JPH1038012A - 傾斜配置型の流体封入式筒形マウント - Google Patents

傾斜配置型の流体封入式筒形マウント

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JPH1038012A
JPH1038012A JP19074796A JP19074796A JPH1038012A JP H1038012 A JPH1038012 A JP H1038012A JP 19074796 A JP19074796 A JP 19074796A JP 19074796 A JP19074796 A JP 19074796A JP H1038012 A JPH1038012 A JP H1038012A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 荷重入力方向に対して受圧室の中心部を周方
向にずらせて傾斜配置される傾斜配置型の流体封入式筒
形マウントにおいて、受圧室の周壁部を構成する支持ゴ
ム弾性体に生ぜしめられる引張歪を低減せしめて耐久性
の向上を図る。 【解決手段】 支持ゴム弾性体16によって形成された
受圧室50の周方向両側の側壁部40,42のうち、荷
重入力方向:Pに対して周方向に接近して位置せしめら
れる一方の側壁部40において、その外周面に接着され
る金属スリーブ20の第一の軸方向連結部28を、他方
の側壁部42の外周面に接着される金属スリーブ20の
第二の軸方向連結部30よりも内方に突出せしめて、該
他方の側壁部42のマウント径方向の有効自由長:L2
を、該一方の側壁部40のマウント径方向の有効自由
長:L1よりも大きく節水すると共に、内方に突出する
第二の軸方向連結部30と外筒金具14の間にオリフィ
ス通路54を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、受圧室と平衡室の間での流体の
流動作用に基づいて防振効果を得るようにした流体封入
式筒形マウントに係り、特に受圧室の中心部を主たる入
力荷重の入力方向に対して周方向にずらせて傾斜配置さ
れる流体封入式筒形マウントに関するものである。
【0002】
【従来技術】従来から、振動伝達系を構成する被連結体
間に介装されて、それらの被連結体を防振連結せしめる
防振装置の一種として、特公平5−55739号公報や
特開平1−116329号公報、米国特許第46903
89号等に記載されているように、軸金具とその外方に
離隔配置された金属スリーブの間において、軸金具を軸
直角方向に挟んで位置する一方の側に支持ゴム弾性体を
介装し、他方の側に軸方向に貫通して周方向に広がるス
リットを設けることにより、それら軸金具と金属スリー
ブを支持ゴム弾性体により実質的に一方の側でだけ連結
せしめる一方、支持ゴム弾性体にポケット部を設けて金
属スリーブに設けた第一の窓部を通じて外周面に開口せ
しめ、金属スリーブに外筒金具を外嵌固定してポケット
部の開口を閉塞することにより、非圧縮性流体が封入さ
れて振動が入力される受圧室を形成すると共に、軸金具
と外筒金具の間におけるスリットの形成部側に、非圧縮
性流体が封入されて容積変化が許容される平衡室を形成
し、更にそれら受圧室と平衡室を相互に連通するオリフ
ィス通路を設けた構造の流体封入式筒形マウントが知ら
れている。
【0003】かかる筒形マウントは、内筒金具と外筒金
具が防振連結される被連結体の各一方に取り付けられて
被連結体間に装着せしめられるが、主たる入力荷重によ
って軸金具が外筒金具に対して支持ゴム弾性体側に変位
せしめられるように装着されることにより、スリットに
よって支持ゴム弾性体における引張応力の発生が軽減乃
至は防止されて優れた耐久性が得られると共に、受圧室
と平衡室の間でオリフィス通路を通じて流動せしめられ
る流体の共振作用等の流動作用に基づいて有効な防振効
果が発揮されることとなる。
【0004】また、かくの如き流体封入式筒形マウント
は、例えば自動車用エンジンロールマウントとして採用
する場合等において、振動入力時における発生応力の分
散や流体流動量の確保等の目的で、荷重入力方向に対し
て受圧室の中心部を周方向にずらせて傾斜配置せしめら
れる場合がある。
【0005】ところが、このような傾斜配置型の流体封
入式筒形マウントにおいては、入力荷重が支持ゴム弾性
体に対して周方向に偏倚して及ぼされるために、一般
に、支持ゴム弾性体にて構成された流体室の周方向両側
の側壁部のうち、その一方の側壁部には圧縮応力だけが
生ぜしめられるが、他方の側壁部では部分的に引張応力
が発生するおそれがあった。そのために、かかる他方の
側壁部における外周面の金属スリーブに対する接着部
位、なかでも特に応力が集中し易いスリット側において
亀裂等が発生し易く、支持ゴム弾性体ひいてはマウント
の耐久性を十分に確保することが難しいという問題があ
った。
【0006】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
を背景として為されたものであって、請求項1乃至4に
記載の発明は、何れも、支持ゴム弾性体における引張応
力の発生が軽減されて、優れた耐久性を得ることの出来
る傾斜配置型の流体封入式筒形マウントを提供すること
を、目的とする。
【0007】
【解決手段】そして、このような課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明の特徴とするところは、軸金
具と該軸金具の外方に離隔配置された金属スリーブの間
において、該軸金具を軸直角方向に挟んで位置する一方
の側に支持ゴム弾性体を介装し、他方の側に軸方向に貫
通して周方向に広がるスリットを設けることにより、そ
れら軸金具と金属スリーブを該支持ゴム弾性体により実
質的に前記一方の側でだけ連結せしめる一方、該支持ゴ
ム弾性体にポケット部を設けて該金属スリーブに設けた
第一の窓部を通じて外周面に開口せしめ、該金属スリー
ブに外筒金具を外嵌固定して該ポケット部の開口を閉塞
することにより、非圧縮性流体が封入されて振動が入力
される受圧室を形成すると共に、前記軸金具と前記外筒
金具の間における前記スリットの形成部側に、非圧縮性
流体が封入されて容積変化が許容される平衡室を形成
し、更にそれら受圧室と平衡室を相互に連通するオリフ
ィス通路を設けてなり、前記軸金具と前記外筒金具が防
振連結される被連結体の各一方に取り付けられることに
より、荷重入力によって該軸金具が該外筒金具に対して
前記支持ゴム弾性体側に変位せしめられる状態で、且つ
該荷重入力方向に対して前記受圧室の中心部を周方向に
ずらせて傾斜配置される流体封入式筒形マウントにおい
て、前記金属スリーブにおける、前記支持ゴム弾性体に
て構成された前記ポケット部の周方向両側の側壁部のう
ち前記荷重入力方向に対して周方向に接近して位置せし
められる一方の側壁部の外周面が接着される部分を、他
方の側壁部の外周面が接着される部分よりも内方に突出
する内方突部として、該一方の側壁部で連結された前記
軸部材と前記金属スリーブの対向面間距離を、該他方の
側壁部で連結された該軸部材と該金属スリーブの対向面
間距離よりも小さくすると共に、該内方突部と前記外筒
部材の間に、前記オリフィス通路を形成したことにあ
る。なお、入力荷重は、エンジンマウントにおけるパワ
ーユニット重量等のような略一定の大きさの外的荷重の
他、大きさの変化する振動荷重等であっても良い。
【0008】このような請求項1に記載の発明に従う構
造とされた傾斜配置型の流体封入式筒形マウントにおい
ては、荷重入力による軸金具の外筒金具に対する変位方
向が、流体室を形成するポケット部の周方向両側の側壁
部のうち荷重入力方向に対して周方向に接近して位置せ
しめられる一方の側壁部側に偏倚することから、他方の
側壁部側に引張応力が発生するおそれがあるが、この他
方の側壁部は、その外周面に接着された金属スリーブに
対してオリフィス通路形成用の内方突部が設けられてお
らず、金属スリーブの内方突部に接着された方の側壁部
(一方の側壁部)よりも、自由長が大きく設定されてい
る。
【0009】それ故、かかる他方の側壁部において、仮
に、荷重入力によって引張応力が発生した場合でも、該
他方の側壁部の自由長が大きくされていることにより、
生ぜしめられる引張歪の量、即ち単位長さ当たりの引張
変形量および引張応力が小さくされるのであり、その結
果、他方の側壁部、ひいてはマウントの耐久性の向上が
達成され得るのである。
【0010】また、このことから明らかなように、本発
明は、軸金具と該軸金具の外方に離隔配置された金属ス
リーブの間において、該軸金具を軸直角方向に挟んで位
置する一方の側に支持ゴム弾性体を介装し、他方の側に
軸方向に貫通して周方向に広がるスリットを設けること
により、それら軸金具と金属スリーブを該支持ゴム弾性
体により実質的に前記一方の側でだけ連結せしめる一
方、該支持ゴム弾性体にポケット部を設けて該金属スリ
ーブに設けた第一の窓部を通じて外周面に開口せしめ、
該金属スリーブに外筒金具を外嵌固定して該ポケット部
の開口を閉塞することにより、非圧縮性流体が封入され
て振動が入力される受圧室を形成すると共に、前記軸金
具と前記外筒金具の間における前記スリットの形成部側
に、非圧縮性流体が封入されて容積変化が許容される平
衡室を形成し、更にそれら受圧室と平衡室を相互に連通
するオリフィス通路を設けてなる流体封入式筒形マウン
トにおいて、前記金属スリーブにおける、前記支持ゴム
弾性体にて構成された前記ポケット部の周方向両側の側
壁部のうちの一方の側壁部の外周面が接着される部分
を、他方の側壁部の外周面が接着される部分よりも内方
に突出する内方突部として、該一方の側壁部で連結され
た前記軸部材と前記金属スリーブの対向面間距離を、該
他方の側壁部で連結された該軸部材と該金属スリーブの
対向面間距離よりも小さくすると共に、該内方突出部と
前記外筒部材の間に、前記オリフィス通路を形成せしめ
る一方、前記軸金具と前記外筒金具を防振連結される被
連結体の一方に取り付けることにより、入力荷重によっ
て該軸金具が該外筒金具に対して前記支持ゴム弾性体側
に変位せしめられる状態で、且つ該荷重入力方向に対し
て前記受圧室の中心部を周方向にずらせて、該荷重入力
方向に対して前記ポケット部の一方の側壁部が周方向に
接近して位置するように傾斜配置せしめることを特徴と
する流体封入式筒形マウントの装着構造として、把握す
ることも可能である。
【0011】そして、このように特定構造の流体封入式
筒形マウントを、特定方向に傾斜配置して被連結体間に
介装せしめることにより、支持ゴム弾性体における引張
応力の発生が軽減されて、耐久性の向上効果が発揮され
るのである。
【0012】また、請求項2に記載された発明は、請求
項1に記載された傾斜配置型の流体封入式筒形マウント
において、前記内方突部によって、外周面に開口して周
方向に延びる凹溝が形成されており、該凹溝の外周面開
口部が前記外筒金具で覆蓋されることによって、前記オ
リフィス通路が形成されていることを、特徴とする。
【0013】かかる請求項2に記載の発明に従う構造と
された筒形マウントにおいては、内方突部と外筒金具の
間に、オリフィス通路を容易に且つ有利に形成すること
が可能となる。なお、内方突部における凹溝は、例え
ば、金属スリーブの軸方向中間部分を、ポケット部の周
方向一方の側壁部の外周面が接着される部位において、
プレス加工等により内方に凹陥せしめることによって、
内方突部の成形と同時に形成することが出来る。
【0014】また、請求項3に記載された発明は、請求
項1又は2に記載された傾斜配置型の流体封入式筒形マ
ウントにおいて、前記金属スリーブにおける前記スリッ
トの形成部側に袋状ゴム弾性体を配設固着して、該袋状
ゴム弾性体の袋部を該金属スリーブに設けた第二の窓部
を通じて外周面に開口せしめると共に、該袋部の開口を
前記外筒金具で閉塞することにより、前記平衡室が形成
されていることを、特徴とする。
【0015】かかる請求項3に記載の発明に従う構造と
された筒形マウントにおいては、容積変化が容易に許容
される平衡室を、簡単な構造をもって有利に形成するこ
とが出来る。なお、袋状ゴム弾性体は、支持ゴム弾性体
と一体的に形成しても、或いは別体形成しても良い。
【0016】また、請求項4に記載された発明は、請求
項1乃至3の何れかに記載された傾斜配置型の流体封入
式筒形マウントにおいて、前記支持ゴム弾性体にて構成
された前記ポケット部の周方向両側の側壁部における、
前記ポケット部を挟む側の交角が180度より小さくさ
れていることを、特徴とする。
【0017】かかる請求項4に記載の本発明に従う構造
とされた筒形マウントにおいては、荷重入力時に、ポケ
ット部の周方向両側の側壁部における引張変形の発生が
有利に軽減乃至は防止されるのであり、特に、荷重入力
方向に対して周方向に接近して位置せしめられる一方の
側壁部だけでなく、荷重入力方向に対して周方向に離れ
て位置せしめられて引張変形が生ぜしめられ易い他方の
側壁部においても、引張変形の発生が軽減されることか
ら、耐久性の向上効果がより一層効果的に達成され得る
のである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を更に具体的に明ら
かにするために、本発明の実施の形態の一具体例につい
て、図面を参照しつつ、詳細に説明する。
【0019】先ず、図1〜3には、本発明に従う構造と
された自動車用エンジンマウント10が示されている。
このエンジンマウント10は、軸金具としての内筒金具
12と、その外方に所定距離を隔てて配設された外筒金
具14が、それら内外筒金具12,14間に介装された
支持ゴム弾性体16によって弾性的に連結された構造と
されている。そして、内筒金具12がパワーユニット側
に、外筒金具14がボデー側に、それぞれ取り付けられ
ることにより、パワーユニットとボデーの間に介装され
て、パワ−ユニットをボデーに対して防振支持せしめる
ようになっている。
【0020】より詳細には、内筒金具12は、ストレー
トな円筒形状を有しており、図示はされていないが、内
孔18に挿通されるボルト等により、自動車のパワーユ
ニット側に固定されるようになっている。
【0021】また、内筒金具12の径方向外方には、全
体として大径の薄肉円筒形状を有する金属スリーブ20
が配設されており、この金属スリーブ20が、内筒金具
12の周りを所定距離を隔てて囲むようにして、且つ内
筒金具12に対して径方向に僅かに偏心して位置せしめ
られている。かかる金属スリーブ20には、その周壁部
の軸方向中央部分において、それぞれ半周には至らない
周方向長さで開口する第一の窓部22と第二の窓部24
が、径方向に対向位置して形成されている。なお、第一
の窓部22は、第二の窓部24よりも、僅かに周方向長
さが短く設定されている。換言すれば、金属スリーブ2
0は、互いに軸方向に所定距離を隔てて同一軸上に配設
された円環形状乃至は円筒形状を有する一対のリング状
部26,26が、それらの軸方向対向面間に跨がって延
びる第一及び第二の軸方向連結部28,30によって一
体的に連結されており、リング部26,26の軸方向対
向面間の開口が、第一及び第二の軸方向連結部28,3
0で仕切られることにより、径方向で対向位置する第一
の窓部22と第二の窓部24が形成されているのであ
る。
【0022】更にまた、金属スリーブ20では、第一の
軸方向連結部28が径方向内方に凹陥せしめられてお
り、それによって、金属スリーブ20の外周面上に開口
し、第一の窓部22と第二の窓部24の間に跨がって周
方向に延びる凹溝31が形成されている。このことから
明らかなように、本実施例では、第一の軸方向連結部2
8によって、他方の軸方向連結部(第二の軸方向連結
部)30よりも径方向内方に突出する内方突部が構成さ
れている。
【0023】そして、かかる金属スリーブ20は、内筒
金具12に外挿されて、内筒金具12に対して、第一の
窓部22と第二の窓部24が対向位置する径方向におい
て、第一の窓部22側で離隔し第二の窓部24側で接近
して位置せしめられる状態で、偏心して配設されてい
る。
【0024】また、金属スリーブ20における第二の窓
部24の周方向略中央部分には、溝形のストッパ金具3
2が両リング状部26,26間に跨がって配設されて、
それらリング状部26,26の内周面に固着されてい
る。そして、このストッパ金具32が、金属スリーブ2
0の内周面から内筒金具12側に向かって溝底部が突出
する状態で、換言すれば金属スリーブ20の第二の窓部
24を通じて溝内部が開口する状態で位置せしめられて
おり、該ストッパ金具32の溝底部が内筒金具12に対
して、径方向に所定距離を隔てて対向せしめられてい
る。
【0025】さらに、内筒金具12と金属スリーブ20
の径方向対向面間には、それら両部材12,20の偏心
方向における離隔距離が大なる側において、支持ゴム弾
性体16が介装されて、内筒金具12および金属スリー
ブ20に対して加硫接着されており、この支持ゴム弾性
体16によって、内筒金具12と金属スリーブ20が弾
性的に連結されている。この支持ゴム弾性体16は、内
筒金具12が金属スリーブ20に対して第二の窓部24
側に偏心位置せしめられていることに加えて、第一の窓
部22が第二の窓部24よりも周方向開口幅が小さくさ
れており、略扇形の断面形状をもって形成されている
が、実質的には、かかる支持ゴム弾性体16は、内筒金
具12と金属スリーブ20の間において、それら両部材
12,20の偏心方向における離隔距離が大なる側にだ
け介装されている。
【0026】また、支持ゴム弾性体16には、その内部
をくり抜くようにしてポケット部38が形成されてお
り、このポケット部38が、金属スリーブ20の第一の
窓部22を通じて、外周面に開口せしめられている。要
するに、このポケット部38は、周壁部が支持ゴム弾性
体16によって構成されているのである。
【0027】ここにおいて、ポケット部38の周壁部の
うち、周方向両側に位置せしめられる第一の側壁部40
および第二の側壁部42は、内筒金具12と第一の軸方
向連結部28の径方向対向面間および内筒金具12と第
二の軸方向連結部30の径方向対向面間に、それぞれ介
装されている。また、第一の側壁部40の外周面が接着
された第一の軸方向連結部28は、第二の側壁部42の
外周面が接着された第二の軸方向連結部30よりも径方
向内方に凹陥されており、内筒金具12との径方向の対
向面間距離が小さくされていることから、内筒金具12
と第一の軸方向連結部28の間に介装された第一の側壁
部40よりも、内筒金具12と第二の軸方向連結部30
の間に介装された第二の側壁部42の方が、径方向の有
効自由長が大きく設定され、図1中、L1<L2とされ
ている。
【0028】一方、内筒金具12と金属スリーブ20の
径方向対向面間における、それら両部材12,20の偏
心方向での離隔距離が小なる側には、支持ゴム弾性体1
6の外周面に沿って周方向略半周に亘って広がるスリッ
ト34が、軸方向に貫通して形成されている。即ち、こ
のスリット34が形成されていることにより、内筒金具
12と金属スリーブ20の偏心方向における離隔距離が
小なる側では、支持ゴム弾性体16によるそれら両部材
12,20の連結が分断されており、実質的に両部材1
2,20の支持ゴム弾性体16による連結が為されてい
ない状態とされているのである。なお、内筒金具12の
外周面上には、スリット34側に突出する第一の緩衝ゴ
ム突起36が、支持ゴム弾性体16によって一体形成さ
れており、この第一の緩衝ゴム突起36を介して、内筒
金具12がストッパ金具32に当接せしめられることに
より、リバウンド方向のストッパ機能が発揮されるよう
になっている。
【0029】また、金属スリーブ20において、スリッ
ト34側に位置せしめられた第二の窓部24の形成部分
には、浅底袋形状を有する袋状ゴム弾性体44が配設さ
れており、この袋状ゴム弾性体44が、金属スリーブ2
0に対して、第二の窓部24を内周側から覆蓋するよう
にして加硫接着されていることにより、袋状ゴム弾性体
44の袋部46が、第二の窓部24を通じて、金属スリ
ーブ20の外周面上に開口せしめられている。更に、こ
の袋部46は、その周方向一方の端部において、金属ス
リーブ20の第一の軸方向連結部28に設けられた凹溝
31により、支持ゴム弾性体16に形成されたポケット
部38に接続されている。
【0030】なお、袋部46の中央部分には、ストッパ
金具32の底部中央から第二の窓部24に向かって突出
する当接部48が、袋状ゴム弾性体44に一体形成され
ている。また、袋状ゴム弾性体44は、支持ゴム弾性体
16と一体的に形成されており、例えば、内筒金具12
と金属スリーブ20をセットせしめたゴムの加硫成形型
内にゴム材料を充填し、支持ゴム弾性体16と袋状ゴム
弾性体44を一体加硫成形すること等によって、有利に
形成され得る。
【0031】そして、このような一体加硫成形品に対し
て、外筒金具14が外挿され、八方絞り加工等により金
属スリーブ20の外周面に嵌着固定されて組み付けられ
ている。これにより、ポケット部38と袋部46の開口
が外筒金具14で覆蓋されて、内部に所定の非圧縮性流
体が封入された受圧室50と平衡室52が形成されてい
ると共に、凹溝31が外筒金具14で覆蓋されて、受圧
室50と平衡室52を相互に連通するオリフィス通路5
4が形成されている。なお、外筒金具14の内周面に
は、略全面に亘って、薄肉のシールゴム層56が形成さ
れており、このシールゴム層56が、金属スリーブ20
と外筒金具14の間で挟圧されることにより、封入流体
の流体密性が確保されるようになっている。また、封入
流体としては、水やアルキレングリコール、ポリアルキ
レングリコール、シリコーン油等が好適に採用され得、
特に流体の共振作用に基づく防振効果を有利に得るため
に、0.1Pa・s以下の低粘性流体が有利に採用され
る。
【0032】そこにおいて、受圧室50は、周壁部が支
持ゴム弾性体16で構成されており、内外筒金具12,
14間への振動入力時に、支持ゴム弾性体16の弾性変
形に基づいて内圧変動が惹起されるようになっている。
一方、平衡室52は、袋状ゴム弾性体によって構成され
た底壁部と周壁部の弾性変形に基づいて、容積変化が容
易に許容されるようになっている。これにより、内外筒
金具12,14間に、受圧室50と平衡室52の略対向
方向となる径方向に振動が入力されると、受圧室50と
平衡室52の相対的内圧差に基づいて、それら両室5
0,52間でオリフィス通路54を通じての流体流動が
生ぜしめられることとなり、以て、流体の共振作用等の
流動作用に基づく防振効果が発揮されるようになってい
るのである。
【0033】なお、受圧室50には、ストッパブロック
58が収容されており、金属スリーブ20の第一の窓部
22に嵌め込まれて、外周面を外筒金具14によって支
持されることにより、かかるストッパブロック58が、
受圧室50内に突出し、突出先端面が受圧室50の底面
に対して所定距離を隔てて対向位置せしめられた状態
で、固定的に支持されている。そして、このストッパブ
ロック58が、受圧室50の側面に形成された第二の緩
衝ゴム突起60を介して、内筒金具12に当接せしめら
れることにより、バウンド方向のストッパ機能が発揮さ
れるようになっている。
【0034】そうして、このような構造とされたエンジ
ンマウント10は、図1に示されている如く、エンジン
ロール振動の入力時における内外筒金具12,14の相
対的変位方向が受圧室50と平衡室52の略対向方向と
なるように、パワーユニット荷重:Pが入力される鉛直
方向に対して、受圧室50と平衡室52の対向方向に略
相当するマウント中心と受圧室50の中心を結ぶ線分方
向:Qを、周方向に所定角度:θだけずらせた状態で、
パワーユニットとボデーの間に装着されて傾斜配置され
る。
【0035】また、このように傾斜配置されることによ
り、受圧室50の周方向一方の側壁部40が、パワーユ
ニット荷重:Pの入力方向である鉛直方向に対して周方
向に接近して位置せしめられる一方、受圧室50の周方
向他方の側壁部42が、鉛直方向に対して周方向に離隔
して位置せしめられる。換言すれば、受圧室50の周方
向一方の側壁部40の傾斜が鉛直方向に近づき、他方の
側壁部42の傾斜が水平方向に近づく。ここにおいて、
上述の如きエンジンマウント10では、径方向の有効自
由長の小さい第一の側壁部40が、鉛直方向に対して周
方向に接近して位置せしめられる一方、径方向の有効自
由長の大きい第二の側壁部42が、鉛直方向に対して周
方向に離隔して位置せしめられる。
【0036】このように傾斜配置されたエンジンマウン
ト10においては、有効自由長の小さい第一の側壁部4
0とパワーユニット荷重:Pの入力方向との為す角度
が、有効自由長の大きい第二の側壁部42とパワーユニ
ット荷重:Pの入力方向との為す角度よりも小さくな
る。その結果、パワーユニット荷重:Pの入力時に内筒
金具12が外筒金具14に対して略鉛直下方に相対変位
せしめられると、第一の側壁部40には、主に圧縮変形
が生ぜしめられることとなる一方、第二の側壁部42に
は、剪断および引張変形が生ぜしめられ易い。
【0037】ところが、かかる第二の側壁部42は、外
周面に接着された金属スリーブ20における第二の軸方
向連結部30が、外筒金具14の内周面に密接されて、
内筒金具12との対向面間距離が大きく設定されること
により、その有効自由長:L2が、第一の側壁部40に
比して十分に確保されていることから、内外筒金具1
2,14の相対的変位量に対する歪量が小さく抑えられ
る。それ故、仮に、第二の側壁部42に引張変形や剪断
変形が発生した場合でも、歪量ひいては引張応力や剪断
応力が抑えられて、亀裂等の発生が効果的に軽減乃至は
防止され得るのである。そして、特に、従来から問題と
なっていた、第二の側壁部42の金属スリーブ20に対
する接着部位付近における応力集中が軽減されて、亀裂
等の発生が防止される結果、支持ゴム弾性体16ひいて
はエンジンマウント10の耐久性の向上が達成され得る
のである。
【0038】また、本実施例では、第一の側壁部40と
第二の側壁部42の交角(中心角):αが、180度よ
り小さく設定されており、それによって、エンジンマウ
ント10を傾斜配置せしめた際、第一の側壁部40の傾
斜がより鉛直方向に近づけられていると共に、第二の側
壁部42の傾斜が略水平方向に近くなるようにされて、
径方向外方に向かって水平方向よりも上向きとなる傾斜
が抑えられていることから、パワーユニット支持荷重が
入力された際、第一の側壁部40における引張変形の発
生がより有効に防止されると共に、第二の側壁部42に
おける引張変形の発生が低減されて、更なる耐久性の向
上が図られている。
【0039】加えて、本実施例では、バウンドおよびリ
バウンドの両方向のストッパ機構が設けられて、内外筒
金具12,14の過大な相対的変位ひいては支持ゴム弾
性体16の過大な弾性変形が防止されていることから、
それによっても、支持ゴム弾性体16における引張変形
の発生が低減されて、耐久性の向上が図られている。
【0040】また、パワーユニット支持荷重の分担が大
きくなる第一の側壁部40の方が、分担が小さい第二の
側壁部42よりも、有効自由長が小さくされていること
から、第一の側壁部40によって、支持ゴム弾性体16
におけるパワーユニット支持剛性が有利に確保されると
いった利点もある。
【0041】しかも、上述の如き構造とされたエンジン
マウント10においては、引張変形が発生し易い第二の
側壁部42側にはオリフィス通路が形成されていない
が、引張変形が発生し難い第一の側壁部40側におい
て、第一の軸方向連結部28と外筒金具14の間に、オ
リフィス通路54の形成スペースが有利に確保され得る
のであり、オリフィス通路が有効なスペース効率と簡単
な構造で形成される得るといった利点もある。
【0042】以上、本発明の一具体例について詳述して
きたが、これは文字通りの例示であって、本発明は、か
かる具体例にのみ限定して解釈されるものではない。
【0043】例えば、マウントを傾斜配置するに際し
て、受圧室は、荷重入力時に内筒金具が外筒金具に対し
て接近方向に変位せしめられる側に位置せしめられるも
のであり、マウントの傾斜配置方向は、荷重入力方向に
応じて適宜に決定されることとなる。具体的には、前記
実施例のエンジンマウント10では、その装着状態下、
内筒金具12の下方に受圧室50が位置せしめられてい
たが、内筒金具12をボデー側に外筒金具14をパワー
ユニット側にそれぞれ取り付ける場合には、逆に、内筒
金具12の上方に受圧室50が位置せしめられる状態
で、装着されることとなる。
【0044】また、平衡室は、容積変化が容易に許容さ
れるものであれば良く、その構造は何等限定されるもの
でない。
【0045】更にまた、オリフィス通路54の形状や構
造は、マウントに要求される防振特性等に応じて適宜に
設定されるものであり、例えば、第一の軸方向連結部2
8に設けられた凹溝31に対して別体のオリフィス部材
を嵌め込んで、より長いオリフィス通路を形成すること
等も可能である。
【0046】加えて、前記実施例では、本発明を自動車
用エンジンマウントに適用したものの一具体例を示した
が、本発明は、その他、荷重入力方向に対して受圧室の
中心部を周方向にずらせて傾斜配置される各種の流体封
入式筒形マウントに対して、何れも、有利に適用され得
ることは、勿論である。
【0047】
【発明の効果】上述の説明から明らかなように、請求項
1乃至4に記載の発明に従う構造とされた傾斜配置型の
流体封入式筒形マウントにおいては、何れも、支持ゴム
弾性体により形成された受圧室の周方向両側の側壁部の
うち、荷重入力時に引張変形が生ぜしめられ難い方の側
壁部側にだけ、その外周面上にオリフィス通路が形成さ
れており、荷重入力時に引張変形が生ぜしめられ易い方
の側壁部は、その外周面が外筒金具に至る長さで形成さ
れていることから、かかる引張変形が生ぜしめられ易い
側壁部における径方向の有効自由長が有利に確保され
て、引張変形が発生した際の引張歪ひいては引張応力が
効果的に低減され得る。
【0048】それ故、支持ゴム弾性体における亀裂等の
発生が軽減乃至は防止され得て、支持ゴム弾性体ひいて
はマウントの耐久性が有利に確保され得るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一具体例としての自動車
用エンジンマウントを示す横断面図であって、図2にお
けるI−I断面に相当する。
【図2】図1におけるII−II断面図である。
【図3】図2における右側面図である。
【符号の説明】
10 エンジンマウント 12 内筒金具 14 外筒金具 16 支持ゴム弾性体 20 金属スリーブ 22 第一の窓部 24 第二の窓部 28 第一の軸方向連結部 30 第二の軸方向連結部 38 ポケット部 40 第一の側壁部 42 第二の側壁部 44 袋状ゴム弾性体 50 受圧室 52 平衡室 54 オリフィス通路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸金具と該軸金具の外方に離隔配置され
    た金属スリーブの間において、該軸金具を軸直角方向に
    挟んで位置する一方の側に支持ゴム弾性体を介装し、他
    方の側に軸方向に貫通して周方向に広がるスリットを設
    けることにより、それら軸金具と金属スリーブを該支持
    ゴム弾性体により実質的に前記一方の側でだけ連結せし
    める一方、該支持ゴム弾性体にポケット部を設けて該金
    属スリーブに設けた第一の窓部を通じて外周面に開口せ
    しめ、該金属スリーブに外筒金具を外嵌固定して該ポケ
    ット部の開口を閉塞することにより、非圧縮性流体が封
    入されて振動が入力される受圧室を形成すると共に、前
    記軸金具と前記外筒金具の間における前記スリットの形
    成部側に、非圧縮性流体が封入されて容積変化が許容さ
    れる平衡室を形成し、更にそれら受圧室と平衡室を相互
    に連通するオリフィス通路を設けてなり、前記軸金具と
    前記外筒金具が防振連結される被連結体の各一方に取り
    付けられることにより、荷重入力によって該軸金具が該
    外筒金具に対して前記支持ゴム弾性体側に変位せしめら
    れる状態で、且つ該荷重入力方向に対して前記受圧室の
    中心部を周方向にずらせて傾斜配置される流体封入式筒
    形マウントにおいて、 前記金属スリーブにおける、前記支持ゴム弾性体にて構
    成された前記ポケット部の周方向両側の側壁部のうち前
    記荷重入力方向に対して周方向に接近して位置せしめら
    れる一方の側壁部の外周面が接着される部分を、他方の
    側壁部の外周面が接着される部分よりも内方に突出する
    内方突部として、該一方の側壁部で連結された前記軸部
    材と前記金属スリーブの対向面間距離を、該他方の側壁
    部で連結された該軸部材と該金属スリーブの対向面間距
    離よりも小さくすると共に、該内方突部と前記外筒部材
    の間に、前記オリフィス通路を形成したことを特徴とす
    る傾斜配置型の流体封入式筒形マウント。
  2. 【請求項2】 前記内方突部によって、外周面に開口し
    て周方向に延びる凹溝が形成されており、該凹溝の外周
    面開口部が前記外筒金具で覆蓋されることによって、前
    記オリフィス通路が形成されている請求項1に記載の傾
    斜配置型の流体封入式筒形マウント。
  3. 【請求項3】 前記金属スリーブにおける前記スリット
    の形成部側に袋状ゴム弾性体を配設固着して、該袋状ゴ
    ム弾性体の袋部を該金属スリーブに設けた第二の窓部を
    通じて外周面に開口せしめると共に、該袋部の開口を前
    記外筒金具で閉塞することにより、前記平衡室が形成さ
    れている請求項1又は2に記載の傾斜配置型の流体封入
    式筒形マウント。
  4. 【請求項4】 前記支持ゴム弾性体にて構成された前記
    ポケット部の周方向両側の側壁部における、前記ポケッ
    ト部を挟む側の交角が180度より小さくされている請
    求項1乃至3の何れかに記載の傾斜配置型の流体封入式
    筒形マウント。
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