JPH07104841A - プログラマブルコントローラの異常検出方法 - Google Patents

プログラマブルコントローラの異常検出方法

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Publication number
JPH07104841A
JPH07104841A JP5247770A JP24777093A JPH07104841A JP H07104841 A JPH07104841 A JP H07104841A JP 5247770 A JP5247770 A JP 5247770A JP 24777093 A JP24777093 A JP 24777093A JP H07104841 A JPH07104841 A JP H07104841A
Authority
JP
Japan
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data
abnormality
cpu
bus
written
Prior art date
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Pending
Application number
JP5247770A
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English (en)
Inventor
Shigenobu Omori
重信 大森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP5247770A priority Critical patent/JPH07104841A/ja
Publication of JPH07104841A publication Critical patent/JPH07104841A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 雑音影響によるバスの異常を従来よりも早く
検出する。 【構成】 CPU1は、シーケンス演算処理(スキャン
処理)を実行する毎にメモリ7Aに対してリードライト
チェックをかけることによりバス8、9の異常の有無
を、CPU1が暴走する前に検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器を制御するプ
ログラマブルコントローラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プログラマブルコントローラは、
ユーザが制御内容を自由に組変えることができる制御機
器として知られている。プログラマブルコントローラ本
体に故障がおきると、システム全体が異常を来すので、
従来では次のような方法でプログラマブルコントローラ
の異常を検出している。プログラマブルコントローラ内
に、一定時間を検知すると、異常検知信号を発生するウ
オッチドッグタイマーを設ける。プログラマブルコント
ローラ内のCPUから、上記一定時間より短い時間でウ
オッチドッグタイマーに対してリセットをかける。この
ため、CPUが正常に作動している間は、ウオッチドッ
グタイマーは異常検知信号を発生しない。けれども、C
PUが接続されているバスに雑音が発生したり、断線異
常によりCPUが異常停止したり、暴走した場合、リセ
ットがウオッチドッグタイマーにかからないので、ウオ
ッチドッグタイマーから異常検知信号が発生される。こ
の異常検知信号によりシステム停止回路が作動して、シ
ステム全体を初期状態に設定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような異常検知方
法を採用することでプログラマブルコントローラ内の異
常には対処できるようになった。しかしながら、最近
は、プログラマブルコントローラの処理速度が高速化し
ているので上述のウオッチドッグタイマーが異常を検知
してから、システム停止までの間に、システムに悪影響
を与えてしまう。これに加えて、バススイッチやインタ
ーフェースを介してプログラマブルコントローラに接続
した増設ユニット側に故障が発生しても、バススイッチ
によりバスが遮断されているので、CPU側ではその異
常に気が付かない。
【0004】そこで、本発明は、上述の点に鑑みて、C
PUが正常に作動している間はプログラマブルコントロ
ーラの内部バスの異常や外部接続したユニットの異常を
検知できるようにウオッチドッグタイマーの異常検知時
間よりも早く上記バス異常を検知することの可能なプロ
グラマブルコントローラの異常検知方法を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、CPUを有し、該CPUによりシ
ーケンス演算を繰り返し実行することにより電子機器の
自動制御を実行するプログラマブルコントローラの異常
検出方法において、前記シーケンス演算の繰り返し毎
に、前記CPUは、当該CPUとバスを介して接続する
メモリに特定データの書き込みを行い、次に、書き込ま
れたデータの読み出しを行い、当該読み出されたデータ
および前記書き込みを行ったデータの一致判定を行い、
不一致判定が得られた時は、前記バスまたは前記メモリ
に異常が発生したことを検出することを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明は、信号線やメモリの異常検出方法とし
てメモリに書き込んだデータの読み出しを行って、その
データが書き込みデータと一致することを確認する方法
があることに着目し、この異常検出方法をCPUのシー
ケンス演算に同期して実行することでバス異常によりC
PUが暴走する前にバス異常を検出する。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0008】本発明の説明に先立って本発明を適用した
プログラマブルコントローラのシステム構成を図2を用
いて説明する。図2において、中央演算処理装置(CP
U)1はシステムROM(リードオンリーメモリ)3に
格納されたシステムプログラムに従って、内部バス8、
外部バス9に接続された以下の回路の制御を実行する。
CPU1はビット演算プロセッサ(B.P)2と共にユ
ーザが予め作成したシーケンスプログラム、すなわち、
自動制御の対象の制御内容を規定したプログラムを実行
する。一般的にはCPU1は数値計算、データ関連の処
理を実行し、B.P2はアンド、オアなどのビット演算
を実行する。これらの処理を実行するためのシーケンス
プログラムはシステムRAM(ランダムアクセスメモ
リ)4に格納されている。データメモリ5は自動制御の
対象の電子機器から受信し、シーケンス演算に使用する
接点データ、シーケンス演算の結果、定められる接点デ
ータを記憶する。バススイッチ6は複数の入出力ユニッ
ト(不図示)の他、増設ユニット7と接続し、CPU1
が増設ユニット7のアドレスを指定した時に内部バス8
と外部バス9とを接続する。本実施例の増設ユニット7
は入出力ユニットであり、制御信号レベルの接点データ
を電子機器との間の転送信号レベルに相互変換する。こ
の信号変換のために増設ユニット7内には接点データを
一時記憶しておくためのRAM7Aが設けられている。
【0009】このようなシステム構成において実行され
る異常検知処理を図1を用いて説明する。図1はROM
3に格納されたシステムプログラムの処理内容を示す。
電源投入、シーケンスプログラムのRAM4への格納の
後、ユーザからの起動の指示により図1のプログラムが
CPU1において実行される。CPU1はスキャンベー
ス処理をステップS1で実行する。スキャンベース処理
とは、データメモリ5に記憶されている接点データを読
み出して、入出力ユニットや増設ユニット7に転送する
処理、これらのユニットから接点データを読み出してデ
ータメモリ5に格納する処理、プログラマブルコントロ
ーラ内の回路の故障診断処理を実行する処理のことであ
る。次に、CPU1は増設ユニット7内のRAM7Aの
特定領域に特定データを書き込み、次にその特定データ
を読み出す(ステップS2→S3)。CPU1は読み出
したデータが書き込みのデータと一致しているか否かを
調べることにより増設ユニット7の異常の有無を判定す
る。一致判定が得られない場合、すなわち、外部バス9
もしくは増設ユニット7内に異常がある場合は上記特定
データがRAM7Aに書き込まれないので、CPU1の
読み出し処理により外部バス9上に現われるデータは特
定データとは異なったものとなる。このようにして異常
を検出したCPU1は異常検出の旨の警報を発生するな
どの従来と同様の異常処理を実行する(ステップS4→
S6)。
【0010】一方、異常なしの判定が得られたばあい
は、CPU1はデータメモリ5内の入力接点データを用
いて、RAM4のシーケンスプログラム(ユーザプログ
ラム)によりシーケンス演算を実行する。この演算の結
果、得られる接点データが出力用としてデータメモリ5
に書き込まれる(ステップS5)。図1の処理手順はス
テップ1に戻り、上述の手順が繰り返し実行される(ス
テップS1 S5のループ処理)。ウオッチドッグタイ
マーのカウントアップ時間は、通常、上記ループ周期よ
り長く設定されるので、従来では増設ユニットに異常が
発生した場合、この異常の発生によりCPU1が暴走し
た後、ウオッチドッグタイマーがカウントアップして初
めて異常が検出された。これに対して本実施例では1ル
ープ処理時間後に異常が検出される。
【0011】本実施例の他に次の例を実施できる。
【0012】1)本実施例では増設ユニットのみの異常
を検出する例を説明したが図2の内部バス8および外部
バス9接続する回路の異常をも検出できる。この場合、
異常の検出の対象の回路内に特定データを書き込み、記
憶するラッチ、レジスタ、メモリ等の記憶回路を設け
る。また、メモリ自信がバスに接続されている場合は、
特定データ記憶領域を設ける。さらに回路ごとに異なる
特定データを割り当てておくと、バスの異常と回路の異
常を識別できる。たとえば、図2の内部バス8が断線し
た場合、すべての回路について異常判定(図1のS4の
処理)が得られる。また、外部バス9が断線した場合
は、外部バス9に接続した回路が異常の判定となり、内
部バス8の回路については正常の判定となる。また、外
部バス9や内部バス8のそれぞれに複数の回路が接続さ
れている場合には、バス自身が異常の時は、そのバスに
接続の回路全てについて異常の判定が得られる。そこ
で、内部バス8が異常となった時の異常判定のパター
ン、外部バス9が異常となった時の異常判定のパター
ン、個々の回路が異常となった時の異常判定のパターン
をROM4内に用意しておき図1のステップS4の正常
有無判定時に異常判定が得られたときにどの異常判定パ
ターンに合致するかをCPU1により識別すると、異常
箇所を限定することができる。このための処理手順は特
に記載しなくても当業者であれば容易に理解し得よう。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来よりも早く、異常を検出できるので、プログラマブ
ルコントローラが自動制御している電子機器に与える影
響が低減する。雑音(ノイズ)影響によりバスに異常が
発生しても、その異常を迅速に対処でき、プログラマブ
ルコントローラの信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2のCPU1が実行する処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図2】本発明実施例のシステム構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 CPU 2 B.P 3 システムROM 4 システムRAM 5 データメモリ 6 バススイッチ 7 増設メモリ 8 内部バス 9 外部バス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPUを有し、該CPUによりシーケン
    ス演算を繰り返し実行することにより電子機器の自動制
    御を実行するプログラマブルコントローラの異常検出方
    法において、 前記シーケンス演算の繰り返し毎に、前記CPUは、当
    該CPUとバスを介して接続するメモリに特定データの
    書き込みを行い、 次に、書き込まれたデータの読み出しを行い、 当該読み出されたデータおよび前記書き込みを行ったデ
    ータの一致判定を行い、 不一致判定が得られた時は、前記バスまたは前記メモリ
    に異常が発生したことを検出することを特徴とするプロ
    グラマブルコントローラの異常検出方法。
JP5247770A 1993-10-04 1993-10-04 プログラマブルコントローラの異常検出方法 Pending JPH07104841A (ja)

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JP5247770A JPH07104841A (ja) 1993-10-04 1993-10-04 プログラマブルコントローラの異常検出方法

Publications (1)

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JPH07104841A true JPH07104841A (ja) 1995-04-21

Family

ID=17168397

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JP5247770A Pending JPH07104841A (ja) 1993-10-04 1993-10-04 プログラマブルコントローラの異常検出方法

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JP (1) JPH07104841A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011044177A (ja) * 2010-11-05 2011-03-03 Canon Inc 温度制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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