JPH10502711A - 紙ウェブの乾燥装置 - Google Patents

紙ウェブの乾燥装置

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JPH10502711A
JPH10502711A JP8522850A JP52285096A JPH10502711A JP H10502711 A JPH10502711 A JP H10502711A JP 8522850 A JP8522850 A JP 8522850A JP 52285096 A JP52285096 A JP 52285096A JP H10502711 A JPH10502711 A JP H10502711A
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JP
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dryer
roll
rolls
reversing
paper web
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Application number
JP8522850A
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Inventor
デシュパンデ、ラジェンドラ・ディー
プルコウスキー、ジェフリー・エイチ
Original Assignee
ベロイト・テクノロジーズ・インコーポレイテッド
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F5/00Dryer section of machines for making continuous webs of paper
    • D21F5/02Drying on cylinders
    • D21F5/04Drying on cylinders on two or more drying cylinders
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Abstract

(57)【要約】 本発明のドライヤは、加熱された第一及び第二ドライヤロール(26,28)の下方かつその間に介装された真空室を採用する。真空室は、2側板と2個の溝付リバーシングロール(110,114)上に横たわる上板を有する。ドライヤ織物で支持された紙ウェブは、第一ドライヤロールから両リバーシングロール周りを通り第二ドライヤロールへと走行する。ドライヤ織物は真空室をシールし、空気がそこから吸引される。溝付リバーシングロールを備えることによりドライヤロール周りのフェルトの巻付けはより大きくなり、また真空の適用によって、紙ウェブの走行中ドライヤロールと溝付リバーシングロール間及び両溝付リバーシングロール間においてフェルトによる紙ウェブの支持が維持される。

Description

【発明の詳細な説明】 紙ウェブの乾燥装置 〔技術分野〕 本発明は、一般に製紙機械におけるドライヤ、特に単列式ドライヤに関する。 〔背景技術〕 製紙産業において、コスト効率の良い紙生産を支配する決定的要素は迅速かつ 効率よく紙料を乾燥する能力である。使用時に合った水分の紙を生産するために 、製紙工場ではコスト効率良く水分を除去できなければならない。 製紙工場では紙料はヘッドボックスに入ると直ぐに急速に移動する紙形成ワイ ヤ上に送られる。過剰な水分は紙形成ワイヤを通過して除去され、紙繊維が相互 に組み合わさって紙形成ワイヤ又はスクリーン上に紙のマットを形成する。形成 された紙ウェブはスクリーンで搬送され一連のロールを通り、そこでウェブのし わが伸ばされ過剰な水分は押し出される。 紙形成ワイヤを離れると紙ウェブはドライヤ織物上に移され、ここで紙ウェブ は蒸気加熱された一連のドライヤドラム周りに運ばれる。これらの加熱されたド ライヤドラムとの接触により紙ウェブ中の過剰水分は蒸発し、紙ウェブ中の水分 は所要の水準まで減じられる。 紙生産者は運転コスト及び資本コストを低減するため徐々に紙の生産速度を上 げてきた。標準的な乾燥プロセスでは、ドライヤ織物と紙ウェブは毎分4,000フ ィートの速度で走行することができる。初期の乾燥装置は、一列の下部乾燥ドラ ムの上方に並べられた一列の上部乾燥ドラムを使用し、紙ウェブは連続した乾燥 ドラム周りを蛇行して搬送された。紙ウェブは、上部ドラムからそれに続く下部 ドラムに移送される時、紙ウェブがドライヤ織物と接触しないオープンドロー(o pen draw)の部分を通過する。このオープンドローでは紙ウェブは支持されてい ないため、高速での生産時には紙ウェブのばたつきや時には紙破れが起り止むな く紙の生産を停止せねばならないという問題が生じる。 運転休止を最小限にするため、連続した単一の柔軟な支持物によるドライヤ装 置が開発された。紙ウェブは単一の柔軟なドライヤ織物により支持される。この 装置も上部列及び下部列の乾燥ドラムを使用するが、紙ウェブを常時ドライヤ織 物と接触させることによってオープンドローに伴う問題を回避した。この新しい 装置は紙ウェブのばたつきや破れを減少させたが、一方では異なる2つの問題を 生じさせた。第一の問題は、紙ウェブ及びドライヤ織物が高速走行するために、 ドライヤ織物と紙ウェブが各乾燥ドラムに最初に接触するニップ部において急速 に走行するフェルトが高圧域を生じさせることである。この局部的な高圧は、慣 性の効果と組合わさって紙ウェブをドライヤ織物から分離させ、紙ウェブのしわ を作る上ひどい時には破れの原因となる。第二の問題は、連続した単一の支持物 によるドライヤ装置の本来の形状により、ドライヤ織物が下部ドライヤドラムに おいてはこのドラムの表面と紙ウェブの間に入ることである。このようにドライ ヤ織物が内側に入るため、紙ウェブに対し下部乾燥ドラムの熱が遮断され、下部 ドラムの乾燥効率を減じてしまうことである。 いくつかの装置が、連続した単一ドライヤ織物のドライヤに伴う問題の解決の ために設計されている。既知の装置には、ドライヤドラムを加熱しない真空ロー ル、加熱しない溝付ロール又は外部真空源をもつ加熱しないロールで置き換える ものが含まれる。これらの装置では、ドライヤ織物と紙ウェブがロール表面に接 触するニップ部において圧力形成を防止すると共に加熱しないことによりエネル ギー節約をもたらす。しかしながら、これらの装置では、乾燥ドラムが一列のみ であるため、製紙設備は広い床面積を占める。この問題と相まって、各ロールは ドライヤ上の紙ウェブの巻付き角が小さいため、上部乾燥ドラムの乾燥表面積を 最大限に活用することができないという事実がある。また、これらの装置では構 造的にオープンドロー空間が狭くかつ各ロール上部のポケット部における空気流 れを完全には制御できないため、乾燥効率を上げる一方法であるエアキャップを 使用することが難しい。その上真空ロールは、多数の真空吸引穴を穿孔するコス トが高いため、元来の加熱された乾燥ドラムを使用する場合のコストにほぼ等し くなる。 必要とされるものは、ドライヤ上の紙ウェブの巻付き角を最大にし各ロール上 部のポケット部における空気流れを完全に制御して、ニップ部における局所的な 破壊的な圧力を減少させ、かつ、乾燥効率を上げるためエアキャップの使用を可 能にする経済的な紙乾燥装置である。 〔発明の開示〕 本発明のドライヤは、加熱された第一及び第二ドライヤロールの下方かつそれ らの間に介装された真空室を採用する。この真空室は、2側板と2個の溝付リバ ーシング(変向)ロール上に横に延びる上板を有する。真空室はドライヤロール の間のかつその下方の隙間におけるすべての空気の流れを制御する。ドライヤ織 物で支持された紙ウェブは第一ドライヤロールからこれらのリバーシングロール 周りを通って第二ドライヤロールに至る。ドライヤ織物は真空室をシールし、そ こから空気が吸引される。真空室内の2個のリバーシングロールは、ドライヤロ ール表面のより大きな部分において、紙ウェブとの接触が維持されることを可能 とする。更にこの真空室は、これら2個のリバーシングロールについて並びに紙 ウェブがこれらのリバーシングロールと係合していない3部分について単一の真 空源から真空を吸引できるので、実質的なコストの節約となる。 本発明の目的は、高通気性のドライヤ織物との組合せにより紙ウェブのはため きを防止しかつエアキャップの使用を可能とするために、連続するドライヤ間の ポケット部における空気流れを完全に制御する紙乾燥装置を提供することである 。 本発明の別の目的は、コンパクトな紙乾燥機械を提供することである。 本発明の更なる目的は、ドライヤロール表面のより大きな部分を紙の乾燥のた めに活用する効率の高い紙乾燥装置を提供することである。 本発明の更なる目的は、真空ロールを必要とせずかつ最小数の乾燥ドラムを使 用するコスト効率の良い紙乾燥機械を提供することである。 本発明の更なる目的は、乾燥プロセスにエアキャップを効果的に使用できるよ うなオープンドロー域を有する紙乾燥機械を提供することである。 本発明の更なる目的、特徴及び利点は、以下の説明並びに付随する図面から明 白にされよう。 〔図面の簡単な説明〕 図1は、従来の連続した単一ドライヤ織物による二列式ドライヤ装置の側面図 である。 図2は、従来の連続したドライヤ織物による単列式ドライヤ装置の側面図であ る。 図3は、本発明の紙乾燥装置の側面図で、矢印により回転方向を示してある。 図4は、図3の装置の斜視図で、矢印によりロールの回転方向を示してある。 図5は、図3の紙乾燥装置における真空室とその内部の移走ロールを示す斜視 図で、ウェブは部分的に破断して示してある。 図6は、図5の真空室の斜視図である。 図7は、図3の装置の線7−7に沿った断面図である。 〔発明を実施するための最良の形態〕 図1〜図7において、同じ符号は類似の部品を示している。図3及び図4には 紙乾燥装置20が示されている。紙乾燥装置20は、急速度で移動する紙形成ワイヤ (図示されていない)の使用により製紙プロセスの初めの段階において形成され た湿紙の連続したウェブ22を乾燥する。湿紙のウェブ22は、紙形成ワイヤで形成 された後、プレスを通って搬送されドライヤ織物24に達する。ドライヤ織物24は 、紙ウェブ22を第一ドライヤロール上から真空室30内の2個のリバーシングロー ル110,114の下を通り更に第二ドライヤロール28上へと蛇行状に搬送する。ドラ イヤロール26,28は、内部を蒸気で加熱されており、紙ウェブ22を所要の水分に 乾燥する。リバーシングロール110,114は溝付のものであることが好ましい。 図1には、従来の連続した単一ドライヤ織物による二列式ドライヤ32が示され ている。この単一ドライヤ織物によるドライヤ32は、一列の上部ドライヤロール 34と、一列の下部ドライヤロール36を有する。運転時において、接触する紙ウェ ブ40を搬送するドライヤ織物38は、第一上部ドライヤロール42周りでは紙ウェブ 40を、ドライヤ織物38の下にしてかつ第一上部ドライヤロール42に接触させるよ うにして巻付いている。第一上部ドライヤロール42から、ドライヤ織物38は下方 に延びて第一下部ドライヤロール44に巻き付くが、ここではドライヤ織物は紙ウ ェブ40と第一下部ドライヤロール44の間に閉じ込められている。第一下部ドライ ヤロール44周りの巻付きの後、ドライヤ織物38は上方に延びて第二上部ドライヤ ロール46周りに巻付くが、この時紙ウェブ40は、ドライヤ織物38の下でかつ第二 上部ドライヤ46に接触する位置にある。その後、ドライヤ織物38と、それに接触 する紙ウェブ40は引続き第二下部ドライヤロール48へ更に第三上部ドライヤロー ル50へと延びかつ巻付き、上記と同様に蛇行して進む。 ドライヤ織物38は、下部ドライヤロール44,48においては、同ロールと紙ウェ ブ40の間に位置するため、ドライヤ織物38は下部ドライヤロール44,48からの伝 熱を遮断し、下部ドライヤロール44,48の乾燥効率を低下させる。また、急速度 で移動するドライヤ織物38は、ドライヤ織物38が最初に下部ドライヤロール44, 48に接触する場所付近のニップ点52において空気圧を形成させる要因となる。こ の局所的な空気圧は紙ウェブ40をドライヤ織物38から分離させることとなり、そ れが紙ウェブ40のしわやひどい場合は破れを引起す。 図2には、従来の連続したドライヤ織物による単列式ドライヤ装置54が示され ている。この装置54は第一ドライヤロール56を有し、この第一ドライヤロール56 は第二ドライヤロール58から間隔を置いて配されている。第一ドライヤロール56 は第一中心軸60周りに回転自在に設けられている。第二ドライヤロール58は第二 中心軸62周りに回転自在に設けられている。第一中心軸60と第二中心軸62は平行 で同じ水平面上に位置している。真空ロール64が第三中心軸66周りに回転自在に 設けられている。真空ロール64はドライヤロール56,58と平行であり、紙の走行 方向において、第一中心軸60と第二中心軸62の間の中心に位置している。接触す る紙ウェブ70を搬送するドライヤ織物68は第一ドライヤロール56上を越え、真空 ロール64下を通り、更には第二ドライヤロール58上へと蛇行して送られる。 真空ロール64は、ドライヤロール56,58の間の中心にあるため、装置54はドラ イヤロール56,58の潜在乾燥能力を最大限に活用していない。矢印72は単一真空 ロール装置54におけるドライヤロール周りの紙ウェブの巻付き角度を示す。矢印 74はこの装置54において活用されていない巻付き角度を示す。 単一真空ロール装置54の別の特異点は、真空ロール64の位置が第一ドライヤロ ール56と真空ロール64の間において、及び真空ロール64と第二ドライヤロール58 の間においてそれぞれ、短い第一オープンドロー76と短い第二オープンドロー78 を形成していることである。これらのオーブンドロー76,78は表面積が限られま た接近が限られるため、乾燥を高めるエアキャップを使用することができない。 図3に示された本発明の紙乾燥装置20は、単列式装置において従来のドライヤ 54よりも大きな巻付き角を提供する。この乾燥装置20は、第一中心軸80周りに回 転自在に設けられた第一円筒状ドライヤロール26を有する。第一ドライヤロール 26から開放された間隙82を隔てて、第二中心軸84周りに回転自在に設けられた第 二円筒状ドライヤロール28がある。第一中心軸80と第二中心軸84は平行であり、 同じ水平面内に位置している。第一ドライヤロール26と、第二ドライヤロール28 は共に、外部源から供給される蒸気により内部を加熱されている。 真空室30は、第一ドライヤロール26と第二ドライヤロール28の間の間隙82の 下方に設けられた剛性の金属構造物により形成されている。図6に示されたよう に、真空室30は金属カバー31により形成され、この金属カバー31は移動するドラ イヤ織物24との間をシールして吸引により減圧される内部空間を形成する。金属 カバー31は上板106で連結された2個の側板98,100を有する。各側板98,100は 、真空室30内に回転自在に設けられた溝付リバーシングロール110,114の直径よ りも小さい2個の切開き部118を有する。この切開き部118は、リバーシングロー ル110,114の軸(図示されていない)の側方への延びを可能にするものである。 側板98,100は互いに対向しており、ドライヤロールの中心軸80,84に対して垂 直になっている。穴102が側板100を貫通して設けられており、ここから外部真空 手段(図示されていない)により真空室30の真空吸引が行われる。各側板98,10 0は溝付リバーシングロール110,114の上方に延びる上方部分105と溝付リバーシ ングロールの両側部からの空気洩れを防止する下方に延びる被い部107を有する 。被い部107の下方の水平な縁103は、ドライヤ織物24が2個の溝付リバーシング ロールの間を通過する時、そのドライヤ織物24と係合している。補強リブ104が 両側板98,100の内側周辺部から内方に突出しており、真空を適用することによ る過度のたわみを防止している。 2個の傾斜した突出縁108が両側板98,100の間で上板106から延びている。傾 斜した突出縁108は各々上板106から上方へかつ上板106の中心に向って内方に傾 斜して、上板106と鋭角をなすようになっている。 図3に示したように、第一溝付リバーシングロール110は、真空室30内に第一 リバーシングロール軸112周りに回転自在に設けられている。第二溝付リバーシ ングロール114は第二リバーシングロール軸116周りに回転自在に設けられている 。第一リバーシングロール軸112と第二リバーシングロール軸116はドライヤロー ルの中心軸80,84と平行になっている。複数の円周上の溝120が溝付リバー シングロール110,114の長手方向に均一な間隔で配されている。これらの溝120 は、真空室30内に曝されたロール表面に真空を適用することによってドライヤ織 物24と係合しているリバーシングロール110,114の表面から真空を吸引すること を可能にする。 図3に示したように、第一リバーシングロール軸112は、第一ドライヤロール2 6に接する第一垂直面122の前方に配されている。第二リバーシングロール軸116 は、第二ドライヤロール28に接する第二垂直面124の後方に配されている。 図3及び図7に示すように、真空室の底は、接触する紙ウェブ22を搬送するド ライヤ織物24によって閉じられている。ドライヤ織物24と紙ウェブ22は、第一溝 付リバーシングロール110周りに巻付き、真空室の底を横切り、更に第二溝付リ バーシングロール114周りに巻付き、このようにして真空室の底をシールする。 運転時には、図3及び図4に示すように、連続したドライヤ織物24と紙ウェブ 22は第一ドライヤロール26に巻付き、紙ウェブ22はドライヤ織物24によって支持 されてドライヤロール26の加熱表面と係合する。次にドライヤ織物24と紙ウェブ 22は、第一ドライヤロールから下方かつ前方に延びて第一溝付リバージングロー ル110周りに巻付く。ドライヤ織物24と紙ウェブ22は下方に延びる時、ドライヤ 織物24はカバー31から延びる傾斜した突出縁108と充分接触してカバー31との間 をシールする。ドライヤ織物24は第一溝付リバーシングロール110と係合する時 高速で移動しているため、一定量の空気を引き込み局所的に高圧域を形成する。 しかしながら、真空室30は前方の突出縁108と最初の接触線即ち第一ニップ126の 間のドライヤ織物上のこの空気を吸引する。更に、第一ニップ126では、この空 気は第一溝付リバーシングロール110における溝から吸引される。ドライヤ織物 からこの空気を除去することにより、紙ウェブのばたつきは防止される。ドライ ヤ織物24と紙ウェブ22は、第一溝付リバーシングロール110と、第二溝付リバー シングロール114の間においてはカバー31の下方の水平の縁103に沿って延びる。 真空室30内に形成される低圧域はドライヤ織物と紙ウェブを上方に吸引し、この ドロー134を横切る紙ウェブのばたつきを防止する。 ドライヤ織物24が第二リバーシングロール114に最初に接触する第二ニップ点1 28において急速度で移動するドライヤ織物24により形成される局所的な高圧域 は、真空室30内の真空手段により、第二リバーシングロール114における溝を経 由して解消される。ドライヤ織物24と紙ウェブ22は第二溝付リバーシングロール 114から上方かつ前方に延びていく。ドライヤ織物24はカバー上板106後方の傾斜 した突出縁108と充分接触し、それによって真空室30の後縁をシールする。最後 に、ドライヤ織物24と紙ウェブ22は、第二ドライヤロール28周りに巻付き、紙ウ ェブ22はドライヤ織物24と第二ドライヤロール28の間に巻込まれる。 ドライヤ織物と紙ウェブは通常第二ドライヤロール28から別の対のドライヤロ ールと真空室へと進行し、こうしてプロセスは紙が所要の水準の乾き度を達成す るまで繰返される。 第一溝付リバーシングロール軸112が第一ドライヤロール26に接する第一垂直 面122の左方に位置しかつ第二溝付リバーシングロール軸116が第二ドライヤロー ル28に接する第二垂直面124の右方に位置する2個の溝付リバーシングロール110 ,114を使用することにより、紙ウェブ22は、単一ロールを使用する場合よりも 各ドライヤロール26,28のより大きな部分と接触することが可能となる。言い換 えれば、両溝付リバーシングロール間の距離は両ドライヤロール間の距離より大 きいため、ドライヤ織物と紙ウェブは両ドライヤロールの軸を通る平面の下方に 位置するドライヤロールの部分に巻付けられる。例えば、図2と図3とを比較す れば、2個のリバーシングロールをもつ装置20は、各ドライヤロール26,28のよ り大きな部分を活用している。図2における連続したドライヤ織物による単列式 ドライヤロールでは24インチの真空ロール64と72インチのドライヤロール56,58 を使用しており、矢印130で示したように、巻付き角は221度である。それに対し 、図3における本発明の紙乾燥装置20では、32インチの溝付リバーシングロール 110,114と84インチのドライヤロール26,28を使用して、矢印132で示したよう に巻付き角は272度となっている。 ドライヤロールをより効率的に活用することにより、乾燥装置全体の長さも短 縮される。効率の上昇と機械長さの減少は、本発明の2個のリバーシングロール 装置20をより大きなサイズのドライヤロールと組合わせて使用した場合に更に顕 著になる。例えば、試算によれば、図2に示した従来の単列式ドライヤ装置54で は、直径6フィートのドライヤロールを使用した場合、所要の水分に紙ウェブ70 を乾燥するには、30個のドライヤロールと195フィートの長さを必要とする。こ れに対し、図3に示した2個の溝付移送ロール装置20では、直径8フィートのド ライヤロールを使用した場合、所要の水分に紙ウェブ22を乾燥するには20個のド ライヤロールと170フィートの長さを要するのみである。このように長さを短縮 させるのみならず、必要なドライヤロールの数も減少させるため、このドライヤ 装置20は建設費の初期投資をも減少させる。 ドライヤロールの数を減らすというコスト上の恩典に加えて、1個以上の真空 ロールの代りに単一の真空室を活用することで意義あるコスト上の利点が実現さ れる。真空ロールは、ロール表面に空気通路のための多数の穴を穿孔する必要が あるため、溝付ロールよりも製造コストがはるかに高くなる。本発明は、支持さ れないドロー部分がなくかつ真空ロールも必要としない単列式ドライヤ装置を提 供する。 2個のリバーシングロールによる装置20は、2個のリバージングロール110,1 14の間に一定長さのドロー134を形成する。このドロー134の長さは、加熱空気を 紙ウェブ22に吹きつけるエアキャップ(図示されていない)の据付を容易にでき るものである。エアキャップの使用は水分蒸発を増加させ、乾燥率を上昇させる 。 真空室30は紙ウェブ22に緊張を与え、第一ドライヤロール26と第二ドライヤロ ール28の間の隙間82におけるすべての空気流れを制御する。隙間82における空気 流れを制御することにより、紙ウェブ22のシートのばたつきは解消されるため、 より大きな移送速度を得ることができる。更に、真空室30が隙間82における空気 流れを制御するので、高通気性のブランケットドライヤを使用し、エアキャップ との組合せにより、乾燥率を向上することができる。 なお、ドライヤロールと真空室の組立は、既存のドライヤロールのライン内で 行うことができ、また、種々の寸法のロールを含むドライヤを形成することも可 能である。 また、ドライヤロールの直径を変えることも可能である。また、リバーシング ロールの直径を変えることも可能である。また、溝付ロールの代りに他の型のロ ールを使用することもできる。ドライヤ装置は、止まり穴ロール、平坦ロール、 有孔ロール又はこれらのロールの組合せを使用することができる。 更に、溝付ロールがドライヤロールの下方に設けられたものについて図示し説 明したが、製紙機械ではドライヤ部を通る紙ウェブは上部ドライヤロールに巻付 けられて紙ウェブの一面を乾燥し、下部ドライヤロールに巻付けられて他面を乾 燥するものもある。従って、場合により、溝付ロールはドライヤロールの上方に 配され、そのため真空室は紙ウェブの下に配されることもある。 本発明はここに図示され説明された特定の構成及び配置に限定されず、以下の 請求の範囲内のあらゆる修正をも含むものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.回転自在かつ円筒状の第一ドライヤロール(26)と; 前記第一ドライヤロールから間隔を置いて配された回転自在かつ円筒状の第 二ドライヤロール(28)と; 前記第一ドライヤロール(26)の後方に回転自在に設けられた第一リバーシ ングロール(110)と; 前記第一リバージングロール(110)の後方かつ前記第二ドライヤロール(28 )の前方に回転自在に設けられた第二リバーシングロール(114)と; 前記第一ドライヤロール(26)と前記第二ドライヤロール(28)の間で前記 両リバーシングロール(110,114)の上に横たわるように位置するカバー(31) を備え、 ドライヤ織物と紙ウェブが前記第一ドライヤロール(26)上を走行して前記 カバー(31)に隣接する位置において、前記第一リバーシングロール(110)と係 合し、そして前記ドライヤ織物と、紙ウェブは前記第一リバーシングロール(110 )から前記第二リバーシングロール(114)へ更に前記第二リバーシングロール(114 )から前記第二ドライヤロール(28)へと走行してなり;かつ、 前記カバー(31)、前記両リバーシングロール(110,114)及び前記ドライ ヤ織物と紙ウェブにより形成される減圧域を形成するように前記カバーを通して 空気を吸引する手段;を備えてなることを特徴とする製紙プロセスの一部として のドライヤ織物によって支持された紙ウェブの乾燥装置。 2.前記カバーは、前記両リバーシングロールの外方及び側方の空気洩れを防止 するように前記両リバーシングロール上に横たわる上板と前記上板から延びる2 つの側板を有してなることを特徴とする請求の範囲1記載の装置。 3.前記カバーの上板から前記第一ドライヤロールに向って延びる第一突出縁; 及び 前記カバーの上板から前記第二ドライヤロールに向って延びる第二突出縁; を更に備え、 前記両突出縁は、前記ドライヤ織物が前記第一リバーシングロールに向って 及び前記第二リバーシングロールから前記第二ドライヤロールに向って延びる 時に、前記ドライヤ織物に隣接して位置する; ことを特徴とする請求の範囲1記載の装置。 4.第一垂直面が、前記第一ドライヤロールと前記第二ドライヤロールの間に前 記第一ドライヤロールに接して定義され、第二垂直面が前記第一ドライヤロール と前記第二ドライヤロールの間に前記第二ドライヤロールに接して定義され、前 記第一リバーシングロールは前記第一垂直面の前方に回転軸を有し、前記第二リ バーシングロールは前記第二垂直面の後方に回転軸を有してなることを特徴とす る請求の範囲1記載の装置。 5.軸周りに回転自在の第一ドライヤロールと; 前記第一ドライヤロールから後方に間隔を置いて配された軸周りに回転自在 の第二ドライヤロールと; 共に前記第一ドライヤロールと前記第二ドライヤロールの間に位置し、その 回転軸が前記両ドライヤロールの回転軸から垂直方向に間隔を置いて配された軸 周りに回転自在の第一リバーシングロールと軸周りに回転自在の第二リバーシン グロールと; 前記両リバーシングロールから間隔を置いて配された上板と、前記両リバー シングロールの側方に位置する2つの側板を有して、前記両リバーシングロール の部分と前記両ドライヤロールの間の部分を取囲む真空室と; 前記真空室から空気を排出する手段;及び 前記第一ドライヤロール周りから前記第一リバーシングロールへ、また前記 第二リバーシングロールへ、更に前記第二ドライヤロールへと延びるドライヤ織 物;を備え、 前記ドライヤ織物は、前記真空室への空気の進入を遮断すると共に前記空気 を排出する手段は前記真空室から空気を吸引して前記ドライヤ織物の前記両リバ ーシングロールとの係合を維持し、前記ドライヤ織物と前記ドライヤ織物により 支持される紙ウェブのばたつきを減少させるようにしてなる; ことを特徴とする紙ウェブの乾燥装置。 6.請求の範囲5記載のものと同じ第二の装置を更に備え、第一の装置の第二ド ライヤロールの前記ドライヤ織物が前記第二の装置の第一ドライヤロールを含 んでなることを特徴とする請求の範囲5記載の装置。 7.前記真空室の上板から上方に延びる突出縁を更に備え、前記突出縁は互いに 向き合って延び前記ドライヤ織物が前記真空室に入り及びそこから出る時に前記 ドライヤ織物に隣接してなることを特徴とする請求の範囲5記載の装置。 8.前記第一ドライヤロールは軸周りに回転し前記第二ドライヤロールは軸周り に回転し、前記両リバーシングロール間の距離は、前記両ドライヤロール間の距 離よりも大きく、それにより前記紙ウェブとドライヤ織物は前記第一ドライヤロ ールと第二ドライヤロールの両軸を通る平面の下方の前記両ドライヤロールの部 分に巻付けられてなることを特徴とする請求の範囲5記載の装置。 9.回転自在かつ円筒状の第一ドライヤロールと; 前記第一ドライヤロールから間隔を置いて配された回転自在かつ円筒状の第 二ドライヤロールと; 前記第一ドライヤロールの後方に回転自在に設けられた第一溝付ロールと; 前記第一溝付ロールの後方かつ前記第二ドライヤロールの前方に回転自在に 設けられた第二溝付ロールと; 前記第一ドライヤロールと前記第二ドライヤロールの間で前記両溝付ロール の上に横たわるように位置するカバーを備え、 ドライヤ織物と紙ウェブが前記第一ドライヤロール上を走行して前記カバー に隣接する位置において、前記第一溝付ロールと係合し、そして前記ドライヤ織 物と紙ウェブは前記第一溝付ロールから前記第二溝付ロールへ更に前記第二溝付 ロールから前記第二ドライヤロールへと走行してなり;かつ、 前記カバー、前記両溝付ロール及び前記ドライヤ織物と紙ウェブにより形成 される減圧域を形成するように前記カバーを通して空気を吸引する手段;を備え てなることを特徴とする製紙プロセスの一部としてのドライヤ織物によって支持 された紙ウェブの乾燥装置。 10.前記カバーは、前記紙ウェブからの空気洩れ及び前記両溝付ロールの側方の 空気洩れを防止するように前記両溝付ロール上に横たわる上板と前記上板から延 びる2つの側板を有してなることを特徴とする請求の範囲9記載の装置。 11.前記カバーの上板から前記第一ドライヤロールに向って延びる第一突出縁; 及び 前記カバーの上板から前記第二ドライヤロールに向って延びる第二突出縁; を更に備え、 前記両突出縁は、前記ドライヤ織物が前記第一溝付ロールに向って及び前記 第二溝付ロールから前記第二ドライヤロールに向って延びる時に、前記ドライヤ 織物に隣接して位置する; ことを特徴とする請求の範囲9記載の装置。 12.第一垂直面が、前記第一ドライヤロールと前記第二ドライヤロールの間に、 前記第一ドライヤロールに接して定義され、第二垂直面が前記第一ドライヤロー ルと前記第二ドライヤロールの間に前記第二ドライヤロールに接して定義され、 前記第一溝付ロールは前記第一垂直面の前方に回転軸を有し、前記第二溝付ロー ルは前記第二垂直面の後方に回転軸を有してなることを特徴とする請求の範囲9 記載の装置。
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