JPS5815277B2 - 工業用ロボツト - Google Patents

工業用ロボツト

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JPS5815277B2
JPS5815277B2 JP53060727A JP6072778A JPS5815277B2 JP S5815277 B2 JPS5815277 B2 JP S5815277B2 JP 53060727 A JP53060727 A JP 53060727A JP 6072778 A JP6072778 A JP 6072778A JP S5815277 B2 JPS5815277 B2 JP S5815277B2
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JP
Japan
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cylinder
wrist
arm
shaft
fixed
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JP53060727A
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JPS54153478A (en
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夏目謙三
高岸春嘉
小川周一
小島武志
島武博和
奈良龍一
内田茂
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Priority to GB7917623A priority patent/GB2021067B/en
Priority to DE19792920768 priority patent/DE2920768A1/de
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Publication of JPS5815277B2 publication Critical patent/JPS5815277B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J18/00Arms
    • B25J18/02Arms extensible
    • B25J18/025Arms extensible telescopic
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K11/00Resistance welding; Severing by resistance heating
    • B23K11/30Features relating to electrodes
    • B23K11/31Electrode holders and actuating devices therefor
    • B23K11/318Supporting devices for electrode holders
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Resistance Welding (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は工業用ロボットに関し、特に耐加工力の大きな
工業用ロボットに関するものである。
自動車等の生産工場においては、多車種の車を同一生産
ラインにて生産する効果的な汎用設備がないだめ、一種
類あるいは類似種類の車のみを一ラインで生産するのが
通例である。
しかしこの場合、車種別に生産ラインを設けることは占
有スペースの点、設備費の点等から有効ではなく、この
ため異なる車種であっても単一のラインにて生産できる
ようにするのが望ましい。
従って、生産ラインにおいて自動加工や自動組立てを行
なう場合には、ナツト締付け、孔明け、スポット溶接等
の作業を専用機を用いて行うよりも全ての作業に対応で
きる汎用機を用いて行うことが経済上好ましく、このた
め従来から工業用ロボットを使用する試みがなされてい
る。
即ち、工業用ロボットは自動制御により、設定された空
間位置を連続的に繰返して再現することができるだめ、
各車種の組立に必要な位置情報、作動速度条件等を予め
設定しておくだけで同一ラインを異なる車種の車が移送
されてもこれに対応した自動加工や自動組立てが可能と
々るのである。
しかしながら、これまで提案されている工業用ロボット
は、地上等に設置された本体から一端支持状のアームを
突設し、このアームの先端に所定の工具を取り付けた構
造のものであることから、工具部において生じた外力(
加工力)をアーム等によって対抗させると、特にアーム
の耐力が弱いためにアームが変形し、位置再現性をそこ
なうという不具合がある。
例えば、自動組立機としてスポット溶接機を例にとると
、スポット溶接を行なうに際しては、工具として設けら
れる電極チップを被溶接物に所定の圧力にて押圧する必
要があるが、この圧力は一般に約200kgであって、
その反力がロボットアームに伝えられた場合、従来のロ
ボットはその構造上からアームの耐強度をこの値を満足
させることができないためアームのゆがみや破損を招く
ことになり、位置再現性の問題から使用することができ
ない実状にある。
このだめ、スポット溶接用の自動機としてはX型、C型
のガンをロボット先端に取り付け、加圧時の反力を上下
のアームで吸収し、ロボット本体には伝えない構造のも
のが提供されて因るが、この種のガンは、ロボットの耐
荷重の観点からその大きさが制限されるだめ、ガンのふ
ところ深さを大きくとらなければならないような大きな
被溶接物に対しては使用できず、また、形状の変化の激
しい被溶接物に対してはガンの出し入れが困難なため、
使用できないという欠点がある。
一方、自動機設置箇所(ラインにおける組立位置)に高
強度の枠体を組み、この枠体に工具を取り付けることに
より、工具に生じる反力を枠体にて受けその耐力を高め
るようにしたものが提案されているが、この構造のもの
は、工具を枠体に設けた案内部に沿わせて移動させる等
、専用機の形態を取らざるを得す、所謂ロボットとして
の機能を備えることは不可能である。
そして前記何れの場合でも、工具は通常ロボットアーム
などの先端に取り付けた手首によって保持され、この手
首は進退、回動などの運動を与えられるものであってそ
の運動伝達手段は軽妙に作られているため、加工力がこ
の運動伝達手段に伝えられるとこれが損耗してその機能
をそこなってしまうものであった。
本発明は上記に鑑みなされたものでその目的とするとこ
ろは、汎用性があり、かつ組立、加工時に生じる反力に
よってもゆがんだり破損されることのない強度を備えだ
ロボットを提供することにある。
また、本発明の他の目的は反力によって破損されること
を防止する一方、該反力によって工具の姿勢が変動され
て加工効果が低下することのない工業用ロボットを提供
することにある。
この目的を達成するだめに本発明は、固定レール上を摺
動可能なスライドベースにアーム部本体を揺動可能に軸
支する一方、アーム部本体内に軸方向移動可能な外筒と
回転駆動される内筒を内装し、更に外筒、内筒の先端に
取着されるノウジフグに内筒により回転駆動されるリス
ト軸を軸装しかつこのリスト軸に加工用工具を取り付は
得るようにロボットを構成したものであり、更に要すれ
ばリスト軸の回転を係止するブレーキ手段を付設したの
である。
以下、本発明の工業用ロボット(以下ロボットと云う)
をスポット溶接機として用いた実施例を図面と共に説明
する。
第1図において、1,1・・・は被溶接物である自動車
フロアFが移送され得る自動車組立ラインL(以下ライ
ンと云う)に臨んで立設される立柱であり、ラインLに
沿って延設される補強ビーム2を掛設する。
この補強ビーム2には本発明のロボットを使用したスポ
ット溶接機3が該ビーム2の延設方向に移動できるよう
に支持されており、ラインL上を移送されてくる自動車
フロアFの型式の相違、溶接箇所の相違により最適位置
に移動できるようになっている。
なお図でFTは自動車フロアFに設けられている膨出部
通称トンネル部であり、Eは絶縁材Gを介して治具ベー
スJに固定された裏当て用の電極であり、溶接用トラン
スTから延びる一方の溶接用ケーブルR1がこれに接続
され、溶接用トランスTから延びる他方の溶接用ケーブ
ルR2は溶接ガンに接続される。
このスポット溶接機3の詳細を第2図乃至第7図に示す
第2図乃至第4図において、4は基盤となるスライドベ
ースで、前記補強ビーム2の内側面に沿設された一対の
レール5,5にその脚部4a、4aが摺動可能に保合支
持されており、レール5,5と平行に配設されたシリン
ダ手段6(第3図参照)により所定ストロークの範囲内
でレール5,5上を往復移動できる。
シリンダ手段6のシリンダ6aは前記補強ビーム2に固
定さね、ピストンロッド6bはブラケット7を介してス
ライドベース4に固定され、前記移動ストロークはこの
ピストンロッド6bの移動ストロークにより定められる
8(第2図参照)は前記補強ビーム2に取着され、スラ
イドベース4の移動量をスプロケット8a及び図示して
ないチェーンとにより検知軸8bの回転量に変換するこ
とによりスライドベース4の位置を検出するエンコーダ
である。
なお、上記スプロケット8aと上記チェーンとの構成は
後述する第6図の構成と同様なので、ここでは説明を省
略する。
前記スライドベース4の移動方向に互いに対向して設け
られたヨーク部4b、4b(第3図参照)には、略角筒
状のアーム部本体9がその基部フランジ9aにおいて軸
支10され、先端側が上下方向に揺動できるようになっ
ている。
そして、との揺動は、前記スライドベース4にシリンダ
11aが上下に揺動可能に枢支12され、かつピストン
ロッド11bがアーム部本体9に固着されたブラケット
13に枢着14されたシリンダ手段11により行なわれ
るようになっている。
15(第3゜4図参照)はアーム部本体9の上下回動に
伴なって回動する軸100回転量を、軸10に固定のス
プロケット16、チェーン17により検知軸15aの回
転量とし、これによりアーム部本体9の上下回動量を検
出するエンコーダである。
第2図に示すようにアーム部本体9内の軸心位置には、
軸受18によって外周にスプラインが形成されたスプラ
イン軸19が回転可能に軸支されると共に、このスプラ
イン軸19の外側には内筒21と、外筒23が配設され
ている。
また、前記スプライン軸19の後端(第2図では上端)
にはベベルギヤ24が固定され、これと直交する回転軸
25に固定されたベベルギヤ26と噛合することにより
、スプライン軸19は該回転軸25により回転駆動され
る。
この回転軸25は、前記アーム部本体9の上面にカバー
27によって画成された空間内に配設されたシリンダ手
段28により回転駆動されるもので、軸着されたスプロ
ケット29と、アーム部本体9先端側に枢支されだ軸3
0に遊着されたスプロケット31とに掛渡されるチェー
ン320両端を、該シリンダ手段28の両頭ピストンロ
ッド28aに連結することにより、ピストンロッド28
aの往復動に伴なって両方向に回転駆動される。
33は該回転軸25に固着されたスプロケット34及び
チェーン35によりスプロケット36が取着されたその
検知軸33aが回転し、これにより回転軸250回転位
置、換言すれば後述するガンシリンダ50の回動位置を
検出するエンコーダである。
スプライン軸19の上端部には・ブ20か摺動可能にス
プライン結合されており、内筒21の上端部に固着され
たスリーブ21aと前記・ブ20とはキー20a結合さ
れている。
したがって、スプライン軸19が回転すると内筒21も
ブツシュ22の内面で回転する。
しかし内筒21と外筒23との間の軸線方向の相対移動
はなく、軸線方向には一体的に移動する。
また、外筒23は第5図にその断面構成を示すように、
外周の四隅に固着された摺動板37,37・・・がアー
ム部本体9内に対応して固設された摺動板38,38・
・・と摺接することによりその回動は阻止される。
そして、内筒21、外筒23の先端は夫々アーム部本体
9から突出され、内筒21にはスピンドル39が、外筒
23にはシリンダ手段40(第4図)のピストンロッド
40aに固着された連結アーム41が固着される。
このシリンダ手段40は前記アーム部本体9と平行にそ
のシリンダ40bがブラケット42によりアーム部本体
9に固定されており、ピストンロッド40aの伸縮によ
り連結アーム41(外筒23.内筒21)をアーム部本
体9に対して往復移動させる。
43は第6図に示すようにアーム部本体9に植設された
軸44に遊着されたスプロケット45と、検知軸43a
に固着されたスプロケット46とに掛渡されかつ外筒2
3に一部が固定されたループ状のチェーン47により、
外筒23の軸移動量を回転角に変換して外筒23の移動
位置、換言すればリスト部48の位置を検出するエンコ
ーダである。
なお、第2図に示しだエンコーダ8も、上記エンコーダ
43と同様な構成をもち、スライド4の移動位置を検知
するのである。
前記内筒21の先端に固着されたスピンドル39を包囲
しかつ該スピンドル39を軸支するように前記連結アー
ム41に固着されたリスト部48の・ウジフグ49内に
は、その一端に前記シリンダ手段40と同軸的に配設さ
れたガンシリンダ50を固着したリスト軸51がスピン
ドル39と直交するように遊転支持される。
第1図にて52.53はその軸受である。
このリスト軸51にはベベルギヤ54が固定され、この
ベベルギヤ54がスピンドル39に固着されたベベルギ
ヤ55と噛合することにより、リスト軸51はスピンド
ル390回転に伴なって回動し、ガンシリンダ50を上
下方向に揺動する。
また、リスト軸51の他端部位には電磁ブレーキ58が
配設されており、通電されたときに電磁石51が円板5
6を吸引することによるインナ−ディスク56a1アウ
ターデイスク56b間に生じる摩擦力によりリスト軸5
10回転、即ちガンシリンダ50の揺動を係止するよう
になっている。
このガンシリンダ50は空圧ホース59から圧縮空気が
供給されるエアシリンダ構造とされ、そのピストンロッ
ド50aには電極チップ60を保持するためのチップホ
ルダ60aが取着されている。
このチップホルダー60aは従来公知のものと同一構成
であり、溶接電流が供給される二次ケーブル61が接続
されると共に、冷却水循環用の冷却水ホース62が接続
されている。
尚、本ロボットをナツトランナとして成いはドリルとし
て利用する場合には、前記ガンシリンダ50とチップホ
ルダー60aとから成るガン全体を夫々所望のものに取
り換えるようにする。
尚、図示は省略するが、前記シリンダ手段6゜11.2
8.40には液圧を供給するチューブが配設され、前記
エンコーダ8,15,33.43には接続線が配設され
ている。
又、第4図で63は埃防止のブーツである。
本例のロボットは以上の構成であるから、前記各シリン
ダ6.11,28,40への供給液量を制御することに
より、電極チップ60を所望の姿勢にて所望の位置に設
定移動することができる。
即ち、シリンダ手段6(第3図参照)への液量制御によ
りピストンロッド6bが伸縮され、これによりスライド
ベース4がレール5,5上を移動してロボット全体をレ
ール5,5延設方向(Y方向という)に移動させる。
シリンダ手段11の液量が制御されると、ピストンロッ
ド11bが伸縮し、アーム部本体9を軸支10部を中心
として上下方向(2方向という)に揺動する。
この時アーム部本体9は横巾方向(X方向という)にも
変位することは言うまでもない。
アーム部本体9の揺動量はシリンダ手段110寸法によ
シ決定されるのであり、本例では第8図に示すように角
θ1の範囲で揺動する。
更に、シリンダ手段28(第2図参照)への液量制御に
よりピストンロッド28aが往復移動されると、チェー
ン32の移動に伴なってスプロケット29及び回転軸2
5が回転され、この回転はベベルギヤ26−ペベルギヤ
24−スプライン軸19〜内筒21−スピンドル39−
ベベルギヤ55−ベベルギヤ54−リスト軸51と伝達
されてリスト軸51を回転し、結果としてガン(ガンシ
リンダ50)を第8図の角θ2内で上下方向に揺動する
これにより電極チップの先端位置及び姿勢は、その先端
位置が前記したアーム部本体9の揺動作用と相俟って点
イ880、ハ二で囲まれる範囲内のいかなる位置をも取
り得るように制御することができる。
更にシリンダ手段40(第3,4図参照)への液量を制
御することによりピストンロッド40aが伸縮し、連結
アーム41がアーム部本体9に対して前後進し、リスト
部ハウジング49を前後移動する。
このとき第5図にみられるように、外筒23の外周四隅
に固定されだ摺動板37,37・・・がアーム部本体9
に設けられだ摺動板38,38・・・面を摺動し、内筒
21に固着されたスリーブ21aにキー結合されたハブ
20はスプライン軸19に対して滑り、両筒21.23
は軸線方向に一体的にアーム部本体9内を移動すること
になる。
両筒の移動によりリスト部ハウジング49も第8図に示
す距離tだけ移動するので電極チップ60の移動範囲を
更に拡大させることができ、結局その移動範囲は点イ。
ホ、へ、ト、チ、ニで囲まれた範囲となる。
尚、ガンシリンダ50は電極チップ60が被溶接物表面
に近接位置された後に電極チップ60を被溶接物表面に
押し当てて加圧するだめのものである。
以上の作用により、電極チップ60を複数の箇所に順次
設定するのであるが、これは予め設定されたプログラム
に基すいて自動的に行なうことができる。
即ち、第9図にロボットの制御装置の構成を示すように
、前記各シリンダ手段6,11゜28.40はエンコー
ダ8,15,33.43により位置のフィードバック制
御がなされるようになっている。
図において、63は中央処理装置、64は諸情報即ち位
置データや精度等の制御データが記憶されるコアメモリ
、65は前記各エンコーダ8,15,33,43から出
力されレベルシフト66.67.68.69及びコード
コンバータ70によりデジタル変換された信号をレジス
タファイル71に貯えられた前記コアメモリ64の出力
信号と比較するコンパレータ、72はコンパレータ65
の偏差信号をアナログ変換するコンバータ、73,74
,75,76は夫々ファンクションジェネレータ77.
78,79,80、サーボアンプ81,82,83.8
4を介して伝達される前記偏差信号に基すいて前記各シ
リンダ手段6.11,28.40に供給する液量を制御
するサーボバルブである。
この構成により、先ずシリンダ6.11.2840を作
動させて電極チップ60を所望の位置に設定し、この時
のエンコーダ8,15,33゜43の出力である位置デ
ータ及びその他の情報をコアメモリ64に記憶させ、こ
れを数箇所について行なうことによりコアメモリ64に
はシリンダ手段が作動すべきティーチングデータ等力配
憶される。
かかる上で所定のプログラムに基すいたコントロール信
号Sが中央処理装置63に入力されることにより、コア
メモリ64からは順次ティーチングされたデータが信号
として出力され、この信号が現在のシリンダ手段による
電極位置信号であるエンコーダ8,15,33,43か
らの信号と比較され、偏差に基すいてシリンダ手段6゜
11.28,40を偏差が零になる迄作動させ、所謂位
置フィードバック制御により電極チップを所定位置に自
動的に設定することができるのである。
以上の如く電極チップ60が所定位置に自動設定された
後に、同様にプログラム制御によりエアシリンダに圧縮
空気を供給することにより、ガンシリンダ50によって
電極チップ60は被溶接物Fの表面に押圧され、裏当て
電極との間に通電されてスポット溶接を行なうことにな
る。
このとき、電極チップ60から溶接機に生じる反力は、
第10図A、Bに示すように、先ずガンシリンダ50に
加わり、次いでリスト軸51、ノウジフグ49及び連結
アーム41を介してシリンダ手段40に伝達され、該シ
リンダ40を介して前記反力は全てアーム部本体9に伝
達される。
アーム部本体9に伝えられだ反力は、更に軸支10部及
びシリンダ手段11を介して軸支12部へと分割されな
がらスライドベース4に伝達され、最終的にレール5,
5、補強ビーム2に伝えられる。
従って、加圧反力を溶接機本体のみで受けてこれを吸収
する等の必要は全くなく、溶接機の実質的な強度を増大
することができるのであり、従来不可能であったロボッ
トによる一方向ガンのスポット溶接を可能にするのであ
る。
ここで、被溶接物Fの形状不良又はセット不良が生じて
第11図に示すように電極チップ60と被溶接物F表面
とが面直にならない状態が生じると、加圧力により電極
チップ60が被溶接物F表面を滑ってガンシリンダ50
を回転させる力が発生する恐れがある。
しかしながら、リスト部ノウジフグ49内においては、
電極チップ60の位置設定後に自動的に作動される電磁
ブレーキ58によりリスト軸51がロックされた状態に
あることから、かかる回転は確実に防止され電極チップ
60のスリップが防止される。
このとき、リスト部ハウジング49に捩り力が働いて該
ハウジング49及び外筒23をその軸回り方向に回転さ
せようとするが、外筒23とアーム部本体9との各摺動
板37,37・・・、38.38・・・の当接により該
回転も確実に防止されるのである。
尚、ブレーキ機構として流体加圧式やギヤ式のものも採
用できる。
溶接に際して同一ライン上を異なる自動車フロアが移送
されて来る場合、当然溶接箇所が相違すると共に溶接部
の形状、寸法も相違する。
かかる場合には前述の如く溶接機をロボット的に作動さ
せる外に、裏当て電極も自動車フロアの型式に合わせて
変更する必要がある。
第12図及び第13図はかかる目的の下に構成された裏
当て電極98を示す。
図において、85は基台、86は該基台85に軸転可能
に支持された軸87に固着され上下方向に回転できる電
極支持体であり、この支持体86には第13図A、Hに
側面形状を示す板状の裏当て電極88.89がそれぞれ
絶縁材88b。
89bを介して支持体回転方向に例えば90°の位相差
をもって取着される。
この裏当て電極88゜89は自動車フロアの膨出部、通
称トンネル部溶接用の裏当て電極であり、夫々は各自動
車フロアのトンネル部裏面形状に略同−の形状とされ、
周面に複数個の当接部88a、89aが形成されている
90は前記軸87と一体のブラケット91にピスト塔ロ
ッド90aの先端が枢支92され、シリンダ90bの後
端がブラケット93により基板94に固定されたシリン
ダ手段であり、ピスト塔ロッド90aを伸長した図の状
態では電極88が真上に来るように支持体86を回転し
、ビストンロツド90aが短縮したときには各部が反相
線の如く移動して電極89が真上に乗るように回転する
ことができる。
95,96.97は回転位置決め用のストッパである。
また第1図の場合と同様に、トランスの二次ケーブルの
一方をこれら電極88.89に、他方を溶接ガン側に接
続する。
しかして、第14図に示すように自動車フロアFの移送
ラインの下側に前記裏当て電極98を配設する一方、ラ
イン側近に溶接機、本例ではラインの両側に夫々溶接機
3,3′を配設することにより、移送されてくる自動車
フロアFの型式に適合する電極88又は89をセットす
る一方、ティーチングされた位置に溶接機3,3の各電
極60゜60′をセットし、スポット溶接を行なうこと
ができる。
これにより数種の型式の自動車フロアを同一ラインにて
スポット溶接することができるのである。
第15図は更に一対の溶接機3“、3“′を配設した例
を示し、自動車フロアFのトンネル部FT前後位置を夫
々同時に溶接することができる。
このように、溶接機を複数台使用することは任意である
ここで、上記実施例はロボットを溶接機として実施しだ
例について説明したが、溶接用ガン(ガンシリンダ、電
極)をナツトランナやドリル等に取り換えることにより
容易に他の加工機として利用することができる。
また、レールを直接地面に設置することにより反力を最
終的に地面で受け、強度を更に高めることもできるので
ある。
以上詳細に説明したように本発明の工業用ロボットによ
れば、取着された加工用工具を複数の設定空間位置に自
動的に制御設置することができるので汎用型の加工機と
して用いることが可能となり、同一ライン上を移送され
てくる異なる形状、寸法の被加工物への自動加工を可能
にする一方、加工用工具に生じる反力を最終的には固定
レールにて受は止めるような構成としたことにより、該
反力が生じてもロボット各部がゆがんだり破損されるこ
とを大巾に防止できロボットの実質的な強度を向上する
ことができる。
更に、リスト軸にブレーキ手段を設けたことにより工具
を常時圧しい姿勢にて被加工物に対接でき、良好な加工
結果を得ることができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明ロボットを溶接機として設けた場合の正
面図、第2図はロボットの詳細を示す一部破断正面図、
第3図は同平面図、第4図は第2図の■矢視図、第5図
は第2図のV−V線断面図、第6図は第2図の■矢視図
、第7図はリスト部の拡大断面図、第8図は作用説明図
、第9図はロボット制御装置の構成を示すブロックダイ
ヤグラム、第10図A、Bは反力伝達経路を説明する図
で夫夫第4図、第2図に対応する図、第11図は不具合
を説明するだめの部分図、第12図は裏当て電極及びそ
の保持装置の正面図、第13図A、Bは夫々第12図の
XIA、XIB矢視図、第14図は組合せ使用した場合
の作用正面図、第15図は同様の平面図である。 3・・・溶接機、4・・・スライドベース、5・・・レ
ール、6・・・シリンダ手段、9・・・アーム部本体、
11・・・シリンダ手段、19・・・スプライン軸、2
0・・・バブ、21・・・内筒、21a・・・スリーブ
、23・・・外筒、28・・・シリンダ手段、37.3
8・・・摺動板、41・・・連結アーム、49・・・ハ
ウジング、50・・・ガンシリンダ、51・・・リスト
軸、58・・・電磁ブレーキ、60・・・電極チップ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 固定レール上を摺動可能なスライドベースと、この
    スライドベースに基端が軸支され、該スライドベースに
    枢支されたシリンダ手段によりレール沿設方向と直交す
    る平面内に揺動される筒状のアーム部本体と、このアー
    ム部本体内に軸方向移動可能に内装されアーム部本体に
    取着したシリンダ手段により軸方向移動されるがその回
    転はアーム部本体により係止される外筒と、この外筒内
    に設けられ回転駆動手段により回転される内筒と、前記
    外筒の先端に固着される一方、前記内筒を軸方向に拘束
    した状態で回転可能に支持するリストノウジフグと、こ
    のリストハウジング内に前記内筒と直交する方向に軸支
    されて該内筒の回転により回転されると共に、その先端
    の前記外筒を軸方向移動させるシリンダ手段の軸線上に
    加工用工具が取着されかつ該加工用工具が前記レール沿
    設方向と直交する平面にて回動し得るリスト軸とを備え
    だことを特徴とする工業用ロボット。
JP53060727A 1978-05-22 1978-05-22 工業用ロボツト Expired JPS5815277B2 (ja)

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