JPS5815507A - ポリオレフインの製造方法 - Google Patents

ポリオレフインの製造方法

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JPS5815507A
JPS5815507A JP11437881A JP11437881A JPS5815507A JP S5815507 A JPS5815507 A JP S5815507A JP 11437881 A JP11437881 A JP 11437881A JP 11437881 A JP11437881 A JP 11437881A JP S5815507 A JPS5815507 A JP S5815507A
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Mitsuharu Miyoshi
光治 三好
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杉田 昌司
Yoshio Tajima
吉雄 田島
Kazuo Matsuura
一雄 松浦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な触媒を用いて、高活性にα−オレフィン
を立体規則性よく重合または共重合する方法に関する。
α−オレフィンの高立体規則性重合触媒として、従来よ
りチタン・・ロゲン化物と有機アルミニラL化合物から
なる触媒が知られている。しかし、この触媒系を用いた
重合では高立体規則性の重合体は得られるものの触媒活
性が低いため生成重合体中の触媒残渣を除去する必要が
ある。
近年、触媒の活性を改善するだめの多くの提案がなされ
てきている。これらの提案によればA4gC’12など
の無機固体担体に四塩化チタンを担持させた触媒成分を
用いた場合に高活性触媒となることが示されている。
しかしながら、ポリオレフィンの製造上、触媒活性はで
きるだけ大きいことが好1しく、なお一層高活性な触媒
が望まれていた。また、”重合体中のアタクチック部分
の生成財ができるだけ少ないことも重要である。
本発明者らは、これらの点について鋭意研究した結果、
ここに新規な触媒を見いだしたものである。すなわち、
本発明は新規な触媒を用いて、きわめて高活性に高立体
規則性のポリオレフィンヲ製造する方法に関するもので
あ択本発明の触媒を用いることによシ、重合時のモノマ
ー分圧は低く、かつ短時間の重合で生成重合体中の触媒
残渣量はきわめて少量となり、したがってポリオレフィ
ン製造プロセスにおいて触媒除去工程が省略でき、かつ
生成重合体中のアタクチック部分の生成量もきわめて少
ないなどの多くの効果が得られる。
以下に本発明を詳述する。
本発明は(1)ハロゲン化マグネシウム、(2)一般式
S i (OR) J4−m  (ここでRは炭素数1
〜24の炭化水素残基、Xけ・・ロゲン原子を示し、m
は0≦m≦4である)で表わされる化合物、(8)有機
カルボン酸ハライドおよび(4)ハロゲン化アルミニウ
ムを接触させて得られる固体物質に、チタン化合物およ
び/またはチタン化合物と有機酸エステルとの付加化合
物を担持せしめて得られる固体触媒成分、および有機金
属化合物と有機酸エステルとの混合物もしくけ付加化合
物を組み合わせてなる触媒を用いて、α−オレフィンの
重合あるいは共重合を行うことにより、著しく高活性に
高立体規則性のポリオレフィンを製造する方法に関する
本発明において、(1)ハロゲン化マグネシウム、(2
)  一般式S i (OR) 、rnx4一つで表わ
される化合物、(8)有機カルボン酸ハライドおよび(
4)ハロゲン化アルミニウムを接触させて、本発明の固
体触媒成分を得る方法としては特に制限はなく、不活性
溶媒の存在下あるいは不存在下に温度20〜400℃、
好ましくは50〜300℃の加熱下に、通常、5分〜2
0時間接触させることによシ反応させる方法、共粉砕処
理によシ反応させる方法、あるいはこれらの方法を適宜
組み合わせることによシ反応させてもよい。
また、成分(1)〜(4)の反応順序についても特に制
限はなく、4成分を同時に反応させてもよく、8成分を
反応させた後、他の1成分を反応させてもよく、また2
成分を反応させた後、他の2成分を反応させてもよく、
2成分を反応させた後、次の1成分を反応させ、次いで
残りの1成分を反応させてもよい。
このとき使用する不活性溶媒は特に制限されるものでは
なく、通常チグラー型触媒を不活性化しない炭化水素化
合物および/またはそれらの誘導体を使用することがで
きる。
コレラの具体例としては、プロパン、ブタン、ペンタン
、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、ベンゼン、トルエン
、キシレン、シクロヘキサン等の各種脂肪族飽和炭化水
素、芳5− 香族炭化水素、脂環族炭化水素、およびエタノール、ジ
エチルエーテル、テトラヒドロフラン、酢酸エチル、安
息香酸エチル等のアルコール類、エーテル類、エステル
類などを挙げることができる。
共粉砕処理は、通常ボールミル、振動ミル、ロッドミル
、衝撃ミルなどの装置を用い、通常0〜2oo℃、好ま
しくは20〜100℃の温度で、0.5〜80時間行う
のが望ましい。
本発明においては、成分(1)〜(4)を共粉砕処理す
ることによシ固体担体を得る方法が特に好ましく採用さ
れる。
本発明において、成分(1)ハロゲン化マグネシウムと
成分(2)一般式S i (OR> 、rnX4−オで
表わされる化合物との使用割合は、モル比で成分(1)
:成分(2)が1:(1001〜10、好ましくは1:
0.01〜1である。成分(8)有機カルボン酸ハライ
ドの使用割合はモル比で成分(1)二成分(8)が1 
: 0.0016− 〜10、好ましくは1 : 0.01〜1である。成分
(4)ハロゲン化アルミニウムの使用割合は、モル比で
成分(1):成分(4)がi:o、ooi〜10、好1
しくは1 : 0.01〜1である。
かくして得られる固体担体に、チタン化合物および/ま
たはチタン化合物と有機酸エステルとの付加化合物を担
持させることにより固体触媒成分を得る。
担体にチタン化合物および/またはチタン化合物と有機
酸エステルとの付加化合物を担持させる方法としては公
知の方法を用いることができる。たとえば、固体担体を
不活性な溶媒の存在下に、過剰のチタン化合物および/
またはチタン化合物と有機酸エステルとの付加化合物と
加熱下に接触さぜることてよシ行なうことができ、好ま
しくは、n−ヘキサン等の不活性溶媒の存在下に両者を
、50〜800℃、好ましくは10()〜150℃に加
熱することによシ行々うのが便利である。反応時間はと
くに限定はされないがことけ差支えAい。たとえば5分
ないし10時間の処理時間をあげることができる。もち
ろん、この処理は酸素、および水分を絶った不活性ガス
雰囲気下で行なわれるべきである。反応終了後未反応の
チタン化合物および/leはチタン化合物と有機酸エス
テルとの付加化合物を取り除く手段はとくに限定される
ものではなく、チグラー触媒に不活性な溶媒で数回洗浄
し洗液を減圧条件下で蒸発させ固体粉末を得ることがで
きる。他の好ましい方法としては、固体担体と必要量の
チタン化合物および/葦たはチタン化合物と有機酸エス
テルとの伺加化合物とを共粉砕する方法を挙げることが
できる。
本発明においては、必要量のチタン化合物および/また
はチタン化合物と有機酸エステルとの付加化合物を添加
することにより、洗浄除−人工程を省略することができ
る。共粉砕による方法が%に好ましく用いられる。
本発明において、共粉砕に用いる装置はとくに限定はさ
れkいが通常ボールミル、振動ミル、ロッドミル、衝撃
ミルなどが使用され、通常0°C〜200℃好ましくは
20’C〜100℃の温度で0,5時間〜80時間共粉
砕することにより本発明の触媒成分を製造することがで
きる。もちろん共粉砕操作は不活性ガス雰囲気中で行ガ
うべきであシ、捷た湿気はできる限シ避けるべきである
本発明に使用されるハロゲン化マグネシウムとしては実
質的に無水のものが用いられフッ化マグネシウム、塩化
マグネシウム、臭化マグネシウム、ヨウ化マグネシウム
およびこれらの混合物があげられるがとくに塩化マグネ
シウムが好ましい。
本発明において使用される一般式S i (OR) m
Xa −m (ここでRは炭素数1〜24のアルキル基
、アリール基、アラ9− ルキル基等の炭化水素残基を、Xはハロゲン原子を示し
、mはO≦m≦4である)で表わされる化合物としては
、四塩化ケイ素、モノメトキシトリクロロシラン、モノ
エトキシトリクロロシラン、モノイソプロポキシトリク
ロロシラン、モノn−ブトキシトリクロロシラン、モノ
ぜントギシトリクロロシラン、モノオクトキシトリクロ
ロシラン、モノステアロキシトリクロロシラン、モノフ
ェノキジトリクロロシラン、モノp−メチルフェノキジ
トリクロロシラン、ジメトキシジクロロシラン、ジェト
キシジクロロシラン、ジイソプロポキシジクロロシラン
、ジル−ブトキシジクロロシラン、ジオクトキシジクロ
ロシラン、トリメトキシモノクロロシラン、トリエトキ
シモノクロロシラン、トリイソプロポキシモノクロロシ
ラン、トリn−ブトキシモノクロロシラン、トリ86c
mブトキシモノクロロシラン、テトラエトキシシラン、
テトライソプロポキシシランを挙げる10− ことができる。
本発明に用いる有機カルボン酸ハライドとは一般式に一
ル基、アラルキル基などの炭化水素残基を、Xはハロゲ
ン原子を示す)で表わされる化合物であシ、具体例とし
てはアセチルフロリド、アセチルクロリド、アセチルプ
ロミド、アセチルアイオダイド、プロピオニルクロリド
、プロピオニルプロミド、n−ブチリルクロリド、5e
c−ブチリルクロリド、t−ブチリルクロリド、n−バ
レリルクロリド、インバレリルクロリド、n−カプロイ
ルクロリド、カプリルクロリド、ステアロイルクロリド
、ベンゾイルクロリド、ベンゾイルフロリド、ベンゾイ
ルプロミド、ペンゾイルオイオダイド、トルオイルクロ
リド、トルオイルフロリド、トルオイルプロミド、ナフ
トイルクロリド等を挙げることができる。これらのうち
、ベンゾイルクロリド、トルオイルクロリドが特に好ま
しい。
本発明に用いるハロゲン化アルミニウムとしては、塩化
アルミニウム、臭化アルミニウム、ヨウ化アルミニウム
を挙げることができ、特に塩化アルミニウムが好丑しい
本発明に使用されるチタン化合物としては、4価のチタ
ン化合物と3価のチタン化合物が好適である。4価のチ
タン化合物としては具体的には一般式Ti (ORnX
4−n (ここでRは炭素数1〜20のアルキル基、了
り−ル基またはアラルキル基を示し、Xはハロゲン原子
を示す。nけ0≦n≦4である。)で示されるものが好
ましく、四塩化チタン、四臭化チタン、四ヨウ化チタン
、モノメトキシトリクロロチタン、ジメトキシジクロロ
チタン、トリメトキシモノクロロチタン7.テトラメト
キシチタン、モノエトキシトリクロロチタン、ジェトキ
シジクロロチタン、トリメトキシモノクロロチタン、テ
トラエトキシチタン、モノインプロポキシトリクロロチ
タン、ジイソプロポキシモノクロロチタン、トリイソプ
ロポキシモノクロロチタン、テトラインプロポキシチタ
ン、モノブトキシトリクロロチタン、ジブトキシジクロ
ロチタン、モノ2ントキシトリクロロチタン、モノフェ
ノキジトリクロロチタン、ジフェノキシジクロロチタン
、トリクエノキシモノクロロチタン、テトラフェノキシ
チタン等を挙げることができる。8価のチタン化合物と
しては、四塩化チタン、四臭化チタン等の四ハロゲン化
チタンを水素、アルミニウム、チタンあるいは周期律1
〜■族金属の有機金属化合物により還元して得られる三
ハロゲン化チタンが挙げられる。また一般式Ti (O
R)□X4−□(ここでRけ炭素数1〜20のアルキル
基、アリール基またはアラルキル基を示し、Xはハロゲ
ン原子を示す。mtd O< m< 4である。)で示
される4価のハロゲン化アルコキシチタンを周期律表1
〜■族金属の13− 有機金属化合物によシ還元して得られる8価のチタン化
合物が挙けられる。
チタン化合物と有機酸エステルとの付加化合物としては
、チタン化合物:有機酸エステルのモル比が2=1〜1
:2のものが好ましい。これらの付加化合物としてはT
iCl4・Ca 115 C00CIHH,7’ i 
C14・2CsfhCOOC21b、TiCl4・p−
Cf1sOCeHsCOOC2Ha 、TiC1,・C
a Hs C00Ct Ha  等を例示することがで
きる。
本発明において、チタン化合物および/またはチタン化
合物と有機酸エステルとの付加化合物の使用量は特に制
限され々いが、通常固体生成物中に含まれるチタン化合
物の量が0.5〜20重量%、好ましくは1〜10重量
膚となるよう調節するのが好ましい。
本発明に用いる有機金属化合物としては、テグラー触媒
の一成分として知られている周期律表第■〜■族の有機
金−1← 塊化合物を使用できるがとくに有機アルミニウム化合物
および有機亜鉛化合物が好ましい。具体的な例としては
一般式R3A3 RzAIXz RAIXz、R2Al
0RXRAI<ORXおよびRs Al 2Xsの有機
アツベニウム化合物(ただしRは炭素数1〜20のアル
キル基またはアリール基、Xは)・ロゲン原子を示し、
Rは同一でもまた異りつてもよい)−!たは一般式R2
Zn(ただしRは炭素数1〜20のアルキル基であり二
者同−でもまた異々つでいてもよい)の有機亜鉛化合物
で示されるもので、トリエチルアルミニウム、トリイソ
プロピルアルミニウム、トリイソブチルアルミニウム、
トリ5eC−ブチルアルミニウム、トリtart−ブチ
ルアルミニウム、トリヘキシルアルミニウム、トリオク
チルアルミニウム、ジエチルアルミニウムクロリド、ジ
イソプロピルアルミニウムクロリド、エチルアルミニウ
ムセスキクロリド、ジエチル亜鉛およびこれらの混合物
等があげられる。
本発明においては、有機金属化合物成分を、前記有機金
属化合物と有機酸エステルとの混合物もしくは付加化合
物として用いる。
この時有機金属化合物と有機酸エステルを混合物として
用いる場合には、有機金属化合物1モルに対して、有機
酸エステルを通常0.1〜1モル、好捷しくけ0.2〜
0.5モル使用する。また、有機金属化合物と有機酸エ
ステルとの付加化合物として用いる場合は、有機金属化
合物:有機酸エステルのモル比が2=1〜1:2のもの
が好ましい。
本発明において有機金属化合物の使用量については特に
制限されないが、通常チタン化合物に対して0.1〜1
000モル倍使用することができる。
本発明に用いられる有機酸エステルとは、炭素数が1〜
24の飽和もしくは不飽和の一塩基性ないし二塩基性の
有機カルボン酸と炭素数1〜30のアルコールとのエス
テルである。具体的には、ギ酸メチル、酢酸エチル、酢
酸アミル、酢酸フェニル、酢酸オクチル、メタクリル酸
メチル、ステアリン酸エチル、安息香酸メチル、安息香
酸エチル、安息香酸n−プロピル、安息香酸i−プロピ
ル、安息香酸ブチル、安息香酸ヘキシル、安息香酸シク
ロペンチル、安息香酸シクロヘキシル、安息香酸フェニ
ル、安息香酸−4−トリル、サリチル酸メチル、サリチ
ル酸エチル、p−オキシ安息香酸メチル、p−オキシ安
息香酸メチル、サリチル酸フェニル、p−オキシ安息香
酸シクロヘキシル、サリチル酸ベンジル、α−レゾルシ
ン酸エチル、アニス酸メチル、アニス酸エチル、アニス
酸フェニル、アニス酸ベンジル、0−メトキシ安息香酸
エチル、p−エトキシ安息香酸メチル、p−トルイル酸
メチル、p−トルイル酸エチル、p−トルイル酸フェニ
ル、0−トルイル酸エチル、m−トルイル酸エチル、p
−アミノ安息香酸メチル、p−アミノ17− 安息香酸エチル、安息香酸ビニル、安息香酸アリル、安
息香酸ベンジル、ナフトエ酸メチル、ナフトエ酸エチル
などを挙げることができる。
これらの中でも特に好ましいのは安息香酸、0−!たは
p−)ルイル酸またはp−アニス酸のアルキルエステル
であり、とくにこれらのメチルエステル、エチルエステ
ルが好ましい。
本発明の触媒を使用してのオレフィンの重合反応は通常
のチグラー型触媒によるオレフィン重合反応と同様にし
て行われる。すなわち反応はすべて実質的に酸素、水な
どを絶った状態で、気相で、または不活性溶媒の存在下
でまたはモノマー自体を溶媒として行われる。オレフィ
ンの重合条件は温度は20ないし800℃、好ましくけ
40ないし180℃であり、圧力は常圧ないし70 I
c9/cm2・G %好ましくは2ないし60榴/σ1
2・Gである。分子量の調節は重18− 合温度、触媒のモル比などの重合条件を変えることによ
ってもある程度調節できるが、重合系中に水素を添加す
ることによシ効果的に行われる。もちろん、本発明の触
媒を用いて、水素濃度、重合温度など重合条件の異なっ
た2段階ないしそれ以上の多段階の重合反応も何ら支障
な〈実施できる。
本発明の方法はチグラー触媒で重合できるすべてのオレ
フィンの重合に適用可能であシ、たとえばエチレン、プ
ロピレン、1−ブテン、4−メチルペンテン−1々との
α−オレフィン類の単独重合およびエチレンとプロピレ
ン、エチレンと1−ブテン、プロピレンと1−ブテンの
ランダムおよびブロック共重合などに好適に使用される
。また、ポリオレフィンの改質を目的とする場合のジエ
ンとの共重合、例えばエチレンとブタジェン、エチレン
と1,4−へキサジエン々との共重合も好ましく行われ
る。
本発明においては、特に炭素数8〜8のα−オレフィン
類を立体規則性よく重合または共重合させるのに有効に
用いることができる。
以下に実施例をのべるが、これらは本発明を実施するた
めの説明用のものであって本発明はこれらに制限される
ものではない。
実施例1 (α)触媒成分の合成 無水塩化マグネシウム10gとテトラエトキシシラン6
1とベンゾイルクロリド1.5−をイインチ直径を有す
るステンレス製スチールボールが25個入った内容積4
oOrnlのステンレス製ポットに入れ、窒素雰囲気下
、室温で16時間ボールミリングを行なった後、無水三
塩化アルミニウム6gを添加し窒素雰囲気下、室温で1
6時間ボールミリングを行ない、更に四塩化チタン2r
nlを添加し窒素雰囲気下、室温で16時間ボールミリ
ングを行なった。ボールミリング後、得られた固体粉末
1gには82m9のチタンが含−まれていた。
(b)重合 2にのステンレス製誘導攪拌機付きオートクレーブを窒
素置換しヘキサン1000―を入れ、l−リエチルアノ
ペニウム5ミリモル安息香酸エチル1.4ミリモルおよ
び前記の固体粉末100■を加え、攪拌しながら550
℃に昇温した。ヘキサンの蒸気圧で系は0.5 kg 
/ryn”・Gになるが、ついでプロピレンを全圧が7
〜/crn2・Gになるようにプロピレンを連続的に導
入し、1時間重合を行なった。
重合終了後、余剰のプロピレンを排出し、冷却、内容物
を取シ出し乾燥し白色のポリプロピレン182gを得た
とのものは非晶質も含め生成物全量である。
触媒活性は200gポリプロピレン/g固体・hr−C
3PI。
21− 圧6800gポリプロポリプロピレン 7’1−hr−
(4He圧で、!、溶媒可溶性重合体も含め、沸とうn
−へブタンによる全抽出残率け、98.0チであった。
比較例1 実施例1において、ベンゾイルクロリドを使用しないこ
とを除いては実施例1と同様の方法で触媒成分を合成し
重合を行なったところ、ポリプロピレンが1.65g得
られた。
触媒活性は、250gポリプロピレン/g固体・hr・
C3H,圧、7800gポリプロピレン/F!Ti−h
r−csl−16であった。溶媒可溶性重合体も含め、
沸とうn−へブタンによる全抽出残率は、90.2%で
あ択実施例IK比べて劣っていた。
比較例2 実施例1において、無水三塩化アルミニウムを使用しな
いことを除いては実施例1と同様の方法で触媒成分を合
成22− したところ、得られた固体粉末1gには421ψのチタ
ンが含まれていた。
」−記の固体粉末100mgを使用した以外は、実施例
1と同様の方法でプロピレンの重合を行なったところ、
白色のポリプロピレンが58g得られた。
触媒活性は82gポリプロピレン/g固体・hr−cJ
6圧、1900.9ポリプロピレン/ ’l Ts−h
r−Cslム圧であり、溶媒可溶性重合体も含め、沸と
うn−へブタンによる全抽出残率は85.8%であった
比較例8 実施例1において、テトラエトキシシランを使用しない
ことを除いては実施例1と同様の方法で触媒成分を合成
したところ得られた固体粉末1gには41■のチタンが
含まれていた。
上記の固体粉末100■を使用した以外は、実施例1と
同様の方法でプロピレンの重合を行なったところ、白色
のポリプロピレンが98g得られた。
触媒活性は、140gポリプロピレン/g固体・hr・
Cs Ha圧、8500gポリプロピレン/ gTi−
hr−CsHa圧であり、溶媒可溶性重合体も含め沸と
うn−へブタンによる抽出残率は、83.1%であった
実施例2 実施例1において、四塩化チタンの代わりに四塩化チタ
ンと安息香酸エチルの1:1(モル比)の付加物40g
を使用したことを除いては実施例1と同様の方法で触媒
成分を合成したところ、得られた固体粉末1gには21
m9のチタンが含まれていた。
上記の固体粉末10.0771&を使用した以外は、実
施例1と同様の方法でプロピレンの重合を行なったとこ
ろ白色ポリプロピレンが87g得られた。
触媒活性id、181ポリプロピレン/9固体・hr・
C3B’、圧、6400gポリプロピレン/gTi−h
γ・C,H6圧であり、溶媒可溶性重合体も含め、沸と
うn−へブタンによる全抽出残率は94.1%であった
実施例8〜8 表1に示す成分(1)〜(4)を用いることを除いては
、実施例1と同様の方法で触媒成分を合成し、また実施
例1と同様の方法でプロピレンの重合を行なった。その
結果を表1に示した。
25− 実施例9 実施例IVtCおいて、安息香酸エチルおよびトリエチ
ルアルミニウムの代わりに、p−アニス酸エチル1.4
ミリモルおよびトリイソブチルアルミニウム5.0ミリ
モルを使用したことを除いては、実施例1と同様な方法
でプロピレンの重合を行なったところ、白色ポリプロピ
レンが130g得られた。
触媒活性は、200gポリプロピレン#固体・hr・C
sH6圧、6800gポリプロピレフ/ gTi −h
r −C3H。
圧であり溶媒可溶性重合体も含め、沸とうn−へブタン
による全抽出残率は98.8%であった。
実施例10 無水塩化マグネシウム10g1テトラエトキシシラン6
ml。
無水玉塩化アルミニウム6gおよびベンゾイルクロリド
1.5Mを300rnt丸底フラスコに入れ、次いで1
00mAの一27= 26− t’t−へブタンを加えて100℃で2時間攪拌し、そ
の後四塩化チタン50祷を加え、更に10 (1’Cで
2時間攪拌した。
次にn−ヘキサン100ばて9回洗滌して未反応の四塩
化チタンを除去した後、真空乾燥し触媒成分を得た。得
られた固体粉末1gI’こけ35m9のチタンが含まれ
ていた。
上記の固体粉末100m9を使用した以外は、実施例1
と同様の方法でプロピレンの重合を行なったところ、白
色ポリプロピレンが108g得られた。
触媒活性は、170gポリプロピレン/g固体・hr・
CsH6圧、 4700gポリプロピレフ / ’J 
T 1−hr−CB He圧であシ、溶媒可溶性重合体
も含めて、沸とうn−へブタンによる全抽出残率は、9
2.6%であった。
特許出願人 日本石油株式会社   、4羽1、”) 代  理  人  弁理士   川  瀬 良  治 
、  、′−2訃− 手続補正書 昭和56年9月3日 特許庁長官島田春樹殿 1、事件の表示 昭和56年特許願第114378号 2発明の名称 ポリオレフィンの製造方法 3、補正をする者 部外との関係  特許出願人 名称 (444)  日本石油株式会社4、代理人 テサンマンション新南平台(電1476−2571)6
、補正の内容 (1)明細書(以下同じ)10頁下から2行〜最下行目
の「トリsec・・・・・・・・・テトラインプロポキ
シシランを」ヲ次の通勺補正する。
「トリ5ec−ブトキシモノクロロシラン、テトラメト
キシシラン、テトラエトキシシラン、テトラインプロポ
キシシラン、テトラn−ブトキシシラン、テトラ5eC
−ブトキシシラン、テトラペントキシシラン、テトラエ
トキシシランケ」(2)  11頁12〜13行の「ベ
ンゾイルオイオタ゛イ)”Jkrベンゾイルアイオダイ
ド」と補正する。
(3)21頁8行目の「550℃」全「5−0℃」と補
正する。
(4) 223ij7行目ノr 1.’6’5 y J
*「165f 」色補正スル。
(5)24頁9行目のr4(lJffir4.(1」と
補正する。
2−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ハロゲン化マグネシウム、(2)一般式Si (
    O/j’)J4− m(ここでRは炭素数1〜24の炭
    化水素残基、Xはハロゲン原子を示し、mは0≦m≦4
    である)で表わされる化合物、(8)有機カルボン酸ハ
    ライドおよび(4)ハロゲン化アルミニウムを接触させ
    て得られる固体物質に、チタン化合物および/またはチ
    タン化合物と有機酸エステルとの付加化合物を担持せし
    めて得られる固体触媒成分、および有機金属化合物と有
    機酸エステルとの混合物もしくは付加化合物を組み合せ
    てなる触媒を用いて、オレフィンの重合あるいけ共重合
    を行うことと特徴とするポリ第1/フインの製造方法。
JP11437881A 1981-07-21 1981-07-23 ポリオレフインの製造方法 Granted JPS5815507A (ja)

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DE19823227238 DE3227238A1 (de) 1981-07-21 1982-07-21 Verfahren und katalysatorkomponente zur herstellung von polyolefinen

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