JPH11113078A - 時間多重スイッチ - Google Patents

時間多重スイッチ

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JPH11113078A
JPH11113078A JP9275822A JP27582297A JPH11113078A JP H11113078 A JPH11113078 A JP H11113078A JP 9275822 A JP9275822 A JP 9275822A JP 27582297 A JP27582297 A JP 27582297A JP H11113078 A JPH11113078 A JP H11113078A
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call data
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time
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JP9275822A
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Akira Umetsu
彰 梅津
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
    • H04Q11/08Time only switching
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q2213/00Indexing scheme relating to selecting arrangements in general and for multiplex systems
    • H04Q2213/13167Redundant apparatus

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フレーム間のTSSIを保ちながらも通話デ
ータのスイッチングの遅延時間を短縮させる。 【解決手段】 伝送される通話データのフレーム毎に2
つのSPM2a,2bに対して交互に通話データの書き
込み及び読み出しを行う時間多重スイッチにおいて、予
め決められた選択条件が入力された場合に、伝送される
通話データの書き込み及び読み出しを行うSPMを2つ
のSPM2a,2bのうちいずれか一方に指定する選択
制御ビット及びそれを保持する選択制御メモリ1を設
け、選択制御メモリ1に入力される選択条件にしたがっ
て、シングルバッファ型式の時間多重スイッチとして動
作させたり、ダブルバッファ型式の時間多重スイッチと
して動作させたりする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル交換機の
時間多重スイッチに関し、特に、複数のタイムスロット
を必要とするISDN端末及び通常の電話端末が収容さ
れる大規模な局用交換機に用いられる時間多重スイッチ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、デジタル交換機においては、
1つの通話パスが時分割多重されたデジタル信号(PC
M信号)のままで時間的に交換が行われている。
【0003】また、デジタル交換機におけるデータハイ
ウェイは、タイムスロットの入力機能を有する時間多重
スイッチとよばれる半導体装置からなり、情報ビット列
群の書き込み、記憶及び読み出しを行うことができるメ
モリ素子によりその情報の入れ換えが行われている。
【0004】上述した時間多重スイッチは、データハイ
ウェイ上にてデジタル符号化された情報が格納される通
話メモリ(Speech Path Memory:以下、SPMと称す
る)と、SPMの書き込み番地を指定する順次書き込み
アドレスカウンタと、SPMの読み出し番地を指定する
制御メモリ(Speech Path Controll Memory:以下、C
TLMと称する)と、順次読み出しアドレスカウンタと
から構成されており、その構成から、シングルバッファ
型式とダブルバッファ型式との2つの型式が用いられて
いる。
【0005】以下に、上述した時間多重スイッチについ
て、シングルバッファ型式とダブルバッファ型式とに分
けて詳細に説明する。
【0006】図5は、従来のシングルバッファ型式の時
間多重スイッチの一例を示す図であり、(a)は構成を
示すブロック図、(b)は動作を説明するための図であ
り、「デジタル交換の基礎用語」〔第7版〕電気通信協
会44〜45頁に記載されているものである。
【0007】本従来例は図5に示すように、デジタル符
号化された情報が格納されるSPM2と、SPM2に通
話データを格納するための順次書き込みアドレスを発生
する順次書き込みアドレスカウンタ4と、SPM2に格
納された通話データを読み出すための読み出しアドレス
を指定するCTLM3と、CTLM3に対して順次読み
出しアドレスを発生する順次読み出しアドレスカウンタ
5とから構成されている。
【0008】以下に、上記のように構成されたシングル
バッファ型式の時間多重スイッチの動作について説明す
る。
【0009】SPM2のデータ入力端子DINには通話
データが供給される。この通話データはnチャネル多重
のデータハイウェイ上に存在し、1フレームが繰り返し
周期125μsで、nチャネル分(1チャネルは通常9
ビット(8ビット+パリティビット))のデータが多重
され、かつ直列のデータであり、入力端子Waddに供
給される順次書き込みアドレスカウンタ4の出力信号に
応答して、順次アドレス1〜nに対応する順番でSPM
2に書き込まれる。
【0010】CTLM3には、順次読み出しアドレスカ
ウンタ5から入力端子Raddに供給される読み出しア
ドレスに応答して、入力タイムスロットと出力タイムス
ロットとの所定の接続関係のデータがCPU等によりデ
ータ入力端子DINに供給され、所定のアドレスが入力
端子Waddに供給されてその指定するメモリ領域に予
め書き込まれている。
【0011】このCTLM3の内容で指定されたアドレ
スがSPM2の入力端子Raddに供給される。このと
き、SPM2には、先に順次書き込みアドレスカウンタ
4によって指定されたアドレスのメモリ領域に一旦格納
されているnチャネルそれぞれの通話データが存在して
おり、これらの通話データが上述の入力端子Raddに
供給されたCTLM3からのアドレス指定に従って読み
出し端子DOUTから出力側ハイウェイに読み出される
ので、通話データの順序が入れ換えられることになり、
入力nチャネルと出力nチャネルとの時間軸上のスイッ
チングが実行されることになる。
【0012】図5(b)を参照すると、まず、順次書き
込みアドレスカウンタ4から出力された書き込みアドレ
スに従って、通話データがSPM2内に書き込まれる。
【0013】一方、CTLM3から出力される読み出し
アドレスに従って、SPM2に書き込まれている通話デ
ータが読み出される。
【0014】上述したSPM2への通話データの書き込
みとSPM2からの通話データの読み出しとは、最大で
1タイムスロット分だけずれて行われ、また、SPM2
からの通話データの読み出しは、CTLM3から出力さ
れる読み出しアドレスに従ってランダムに行われるの
で、通話データの遅延時間は最大で1フレーム分の12
5μsとなる。
【0015】図6は、従来のダブルバッファ型式の時間
多重スイッチの一例を示す図であり、(a)は構成を示
すブロック図、(b)は動作を説明するための図であ
り、「デジタル交換の基礎用語」〔第7版〕電気通信協
会44〜45頁に記載されているものである。
【0016】本従来例は図6に示すように、図5に示し
たシングルバッファ型式のものに比べて、2つのSPM
2a,2bが設けられ、さらに、それらの出力にSPM
2a,2bから読み出されたデータをタイムスロット単
位で選択的に出力するマルチプレクサ6が接続されてい
る点が異なっており、データハイウェイからの通話デー
タはSPM2a,2bのデータ入力端子DINにそれぞ
れ供給され、順次書き込みアドレスカウンタ4からのア
ドレスデータは入力端子Waddに、フレーム切り換え
データ(125μs)がW/Rに(SPM2bには極性
反転されて)それぞれ供給されている。さらに、マルチ
プレクサ6には、その制御信号としてフレーム切り換え
データが供給されている。
【0017】以下に、上記のように構成されたダブルバ
ッファ型式の時間多重スイッチの動作について説明す
る。
【0018】図6(b)に示すように、本形態において
は、SPM2a,2bにおける通話データの書き込みと
読み出しとが交互に切り換えられる。つまり、nフレー
ムにおいては、SPM2bにはnフレームの通話データ
1〜D1が書き込まれており、この通話データは次のn
+1フレームまで保持される。
【0019】一方、このnフレームにおいては、SPM
2bに対する通話データの書き込み動作と平行して、S
PM2aからの通話データの読み出し動作が行われる。
この場合、n−1フレームにてSPM2aに書き込まれ
た通話データA0〜D0が読み出されている。
【0020】上述したように、2つのSPM2a,2b
を用いて通話データの書き込み及び読み出しを交互に繰
り返し行うことにより、1フレーム内でSPM1フレー
ム分の通話データが全て読み出されることになり、次の
フレームにずれ込むことがない。つまり、ハード的にT
SSI(Time Slot Sequence Integrity:フレーム間の
時間順序保存)が確保されている。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の時間多重スイッチにおいては、以下に記
載するような問題点がある。
【0022】(1)従来のシングルバッファ型式の多重
スイッチにおいて 通話データの遅延時間は最大で1フレーム分と短いもの
であるが、SPMからの通話データの読み出しは、CT
LMから出力される読み出しアドレスに従ってランダム
に行わているため、フレーム間におけるTSSIを保つ
ことができなくなる虞れがある。
【0023】具体的には、図5(b)に示すものにおい
て、A1〜D1からなるフレームのSPMに対する書き込
み及び読み出しを行う場合、例えばSPMからC1を読
み出そうとした際に、C1がまだSPMに書き込まれて
いないと、その前のフレーム(前回にSPMに書き込ま
れた)のC0が読み出されてしまういう現象が生じる。
【0024】そのため、SPMに書き込まれたフレーム
順に通話データを読み出すことができなくなる虞れがあ
る。
【0025】これは、音声を通話データとする電話回線
においては大きな支障はないが、データ伝送等において
は、伝送されるフレームの順番を保証する必要があるた
め、誤ったデータが伝送されてしまう虞れがある。
【0026】(2)従来のダブルバッファ型式の多重ス
イッチにおいて 2つのSPMを用いて通話データの書き込み及び読み出
しを交互に繰り返し行うことにより、1フレーム内でS
PM1フレーム分の通話データを全て読み出しているた
め、フレーム間におけるTSSIを保つことはできる
が、通話データは1度SPM内に格納され、その前に書
き込まれたフレームの通話データの読み出しが終了して
からSPMから読み出されるため、通話データの遅延時
間は少なくとも1フレーム分、最大で2フレーム分とシ
ングルバッファ型式の2倍となってしまうという問題点
がある。
【0027】本発明は、上述したような従来の技術が有
する問題点に鑑みてなされたものであって、フレーム間
のTSSIを保ちながらも通話データのスイッチングの
遅延時間を短縮させることができる時間多重スイッチを
提供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、データハイウェイ上にてデジタル符号化さ
れた通話データが格納される2つの通話メモリと、該通
話メモリに前記通話データを格納するための書き込みア
ドレスを指定する順次書き込みアドレスカウンタと、前
記通話メモリに格納された通話データを読み出すための
読み出しアドレスを指定する制御メモリとを有し、前記
通話データのフレーム毎に前記2つの通話メモリに対し
て交互に前記通話データの書き込み及び読み出しを行う
時間多重スイッチにおいて、予め決められた選択条件が
入力された場合に、前記通話データの書き込み及び読み
出しを行う通話メモリを2つの通話メモリのうちいずれ
か一方に指定する選択制御ビットを有することを特徴と
する。
【0029】また、前記選択条件が入力されなくなった
場合、再び、前記通話データのフレーム毎に前記2つの
通話メモリに対して交互に前記通話データの書き込み及
び読み出しを行うことを特徴とする。
【0030】また、前記2つの通話メモリから読み出さ
れた通話データをタイムスロット単位で選択的に出力す
るマルチプレクサを有することを特徴とする。
【0031】また、前記選択条件は、前記通話データが
予め決められたデータである場合のみに入力されること
を特徴とする。
【0032】また、前記選択条件は、前記通話データの
1タイムスロット毎に付加されていることを特徴とす
る。
【0033】また、前記選択制御ビットにて前記2つの
通話メモリに対する通話データの書き込み制御が行わ
れ、前記制御メモリにて前記2つの通話メモリからの通
話データの読み出し制御が行われることを特徴とする。
【0034】また、データハイウェイ上にてデジタル符
号化された通話データが格納される2つの通話メモリ
と、該通話メモリに前記通話データを格納するための書
き込みアドレスを指定する順次書き込みアドレスカウン
タと、前記通話メモリに格納された通話データを読み出
すための読み出しアドレスを指定する制御メモリとを有
し、前記通話データのフレーム毎に前記2つの通話メモ
リに対して交互に前記通話データの書き込み及び読み出
しを行う時間多重スイッチにおいて、前記通話メモリに
対する通話データの書き込み及び読み出し制御を行うと
ともに、予め決められた選択条件が入力された場合に、
前記通話データの書き込み及び読み出しを行う通話メモ
リを2つの通話メモリのうちいずれか一方に指定する選
択制御ビットを保持する選択制御メモリを有することを
特徴とする。
【0035】(作用)上記のように構成された本発明に
おいては、選択制御ビットに予め決められた選択条件が
入力された場合は、2つの通話メモリのうち、いずれか
一方の通話メモリのみに対して通話データの書き込み及
び読み出しが行われ(シングルバッファ動作)、それ以
外の場合は、通話データのフレーム毎に2つの通話メモ
リに対して交互に通話データの書き込み及び読み出しが
行われる(ダブルバッファ動作)。
【0036】このように、選択制御メモリに入力される
選択条件にしたがって、シングルバッファ型式の時間多
重スイッチとして動作したり、ダブルバッファ型式の時
間多重スイッチとして動作したりするので、通話データ
が音声等の伝送される順番が問われないものである場合
のみに、上記選択条件を入力すれば、フレーム間のTS
SIを保つことが要求されるものにおいてTSSIを保
ちながらも全体の通話データの遅延時間が短縮される。
【0037】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0038】(第1の実施の形態)図1は、本発明の時
間多重スイッチの第1の実施の形態を示す図である。
【0039】本形態は図1に示すように、データハイウ
ェイ上にてデジタル符号化された情報が格納されるSP
M2a,2bと、SPM2a,2bに通話データを格納
するための書き込みアドレスを発生する順次書き込みア
ドレスカウンタ4と、SPM2a,2bに格納された通
話データを読み出すための読み出しアドレスを指定する
CTLM3と、CTLM3に対して順次読み出しアドレ
スを発生する順次読み出しアドレスカウンタ5と、予め
決められた条件が入力された場合に通話データの書き込
み及び読み出しを行うSPMをSPM2a,2bのいず
れか一方に指定する選択制御メモリ1と、SPM2a,
2bのデータ出力端子DOUTから出力される通話デー
タが入力され、外部から入力されるフレーム切り換えデ
ータとCTLM3から出力されるデータとの論理和に従
って、SPM2a,2bのデータ出力端子DOUTから
出力される通話データのうちいずれか一方をタイムスロ
ット単位で選択的に出力するマルチプレクサ6cと、S
PM2a,2bにおける通話データの書き込み及び読み
出し状態をそれぞれ選択するマルチプレクサ6a,6b
とから主に構成されている。また、選択制御メモリ1及
びCTLM3には、選択制御メモリ1によるSPM2
a,2bの指定を制御するための選択制御ビット1ビッ
トの信号が入力される。なお、この1ビットの信号は、
通話データの1タイムスロット毎に付加されている。
【0040】以下に、上記のように構成された時間多重
スイッチの動作について説明する。
【0041】まず、選択制御メモリ1及びCTLM3に
入力される選択制御ビット1ビットの信号が“L”であ
る場合は、選択制御メモリ1から“L”信号が出力され
るとともに、CTLM3から出力される選択制御ビット
1ビットの信号が“L”となり、マルチプレクサ6a,
6bの選択入力が“L”となるので、マルチプレクサ6
a,6bからは、フレーム切り換えデータがそのまま出
力され(マルチプレクサ6bにおいては反転されたも
の)、それにより、SPM2a,2bにおける通話デー
タの書き込みと読み出しとが交互に切り換えられて、上
述したダブルバッファ型式の時間多重スイッチとして動
作する。
【0042】一方、選択制御メモリ1及びCTLM3に
入力される選択制御ビット1ビットの信号が“H”であ
る場合は、選択制御メモリ1から“H”信号が出力され
るとともに、CTLM3から出力される選択制御ビット
1ビットの信号が“H”となり、マルチプレクサ6a,
6bの選択入力が“H”となるので、マルチプレクサ6
a,6bから“L”信号がそれぞれ出力され、それによ
り、SPM2aが書き込み及び読み出し状態に強制的に
設定される。
【0043】また、CTLM3から出力される選択制御
ビット1ビットの信号が“H”となると、ORゲート7
の出力が“H”となり、マルチプレクサ6cの選択信号
が“H”となるので、マルチプレクサ6cからは、SP
M2aから出力された通話データのみが出力される。
【0044】これにより、上述した選択制御ビット1ビ
ットの信号が“H”の場合は、通話データの書き込み及
び読み出しがSPM2aのみにおいて行われ、本形態が
シングルバッファ型式の時間多重スイッチとして動作す
る。また、選択制御ビット1ビットの信号が“L”の場
合は、通話データの書き込み及び読み出しがSPM2
a,2bにおいて交互に行われ、ダブルバッファ型式の
時間多重スイッチとして動作する。そのため、選択制御
メモリ1によるSPM2a,2bの指定を制御するため
の選択制御ビット1ビットの信号を、通話データが音声
等の伝送される順番が問われないものである場合のみに
“H”となるように設定すれば、フレーム間のTSSI
を保つことが要求されるものにおいてTSSIを保ちな
がらも全体の通話データの遅延時間を短縮させることが
できる。
【0045】本形態においては、回路構成が比較的簡単
なものとなり、それにより、データの書き込み及び読み
出しのタイミング制御が容易となる。
【0046】上述した実施の形態においては、CTLM
として、2ポートを有し、SPM2a,2bの指定を制
御するための信号(選択制御ビット)が1ビット入力さ
れるものについて示したが、本発明はこれに限られず、
その他に、4ポートを具備し、SPM2a,2bの指定
を制御するための信号(選択制御ビット)が2ビット入
力されるCTLMを有するものや、1ポートを具備し、
SPM2a,2bの指定を制御するための信号(選択制
御ビット)が2ビット入力されるCTLMを有するもの
や、CTLMにはSPM2a,2bの指定を制御するた
めの信号が入力されないもの等が考えられる。
【0047】(第2の実施の形態)図2は、本発明の時
間多重スイッチの第2の実施の形態を示す図であり、4
ポートを具備し、SPMの指定を制御するための信号
(選択制御ビット)が2ビット入力されるCTLMを有
する例を示す。
【0048】本形態は図2に示すように、図1に示した
ものに対して、CTLM13内に選択制御メモリの機能
が内蔵されて構成されており、そのためにポートが2ポ
ート増設されている。
【0049】上述したように本形態においては、CTL
M13内に選択制御メモリの機能が内蔵されているの
で、使用するRAMの数を削減することができる。
【0050】(第3の実施の形態)図3は、本発明の時
間多重スイッチの第3の実施の形態を示す図であり、1
ポートを具備し、SPMの指定を制御するための信号
(選択制御ビット)が2ビット入力されるCTLMを有
する例を示す。
【0051】本形態は図3に示すように、図1に示した
ものに対して、CTLM23に入力される信号をマルチ
プレクサ9a,9bによって多重化し、それによりポー
ト数を1ポートとしたものである。
【0052】上述したように本形態においては、CTL
M23に入力される信号がマルチプレクサ9a,9bに
よって多重化され、多重化された信号を用いて、データ
の書き込み及び読み出し、並びに通話データの書き込み
及び読み出しを行う通話メモリの選択が行われるので、
使用するRAMの数が減少し、全体のチップサイズの小
型化が図られる。
【0053】(第4の実施の形態)図4は、本発明の時
間多重スイッチの第4の実施の形態を示す図であり、2
ポートを具備し、SPMの指定を制御するための信号が
入力されないCTLMを有する例を示す。
【0054】本形態は図4に示すように、図1に示した
ものに対して、SPM2a,2bの指定を制御するため
の信号がCTLM33には入力されず、選択制御メモリ
1から出力される信号をマルチプレクサ6a,6bの選
択信号として共通して用いるものである。
【0055】本形態においては、回路構成が比較的簡単
なものとなり、それにより、データの書き込み及び読み
出しのタイミング制御が容易となる。また、上述したよ
うに、SPM2a,2bの指定を制御するための信号が
CTLM33に入力されないので、CTLM33の最適
化を図ることが可能となる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
伝送される通話データのフレーム毎に2つの通話メモリ
に対して交互に通話データの書き込み及び読み出しを行
う時間多重スイッチにおいて、予め決められた選択条件
が入力された場合に、伝送される通話データの書き込み
及び読み出しを行う通話メモリを2つの通話メモリのう
ちいずれか一方に指定する選択制御ビット及びそれを保
持する選択制御メモリを設けたため、選択制御メモリに
入力される選択条件にしたがって、シングルバッファ型
式の時間多重スイッチとして動作したり、ダブルバッフ
ァ型式の時間多重スイッチとして動作したりする。
【0057】そのため、通話データが音声等の伝送され
る順番が問われないものである場合のみに、上記選択条
件を入力すれば、フレーム間のTSSIを保つことが要
求されるものにおいてTSSIを保ちながらも全体の通
話データの遅延時間を短縮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の時間多重スイッチの第1の実施の形態
を示す図である。
【図2】本発明の時間多重スイッチの第2の実施の形態
を示す図である。
【図3】本発明の時間多重スイッチの第3の実施の形態
を示す図である。
【図4】本発明の時間多重スイッチの第4の実施の形態
を示す図である。
【図5】従来のシングルバッファ型式の時間多重スイッ
チの一例を示す図であり、(a)は構成を示すブロック
図、(b)は動作を説明するための図である。
【図6】従来のダブルバッファ型式の時間多重スイッチ
の一例を示す図であり、(a)は構成を示すブロック
図、(b)は動作を説明するための図である。
【符号の説明】
1 選択制御メモリ 2a,2b SPM 3,13,23,33 CTLM 4 順次書き込みアドレスカウンタ 5 順次読み出しアドレスカウンタ 6a〜6c,9a,9b マルチプレクサ 7,7a,7b ORゲート 8a,8b インバータ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データハイウェイ上にてデジタル符号化
    された通話データが格納される2つの通話メモリと、該
    通話メモリに前記通話データを格納するための書き込み
    アドレスを指定する順次書き込みアドレスカウンタと、
    前記通話メモリに格納された通話データを読み出すため
    の読み出しアドレスを指定する制御メモリとを有し、前
    記通話データのフレーム毎に前記2つの通話メモリに対
    して交互に前記通話データの書き込み及び読み出しを行
    う時間多重スイッチにおいて、予め決められた選択条件
    が入力された場合に、前記通話データの書き込み及び読
    み出しを行う通話メモリを2つの通話メモリのうちいず
    れか一方に指定する選択制御ビットを有することを特徴
    とする時間多重スイッチ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の時間多重スイッチにお
    いて、 前記選択条件が入力されなくなった場合、再び、前記通
    話データのフレーム毎に前記2つの通話メモリに対して
    交互に前記通話データの書き込み及び読み出しを行うこ
    とを特徴とする時間多重スイッチ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の時間多
    重スイッチにおいて、 前記2つの通話メモリから読み出された通話データをタ
    イムスロット単位で選択的に出力するマルチプレクサを
    有することを特徴とする時間多重スイッチ。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    時間多重スイッチにおいて、 前記選択条件は、前記通話データが予め決められたデー
    タである場合のみに入力されることを特徴とする時間多
    重スイッチ。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    時間多重スイッチにおいて、 前記選択条件は、前記通話データの1タイムスロット毎
    に付加されていることを特徴とする時間多重スイッチ。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
    時間多重スイッチにおいて、 前記選択制御ビットにて前記2つの通話メモリに対する
    通話データの書き込み制御が行われ、 前記制御メモリにて前記2つの通話メモリからの通話デ
    ータの読み出し制御が行われることを特徴とする時間多
    重スイッチ。
  7. 【請求項7】 データハイウェイ上にてデジタル符号化
    された通話データが格納される2つの通話メモリと、該
    通話メモリに前記通話データを格納するための書き込み
    アドレスを指定する順次書き込みアドレスカウンタと、
    前記通話メモリに格納された通話データを読み出すため
    の読み出しアドレスを指定する制御メモリとを有し、前
    記通話データのフレーム毎に前記2つの通話メモリに対
    して交互に前記通話データの書き込み及び読み出しを行
    う時間多重スイッチにおいて、 前記通話メモリに対する通話データの書き込み及び読み
    出し制御を行うとともに、予め決められた選択条件が入
    力された場合に、前記通話データの書き込み及び読み出
    しを行う通話メモリを2つの通話メモリのうちいずれか
    一方に指定する選択制御ビットを保持する選択制御メモ
    リを有することを特徴とする時間多重スイッチ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103297186A (zh) * 2012-02-29 2013-09-11 富士通株式会社 数据传送设备、数据传送***和数据传送方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103297186A (zh) * 2012-02-29 2013-09-11 富士通株式会社 数据传送设备、数据传送***和数据传送方法

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