JP2539749Y2 - シートセンサ - Google Patents

シートセンサ

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JP2539749Y2
JP2539749Y2 JP5091591U JP5091591U JP2539749Y2 JP 2539749 Y2 JP2539749 Y2 JP 2539749Y2 JP 5091591 U JP5091591 U JP 5091591U JP 5091591 U JP5091591 U JP 5091591U JP 2539749 Y2 JP2539749 Y2 JP 2539749Y2
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connecting portion
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瀬 徹 加
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自動車電機工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えば自動車のシー
トを自動的に作動させるのに利用されるシートスライド
装置においてシートモータの回転を検出するのに利用さ
れるシートセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】図2はシートスライド装置においてシー
トモータの回転を検出するのに利用されるシートセンサ
を例示するものであり、このシートスライド装置ではシ
ートセンサを取付けることによってメモリ制御を行うも
のとシートセンサを取付けずにメモリ制御を行わないも
のとで同一のギヤボックスとしている。
【0003】図示するシートセンサ50は、図示しない
シートの幅寸法にほぼ一致する長さ寸法を有するリード
スクリュー60の端部側に配設したギヤボックス61に
組付けるものであって、ハウジング51と、センサシャ
フト52と、センサマグネット53と、リードスイッチ
54とから構成されている。
【0004】前記リードスクリュー60の端部寄りに
は、雄ねじ部60aとフラット面60b1を形成したセ
ンサ連結部60bが設けてある。
【0005】また、前記ギヤボックス61には、シート
モータ62に備えた図示しないモータシャフトに基端側
を連結したケーブル63の先端側が回転可能に支持して
あり、前記ケーブル63の先端側には、ギヤボックス6
1内においてウオーム63aが形成してある。
【0006】そして、ギヤボックス61には、図中にお
いて左方側のセンサ取付け部61aから図中において右
方側のリードスクリュー連結部61bに向けて連通した
連通孔61cが設けてあり、この連通孔61c内におい
て、リードスクリュー連結部61b側に軸受64が装着
してあるとともにほぼ中央に、ヘリカルギヤ65が回転
可能な状態で収納してあって、前記ヘリカルギヤ65が
前記ウオーム63aに噛み合ってウオーム63aの回転
を受ける。
【0007】そしてまた、前記ヘリカルギヤ65の中央
には、フラット面65a1を形成した挿通孔65aが設
けてあり、前記フラット面65a1の図中の右側のほぼ
半分がリードスクリュー60用の挿通部65a2になっ
ており且つ図中の左側のほぼ半分がセンサシャフト52
用の挿通部65a3になっている。
【0008】ここで、前記リードスクリュー60のヘリ
カルギヤ連結部60bをギヤボックス61の図中におい
て右方側から軸受64に通してヘリカルギヤ65の挿通
孔65aに挿入した状態で、ギヤボックス61内で雄ね
じ部60aにナット66をねじ込ませることによってリ
ードスクリュー60を前記軸受64の回転側に固定して
あり、ヘリカルギヤ連結部60bがヘリカルギヤ65の
センサシャフト52用の挿通部65a3を残してリード
スクリュー60用の挿通部65a2に挿入されることに
よってヘリカルギヤ連結部60bのフラット面60b1
がリードスクリュー挿通孔64aのフラット面64a1
に係合するので、ヘリカルギヤ65がリードスクリュー
60に対して一体的に連結され、シートモータ62の回
転がケーブル63のウオーム63aを介してヘリカルギ
ヤ65で減速されてリードスクリュー60に伝達し、リ
ードスクリュー60の回転によりこのリードスクリュー
60に噛み合う図示しないナット部材に固定したシート
を移動させる。
【0009】一方、前記ヘリカルギヤ65のセンサシャ
フト52用の挿通部65a3には、シートセンサ50の
センサシャフト52が係合した状態で連結している。
【0010】前記センサシャフト52は、図中の左側か
ら右側に向けて長寸で小径の軸状をなすものであって、
ハウジング51のほぼ中央に設けたシャフト支持孔51
aで支持された状態で回転する。
【0011】また、センサシャフト52の図中の右方側
がシャフト支持孔51aから図中の右方側に突出してお
り、突出した先端寄りには、フラット面52a1を形成
したリードスクリュー連結部52aが形成してあるとと
もに、センサシャフト52の図中の左方端寄りには、フ
ラット面52b1を形成したセンサマグネット連結部5
2bが形成してあり、前記リードスクリュー連結部52
aをヘリカルギヤ65の前記センサシャフト52用の挿
通部65a3に挿入することによってセンサシャフト5
2のフラット面52a1がヘリカルギヤ65の挿通孔6
5aのフラット面65a1においてセンサシャフト52
用の挿通部65a3に係合する。
【0012】シートセンサ50のセンサマグネット53
は、外形が環状をなすものとして形成したリング部53
aと、このリング部53aをセンサシャフト52に対し
て同心状態で回転させるためのホルダー53bとからな
る。
【0013】そして、前記ホルダー53bの中央には、
センサシャフト52の外径寸法よりもわずかに大きい内
径寸法を有するセンサシャフト挿入孔53b1が設けて
あり、このセンサシャフト挿入孔53b1の図中の左方
端寄りには、フラット面53b2が形成してある。
【0014】また、前記センサマグネット53のセンサ
シャフト挿入孔53b1にセンサシャフト52のセンサ
マグネット連結部52bを挿入することによって前記セ
ンサシャフト挿入孔53b1に形成したフラット面53
b2がセンサマグネット連結部52bのフラット面52
b1に係合し、センサマグネット53がセンサシャフト
52に連結された状態でリング部52aがセンサシャフ
ト52に同心で回転する。
【0015】そしてまた、前記ハウジング51のシャフ
ト支持孔51aの図中において左方側には、センサマグ
ネット53の外径寸法よりも大きい内径寸法を有するマ
グネット収納部51a1が形成してあり、このマグネッ
ト収納部51a1の図中において上方側にリードスイッ
チ54が装着してあって、センサシャフト52のセンサ
マグネット連結部52b側の端部には、キャップ56が
嵌め付けてある。
【0016】前記リードスイッチ54は、センサマグネ
ット53が回転することによって発生する磁束によりオ
ン・オフ切換えするものであって、外部に露出した外部
接続用配線54a,54bが備えてあり、これら外部接
続用配線54a,54bに接続したコントローラに対し
て前記オン・オフ切換えによるパルス信号が転送される
ことによって前記コントローラによりセンサマグネット
53の回転数を検出する。
【0017】ここで、シートセンサ50をギヤボックス
61に組付けるに際し、リードスイッチ54を固定した
ハウジング51のシャフト支持孔51aでセンサシャフ
ト52を支持した状態で且つセンサマグネット53のホ
ルダー53bに設けたセンサシャフト挿入孔53b1を
センサシャフト52のセンサマグネット連結部52bに
挿入した状態で、シャフト支持孔51aから突出したセ
ンサシャフト52のリードスクリュー連結部52aをヘ
リカルギヤ65のセンサシャフト52用の挿通部65a
3に挿入することによってセンサシャフト52のリード
スクリュー連結部52aに形成したフラット面52a1
がヘリカルギヤ65の挿通孔65aに形成したフラット
面65a1に係合する。
【0018】そして、ハウジング51をギヤボックス6
1のセンサ取付け部61aに合致させたところでハウジ
ング51を通してギヤボックス61にボルト55をねじ
込ませることによってハウジング51をギヤボックス6
1に固定する。
【0019】これにより、シートモータ62の動力を受
けてリードスクリュー60が回転することによって移動
したシートの移動量をリードスクリュー60の回転数で
コントローラによりカウントして記憶し、シートの位置
を復元する際に、記憶したカウント数に基づいてシート
モータを所定の時間だけ作動させるようにしている。
【0020】そしてまた、メモリ制御を行わないでシー
トセンサ50を組付けない際には、ギヤボックス61の
センサ取付け部61aに図中において仮想線で示すエン
ドキャップ57を嵌め付けることにより、ギャボックス
61の連通孔61cの図中の左方側を閉塞する。
【0021】しかし、上記した従来のシートセンサ50
では、ハウジング51のシャフト支持孔51aで支持し
た状態においてセンサシャフト52のリードスクリュー
連結部52aがシャフト支持孔51aから突出したもの
となっており、突出した状態のセンサシャフト52のリ
ードスクリュー連結部52aをヘリカルギヤ65の挿通
孔65aに挿入することによってヘリカルギヤ65を介
してセンサシャフト52をリードスクリュー60に連結
している構造であることから、長寸状をなすリードスク
リュー60はギヤボックス51に装着した軸受64に支
持された状態で先端側であるヘリカルギヤ連結部60b
側において振れが生じ易ないとは言い難く、振れが生じ
ているリードスクリュー60の回転をセンサシャフト5
2で受けて、センサシャフト52に固定したセンサマグ
ネット53の回転によってリードスイッチ54で回転を
検出すると、前記振れによって回転中心のずれたセンサ
マグネット53で回転を検出することになるため、リー
ドスイッチ54の検出精度が低下するおそれがあるとい
う欠点があった。
【0022】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする課題
は、センサシャフトに振れが生じていると、リードスイ
ッチの検出精度が低下する可能性がある点である。
【0023】
【課題を解決するための手段】この考案に係わるシート
センサは、センサシャフトに振れが生じないようにする
ため、ハウジングに、センサシャフトのリードスクリュ
ー連結部側においてリードスクリューの端部を回転可能
に支持する軸受を設けたことを最も主要な特徴としてお
り、リードスイッチの検出精度を高い状態に維持すると
いう目的をハウジングの小変更で実現した。
【0024】
【作用】この考案に係わるシートセンサは、ハウジング
に設けた軸受によりセンサシャフトのリードスクリュー
連結部側においてリードスクリューの端部を回転可能に
支持するので、リードスクリューの端部において振れが
生じていたとしても、その振れは軸受けによって押さえ
られてセンサシャフトの回転中心にずれがなくなり、セ
ンサシャフトが所定の回転中心を有する状態でセンサマ
グネットが円滑な回転を行えるものとなる。
【0025】
【実施例】以下、この考案の一実施例によるシートセン
サを図1に基づいて説明する。
【0026】図示するシートセンサにおいて、シートス
ライド装置のギヤボックスは、シートセンサを取付ける
ことによってメモリ制御を行うものとシートセンサを取
付けずにメモリ制御を行わないものとで同一としてい
る。
【0027】図示するシートセンサ1は、図示しないシ
ートの幅寸法にほぼ一致する長さ寸法を有するリードス
クリュー10の端部側に配設したギヤボックス11に組
付けるものであって、ハウジング2と、センサマグネッ
ト3を一体で設けたセンサシャフト4と、リードスイッ
チ5と、センサ側のリードスクリュー用軸受6とから主
として構成されている。
【0028】前記リードスクリュー10の図示する端部
寄りには、図1中において右方側から左方側に向けてギ
ヤボックス側の軸受支持部10a、雄ねじ部10b,ヘ
リカルギヤ係合用のフラット面10b1を形成したヘリ
カルギヤ挿通部10b,リードスクリュー10の軸方向
に沿った突起状の係合凸部10c1を形成したセンサ連
結部10cが夫々設けてある。
【0029】また、前記ギヤボックス11には、シート
モータ12に備えた図示しないモータシャフトに基端側
を連結したケーブル13の先端側が回転可能に支持して
あって、前記ケーブル13の先端側には、ギヤボックス
11内においてウオーム13aが形成してある。
【0030】そして、ギヤボックス11には、図中にお
いて左方側のセンサ取付け部11aから図中において右
方側のリードスクリュー連結部11bに向けて連通した
連通孔11cが設けてあり、この連通孔11c内におい
て、リードスクリュー連結部11b側にギヤボックス側
のリードスクリュー用軸受14が装着してあるとともに
ほぼ中央に、ヘリカルギヤ15が前記ウオーム13aに
対応した位置に回転可能な状態で収納してあって、前記
ヘリカルギヤ15が前記ウオーム13aに噛み合ってウ
オーム13aの回転を受ける。
【0031】そしてまた、前記ヘリカルギヤ15のほぼ
中央には、一部にフラット面15a1を形成した挿通孔
15aが設けてあり、この挿通孔15aにリードスクリ
ュー10のヘリカルギヤ挿通部10bを挿入するように
なっている。
【0032】ここで、前記リードスクリュー10の前記
端部寄りをギヤボックス11に装着したギヤボックス側
のリードスクリュー用軸受14とヘリカルギヤ15の挿
通孔15aとに通すことによって、リードスクリュー1
0のセンサ連結部10cがヘリカルギヤ15の図1中の
左方側に突出した状態で、リードスクリュー10のヘリ
カルギヤ挿通部10bに形成したフラット面10b1が
ヘリカルギヤ15の挿通孔15aに形成したフラット面
15a1に係合する。
【0033】また、この状態で、リードスクリュー10
の前記ヘリカルギヤ挿通部10bに通したナット16を
リードスクリュー10の雄ねじ部10bに対してねじ込
ませてリードスクリュー10をギヤボックス11に装着
したギヤボックス側のリードスクリュー用軸受14の回
転側に固定することにより、リードスクリュー10の軸
受支持部10aがギヤボックス11に装着したギヤボッ
クス側のリードスクリュー用軸受14によって支持され
た状態でリードスクリュー10がギヤボックス11側に
支持される。
【0034】これにより、シートモータ12の回転がケ
ーブル13のウオーム13aを介してヘリカルギヤ15
で減速されてリードスクリュー10に伝達し、リードス
クリュー10の回転によりこのリードスクリュー10に
噛み合う図示しないナット部材に固定したシートを移動
させる。
【0035】一方、リードスクリュー10の前記センサ
連結部10cに形成した突起状の係合凸部10c1に
は、シートセンサ1のセンサシャフト4が係合した状態
で連結する。
【0036】前記センサシャフト4は、図中の左側から
右側に向けて短寸で小径の軸状をなす軸部4aと、この
軸部4aの外周側において軸部4aと一体で成形したリ
ング形状をなすセンサマグネット3とからなり、外観が
こま形状のものである。この場合、センサマグネット3
をリング形状のものとしたが、軸部4aの一部に設けて
もよい。
【0037】そして、センサシャフト4は、ハウジング
2のほぼ中央に設けたシャフト支持孔2aで中央部分が
支持された状態で且つハウジング2の図1中の左端寄り
に嵌め付けたシャフトキャップ7の中央に設けたシャフ
ト支持孔7aで図1中の左方側が支持された状態で回転
する。
【0038】また、センサシャフト4のセンサマグネッ
ト3の図1中の右方側で軸部4aの一端側の中央には、
リードスクリュー10のセンサ連結部10cに形成した
係合凸部10c1に有する突出外形寸法よりもわずかに
大きいものとして凹状に形成した係合凹部4a1を備え
たリードスクリュー連結部4a2が設けてあり、この係
合凹部4a1がリードスクリュー10の係合凸部10c
1に対して係脱自在に係合する。
【0039】そして、前記軸部4aのリードスクリュー
連結部4a2の図1中において右方側には、ハウジング
2の図1中の右端側であるギヤボックス11への組付け
部2bのほぼ中央に前記シャフト支持孔2aに連通させ
た軸受孔2cが設けてあり、この軸受孔2cに軸部4a
に有する回転中心に一致させた内径側の回転中心を有す
るセンサ側のリードスクリュー用軸受6が装着してあ
る。
【0040】そしてまた、前記センサ側のリードスクリ
ュー用軸受6に有する内径寸法はリードスクリュー10
の前記センサ連結部10cに有する外径寸法よりもわず
かに大きくなっており、ヘリカルギヤ15の挿通孔15
aから突出したリードスクリュー10のセンサ連結部1
0cをセンサシャフト4の回転中心に一致させた状態で
リードスクリュー10の前記センサ連結部10cを回転
可能に支持する。
【0041】そしてさらに、前記ハウジング2のシャフ
ト支持孔2aの図中において左方側には、前記センサマ
グネット4bの外径寸法よりも大きい内径寸法を有する
円柱状の開口として形成したマグネット収納部2dが形
成してあり、このマグネット収納部2dの図中において
上方側にリードスイッチ5が取付けてある。
【0042】前記リードスイッチ5は、前記センサマグ
ネット3が回転することによって発生する磁束によりオ
ン・オフ切換えするものであって、外部に露出した外部
接続用配線5a,5bに接続したコントローラに対して
前記オン・オフ切換えによるパルス信号が転送されるこ
とによって前記コントローラによりセンサマグネット3
の回転数を検出する。
【0043】ここで、シートセンサ1をギヤボックス1
1に組付けるに際し、リードスイッチ5を取付けたハウ
ジング2のシャフト支持孔2aとシャフトキャップ7の
シャフト支持孔7aでセンサシャフト4を支持した状態
でハウジングに装着したセンサ側のリードスクリュー用
軸受6にギヤボックス11内においてヘリカルギヤ15
から突出しているリードスクリュー10のセンサ連結部
10cを挿通しつつハウジング2の組付け部2bをギヤ
ケーシング11のセンサ取付け部11aに合致させる。
【0044】センサ側のリードスクリュー用軸受6にギ
ヤボックス11内においてヘリカルギヤ15から突出し
ているリードスクリュー10のセンサ連結部10cが挿
通され、ハウジング2の組付け部2bがギヤケーシング
11のセンサ取付け部11aに合致することによってセ
ンサシャフト4の係合凹部4a1がリードスクリュー1
0のセンサ連結部10cに形成した係合凸部10c1に
係合する。
【0045】そして、ハウジング2を通してギヤボック
ス11にボルト8をねじ込ませることによってハウジン
グ2がギヤボックス11に固定され、リードスクリュー
10のセンサ連結部10cに有する回転中心がセンサシ
ャフト4の回転中心に一致した状態でセンサシャフト4
をリードスクリュー10に一体に連結する。
【0046】これにより、シートモータ12の動力を受
けてリードスクリュー10が回転することによって移動
したシートの移動量をリードスクリュー10に一体で連
結したセンサシャフト4のセンサマグネット3の回転に
よりリードスイッチ5が出力したパルス信号をシートモ
ータ13の回転数データとしてコントローラによりカウ
ントして記憶し、シートの位置を復元する際に、記憶し
たカウント数に基づいてシートモータを所定の時間だけ
作動させるようにしている。
【0047】そしてまた、シートセンサ1を組付けない
際には、ギヤボックス11のセンサ取付け部11aに図
中において仮想線で示すエンドキャップ17を嵌め付け
るようにしている。
【0048】
【考案の効果】以上説明してきたように、この考案に係
わるシートセンサは上記した構成としたことから、ハウ
ジングに設けた軸受によりセンサシャフトのリードスク
リュー連結部側においてリードスクリューの端部を回転
可能に支持するので、リードスクリューの端部において
振れが生じていたとしても、その振れは軸受けによって
押さえられてセンサシャフトの回転中心にずれがなくな
り、センサシャフトが所定の回転中心を有する状態でセ
ンサマグネットが円滑な回転を行えることから、リード
スイッチの検出精度を高い状態に維持するという優れた
効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案によるシートセンサの一実施例をギヤ
ボックスに組付けた状態の縦断側面図である。
【図2】従来のシートセンサをギヤボックスに組付けた
状態の縦断側面図である。
【符号の説明】
1 シートセンサ 2 ハウジング 3 センサマグネット 4 センサシャフト 4a2 リードスクリュー連結部 5 リードスイッチ 6 (軸受)センサ側のリードスクリュー用軸受 10 リードスクリュー 12 シートモータ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートモータの駆動力により回転するリ
    ードスクリューに対して係脱自在に係合するリードスク
    リュー連結部を形成しているとともにセンサマグネット
    を一体に設けたセンサシャフトと、前記センサマグネッ
    トの回転によりパルスを出力するリードスイッチと、前
    記センサシャフトを回転可能に支持するとともに前記リ
    ードスイッチを収納し且つ前記リードスクリューを支持
    するギヤボックスに着脱自在に組付けるハウジングを備
    え、前記ハウジングに、センサシャフトのリードスクリ
    ュー連結部側においてリードスクリューの端部を回転可
    能に支持する軸受を設けたことを特徴とするシートセン
    サ。
JP5091591U 1991-07-02 1991-07-02 シートセンサ Expired - Lifetime JP2539749Y2 (ja)

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