドクタテーフル23とが連結されている。
ファイバパルプ懸濁液/ファイバウェブを包囲するトラ
フは重圧、好ましくは0.1−1.5ゲージ圧下にあり
、シールストリップ24,25等がそのためにローラの
周囲とローラの端壁とに夫々設けられている。
ローラのシェル表面は孔あるいはスロットを備えていて
もよい。
有孔シェルの具体例を第3図に於いて孔26により示す
、トラフフレームとスタンドフレームには必要な連結体
、即ちファイバパルプ懸濁液用人口27と脱水及び排除
ゾーンからの流出f成用出口28と処理液(洗液)用人
口29とが配備されている。
トラツユニラN4,15の前記運動は油圧、空気圧又は
機械装置、あるいはそのような装置の組合せにより実施
され得ろ。
第3図、第5図には油圧装置が図示されているこの装置
は4個の油圧シリンダ30から成り、そのピストンロン
ドが可動トラフユニット14,15を作動させる。
上方位置に於いてトラフユニットを精密に調整すること
が可能で、例えば可動トラフユニット内部に締結されて
いる止めねじ31、スイングアーム32とトラフフレー
ムに装着されている静止ブラケット33によって固定し
得る。
この操作は次のようにして行われる。
トラフユニットが沈下後上方へ移動されるとき、各アー
ム32は第5図に於いて図中平面に対して垂直な位置ま
で旋回される。
油圧シリンダ30がトラフを所望の水準まで上方移動し
終えると、アーム32はブラケット33の上方を内方へ
旋回されるので、第5図の位置が得られる。
その後アーム32は戻り止めナツト等により固定される
トラフユニットの上方位置を適切に調節しているとき、
トラフユニットは油圧シリンダ上に静止して保持される
のが好ましい。
その結果止めねじ31の圧力が軽減される。
トラフユニットは操作中ブラケット33上に静止し、シ
ール表面34(第3図)と35(第5図)に於いてトラ
フフレームに対してシールするように設計されている。
このようなトラフユニットの可動性はいくつかの利点を
もたらす。
ローラとトラフシェル部分14との間隔を調整して取付
けることが可能なので、最良の洗浄効果が得られる。
そして閉塞即ち目詰り後、沈下位置で容易に効果的にト
ラフユニットを清掃することが可能である。
更にローラとトラフシェル部分との間隔は生産量、パル
プ種、入ってくるときの濃度、パルプ温度等を考慮して
装着することが可能である。
本発明に於けるローラプレスの機能については第1図を
参照して既に説明したので、こ工では第3図、第5図の
具体例に関し簡単に付記する。
ファイバパルプ懸濁液は入口27を介してローラプレス
へ供給される。
入口空間36への均一な供給を確実にするために、複数
個の入口が各側に配置されている。
この空間からファイバパルプ懸濁液は圧縮ゾーン(第1
部分)37へ流動し、つづいてファイバウェブ状で第1
洗浄ゾーン38と第2洗浄ゾーン39へ至る。
この両洗浄ゾーンはファイバウェブの移動方向でまず次
第に大きくなり(第2部分)、その後又次第に小さくな
る(第3部分)横断面を有している。
ファイバウェブが第2洗浄ゾーンを離れた後、ニップ4
0で脱水と圧縮が更に与えられる。
つづいてファイバウェブはドクタ22によりローラ12
上を誘導され、ローラプレスからドクタテーフル23上
を連続して流出される。
第4図は第3図の具体例とトラフユニットの調整法のみ
が異なる具体例を示す。
シェル部分41゜42とトラフユニットの端壁部分43
,44とは可動である代わりにピン45の周囲で旋回自
在である。
このピン45はトラフフレームに堅く連結されたビーム
46上に保持されている。
旋回自在のトラフユニット41と42とのシェル部分は
ピン45まで伸延し、そこで静止ビーム46の側面47
へと変形している。
旋回運動は油圧シリンダ48によって行われ、この油圧
シリンダは第3図の具体例のシリンダと類似の方法で設
置されている。
止めねじ31とスイングアーム32とを用いてのトラフ
ユニットの上方位置に於ける精緻な調節と固定に関して
も同様である。
そこで操作中トラフユニットはブラケット33(第5図
)上に静止し、シール表面49(第4図)と35(第5
図)とに於いてトラフフレームに対してその全周囲をシ
ールする。
第6図はローラ12の全長に亘ってファイバパルプ懸濁
液を一様に分配するための特に好ましい入口空間51付
き人口ボックス50を示す。
ファイバパルプ懸濁液は入口ソケット52を介して充填
される。
この入口ソケットは水平ソケット27として入口ボック
スの1縦方向側面上に装着されていても、又ローラ12
の軸線に平行に流入するように入口ボックスの端部分上
に配置されていてもよい。
この選択に基づいて入口ボックス上に同−流入方向又は
種々の流入方向を有する1個又はそれ以上の入口ソケッ
トが設けられてもよい。
入口空間51はローラプレスの圧縮シー737に、狭く
且つ好ましくは調節可能なギャップ53を介して連通し
ている。
このギャップをファイバパルプ懸濁液は高速度で通過す
る。
その結果ギャップ中に生じる圧力低下は、ローラの軸方
向に於げるファイバパルプ懸濁液の一様な分配を推進す
る。
これはギャップ53に沿って入口空間51中の圧力が小
変化はあっても一定に維持され得るからである。
この圧力低下はギャップの長手方向に設けられたギャッ
プ面積と等しい流動面積を有する一列の孔(開口部)に
よっても得られる。
入ロソケツ)52,27が入口ボックス51゜360端
部分上に設けられているならば、ファイバパルプ懸濁液
の軸流方向で横断面が縮少するようにボックスが形成さ
れていることが好ましい。
ギヤツブ巾はパルプ種、入ってくる時の濃度、容量及び
その他の操作条件に左右されるが、110mmの値をと
り得る。
図示されているギャップは実質的に水平方向であるが、
他の方向、例えば実質的に垂直方向であってもよい。
ギャップの後ではファイバパルプ懸濁液の速度はローラ
12の円周の速度とほぼ同一のところまで低下される。
ギャップ内部の速度は約5m/sであるように選択され
ることが望ましい。
種々の流量と種々の操作条件を補償するためにギヤツブ
巾は装着手段54によって調節し得ろ。
この装着手段の連結にはギャップ53の巾を決定する調
整自在のプレート55がヒンジを用いて組立てられてい
ることが好ましい。
本発明の基本的な特徴は、スクリーン部材に対向する壁
部材が一ローラへ向かい且つローラから離れる方向に非
可動で操作中静止して配置されている−即ち固定されて
いること、及びその壁部材がローラの円周方向でファイ
バパルプ懸濁液の充填場所から洗浄ゾーンの放出湯所へ
、又は数個の連続する洗浄ゾーンから成る具体例の場合
には最後の洗浄ゾーンの放出湯所へ連続して延伸してい
ることである。
処理液の均一な分配のために数個の入口8,8′と29
がローラの軸方向に連続して配置されるべきである。
液体が供給される場所では、ローラに対向する壁部材が
第1図から明らかなように、孔又はスロット56を有し
ていてもよい。
入口8/は57から56までの円錐形部分を備えた複数
個のパイプとして形成されてもよく、又ローラの軸方向
に延伸する溝として形成されていてもよい。
開口部56を通過する処理液の速度が十分大きくて必要
な圧力低下を生起させるに充分であり、その結果処理液
を一様に分配し得るように孔又はスロットの面積を選択
してもよい。
これにより入口数が各供給ゾーン(洗浄ゾーン)につき
単−個又は若干側に減少されてもよい。
開口部56を備えた有孔壁部材はローラの軸方向に伸延
しており、その長さはローラの長さとほぼ同一である。
均一な流動が乱れるのを避けるためにシールド58が有
孔部分56の内側に設けられてもよい。
しかし他方、洗液とファイバウェブとを強く混合し25
60%という高濃度に圧縮したい場合には、シールドを
備えていない具体例を選択しなげればならない。
以上説明してきたように、本発明によれば、ファイバパ
ルプ懸濁液は、第1および第2の方向からなる2つの方
向の流れに少なく分割して移送されつつ、それぞれの懸
濁液は、圧縮−膨張(処理液による処理を含む)−再圧
縮の工程により予め処理が施されているため、それぞれ
の懸濁液が処理ムラがなく、処理効率を高めて、均一に
予め処理され、このように予め処理されたそれぞれの懸
濁液が合流点で合流され挟圧されて、均質で表裏にムラ
がない所定のファイバウェブが得られるようになってい
る。
また、合流前においてそれぞれのファイバパルプ懸濁液
は乱流を生じることなく徐々に膨張し、即ちファイバ間
に間隙を生じ、ファイバ間に徐々に多くの処理液を均等
に浸透させ得る状態となり、処理液の懸濁液に対する接
触面積をより大きくすることが可能となり処理効率を高
めることが可能であると共に、処理液の逆流を防止しつ
つ均一な処理を達成し得る。
また、このときファイバパルプ懸濁液中のファイバの流
れをなくすためにファイバパルプ懸濁液を規制すべく処
理液の圧力が用いられるのではないため、処理液の圧力
を精密に調整する必要もなく、他の部分の圧力条件とは
独立して圧力を選択することが可能である。
このようにしてより簡便に、処理ムラを生じることなく
良好なファイバウェブを得ることが可能となる。
更に又、本発明の装置によれば、2つの回転スクリーン
部材によって形成される三ツブ部においては夫々の回転
スクリーン部材と共に流動してきたファイバウェブを両
面から同一の力で圧縮することにより表裏にムラのない
均質なウェブの形成が可能となるものである。
本発明の実施態様のいくつかの例を以下に列記する。
(1)ファイバパルプ懸濁液(ファイバウェブ)をアー
ク状ダクト中に通過せしめる流動ファイバウェブ液体処
理法に於いて、アーク状ダクトが内側をシリンダ状回転
スクリーン部材、半径方向の外側をスクリーン部材に対
向する部材によって夫々限定されており、この対向部材
は可動ではなく静止し且つ間断なく連続して伸延する壁
部材から構成されており、ダクト通過中のファイバパル
プ懸濁液が第1工程で濃縮及び/又は圧縮され、ここで
液体がスクリーン部材を介して流出し、その後ファイバ
パルプ懸濁液は第2工程で膨張され同時に処理液が連続
的に伸延する前記対向静止壁を介して供給され、つづい
て再びファイバパルプ懸濁液が第3工程で濃縮及び/又
は圧縮され、液体がスクリーン部材を通して流出するこ
とを特徴とする特許請求の範囲1に記載の流動ファイバ
ウェブの液体処理法3(2)ファイバウェブが再び膨張
され同時に処理液が供給される第4工程と、ファイバウ
ェブが再び濃縮及び/又は圧縮されて液体がスクリーン
部材を介して流出する第5工程とを含むことを特徴とす
る前項1に記載の方法。
(3)洗液のような処理液が膨張工程へ壁部材の一部を
通して供給され、この壁部材の一部には孔又はスロット
が設けられ、又は同様の方法で貫通孔が設けられている
ことを特徴とする前項1に記載の方法。
(4)2本の対向するダクトに於ける処理(濃縮、膨張
等)を含んでおり、前記ダクトからの完全に処理済みの
ファイバウェブがギャップ中で結合され、ローラ間のニ
ップへ移動されて更に濃縮(圧縮)されることを特徴と
する前項1に記載の方法。
(5)ファイバパルプ懸濁液がダクトへ圧力低下されて
供給され、均一な分配がなされることを特徴とする前項
1に記載の方法。
(6)アーク状ダクトから成り、このダクトがファイバ
パルプ懸濁液の移動方向でその横断面に於いて次第に小
さくなってファイバパルプ懸濁液を濃縮及び/又は圧縮
してファイバウェブにする第1部分と、横断面が次第に
大きくなってファイバウェブを膨張させ且つ処理液、好
ましくは洗液用の入口を備えている第2部分と、前記第
1部分のように横断面が次第に小さくなってファイバウ
ェブを濃縮及び/又は圧縮する第3部分とで構成されて
おり、内側をシリンダ状スクリーン部材、好ましくはス
クリーンドラム(有孔口1う)により、半径方向の外側
をスクリーン部材に対向し且つ間断なく連続して伸延す
る部材により夫々限定されており、この対向部材が非可
動で静止している壁部材から構成されていることを特徴
とする特許請求の範囲3に記載の流動ファイバウェブの
液体処理用装置。
(7)ダクト用入口ボックスを備えており、このボック
スが1個の入口ラインを有する空間と少なくとも1個の
出口ギャップとから成り、前記空間と前記ギャップとは
ダクトのほぼ全軸長に沿って伸延し、ギャップ中が十分
小さくてギャップに沿って均一な流動をもたらす圧力低
下を発生させるように構成されていることを特徴とする
前項6に記載の装置。
(8)人口ソケットが入口ボックスの端部上に配備され
ており、入口ボックスの空間がファイバパルプ懸濁液の
軸方向の流動方向でその横断面に於いて減少することを
特徴とする前項6に記載の装置。
(9)付加的膨張工程とそれにつづく濃縮工程とを含む
ことを特徴とする前項2に記載の方法。
(10)圧力低下が貫通孔を設けた部分上に生起し、こ
の低下が洗液の均一な分配をもたらすに足ることを特徴
とする前項3に記載の方法。
(11)洗液のような処理液が自由に膨張工程(膨張ゾ
ーン)へ供給されて膨張ゾーンに乱流を形成し、その後
ファイバパルプ懸濁液が濃度2560%まで濃縮される
ことを特徴とする前項3に記載の方法。
(12)外側壁部材(トラフ)がスクリーン部材から、
及びスクリーン部材の方向へ調整自在であることを特徴
とする前項4.5に記載の方法。
03)ファイバパルプ懸濁液が第1工程で濃度34%か
ら濃度6−8%のファイバウェブへ脱水され、その後前
記ファイバウェブは第2工程で0−6又は8%の濃度勾
配まで希釈され、第3工程で濃度8−16%まで再度脱
水されて、液体が排除され、続いてファイバウェブが好
ましくは1対のローラ間のニップに於げる第4工程で濃
度35−45%まで濃縮され、前記ローラの少なくとも
1個が有孔シェル表面を有していることを特徴とする前
項1乃至12のいづれかに記載の方法。
(14)次第に横断面が大きくなり且つ処理液用連結ラ
インを備えた付加的ダクト部分と次第に面積が小さくな
る付加的ダクト部分とを有する前項6に記載の装置。
α■ 面積が次第に大きくなる付加的ダクト部分と面積
が次第に小さくなる付加的ダクト部分とを有することを
特徴とする前項14に記載の装置。
06)有孔の又はスロットを備えた又は同様の方法で貫
通孔を備えた壁部材(壁部分)を有しており、この壁部
材を通して処理液が供給されることを特徴とする前項6
.14.15のいづれかに記載の装置。
同 ファイバウェブの移動方向に対して垂直方向に各膨
張ゾーンにつき1個又は複数個の供給ライン8,8’、
29が配備されていることを特徴とする前項6及び前項
14〜16のいづれかに記載の装置。
(18) 各膨張ゾーンに配備され且つファイバウェ
ブの移動方向に対し垂直に延伸する処理液用溝を有する
ことを特徴とする前項6及び14〜16のいづれかに記
載の装置。
(L9)膨張ゾーンのダクトの面積増加は1:1〜2.
5:1、適切には1.5:1、好ましくは約1.2:1
の関係であることを特徴とする前項6及び前項14〜1
8のいづれかに記載の装置。
(20)ギヤツブ巾が1−11−1Oであり、適切には
3−8闘、好ましくは4−6mmであることを特徴とす
る前項7に記載の装置。
(21)ギヤツブ巾が装置55により調節自在であり、
ギャップを決定する1つの壁50がヒンジ結合されても
よいことを特徴とする前項7に記載の装置。
(22)ダクト37用人口ボックスを有しており、この
ボックスは少なくとも1個の入口ライン52を備えた空
間51と一列の出口開口部53とから戒り、前記空間と
前記出口開口部列とはダクトのほぼ全軸長に沿って伸延
し、前記開口部の面積が十分小さい結果開口部の列に沿
って均一な流動を生じさせる圧力低下をもたらすことを
特徴とする前項6及び前項14〜19のいづれかに記載
の装置。
(23)ファイバウェブの移動方向に対向する方向にあ
り且つ入口ボックス21.50を備えた2本のアーク状
ダクトから成り、このダクトが下方をシェル部分14,
4L42、側方を端壁部分15,43,44、はぼ上方
をローラ12により夫々限定されており、前記ローラは
相互に距離をおいて位置してニップ40が形成され、前
記シェル部分がローラのシェル表面から及びシェル表面
に向かって調整自在であることを特徴とする前項6及至
8及び前項14〜22に記載の装置。
(24)シェル部分14と端壁部分15とは部材30に
より可動であり、部材3L32,33により固定可能で
あることを特徴とする前項23に記載の装置。
(25)シェル部分4L42と端壁部分43,44とは
部材48によりピンの周囲を旋回自在であり、部材31
,32,33により固定可能であることを特徴とする前
項23に記載の装置。
(26) ピン45がニップ40の下方に配備された
ビーム46上に保持され、ローラの軸方向に延伸してい
ることを特徴とする前項25に記載の装置。
(27)ビーム46が静止トラフ部分47として配備さ
れていることを特徴とする前項26に記載の装置。
(28)部材30,48が油圧シリンダのような油圧手
段であり、部材31.32,33が機械的手段であるこ
とを特徴とする前項24乃至27のいづれかに記載の装
置。
【図面の簡単な説明】
第1図は中間空間即ちニップにより分離された2個の加
圧ロールから成るいわゆるローラプレスに適用された本
発明装置の説明図で、ニップに於いて材料即ちファイバ
パルプウェブが更に圧縮又は絞られることを示しており
、第2図は本発明方法の説明略図、第3図、第4図は夫
々ローラプレスの具体例の断面図、第5図は同一プレス
のローラ間の側面図兼断面図、第6図はローラプレス用
入口の好ましい具体例を示す説明図である。 1・・・・・・入口、2,2’、9,9’、37,38
゜39・・・・・・圧縮ゾーン、3,3′・・・・・・
スクリーン部材、7、T・・・・・・洗液、8,8’、
29・・・・・・洗液用入口、11.40・・・・・・
ニップ、12・・・・・・ローラ、13・・・・・・車
軸、14.41 、42・・・・・・シェル、15゜4
3,44・・・・・・端壁部分、16・・・・・・スタ
ンド、17・・・・・・排水ボックス、18・・・・・
・ベアリングボックス、19・・・・・・ベアリング、
20・・・・・・ジャーナル、22・・・・・・ドクタ
、23・・・・・・ドクタテーブル、24゜25・・・
・・・シールストリップ、26・・・・・・孔、30゜
48・・・・・・シリンダ、31・・・・・・止めねじ
、32・・・・・・スイングアーム、33・・・・・・
静止ブラケット、34゜35.49・・・・・・シール
表面、36,51・・・・・・入口空間、45・・・・
・・ピン、46・・・・・・ビーム、47・・・・・・
ビーム側面、50・・・・・・人口ボックス、27,5
2・・・・・・入口ソケット、53・・・・・・ギヤラ
フ、54・・・・・・装着手段、55・・・・・・プレ
ート、56・・・・・・開口部、58・・・・・・シー
ルド。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 供給されるファイバパルプ懸濁液の圧力を低下させ
    、この圧力が低下されたファイバパルプ懸濁液を第1の
    方向および第2の方向の2方向から互いに合流する方向
    に向って移送しつつ、それぞれの懸濁液を圧縮した後、
    徐徐に膨張させつつ処理液を上記懸濁液に作用させ、こ
    の処理液で処理された懸濁液を再び徐々に圧縮し、この
    再び圧縮された両方向からの懸濁液を合流点で合流し挟
    圧するファイバパルプ懸濁液の処理方法。 2 上記懸濁液を再び圧縮する工程とこの再び圧縮され
    た両方向からの懸濁液を合流点で合流し挟圧する工程と
    の間に、再び圧縮された懸濁液を再び徐々に膨張させつ
    つ処理液を作用させる工程と、この工程で処理された懸
    濁液を更に圧縮する工程とを含む特許請求の範囲1に記
    載の方法。 3 両者の間で三ツブ部を形成すべく、所定の間隔をあ
    げて隣接され、互いに逆方向に回転する一対のシリンダ
    状回転スクリーンと、 各回転スクリーンの外周面に対向して間断なく連続的に
    延設され、一端が互いに連結されて周回転スクリーンの
    外周面が回転により互いに接近する側の前記ニップ部に
    近接して設けられ、他端がそれぞれ前記ニップ部から離
    隔した回転スクリーンの外周面の回転の上手に延設して
    ファイバパルプ懸濁液の供給口に連結されている一対の
    静止壁と、各供給口を介して供給されたファイバパルプ
    懸濁液をそれぞれ前記静止壁と回転スクリーンとの間で
    徐々に圧縮すべく、各供給口に連結された静止壁とこの
    静止壁に対向する回転スクリーンとの間隔がそれぞれ前
    記回転スクリーンの回転方向に沿って次第に小さく形成
    された一対の第1部分と、各第1部分からのファイバパ
    ルプ懸濁液を徐々に膨張すべく、静止壁とこの静止壁に
    対向する回転スクリーンとの間隔が回転スクリーンの回
    転方向に沿って次第に太きく形成された一対の第2部分
    と、 各第2部分に処理液を供給するための一対の処理液入口
    と、 各第2部分で膨張され処理液を施されたファイバパルプ
    懸濁液を再び徐々に圧縮して前記ニップ部に供給すべく
    、前記第2部分とニップ部との間の静止壁とこの静止壁
    に対向する回転スクリーンとの間でそれぞれ形成され、
    静止壁と回転スクリーンとの間隔が回転スクリーンの回
    転方向に沿って次第に小さく形成された一対の第3部分
    と、ファイバパルプ懸濁液を高速度で通過させることに
    より圧力低下させ、一様な分布のファイバパルプ懸濁液
    を各供給口を介して各第1部分に供給すべく、供給口に
    連結してそれぞれ配設された一対のギャップと、 前記静止壁と回転スクリーンとの間隔を調整する手段と
    、 を有するファイバパルプ懸濁液の処理装置。 4 前記処理液は、処理液入口から静止壁の一部に形成
    された貫通孔を介して供給されるようになっている特許
    請求の範囲3記載の装置。 5 前記ギャップは調整可能である特許請求の範囲3又
    は4記載の装置。
JP50025535A 1974-03-04 1975-02-28 フアイバパルプ懸濁液の処理方法及びこの方法を実施するための装置 Expired JPS5855278B2 (ja)

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FI (1) FI76141C (ja)
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NO (1) NO143167C (ja)
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