JPH11311517A - 測量機 - Google Patents

測量機

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JPH11311517A
JPH11311517A JP10118079A JP11807998A JPH11311517A JP H11311517 A JPH11311517 A JP H11311517A JP 10118079 A JP10118079 A JP 10118079A JP 11807998 A JP11807998 A JP 11807998A JP H11311517 A JPH11311517 A JP H11311517A
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arm
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surveying instrument
hollow
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Kunitoshi Ogawa
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 柱状部30内に望遠鏡34回動用の中空モー
タを収容したとしても柱状部内スペースを狭めることの
ない中空モータ駆動式の測量機の提供。 【解決手段】 望遠鏡34に固設された水平軸32が柱
状部30,30間で回転可能に支承され、水平軸32と
柱状部30間には、水平軸32回動用中空モータ40B
が設けらている。モータ40Bは、ケース40a外に延
びる出力軸41に支持されたロータ44と、ケース40
aに支持されたステータ42とがケース40a内に収容
一体化されたユニット構造で、出力軸41を水平軸32
に直結し、ケース40aから延びるアーム46を、柱状
部30から延びる延出ロッド60にユニバーサルジョイ
ントJ2 を介して固定し、寸法誤差や取付誤差によるケ
ース40aと柱状部30間連結部のズレをユニバーサル
ジョイントJ2 で吸収する。モータ40Bの相対回動部
および水平軸32の回転支承部に不測の応力が作用せ
ず、望遠鏡34(水平軸32)をスムーズに回動でき、
カップリングが不要となって、柱状部30内スペースが
広がる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は望遠鏡の水平軸や測
量機本体の鉛直軸をモータによって回動させる測量機に
係わり、特に、超音波モータやステッピングモータ等の
中空のモータによって測量機の水平軸や鉛直軸を回動さ
せる測量機に関する。
【0002】
【従来の技術】測量機では、視準用望遠鏡の水平軸が柱
状部形成壁に回転可能に支承されており、さらに測量機
本体の鉛直軸が軸筒に回転可能に支承されている。そし
てこれらの軸を中空の超音波モータによって回動させる
ことで、モータ設置スペースがいらず、位置決め精度に
優れ、かつ構造が簡潔となるモータ駆動式の測量機(実
開平3−63812号)が知られている。
【0003】図8は、実開平3−63812号に開示さ
れている測量機を示し、超音波モータ1は、モータケー
ス1a内にロータとステータを収容一体化したユニット
構造で、視準用望遠鏡5を支持する水平軸6に超音波モ
ータ1の出力軸2が直結されるとともに、モータケース
1aが機体ケーシングである柱状部形成壁8に突設した
ボス9にねじに固定されている。
【0004】また、図示しないが、測量機本体の鉛直軸
と軸筒間には、超音波モータを構成するロータとステー
タとが組み込まれて測量機に一体化されてれており、ケ
ース1a内にロータとステータを収容一体化したユニッ
ト構造の水平軸回動用の超音波モータ1とは構成が異な
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来の測量機
では、水平軸6に超音波モータ1を取り付ける場合(水
平軸6に超音波モータ1の出力軸2を直結する場合)、
寸法誤差や取付誤差によってモータケース1a側のねじ
挿通孔とボス9側のねじ孔の位置が一致しなかったり、
水平軸6と出力軸2の軸芯が一致しないおそれがある。
このため、従来では、モータケース1aをボス9にねじ
固定するとともに、軸6,2間に生じる軸芯のずれを連
結部に設けたカップリング4で吸収するようになってい
た。このため、超音波モータ1の取付位置は、カップリ
ング4を設けた分、柱状部形成壁8から大きく離間し、
柱状部内に収容される制御用のプリント基板等の収容ス
ペースが狭められる等、柱状部内スペースを狭める原因
となっていた。
【0006】また、鉛直軸を回動させるための超音波モ
ータとしては、前記したように、モータケースを用いる
ことなく、鉛直軸と軸筒間にロータとステータを直接配
設することはできても、モータの出力軸との連結部にカ
ップリングを設けることが構造上困難なため、水平軸回
動用の超音波モータ1のようにユニット化された超音波
モータを適用することが困難であった。
【0007】本発明は前記従来技術の問題点に鑑みなさ
れたもので、その第1の目的は鉛直軸の回動にユニット
化された中空モータを用いることができる中空モータ駆
動式の測量機を提供することであり、第2の目的は、水
平軸の回動にユニット化された中空モータを用いて柱状
部内スペースを大きく狭めることのない中空モータ駆動
式の測量機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に係る測量機においては、整準台に立設さ
れた軸筒に、機体ケーシングに固設された鉛直軸が回転
可能に支承され、軸筒と鉛直軸間には、鉛直軸を回動駆
動させる中空モータが設けられ、前記中空モータは、モ
ータケース外に延びる円筒型の出力軸に一体化されたロ
ータと、モータケースに一体化されたステータとがモー
タケース内に相対回転可能に収容一体化されたユニット
構造で、前記出力軸が軸筒に直結されるとともに、モー
タケースが機体ケーシングに固定された測量機であっ
て、前記モータケースに一本のアームを外方に突設し、
このアームをユニバーサルジョイント式誤差吸収機構を
介して機体ケーシングに回り止めするようにしたもので
ある。また、請求項3に係る測量機においては、機体ケ
ーシングに形成されている一対の柱状部間には、望遠鏡
に固設された水平軸が回転可能に支承され、柱状部形成
壁と水平軸間には、水平軸を回動駆動させる中空モータ
が設けられ、前記中空モータは、モータケース外に延び
る円筒型の出力軸に一体化されたロータと、モータケー
スに一体化されたステータとがモータケース内に相対回
転可能に収容一体化されたユニット構造で、前記出力軸
が水平軸に直結されるとともに、モータケースが柱状部
形成壁に固定された測量機であって、前記モータケース
に一本のアームを外方に突設し、このアームをユニバー
サルジョイント式誤差吸収機構を介して柱状部形成壁に
回り止めするようにしたものである。超音波モータの出
力軸を軸筒(請求項3では水平軸)に直結すると、寸法
誤差や取付誤差等によって、アームが機体ケーシング
(請求項3では柱状部形成壁)側のアーム固定予定位置
に対しずれる場合があるが、アームと機体ケーシング
(請求項3では柱状部形成壁)間に介装されているユニ
バーサルジョイント式誤差吸収機構によって、アームの
機体ケーシング(請求項3では柱状部形成壁)側アーム
固定予定位置に対するズレが吸収されるので、モータケ
ース(アーム)は不測の応力が生じない状態で確実に機
体ケーシング(請求項3では柱状部形成壁)に回り止め
された形態に保持されて、鉛直軸(請求項3では水平
軸)のスムーズな回動が確保される。また、前記誤差吸
収機構を、機体ケーシング(請求項3では柱状部形成
壁)に固定されて前記アームと交差するように延出する
延出部材と、前記アームと延出部材間に介装したユニバ
ーサルジョイントとから構成するようにしたもので、ア
ームと延出部材間の位置のズレは、両者間に介装された
ユニバーサルジョイントによって確実に吸収される。請
求項5においては、請求項2または4のいずれかに記載
の測量機において、前記ユニバーサルジョイントを、ア
ームの係合できる大きさの切り欠きが形成され、前記延
出部に固定されてアームが切り欠きに交差するように配
設された軸受けハウジングと、前記軸受けハウジング内
に遊合し、前記切り欠き内に突出してアームの対向側面
を挟持する先端が球状の一対の挟持部材と、前記挟持部
材の先端球状部が係合できるアーム側の球受凹部とから
構成するようにしたものである。軸受けハウジングに遊
合する挟持部材は、その先端球状部をアームの球受凹部
に係合させたまま揺動して位置を変えることで、アーム
の球受凹部と挟持部材間の位置のずれを吸収する。請求
項6においては、請求項5に記載の測量機において、前
記軸受けハウジングを前記延出部材が片持ち支持するよ
うにしたものである。軸受けハウジングは延出部材によ
って片持ち支持されており、軸受けハウジングの両端支
持された構造に比べて、機体ケーシング内を狭めること
がない。請求項7においては、請求項5または6に記載
の測量機において、前記一対の挟持部材の一方だけを軸
受けハウジング内に収容したばね部材によりモータの起
動トルク以上の力で押圧付勢するようにしたものであ
る。アームの両側面をばね部材で付勢保持した場合に
は、モータの起動または停止時に、ばね部材の相乗効果
によってアームが振動して鉛直軸や水平軸を所定位置に
静止させにくいが、アームの一方の側面だけをばね付勢
してアームを剛体部に押圧保持させた場合には、アーム
は剛体部側に変位できない分、モータの起動または停止
時にアームがふらつかず、鉛直軸や水平軸を所定位置に
静止させ易い。請求項8においては、請求項1に記載の
測量機において、前記中空モータは超音波モータで、モ
ータケースと軸筒間に摺動シール部を介装して、モータ
ケースと軸筒間に円筒型の密閉空間領域を設け、この閉
塞空間領域に防湿材を収容するようにし、請求項9にお
いては、請求項3に記載の測量機において、前記中空モ
ータは超音波モータで、モータケースの中空部の開口両
端部に蓋を設けて、モータケースの中空部を密閉し、こ
の密閉中空部に防湿材を収容するようにしたものであ
る。超音波モータは湿度に弱いが、ロータおよびステー
タが収容されているモータケースの内部に連絡する隙間
が設けられているモータケースの中空部は、常に防湿材
で除湿された雰囲気に保持される。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、発明の実施の形態を本発明
の実施例に基づいて説明する。
【0010】図1〜6は本発明の実施例を示すもので、
図1は本発明の第1の実施例であるトータルステーショ
ンの縦断面図、図2は同トータルステーションの横断面
図(図1に示す線II−IIに沿う断面図)、図3は同トー
タルステーションの水平断面図(図2に示す線III −I
II に沿う断面図)、図4は本発明の要部であるユニバ
ーサルジョイント誤差吸収機構の分解斜視図、図5は柱
状部の拡大断面図、図6は同柱状部の断面図(図5に示
す線VI−VIに沿う断面図)である。
【0011】これらの図において、符号10は整準台
で、この整準台10の上には、機体ケーシング21内に
一体化された測量機本体20が回動可能に載置されて、
整準台10に一体化されている。整準台10には、上下
方向に延びる軸筒12が垂設されており、この軸筒12
内に測量機本体20側の鉛直軸22が挿通配置され、ボ
ールベアリング14を介して回動可能に支承されてい
る。
【0012】軸筒12の上端部と鉛直軸22の上端部に
は、それぞれ対向するフランジ部13,23が形成さ
れ、これらのフランジ部13,23には円環形状のディ
スク目盛24とマスク目盛26が取着されている。両目
盛24,26は微小隙間を隔てて対向配置されており、
鉛直軸22の回動によってマスク目盛26がディスク目
盛24に対し回動する。また両目盛24,26を挾んで
図示しない発光素子と受光素子とが対向配置されてい
る。即ち、発光素子、受光素子及び両目盛24,26に
よって、測量機本体20の回動量を検出する水平角セン
サーである光学式ロータリエンコーダーE1 が構成され
ている。なお符号16,17は整準台を構成する下盤、
及び定盤、符号18は整準ねじ、符号19は鉛直軸22
内に形成されている光学求心用光路である。
【0013】また軸筒12の下端部にもフランジ部13
aが形成され、このフランジ部13aには、中空型超音
波モータ40Aの出力軸41が固定されるとともに、モ
ータケース40aに突設された一本のアーム46がユニ
バーサルジョイント式誤差吸収機構Aを介して機体ケー
シング21に回り止め固定されている。
【0014】超音波モータ40Aは、出力軸41とモー
タケース40aがボールベアリング45によって相対回
転可能に組み付けられ、モータケース40a外に延びる
円筒型の出力軸41に一体化されたロータ44と、モー
タケース40aに一体化されたステータ42とが、モー
タケース40a内に相対回転可能に収容一体化されたユ
ニット構造となっている。そして、出力軸41が固定ね
じ40bによりフランジ部13aに固定されることで、
超音波モータ40Aが軸筒12に一体化されている。
【0015】誤差吸収機構Aは、図3に示すように、機
体ケーシング21に螺着固定されてアーム46と交差す
るように延出する延出部材である延出ロッド60と、こ
の延出ロッド60とアーム46間に介装されたユニバー
サルジョイントJ1 とから構成されている。
【0016】ユニバーサルジョイントJ1 は、アーム4
6の係合できる切り欠き62が形成され、ロッド60に
片持ち支持された軸受けハウジング61と、軸受けハウ
ジング61の孔63a内に挿通配置されたロッド60の
先端穴60aに収容された摺動子64と、軸受けハウジ
ング61の孔63bに摺動可能に収容された摺動子64
と、それぞれの摺動子64の前端に開口するピン穴64
aに収容されたアーム挟持部材であるピン65と、軸受
けハウジング61の孔63b内に収容されて摺動子64
を付勢し、一対のピン65,65を介してアーム46の
対向側面にモータ40の起動トルク以上の挟持力を作用
させる圧縮コイルスプリング66と、ピン65が当接す
るアーム46の対向側面に形成された球受凹部46a
と、によって構成されている。符号67は、軸受けハウ
ジング61をロッド60に固定するねじである。
【0017】また、摺動子64のピン穴64aの内径は
ピン65の外径より大きく形成されて、ピン65がピン
穴64aに対し自由に揺動できるとともに、ピン65の
先端部は球形に、一方、アーム46側の球受凹部46a
には,ピン65の球形先端部が自由に傾動できるように
円錐形に形成されており、アーム46側の球受凹部46
aとピン65の先端部とが軸受ハウジング61の配設方
向Lに対して多少ずれていても、ピン65がアーム46
を挟持した状態を保持できるようになっている。
【0018】即ち、超音波モータ40Aの出力軸41を
軸筒12に直結すると、寸法誤差や取付誤差などに起因
して、アーム46側の球受凹部46aの中心と延出ロッ
ド60の軸芯(摺動子64の中心)とが一致しないおそ
れがあるが、そのような場合であっても、ピン65はピ
ン穴64a内に遊合していることから、ピン65が摺動
子64aに対し傾斜した形態となって、ピン65の先端
部がアーム46側の球受凹部46aに係合した状態に保
持され、アーム46はばね付勢されたピン65,65で
挟持された状態に保持されるとともに、アーム46と延
出ロッド60間にはアーム46を延出ロッド60に連結
することによる不測の負荷(応力)は一切生じていな
い。従って、軸筒12に固定されている出力軸41およ
びロータ44と、これらに対し回動可能に組付けられて
いるモータケース40aおよびステータ42間にも、さ
らには、軸筒12の回転支承部であるボールベアリング
14にも、超音波モータ40Aを軸筒12と機体ケーシ
ング21間に取付固定することによる不測の負荷(応
力)は一切生じていない。
【0019】また、超音波モータ40Aのモータケース
40aの上面には、軸筒12側のフランジ部13にその
可撓性先端部が摺接するように円環状の摺動シール部材
48が設けられて、モータケース40aと軸筒12間に
円筒型の密閉空間領域S1 が設けられている。そして、
この閉塞空間領域S1 には、軸筒12の外周に接するよ
うに防湿材49が収容されて、超音波モータ40Aの防
湿が図られている。即ち、モータケース40a内は、モ
ータケース40aの内周下端縁部と出力軸41の上端部
間の隙40c(図1参照)を介してモータ中空部に連通
しており、閉塞空間領域S1 が防湿されることで、モー
タケース40a内も防湿される。なお図3では、摺動シ
ール部材48の図示を省略している。
【0020】また、測量機本体20には、対向する一対
の柱状部30,30が形成されており、この柱状部3
0,30間には水平軸32に固定支持された望遠鏡34
が設けられている。水平軸32は柱状部形成壁30aに
螺着固定されたメタル軸受32aによって回転可能に支
承され、水平軸32の一端部には、水平軸32から延び
るフランジ状支持部材33に支持された円環状のディス
ク目盛24と、メタル軸受32aから延びるフランジ状
支持部材36に支持された円環状のマスク目盛26とが
微小隙間を隔てて対向配置されている。また両目盛2
4,26を挾んで図示しない発光素子と受光素子とが設
けられており、両目盛24,26と発光素子,受光素子
とによって、望遠鏡34の回動量を検出する高度角セン
サーである光学式ロータリーエンコンダーE2 が構成さ
れている。
【0021】また水平軸32の他端部には、望遠鏡34
を回動させる中空型超音波モータ40Bが設けられてい
る。即ち、超音波モータ40Bの出力軸41が水平軸3
2に直結されるとともに、モータケース40aに突設さ
れた一本のアーム46がユニバーサルジョイント式誤差
吸収機構Bを介して機体ケーシング21である柱状部形
成壁30bに回り止め固定されている。
【0022】超音波モータ40Bも、モータ40Aと同
様、出力軸41とモータケース40aがボールベアリン
グ45によって相対回転可能に組み付けられ、モータケ
ース40a外に延びる円筒型の出力軸41に一体化され
たロータ44と、モータケース40aに一体化されたス
テータ42とがモータケース40a内に相対回転可能に
収容一体化されたユニット構造となっている。
【0023】誤差吸収機構Bも、モータ40A側の誤差
吸収機構Aと同様、機体ケーシング21である柱状部形
成壁30bに螺着固定されてアーム46と交差するよう
に延出する延出部材である延出ロッド60と、この延出
ロッド60とアーム46間に介装されたユニバーサルジ
ョイントJ2 とから構成されている。
【0024】ユニバーサルジョイントJ2 も超音波モー
タ40A側の誤差吸収機構Aのユニバーサルジョイント
1 と同一の構造であり、同一の符号を付すことにより
その説明は省略する。
【0025】なお、符号40b’は出力軸41を水平軸
32に固定する固定ねじであり、出力軸41が水平軸3
2に連結されることによってアーム46と延出ロッド6
0間に生じるずれは、両者46,60間に介装されてい
るユニバーサルジョイントJ2 によって吸収されて、超
音波モータ40Bにはモータを取付固定することによる
不測の応力が全く生じないようになっている。
【0026】即ち、超音波モータ40Bの出力軸41を
水平軸32に直結すると、寸法誤差や取付誤差などに起
因して、アーム46側の球受凹部46aの中心と延出ロ
ッド60の軸芯(摺動子64の中心)とが一致しないお
それがあるが、そのような場合であっても、ピン65は
ピン穴64a内に遊合していることから、ピン65が摺
動子64aに対し傾斜した形態となって、ピン65の先
端部がアーム46側の球受凹部46aに係合した状態に
保持され、アーム46はばね付勢されたピン65,65
で挟持された状態に保持されるとともに、アーム46と
延出ロッド60間にはアーム46を延出ロッド60に連
結することによる不測の負荷(応力)は一切生じていな
い。従って、水平軸32に固定されている出力軸41お
よびロータ44と、これらに対し回動可能に組付けられ
ているモータケース40aおよびステータ42間にも、
さらには、水平軸32の回転支承部にも、超音波モータ
40Bを水平軸32と柱状部形成壁30b間に取付固定
することによる不測の負荷(応力)は一切生じていな
い。
【0027】また、本実施例では、出力軸41を水平軸
32に直結することによるモータケース40aと柱状部
形成壁30b間の取付位置のズレがユニバーサルジョイ
ント式誤差吸収機構Bによって吸収されるので、従来技
術のように、誤差吸収機構であるカップリングが不要
で、超音波モータ40Bが水平軸32に接近して設けら
れており、それだけ柱状部30内を有効に利用できる。
【0028】また、超音波モータ40Bのモータケース
40aの中空部の開口両端部には蓋48a,48bが設
けられて、モータケース40aの中空部が密閉されてい
る。そして、この密閉中空部S2 内には防湿材49が収
容されて、隙40cを介し密閉中空部S2 と連通するモ
ータケース40a内の防湿が図られている。
【0029】第7図は本発明の第2の実施例であるトー
タルステーションの要部である誤差吸収機構を示してい
る。
【0030】前記した第1の実施例における誤差吸収機
構Aでは、ユニバーサルジョイント構成部材である軸受
けハウジング61が一本の延出ロッド60によって支持
されていたが、この実施例における誤差吸収機構Cで
は、ユニバーサルジョイント構成部材である軸受けハウ
ジング61の両端部がそれぞれ延出ロッド60,60に
よって支持されて、軸受けハウジング61が撓まないよ
うに支持されている。
【0031】その他の構造は、前記した第1の実施例の
誤差吸収機構Aと同一であるため、同一の符号を付すこ
とによりその説明は省略する。
【0032】また、前記した実施例では、鉛直軸22や
水平軸32を回動させる中空のモータが超音波モータに
よって構成されていたが、超音波モータに限るものでは
なく、ステッピングモータであってもよい。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に係る測量機では、ユニット化された中空モータの出
力軸を軸筒に直結することに伴うモータケースと機体ケ
ーシング形成壁間の取付位置のずれは、ユニバーサルジ
ョイント式誤差吸収機構によって吸収されるので、従来
困難であったユニット化された中空モータの鉛直軸の回
動手段としての適用が可能となる。また、請求項2によ
れば、ユニット化された中空モータの出力軸を水平軸に
直結することに伴うモータケースと柱状部形成壁間の取
付位置のずれは、ユニバーサルジョイント式誤差吸収機
構によって吸収されるので、従来必要であった出力軸と
水平軸連結部のカップリングが不要となって、中空モー
タの設置位置が望遠鏡に接近した位置となって、それだ
け柱状部内スペースが拡大する。また、請求項6によれ
ば、軸受けハウジングが両端支持されている場合に比べ
て、機体ケーシング内を狭めないので、機体ケーシング
内スペースを有効利用できる。また、請求項7によれ
ば、モータの起動時や停止時にモータケースがふらつく
ことがないので、測量機本体や望遠鏡を所定位置にスム
ーズかつ確実に回動させることができる。また、請求項
8または9によれば、超音波モータは湿度に弱いが、モ
ータケースの中空部が常に防湿材で除湿された雰囲気に
保持されるので、モータケースの内部も除湿状態に保持
されて、超音波モータの長期の寿命が保証される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例であるトータルステーシ
ョンの縦断面図
【図2】同トータルステーションの横断面図(図1に示
す線II−IIに沿う断面図)
【図3】同トータルステーションの水平断面図(図2に
示す線III −III に沿う断面図)
【図4】本発明の要部であるユニバーサルジョイント式
誤差吸収機構の分解斜視図
【図5】柱状部の拡大断面図
【図6】同柱状部の断面図(図5に示す線VI−VIに沿う
断面図)
【図7】本発明の第2の実施例の要部であるユニバーサ
ルジョイント式取付誤差吸収機構の断面図
【図8】従来の測量機の断面図
【符号の説明】
10 整準台 12 軸筒 20 測量機本体 21 機体ケーシング 22 鉛直軸 30 柱状部 30b 柱状部形成壁 32 水平軸 34 望遠鏡 40A,40B 中空型超音波モータ 40a モータケース 41 モータ出力軸 42 ステータ 44 ロータ 46 アーム 46a 球受凹部 48 摺動シール部材 48a,48b モータケースの中空部を密閉する蓋 49 防湿材 60 延出部材である延出ロッド 61 軸受けハウジング 62 切り欠き 65 挟持部材であるピン 66 ばね部材である圧縮スプリング A,B,C ユニバーサルジョイント式誤差吸収機構 J1 ,J2 ユニバーサルジョイント S1 閉塞空間領域 S2 密閉中空部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 整準台に立設された軸筒に、機体ケーシ
    ングに固設された鉛直軸が回転可能に支承され、軸筒と
    鉛直軸間には、鉛直軸を回動駆動させる中空モータが設
    けられ、前記中空モータは、モータケース外に延びる円
    筒型の出力軸に一体化されたロータと、モータケースに
    一体化されたステータとがモータケース内に相対回転可
    能に収容一体化されたユニット構造で、前記出力軸が軸
    筒に直結されるとともに、モータケースが機体ケーシン
    グに固定された測量機であって、前記モータケースに
    は、一本のアームが外方に突設され、このアームがユニ
    バーサルジョイント式誤差吸収機構を介して機体ケーシ
    ングに回り止めされたことを特徴とする測量機。
  2. 【請求項2】 前記誤差吸収機構は、機体ケーシングに
    固定されて前記アームと交差する方向に延出する延出部
    材と、前記アームと延出部材間に介装されたユニバーサ
    ルジョイントとから構成されたことを特徴とする請求項
    1記載の測量機。
  3. 【請求項3】 機体ケーシングに形成されている一対の
    柱状部間には、望遠鏡に固設された水平軸が回転可能に
    支承され、柱状部形成壁と水平軸間には、水平軸を回動
    駆動させる中空モータが設けられ、前記中空モータは、
    モータケース外に延びる円筒型の出力軸に一体化された
    ロータと、モータケースに一体化されたステータとがモ
    ータケース内に相対回転可能に収容一体化されたユニッ
    ト構造で、前記出力軸が水平軸に直結されるとともに、
    モータケースが柱状部形成壁に固定された測量機であっ
    て、前記モータケースには、一本のアームが外方に突設
    され、このアームがユニバーサルジョイント式誤差吸収
    機構を介して柱状部形成壁に回り止めされたことを特徴
    とする測量機。
  4. 【請求項4】 前記誤差吸収機構は、柱状部形成壁に固
    定されて前記アームと交差する方向に延出する延出部材
    と、前記アームと延出部材間に介装されたユニバーサル
    ジョイントとから構成されたことを特徴とする請求項3
    記載の測量機。
  5. 【請求項5】 前記ユニバーサルジョイントは、アーム
    の係合できる大きさの切り欠きが形成され、前記延出部
    に固定されてアームが切り欠きに交差するように配設さ
    れた軸受けハウジングと、前記軸受けハウジング内に遊
    合し、ばね付勢されて前記切り欠き内に突出してアーム
    の対向側面を挟持する先端が球状の一対の挟持部材と、
    前記挟持部材の先端球状部が係合できるアーム側の球受
    凹部とから構成されたことを特徴とする請求項2または
    4のいずれかに記載の測量機。
  6. 【請求項6】 前記軸受けハウジングは、前記延出部材
    によって片持ち支持されたことを特徴とする請求項5に
    記載の測量機。
  7. 【請求項7】 前記一対の挟持部材の一方だけが軸受け
    ハウジング内に収容されたばね部材によりモータの起動
    トルク以上の力で押圧付勢されたことを特徴とする請求
    項5または6に記載の測量機。
  8. 【請求項8】 前記中空モータは超音波モータで、モー
    タケースと軸筒間に摺動シール部が介装されて、モータ
    ケースと軸筒間に円筒型の密閉空間領域が形成され、こ
    の閉塞空間領域に防湿材が収容されたことを特徴とする
    請求項1に記載の測量機。
  9. 【請求項9】 前記中空モータは超音波モータで、モー
    タケースの中空部の開口両端部に蓋が設けられて、モー
    タケースの中空部が密閉され、この密閉中空部に防湿材
    が収容されたことを特徴とする請求項3に記載の測量
    機。
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