JP2627845B2 - 車両用ワイパ - Google Patents
車両用ワイパInfo
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60S—SERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60S1/00—Cleaning of vehicles
- B60S1/02—Cleaning windscreens, windows or optical devices
- B60S1/04—Wipers or the like, e.g. scrapers
- B60S1/32—Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
- B60S1/38—Wiper blades
- B60S1/3806—Means, or measures taken, for influencing the aerodynamic quality of the wiper blades
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のウインドシール
ドガラス等を払拭する車両用ワイパに関する。
ドガラス等を払拭する車両用ワイパに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のウインドシールドガラス等を払
拭する車両用ワイパは、ウインドシールドガラスが曲面
ガラスであっても払拭性能が低下することなく確実に払
拭できるように、所謂トーナメント式のワイパが一般的
に用いられている。
拭する車両用ワイパは、ウインドシールドガラスが曲面
ガラスであっても払拭性能が低下することなく確実に払
拭できるように、所謂トーナメント式のワイパが一般的
に用いられている。
【0003】この種のトーナメント式ワイパでは、複数
のレバー及びブレードラバーによってワイパブレードが
構成されている。複数のレバーのうち、ワイパアームの
アームピースに回動可能に保持された第1レバーによっ
て複数の第2レバーが保持され、さらに、各第2レバー
によってヨークレバーが保持され、これらのヨークレバ
ーによってブレードラバーが保持される構成となってい
る。すなわち、各レバーは、ウインドシールドガラスに
対する法線方向(ブレードラバーの高さ方向)に順次連
結された構造となっており、各レバーの連結部分は、そ
れぞれ回動可能な関節部とされている。
のレバー及びブレードラバーによってワイパブレードが
構成されている。複数のレバーのうち、ワイパアームの
アームピースに回動可能に保持された第1レバーによっ
て複数の第2レバーが保持され、さらに、各第2レバー
によってヨークレバーが保持され、これらのヨークレバ
ーによってブレードラバーが保持される構成となってい
る。すなわち、各レバーは、ウインドシールドガラスに
対する法線方向(ブレードラバーの高さ方向)に順次連
結された構造となっており、各レバーの連結部分は、そ
れぞれ回動可能な関節部とされている。
【0004】したがって、単一のワイパブレードであり
ながら複数の関節部が設けられた構造であるため、ウイ
ンドシールドガラスが曲面ガラスであっても、各レバー
の連結部分(関節部)がウインドシールドガラスの湾曲
に応じて屈曲することにより、ワイパブレード(ブレー
ドラバー)をウインドシールドガラス面に密着させるこ
とができ、払拭性能が低下することなく確実に払拭でき
る。
ながら複数の関節部が設けられた構造であるため、ウイ
ンドシールドガラスが曲面ガラスであっても、各レバー
の連結部分(関節部)がウインドシールドガラスの湾曲
に応じて屈曲することにより、ワイパブレード(ブレー
ドラバー)をウインドシールドガラス面に密着させるこ
とができ、払拭性能が低下することなく確実に払拭でき
る。
【0005】しかしながら、従来のこのようなトーナメ
ント式ワイパでは、前述の如く各レバーがブレードラバ
ーの高さ方向に単に連結された構成であるため、各レバ
ーの連結部分(関節部)を適宜増加することによって高
曲率のウインドシールドガラスであっても対応できるも
のの、反面、ワイパブレードの車両進行方向に対する前
面投影面積が増加する。このため、車両速度が速くなる
につれて空気抵抗(抗力)、及び揚力が増加することに
なる。
ント式ワイパでは、前述の如く各レバーがブレードラバ
ーの高さ方向に単に連結された構成であるため、各レバ
ーの連結部分(関節部)を適宜増加することによって高
曲率のウインドシールドガラスであっても対応できるも
のの、反面、ワイパブレードの車両進行方向に対する前
面投影面積が増加する。このため、車両速度が速くなる
につれて空気抵抗(抗力)、及び揚力が増加することに
なる。
【0006】この抗力の増加は、車両用ワイパとしては
当然ながら好ましくなく、ワイパの必要強度を大きくし
たりワイパモータを大型化する必要を生じる。一方、揚
力の増加はワイパブレード(ブレードラバー)の所謂浮
き上がりを生じることになる。したがって、この場合に
は、ブレードラバーがウインドシールドガラス面に密着
せず、払拭性能が低下する。
当然ながら好ましくなく、ワイパの必要強度を大きくし
たりワイパモータを大型化する必要を生じる。一方、揚
力の増加はワイパブレード(ブレードラバー)の所謂浮
き上がりを生じることになる。したがって、この場合に
は、ブレードラバーがウインドシールドガラス面に密着
せず、払拭性能が低下する。
【0007】この場合、高速走行時のワイパブレードの
浮き上がりを防止するための対策として、図10に示さ
れる如く、第1レバー70にフィン部72を設けた車両
用ワイパ74が特開昭62−61862号公報に示され
ている。
浮き上がりを防止するための対策として、図10に示さ
れる如く、第1レバー70にフィン部72を設けた車両
用ワイパ74が特開昭62−61862号公報に示され
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この車
両用ワイパ74においては、図11に示される如く、第
1レバー70のワイパアーム取付部70Aの剛性を向上
させるために、ワイパアーム取付部70Aの断面形状が
コ字状とされている。
両用ワイパ74においては、図11に示される如く、第
1レバー70のワイパアーム取付部70Aの剛性を向上
させるために、ワイパアーム取付部70Aの断面形状が
コ字状とされている。
【0009】従って、ワイパアーム取付部70Aの後側
壁70Bが、フィン部72の下方を通過する気流(図1
1の矢印W)の障害となり空力特性に悪影響を及ぼす。
壁70Bが、フィン部72の下方を通過する気流(図1
1の矢印W)の障害となり空力特性に悪影響を及ぼす。
【0010】本発明は上記事実を考慮し、空力特性を向
上することができ、高速走行時のワイパブレードの浮き
上がりを防止することができる車両用ワイパを得ること
が目的である。
上することができ、高速走行時のワイパブレードの浮き
上がりを防止することができる車両用ワイパを得ること
が目的である。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
車両用ワイパでは、ブレードラバーを直接又はヨークレ
バーを介して支持する複数の第2レバーと、両端部に前
記第2レバーが回動可能に連結されかつ中間部がワイパ
アームに回動可能に保持された第1レバーと、を備えた
車両用ワイパにおいて、前記第1レバーが、前記ワイパ
アームへ取付けるべく両側に側壁が形成された第1取付
部と、前記第2レバーを取付けるべくコ字状断面に形成
された第2取付部と、前記第1取付部と前記第2取付部
との間に前記第1取付部及び前記第2取付部の前側壁よ
り前下方に突出して形成されたフィン部と、このフィン
部と前記第1取付部及び前記第2取付部とを連続的に結
ぶ絞り部と、を備え、前記フィン部の後端縁部が前記フ
ィン部の上面に設定され、且つ、前記フィン部の後端縁
部が前記ブレードラバーの長手方向の中心線に対して前
方にオフセットしていることを特徴としている。
車両用ワイパでは、ブレードラバーを直接又はヨークレ
バーを介して支持する複数の第2レバーと、両端部に前
記第2レバーが回動可能に連結されかつ中間部がワイパ
アームに回動可能に保持された第1レバーと、を備えた
車両用ワイパにおいて、前記第1レバーが、前記ワイパ
アームへ取付けるべく両側に側壁が形成された第1取付
部と、前記第2レバーを取付けるべくコ字状断面に形成
された第2取付部と、前記第1取付部と前記第2取付部
との間に前記第1取付部及び前記第2取付部の前側壁よ
り前下方に突出して形成されたフィン部と、このフィン
部と前記第1取付部及び前記第2取付部とを連続的に結
ぶ絞り部と、を備え、前記フィン部の後端縁部が前記フ
ィン部の上面に設定され、且つ、前記フィン部の後端縁
部が前記ブレードラバーの長手方向の中心線に対して前
方にオフセットしていることを特徴としている。
【0012】また、本発明の請求項2記載の車両用ワイ
パでは、請求項1記載の車両用ワイパにおいて、前記第
1取付部の前側壁下端から連続して前方へ延びた後、前
下方へ延びる連結フィン部を備えたことを特徴としてい
る。
パでは、請求項1記載の車両用ワイパにおいて、前記第
1取付部の前側壁下端から連続して前方へ延びた後、前
下方へ延びる連結フィン部を備えたことを特徴としてい
る。
【0013】
【0014】
【作用】本発明の請求項1記載の車両用ワイパでは、第
1レバーのフィン部の後端縁部がフィン部の上面に設定
されているため、従来構造の様に、フィン部後方にフィ
ン部に沿って流れる気流の障害となる後側壁部が存在せ
ず、空力特性を向上することができ、高速走行時のワイ
パブレードの浮き上がりを防止することができる。
1レバーのフィン部の後端縁部がフィン部の上面に設定
されているため、従来構造の様に、フィン部後方にフィ
ン部に沿って流れる気流の障害となる後側壁部が存在せ
ず、空力特性を向上することができ、高速走行時のワイ
パブレードの浮き上がりを防止することができる。
【0015】また、第1レバーのフィン部と、ワイパア
ームへ取付けるべく両側に側壁が形成された第1取付部
及び第2レバーを取付けるべくコ字状断面に形成された
第2取付部と、がそれぞれ絞り部によって連続的に形成
されているため、フィン部を前方へ突出形成し、しかも
そのフィン部の後端縁部をブレードラバーの長手方向の
中心線より前方にオフセットさせて広い空気抜け通路を
確保しても、絞り部によって第1レバーの剛性を充分確
保することができる。
ームへ取付けるべく両側に側壁が形成された第1取付部
及び第2レバーを取付けるべくコ字状断面に形成された
第2取付部と、がそれぞれ絞り部によって連続的に形成
されているため、フィン部を前方へ突出形成し、しかも
そのフィン部の後端縁部をブレードラバーの長手方向の
中心線より前方にオフセットさせて広い空気抜け通路を
確保しても、絞り部によって第1レバーの剛性を充分確
保することができる。
【0016】また、フィン部の後端縁部がブレードラバ
ーの長手方向の中心線に対して前方にオフセットしてい
るため、第1取付部と第2取付部との間において第1レ
バーと第2レバーとの間に広い空気抜け通路が確保され
る。このため、第1レバーと第2レバーとの間を気流が
通過し易くなり、空力特性を向上することができ、高速
走行時のワイパブレードの浮き上がりを防止することが
できる。
ーの長手方向の中心線に対して前方にオフセットしてい
るため、第1取付部と第2取付部との間において第1レ
バーと第2レバーとの間に広い空気抜け通路が確保され
る。このため、第1レバーと第2レバーとの間を気流が
通過し易くなり、空力特性を向上することができ、高速
走行時のワイパブレードの浮き上がりを防止することが
できる。
【0017】また、本発明の請求項2記載の車両用ワイ
パでは、連結フィン部が第1取付部の前側壁下端から連
続して前方へ延びた後、前下方へ延びているため、第1
取付部の連結フィン部の下側に沿って流れる気流は、連
結フィン部によって、第1取付部の後側壁の下方を通過
する方向へ導かれる。従って、第1取付部の後側壁が障
害となって発生する気流の乱れが低減される。このた
め、空力特性を向上することができ、高速走行時のワイ
パブレードの浮き上がりを防止することができる。
パでは、連結フィン部が第1取付部の前側壁下端から連
続して前方へ延びた後、前下方へ延びているため、第1
取付部の連結フィン部の下側に沿って流れる気流は、連
結フィン部によって、第1取付部の後側壁の下方を通過
する方向へ導かれる。従って、第1取付部の後側壁が障
害となって発生する気流の乱れが低減される。このた
め、空力特性を向上することができ、高速走行時のワイ
パブレードの浮き上がりを防止することができる。
【0018】
【実施例】本発明の車両用ワイパの第1実施例について
図1〜図4に従って説明する。
図1〜図4に従って説明する。
【0019】図1に示される如く、車両用ワイパ10の
ワイパアーム12は、車体のピボット軸(図示省略)に
固定されるアームヘッド14と、このアームヘッド14
に連結され後述するワイパブレード20を保持するアー
ムピース16、及びアームヘッド14とアームピース1
6を連結するリテーナ18とによって構成されている。
アームヘッド14とアームピース16との間には図示し
ないスプリングが配置されており、ワイパブレード20
にウインドシールドガラス22への所定の押え付け力を
付与するようになっている。
ワイパアーム12は、車体のピボット軸(図示省略)に
固定されるアームヘッド14と、このアームヘッド14
に連結され後述するワイパブレード20を保持するアー
ムピース16、及びアームヘッド14とアームピース1
6を連結するリテーナ18とによって構成されている。
アームヘッド14とアームピース16との間には図示し
ないスプリングが配置されており、ワイパブレード20
にウインドシールドガラス22への所定の押え付け力を
付与するようになっている。
【0020】一方、ワイパ10のワイパブレード20
は、ウインドシールドガラス22面に接触して払拭する
ブレードラバー24と、このブレードラバー24を保持
する複数の保持レバーとによって構成されている。
は、ウインドシールドガラス22面に接触して払拭する
ブレードラバー24と、このブレードラバー24を保持
する複数の保持レバーとによって構成されている。
【0021】このワイパブレード20では、金属製の複
数の保持レバーのうち第1レバー26の長手方向中央部
に形成された第1取付部27がアームピース16の先端
にリベツト28によって回転可能に支持されている。
数の保持レバーのうち第1レバー26の長手方向中央部
に形成された第1取付部27がアームピース16の先端
にリベツト28によって回転可能に支持されている。
【0022】図3に示される如く、第1レバー26の第
1取付部27の断面形状は、開口部をウインドシールド
ガラス22側(図3の下方)へ向けたコ字状とされてお
り、前側壁27Aと後側壁27Bとを備えている。前側
壁27Aの下端には、連結フィン部31が設けられてお
り、この連結フィン部31は、前側壁27Aの下端から
連続して前方へ延びた水平部31Aと、水平部31Aに
連続して前下方へ延びた傾斜部31Bとを備えている。
1取付部27の断面形状は、開口部をウインドシールド
ガラス22側(図3の下方)へ向けたコ字状とされてお
り、前側壁27Aと後側壁27Bとを備えている。前側
壁27Aの下端には、連結フィン部31が設けられてお
り、この連結フィン部31は、前側壁27Aの下端から
連続して前方へ延びた水平部31Aと、水平部31Aに
連続して前下方へ延びた傾斜部31Bとを備えている。
【0023】従って、第1取付部27の連結フィン部3
1に沿って流れる気流(図3の矢印W1、W2、W
3)、特に、連結フィン部31の下側に沿って流れる気
流W3は、水平部31Aによって、第1取付部27の後
側壁27Bの下方を通過する方向へ導かれるようになっ
ている。
1に沿って流れる気流(図3の矢印W1、W2、W
3)、特に、連結フィン部31の下側に沿って流れる気
流W3は、水平部31Aによって、第1取付部27の後
側壁27Bの下方を通過する方向へ導かれるようになっ
ている。
【0024】図1に示される如く、第1レバー26の長
手方向両端部には、開口部をウインドシールドガラス2
2側へ向けた断面コ字状の第2取付部29がそれぞれ形
成されており、これらの第2取付部29には、リベツト
30によって第2レバー32が、それぞれ回転可能に支
持されている。
手方向両端部には、開口部をウインドシールドガラス2
2側へ向けた断面コ字状の第2取付部29がそれぞれ形
成されており、これらの第2取付部29には、リベツト
30によって第2レバー32が、それぞれ回転可能に支
持されている。
【0025】第1取付部27と第2取付部29との間に
は、第1取付部27の前側壁27A及び第2取付部の前
側壁29Aより前下方にフィン部42が突出形成されて
いる。これらのフィン部42と第1取付部27とは絞り
部44によって連続的に結ばれており、フィン部42と
第2取付部29とは絞り部45によって連続的に結ばれ
ている。従って、第1レバー26のフィン部42の断面
形状は、図4の形状となっており、傾斜角度θは0°〜
90°となっている。
は、第1取付部27の前側壁27A及び第2取付部の前
側壁29Aより前下方にフィン部42が突出形成されて
いる。これらのフィン部42と第1取付部27とは絞り
部44によって連続的に結ばれており、フィン部42と
第2取付部29とは絞り部45によって連続的に結ばれ
ている。従って、第1レバー26のフィン部42の断面
形状は、図4の形状となっており、傾斜角度θは0°〜
90°となっている。
【0026】図2に示される如く、フィン部42の後端
縁部42Aは、第2取付部29の上面29Bから連続す
る上面42Bまでとされている。さらに、本実施例で
は、フィン部42の後端縁部42Aは、ブレードラバー
24の長手方向の中心線P(第1レバー26と第2レバ
ー32とを結ぶ中心線P)に対して前方(図2の下方、
即ち、払拭方向前方)にオフセットしている。
縁部42Aは、第2取付部29の上面29Bから連続す
る上面42Bまでとされている。さらに、本実施例で
は、フィン部42の後端縁部42Aは、ブレードラバー
24の長手方向の中心線P(第1レバー26と第2レバ
ー32とを結ぶ中心線P)に対して前方(図2の下方、
即ち、払拭方向前方)にオフセットしている。
【0027】従って、第1取付部27と第2取付部29
と間において、図4に示される如く、第1レバー26と
第2レバー32との間に広い空気抜け通路47が確保さ
れている。
と間において、図4に示される如く、第1レバー26と
第2レバー32との間に広い空気抜け通路47が確保さ
れている。
【0028】図1及び図2に示される如く、第1レバー
26の長手方向に沿って連続するフィン部42と連結フ
ィン部31との先端部26Aは、図3及び図4に示され
る如く、前方へ湾曲されており、この部位での気流の剥
離を防止するようになっている。
26の長手方向に沿って連続するフィン部42と連結フ
ィン部31との先端部26Aは、図3及び図4に示され
る如く、前方へ湾曲されており、この部位での気流の剥
離を防止するようになっている。
【0029】図1に示される如く、第1レバー26に連
結された第2レバー32の長手方向両端部には、開口部
をウインドシールドガラス22側へ向けた断面コ字状の
連結部32Aがそれぞれ形成されており、これらの連結
部32Aには、リベツト38によってヨークレバー40
がそれぞれ回転可能に支持されている。これらのヨーク
レバー40の両端部には、開口部をウインドシールドガ
ラス22側へ向けた断面コ字状の保持部40Aがそれぞ
れ形成されている。すなわち、ワイパブレード20は、
第1レバー26、第2レバー32及びヨークレバー40
によって所謂トーナメント式のブレードラバー保持構造
となっている。
結された第2レバー32の長手方向両端部には、開口部
をウインドシールドガラス22側へ向けた断面コ字状の
連結部32Aがそれぞれ形成されており、これらの連結
部32Aには、リベツト38によってヨークレバー40
がそれぞれ回転可能に支持されている。これらのヨーク
レバー40の両端部には、開口部をウインドシールドガ
ラス22側へ向けた断面コ字状の保持部40Aがそれぞ
れ形成されている。すなわち、ワイパブレード20は、
第1レバー26、第2レバー32及びヨークレバー40
によって所謂トーナメント式のブレードラバー保持構造
となっている。
【0030】次に本実施例の作用を説明する。本実施例
の車両用ワイパ10では、第1レバー26のフィン部4
2の後端縁部42Aが、第2取付部29の上面29Bか
ら連続する上面42Bまでとされているため、図11に
示される従来構造の様に、フィン部72の後方に、フィ
ン部72に沿って流れる気流Wの障害となる後側壁部7
0Bが存在しない。従って、図9に示される如く、同一
車速Vにおける、本実施例の揚力及び抗力(図9の実
線)が、従来例の揚力及び抗力(図9の破線)に比べ、
小さくなり、空力特性を向上することができる。このた
め、ワイパモータを小型化できるとともに、高速走行時
のワイパブレードの浮き上がりを防止することができ
る。
の車両用ワイパ10では、第1レバー26のフィン部4
2の後端縁部42Aが、第2取付部29の上面29Bか
ら連続する上面42Bまでとされているため、図11に
示される従来構造の様に、フィン部72の後方に、フィ
ン部72に沿って流れる気流Wの障害となる後側壁部7
0Bが存在しない。従って、図9に示される如く、同一
車速Vにおける、本実施例の揚力及び抗力(図9の実
線)が、従来例の揚力及び抗力(図9の破線)に比べ、
小さくなり、空力特性を向上することができる。このた
め、ワイパモータを小型化できるとともに、高速走行時
のワイパブレードの浮き上がりを防止することができ
る。
【0031】さらに、本実施例の車両用ワイパ10で
は、フィン部42の後端縁部42Aがブレードラバー2
4の長手方向の中心線Pに対して前方にオフセットして
いるため、第1取付部27と第2取付部29との間にお
いて、第1レバー26と第2レバー32との間に広い空
気抜け通路47が確保される。このため、第1レバー2
6と第2レバー32との間を気流(図4の矢印W4)が
通過し易くなり、空力特性を向上することができ、高速
走行時のワイパブレードの浮き上がりを防止することが
できる。
は、フィン部42の後端縁部42Aがブレードラバー2
4の長手方向の中心線Pに対して前方にオフセットして
いるため、第1取付部27と第2取付部29との間にお
いて、第1レバー26と第2レバー32との間に広い空
気抜け通路47が確保される。このため、第1レバー2
6と第2レバー32との間を気流(図4の矢印W4)が
通過し易くなり、空力特性を向上することができ、高速
走行時のワイパブレードの浮き上がりを防止することが
できる。
【0032】また、第1レバー26のフィン部42と、
ワイパアーム12へ取付けるべく両側に前側壁27Aと
後側壁27Bとが形成された第1取付部27及び第2レ
バー32を取付けるべくコ字状断面に形成された第2取
付部29と、がそれぞれ絞り部44、45によって連続
的に形成されているため、フィン部42を前方へ突出形
成し、しかもそのフィン部42の後端縁部をブレードラ
バー24の長手方向の中心線Pより前方にオフセットさ
せて広い空気抜け通路47を確保しても、絞り部44、
45によって第1レバー26の剛性を充分確保すること
ができる。
ワイパアーム12へ取付けるべく両側に前側壁27Aと
後側壁27Bとが形成された第1取付部27及び第2レ
バー32を取付けるべくコ字状断面に形成された第2取
付部29と、がそれぞれ絞り部44、45によって連続
的に形成されているため、フィン部42を前方へ突出形
成し、しかもそのフィン部42の後端縁部をブレードラ
バー24の長手方向の中心線Pより前方にオフセットさ
せて広い空気抜け通路47を確保しても、絞り部44、
45によって第1レバー26の剛性を充分確保すること
ができる。
【0033】また、本実施例の車両用ワイパ10では、
連結フィン部31が前側壁27Aの下端から連続して前
方へ延びた水平部31Aと、水平部31Aに連続して前
下方へ延びた傾斜部31Bとを備えているため、連結フ
ィン部31に沿って流れる気流(図3の矢印W1、W
2、W3)、特に、連結フィン部31の下側に沿って流
れる気流W3が、水平部31Aによって、第1取付部2
7の後側壁27Bの下方を通過する方向へ導かれる。従
って、第1取付部27の後側壁27Bが障害となって発
生する気流の乱れが低減される。このため、空力特性を
向上することができ、高速走行時のワイパブレードの浮
き上がりを防止することができる。
連結フィン部31が前側壁27Aの下端から連続して前
方へ延びた水平部31Aと、水平部31Aに連続して前
下方へ延びた傾斜部31Bとを備えているため、連結フ
ィン部31に沿って流れる気流(図3の矢印W1、W
2、W3)、特に、連結フィン部31の下側に沿って流
れる気流W3が、水平部31Aによって、第1取付部2
7の後側壁27Bの下方を通過する方向へ導かれる。従
って、第1取付部27の後側壁27Bが障害となって発
生する気流の乱れが低減される。このため、空力特性を
向上することができ、高速走行時のワイパブレードの浮
き上がりを防止することができる。
【0034】
【0035】
【0036】また、図5に示される如く、第1レバー2
6の先端部26Aを、ウインドシールドガラスと干渉し
た場合の緩衝材50によって、被覆しても良く。また、
安全性を向上するために、図6に示される如く、第1レ
バー26の先端部26Aを湾曲させても良い。
6の先端部26Aを、ウインドシールドガラスと干渉し
た場合の緩衝材50によって、被覆しても良く。また、
安全性を向上するために、図6に示される如く、第1レ
バー26の先端部26Aを湾曲させても良い。
【0037】なお、第1レバー26の断面形状は上記実
施例に限定されず、図7(A)〜図7(G)に示される
様な他の形状としても良く。また、第2レバー32及び
ヨークレバー40の断面形状も上記実施例に限定され
ず、図8(A)及び図8(B)に示される様な他の形状
としても良い。
施例に限定されず、図7(A)〜図7(G)に示される
様な他の形状としても良く。また、第2レバー32及び
ヨークレバー40の断面形状も上記実施例に限定され
ず、図8(A)及び図8(B)に示される様な他の形状
としても良い。
【0038】
【発明の効果】請求項1記載の本発明は、第1レバー
が、ワイパアームへ取付けるべく両側に側壁が形成され
た第1取付部と、第2レバーを取付けるべくコ字状断面
に形成された第2取付部と、第1取付部と第2取付部と
の間に第1取付部及び第2取付部の前側壁より前下方に
突出して形成されたフィン部と、このフィン部と第1取
付部及び第2取付部とを連続的に結ぶ絞り部と、を備
え、フィン部の後端縁部がフィン部の上面に設定され、
且つ、フィン部の後端縁部がブレードラバーの長手方向
の中心線に対して前方にオフセットしているので、空力
特性を向上することができ、高速走行時のワイパブレー
ドの浮き上がりを防止することができるという優れた効
果を有する。また、第1レバーと第2レバーとの間を気
流が通過し易くなり、空力特性を向上することができ、
高速走行時のワイパブレードの浮き上がりを防止するこ
とができるという優れた効果を有する。しかも、フィン
部の後端縁部をブレードラバーの長手方向の中心線より
前方にオフセットさせて広い空気抜け通路を確保して
も、絞り部によって第1レバーの剛性を充分確保してい
るので、ワイパ押させ圧が第1レバーから第2レバーへ
充分に伝達できるといった効果も有する。
が、ワイパアームへ取付けるべく両側に側壁が形成され
た第1取付部と、第2レバーを取付けるべくコ字状断面
に形成された第2取付部と、第1取付部と第2取付部と
の間に第1取付部及び第2取付部の前側壁より前下方に
突出して形成されたフィン部と、このフィン部と第1取
付部及び第2取付部とを連続的に結ぶ絞り部と、を備
え、フィン部の後端縁部がフィン部の上面に設定され、
且つ、フィン部の後端縁部がブレードラバーの長手方向
の中心線に対して前方にオフセットしているので、空力
特性を向上することができ、高速走行時のワイパブレー
ドの浮き上がりを防止することができるという優れた効
果を有する。また、第1レバーと第2レバーとの間を気
流が通過し易くなり、空力特性を向上することができ、
高速走行時のワイパブレードの浮き上がりを防止するこ
とができるという優れた効果を有する。しかも、フィン
部の後端縁部をブレードラバーの長手方向の中心線より
前方にオフセットさせて広い空気抜け通路を確保して
も、絞り部によって第1レバーの剛性を充分確保してい
るので、ワイパ押させ圧が第1レバーから第2レバーへ
充分に伝達できるといった効果も有する。
【0039】
【0040】請求項2記載の本発明は、第1取付部の前
側壁下端から連続して前方へ延びた後、前下方へ延びる
連結フィン部を備えた構成としたので、第1取付部の後
側壁が障害となって発生する気流の乱れが低減され、空
力特性を向上することができ、高速走行時のワイパブレ
ードの浮き上がりを防止することができるという優れた
効果を有する。
側壁下端から連続して前方へ延びた後、前下方へ延びる
連結フィン部を備えた構成としたので、第1取付部の後
側壁が障害となって発生する気流の乱れが低減され、空
力特性を向上することができ、高速走行時のワイパブレ
ードの浮き上がりを防止することができるという優れた
効果を有する。
【図1】本発明の一実施例に係る車両用ワイパを示す一
部透視した斜視図である。
部透視した斜視図である。
【図2】本発明の一実施例に係る車両用ワイパの主要部
品を示す一部透視した平面図である。
品を示す一部透視した平面図である。
【図3】図2の3−3線断面図である。
【図4】図2の4−4線断面図である。
【図5】本発明の他の実施例に係る車両用ワイパの第1
レバーを示す断面図である。
レバーを示す断面図である。
【図6】本発明の他の実施例に係る車両用ワイパの第1
レバーを示す断面図である。
レバーを示す断面図である。
【図7】(A)〜(G)は本発明の他の実施例に係る車
両用ワイパの第1レバーを示す断面図である。
両用ワイパの第1レバーを示す断面図である。
【図8】(A)及び(B)は本発明の他の実施例に係る
車両用ワイパのワイパブレードを示す断面図である。
車両用ワイパのワイパブレードを示す断面図である。
【図9】ワイパブレードの揚力抗力特性を示すグラフで
ある。
ある。
【図10】従来例に係る車両用ワイパのワイパブレード
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図11】図10の11−11線断面図である。
10 車両用ワイパ 12 ワイパアーム 20 ワイパブレード 24 ブレードラバー 26 第1レバー 27 第1取付部 27A 前側壁 27B 後側壁 29 第2取付部 29B 上面 31 連結フィン部 31A 水平部 31B 傾斜部 32 第2レバー 42 フィン部 42A 後端縁部 42B 上面 44 絞り部 45 絞り部 47 空気抜け通路
フロントページの続き (72)発明者 大村 英一 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)発明者 平工 八起 静岡県湖西市梅田390番地 アスモ株式 会社内 (56)参考文献 特開 昭63−263152(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】 ブレードラバーを直接又はヨークレバー
を介して支持する複数の第2レバーと、両端部に前記第
2レバーが回動可能に連結されかつ中間部がワイパアー
ムに回動可能に保持された第1レバーと、を備えた車両
用ワイパにおいて、前記第1レバーが、前記ワイパアー
ムへ取付けるべく両側に側壁が形成された第1取付部
と、前記第2レバーを取付けるべくコ字状断面に形成さ
れた第2取付部と、前記第1取付部と前記第2取付部と
の間に前記第1取付部及び前記第2取付部の前側壁より
前下方に突出して形成されたフィン部と、このフィン部
と前記第1取付部及び前記第2取付部とを連続的に結ぶ
絞り部と、を備え、前記フィン部の後端縁部が前記フィ
ン部の上面に設定され、且つ、前記フィン部の後端縁部
が前記ブレードラバーの長手方向の中心線に対して前方
にオフセットしていることを特徴とする車両用ワイパ。 - 【請求項2】 前記第1取付部の前側壁下端から連続し
て前方へ延びた後、前下方へ延びる連結フィン部を備え
たことを特徴とする請求項1記載の車両用ワイパ。
Priority Applications (4)
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---|---|---|---|
JP4089067A JP2627845B2 (ja) | 1992-04-09 | 1992-04-09 | 車両用ワイパ |
US08/042,713 US5454135A (en) | 1992-04-09 | 1993-04-05 | Windshield wiper superstructure with airfoil |
DE69313700T DE69313700T2 (de) | 1992-04-09 | 1993-04-06 | Scheibenwischer für Fahrzeuge |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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---|---|
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ID=13960514
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DE19536742A1 (de) * | 1995-10-02 | 1997-04-03 | Teves Gmbh Alfred | Wischblatt für eine Scheibenwischvorrichtung eines Fahrzeuges |
GB9707750D0 (en) * | 1997-04-17 | 1997-06-04 | Clearco Automotive Product Ltd | Wiper Blade assembly |
JPH11268616A (ja) * | 1998-03-20 | 1999-10-05 | Asmo Co Ltd | ワイパブレード |
USD427134S (en) * | 1998-09-18 | 2000-06-27 | Lee Albert I | Winter windshield wiper for use in motor vehicles |
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US7774892B2 (en) | 2005-04-04 | 2010-08-17 | Trico Products Corporation | Wiper coupler and wiper assembly incorporating same |
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JP2008296808A (ja) * | 2007-06-01 | 2008-12-11 | Ichikoh Ind Ltd | ワイパーブレード |
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US20130227809A1 (en) | 2012-02-24 | 2013-09-05 | Pylon Manufacturing Corp. | Wiper blade |
US8261403B2 (en) | 2010-05-13 | 2012-09-11 | Trico Products Corporation | Beam blade windshield wiper assembly |
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US20130219649A1 (en) | 2012-02-24 | 2013-08-29 | Pylon Manufacturing Corp. | Wiper blade |
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USD704126S1 (en) | 2012-11-15 | 2014-05-06 | Trico Products Corporation | Wiper blade |
USD702618S1 (en) | 2012-11-15 | 2014-04-15 | Trico Products Corporation | Wiper blade coupler |
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1993
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