JPH1121782A - 多孔質ウェブの連続乾燥装置 - Google Patents

多孔質ウェブの連続乾燥装置

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JPH1121782A
JPH1121782A JP9181545A JP18154597A JPH1121782A JP H1121782 A JPH1121782 A JP H1121782A JP 9181545 A JP9181545 A JP 9181545A JP 18154597 A JP18154597 A JP 18154597A JP H1121782 A JPH1121782 A JP H1121782A
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drying
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JP9181545A
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Hiroaki Kuno
広明 久野
Akira Sanada
晃 真田
Susumu Taniguchi
▲邁▼ 谷口
Toshinosuke Hoshi
要之介 星
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F5/00Dryer section of machines for making continuous webs of paper
    • D21F5/02Drying on cylinders
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F3/00Press section of machines for making continuous webs of paper
    • D21F3/02Wet presses
    • D21F3/0281Wet presses in combination with a dryer roll

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  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多孔質ウェブの連続乾燥装置に関し、多孔質
ウェブを加熱シリンダへ押さえつける部材に工夫を凝ら
すことにより、多孔質ウェブを効率良く乾燥できるよう
にする。 【解決手段】 加熱シリンダ101と、加熱シリンダ1
01と接触しない側の多孔質ウェブ102表面に接触支
持する空気及び水を透過しない不透過性乾燥用バンド1
05と、加熱シリンダ101の周囲において不透過性乾
燥用バンド105の外側から所要の間隔をあけて配置さ
れた複数の水潤滑シュー部材115とをそなえ、各水潤
滑シュー部材115が、不透過性乾燥用バンド105の
外面との間で水膜流を形成するシュー107と、シュー
107を上記水膜流を介して加熱シリンダ101側に加
圧する油圧装置108とで構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抄紙機のドライヤ
パートに適用される加圧乾燥装置や紙以外の多孔質ウェ
ブの加圧乾燥装置(例えば、シーツ乾燥装置)等に用い
て好適な、多孔質ウェブの連続乾燥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の多孔質ウェブの連続乾燥
装置を示す模式図であり(特公平1−56198号公報
から引用)、この装置では、図4に示すように、乾燥さ
れる紙あるいはその他の多孔質ウェブ3(シーツ等)及
びこの多孔質ウェブ3を支持する乾燥用バンド(乾燥フ
ェルトまたはワイヤ)4が、補助ワイヤ5と共に、空気
7が吸入ポンプで連続排気されている空気除去チャンバ
6に入り、空気除去処理を受けて、良好な熱伝導性を有
するとともに、空気非透過性を有する2つの表面要素1
および8の間を通過するようになっている。
【0003】ここで、上記の表面要素1および8は、そ
れぞれ、多孔質ウェブ3をその全幅にわたって取り囲ん
でいるもので、多孔質ウェブ3と接触している側の表面
要素1は、加熱スペース2の熱媒によって加熱されるよ
うになっている。さらに、乾燥用バンド4と接触してい
る側の表面要素8は、冷却スペース11を流れる液体に
よって冷却されるようになっており、これにより、多孔
質ウェブ3から気化する水を乾燥用バンド4内で凝縮さ
せることができるようになっている。
【0004】また、乾燥用バンド4は、表面要素1,8
から離れると、その後、多孔質ウェブ3から離されて、
乾燥用バンド4内の凝縮された水はサクションボックス
17において除去されるようになっている。さらに、冷
却スペース11は、支持梁14によって支持されたフー
ド13とロール9および10に対して、適当なシール1
6aおよび16bを介してシールされるもので、この冷
却スペース11を流れる冷却液は、液供給口12から供
給されて液排出口15から排出されるようになってい
る。
【0005】このように、多孔質ウェブ3は、表面要素
1および8に取り囲まれ、外部から加熱および冷却され
ることにより、その中に含まれる水(水分)が除去され
るようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の多孔質ウェブの連続乾燥装置では、冷却スペ
ース11を流れる冷却液が、ロール9,10によってシ
ールされているため、ロール9,10の表面に冷却液が
付着することにより、表面要素8がロール9,10上で
スリップしてしまうという課題がある。特に、高速で走
行する場合には、このスリップが激しくなり、乾燥用バ
ンド4の消耗が著しくなるほか、蛇行が激しくなり、安
定走行を妨げてしまうのである。
【0007】また、支持梁14が、冷却スペース11を
構成しているフード13と種々の部材との間をシール
し、且つ、耐圧構造上冷却スペースを構成しているた
め、大型化してしまい、表面要素8や乾燥用バンド4を
取り替える際に非常に手間がかかるという課題もある。
具体的には、表面要素8および乾燥用バンド4が、エン
ドレス構造であるため、図4の紙面に対して垂直方向に
スライドさせて取り替えなければならない。
【0008】さらに、図4の多孔質ウェブの連続乾燥装
置では、乾燥部としての冷却スペース11(具体的に
は、液供給口12から液排出口15までの範囲)よりも
上流側に閉空間を形成し、そこに、空気除去チャンバ6
を設けることで、その中の空気7を吸入ポンプで連続排
出し、空気除去処理を行なっている。しかし、乾燥速度
を増大するためには、閉空間内部の圧力を1Torr以下程
度にしなければならず、そのために吸入ポンプの排気速
度が過大になってしまうという課題もある。
【0009】以下に、必要排気速度の試算例を示す。 (1)条件: a.乾燥用バンド 巾B×厚さt×空隙率Φ=6m ×
0.003 m×0.3 b.ライン速度 u=1200m/min c.真空度 P1 =1Torr (2)排気速度の計算 S=BtΦu×760/P=6×0.003×0.3×1200×760/1 =4.92×103 m 3/min =4.92×106 l/min (リットル/分) 但し、S:排気速度(m 3/min ,l/min ) 吸入ポンプの仕様としては、真空度の条件から、油回転
真空ポンプまたはメカニカルブースタポンプが選定され
る。これらの特性を、それぞれ図5および図6に示す。
【0010】図5および図6に示すように、それぞれ、
必要排気速度(l/min )が最も大きくなる条件〔図5,
図6ともに(1)の条件〕でさえも、真空度(圧力
1 )1Torrにおいて、1×104 l/min 近辺であり、
つまり、上述の計算結果(4.92×106 l/min )
は、これらの一般的な仕様の約100倍となってしま
い、非現実的なのである。
【0011】さらに、図7は水蒸気の凝縮熱伝達率に対
する空気(不凝縮ガス)の影響を示したものであるが、
この図7に示すように、空気含有率が上昇するに伴い、
水蒸気の拡散移動が阻害され、凝縮熱伝達率が低下して
しまう。このような空気の影響を無視することができる
範囲は、空気含有率<約0.002kg(空気)/kg (水
蒸気)程度であり、体積比にすると、空気含有率<約
0.001m3(空気)/m 3 (水蒸気)となる。つまり、
気圧の全圧1000Torrに対し、空気分圧は1Torr以下
に相当する。
【0012】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、多孔質ウェブを加熱シリンダへ押さえつける
部材に工夫を凝らすことにより、多孔質ウェブを効率良
く乾燥できるようにした、多孔質ウェブの連続乾燥装置
を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の多孔質ウェブの連続乾燥装置は、多孔質ウ
ェブと周面で接触して多孔質ウェブを加熱する加熱シリ
ンダと、この加熱シリンダと接触しない側の多孔質ウェ
ブ表面に接触支持する、空気および水を透過しない不透
過性乾燥用バンドと、上記加熱シリンダの周囲におい
て、不透過性乾燥用バンドの外側から所要の間隔をあけ
て配置された複数の水潤滑シュー部材とをそなえ、各水
潤滑シュー部材が、不透過性乾燥用バンドの外面との間
で水膜流を形成するシューと、このシューを上記水膜流
を介して加熱シリンダ側に加圧する油圧装置とで構成さ
れていることを特徴としている(請求項1)。
【0014】この場合、上記の多孔質ウェブが、加熱シ
リンダに接触する前は、多孔質ウェブの加熱シリンダと
接触しない側の面に、空気および水を透過する透過性乾
燥用バンドが接触し、多孔質ウェブが、加熱シリンダに
接触すると、加熱シリンダ上の所定の位置から透過性乾
燥用バンドの多孔質ウェブと接触しない側の面に、不透
過性乾燥用バンドが接触するように構成することもでき
る(請求項2)。
【0015】また、上述の多孔質ウェブが不透過性乾燥
用バンドと接触する前の位置で、透過性乾燥用バンドお
よび多孔質ウェブ内の空気を排除する空気排除機構を設
けることができる(請求項3)。さらに、不透過性乾燥
用バンドを搬送する搬送ロールをそなえ、搬送ロールの
表面にスリップ防止処理を施すことができる(請求項
4)。
【0016】また、加熱シリンダ内部の表面付近に複数
の熱媒流路を設けることもできる(請求項5)。さら
に、加熱シリンダ外部の表面付近に誘導加熱コイルを設
けることができる(請求項6)。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1〜図3は本発明の一実施形態
としての多孔質ウェブの連続乾燥装置の構成を示すもの
で、図1はその構成を示す模式図、図2はその要部を示
す水平断面図、図3はその要部を示す斜視図である。
【0018】さて、本実施形態にかかる多孔質ウェブ
(この多孔質ウェブの概念には、紙のほかシーツ等も含
まれる)の連続乾燥装置は、図1に示すように、加熱シ
リンダ(加熱表面要素)101上に複数設置された水潤
滑シュー115と、この水潤滑シュー115より上流側
に設置され加熱シリンダ101上の搬送ライン(以下、
単にラインということがある)を走行する多孔質ウェブ
102の空気を除去する空気除去チャンバ110とを有
し、加熱シリンダ101上のラインを走行する多孔質ウ
ェブ102の加熱シリンダ101と接触しない側の面
に、水および空気を透過する乾燥用バンド104を接触
させ、さらに、それに重ねて水および空気を透過しない
冷却表面要素105を接触支持させて、多孔質ウェブ1
02を乾燥させるものである。以下、それぞれの各部お
よびその周辺の構成について詳述する。
【0019】ここで、加熱シリンダ101は、多孔質ウ
ェブ102と周面で接触して多孔質ウェブ102を加熱
するもので、例えば、図2に示すように、内部の表面付
近に複数の熱媒流路1011が設けられ中空に構成され
るものである。そして、この熱媒流路1011にロータ
リジョイント1013を介して供給および排出される熱
媒1012(例えば、新日鉄科学株式会社製サームエス
シリーズ)を通過させることによって、加熱シリンダ1
01が加熱されるようになっている。なお、加熱シリン
ダ101は、軸受1014によって支持されて回転する
ようになっている。
【0020】また、上述の加熱シリンダ101は、内部
表面付近に形成された熱媒流路1011の熱媒1012
によって加熱されるようになっているが、加熱シリンダ
101周上近傍の一部に誘導加熱コイル114(図1参
照)を設置し、この誘導加熱コイル114によって加熱
するようにしてもよい。なお、この場合、いずれか一方
を設置して加熱するようにしてもよく、両方設置してい
ずれか一方を補助熱として用いるようにしてもよく、加
熱条件等に応じて有利な方法を自由に選択することがで
きる。
【0021】さらに、乾燥用バンド(透過性乾燥用バン
ド)104は、加熱シリンダ101と接触しない側の多
孔質ウェブ102表面に接触支持するもので、空気およ
び水を透過するように構成されており(例えば、多孔質
材料を用いている)、搬送ロール(乾燥用バンド搬送ロ
ール)103によって搬送されるエンドレスライン上を
走行するようになっている。
【0022】そして、このエンドレスライン上を走行し
ながら多孔質ウェブ102内の水を吸収し、吸収して溜
まった水をそのエンドレスライン上の一部に設けられた
サクションボックス109により、除去するようになっ
ている。なお、この乾燥用バンド104の幅(ラインに
対して垂直方向の距離)は、例えば、図3に示すよう
に、多孔質ウェブ102の幅よりも広くとるようになっ
ている。これは、多孔質ウェブ102を幅方向に均一に
乾燥する必要があるほか、多孔質ウェブ102とともに
走行中にある程度蛇行することがあるので、このよう
に、乾燥用バンド104の幅を多孔質ウェブ102の幅
よりも広くとるようにして、多孔質ウェブ102を確実
に乾燥することができるようになっている。
【0023】また、空気除去チャンバ(空気排除機構)
110は、乾燥用バンド104および多孔質ウェブ10
2内の空気111を排除するもので、加熱シリンダ10
1と接触して加熱されることにより、蒸発して流れ出る
多孔質ウェブ102からの水蒸気(空気および水)を、
この空気除去チャンバ110の吸引ポンプ(図示略)に
よって吸引するようになっている。
【0024】つまり、加熱シリンダ101によって加熱
されることにより、多孔質ウェブ102の蒸気圧が高く
なることから(大気圧以上の蒸気圧をもって噴出するこ
とから)、多孔質ウェブ102内の空気分圧が低くな
り、その結果、空気除去チャンバ110の圧力を従来の
ように大幅に低くする(1Torr)ことなく(具体的に
は、660Torr程度で良い)、高い乾燥性能を得ること
ができるのである。
【0025】なお、この空気除去チャンバ110内の圧
力は、乾燥用バンド104上のサクションボックス10
9内の圧力と同等であるため、吸入ポンプとして、例え
ば、水封ポンプを用いて空気111を吸引するようにな
っている。また、この空気除去チャンバ110は、多孔
質ウェブ102が冷却表面要素105と接触する前の位
置、即ち、乾燥用バンド104が加熱シリンダ101上
で露出している領域(閉空間)に設置されている。
【0026】具体的には、図3に示すように、ライン上
を走行する冷却表面要素105の幅(ラインに対して垂
直方向の距離)よりも狭い幅になるように設置されてお
り、これにより、後述する水潤滑シュー115からの潤
滑用の水が、この空気除去チャンバ110に入り込まな
いようになっている。また、冷却表面要素(不透過性乾
燥用バンド)105は、加熱シリンダ101と接触しな
い側の多孔質ウェブ102表面に接触支持するもので、
空気および水を透過しないように構成されており、溝付
き搬送ロール(溝付き冷却表面搬送ロール)106によ
ってエンドレスライン上を走行するようになっている。
そして、このエンドレスライン上を走行しながら、給送
される多孔質ウェブ102を冷却するようになってい
る。なお、溝付き搬送ロール106については後述する
ことにする。
【0027】具体的に、多孔質ウェブ102が加熱シリ
ンダ101に接触する前は、多孔質ウェブ102の加熱
シリンダ101と接触しない側の面に、乾燥用バンド1
04を接触させ、多孔質ウェブ102が、加熱シリンダ
101に接触すると、加熱シリンダ101上の所定の位
置(空気除去チャンバ110の下流側)から乾燥用バン
ド104の多孔質ウェブ102と接触しない側の面に、
この冷却表面要素105を接触させるようになってい
る。
【0028】そこで、この冷却表面要素105の冷却効
果について以下に説明する。乾燥させる多孔質ウェブ1
02を加熱シリンダ101に押しつけるためには、閉空
間内で水蒸気を処理することが必要である。もし、多孔
質ウェブ102をこの冷却表面要素105によって冷却
しなかった場合、閉空間の圧力が加熱シリンダ101の
温度に対応する蒸気圧まで上昇してしまい、多孔質ウェ
ブ102内の水が蒸発しなくなってしまうのである。つ
まり、これを防ぐために、冷却表面要素105のような
特定の冷却面をつくり、多孔質ウェブ102内の水蒸気
を凝縮させて除去しているのである。
【0029】また、水潤滑シュー(水潤滑シュー部材)
115は、加熱シリンダ101の周囲において、冷却表
面要素105の外側から所要の間隔をあけて複数配置さ
れるもので、例えば、図1に示すように、冷却表面要素
105の外面との間で水膜流を形成するシュー107
と、このシュー107を水膜流を介して加熱シリンダ1
01側に加圧する油圧シリンダ(油圧装置)108とで
構成されている。即ち、乾燥用バンド104とは直接接
触しない(水膜が存在する)状態を保つようになってい
る。
【0030】具体的に、この水潤滑シュー115は、シ
ュー107に設けられた水供給口112から供給される
潤滑用の水によって冷却表面要素105との間の加圧ス
ペース113に水膜を形成するようになっており、油圧
シリンダ108により、加圧スペース113内の水膜を
介して冷却表面要素105を加圧するようになってい
る。
【0031】また、このシュー107内の水圧は、シュ
ー107と冷却表面要素105間の微小隙間の流路内の
圧力損失分の圧力であり、この圧力で多孔質ウェブ10
2を加圧シリンダ101に押しつけるようになっている
のである。つまり、油圧シリンダ108による任意の圧
力で冷却表面要素105を加圧することができるのであ
る。
【0032】なお、このシュー107に供給された水
は、加圧のために用いられるほか、冷却表面要素105
を冷却するためにも用いられており、使用された水は、
シュー107と冷却表面要素105との間の隙間から四
方に噴出するようになっている。そして、この噴出した
水は回収され再循環されるようになっている。また、冷
却表面要素105を交換する際には、シュー107を油
圧シリンダ108によって、加圧シリンダ101から半
径方向に離すことにより、容易に行なうことができるの
である。
【0033】ところで、冷却表面要素105は、上述し
たように、溝付き搬送ロール106に搬送されるもので
あるが、この溝付き搬送ロール106の表面には、スリ
ップ防止処理が施されている。具体的には、ロールの表
面に溝が形成されており、水潤滑シュー107から噴出
される水がこの溝に入り込むようになっている。そし
て、この溝に入った水は、遠心力で振り飛ばされるか、
あるいは冷却表面要素105に付着して排出されるよう
になっているのである。なお、このロール表面の溝は、
ロールの周面に沿った方向あるいはこの方向に交叉する
方向に延在する等、種々の形態で形成されている。
【0034】つまり、溝付き搬送ロール106と冷却表
面要素105が接触している部分では、ロール表面の溝
内部に水が保持され、ロールの溝以外の表面と冷却表面
要素105との間には水膜がない状態で直接接触するこ
とができるので、高速で走行した場合においても冷却表
面要素105が溝付き搬送ロール106上をスリップす
ることなく、安定して走行できるのである。
【0035】なお、上述では、ロールの表面に溝を設け
ている溝付き搬送ロール106について詳述したが、ロ
ールの表面はこのような溝に限らず、単に粗くするよう
にしてもよく、この場合も容易に水を排出することがで
きるようになっている。さらに、溝を形成したり表面を
粗くすることにより、水の排出が容易になるほか、冷却
表面要素105に対するロール表面の摩擦を大きくする
こともできるので、スリップ防止の効果をより一層高め
ることができるのである。
【0036】上述の構成により、本発明の一実施形態に
かかる多孔質ウェブの連続乾燥装置では、図1に示すよ
うに、乾燥される多孔質ウェブ102は、加熱シリンダ
101に接触する前には、多孔質ウェブ102の加熱シ
リンダ101と接触しない側の面に乾燥用バンド104
が接触され、この乾燥用バンド104が接触された多孔
質ウェブ102が加熱シリンダ101に接触すると、加
熱シリンダ101によって加熱される。
【0037】その後、多孔質ウェブ102が加熱される
ことにより、多孔質ウェブ102内の水は大気圧以上の
蒸気圧をもって蒸発し、空気チャンバ110によって空
気111(乾燥用バンド104内の空気や多孔質ウェブ
102内の水蒸気等)が吸引される。続いて、空気チャ
ンバ110によって水蒸気を吸引された多孔質ウェブ1
02は、その下流側の加熱シリンダ101上で、乾燥用
バンド104の多孔質ウェブ102と接触しない側の面
に、冷却表面要素105が接触され、加熱シリンダ10
1上を搬送される。
【0038】このとき、シュー107からの潤滑用の水
によって、冷却表面要素105を介して加圧および冷却
され、多孔質ウェブ102中の水は凝縮して乾燥用バン
ド104に吸着されて送られる。なお、この吸着した水
は乾燥用バンド104の搬送ライン上のサクションボッ
クス109によって除去される。このように、本発明の
一実施形態としての多孔質ウェブの連続乾燥装置によれ
ば、加熱シリンダ101上の搬送ラインを走行する多孔
質ウェブ102が、複数の水潤滑シュー115によって
加熱シリンダ101に加圧されているので、冷却表面要
素105を任意の圧力で加圧することができ、且つ、冷
却表面要素105の交換を容易に行なうことができる。
従って、作業効率を向上させることができる利点があ
る。
【0039】また、多孔質ウェブ102が、乾燥用バン
ド104を接触されて加熱されたのち、さらに、その表
面に冷却表面要素105を接触されて冷却されているの
で、多孔質ウェブ102内の水を効率良く除去すること
ができ、本装置の性能向上に寄与しうる。さらに、空気
除去チャンバ110を加熱シリンダ101上に設け、且
つ、冷却表面要素105が接触する前に設けているの
で、空気除去チャンバ110の圧力を大幅に低くするこ
となく多孔質ウェブ102中の水を吸引することがで
き、本装置に要する消費電力を大幅に削減することがで
きる利点がある。
【0040】また、冷却表面要素105を搬送する搬送
ロール106の表面に溝が設けられているので、シュー
107から噴出される水を容易に排出することができ、
高速に走行する場合においても、冷却表面要素105が
スリップすることなく安定に走行できる利点もある。な
お、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施
することができる。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の多孔質ウ
ェブの連続乾燥装置によれば、加熱シリンダ上を走行す
る多孔質ウェブが、複数の水潤滑シュー部材によって加
圧されているので、不透過性乾燥用バンドを任意の圧力
で加圧することができ、且つ、不透過性乾燥用バンドの
交換を容易に行なうことができる。従って、作業効率を
向上させることができる利点がある(請求項1,5,
6)。
【0042】また、多孔質ウェブが、透過性乾燥用バン
ドを接触されて加熱されたのち、さらに、その表面に不
透過性乾燥バンドを接触されて冷却されているので、多
孔質ウェブ内の水を効率良く除去することができ、本装
置の性能向上に寄与しうる(請求項2)。さらに、空気
排除機構を加熱シリンダ上に設け、且つ、不透過性乾燥
用バンドが接触する前に設けているので、空気排除機構
の圧力を大幅に低くすることなく多孔質ウェブ中の水を
吸引することができ、本装置に要する消費電力を大幅に
削減することができる利点がある(請求項3)。
【0043】また、不透過性乾燥用バンドを搬送する搬
送ロールの表面に溝が設けられているので、シューから
噴出される水を容易に排出することができ、高速に走行
する場合においても、不透過性乾燥用バンドがスリップ
することなく安定に走行できる利点もある(請求項
4)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる多孔質ウェブの連
続乾燥装置の構成を示す模式図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかる多孔質ウェブの連
続乾燥装置の要部を示す水平断面図である。
【図3】本発明の一実施形態にかかる多孔質ウェブの連
続乾燥装置の要部を示す斜視図である。
【図4】従来の多孔質ウェブの連続乾燥装置を示す模式
図である。
【図5】油回転真空ポンプの排気特性を示す図である。
【図6】メカニカルブースタの排気特性を示す図であ
る。
【図7】水蒸気内における不凝縮ガスの凝縮熱伝導に及
ぼす影響を示す図である。
【符号の説明】
1,101 加熱シリンダ(加熱表面要素) 2 加熱スペース 3,102 多孔質ウェブ 4 乾燥用バンド 5 補助ワイヤ 6 空気除去チャンバ 7,111 空気 8 冷却表面要素 9,10 ロール 11 冷却スペース 12 液供給口 13 フード 14 支持梁 15 液排出口 16a,16b シール 17,109 サクションボックス 103 乾燥用バンド搬送ロール 104 乾燥用バンド(透過性乾燥用バンド) 105 冷却表面要素(不透過性乾燥用バンド) 106 溝付き搬送ロール(溝付き冷却表面要素搬送ロ
ール) 107 シュー 108 油圧シリンダ(油圧装置) 110 空気除去チャンバ(空気排除機構) 112 水供給口 113 加圧スペース 114 誘電加熱コイル 115 水潤滑シュー(水潤滑シュー部材) 1011 熱媒流路 1012 熱媒 1013 ロータリジョイント 1014 軸受
フロントページの続き (72)発明者 星 要之介 広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱 重工業株式会社広島研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多孔質ウェブと周面で接触して該多孔質
    ウェブを加熱する加熱シリンダと、 該加熱シリンダと接触しない側の多孔質ウェブ表面に接
    触支持する、空気および水を透過しない不透過性乾燥用
    バンドと、 該加熱シリンダの周囲において、該不透過性乾燥用バン
    ドの外側から所要の間隔をあけて配置された複数の水潤
    滑シュー部材とをそなえ、 上記の各水潤滑シュー部材が、該不透過性乾燥用バンド
    の外面との間で水膜流を形成するシューと、該シューを
    上記水膜流を介して該加熱シリンダ側に加圧する油圧装
    置とで構成されたことを特徴とする、多孔質ウェブの連
    続乾燥装置。
  2. 【請求項2】 該多孔質ウェブが、該加熱シリンダに接
    触する前は、該多孔質ウェブの該加熱シリンダと接触し
    ない側の面に、空気および水を透過する透過性乾燥用バ
    ンドが接触し、該多孔質ウェブが、該加熱シリンダに接
    触すると、該加熱シリンダ上の所定の位置から該透過性
    乾燥用バンドの該多孔質ウェブと接触しない側の面に、
    該不透過性乾燥用バンドが接触するように構成されてい
    ることを特徴とする、請求項1記載の多孔質ウェブの連
    続乾燥装置。
  3. 【請求項3】 該多孔質ウェブが該不透過性乾燥用バン
    ドと接触する前の位置で、該透過性乾燥用バンドおよび
    該多孔質ウェブ内の空気を排除する空気排除機構が設け
    られていることを特徴とする、請求項2記載の多孔質ウ
    ェブの連続乾燥装置。
  4. 【請求項4】 該不透過性乾燥用バンドを搬送する搬送
    ロールをそなえ、該搬送ロールの表面にスリップ防止処
    理が施されていることを特徴とする、請求項1記載の多
    孔質ウェブの連続乾燥装置。
  5. 【請求項5】 該加熱シリンダ内部の表面付近に複数の
    熱媒流路が設けられていることを特徴とする、請求項1
    記載の多孔質ウェブの連続乾燥装置。
  6. 【請求項6】 該加熱シリンダ外部の表面付近に誘導加
    熱コイルが設けられていることを特徴とする、請求項1
    記載の多孔質ウェブの連続乾燥装置。
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