JPH11268616A - ワイパブレード - Google Patents

ワイパブレード

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JPH11268616A
JPH11268616A JP10072493A JP7249398A JPH11268616A JP H11268616 A JPH11268616 A JP H11268616A JP 10072493 A JP10072493 A JP 10072493A JP 7249398 A JP7249398 A JP 7249398A JP H11268616 A JPH11268616 A JP H11268616A
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JP
Japan
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lever
spoiler
wiper blade
connecting portion
arm
Prior art date
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Pending
Application number
JP10072493A
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English (en)
Inventor
Hideshi Sawara
英志 佐原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to DE19848101A priority patent/DE19848101A1/de
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Publication of JPH11268616A publication Critical patent/JPH11268616A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/32Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
    • B60S1/38Wiper blades
    • B60S1/3801Wiper blades characterised by a blade support harness consisting of several articulated elements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
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    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/32Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
    • B60S1/38Wiper blades
    • B60S1/3806Means, or measures taken, for influencing the aerodynamic quality of the wiper blades

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)
  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 払拭性能を維持できることは勿論のこと、一
体感のある見栄えの良い浮き上がり防止用スポイラを構
成することができ、さらに各レバーの連結部分のガタツ
キを防止しながらも防水性を有するワイパブレードを得
る。 【解決手段】 ワイパブレード10では、プライマリレ
バー12のアーム連結部28の一側面側に第1スポイラ
32が形成されており、さらに、第1スポイラ32の両
端部にはセカンダリレバー14、16が連結されてい
る。セカンダリレバー14、16には、クランク部38
を介して第2スポイラ36が形成されている。第1スポ
イラ32と第2スポイラ36は、共に同じ側に形成され
て互いに連なり合っている。第2スポイラ36の先端に
はヨークレバー18、20が連結されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車のウインドシ
ールドガラス等を払拭するワイパ装置に適用されるワイ
パブレードに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のウインドシールドガラス等を払
拭する車両用ワイパ装置では、ウインドシールドガラス
が曲面ガラスであっても払拭性能が低下することなく確
実に払拭できるように、所謂トーナメント式のワイパブ
レードが一般的に用いられている。
【0003】この種のトーナメント式ワイパブレードで
は、複数のレバー及びブレードラバーによってワイパブ
レードが構成されている。複数のレバーのうち、ワイパ
アームのアームピースに回動可能に保持されたプライマ
リレバーによって複数のセカンダリレバーが保持され、
さらに、各セカンダリレバーによってヨークレバーが保
持され、これらのヨークレバーによってブレードラバー
が保持される構成となっている。すなわち、各レバー
は、ウインドシールドガラスに対する法線方向(ブレー
ドラバーの高さ方向)に順次連結された構造となってお
り、各レバーの連結部分は、それぞれ回動可能な関節部
とされている。
【0004】したがって、単一のワイパブレードであり
ながら複数の関節部が設けられた構造であるため、ウイ
ンドシールドガラスが曲面ガラスであっても、各レバー
の連結部分(関節部)がウインドシールドガラスの湾曲
に応じて屈曲することにより、ブレードラバーをウイン
ドシールドガラス面に密着させることができ、払拭性能
が低下することなく確実に払拭できる。
【0005】しかしながら、従来のこのようなトーナメ
ント式ワイパブレードでは、前述の如く各レバーがブレ
ードラバーの高さ方向に単に連結された構成であるた
め、各レバーの連結部分(関節部)を適宜増加しブレー
ドラバー支持点を増加することによって高曲率のウイン
ドシールドガラスであっても対応できる(ガラス曲面へ
の追従性が向上する)ものの、反面、連結部分(関節
部)が増加することによって必然的に部品点数やブレー
ド組付け工数が増加し、コスト高の原因であった。
【0006】また、前述の如き従来のトーナメント式ワ
イパブレードでは、各レバーがブレードラバーの高さ方
向に単に連結された構成であるため、ワイパブレードの
車両進行方向に対する前面投影面積が増加する。このた
め、車両速度が速くなるにつれて空気抵抗及び揚力が増
加することになる。この空気抵抗の増加は、車両用ワイ
パ装置としては当然ながら好ましくなく、各部の必要強
度を大きくしたりワイパモータを大型化する必要を生じ
る。一方、揚力の増加はワイパブレード(ブレードラバ
ー)の所謂浮き上がりを生じることになる。したがっ
て、この場合には、ブレードラバーがウインドシールド
ガラス面に密着せず、払拭性能が低下することになる。
【0007】この場合、ウインドシールドガラスの更な
る高曲率化が進んでも前面投影面積が増加することなく
対応できるワイパ装置(ワイパブレード)が、特開平4
−129862号公報に提案されている。この公報に示
されたワイパ装置(ワイパブレード)では、ブレードラ
バーを保持する各レバーがブレードラバーの側面の側に
(幅方向に沿って)配置連結された構成であるため、前
面投影面積が増加することがなく、車両の高速化に伴う
ウインドシールドガラスの更なる高曲率化が進んでも払
拭性能が低下することなく確実に払拭できる。
【0008】しかしながら、前記公報に示されたワイパ
装置(ワイパブレード)では、ブレードラバーの側面の
側に配置された各レバーは、依然としてトーナメント式
に連結された構成であるため、高曲率のウインドシール
ドガラスに対応させるために連結部分(関節部)を増加
しブレードラバー支持点を増加すると、必然的にワイパ
ブレードの幅寸法が増加してしまう。
【0009】さらに、ブレードラバーを保持する各レバ
ーがブレードラバーの幅方向に沿って配置連結されてい
ると、各レバーによるブレードラバーの支持位置がブレ
ードラバー幅方向にズレてしまい、特にブレードラバー
をセカンダリレバーの一端とヨークレバーの両端とで例
えば6点支持する場合には、ブレードラバーが波状に支
持されることになり、払拭動作においてブレードラバー
が反転不良を生じたり、所定の接触角が得られず払拭ム
ラが発生する恐れがある。
【0010】また、このようなワイパブレードにおい
て、ワイパブレードの浮き上がりを防止するため、長手
方向により長いスポイラを構成するべく各レバーの相対
気流上流面側にスポイラを形成した場合には、各レバー
位置が幅方向に沿って順次段階的にズレて配置されてい
るためスポイラも段階状にズレた見栄えの悪いものにな
ってしまう。
【0011】また一方、前述の如き各レバーの連結部分
(関節部)においては、各レバーは連結ピンを介して回
動可能に連結された構成となっているが、この連結ピン
の固定ピッチとレバーの幅方向寸法との組み付け誤差や
寸法誤差等のために、また、当該連結部位においては互
いのレバーが相対回動しなければならないために、連結
し合うレバーとレバーとの間に僅かな隙間を生じてしま
う。このレバーとレバーとの隙間(間隔)が大きいとガ
タツキを生じて、払拭時に異音が発生する等の不具合が
あり、一方、前記隙間が狭いと当該連結部位に付着した
水滴が毛細管現象によって隙間の内部に浸入し、外気温
の低下で凍結し、各レバーの追従性が低下する恐れもあ
り、これらを共に防止できる対策が必要である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、高曲率のウインドシールドガラスであっても幅寸
法が増加することがなくこれに対応することができ払拭
性能が低下することがないことは勿論のこと、一体感の
ある見栄えの良い浮き上がり防止用スポイラを構成する
ことができ、さらに、各レバーの連結部分(関節部)の
ガタツキを防止しながらもシール性(防水性)を有し、
各レバーの連結部分の浸水・凍結を防止して各レバーの
追従性を維持することができるワイパブレードを得るこ
とが目的である。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明のワ
イパブレードは、ワイパアームの先端に回動可能に連結
されるアーム連結部を有する第1レバーと、前記第1レ
バーの両端に回動可能に連結された第2レバーと、前記
第2レバーの端部に回動可能に連結された第3レバー
と、前記第2及び/又は第3レバーによって保持される
ブレードラバーと、を備え、前記ワイパアームの往復回
動によって払拭面に接触する前記ブレードラバーが前記
払拭面上を払拭するワイパブレードにおいて、前記第1
レバーは、前記アーム連結部の一側面側に位置し前記ア
ーム連結部からワイパブレードの長手方向両側に延長し
て形成された第1スポイラを有しており、前記第2レバ
ーは、前記第1スポイラ両端部の前記アーム連結部側側
面に回動可能に連結されており、かつ、前記第2レバー
の前記第1レバーへの連結位置よりワイパブレード長手
方向端部側を延長して前記アーム連結部の前記一側面側
に前記第1スポイラと連なる第2スポイラが形成されて
おり、前記第3レバーは、前記第2スポイラのワイパブ
レード長手方向端部側の前記アーム連結部側側面に回動
可能に連結される、ことを特徴としている。
【0014】請求項1記載のワイパブレードでは、第1
レバーはアーム連結部の一側面側に第1スポイラを有し
ており、また、第2レバーは第1スポイラのアーム連結
部側側面に連結されると共に第2スポイラはアーム連結
部の一側面側すなわち第1スポイラと連なって位置して
おり、さらに、第3レバーは第2スポイラのアーム連結
部側側面に連結されている。
【0015】すなわち、請求項1記載のワイパブレード
は、第1レバーから下位のレバーへの連結をスポイラに
よって順次行う構成(換言すれば、各スポイラをレバー
の連結部分として用い、下位レバーは上位レバーのスポ
イラ側面に連結された構成)としており、しかもそれら
各レバーに形成されたスポイラは連結状態で第1レバー
のアーム連結部の一側面側に連なって位置する構成とな
っている。
【0016】したがって、下位レバーの払拭面への追従
により下位レバーが回動しても、この回動が上位レバー
すなわち上位レバーのスポイラによって妨げられること
がない。また、各レバーが上下方向に重ならないので、
レバー間に雪などを挟み込んで回動が阻害されることが
ない。また、レバーの回動量を大きく確保できる。この
ように、高曲率のウインドシールドガラスであっても対
応できる(ガラス曲面への追従性が向上する)。
【0017】また、各レバーに形成されたスポイラは連
結状態で第1レバーのアーム連結部の一側面側に連なっ
て位置する構成であるため、スポイラをワイパブレード
長手方向に十分長く形成できると共に、各レバーのスポ
イラが連なって一体感が構成され見栄えが良くなる。
【0018】このように、請求項1記載のワイパブレー
ドは、高曲率のウインドシールドガラスであっても幅寸
法が増加することがなくこれに対応することができ払拭
性能が低下することがないことは勿論のこと、一体感の
ある見栄えの良い浮き上がり防止用スポイラを構成する
ことができる。
【0019】請求項2に係る発明のワイパブレードは、
請求項1記載のワイパブレードにおいて、前記第2レバ
ーは、前記第1レバーとの前記連結位置から前記ワイパ
ブレードの長手方向中央部側へ延び前記ブレードラバー
または前記第3レバーを保持するアーム部と、前記第1
レバーとの前記連結位置から前記第2スポイラにかけて
屈曲し前記アーム部から前記第2スポイラに連続するク
ランク部と、前記第2スポイラと、を一体に形成したこ
とを特徴としている。
【0020】請求項2記載のワイパブレードでは、第2
レバーは、第2スポイラとアーム部とこのアーム部から
第2スポイラに連続するクランク部とが一体に形成され
て構成される。
【0021】また、このワイパブレードにおいては、第
2レバーが払拭面への追従により回動した際にこれを第
1レバーの第1スポイラによって妨げられないように第
2レバーは第1レバーの第1スポイラ側面に連結されて
おり、同様に、第3レバーの回動が第2レバーによって
阻害されないように第3レバーが第2スポイラの側面に
連結されている。
【0022】ここで、前述の如く第1レバーから下位の
レバーへの連結をスポイラによって順次行う構成(各ス
ポイラをレバーの連結部分として用い、下位レバーは上
位レバーのスポイラ側面に連結された構成)としても、
第2レバーはアーム部と第2スポイラとを連続するクラ
ンク形状に屈曲したクランク部が一体に形成されている
ため、ワイパブレードの幅方向寸法の増加を抑えつつ、
第2スポイラと第1スポイラとが連なった構成とするこ
とができる。
【0023】これにより、ブレードラバーを一直線上に
支持できると共に、スリムで一体感のあるスポイラを有
した見栄えの良いワイパブレードを得ることができる。
すなわち、空気流を利用すると共に空気流による抵抗を
最小限に抑えたワイパブレードを得ることができる。
【0024】請求項3に係る発明のワイパブレードは、
ワイパアームの先端に回動可能に連結されるアーム連結
部を有する第1レバーと、前記第1レバーの両端に回動
可能に連結された第2レバーと、前記第2レバーの端部
に回動可能に連結された第3レバーと、前記第2及び/
又は第3レバーによって保持されるブレードラバーと、
を備え、前記ワイパアームの往復回動によって払拭面に
接触する前記ブレードラバーが前記払拭面上を払拭する
ワイパブレードにおいて、前記第1レバーは、前記アー
ム連結部の一側面側に位置し前記アーム連結部からワイ
パブレードの長手方向両側に延長して形成された第1ス
ポイラを有しており、前記第2レバーは、前記第1スポ
イラ両端部の前記アーム連結部側側面に回動可能に連結
されており、かつ、前記第2レバーの前記第1レバーへ
の連結位置よりワイパブレード長手方向端部側を延長し
て前記アーム連結部の前記一側面側に前記第1スポイラ
と連なる第2スポイラが形成されており、前記第3レバ
ーは、前記第2スポイラのワイパブレード長手方向端部
側の前記アーム連結部側側面に回動可能に連結されてお
り、かつ、前記第1レバーと第2レバーのうちの何れか
一方、あるいは、前記第2レバーと第3レバーのうちの
何れか一方に、側方へ突出して設けられた支軸と、前記
レバーのうちの何れか他方に形成され前記支軸が挿入可
能な軸孔と、前記軸孔に連通するスリットまたは溝と、
前記スリットまたは溝に挿入可能でかつ前記挿入状態で
は前記支軸に係合する係止部材と、を有し、前記第1レ
バーと第2レバーとの連結、及び、前記第2レバーと第
3レバーとの連結を、前記支軸を前記軸孔に挿入し、前
記スリットまたは溝から前記係止部材を挿入して前記支
軸に係合させ、前記支軸の軸孔からの抜けを防止して行
っている、ことを特徴としている。
【0025】請求項3記載のワイパブレードでは、第1
レバーはアーム連結部の一側面側に第1スポイラを有し
ており、また、第2レバーは第1スポイラのアーム連結
部側側面に連結されると共に第2スポイラはアーム連結
部の一側面側すなわち第1スポイラと連なって位置して
おり、さらに、第3レバーは第2スポイラのアーム連結
部側側面に連結されている。すなわち、請求項3記載の
ワイパブレードは、第1レバーから下位のレバーへの連
結をスポイラによって順次行う構成(換言すれば、各ス
ポイラをレバーの連結部分として用い、下位レバーは上
位レバーのスポイラ側面に連結された構成)としてお
り、しかもそれら各レバーに形成されたスポイラは連結
状態で第1レバーのアーム連結部の一側面側に連なって
位置する構成となっている。
【0026】さらに、請求項3記載のワイパブレードで
は、第1レバーと第2レバーとの連結、及び、第2レバ
ーと第3レバーとの連結は、支軸が軸孔に挿入され、ス
リットまたは溝から係止部材が挿入されて支軸に係合
し、支軸の軸孔からの抜けが防止されて行われる。すな
わち、支軸は軸孔内に回動可能に埋設され、外部には直
接露出しない構成となっている。
【0027】これにより、例えば雪や氷が支軸(すなわ
ち、第1レバーと第2レバーとの連結部位、及び、第2
レバーと第3レバーとの連結部位)に付着し難くなり、
第2レバー及び第3レバーの回動が損なわれることがな
い。したがって、降雪状態における使用に際しても、ウ
インドシールドガラスへの追従性が低下することがな
く、良好な払拭性を確保できる。
【0028】このように、請求項3記載のワイパブレー
ドは、高曲率のウインドシールドガラスであっても幅寸
法が増加することがなくこれに対応することができるの
みならず、各レバーの連結部分(関節部)のガタツキを
防止しながらもシール性(防水性)を有し、各レバーの
連結部分の浸水・凍結を防止して各レバーの追従性を維
持し、払拭性能が低下することがない。
【0029】なお、請求項3記載のワイパブレードにお
いては、支軸や軸孔は、第1レバー及び第2レバー、あ
るいは、第2レバー及び第3レバーの何れに設けてもよ
い。すなわち、第1レバーに支軸を設けると共に第2レ
バーに軸孔を設ける構成としてもよく、また、第1レバ
ーに軸孔を設けると共に第2レバーに支軸を設ける構成
としてもよい。また、第2レバーに支軸を設けると共に
第3レバーに軸孔を設ける構成としてもよく、また、第
2レバーに軸孔を設けると共に第3レバーに支軸を設け
る構成としてもよい。
【0030】請求項4に係る発明のワイパブレードは、
請求項3記載のワイパブレードにおいて、前記支軸によ
る前記第1レバーと第2レバーとの連結対向面間、及
び、前記支軸による前記第2レバーと第3レバーとの連
結対向面間に、前記支軸の軸線方向に沿って前記連結対
向面を密着状態で押圧する弾性シール部材を介在させ、
前記連結対向面間における前記支軸の周囲を外部と遮断
した、ことを特徴としている。
【0031】請求項4記載のワイパブレードでは、支軸
による第1レバーと第2レバーとの連結対向面間、及
び、支軸による第2レバーと第3レバーとの連結対向面
間に、弾性シール部材が配置されている。この弾性シー
ル部材は、支軸の軸線方向に沿って前記各レバーの連結
対向面を密着状態で押圧しており、各レバーの連結対向
面間における支軸の周囲が外部と遮断されている。した
がって、各レバーの連結部分(関節部)におけるガタツ
キが防止され、払拭時に異音が発生することがない。し
かも、雪や氷に止まらず、水滴が例えば毛細管現象によ
って各レバーの連結対向面間に浸入することを防止する
ことができる。これにより、当該部位が外気温の低下で
凍結する恐れがなくなり、ウインドシールドガラスへの
追従性が低下することがなく、良好な払拭性を確保でき
る。
【0032】なお、請求項4記載のワイパブレードにお
いて、弾性シール部材としては、Oリングや皿バネ等を
適用することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】図1には本発明の第1の実施の形
態に係るワイパブレード10の全体構成が平面図にて示
されており、図2にはワイパブレード10の全体構成が
正面図にて示されている。
【0034】ワイパブレード10は、第1レバーとして
のプライマリレバー12と、第2レバーとしての一対の
セカンダリレバー14、16、第3レバーとしての一対
のヨークレバー18、20、及びウインドシールドガラ
スに当接するブレードラバー22とによって構成されて
いる。
【0035】プライマリレバー12のそれぞれ長手方向
中間部には、図3に示す如く、脚板24と脚板26が互
いに対向して形成されており、アーム連結部28が構成
されている。アーム連結部28(脚板24、26の対向
間隙)には、ホルダ30がプライマリレバー12と相対
回転可能に取り付けられている。このホルダ30は、図
示を省略したワイパアームのリテーナ(アームピース)
に対応した形状のブロツク材で、ホルダ30にアームピ
ース先端部が嵌り込むことによって、プライマリレバー
12がアームピース(ワイパアーム)に揺動可能に支持
される構成である。
【0036】ここで、ホルダ30の配置位置、すなわち
ワイパアームによるプライマリレバー12の押圧点は、
後述するセカンダリレバー14、16、及びヨークレバ
ー18、20によって保持されるブレードラバー22の
長手中心線M上方に設定されている。
【0037】また、プライマリレバー12には、アーム
連結部28の一側面側、すなわちワイパクローズ移動方
向の側(換言すれば、相対気流の上流側)に、第1スポ
イラ32が形成されており、所謂エアダムとなってい
る。この第1スポイラ32は、アーム連結部28の一方
の脚板26からワイパブレード10の長手方向両側に延
長して形成されている。
【0038】第1スポイラ32の長手方向一端部には、
セカンダリレバー14が連結されており、また、第1ス
ポイラ32の長手方向他端部には、セカンダリレバー1
6が連結されている。
【0039】セカンダリレバー14、16は、樹脂製と
されており、第1スポイラ32の長手方向端部のアーム
連結部28側側面、換言すればワイパオープン移動方向
の側(相対気流の下流側)に回動可能に連結されてい
る。このセカンダリレバー14、16には、プライマリ
レバー12(第1スポイラ32)への連結位置からワイ
パブレード10の長手方向中央部側(アーム連結部28
の側)へ延びブレードラバー22を保持するためのアー
ム部34が形成されている。また、セカンダリレバー1
4、16には、プライマリレバー12(第1スポイラ3
2)との連結位置からワイパブレード10の長手方向端
部側へ延長して第2スポイラ36が形成されている。こ
の第2スポイラ36は、アーム連結部28の一側面側、
すなわち第1スポイラ32と同じ側に形成されており、
その縁部36aと第1スポイラ32の縁部32aとが連
なっている。さらに、アーム部34と第2スポイラ36
との間には、クランク部38が形成されている。クラン
ク部38は、プライマリレバー12(第1スポイラ3
2)との連結位置から第2スポイラ36にかけて屈曲し
アーム部34から第2スポイラ36に連続して形成され
ている。このように、セカンダリレバー14、16は、
アーム部34とクランク部38と第2スポイラ36とが
一体に形成された構成となっている。
【0040】またここで、図4には第1スポイラ32と
セカンダリレバー14の連結部分の詳細が断面図にて示
されており、図5には当該部分の構成が斜視図にて示さ
れている。
【0041】セカンダリレバー14が連結される第1ス
ポイラ32の長手方向端部においては、第1スポイラ3
2の端部に有底の軸孔40が形成されており、さらに、
この軸孔40に連通するスリット42が第1スポイラ3
2の裏側(払拭面側)に開口して形成されている。軸孔
40には、支軸44が嵌入して設けられている。この支
軸44は金属製で、その先端にはリング状に係止溝46
が形成されている。また、軸孔40のスリット42に
は、係止部材としてのストッパ48が挿入されている。
ストッパ48は、リング状の切欠きを有するプレート式
(通常、EリングやCリングと称される)とされてお
り、支軸44の係止溝46に係合している。すなわち、
軸孔40に支軸44が挿入され、この状態でスリット4
2に挿入されたストッパ48が係止溝46に係合するこ
とで支軸44の軸孔40からの抜けが防止されており、
さらに、スリット42の開口部分の周囲に溝Wが形成さ
れており、この溝Wの全周を熱カシメしてストッパ48
が固着されると共に、スリット42の開口部分からの毛
管現象による浸水を防止する構成となっている。
【0042】一方、セカンダリレバー14には、支軸4
4に対応して有底の軸孔50が形成されており、さら
に、この軸孔50に連通するスリット52がセカンダリ
レバー14の裏側(払拭面側)に開口して形成されてい
る。スリット52には、ストッパ48と同様のストッパ
54が挿入されており、支軸44の係止溝56に係合し
ている。すなわち、軸孔50に支軸44が挿入され、こ
の状態でスリット52に挿入されたストッパ54が係止
溝56に係合することで支軸44の軸孔50からの抜け
が防止されており、さらに、スリット52の開口部分が
熱カシメされてストッパ54が固着されている。これに
より、セカンダリレバー14がプライマリレバー12に
同一軸で回動可能に連結された構成である。なお、前記
ストッパ48、54は、所謂クリップ状のワイヤ式とし
ても何ら差し支えない。
【0043】また、支軸44による第1スポイラ32と
セカンダリレバー14との連結対向面は凹状に形成され
て収容部58が設けられており、さらに、この収容部5
8には弾性シール部材としてのOリング60が収容配置
されている。このOリング60は、第1スポイラ32と
セカンダリレバー14との連結対向面間に介在すること
により、連結状態では支軸44の軸線方向に沿って各レ
バーの連結対向面を密着状態で押圧している。これによ
り、各レバーの連結対向面間における支軸44の周囲を
外部と遮断している。
【0044】なお、第1スポイラ32と他方のセカンダ
リレバー16との連結部分は、前述した第1スポイラ3
2とセカンダリレバー14との連結部分と基本的に同一
構造である。
【0045】以上の構成のセカンダリレバー14の第2
スポイラ36の先端部には、ヨークレバー18が連結さ
れており、セカンダリレバー16の第2スポイラ36の
先端部には、ヨークレバー20が連結されている。
【0046】ヨークレバー18、20も他のレバーと同
様に樹脂製とされており、第2スポイラ36の先端部の
アーム連結部28側側面、換言すればワイパオープン移
動方向の側(相対気流の下流側)に回動可能に連結され
ている。なお、図6に示す如く、第2スポイラ36とヨ
ークレバー18、20との連結部分の構成は、前述した
第1スポイラ32とセカンダリレバー14、16との連
結部分と基本的に同一構造であり、その説明は省略す
る。
【0047】以上の構成のセカンダリレバー14、16
のアーム部34の先端、及びヨークレバー18、20の
両端部には、断面コ字状に屈曲して腕部62が形成され
ており、各腕部62がブレードラバー22を同一直線上
で抱持している。
【0048】次に本第1の実施の形態の作用を説明す
る。上記構成のワイパブレード10では、プライマリレ
バー12はアーム連結部28の一側面側に第1スポイラ
32を有しており、また、セカンダリレバー14、16
は第1スポイラ32のアーム連結部28側側面に連結さ
れると共に第2スポイラ36はアーム連結部28の一側
面側すなわち第1スポイラ32と連なって位置してお
り、さらに、ヨークレバー18、20は第2スポイラ3
6のアーム連結部28側側面に連結されている。
【0049】すなわち、ワイパブレード10は、プライ
マリレバー12から下位のレバーへの連結を第1スポイ
ラ32及び第2スポイラ36によって順次行う構成(換
言すれば、各スポイラをレバーの連結部分として用い、
下位レバーは上位レバーのスポイラ側面に連結された構
成)としており、しかもこれらの第1スポイラ32及び
第2スポイラ36は、各レバーの連結状態でプライマリ
レバー12のアーム連結部28の一側面側にその縁部3
2a、縁部36a(気流の上流側縁部)が連なって位置
する構成となっている。特に、セカンダリレバー14、
16は、第2スポイラ36とアーム部34とこのアーム
部34から第2スポイラ36に連続するクランク部38
とが一体に形成された構成となっており、これにより、
各レバーの連結位置だけがブレード中心線Mよりワイパ
ブレード幅方向にズレて配置されている。
【0050】したがって、下位レバーの払拭面への追従
により下位レバーが回動しても、この回動が上位レバー
すなわち上位レバーのスポイラによって妨げられること
がない。例えば、ヨークレバー18、20が回動して
も、この回動がセカンダリレバー14、16の第2スポ
イラ36によって妨げられることがなく、また、セカン
ダリレバー14、16が回動しても、この回動がプライ
マリレバー12の第1スポイラ32によって妨げられる
ことがない。また、各レバーが上下方向に重ならないの
で、レバー間に雪などを挟み込んで回動が阻害されるこ
とがない。また、レバーの回動量を大きく確保できる。
このように、高曲率のウインドシールドガラスであって
も対応でき(ガラス曲面への追従性が向上し)、良好な
払拭性を確保できる。
【0051】さらに、ワイパブレード10では、プライ
マリレバー12には第1スポイラ32が形成されると共
にセカンダリレバー14、16には第2スポイラ36が
形成されてワイパブレード10のクローズ方向側にエア
ダム部が構成されるため、第1スポイラ32及び第2ス
ポイラ36に当たる相対気流によってダウンフォースが
得られ、高速走行時のワイパブレード10の浮き上がり
を防止することができると共に、ブレードラバー22の
リツプ部へ流入する空気が減少し、ブレードラバー22
のリツプ部が流入する空気流の抵抗により反転不良を起
こすこともなく、高速走行時の払拭性が確保される。
【0052】またここで、ワイパブレード10では、前
述の如くプライマリレバー12から下位のレバーへの連
結を第1スポイラ32及び第2スポイラ36によって順
次行う構成(各スポイラをレバーの連結部分として用
い、下位レバーは上位レバーのスポイラ側面に連結され
た構成)としても、セカンダリレバー14、16はアー
ム部34と第2スポイラ36とを連続するクランク形状
に屈曲したクランク部38が一体に形成されているた
め、ワイパブレード10の幅方向寸法の増加を抑えつ
つ、第2スポイラ36と第1スポイラ32とがアーム連
結部28の一側面側に連なって位置する構成とすること
ができる。
【0053】これにより、第1スポイラ32及び第2ス
ポイラ36をワイパブレード長手方向に十分長く形成で
きると共に、第1スポイラ32及び第2スポイラ36を
スリムで一体感のある見栄えの良いものにすることがで
きる。すなわち、空気流を利用すると共に空気流による
抵抗を最小限に抑えたワイパブレード10を得ることが
できる。
【0054】また、ワイパブレード10では、払拭面か
らの高さH(払拭面の法線方向のブレード高さ)が最小
限に抑えられるため、高速走行時の空気抵抗を低減で
き、かつワイパブレード10の浮き上がりも防止するこ
とができる。また、これによりワイパモータ等の駆動負
荷を低減できるので小型軽量化を図ることができる。
【0055】さらに、ワイパブレード10では、ワイパ
アームによるプライマリレバー12の押圧点(アーム連
結部28のホルダ30の配置位置)がブレードラバー2
2の長手中心線M上方に設定されているため、ブレード
ラバー22に長手中心線M周りの偶力が作用することが
なく、ブレードラバー22の良好な反転動作を得ること
ができる。
【0056】また、ワイパブレード10では、セカンダ
リレバー14、16及びヨークレバー18、20によっ
てブレードラバー22を直線上に好適に保持できるた
め、ワイパアームによるプライマリレバー12の押圧点
がブレードラバー22の長手中心線M上方に設定されて
いることと相まって、ブレードラバー22に長手中心線
M周りの偶力が作用することがなく、ワイパアームによ
る押圧力はプライマリレバー12からセカンダリレバー
14、16及びヨークレバー18、20を介してバラン
ス良くブレードラバー22へ伝達される。これにより、
ブレードラバー22の良好な反転動作を得ることがで
き、払拭性が向上する。
【0057】またさらに、ワイパブレード10では、各
レバーの連結部位においては、支軸44が軸孔40、5
0に挿入され、スリット42、52からストッパ48、
54が挿入されて支軸44の係止溝46、56に係合
し、支軸44の軸孔40、50からの抜けが防止され
て、プライマリレバー12(第1スポイラ32)とセカ
ンダリレバー14、16との連結、及び、セカンダリレ
バー14、16(第2スポイラ36)とヨークレバー1
8、20との連結が行われてる。すなわち、金属製の支
軸44は軸孔40及び軸孔50内に回動可能に埋設さ
れ、外部には直接露出しない構成となっている。したが
って、雪や氷が支軸44自体に付着し難くなり、セカン
ダリレバー14、16及びヨークレバー18、20の回
動が損なわれることがない。したがって、これによって
も、ウインドシールドガラスへの追従性が低下すること
がなく、良好な払拭性を確保できる。
【0058】またさらに、ワイパブレード10では、支
軸44によるプライマリレバー12(第1スポイラ3
2)とセカンダリレバー14、16との連結対向面間、
及び、セカンダリレバー14、16(第2スポイラ3
6)とヨークレバー18、20との連結対向面間に、O
リング60が配置されている。このOリング60は、支
軸44の軸線方向に沿って前記各レバーの連結対向面を
密着状態で押圧しており、各レバーの連結対向面間にお
ける支軸44の周囲が外部と遮断されている。
【0059】ここで、例えば、図4に示す如く、 A:支軸44によるプライマリレバー12(第1スポイ
ラ32)とセカンダリレバー14との連結対向面間距離
(支軸44の実質的な連結軸長さ) B:支軸44によるプライマリレバー12(第1スポイ
ラ32)の連結位置(ストッパ48係止位置)からセカ
ンダリレバー14との連結対向面までの距離 C:支軸44によるセカンダリレバー14の連結位置
(ストッパ54係止位置)からプライマリレバー12
(第1スポイラ32)との連結対向面までの距離 D:Oリング60の自然状態における径寸法または厚さ
寸法 とすると、支軸44の固定ピッチと各レバーの幅方向寸
法との組み付け誤差や寸法誤差等のために、また、当該
連結部位においては互いのレバーが相対回動しなければ
ならないために、連結し合うプライマリレバー12(第
1スポイラ32)とセカンダリレバー14、16との
間、あるいはセカンダリレバー14、16(第2スポイ
ラ36)とヨークレバー18、20との間に僅かな隙間
を生じてしまう。すなわち、『A>B+C』の関係で各
レバーが存在する。換言すれば、各レバー間には『A−
(B+C)』の隙間が存在する。このようなレバー間の
隙間(間隔)が大きいとガタツキを生じて、払拭時に異
音が発生したり、隙間から露出した支軸44に水滴や雪
が付着して凍結する等の不具合があり、一方、前記隙間
が狭くても当該連結部位に付着した水滴が毛細管現象に
よって隙間の内部に浸入し、外気温の低下で凍結し、各
レバーの追従性が低下する恐れもある。
【0060】この点、本実施の形態に係るワイパブレー
ド10では、前述の如く各レバーの連結対向面間にOリ
ング60が配置されているため、 『A<B+C+D』 となる寸法関係が成立するように設定すれば、組み付け
完了状態においてOリング60が支軸44の軸線方向に
沿って前記各レバーの連結対向面を密着状態で押圧し、
各レバーの連結対向面間における支軸44の周囲が外部
と遮断された状態とすることができる。すなわち、上記
寸法関係によって各レバー間の隙間をなくすと同時に支
軸部分への浸水を防止することができる。
【0061】したがって、各レバーの関節部(連結部)
におけるガタツキが防止され、払拭時に異音が発生する
ことがない。さらに、雪や氷に止まらず、水滴が例えば
毛細管現象によって各レバーの支軸44による連結部分
に浸入することを防止することができる。これにより、
当該部位が外気温の低下で凍結する恐れがなくなり、ウ
インドシールドガラスへの追従性が低下することがな
く、良好な払拭性をより一層確保できる。
【0062】このように、ワイパブレード10は、高曲
率のウインドシールドガラスであっても幅寸法が増加す
ることがなくこれに対応することができ、高速走行時の
空気抵抗を低減できると共に浮き上がりも防止すること
ができ、車両の高速化に伴うウインドシールドガラスの
更なる高曲率化が進んでも払拭性能が低下することがな
いことは勿論のこと、第1スポイラ32及び第2スポイ
ラ36を一体感のある見栄えの良いものにすることがで
きる。さらに、各レバーの関節部(連結部)のガタツキ
を防止できると共にシール性(防水性)も有している。
また、前面投影面積が小さいため、乗員の前方視界も向
上する。またさらに、空気抵抗および揚力が低減される
ため、ワイパ駆動時の負荷が減少され、ワイパモータを
小型軽量化することができる。このため、狭いスペース
にも設置することができ適用の範囲が拡大し、コストの
低減も図ることができる。また、空気流の抵抗で生じる
ワイパブレード10のオープン方向移動時およびクロー
ズ方向移動時のスピード差による不快感を乗員に与える
こともない。
【0063】なお、前記第1の実施の形態においては、
プライマリレバー12の第1スポイラ32の両端部に支
軸44によってセカンダリレバー14、16を連結し、
あるいは、セカンダリレバー14、16の第2スポイラ
36の端部に支軸44によってヨークレバー18、20
を連結し、これらの連結部分に弾性シール部材としての
Oリング60を設けて各レバーの連結対向面間における
ガタツキを防止しかつシール性を確保する構成とした
が、各レバーの連結部分や弾性シール部材の構成はこれ
に限るものではなく、以下に他の例を順次説明する。こ
の場合、前記第1の実施の形態と基本的に同一の部品に
は前記第1の実施の形態と同一の符号を付与しその説明
を省略している。
【0064】図7には、本発明の第2の実施の形態に係
るプライマリレバー12の第1スポイラ32とセカンダ
リレバー14との連結部分の構成が断面図にて示されて
いる。この連結部分においては、支軸44によるプライ
マリレバー12の第1スポイラ32とセカンダリレバー
14との連結対向面には、その周縁部分にリング状の収
容溝64が形成されており、さらに、この収容溝64に
弾性シール部材としてのOリング66が収容配置されて
いる。この場合も、Oリング66は、プライマリレバー
12の第1スポイラ32とセカンダリレバー14との連
結対向面間に介在することにより、支軸44の軸線方向
に沿って各レバーの連結対向面を密着状態で押圧してい
る。これにより、各レバーの連結対向面間における支軸
44の周囲を外部と遮断している。他の構成は前記第1
の実施の形態に係る連結部分と同一である。
【0065】この連結部分においても、支軸44は軸孔
40、50内に回動可能に埋設され、外部には直接露出
しない構成となっているため、雪や氷が支軸44自体に
付着し難くなり、セカンダリレバー14、16及びヨー
クレバー18、20の回動が損なわれることがない。ま
た、Oリング66によって各レバーの関節部(連結部)
におけるガタツキが防止され、払拭時に異音が発生する
ことがない。さらに、雪や氷に止まらず、水滴が例えば
毛細管現象によって各レバーの連結対向面間(連結部
分)に浸入することを防止することができる。これによ
り、当該部位が外気温の低下で凍結する恐れがなくな
り、ウインドシールドガラスへの追従性が低下すること
がなく、良好な払拭性をより一層確保できる。
【0066】図8には、本発明の第3の実施の形態に係
るプライマリレバー12の第1スポイラ32とセカンダ
リレバー14との連結部分の構成が断面図にて示されて
いる。
【0067】この連結部分においては、支軸44による
プライマリレバー12の第1スポイラ32とセカンダリ
レバー14との連結対向面間には、弾性シール部材とし
てのOリング68がそのまま介在されている(挟持状態
で配置されている)。この場合も、Oリング68は、プ
ライマリレバー12の第1スポイラ32とセカンダリレ
バー14との連結対向面間に介在することにより、支軸
44の軸線方向に沿って各レバーの連結対向面を密着状
態で押圧している。これにより、各レバーの連結対向面
間における支軸44の周囲を外部と遮断している。した
がって、各レバーの関節部(連結部分)におけるガタツ
キが防止され、払拭時に異音が発生することがない。さ
らに、雪や氷に止まらず、水滴が各レバーの連結対向面
間(連結部分)に浸入することを防止することができ、
ウインドシールドガラスへの追従性が低下することがな
く、良好な払拭性をより一層確保できる。
【0068】図9には、本発明の第4の実施の形態に係
るプライマリレバー12の第1スポイラ32とセカンダ
リレバー14との連結部分の構成が断面図にて示されて
いる。
【0069】この連結部分においては、支軸44による
プライマリレバー12の第1スポイラ32とセカンダリ
レバー14との連結対向面間には、弾性シール部材とし
ての皿バネ70がそのまま介在されている(挟持状態で
配置されている)。この場合も、皿バネ70は、プライ
マリレバー12の第1スポイラ32とセカンダリレバー
14との連結対向面間に介在することにより、支軸44
の軸線方向に沿って各レバーの連結対向面を密着状態で
押圧している。これにより、各レバーの連結対向面間に
おける支軸44の周囲を外部と遮断している。したがっ
て、各レバーの関節部(連結部分)におけるガタツキが
防止され、払拭時に異音が発生することがない。さら
に、雪や氷に止まらず、水滴が各レバーの連結対向面間
(連結部43)に浸入することを防止することができ、
ウインドシールドガラスへの追従性が低下することがな
く、良好な払拭性をより一層確保できる。
【0070】図10には、本発明の第5の実施の形態に
係るプライマリレバー12の第1スポイラ32とセカン
ダリレバー14との連結部分の構成が断面図にて示され
ている。
【0071】この連結部分では、支軸72の両端部に、
リング状に係止溝74が形成されている。一方、プライ
マリレバー12の第1スポイラ32及びセカンダリレバ
ー14には、支軸72に対応して有底の軸孔76が形成
されており、さらに、この軸孔76の周面には、支軸7
2の係止溝74に対応して係止部78が形成されてい
る。支軸72は軸孔76に挿入され、係止溝74に係止
部78が嵌入することで支軸72の軸孔76からの抜け
が防止され、プライマリレバー12の第1スポイラ32
とセカンダリレバー14とが回動可能に連結された構成
である。なお、前記第1の実施の形態に係るスリット4
2、52やストッパ48、54は省略されている。ま
た、Oリング60等の構成は、前記第1の実施の形態に
係る連結部分と同じである。
【0072】この第5の実施の形態においても、金属製
の支軸72は軸孔76内に回動可能に埋設され、外部に
は直接露出しない構成となっているため、雪や氷が支軸
72自体に付着し難くなり、セカンダリレバー14、1
6及びヨークレバー18、20の回動が損なわれること
がない。したがって、ウインドシールドガラスへの追従
性が低下することがなく、良好な払拭性を確保できる。
また、Oリング60によって各レバーの関節部(連結部
分)におけるガタツキが防止され、払拭時に異音が発生
することがない。さらに、雪や氷に止まらず、水滴が各
レバーの連結対向面間(連結部分)に浸入することを防
止することができる。これにより、当該部位が外気温の
低下で凍結する恐れがなくなり、ウインドシールドガラ
スへの追従性が低下することがなく、良好な払拭性をよ
り一層確保できる。
【0073】さらに、軸孔76に設けられた係止部78
に支軸72を直接係合させる構成であるため、支軸72
の軸孔76からの抜けを防止するための係止部材(スト
ッパ48、54)等が不要であり、部品点数及び組付け
工数を低減することができる。
【0074】なお、この第5の実施の形態においても、
収容部58及びOリング60に代えて、第2の実施の形
態に係る収容溝64及びOリング66を適用して構成す
ることもでき、あるいは、第3の実施の形態に係るOリ
ング68、第4の実施の形態に係る皿バネ70等を適用
して構成することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るワイパブレー
ドの全体構成を示す平面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るワイパブレー
ドの全体構成を示す正面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るワイパブレー
ドのアーム連結部及び第1スポイラの詳細を示す図1の
3−3線に沿った断面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るワイパブレー
ドのプライマリレバーとセカンダリレバーの連結部分の
詳細を示す図1の4−4線に沿った断面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係るワイパブレー
ドのプライマリレバーとセカンダリレバーの連結部分の
詳細を示す斜視図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係るワイパブレー
ドのセカンダリレバーとヨークレバーの連結部分の詳細
を示す図1の6−6線に沿った断面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係るプライマリレ
バーとセカンダリレバーの連結部分の詳細を示す断面図
である。
【図8】本発明の第3の実施の形態に係るプライマリレ
バーとセカンダリレバーの連結部分の詳細を示す断面図
である。
【図9】本発明の第4の実施の形態に係るプライマリレ
バーとセカンダリレバーの連結部分の詳細を示す断面図
である。
【図10】本発明の第5の実施の形態に係るプライマリ
レバーとセカンダリレバーの連結部分の詳細を示す断面
図である。
【符号の説明】
10 ワイパブレード 12 プライマリレバー(第1レバー) 14 セカンダリレバー(第2レバー) 16 セカンダリレバー(第2レバー) 18 ヨークレバー(第3レバー) 20 ヨークレバー(第3レバー) 22 ブレードラバー 28 アーム連結部 32 第1スポイラ 34 アーム部 36 第2スポイラ 38 クランク部 40 軸孔 42 スリット 44 支軸 48 ストッパ(係止部材) 50 軸孔 52 スリット 54 ストッパ(係止部材) 60 Oリング(弾性シール部材)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイパアームの先端に回動可能に連結さ
    れるアーム連結部を有する第1レバーと、前記第1レバ
    ーの両端に回動可能に連結された第2レバーと、前記第
    2レバーの端部に回動可能に連結された第3レバーと、
    前記第2及び/又は第3レバーによって保持されるブレ
    ードラバーと、を備え、前記ワイパアームの往復回動に
    よって払拭面に接触する前記ブレードラバーが前記払拭
    面上を払拭するワイパブレードにおいて、 前記第1レバーは、前記アーム連結部の一側面側に位置
    し前記アーム連結部からワイパブレードの長手方向両側
    に延長して形成された第1スポイラを有しており、 前記第2レバーは、前記第1スポイラ両端部の前記アー
    ム連結部側側面に回動可能に連結されており、かつ、前
    記第2レバーの前記第1レバーへの連結位置よりワイパ
    ブレード長手方向端部側を延長して前記アーム連結部の
    前記一側面側に前記第1スポイラと連なる第2スポイラ
    が形成されており、 前記第3レバーは、前記第2スポイラのワイパブレード
    長手方向端部側の前記アーム連結部側側面に回動可能に
    連結される、 ことを特徴とするワイパブレード。
  2. 【請求項2】 前記第2レバーは、前記第1レバーとの
    前記連結位置から前記ワイパブレードの長手方向中央部
    側へ延び前記ブレードラバーまたは前記第3レバーを保
    持するアーム部と、前記第1レバーとの前記連結位置か
    ら前記第2スポイラにかけて屈曲し前記アーム部から前
    記第2スポイラに連続するクランク部と、前記第2スポ
    イラと、を一体に形成したことを特徴とする請求項1記
    載のワイパブレード。
  3. 【請求項3】 ワイパアームの先端に回動可能に連結さ
    れるアーム連結部を有する第1レバーと、前記第1レバ
    ーの両端に回動可能に連結された第2レバーと、前記第
    2レバーの端部に回動可能に連結された第3レバーと、
    前記第2及び/又は第3レバーによって保持されるブレ
    ードラバーと、を備え、前記ワイパアームの往復回動に
    よって払拭面に接触する前記ブレードラバーが前記払拭
    面上を払拭するワイパブレードにおいて、 前記第1レバーは、前記アーム連結部の一側面側に位置
    し前記アーム連結部からワイパブレードの長手方向両側
    に延長して形成された第1スポイラを有しており、 前記第2レバーは、前記第1スポイラ両端部の前記アー
    ム連結部側側面に回動可能に連結されており、かつ、前
    記第2レバーの前記第1レバーへの連結位置よりワイパ
    ブレード長手方向端部側を延長して前記アーム連結部の
    前記一側面側に前記第1スポイラと連なる第2スポイラ
    が形成されており、 前記第3レバーは、前記第2スポイラのワイパブレード
    長手方向端部側の前記アーム連結部側側面に回動可能に
    連結されており、 かつ、前記第1レバーと第2レバーのうちの何れか一
    方、あるいは、前記第2レバーと第3レバーのうちの何
    れか一方に、側方へ突出して設けられた支軸と、前記レ
    バーのうちの何れか他方に形成され前記支軸が挿入可能
    な軸孔と、前記軸孔に連通するスリットまたは溝と、前
    記スリットまたは溝に挿入可能でかつ前記挿入状態では
    前記支軸に係合する係止部材と、を有し、 前記第1レバーと第2レバーとの連結、及び、前記第2
    レバーと第3レバーとの連結を、前記支軸を前記軸孔に
    挿入し、前記スリットまたは溝から前記係止部材を挿入
    して前記支軸に係合させ、前記支軸の軸孔からの抜けを
    防止して行っている、 ことを特徴とするワイパブレード。
  4. 【請求項4】 前記支軸による前記第1レバーと第2レ
    バーとの連結対向面間、及び、前記支軸による前記第2
    レバーと第3レバーとの連結対向面間に、前記支軸の軸
    線方向に沿って前記連結対向面を密着状態で押圧する弾
    性シール部材を介在させ、前記連結対向面間における前
    記支軸の周囲を外部と遮断した、 ことを特徴とする請求項3記載のワイパブレード。
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