JPH11297935A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

Info

Publication number
JPH11297935A
JPH11297935A JP10096169A JP9616998A JPH11297935A JP H11297935 A JPH11297935 A JP H11297935A JP 10096169 A JP10096169 A JP 10096169A JP 9616998 A JP9616998 A JP 9616998A JP H11297935 A JPH11297935 A JP H11297935A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
film
pattern
forming
diffusion resistance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10096169A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Jin
康 神
Tamotsu Nabeshima
有 鍋島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electronics Corp filed Critical Matsushita Electronics Corp
Priority to JP10096169A priority Critical patent/JPH11297935A/ja
Publication of JPH11297935A publication Critical patent/JPH11297935A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 抵抗値のばらつきを低減し、抵抗値の調整を
容易にする半導体装置及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 素子形成領域11aの中に一定の距離C
を確保してゲート電極と同様の導電性を有するCVD膜
13のパターンにより抜きのパターンを形成し、前記抜
きのパターンとP+型拡散抵抗形成用パターン15aと
をマスクとしてP型不純物をドープすることによりP+
型拡散抵抗層15を形成して、抵抗値のばらつきを低減
すると共に、抵抗形成用の不純物ドープ工程の選択によ
り拡散抵抗幅の調整を可能とし、抵抗値の調整を容易に
したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置、特に、
抵抗を集積化した半導体装置およびその製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】バイポーラ素子とCMOS素子を同一基
板上に形成するいわゆるBICMOS(bipolar
CMOS)製造技術はアナログ、デジタルが共存でき
るメリットから多種多様の広がりを見せているが、逆に
素子性能を考慮した場合、その製造工程の長さ、複雑さ
が大きな課題とされつつある。特に、FDD、MFDに
代表される記憶媒体向けの半導体装置は、セット自体の
低コスト化が進み、半導体装置自身も熾烈なコスト競争
の中にあって、ローコストに向けた取り組みを強く要望
され、このような取り組みの一つとして完全にCMOS
とのコンパチビリティーを有し、若干の工程追加により
簡易型のバイポーラ素子(トランジスタと拡散抵抗)を
形成させる方法がある。
【0003】以下、従来のローコスト化対応のBICM
OS技術によって形成されたデバイス構造、特に拡散抵
抗素子について図面を参照しながら説明する。
【0004】図5は従来の半導体装置の製造方法により
拡散抵抗素子を形成した場合のアルミ電極形成後の半導
体装置の平面図、図6は図5のX3−X3’線に沿う断
面図であり、抵抗〜抵抗間については素子分離用熱酸化
膜が形成されている。図5及び図6において、10はN
~型ウェル拡散層、11は素子分離用熱酸化膜(以下L
OCOS膜という)、11aは素子形成領域、
【0005】
【外1】
【0006】15aはP+型拡散抵抗形成用パターン、
【0007】
【外2】
【0008】17は平坦化CVD膜、18はコンタクト
形成パターン、19はアルミ配線、19aは低電圧側の
アルミ配線、19bは第2の高電圧側のアルミ配線、1
9cは第1の高電圧側(通常は電源電圧)のアルミ配線
である。
【0009】以上のように構成された拡散抵抗素子につ
いて、その製造工程と素子としての動作について説明す
る。
【0010】製造工程は、周知の技術であるので詳細な
説明は省略するが、まず、一導電型を有するP+型半導
体基板にN~型ウェル拡散層10を所望の領域に不純物
ドープ及び高温の熱処理により形成し、LOCOS法に
よりLOCOS膜11を選択的に成長させた後、所望す
る領域へレジストパターンにてP+型拡散抵抗形成用パ
ターン15aを形成し、P+型拡散抵抗層15を形成す
るための不純物ドープを実施して拡散抵抗領域を形成し
た後、N~型ウェル拡散層10のコンタクト用のN+型拡
散層16を形成するためのレジストパターン形成と不純
物ドープを実施する。その後P+型拡散抵抗層15とN+
型拡散層16の所望する箇所にコンタクト窓を開けアル
ミ電極を形成することによって拡散抵抗素子が形成され
る。
【0011】このような製造方法で形成された拡散抵抗
素子においては、LOCOS膜11とレジストパターン
によるセルフアラインで自己整合的に形成され、抵抗サ
イズはLOCOS形成パターンにより決定されるため、
P型不純物をドープするためのパターンは特にパターン
精度を要求されることがないので、工程管理における簡
素化が実現できる。なお、不純物ドープにより形成され
るPN接合位置はLOCOS膜11のパターン端に形成
されるため、端部及びLOCOS膜11と半導体基板と
の境界面での微少リーク特性改善のためにチャネル注入
を実施している。また、抵抗値調整についてもあらかじ
め余裕をもって所望する抵抗サイズより大きくパターン
設計することによって抵抗値を低く調整する場合におい
ては抵抗のコンタクト位置の変更で対応でき、更に、B
ICMOS製造工程においては、MOSトランジスタの
しきい値調整用の不純物ドープをLOCOS膜形成に実
施するため図5におけるHの領域はLOCOS膜にてマ
スクされるため表面反転に関連した寄生特性は低減され
ている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成では、出来上がりの抵抗幅はLOCOS膜のバ
ーズビーク量に左右されるため、特に図5のGの抵抗幅
の狭い場合はその変動量により抵抗値のばらつきが増大
し、特にシート抵抗の大きい抵抗を形成する場合はこれ
が顕著に現れている。したがって、高抵抗素子を形成す
る場合はそのパターン面積が大きくなり結果的に半導体
チップサイズの増大を引き起こす。また、図5のHの抵
抗〜抵抗間のルールはパンチスルー耐圧を確保しつつ、
寄生PMOS特性を抑える必要があるが、抵抗間のLO
COS膜厚が薄くなった場合には図6のnに示す領域は
寄生PMOS構造であるためにLOCOS膜の膜厚によ
りしきい値電圧が変動するため、LOCOS膜の膜厚の
管理が必要である。
【0013】これは、図5の第1の高電圧側のアルミ配
線19cと第2の高電圧側のアルミ配線19bがほぼ同
電位であれば問題はないが、第2の高電圧側のアルミ配
線19bの電位が低下した場合には図6のnに示す領域
内の寄生PMOSがONする条件になるため、パターン
設計/回路設計において充分な注意が必要となり、更
に、抵抗値調整を実施する場合に余裕を持った設計が必
要で不要な領域が多数発生する場合も想定され、抵抗値
を増加する場合にその余裕を越えた変更では素子分離形
成用のマスクパターンからの変更が必要となり、拡散リ
ードタイムの無駄と開発研究費用の増加を招き、タイム
リーな開発が困難になる等、多くの問題点がある。
【0014】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
であり、抵抗値のばらつきを低減し、抵抗値の調整を容
易にする半導体装置及びその製造方法を提供することを
目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置及び
その製造方法は、半導体基板上の比較的厚い第1の絶縁
膜により囲まれた領域を第2の極めて薄い絶縁膜で覆う
工程と、前記領域を含む半導体基板表面においてトラン
ジスタのゲート電極形成に適用する導電性を有するCV
D膜を成長させる工程と、前記第1の絶縁膜に囲まれた
領域内にゲート電極を形成すると同時に前記導電性を有
するCVD膜の抜き領域で構成される拡散抵抗領域を形
成する工程と、前記のゲート電極を残すと同時に前記拡
散抵抗領域のみ前記CVD膜を除去した第1のパターン
を形成する工程と、前記半導体基板と別電導型の不純物
をドープするための第2のパターンをレジストパターン
として形成する工程と、前記第1及び第2のパターンを
マスクとして不純物をドープする工程を備え、半導体基
板上にパターン精度の高い拡散抵抗素子を形成する。
【0016】この発明によれば拡散抵抗素子は、ゲート
電極形成用のCVD膜のパターンエッジからP型拡散層
に形成されるので、抵抗値のばらつき要因は不純物ドー
プのばらつきのみに限定されるため大幅なばらつき低減
が実現できると共に、寄生効果を低減させ且つ抵抗間ル
ールの縮小も可能となるため大幅なパターン面積の削減
が可能となり、更に、抵抗値調整の簡素化と抵抗値変更
時の拡散リードタイムの短縮が可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。なお、前記従来のもの
と同一の部分については同一の符号を用いるものとす
る。
【0018】図1は本発明の半導体装置の一実施の形態
における拡散抵抗素子を含む構成を示す平面図、図2は
図1のX1−X1’線に沿う断面図であり、これはBI
CMOS製造技術を応用したものである。図3は図2に
示すm領域の要部を拡大した平面図、図4は図3のX2
−X2’線に沿う断面図である。図1ないし図4におい
て、10はN~型ウェル拡散層、11はLOCOS膜、
11aは素子形成領域、12はゲート酸化膜、13は閉
ループ状の導電性を有するCVD膜(以下ポリシリコン
膜という)、14はゲート電極側壁に形成するスペーサ
用のCVD膜、15はP+型拡散抵抗層、15aはP+型
拡散抵抗形成用パターン、16はN+型拡散層、17は
平坦化CVD膜、18はコンタクト形成パターン、19
はアルミ配線、19aは低電圧側のアルミ配線、19b
は第2の高電圧側のアルミ配線、19cは第1の高電圧
側(通常は電源電圧)のアルミ配線である。
【0019】以上のように構成された本実施の形態にお
ける拡散抵抗素子を含む半導体装置をBICMOS製造
方法を応用して製造する場合を想定し、以下その製造方
法を図面を参照しながら説明する。まず、P型半導体基
板にウェル領域と呼ばれるN~型ウェル拡散層10をP
イオン注入及び1200℃程度の比較的高温の熱処理に
より形成する。拡散抵抗素子はP型抵抗を想定している
ためN~型ウェル拡散層10に素子形成を実施すること
になり、N~ウェル拡散層10を形成した後、全面に2
0〜50nm程度の薄い熱酸化膜を形成しその上に10
0〜150nm程度のCVD窒化膜を形成する。次に図
1の素子形成領域11aを残しそれ以外の領域は前記の
CVD窒化膜及び薄い熱酸化膜をフォトリソ技術及びド
ライエッチングにより除去することによって素子形成領
域11aが形成される。
【0020】この状態で厚膜酸化膜成長による酸化膜−
シリコン界面での結晶欠陥と微少リーク対策のためのP
イオンでのチャネルドープを低加速エネルギーの注入に
より実施すると、素子形成領域11a以外にドープされ
る。その後、約1000℃程度の熱酸化処理を実施し約
600nmのLOCOS膜11を形成すると、素子形成
領域11aはCVD窒化膜に覆われているために酸化膜
が成長されないがパターンエッジについてはバーズビー
ク現象により若干の酸化膜の入り込みが発生する。次に
150℃の燐酸ウェット処理及び常温の弗酸+弗化アン
モニウム混合液による時間固定でのウェット処理で素子
形成領域11aはN~型ウェル拡散層10の表面が露出
された状態になる。次に薄い熱酸化膜を成長させた後C
MOSトランジスタのしきい値電圧調整のための不純物
ドープを実施する。その後再度、弗酸+弗化アンモニウ
ム混合液による時間固定でのウェット処理で前記の薄い
熱酸化膜を除去した後、CMOSトランジスタのゲート
酸化膜成長とポリシリコン成長を連続処理にて行い、そ
の後ポリシリコンへの高濃度の不純物ドープを実施しポ
リシリコンを低抵抗化して導電性を有したポリシリコン
膜13を形成させる。
【0021】次に図1に示すようにポリシリコン膜13
を素子形成領域11a内にそのエッジから一定の間隔を
あけて所望する抵抗パターンサイズを囲むような残しパ
ターンをレジストマスクにて形成し、それをマスクとし
てドライエッチ技術でポリシリコン膜13をエッチング
することによって図1,図2のようなパターン形成がで
きる。次に図1のポリシリコン膜13によるパターンと
P+型拡散抵抗形成用パターン15aとのマスクにより
40keVで1〜5×1013cm~2でP型不純物ドープ
を実施するとポリシリコン膜13以外の素子形成領域1
1aに幅が図1に示すAの幅でシート抵抗が1000〜
3000Ω/□のP+型拡散抵抗層15が形成される。
このP+型拡散抵抗層15は図2に示すようにLOCO
S膜11から図1のCのように一定の距離を設けて形成
されかつ、P+型拡散抵抗層15同士の間隔は図1のB
の距離だけ離れて形成される。ゲート電極と同時形成の
ポリシリコン膜13は加工精度が高く、ポリシリコン膜
13の抜き領域をP型拡散抵抗素子として利用しても、
その抵抗幅は寸法精度が高いものに仕上がる。よって、
抵抗幅ばらつきの少ないP型拡散抵抗素子の実現が可能
となる。またP+型拡散抵抗層15のエッジはポリシリ
コン膜13に接しており、LOCOS膜11からは完全
に距離を空けているためLOCOS膜11のバーズビー
クによる抵抗幅変動の影響はなくなるため、特に高シー
ト抵抗のP型拡散抵抗素子で且つ図1のAで示される抵
抗幅が小さい抵抗素子での抵抗幅依存性が大幅に改善可
能である。
【0022】次に、P+型拡散抵抗層15を形成した後
に、平坦化CVD膜17を成長させて所望の箇所にコン
タクト形成パターン18を開口し、全面にアルミ電極材
料を堆積させ、その後フォトリソとドライエッチ技術を
駆使し図1に示す如く低電圧側のアルミ配線19a、第
1の高電圧側のアルミ配線19c、第2の高電圧側のア
ルミ配線19bのパターン形成を完成させる。第1の高
電圧側のアルミ配線19cはP+型拡散抵抗層15及び
ポリシリコン膜13から同時にコンタクト形成パターン
18を取り出しこれらが常に同一電源となるように接続
させる。このように接続された各アルミ配線では、抵抗
〜抵抗間のポリシリコン膜13を最高電位にすることで
抵抗の高電圧側のアルミ配線19bの電位が変動して電
源電圧以下に低下した場合、ポリシリコン膜13をゲー
トとした寄生のPMOSトランジスタのゲート電極に相
当するポリシリコン膜13が常に最高電位となっている
のでトランジスタがONすることはない。したがって、
寄生効果を無視でき、図1のBに相当する抵抗〜抵抗間
ルールはP+型拡散抵抗層15同士のパンチスルー耐圧
のみで決定されるので、抵抗素子上にアルミ配線19
a,19bもしくはその他のアルミ配線をレイアウトし
た場合でも寄生効果を無視できる。
【0023】ポリシリコン膜13がゲート電極として形
成された後、全面にスペーサ用のCVD膜14を成長さ
せ、その後、等方性のドライエッチ処理を実施すること
によって図2のゲート電極側壁にスペーサ用のCVD膜
14が形成される。この状態でP+型拡散抵抗層15を
形成するための不純物ドープを実施することになるが、
図4に示すように、ドープ工程をポリシリコン膜13の
パターン形成後とゲート電極側壁のスペーサ用CVD膜
14の形成後のいずれかに実施することにより図4のF
のサイズだけ拡散領域が変更できる。同様に図3に示す
ようにゲート電極側壁のスペーサ用CVD膜14の形成
前の不純物ドープによる拡散抵抗幅Cと形成後の抵抗幅
Dのように抵抗幅の変更がマスクパターンの変更なしで
可能となる。またゲート電極側壁のスペーサ形成のため
に成長するスペーサ用のCVD膜14の膜厚と最終的に
スペーサとなった時のスペーサ幅には相関があり厚膜化
することでスペーサ幅も増加するので、抵抗幅の微調整
をスペーサ用のCVD膜14の膜厚により調整すること
が可能である。なお、図3に示すように抵抗長Eはコン
タクト形成パターン18間の距離にて決定されているの
で抵抗幅Aより抵抗幅Dの方が抵抗値は高くなる。
【0024】以上のように本実施の形態によれば、LO
COS膜に囲まれた素子形成領域内にポリシリコン電極
と同様のCVD膜による抜きパターンで抵抗パターンを
規定し、そのパターンをマスクとして形成できるP型拡
散抵抗素子では、抵抗体としてのばらつきを低減できる
と共に、抵抗体の抵抗幅依存性についても大幅な改善効
果が期待できる。また、抵抗間の寄生PMOS特性を完
全に防止できるバイアス条件を設定できるため、フレキ
シブルなアルミ配線パターンのレイアウトが実現でき
る。更に、抵抗幅の微調整をマスク無しで実現できるこ
とと、マスク変更時点でもポリシリコンマスクからの変
更で対応可能である。したがって、抵抗素子領域の大幅
な面積削減と新規製品での試作リードタイムの大幅な短
縮が可能となり、結果的に半導体装置のチップ単価の低
下を実現でき、且つ性能の優れた半導体装置を実現する
ことができる。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、拡散抵抗
値の抵抗幅依存性を抑えつつ抵抗値ばらつきの低減が実
現できると共に、抵抗間の電位を調整できる構成が実現
できることから、寄生素子の特性を抑えることができ、
絶縁膜厚によるCMOSゲートのスペーサ調整により、
抵抗幅調整も可能となるBICMOSに応用可能な半導
体装置及びその製造方法が実現できるという有利な効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置の一実施の形態における拡
散抵抗素子を含む構成を示す平面図
【図2】図1のX1−X1’線に沿う断面図
【図3】図2に示すm領域の要部を拡大した平面図
【図4】図3のX2−X2’線に沿う断面図
【図5】従来の半導体装置の製造方法により拡散抵抗素
子を形成した場合のアルミ電極形成後の半導体装置の平
面図
【図6】図5のX3−X3’線に沿う断面図
【符号の説明】
10 N~型ウェル拡散層 11 素子分離用熱酸化膜 11a 素子形成領域 12 ゲート酸化膜 13 導電性を有するCVD膜 14 スペーサ用のCVD膜 15 P+型拡散抵抗層 15a P+型拡散抵抗形成用パターン 16 N+型拡散層 17 平坦化CVD膜 18 コンタクト形成パターン 19 アルミ配線 19a 低電圧側のアルミ配線 19b 第2の高電圧側のアルミ配線 19c 第1の高電圧側のアルミ配線 A 抵抗素子の抵抗幅 B 抵抗〜抵抗間距離 C 拡散抵抗幅 D スペーサ形成後の不純物ドープによる拡散抵抗幅 E 抵抗長 F スペーサ幅により変動する拡散抵抗領域

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上の比較的厚い第1の絶縁膜
    により囲まれた領域を第2の極めて薄い絶縁膜で覆う工
    程と、前記領域を含む半導体基板表面においてトランジ
    スタのゲート電極形成に適用する導電性を有するCVD
    膜を成長させる工程と、前記第1の絶縁膜に囲まれた領
    域内にゲート電極を形成すると同時に前記導電性を有す
    るCVD膜の抜き領域で構成される拡散抵抗領域を形成
    する工程と、前記のゲート電極を残すと同時に前記拡散
    抵抗領域のみ前記CVD膜を除去した第1のパターンを
    形成する工程と、前記半導体基板と別電導型の不純物を
    ドープするための第2のパターンをレジストパターンと
    して形成する工程と、前記第1及び第2のパターンをマ
    スクとして不純物をドープする工程を備え、半導体基板
    上にパターン精度の高い拡散抵抗素子を形成することを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 半導体基板上の比較的厚い第1の絶縁膜
    により囲まれた領域に形成された拡散抵抗領域内の拡散
    抵抗素子と、前記拡散抵抗素子の周辺に設けられた導電
    性を有するCVD膜と、前記厚い第1の絶縁膜と前記C
    VD膜との間の前記拡散抵抗領域を囲むように配置さ
    れ、半導体基板と同電導型の比較的高濃度の不純物をド
    ープした領域と、前記導電性を有するCVD膜と拡散抵
    抗素子を囲むように形成された半導体基板と同導電型の
    拡散領域を備え、前記不純物をドープした領域及び拡散
    領域に対して同時に一定の電位を付与することにより寄
    生素子の特性を抑えることを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 ゲート電極と拡散抵抗領域内にスペーサ
    形成用のCVD膜を成長させる工程と、前記CVD膜を
    等方性エッチングすることによりスペーサを形成する工
    程を更に備え、半導体基板と別電導型の不純物ドープの
    工程を前記CVD膜成長前もしくはスペーサ形成後のど
    ちらで実施するかの選択により、出来上がりの拡散抵抗
    の抵抗値調整を可能にしたことを特徴とする請求項1記
    載の半導体装置の製造方法。
JP10096169A 1998-04-08 1998-04-08 半導体装置及びその製造方法 Pending JPH11297935A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10096169A JPH11297935A (ja) 1998-04-08 1998-04-08 半導体装置及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10096169A JPH11297935A (ja) 1998-04-08 1998-04-08 半導体装置及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11297935A true JPH11297935A (ja) 1999-10-29

Family

ID=14157837

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10096169A Pending JPH11297935A (ja) 1998-04-08 1998-04-08 半導体装置及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11297935A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011030735A1 (ja) * 2009-09-14 2011-03-17 ミツミ電機株式会社 半導体装置の製造方法及び半導体装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011030735A1 (ja) * 2009-09-14 2011-03-17 ミツミ電機株式会社 半導体装置の製造方法及び半導体装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS58225663A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH02215158A (ja) Bi―CMOSデバイス製造方法
JP2000077532A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JPH02166762A (ja) コンパクトcmosデバイス及びその製造方法
JPH02162761A (ja) Mosfetの製造方法
JP2824263B2 (ja) 高電圧併合バイポーラ/cmos集積回路
JP2719351B2 (ja) Npnバイポーラトランジスタの形成方法
JP2587444B2 (ja) Cmos技術を用いたバイポーラ・トランジスタとその製造方法
JPH0557741B2 (ja)
US6767797B2 (en) Method of fabricating complementary self-aligned bipolar transistors
JP2504567B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH11297935A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP3307481B2 (ja) 半導体装置
JP2820456B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2982420B2 (ja) 半導体集積回路装置
JPH03191564A (ja) 半導体集積回路の製造方法
JPH11340242A (ja) ラテラルトランジスタおよびその製造方法
JP2648808B2 (ja) BiCMOS用バイポーラトランジスタ製造法
JPH0560665B2 (ja)
JP2953915B2 (ja) 半導体集積回路装置及びその製造方法
JP3584866B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH0481336B2 (ja)
JP3175873B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP3062028B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP3413990B2 (ja) 積み上げ拡散層型mis半導体装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050913

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060124