JPH1055290A - エミュレータによるプログラムの不具合検出方法 - Google Patents
エミュレータによるプログラムの不具合検出方法Info
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- JPH1055290A JPH1055290A JP8211514A JP21151496A JPH1055290A JP H1055290 A JPH1055290 A JP H1055290A JP 8211514 A JP8211514 A JP 8211514A JP 21151496 A JP21151496 A JP 21151496A JP H1055290 A JPH1055290 A JP H1055290A
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Abstract
り、不具合箇所の検出漏れが発生するなどの課題があっ
た。 【解決手段】 命令比較部としての命令A比較回路13
及び命令群B比較回路14と、イベント検出部としての
第1のイベント検出回路15及び第2のイベント検出回
路16により、命令群Bを実行する前に命令Aが実行さ
れていないことを検出し、プログラム上の命令抜けを自
動的に検知する。
Description
を自動的に検出し、製品量産後の不具合を未然に防止す
ることができるエミュレータによるプログラムの不具合
検出方法に関するものである。
イクロコンピュータのプログラム開発を行うときの状態
を示す構成図であり、1はマイクロコンピュータ1aに
より制御される被開発装置としての電化製品、2は電化
製品1のマイクロコンピュータ1aのプログラム開発に
当たり、マイクロコンピュータ1aによる制御動作の代
わりに電化製品1の制御を行い、電化製品1の動作を確
認するエミュレータ、3はエミュレータ2と通信回線4
を介して接続され、エミュレータ2を制御するパーソナ
ルコンピュータもしくはワークステーションとしてのホ
ストマシン、5はホストマシン3上で動作するエミュレ
ータコントロールソフトウェア(以下コントロールソフ
トウェアという)である。
マイクロコンピュータ1aのプログラムを作成した後
に、コントロールソフトウェア5に基づいて動作するエ
ミュレータ2を使用し、電化製品1が正常に動作するか
否かを確認する。すなわち、電化製品1のマイクロコン
ピュータ1aのプログラムの不具合箇所を検出し、不具
合箇所が認められた時に、ホストマシン3によりマイク
ロコンピュータ1aのプログラムの不具合箇所を修正す
る。
ログラムの開発を行う場合、プログラムの検査が不十分
であることにより、不具合箇所の検出漏れが発生する場
合があった。特に、マイクロコンピュータ1aのフラグ
やメモリの初期化忘れといったような単純な内容による
不具合が少なくなく、このような単純なミスであって
も、製品量産後に発見された場合は、重大なトラブルの
発生の要因となる。
よるプログラムの不具合検出方法は以上のように構成さ
れているので、プログラムの検査が不十分であることに
より、不具合箇所の検出漏れが発生するなどの課題があ
った。
めになされたもので、単純な命令抜けを自動的に検出
し、製品量産後の不具合を未然に防止するエミュレータ
によるプログラムの不具合検出方法を得ることを目的と
する。
るエミュレータによるプログラムの不具合検出方法は、
実装されたマイクロコンピュータが第1の命令及びこの
第1の命令の実行によって影響を受ける第2の命令群を
実行したときに、第1の命令が実行されてから第2の命
令群が実行されたか否かを判断し、第1の命令が実行さ
れる前に第2の命令群が実行された場合には、ユーザに
対して警報を発するようにしたものである。
よるプログラムの不具合検出方法は、エミュレーション
メモリから第1の命令および第2の命令群を読み出すタ
イミングで出力される命令コードリード信号を検知した
ときに、プログラム実行のために読み出された第1の命
令および第2の命令群と予め検出したい第1の命令およ
び第2の命令群とをコンパレータで比較することによ
り、第1の命令および第2の命令群の実行を検知するよ
うにしたものである。
よるプログラムの不具合検出方法は、第1のイベント検
出回路では第1の命令が実行された後に第2の命令群が
実行されたか否かを判断するとともに、第2のイベント
検出回路では第2の命令群が単独で実行されたか否かを
判断し、ユーザに対して警報を発するようにしたもので
ある。
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるエ
ミュレータによるプログラムの不具合検出方法を示す構
成図であり、図において、11はユーザがプログラムを
作成する対象となるマイクロコンピュータとしてのター
ゲットMCUであり、図3に示すエミュレータ2に実装
されるもので、このターゲットMCU11の初期化を行
う命令A(第1の命令)とこの命令Aの実行によって影
響を受ける命令群B(第2の命令群)を有する。12は
ユーザの作成したプログラムを格納するものであり、タ
ーゲットMCU11に対応した命令群が記憶されている
エミュレーションメモリである。
行されたか否かを検出する命令A比較回路、14はター
ゲットMCU11で命令群Bが実行されたか否かを検出
する命令群B比較回路、15は命令Aが実行されてから
命令群Bが実行されることを検出する第1のイベント検
出回路、16は命令群Bの単独実行を検出する第2のイ
ベント検出回路である。
態1は、命令群Bを実行する前に命令Aが実行されてい
ないことを検出し、プログラム上の命令抜けを自動的に
発見するものである。まず、ターゲットMCU11はエ
ミュレーションメモリ12に記憶されているユーザプロ
グラムを読み込み実行する。このとき、命令A比較回路
13及び命令群B比較回路14は、ターゲットMCU1
1が命令A及び命令群Bを実行することをそれぞれで検
出し、命令A比較回路13及び命令群B比較回路14が
命令Aおよび命令群Bをそれぞれ検出したときには、検
出信号13aおよび検出信号14aを出力する。
ュレータによるプログラムの不具合検出方法の命令比較
部としての命令A比較回路および命令群B比較回路の動
作を示すブロック図である。まず、ターゲットMCU1
1によってエミュレーションメモリ12からプログラム
実行のために読み出された命令Aおよび命令群Bの命令
コードは、ターゲットMCU11のデータバス21上に
出力される。そして、この命令コードおよびターゲット
MCU11から出力される命令コードリード信号22を
コンパレータ23に入力する。
トMCU11がエミュレーションメモリ12から命令コ
ードを読み出すタイミングで出力される信号である。ま
た、予め検出したい命令Aおよび命令群Bの命令コード
をホストマシン3からエミュレータ2に転送しておき、
ラッチ24に記憶する。図2に示すように、ターゲット
MCU11から命令コードリード信号22が出力されて
いるときに、ターゲットMCU11のデータバス21上
の命令Aおよび命令群Bの命令コードとターゲットMC
U11が実行する命令コードとをコンパレータ23で比
較することで、命令Aおよび命令群Bの実行検出を行う
ことができる。そして、命令A比較回路13及び命令群
B比較回路14が命令Aおよび命令群Bを検出した時に
は、検出信号13aおよび検出信号14aを出力する。
検出信号13aおよび検出信号14aを入力したとき
に、命令Aが実行された後に命令群Bが実行されるとい
う条件を検出した場合、検出信号15aを出力する。第
2のイベント検出回路16では、検出信号15aおよび
命令群B比較回路14からの検出信号14aを入力する
と、命令群Bの実行検出時に、命令Aが実行されてから
命令群Bが実行されるという条件が同時に検出されなけ
れば、命令群Bが単独で実行されたとみなし、命令群B
が単独で実行されたことを示す検出信号16aをエミュ
レータ2(図3参照)に出力する。
初期化命令の実行時に影響を受ける命令群Bが、初期化
の命令Aよりも前に実行されたことを示すものであるた
め、エミュレータ2が通信回線4を介してこの検出され
た事象をホストマシン3に転送することで、エミュレー
タ2の使用者に報告される。
ば、命令比較部としての命令A比較回路13及び命令群
B比較回路14と、イベント検出部としての第1のイベ
ント検出回路15及び第2のイベント検出回路16によ
り、命令群Bを実行する前に命令Aが実行されていない
ことを検出し、プログラム上の命令抜けを自動的に発見
するため、製品量産後の不具合を未然に防止するなどの
効果が得られる。
U11の初期化命令に関するものについて説明したが、
初期化命令に限らず、ある任意の命令を実行する前に別
の任意な命令を実行しておく必要がある場合にも利用可
能である。すなわち、任意の命令の組み合わせにも応用
可能であり、命令の組み合わせ抜けを検出する場合にも
利用することができるため、より多くのプログラムの不
具合を検出することができるなどの効果が得られる。
れば、実装されたマイクロコンピュータが第1の命令及
びこの第1の命令の実行によって影響を受ける第2の命
令群を実行したときに、第1の命令が実行されてから第
2の命令群が実行されたか否かを判断し、第1の命令が
実行される前に第2の命令群が実行された場合には、ユ
ーザに対して警報を発するように構成したので、プログ
ラム上の命令抜けを自動的に発見するため、製品量産後
の不具合を未然に防止することができる効果がある。
ションメモリから第1の命令および第2の命令群を読み
出すタイミングで出力される命令コードリード信号を検
知したときに、プログラム実行のために読み出された第
1の命令および第2の命令群と予め検出したい第1の命
令および第2の命令群とをコンパレータで比較すること
により、第1の命令および第2の命令群の実行を検知す
るように構成したので、プログラム上の命令抜けを自動
的に発見するため、製品量産後の不具合を未然に防止す
ることができる効果がある。
ント検出回路では第1の命令が実行された後に第2の命
令群が実行されたか否かを判断するとともに、第2のイ
ベント検出回路では第2の命令群が単独で実行されたか
否かを判断し、ユーザに対して警報を発するように構成
したので、プログラム上の命令抜けを自動的に発見する
ため、製品量産後の不具合を未然に防止することができ
る効果がある。
によるプログラムの不具合検出方法を示す構成図であ
る。
によるプログラムの不具合検出方法の命令比較部として
の命令A比較回路および命令群B比較回路の動作を示す
ブロック図である。
ピュータのプログラム開発を行うときの状態を示す構成
図である。
2 エミュレーションメモリ、15 第1のイベント検
出回路、16 第2のイベント検出回路、22命令コー
ドリード信号、23 コンパレータ。
Claims (3)
- 【請求項1】 実装されたマイクロコンピュータが第1
の命令及びこの第1の命令の実行によって影響を受ける
第2の命令群を実行したときに、上記第1の命令が実行
されてから上記第2の命令群が実行されたか否かを判断
し、上記第1の命令が実行される前に上記第2の命令群
が実行された場合には、ユーザに対して警報を発するエ
ミュレータによるプログラムの不具合検出方法。 - 【請求項2】 エミュレーションメモリから第1の命令
および第2の命令群を読み出すタイミングで出力される
命令コードリード信号を検知したときに、プログラム実
行のために読み出された上記第1の命令および上記第2
の命令群と予め検出したい第1の命令および第2の命令
群とをコンパレータで比較することにより、上記第1の
命令および上記第2の命令群の実行を検知することを特
徴とする請求項1記載のエミュレータによるプログラム
の不具合検出方法。 - 【請求項3】 第1のイベント検出回路では第1の命令
が実行された後に第2の命令群が実行されたか否かを判
断するとともに、第2のイベント検出回路では上記第2
の命令群が単独で実行されたか否かを判断し、ユーザに
対して警報を発することを特徴とする請求項2記載のエ
ミュレータによるプログラムの不具合検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8211514A JPH1055290A (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | エミュレータによるプログラムの不具合検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8211514A JPH1055290A (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | エミュレータによるプログラムの不具合検出方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1055290A true JPH1055290A (ja) | 1998-02-24 |
Family
ID=16607185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8211514A Pending JPH1055290A (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | エミュレータによるプログラムの不具合検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1055290A (ja) |
-
1996
- 1996-08-09 JP JP8211514A patent/JPH1055290A/ja active Pending
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