JPH10321815A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH10321815A
JPH10321815A JP9125257A JP12525797A JPH10321815A JP H10321815 A JPH10321815 A JP H10321815A JP 9125257 A JP9125257 A JP 9125257A JP 12525797 A JP12525797 A JP 12525797A JP H10321815 A JPH10321815 A JP H10321815A
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insulating film
opening
interlayer insulating
film
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャパシタ用コンタクトホールの形成プロセ
スを簡略化するとともにビット配線容量を低減し得る半
導体装置を提供する。 【解決手段】 ビット線用コンタクトホール15aが形
成されるシリコン窒化膜8および層間絶縁膜11に、第
1のキャパシタ用コンタクトホール12を形成する。そ
してその第1のキャパシタ用コンタクトホール12内に
底面よりも上面の平面積が大きいプラグ電極13を埋込
む。プラグ電極13の上面に接続するとともに、サイド
ウォール酸化膜20aおよびTEOS酸化膜17aを介
してビット線16aの側面および上面を覆うようにキャ
パシタ下部電極24aを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一般に、半導体
装置およびその製造方法に関し、より特定的には、コン
タクトホールを有する半導体装置およびその製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体装置の1種である半導体メ
モリとして、DRAM(Dynamic Random Access Memor
y)が知られている。図35は、従来のDRAMを示し
た断面図である。図35を参照して、まず従来のDRA
Mの断面構造について説明する。
【0003】従来のDRAMのメモリセル部では、シリ
コン基板101の主表面上の所定領域に分離領域102
が設けられている。また、分離領域102によって囲ま
れた活性領域において、ソース/ドレイン領域106
a、106bおよび106cが形成されている。ソース
/ドレイン領域106aと106bとの間に位置するチ
ャネル領域上にはゲート酸化膜103を介してゲート電
極104aが形成されている。また、ゲート電極104
aと所定の間隔を隔ててゲート電極104bおよび10
4cが形成されている。ゲート電極104a〜104c
の上部表面を覆うようにTEOS酸化膜105が形成さ
れている。また、ゲート電極104a〜104cの側表
面とTEOS酸化膜105の側表面とに接触するように
サイドウォール酸化膜107が形成されている。
【0004】また、TEOS酸化膜105およびサイド
ウォール酸化膜107ならびにソース/ドレイン領域1
06a〜106cを覆うようにシリコン窒化膜108が
形成されている。シリコン窒化膜108上には層間絶縁
膜109が形成されている。シリコン窒化膜108およ
び層間絶縁膜109の、ソース/ドレイン領域106b
上に位置する領域にはビット線用コンタクトホール16
0が形成されている。そのビット線用コンタクトホール
160を介してソース/ドレイン領域106bに電気的
に接続するとともに、層間絶縁膜109の上部表面上に
延在するようにビット線110aが形成されている。
【0005】また、ビット線110aおよび層間絶縁膜
109の上には層間絶縁膜111が形成されている。シ
リコン窒化膜108、層間絶縁膜109および111
の、ソース/ドレイン領域106a上に位置する領域に
はキャパシタ用コンタクトホール161が形成されてい
る。キャパシタ用コンタクトホール161を介してソー
ス/ドレイン領域106aに電気的に接続するとともに
層間絶縁膜111の上部表面上に延在するようにドープ
ト多結晶シリコン膜112が形成されている。ドープト
多結晶シリコン膜112は、ソース/ドレイン領域10
6aに電気的に接続するとともにコンタクトホール16
1を充填する垂直部分112aと、その垂直部分112
aと一体的に形成されるとともにキャパシタ下部電極を
構成する水平部分112bとを含んでいる。
【0006】また、水平部分112bの両側端面に接触
するとともに垂直方向に延びるように、ドープト多結晶
シリコン膜からなるサイドウォール113が形成されて
いる。このサイドウォール113もキャパシタ下部電極
を構成する。水平部分112bの上部表面とサイドウォ
ール113の表面を覆うように、キャパシタ誘電体膜1
14を介して、キャパシタ上部電極115が形成されて
いる。キャパシタ上部電極115は、ドープト多結晶シ
リコン膜からなる。キャパシタ下部電極112b,11
3と、キャパシタ誘電体膜114と、キャパシタ上部電
極115とによってキャパシタが構成される。そのよう
なキャパシタを覆うように層間絶縁膜116が形成され
ている。層間絶縁膜116の上部表面上には所定の間隔
を隔ててメタル配線118が形成されている。
【0007】一方、周辺回路部では、シリコン基板10
1の主表面に所定の間隔を隔ててソース/ドレイン領域
106dと106eが形成されている。ソース/ドレイ
ン領域106dと106eとの間に位置するチャネル領
域上にはゲート酸化膜103を介してゲート電極104
eが形成されている。また、ゲート電極104eからソ
ース/ドレイン領域106dを隔てた領域上にはゲート
酸化膜103を介してゲート電極104dが形成されて
いる。ゲート電極104dおよび104eの上部表面上
にはそれぞれTEOS酸化膜105が形成されている。
また、ゲート電極104dおよび104eの側表面とT
EOS酸化膜105の側表面とに接触するようにサイド
ウォール酸化膜107が形成されている。
【0008】ソース/ドレイン領域106d、106e
と、サイドウォール酸化膜107とTEOS酸化膜10
5とを覆うように層間絶縁膜109が形成されている。
層間絶縁膜109の、ソース/ドレイン領域106d上
に位置する領域とゲート電極104e上に位置する領域
とには、それぞれコンタクトホールが形成されている。
それらのコンタクトホール内で、ソース/ドレイン領域
106dとゲート電極104eとに電気的に接続するよ
うに配線層110bが形成されている。なお、配線層1
10bは、ソース/ドレイン領域106dまたはゲート
電極104eの一方のみに接続していてもよい。配線層
110bを覆うように層間絶縁膜111が形成されてお
り、さらにその層間絶縁膜111を覆うように層間絶縁
膜116が形成されている。層間絶縁膜111および1
16の、配線層110bの側端部上に位置する領域に
は、コンタクトホールが形成されている。そのコンタク
トホールを介して配線層110bに電気的に接続すると
ともに、層間絶縁膜116上に沿って延びるようにメタ
ル配線117が形成されている。
【0009】上記のような従来のDRAMのメモリセル
部全体の平面レイアウト図が図36に示されている。図
36を参照して、従来のDRAMのメモリセル部では、
ゲート電極104a〜104cが、所定の間隔を隔てて
互いに平行に延びるように形成されている。また、ゲー
ト電極104a〜104cとほぼ直交する方向に、ビッ
ト線110aが所定の間隔を隔ててほぼ平行に延びるよ
うに形成されている。ビット線110aは、活性領域1
70のソース/ドレイン領域106bに、ビット線用コ
ンタクトホール160を介して接続されている。また、
活性領域170のソース/ドレイン領域106aにはキ
ャパシタ用コンタクトホール161を介してキャパシタ
下部電極を構成するドープト多結晶シリコン膜112が
接続されている。
【0010】図37〜図53は、図35に示した従来の
DRAMの製造プロセスを説明するための断面図であ
る。以下、図37〜図53を参照して、従来のDRAM
の製造プロセスについて説明する。
【0011】まず、図37に示すように、シリコン基板
101のメモリセル部の主表面上に分離領域102を形
成する。また、シリコン基板101の主表面に所定の間
隔を隔ててゲート酸化膜103を形成する。そのゲート
酸化膜103上にそれぞれゲート電極104a、104
bおよび104cを形成する。また、周辺回路部におい
ても、ゲート酸化膜103上にそれぞれゲート電極10
4dおよび104eを形成する。ゲート電極104a〜
104eをマスクとして、不純物をシリコン基板101
にイオン注入することによって、ソース/ドレイン領域
106a〜106eを形成する。
【0012】また、ゲート電極104a〜104eの上
部表面上にそれぞれTEOS酸化膜105を形成する。
また、ゲート電極104a〜104eの側表面とTEO
S酸化膜105の側表面とに接触するようにサイドウォ
ール酸化膜107を形成する。周辺回路部のサイドウォ
ール酸化膜107をマスクとして再びソース/ドレイン
領域106dおよび106eに不純物をイオン注入する
ことによって、LDD構造のソース/ドレイン領域10
6dおよび106eを完成させる。
【0013】次に、図38に示すように、メモリセル部
の全体を覆うようにエッチングストッパ層としてのシリ
コン窒化膜108を形成する。シリコン窒化膜108お
よび周辺回路部の全体を覆うようにシリコン酸化膜から
なる層間絶縁膜109を形成する。
【0014】この後、写真製版技術とドライエッチング
技術とを用いて図39に示されるようなコンタクトホー
ル109a〜109cを形成する。メモリセル部のコン
タクトホール109aの形成時のエッチングの際には、
シリコン窒化膜108がエッチングストッパ層となる。
この後、コンタクトホール109a内に位置するシリコ
ン窒化膜108をエッチング除去することによって、図
40に示されるような層間絶縁膜109の上面からソー
ス/ドレイン領域106bにまで達するビット線用コン
タクトホール160が形成される。この後、図41に示
すように、タングステンポリサイド層などからなる配線
層110を形成する。そして、その配線層110をパタ
ーニングすることによって、図42に示されるような、
メモリセル部のビット線110aと周辺回路部の配線層
110bとを形成する。
【0015】次に、図43に示すように、全体を覆うよ
うに層間絶縁膜111を形成する。そして、図44に示
すように、層間絶縁膜111上に多結晶シリコン膜15
0を形成した後その多結晶シリコン膜150上にTEO
S酸化膜151を形成する。その後、TEOS酸化膜1
51の所定領域に開口151aを形成する。
【0016】また、TEOS酸化膜151および開口1
51aを覆うようにTEOS酸化膜(図示せず)を形成
した後、そのTEOS酸化膜151を異方性エッチング
することによって、図45に示されるようなサイドウォ
ール膜152を形成する。そのサイドウォール膜152
をマスクとして下層の多結晶シリコン膜150をエッチ
ングすることにより、開口151aよりも2つのサイド
ウォール152の厚み分だけ径の小さい開口150aを
形成することができる。そしてこのような開口150a
を用いて下層の層間絶縁膜111および109を異方性
エッチングすることによって、図46に示されるような
キャパシタ用コンタクトホール161を形成する。
【0017】その後、キャパシタ用コンタクトホール1
61内にレジスト153を埋込む。このレジスト153
は、後のプロセスで多結晶シリコン膜150をエッチン
グにより除去する際にキャパシタ用コンタクトホール1
61の底部に位置するシリコン基板101の表面を保護
するために設けられている。このようなレジスト153
を設けた状態で、多結晶シリコン膜150を除去する。
そして、図47に示すように、キャパシタ用コンタクト
ホール161内を埋込むとともに層間絶縁膜111の上
部表面上に沿って延びるドープト多結晶シリコン膜11
2を形成する。ドープト多結晶シリコン膜112上にB
PSG酸化膜154を形成する。
【0018】この後、写真製版技術とドライエッチング
技術とを用いて、BPSG酸化膜154およびドープト
多結晶シリコン膜112をパターニングすることによっ
て、図48に示されるようなメモリセル部の形状が得ら
れる。そして、BPSG酸化膜154および層間絶縁膜
111を覆うように図49に示すようなドープト多結晶
シリコン膜113を形成する。その後ドープト多結晶シ
リコン膜113を異方性エッチングすることによって、
図50に示すようなドープト多結晶シリコン膜からなる
サイドウォール113aを形成する。この後BPSG酸
化膜154を除去することによって、図51に示される
ような形状が得られる。
【0019】次に、図52に示すように、ドープト多結
晶シリコン膜112およびサイドウォール113aなら
びに層間絶縁膜111を覆うように、キャパシタ誘電体
膜114とキャパシタ上部電極となるドープト多結晶シ
リコン膜115とを形成する。その後キャパシタ誘電体
膜114とドープト多結晶シリコン膜115とをパター
ニングすることによって、図53に示されるようなキャ
パシタ構造が得られる。
【0020】この後、図35に示したように、周辺回路
部の層間絶縁膜111上とメモリセル部のキャパシタ上
部電極115上に層間絶縁膜116を形成する。そして
周辺回路部の層間絶縁膜116および111の、配線層
110b上に位置する領域に、コンタクトホールを形成
する。その後、そのコンタクトホール内を埋込むととも
に層間絶縁膜116の上部表面上に沿って延びるメタル
配線117を形成する。また、メモリセル部において
も、層間絶縁膜116上に所定の間隔を隔ててメタル配
線118を形成する。このようにして、従来のDRAM
が形成されていた。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】図35に示した従来の
DRAMでは、半導体装置の高集積化に伴って、メモリ
セル部の面積の縮小化が必要になってきている。この場
合、非常に狭い活性領域にキャパシタ用コンタクトホー
ル161およびビット線用コンタクトホール160を形
成する必要がある。従来ではこのような要求を満たすた
めに、自己整合的にコンタクトホールを開口する技術が
要求される。このような自己整合的コンタクト開口法の
1つとして、従来、シリコン窒化膜をエッチングストッ
パとして用いたコンタクト開口法が知られている。
【0022】図35に示した従来の構造では、ビット線
用コンタクトホール160を形成する際に上記のような
シリコン窒化膜による自己整合的コンタクト開口法を用
いている。具体的には、図38に示すように、シリコン
窒化膜108を形成した後その上にシリコン酸化膜から
なる層間絶縁膜109を形成する。そして、図39に示
すようにシリコン窒化膜108をエッチングストッパ層
として、ソース/ドレイン領域106bの上方に位置す
る層間絶縁膜109の部分をエッチングすることにより
自己整合的にコンタクトホール109aを形成する。そ
の後、コンタクトホール109a内の窒化膜108を除
去することによって、図40に示すようなビット線コン
タクトホール160が形成される。従来では、ビット線
用コンタクトホール160を形成するために上記のよう
なシリコン窒化膜108を用いた自己整合的コンタクト
開口法を用いていた。
【0023】しかしながら、このようなシリコン窒化膜
108をエッチングストッパ層として用いた開口法は、
図39に示すコンタクトホール109aのように、その
深さがあまり大きくないものにのみ適用可能である。こ
れは以下の理由による。すなわち、シリコン酸化膜とシ
リコン窒化膜との選択比(シリコン酸化膜のエッチング
レート/シリコン窒化膜のエッチングレート)は理論的
には30程度であるが、シリコン窒化膜108の段差部
では平坦部よりエッチングが速く進行する。このため、
段差部においては、シリコン酸化膜に対するシリコン窒
化膜の選択比が10〜15程度に減少する。
【0024】このような選択比の場合に、たとえばキャ
パシタ用コンタクト161のように深さが大きい(アス
ペクト比が大きい)コンタクトホールをシリコン窒化膜
108をエッチングストッパ層として開口しようとする
と、プロセスマージンの関係からシリコン窒化膜108
がエッチングされる時間が長くなる。このため、キャパ
シタ用コンタクトホール161のように深さの深いコン
タクトホールを開口しようとすると、下地のシリコン窒
化膜108の段差部が完全に削られ、さらにゲート電極
104c上に位置するTEOS酸化膜105が削られて
ゲート電極104cが露出する。この場合に、キャパシ
タ用コンタクトホール161内にキャパシタ下部電極と
なるドープト多結晶シリコン膜112を形成すると、そ
のドープト多結晶シリコン膜112とゲート電極104
cとがショートを起こすという不都合が生じる。したが
って、従来では、深さのあまり深くないビット線用コン
タクトホール160の形成のみにシリコン窒化膜108
を用いた自己整合的開口法を採用し、キャパシタ用コン
タクトホール161の形成には、図44〜図46に示し
た径縮小プロセスを用いていた。
【0025】しかしながら、上記のような径縮小プロセ
スは、シリコン窒化膜ストッパを用いた自己整合的開口
法に比べて工程数が多くなり、製造プロセスが複雑化す
るという問題点があった。また、メモリセルサイズの縮
小に伴ってキャパシタ用コンタクトホール161のコン
タクト径も縮小化が要求されるが、図35に示したよう
な深さの深いかつコンタクト径の小さいコンタクトホー
ルを形成するのは技術的に困難になってきているという
問題点もあった。
【0026】また、メモリセル部の縮小化に伴って、図
36に示す隣接するビット線160a間の間隔も狭くな
ってきている。ビット線110a間の間隔が狭くなる
と、ビット配線容量(Cb)が大きくなり、そのため、
データの読出および書込に遅延が生じ、その結果高速な
アクセスが困難になるという問題点もあった。図36に
示した従来の構造では、隣接するビット線110a間
に、ドープト多結晶シリコン膜112の垂直部112a
が位置している。しかし、この垂直部112aの外径は
小さいため、隣接するビット線110a間のビット配線
容量を低減するまでには至らなかった。
【0027】この発明は、上記のような課題を解決する
ために成されたものであり、この発明の1つの目的は、
半導体装置において、キャパシタ用コンタクトホールを
容易に製造し得るとともにビット配線容量を低減するこ
とが可能な構造を提供することである。
【0028】この発明のもう1つの目的は、半導体装置
の製造方法において、キャパシタ用コンタクトホールを
自己整合的に形成するとともにビット配線容量を低減し
得る構造を容易に製造することである。
【0029】
【課題を解決するための手段】請求項1における半導体
装置では、1対の第1および第2のソース/ドレイン領
域と、ゲート電極と、第1のエッチングストッパ層と、
第1の層間絶縁膜と、ビット線用開口と、第1のキャパ
シタ用開口と、ビット線と、プラグ電極と、キャパシタ
下部電極とを備えている。第1および第2のソース/ド
レイン領域は、半導体領域の主表面にチャネル領域を挟
むように間隔を隔てて形成されている。ゲート電極はチ
ャネル領域上に形成されており、第1のエッチングスト
ッパ層はゲート電極上に形成されているとともに絶縁膜
からなる。第1の層間絶縁膜は第1のエッチングストッ
パ層上に形成されている。ビット線用開口は、第1の層
間絶縁膜および第1のエッチングストッパ層の第1のソ
ース/ドレイン領域上に位置する領域に形成されてい
る。第1のキャパシタ用開口は、第1の層間絶縁膜およ
び第1のエッチングストッパ層の、第2のソース/ドレ
イン領域上に位置する領域に形成されている。ビット線
は、ビット線用開口を介して第1のソース/ドレイン領
域に接続されている。プラグ電極は、第1のキャパシタ
用開口を介して第2のソース/ドレイン領域に接続され
るとともに、第1のキャパシタ用開口を充填するように
形成されている。また、そのプラグ電極では、底面の平
面積よりも上面の平面積の方が大きい。キャパシタ下部
電極は、プラグ電極の上面に電気的に接続されており、
第1の絶縁膜を介してビット線の上面および側面を覆う
ように形成されている。
【0030】請求項1に記載の半導体装置では、上記の
ように、ビット線用開口が形成される第1の層間絶縁膜
および第2のエッチングストッパ層に、第1のキャパシ
タ用開口を設け、その第1のキャパシタ用開口内にプラ
グ電極を充填するように構成したので、ビット線用開口
と同じアスペクト比(深さ)で第1のキャパシタ用開口
を形成することが可能となる。そのため、第1のキャパ
シタ用開口の形成時に第1のエッチングストッパ層を用
いた自己整合的コンタクト開口法を用いることが可能と
なる。これにより、キャパシタ用開口の形成のために径
縮小プロセスを用いる場合に比べて製造プロセスを簡略
化することができるとともに、メモリセルサイズが縮小
化されたとしても容易にキャパシタ用コンタクトを形成
することができる。また、第1の絶縁膜を介してビット
線の上面および側面を覆うキャパシタ下部電極を設ける
ことによって、隣接するビット線間にキャパシタ下部電
極が介在された構造になり、これにより、隣接するビッ
ト線間に通常のコンタクト部のみが配置された構成に比
べてビット配線容量を著しく低減することができる。こ
れにより、メモリセルからのデータの読出およびメモリ
セルへのデータの書込速度が低下するのを防止すること
ができ、その結果高速なアクセスが可能となる。また、
請求項1に記載の半導体装置では、第2のソース/ドレ
イン領域に接続されるプラグ電極の底面の平面積より
も、キャパシタ下部電極に接続されるプラグ電極の上面
の平面積の方が大きくなるように形成されている。この
ため、プラグ電極の上面に接続するようにキャパシタ下
部電極を形成する際に、重ね合わせずれの余裕を大きく
取ることができ、その結果キャパシタ下部電極の形成プ
ロセスが容易になるという効果を奏する。
【0031】請求項2における半導体装置は、1対の第
1および第2のソース/ドレイン領域と、ゲート電極
と、第1のエッチングストッパ層と、第1の層間絶縁膜
と、ビット線用開口と、第1のキャパシタ用開口と、ビ
ット線と、プラグ電極と、導電層とを備えている。第1
および第2のソース/ドレイン領域は、半導体領域の主
表面にチャネル領域を挟むように間隔を隔てて形成され
ており、ゲート電極はチャネル領域上に形成されてい
る。第1のエッチングストッパ層は、ゲート電極上に形
成されており、絶縁膜からなる。第1の層間絶縁膜は第
1のエッチングストッパ層上に形成されている。ビット
線用開口は、第1の層間絶縁膜および第1のエッチング
ストッパ層の第1のソース/ドレイン領域上に位置する
領域に形成されている。第1のキャパシタ用開口は、第
1の層間絶縁膜および第1のエッチングストッパ層の第
2のソース/ドレイン領域上に位置する領域に形成され
ている。ビット線は、ビット線用開口を介して第1のソ
ース/ドレイン領域に接続されている。プラグ電極は、
第1のキャパシタ用開口を介して第2のソース/ドレイ
ン領域に接続されるとともに、第1のキャパシタ用開口
を充填するように形成されている。また、プラグ電極の
底面の平面積よりも上面の平面積の方が大きくなるよう
に形成されている。導電層は、プラグ電極の上面に電気
的に接続された垂直方向に延びるキャパシタコンタクト
部と、そのキャパシタコンタクト部の上部と一体的に形
成された水平方向に延びるキャパシタ下部電極とを有す
る。導電層のキャパシタコンタクト部は、第1の絶縁膜
を介してビット線の上面および側面を覆うように形成さ
れている。
【0032】請求項2に記載の半導体装置では、上記請
求項1と同様、ビット線用開口が形成される第1の層間
絶縁膜および第1のエッチングストッパ層に、第1のキ
ャパシタ用開口を形成し、その第1のキャパシタ用開口
にプラグ電極を充填するように構成することにより、ビ
ット線用開口と同じアスペクト比で第1のキャパシタ用
開口を形成することができ、その結果、第1のエッチン
グストッパ層を用いた自己整合的開口法を第1のキャパ
シタ用開口の形成に適用することができる。これによ
り、径縮小プロセスによって第1のキャパシタ用開口を
形成する場合に比べて製造プロセスを簡略化することが
できるとともに、セルサイズが縮小化された場合にも容
易に形成することができる。また、プラグ電極の上面に
電気的に接続される導電層のキャパシタコンタクト部の
一部を、ビット線の上面および側面を覆うように形成す
ることによって、隣接するビット線間にキャパシタコン
タクト部が位置することになる。これにより、従来の通
常のコンタクト径を有するコンタクト部がビット線間に
配置された構成に比べて、隣接するビット線間を遮る部
分の面積が大きくなる。このため、隣接するビット線間
のビット線配線容量が大きくなるのを有効に防止するこ
とができる。その結果、データの読出および書込動作が
遅延するのも防止することができ、高速なアクセスが可
能となる。また、請求項2に記載の半導体装置では、第
2のソース/ドレイン領域に接続されるプラグ電極の底
面の平面積よりも、キャパシタ下部電極に接続されるプ
ラグ電極の上面の平面積の方が大きくなるように形成さ
れている。このため、プラグ電極の上面に接続するよう
にキャパシタ下部電極を形成する際に、重ね合わせずれ
の余裕を大きく取ることができ、その結果キャパシタ下
部電極の形成プロセスが容易になる。
【0033】請求項3は、上記請求項1または2の構成
において、第1の絶縁膜が、ビット線の上面上に接触し
て形成された上部絶縁膜と、ビット線の側面と上部絶縁
膜の側面とに接触して形成されたサイドウォール絶縁膜
とを含むように構成する。そして、ビット線の上面はプ
ラグ電極の上面よりも上方に位置する。このように構成
することによって、ビット線の側面と上面とを覆うキャ
パシタ下部電極を容易に形成することができる。
【0034】請求項4は、上記請求項1または2の構成
において、キャパシタ下部電極の表面が凹凸形状を有す
るように構成する。このように構成することによって、
キャパシタ下部電極の表面積が増加し、その結果、キャ
パシタ容量を増大させることができる。
【0035】請求項5は、上記請求項2の構成におい
て、第2のエッチングストッパ層と、第2の層間絶縁膜
と、第2のキャパシタ用開口とをさらに備えるように構
成する。第2のエッチングストッパ層は、第1の層間絶
縁膜上と第1の絶縁膜上とに形成されており、絶縁膜か
らなる。第2の層間絶縁膜は、第2のエッチングストッ
パ層上に形成されている。第2のキャパシタ用開口は、
第1のキャパシタ用開口に達するように、第2の層間絶
縁膜と第2のエッチングストッパ層とに形成されてい
る。また、第2の層間絶縁膜と第1の絶縁膜との間に位
置する第2のエッチングストッパ層の、第2のキャパシ
タ用開口側の端部が除去されて、ビット線の上部側端部
の上方に位置する領域に凹部が形成されている。キャパ
シタコンタクト部は、第2のキャパシタ用開口内および
凹部内に充填されてビット線の上方にの延びるように形
成されている。また、キャパシタ下部電極は、第2の層
間絶縁膜の上面に沿って延びるように形成されている。
請求項5の構成では、このように第2のキャパシタ用開
口のビット線の上部側端部の上方に位置する領域に凹部
を形成し、その凹部内および第2のキャパシタ用開口内
にキャパシタコンタクト部を充填することによって、容
易にビット線の側部および上部を覆うキャパシタコンタ
クト部を形成することができる。
【0036】請求項6における半導体装置の製造方法
は、以下の工程を備えている。半導体領域主表面に、1
対の第1および第2のソース/ドレイン領域とゲート電
極とを形成する。そのゲート電極を覆うように第1のシ
リコン窒化膜を形成する。その第1のシリコン窒化膜上
にシリコン酸化膜からなる第1の層間絶縁膜を形成す
る。第1のシリコン窒化膜をエッチングストッパ層とし
て、第1の層間絶縁膜の第1のソース/ドレイン領域の
上方に位置する領域をエッチングすることにより第1の
開口を形成する。その第1の開口内の第1のシリコン窒
化膜をエッチングすることにより、第1の層間絶縁膜の
上面から第1のソース/ドレイン領域にまで達する第1
のキャパシタ用開口を形成する。第1のキャパシタ用開
口を充填するとともに、第1のソース/ドレイン領域に
電気的に接続するようにプラグ電極を形成する。第1の
シリコン窒化膜をエッチングストッパ層として、第1の
層間絶縁膜の前記第2のソース/ドレイン領域の上方に
位置する領域をエッチングすることにより第2の開口を
形成する。第2の開口内の第1のシリコン窒化膜をエッ
チングすることにより、第1の層間絶縁膜の上面から第
2のソース/ドレイン領域にまで達するビット線用開口
を形成する。そのビット線用開口を介して第2のソース
/ドレイン領域に電気的に接続されるとともに第1の層
間絶縁膜上に延びるビット線を形成する。そのビット線
の上面および側面を覆うように第1の絶縁膜を形成す
る。プラグ電極の上面に電気的に接続するとともに第1
の絶縁膜を介してビット線の上面および側面を覆うよう
にキャパシタ下部電極を形成する。
【0037】請求項6に記載の製造方法では、ビット線
用開口が形成される膜と同じ第1のシリコン窒化膜およ
び第1の層間絶縁膜に、第1のキャパシタ用開口を形成
するので、第1のキャパシタ用開口の形成時に第1のシ
リコン窒化膜をエッチングストッパ層とした自己整合的
開口法を用いることができる。このように第1のシリコ
ン窒化膜を用いて自己整合的に第1のキャパシタ用開口
を形成することができるので、第1のキャパシタ用開口
を径縮小プロセスを用いて形成する場合に比べて製造プ
ロセスを簡略化することができるとともに、メモリセル
サイズが縮小した場合にも第1のキャパシタ用開口を容
易に形成することができる。また、プラグ電極の上面に
形成されるキャパシタ下部電極をビット線の上面および
側面を覆うように形成することによって、隣接するビッ
ト線間にキャパシタ下部電極が介在された構造となり、
その結果、ビット配線容量を低減し得る半導体装置を容
易に製造することができる。請求項7の製造方法は、以
下のような工程を備えている。半導体領域の主表面に、
1対の第1および第2のソース/ドレイン領域とゲート
電極とを形成する。そのゲート電極を覆うように第1の
シリコン窒化膜を形成する。第1のシリコン窒化膜上に
シリコン酸化膜からなる第1の層間絶縁膜を形成する。
第1のシリコン窒化膜をエッチングストッパ層として、
第1の層間絶縁膜の第1のソース/ドレイン領域の上方
に位置する領域をエッチングすることにより第1の開口
を形成する。その第1の開口内の第1のシリコン窒化膜
をエッチングすることにより、第1の層間絶縁膜の上面
から第1のソース/ドレイン領域にまで達する第1のキ
ャパシタ用開口を形成する。第1のキャパシタ用開口を
充填するとともに、第1のソース/ドレイン領域に電気
的に接続するようにプラグ電極を形成する。第1のシリ
コン窒化膜をエッチングストッパ層として、第1の層間
絶縁膜の第2のソース/ドレイン領域の上方に位置する
領域をエッチングすることにより第2の開口を形成す
る。その第2の開口内の前記第1のシリコン窒化膜をエ
ッチングすることにより第1の層間絶縁膜の上面から第
2のソース/ドレイン領域にまで達するビット線用開口
を形成する。ビット線用開口を介して第2のソース/ド
レイン領域に電気的に接続されるとともに第1の層間絶
縁膜上に延びるビット線を形成する。ビット線の上面お
よび側面を覆うように第1の絶縁膜を形成する。第1の
層間絶縁膜と第1の絶縁膜とを覆うように第2のシリコ
ン窒化膜を形成する。その第2のシリコン窒化膜上にシ
リコン酸化膜からなる第2の層間絶縁膜を形成する。第
2のシリコン窒化膜をマスクとして第2の層間絶縁膜の
プラグ電極の上方に位置する領域をエッチングすること
により第3の開口を形成する。第3の開口内の第2のシ
リコン窒化膜をエッチングすることにより、第2の層間
絶縁膜の上面からプラグ電極の上面にまで達する第2の
キャパシタ用開口を形成するとともに、第2のキャパシ
タ用開口の、ビット線の上部側端部の上方に位置する領
域に、凹部を形成する。凹部および第2のキャパシタ用
コンタクトを充填するキャパシタコンタクト部と、第2
の層間絶縁膜の上面上に延びるキャパシタ下部電極とを
有する導電層を形成する。
【0038】請求項7に記載の製造方法によれば、上記
請求項6と同様、ビット線用開口が形成される膜と同じ
第1のシリコン窒化膜および第1の層間絶縁膜に第1の
キャパシタ用開口を形成するので、第1のキャパシタ用
開口の形成時に第1のシリコン窒化膜をエッチングスト
ッパ層とした自己整合的開口法を用いることができる。
これにより、第1のキャパシタ用開口を径縮小プロセス
を用いて形成していた場合に比べて製造プロセスを簡略
化することができるとともに、セルサイズが縮小された
としても容易に第1のキャパシタ用開口を形成すること
が可能となる。また、ビット線の上部側端部の上方に位
置する領域に形成した凹部にキャパシタコンタクト部を
充填することによって、容易に、ビット線の側面および
上面を覆うキャパシタコンタクト部を形成することがで
きる。これにより、隣接するビット線間にキャパシタコ
ンタクト部が介在する形となり、従来の通常のコンタク
ト部に比べて隣接するビット線間をシールドする部分の
面積が大きくなる。このため、ビット配線容量を従来に
比べて大きくすることができる。その結果、メモリセル
からのデータの読出およびメモリセルへのデータの書込
速度の遅延を防止し得る半導体装置を容易に製造するこ
とができる。
【0039】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1による
DRAMを示した断面構造図である。図1を参照して、
この実施の形態1によるDRAMのメモリセル部では、
シリコン基板1の主表面の所定領域に分離領域2が形成
されている。分離領域2は、トレンチ溝を形成した後そ
のトレンチ溝に酸化膜を埋込むように形成されている。
この分離領域2は、通常のLOCOS分離酸化膜を用い
たものでもよい。分離領域2によって囲まれた活性領域
には、所定の間隔を隔ててソース/ドレイン領域6a、
6bおよび6cが形成されている。ソース/ドレイン領
域6aと6bとの間に位置するチャネル領域上にはゲー
ト酸化膜3を介してゲート電極4aが形成されている。
また、ゲート電極4aと所定の間隔を隔ててゲート電極
4bおよび4cが形成されている。
【0040】ゲート電極4a、4bおよび4cの上部表
面上にはTEOS酸化膜5が形成されている。また、ゲ
ート電極4a〜4cとTEOS酸化膜5を覆うように1
0〜20nm程度の厚みを有するTEOS酸化膜7が形
成されている。また、そのTEOS酸化膜7を覆うよう
に30〜50nm程度の厚みを有するシリコン窒化膜8
が形成されている。シリコン窒化膜8上にはBPSG酸
化膜またはPSG酸化膜からなる層間絶縁膜11が形成
されている。層間絶縁膜11およびシリコン窒化膜8
の、ソース/ドレイン領域6a上に位置する領域には、
キャパシタ用コンタクトホール12が形成されている。
また、シリコン窒化膜8および層間絶縁膜11のソース
/ドレイン領域6b上に位置する領域には、ビット線用
コンタクトホール15aが形成されている。
【0041】キャパシタ用コンタクトホール12内には
多結晶シリコン膜からなるプラグ電極13が充填されて
いる。また、層間絶縁膜11を覆うように30nm程度
の厚みを有するTEOS酸化膜14が形成されている。
TEOS酸化膜14の、プラグ電極13上に位置する領
域とビット線用コンタクトホール15a上に位置する領
域とには、それぞれ開口部が形成されている。ビット線
用コンタクトホール15a内でソース/ドレイン領域6
bに電気的に接続されるとともに、TEOS酸化膜14
の上部表面上に沿って延びるようにビット線16aが形
成されている。ビット線16aの上部表面上には100
〜200Å程度の厚みを有するTEOS酸化膜17aが
形成されている。TEOS酸化膜17aの側表面とビッ
ト線16aの側表面とに接触するようにTEOS酸化膜
からなるサイドウォール酸化膜20aが形成されてい
る。
【0042】プラグ電極13の上面に電気的に接続する
とともに、サイドウォール酸化膜20aおよびTEOS
酸化膜17aの上部表面上に沿って延びるように、多結
晶シリコン膜からなるキャパシタ下部電極24aが形成
されている。キャパシタ下部電極24aはその両側端部
で垂直方向に延びる筒状構造を有するように形成されて
いる。また、隣接するキャパシタ下部電極24a間には
シリコン窒化膜21が形成されている。キャパシタ下部
電極24aを覆うようにキャパシタ誘電体膜26が形成
されている。また、キャパシタ誘電体膜26とシリコン
窒化膜21とを覆うように多結晶シリコン膜からなるキ
ャパシタ上部電極27aが形成されている。また、キャ
パシタ上部電極27aを覆うようにTEOS酸化膜また
はBPSG酸化膜などからなる層間絶縁膜28が形成さ
れている。層間絶縁膜28の上部表面上には、所定の間
隔を隔ててメタル配線30が形成されている。
【0043】一方、周辺回路部では、シリコン基板1の
主表面に所定の間隔を隔ててソース/ドレイン領域6d
および6eが形成されている。ソース/ドレイン領域6
dと6eとの間に位置するチャネル領域上にはゲート酸
化膜3を介してゲート電極4eが形成されている。ゲー
ト電極4eからソース/ドレイン領域6dを隔てた領域
上にはゲート酸化膜3を介してゲート電極4dが形成さ
れている。ゲート電極4dおよび4eの上部表面上に
は、TEOS酸化膜5が形成されている。また、ゲート
電極4dおよび4eの側表面と、TEOS酸化膜5の側
表面とに接触するように10〜20nm程度の厚みを有
するTEOS酸化膜7が形成されている。また、TEO
S酸化膜7の側部には、シリコン窒化膜からなるサイド
ウォール絶縁膜9が形成されている。このサイドウォー
ル酸化膜9は、LDD(Lightly Doped Drain )構造を
有するソース/ドレイン領域6dおよび6eを形成する
ために用いる。
【0044】TEOS酸化膜5上にはシリコン窒化膜か
らなる絶縁膜10が形成されている。なお、絶縁膜10
は、TEOS酸化膜により形成してもよい。また、全面
を覆うように層間絶縁膜11が形成されている。層間絶
縁膜11上にはTEOS酸化膜14が形成されている。
ソース/ドレイン領域6dおよびゲート電極4e上に位
置する、層間絶縁膜11およびTEOS酸化膜14に
は、それぞれコンタクトホールが形成されている。それ
らのコンタクトホールを介してソース/ドレイン領域6
dおよびゲート電極4eに電気的に接続するように配線
層16bが形成されている。なお、配線層16bは、ソ
ース/ドレイン領域6dまたはゲート電極4eの一方の
みに接続していてもよい。配線層16bの上部表面を覆
うようにTEOS酸化膜17bが形成されている。配線
層16bの側表面とTEOS酸化膜17bの側表面とに
接触するように、TEOS酸化膜からなるサイドウォー
ル酸化膜20bが形成されている。
【0045】また、サイドウォール酸化膜20bおよび
TEOS酸化膜17bを覆うように層間絶縁膜28が形
成されている。層間絶縁膜28およびTEOS酸化膜1
7bの、配線層16bの側端部上に位置する領域には、
コンタクトホールが形成されている。そのコンタクトホ
ールを介して配線層16bに電気的に接続するととも
に、層間絶縁膜28の上部表面上に沿って延びるように
メタル配線29が形成されている。
【0046】なお、メモリセル部におけるゲート電極4
a〜4cと、周辺回路部のゲート電極4dおよび4eと
は、同一の層をパターニングすることによって形成され
る。また、メモリセル部のビット線16aと周辺回路部
の配線層16bとは同一の層をパターニングすることに
よって形成される。
【0047】ここで、実施の形態1によるDRAMで
は、キャパシタ下部電極24aとソース/ドレイン領域
6aとの間にプラグ電極13を介在させている。そして
そのプラグ電極13は、ビット線用コンタクトホール1
5aと同様のアスペクト比(深さ)を有するキャパシタ
用コンタクトホール12内を充填するように形成されて
いる。したがって、後述する製造プロセスで説明するよ
うに、この実施の形態1の構造では、キャパシタ用コン
タクトホール12をビット線用コンタクトホール15a
と同様の小さいアスペクト比で形成することができる。
このため、キャパシタ用コンタクトホール12を、シリ
コン窒化膜8をエッチングストッパとして用いた自己整
合的開口法によって形成することができる。その結果、
図44〜図46を用いて説明した従来の径縮小プロセス
を用いてキャパシタ用コンタクトホール161を形成す
る場合に比べて、製造プロセスをより簡略化することが
できる。また、シリコン窒化膜8を用いた自己整合的開
口法を用いれば、メモリセルサイズが縮小化された場合
にも、容易にキャパシタ用コンタクトホール12を形成
することができる。
【0048】また、この実施の形態1の構造では、ソー
ス/ドレイン領域6aに接続されるプラグ電極13の底
面の平面積よりも、キャパシタ下部電極24aに接続さ
れるプラグ電極13の上面の平面積の方が大きくなるよ
うに形成されている。このため、プラグ電極13の上面
に接続するようにキャパシタ下部電極24aを形成する
際に、重ね合わせずれの余裕を大きく取ることができ、
その結果キャパシタ下部電極24aの形成プロセスが容
易になるという効果を奏する。
【0049】さらに、この実施の形態1による構造で
は、キャパシタ下部電極24aが、サイドウォール酸化
膜20aおよびTEOS酸化膜17aを介して、ビット
線16aの側表面と上部表面とを覆うように形成されて
いる。図1に示したメモリセル部全体の平面レイアウト
図が図2および図3に示されている。図2は、1/4ピ
ッチの場合のレイアウト図であり、図3は1/2ピッチ
の場合のレイアウト図である。図1〜図3を参照して、
この実施の形態1の構造では、ビット線16aの側部と
それに隣接するビット線16aの側部との間にキャパシ
タ下部電極24aが介在されている。そのため、隣接す
るビット線16aの側部間をキャパシタ下部電極24a
が遮る構造になり、キャパシタ下部電極24aにシール
ド効果を持たせることができる。これにより、隣接する
ビット線16a間のビット配線容量を低減することがで
きる。また、キャパシタ下部電極24aはビット線16
aの上部表面上にも形成されているので、隣接するビッ
ト線16aの上部表面間のビット配線容量をも低減する
ことができる。このように、ビット線16a間のビット
配線容量を低減することができるので、データの書込お
よび読出動作が遅くなるのを有効に防止することができ
る。
【0050】図4〜図20は、図1に示したDRAMの
製造プロセスを説明するための断面構造図である。図4
〜図20を参照して、以下に実施の形態1によるDRA
Mの製造プロセスについて説明する。
【0051】まず、図4に示すように、シリコン基板1
のメモリセル部の主表面の所定領域に、分離領域2を形
成する。この分離領域2は、トレンチ溝に酸化膜を埋込
むトレンチ分離領域であってもよいし、LOCOS酸化
膜を用いた分離領域であってもよい。また、シリコン基
板1の主表面上に、所定の間隔を隔ててゲート酸化膜3
を形成するとともに、そのゲート酸化膜3上にそれぞれ
ゲート電極4a〜4eを形成する。ゲート電極4a〜4
eは、多結晶シリコン膜とその多結晶シリコン膜上に形
成したタングステンシリサイド膜との2層構造を有する
ように構成してもよい。ゲート電極4a〜4eをマスク
として、シリコン基板1に不純物をイオン注入すること
によって、ソース/ドレイン領域6a〜6eを形成す
る。
【0052】また、ゲート電極4a〜4eの上部表面上
にTEOS酸化膜5を形成する。また、全面を覆うよう
に10〜20nm程度の厚みを有するTEOS酸化膜7
を形成した後、そのTEOS酸化膜7上に30〜50n
m程度の厚みを有するシリコン窒化膜8を形成する。こ
の後、周辺回路部に位置するシリコン窒化膜8を異方性
エッチングすることによって、図5に示されるような、
シリコン窒化膜からなるサイドウォール9を形成する。
そしてこのサイドウォール9をマスクとして周辺回路部
のシリコン基板1の表面に不純物をイオン注入すること
によって、LDD構造を有するソース/ドレイン領域6
dおよび6eを形成する。
【0053】また、周辺回路部のTEOS酸化膜5の上
部表面上に、シリコン窒化膜からなる絶縁膜を5〜10
nm程度の膜厚で形成する。なお、この絶縁膜10はT
EOS酸化膜によって形成してもよい。
【0054】この後、図6に示すように、BPSG酸化
膜またはPSG酸化膜からなる層間絶縁膜11を形成し
た後、ソース/ドレイン領域6a上に位置する層間絶縁
膜11の領域にキャパシタ用コンタクトホール12を形
成する。このキャパシタ用コンタクトホール12は、ま
ずシリコン窒化膜8をエッチングストッパ層として、た
とえば、CHF3 /CF4 のエッチャントを用いて選択
比10〜20以上で層間絶縁膜11をエッチングするこ
とにより形成する。これにより、自己整合的にキャパシ
タ用コンタクトホール12が形成される。さらに、キャ
パシタ用コンタクトホール12内に位置するシリコン窒
化膜8を層間絶縁膜11に対して選択的にエッチングで
きる条件で異方性エッチングする。この異方性エッチン
グは、たとえば、F系ガスをエッチャントとして選択比
10程度で行なう。さらに、ソース/ドレイン領域6a
上のTEOS酸化膜7を希フッ酸などを用いて除去す
る。この希フッ酸は、たとえば1/50希釈HFを用い
る。これにより、図7に示されるような、層間絶縁膜1
1の上面からソース/ドレイン領域6aに至るキャパシ
タ用コンタクトホール12が完成される。
【0055】この後、そのキャパシタ用コンタクトホー
ル12内を埋込むとともに層間絶縁膜11の上部表面上
に沿って延びる多結晶シリコン膜(図示せず)を形成し
た後、その多結晶シリコン膜をドライエッチングするこ
とによって、プラグ電極13を形成する。このプラグ電
極13は、キャパシタ用コンタクトホール12内を充填
するように形成する。
【0056】次に、図8に示すように、プラグ電極13
の上面上および層間絶縁膜11の上面上に30nm程度
の厚みを有するTEOS酸化膜14を形成する。
【0057】次に、図9に示すように、シリコン窒化膜
8および絶縁膜10をエッチングストッパ層として、層
間絶縁膜11およびTEOS酸化膜14をエッチングす
ることによって、ビット線用コンタクトホール15a
と、配線用コンタクトホール15bおよび15cとを自
己整合的に形成する。このビット線用コンタクト15a
の自己整合的開口法で用いるエッチングは、たとえば、
CHF3 /CF4 のエッチャントを用いて選択比10〜
20以上で行なう。
【0058】この後、ビット線用コンタクトホール15
a内に位置するシリコン窒化膜8と、配線用コンタクト
ホール15bおよび15c内に位置する絶縁膜10と
を、層間絶縁膜11に対してシリコン窒化膜8および絶
縁膜10を選択的にエッチングできる条件で異方性エッ
チングする。これにより、図10に示されるような、ビ
ット線用コンタクトホール15aと、配線用コンタクト
ホール15bおよび15cとが完成される。
【0059】その後、50〜100nm程度の厚みを有
する多結晶シリコン膜と、50〜100nm程度の厚み
を有するチタンシリサイド膜とからなる導電層(図示せ
ず)、および、その上に100〜200nm程度の厚み
を有するTEOS酸化膜(図示せず)を形成した後、そ
のTEOS酸化膜および導電層をパターニングする。こ
れによって、図10に示されるような、ビット線16a
およびその上のTEOS酸化膜17aと、配線層16b
およびその上のTEOS酸化膜17bとが形成される。
【0060】次に、図11に示すように、全面を覆うよ
うにTEOS酸化膜19を50〜100nm程度の厚み
で形成した後、そのTEOS酸化膜19をドライエッチ
ングすることによって、図12に示されるような、TE
OS酸化膜からなるサイドウォール酸化膜20aおよび
20bを形成する。
【0061】この後、図13に示すように、50nm程
度の厚みでシリコン窒化膜21を形成する。この後、図
14に示すように、シリコン窒化膜21上にBPSG酸
化膜またはTEOS酸化膜からなる絶縁膜22を形成し
た後、シリコン窒化膜21をエッチングストッパ層とす
る自己整合的コンタクト開口法によって、キャパシタホ
ール23を形成する。キャパシタホール23の形成は、
たとえば、CHF3 /CF4 をエッチャントとして、選
択比を10〜20以上に設定したエッチングを用いて行
なう。
【0062】そのキャパシタホール23内に位置するシ
リコン窒化膜21を絶縁膜22に対して選択的にエッチ
ングできる等方性エッチングによって除去する。この等
方性エッチングは、たとえば熱リン酸を用いて選択比が
50程度で行なう。これにより、図15に示すような構
造が得られる。さらに、プラグ電極13の上面を1/1
00希釈HFなどの希フッ酸を用いてクリーニングす
る。
【0063】この後、図16に示すように、多結晶シリ
コン膜24を100nm程度の膜厚で形成した後、フォ
トレジスト25をキャパシタホール23内に埋込む。そ
して、層間絶縁膜22上に位置する多結晶シリコン膜2
4をドライエッチングにより除去することによって、図
17に示すような筒状のキャパシタ下部電極24aの形
状が得られる。この後、層間絶縁膜22を等方性エッチ
ングにより除去することによって、図18に示されるよ
うな構造が得られる。この層間絶縁膜22のエッチング
は、たとえば、10:1の希釈HFによって行なう。
【0064】次に、全面を覆うようにキャパシタ誘電体
膜26および多結晶シリコン膜27を形成する。キャパ
シタ誘電体膜26としては、たとえば、シリコン酸化窒
化膜を用いてもよいし、Ta2 5 膜などの高誘電体膜
を用いてもよい。図19に示した状態から、パターニン
グを行なうことによって、図20に示すような多結晶シ
リコン膜からなるキャパシタ上部電極27aを形成する
ことができる。
【0065】この後、図1に示すように、全面にTEO
S酸化膜またはBPSG酸化膜などからなる層間絶縁膜
28を形成した後、その層間絶縁膜28のメモリセル部
の上部表面上にメタル配線30を所定の間隔を隔てて形
成する。また、周辺回路部に位置する層間絶縁膜28お
よびTEOS酸化膜17bにコンタクトホールを形成し
た後、そのコンタクトホール内で配線層16bに電気的
に接続されるとともに層間絶縁膜28の上部表面上に沿
って延びるメタル配線層29を形成する。このようにし
て、図1に示した実施の形態1によるDRAMが完成さ
れる。
【0066】(実施の形態2)図21は、本発明の実施
の形態2によるDRAMを示した断面図である。図21
を参照して、この実施の形態2によるDRAMでは、プ
ラグ電極13およびビット線16aについては実施の形
態1による構造と同様の構造を有している。しかし、こ
の実施の形態2では、キャパシタ構造が実施の形態1に
よる構造とは異なる。
【0067】具体的には、この実施の形態2の構造で
は、プラグ電極13の上部表面に直接キャパシタ下部電
極部43bが接続されているのではなく、キャパシタ下
部電極部43bとプラグ電極13との間にキャパシタコ
ンタクト部43aが介在されている。キャパシタコンタ
クト部43aとキャパシタ下部電極43bとは一体的に
形成されている。
【0068】また、シリコン窒化膜21aは、層間絶縁
膜11の上部表面上と、TEOS酸化膜17aの上部表
面上とに形成されている。また、シリコン窒化膜21a
上にはTEOS酸化膜と、BPSG酸化膜またはPSG
酸化膜との積層膜からなる層間絶縁膜42が形成されて
いる。層間絶縁膜42と、シリコン窒化膜21aと、サ
イドウォール酸化膜20aと、TEOS酸化膜14とに
よって、第2のキャパシタ用コンタクトホール41が形
成されている。また、第2のキャパシタ用コンタクトホ
ール41の、ビット線16aの側端部上に位置する領域
には凹部41aが形成されている。その第2のキャパシ
タ用コンタクトホール41およびその凹部41aを充填
するようにキャパシタコンタクト部43aが形成されて
いる。
【0069】そしてそのキャパシタコンタクト部43a
の上部と一体的に、層間絶縁膜42の上部表面上に沿っ
て延びるキャパシタ下部電極部43bが形成されてい
る。またキャパシタ下部電極部43bの両側端部に接触
するように、上方に向かって延びる多結晶シリコン膜か
らなるサイドウォール46が形成されている。キャパシ
タ下部電極部43bとサイドウォール46とによってキ
ャパシタ下部電極が構成される。キャパシタ下部電極部
43bおよびサイドウォール46を覆うようにキャパシ
タ誘電体膜46が形成されており、そのキャパシタ誘電
体膜46を覆うように多結晶シリコン膜からなるキャパ
シタ上部電極48が形成されている。
【0070】また、周辺回路部では、TEOS酸化膜1
7bとサイドウォール酸化膜20bとを覆うように層間
絶縁膜42が形成されており、その層間絶縁膜42上に
層間絶縁膜28が形成されている。層間絶縁膜28、4
2およびTEOS酸化膜17bの所定領域にはコンタク
トホールが設けられており、そのコンタクトホールを介
して、配線層16bに電気的に接続するようにメタル配
線29が形成されている。
【0071】ここで、この実施の形態2では、上述した
実施の形態1と同様、ビット線用コンタクトホール15
aと同じアスペクト比で第1のキャパシタ用コンタクト
ホール12を形成することができるので、その第1のキ
ャパシタ用コンタクトホール12の形成の際に、シリコ
ン窒化膜8を用いた自己整合的コンタクト開口法を用い
ることができる。さらに、キャパシタ用コンタクトホー
ルを、第1のキャパシタ用コンタクトホール12とその
上方の第2のキャパシタ用コンタクトホール41との2
段階に分けることによって、第2のキャパシタ用コンタ
クトホール41のアスペクト比を小さくすることができ
る。これにより、第2のキャパシタ用コンタクトホール
41も、シリコン窒化膜21aをエッチングストッパ層
とした自己整合的開口法によって形成することができ
る。
【0072】このように、この実施の形態2では、第1
のキャパシタ用コンタクトホール12と第2のキャパシ
タ用コンタクトホール41との両方をシリコン窒化膜8
および21aを用いた自己整合的開口法によって形成す
ることができるので、従来の径縮小プロセスによってキ
ャパシタ用コンタクトホールを形成する場合に比べて、
製造方法を簡素化することができる。また、メモリセル
サイズが縮小化されたとしても容易に第1のキャパシタ
用コンタクトホール12および第2のキャパシタ用コン
タクトホール41を形成することができる。
【0073】また、この実施の形態2の構造では、キャ
パシタコンタクト部43aが、サイドウォール酸化膜2
0aおよびTEOS酸化膜17aを介して、ビット線1
6aの側面および上面を覆うように形成されているの
で、隣接するビット線16a間のビット配線容量を低減
することができる。これにより、メモリセルからのデー
タの読出およびメモリセルへのデータの書込速度の低下
を防止することができ、アクセス速度を向上させること
ができる。
【0074】また、この実施の形態2の構造では、上記
した実施の形態1と同様、ソース/ドレイン領域6aに
接続されるプラグ電極13の底面の平面積よりも、キャ
パシタ下部電極24aに接続されるプラグ電極13の上
面の平面積の方が大きくなるように形成されている。こ
のため、プラグ電極13の上面に接続するようにキャパ
シタ下部電極24aを形成する際に、重ね合わせずれの
余裕を大きく取ることができ、その結果キャパシタ下部
電極24aの形成プロセスが容易になるという効果を奏
する。
【0075】図22〜図30は、図21に示した実施の
形態2によるDRAMの製造プロセスを説明するための
断面図である。以下に、図22〜図30を用いて実施の
形態2による製造プロセスについて説明する。
【0076】まず、図4〜図13に示した実施の形態1
による製造プロセスと同様のプロセスを用いて、シリコ
ン窒化膜21までを形成する。この後、周辺回路部に位
置するシリコン窒化膜21を除去することによって、図
22に示されるような形状が得られる。
【0077】次に、図23に示すように、BPSG酸化
膜またはPSG酸化膜と、その上のTEOS酸化膜との
積層膜からなる層間絶縁膜42を形成する。その場合の
TEOS酸化膜は10〜20nm程度の厚みで形成す
る。その後、層間絶縁膜42のプラグ電極13の上方に
位置する領域を、下層のシリコン窒化膜21をエッチン
グストッパ層としてエッチングする。この場合のエッチ
ングは、CHF3 /CF 4 をエッチャントとして、選択
比を10〜20以上として行なう。これにより、キャパ
シタ用コンタクトホール41が自己整合的に形成され
る。
【0078】この後、シリコン窒化膜21を層間絶縁膜
42に対して選択的にエッチングすることが可能な等方
性エッチングを用いて、シリコン窒化膜21をエッチン
グする。この等方性エッチングは、たとえば熱リン酸を
用いて選択比50程度で行なう。このような等方性エッ
チングによって、形成されるシリコン窒化膜21aは、
図24に示すように、層間絶縁膜42に対して大きく後
退した形状になる。つまり、ビット線16aの側端部上
方に凹部41aが形成された形状になる。この後、プラ
グ電極13の上面を希フッ酸などでクリーニングする。
このクリーニングは、たとえば1/100希釈HFを用
いて行なう。
【0079】この後、図25に示すように、多結晶シリ
コン膜43を形成する。この多結晶シリコン膜43は、
第2のキャパシタ用コンタクトホール41およびその凹
部41aを埋込むとともに、層間絶縁膜42の上部表面
上に延びるように形成する。その後、多結晶シリコン膜
43上に50〜100nm程度の厚みを有するBPSG
酸化膜(図示せず)を形成した後、そのBSPG酸化膜
と多結晶シリコン膜43とをパターニングすることによ
って、図26に示されるようなキャパシタコンタクト部
43aと、キャパシタ下部電極部43bと、そのキャパ
シタ下部電極部43b上のBPSG酸化膜44とが得ら
れる。
【0080】この後、層間絶縁膜42およびBPSG酸
化膜44を覆うように、50〜100nm程度の厚みを
有する多結晶シリコン膜45を形成する。その多結晶シ
リコン膜45を異方性エッチングすることによって、図
27に示されるような、キャパシタ下部電極を構成す
る、多結晶シリコン膜からなるサイドウォール46が形
成される。このサイドウォール46と、キャパシタ下部
電極部43bとによって、筒状のキャパシタ下部電極が
構成される。この後、BPSG酸化膜44を気相HFを
用いて、下層の層間絶縁膜42とキャパシタ下部電極
(46,43b)とに対して高選択比のエッチング(選
択比1000程度)を行なう。これにより、BPSG酸
化膜44を除去し、図28に示された構造が得られる。
【0081】次に、図29に示すように、キャパシタ下
部電極部43bおよびサイドウォール46を覆うように
キャパシタ誘電体膜47を形成した後、そのキャパシタ
誘電体膜47を覆うように多結晶シリコン膜からなるキ
ャパシタ上部電極48を形成する。キャパシタ誘電体膜
としては、シリコン酸化窒化膜などの誘電体膜や、Ta
2 5 膜などの高誘電体膜を用いる。この後、キャパシ
タ上部電極48とキャパシタ誘電体膜47とをパターニ
ングすることによって、図30に示されるような形状の
キャパシタ上部電極48が得られる。
【0082】この後、図21に示したように、キャパシ
タ上部電極48を覆うように層間絶縁膜28を形成した
後、その層間絶縁膜28の上部表面上のメモリセル部に
メタル配線30を所定の間隔を隔てて形成する。また、
周辺回路部の層間絶縁膜28、42およびTEOS酸化
膜17bにコンタクトホールを形成した後、そのコンタ
クトホールを介して配線層16bに電気的に接続するよ
うにメタル配線29を形成する。このようにして、実施
の形態2によるDRAMが形成される。
【0083】(実施の形態3)図31は、本発明の実施
の形態3によるDRAMを示した断面図である。図31
を参照して、この実施の形態3では、キャパシタ下部電
極54aを、上述した実施の形態1および2の筒状構造
ではなく、単純スタック型の構造にしている。さらに、
キャパシタ下部電極54aの表面を凹凸を有するように
粗面化している。これにより、キャパシタ下部電極54
aの表面積が増加し、その結果キャパシタ容量を増加さ
せることができる。なお、キャパシタ下部電極54a上
にはキャパシタ誘電体膜56を介してキャパシタ上部電
極57aが形成されている。
【0084】表面に凹凸を有するキャパシタ下部電極5
4aは以下の方法により形成する。すなわち、高真空
(〜10-6Torr)下においてジシラン(Si
2 6 )やシラン(SiH4 )ガスを流すことによっ
て、多結晶シリコン膜上に選択的に多結晶シリコン粒を
選択成長させる。これにより、図31に示すような凹凸
形状を有するキャパシタ下部電極54aを形成すること
が可能となる。
【0085】なお、この実施の形態3の構造において
も、上述した実施の形態1と同様、プラグ電極13を介
してキャパシタ下部電極54aがソース/ドレイン領域
6aに電気的に接続される構造を有している。このた
め、実施の形態1と同様、キャパシタ用コンタクトホー
ル12をビット線用コンタクトホール15aと同じアス
ペクト比で形成することができ、その結果、シリコン窒
化膜8をエッチングストッパ層とする自己整合的開口法
によって、キャパシタ用コンタクトホール12を形成す
ることができる。これにより、キャパシタ用コンタクト
ホールを径縮小プロセスによって形成する場合に比べ
て、製造プロセスを簡略化することができる。また、キ
ャパシタ下部電極54aがビット線16aの側部および
上部を、サイドウォール酸化膜20aおよびTEOS酸
化膜17aを介して覆うように形成されているので、隣
接するビット線16a間のビット配線容量を低減するこ
とができる。これにより、動作速度の低下を防止するこ
とができる。
【0086】(実施の形態4)図32は、本発明の実施
の形態4によるDRAMを示した断面図である。図32
を参照して、この実施の形態4は、図1に示した実施の
形態1と基本的には同じ構造を有している。この実施の
形態3の構造が実施の形態1と異なるのは、実施の形態
3ではキャパシタ下部電極64aの表面が凹凸形状を有
していることである。この凹凸形状を有するキャパシタ
上部電極64aを覆うようにキャパシタ誘電体膜66を
介してキャパシタ上部電極67aが形成されている。こ
のようにキャパシタ下部電極64aの表面を粗面化して
凹凸形状に形成することによって、キャパシタ容量を増
大させることができる。キャパシタ下部電極64aの表
面を粗面化する方法は、上記した実施の形態3の方法と
同様な方法を用いる。
【0087】この実施の形態4による構造も、基本的に
は実施の形態1の構造と同様の構造を有しているので、
実施の形態1と同様、キャパシタ用コンタクトホールの
形成プロセスを容易にすることができるとともに、読出
および書込動作の速度が低下するのを防止することがで
きる。
【0088】(実施の形態5)図33は、本発明の実施
の形態5によるDRAMを示した断面図である。図33
を参照して、この実施の形態5では、図21に示した実
施の形態2のキャパシタ部分の構造の変形例である。具
体的には、この実施の形態5では、キャパシタコンタク
ト部76aの上方に位置するキャパシタ下部電極部76
bが、筒状構造ではなく単純スタック型の構造を有して
いる。そしてそのキャパシタ下部電極部76bの表面は
凹凸形状に形成されている。そのキャパシタ下部電極部
76bを覆うようにキャパシタ誘電体膜77を介してキ
ャパシタ上部電極78が形成されている。このようにキ
ャパシタ下部電極部76bの表面を凹凸形状に形成する
ことによって、キャパシタ容量を増大することができ
る。
【0089】また、この実施の形態5では、上述した実
施の形態2と同様、キャパシタコンタクト部76aがビ
ット線16aの側面および上面を覆うように形成されて
いるので、ビット線16a間のビット配線容量を低減す
ることができ、その結果、データの読出および書込動作
速度を向上させることができる。また、プラグ電極を設
けることによって、第1のキャパシタ用コンタクトホー
ル12と第2のキャパシタ用コンタクトホール41とを
アスペクト比が小さくなるようにすることができる。こ
れにより、第1のキャパシタ用コンタクトホール12と
第2のキャパシタ用コンタクトホール41とを、窒化膜
8および21aをそれぞれ用いた自己整合的開口法によ
って形成することができる。これにより、径縮小プロセ
スによってキャパシタ用コンタクトホールを形成する場
合に比べて製造プロセスを簡略化することができる。
【0090】(実施の形態6)図34は、本発明の実施
の形態6によるDRAMを示した断面図である。図34
を参照して、この実施の形態6では、図21に示した実
施の形態2とほぼ同様の構造を有している。ただし、こ
の実施の形態6では、キャパシタコンタクト部85aと
一体的に形成されたキャパシタ下部電極部85bの表面
と、多結晶シリコン膜からなるサイドウォール86の表
面とが凹凸形状を有するように形成されている。そし
て、そのキャパシタ下部電極部85bおよびサイドウォ
ール86を覆うようにキャパシタ誘電体膜87を介して
キャパシタ上部電極88が形成されている。このように
キャパシタ下部電極を構成するキャパシタ下部電極部8
5bおよびサイドウォール86の表面を凹凸形状に形成
することによって、キャパシタ容量を増大させることが
できる。
【0091】また、この実施の形態6では、実施の形態
2の構造と同様、第1のキャパシタ用コンタクトホール
12および第2のキャパシタ用コンタクトホール41を
ともに、シリコン窒化膜8および21aを用いた自己整
合的開口法により形成することができる。これにより、
製造プロセスを簡略化することができる。また、隣接す
るビット線16a間の配線容量も低減することができ、
これにより動作速度を向上させることができる。
【0092】
【発明の効果】以上のように、請求項1〜3に記載の半
導体装置によれば、製造プロセスを簡略化することがで
きるとともにビット配線容量を低減することができる。
また、請求項4に記載の半導体装置では、さらにキャパ
シタ容量を増大することができる。また、請求項5に記
載の半導体装置では、キャパシタ用コンタクトホールを
容易に形成することができる。さらに、請求項6および
7に記載の半導体装置の製造方法では、キャパシタ用コ
ンタクトホールを、シリコン窒化膜を用いた自己整合的
開口法によって容易に形成することができるとともに、
ビット配線容量を低減し得る半導体装置を容易に製造で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1によるDRAMを示し
た断面図である。
【図2】 図1に示したDRAMのメモリセル部の1/
4ピッチのレイアウト図である。
【図3】 図1に示したDRAMのメモリセル部の1/
2ピッチのレイアウト図である。
【図4】 図1に示した実施の形態1によるDRAMの
製造プロセスを説明するための断面図である。
【図5】 図1に示した実施の形態1によるDRAMの
製造プロセスを説明するための断面図である。
【図6】 図1に示した実施の形態1によるDRAMの
製造プロセスを説明するための断面図である。
【図7】 図1に示した実施の形態1によるDRAMの
製造プロセスを説明するための断面図である。
【図8】 図1に示した実施の形態1によるDRAMの
製造プロセスを説明するための断面図である。
【図9】 図1に示した実施の形態1によるDRAMの
製造プロセスを説明するための断面図である。
【図10】 図1に示した実施の形態1によるDRAM
の製造プロセスを説明するための断面図である。
【図11】 図1に示した実施の形態1によるDRAM
の製造プロセスを説明するための断面図である。
【図12】 図1に示した実施の形態1によるDRAM
の製造プロセスを説明するための断面図である。
【図13】 図1に示した実施の形態1によるDRAM
の製造プロセスを説明するための断面図である。
【図14】 図1に示した実施の形態1によるDRAM
の製造プロセスを説明するための断面図である。
【図15】 図1に示した実施の形態1によるDRAM
の製造プロセスを説明するための断面図である。
【図16】 図1に示した実施の形態1によるDRAM
の製造プロセスを説明するための断面図である。
【図17】 図1に示した実施の形態1によるDRAM
の製造プロセスを説明するための断面図である。
【図18】 図1に示した実施の形態1によるDRAM
の製造プロセスを説明するための断面図である。
【図19】 図1に示した実施の形態1によるDRAM
の製造プロセスを説明するための断面図である。
【図20】 図1に示した実施の形態1によるDRAM
の製造プロセスを説明するための断面図である。
【図21】 本発明の実施の形態2によるDRAMを示
した断面図である。
【図22】 図21に示した実施の形態2によるDRA
Mの製造プロセスを説明するための断面図である。
【図23】 図21に示した実施の形態2によるDRA
Mの製造プロセスを説明するための断面図である。
【図24】 図21に示した実施の形態2によるDRA
Mの製造プロセスを説明するための断面図である。
【図25】 図21に示した実施の形態2によるDRA
Mの製造プロセスを説明するための断面図である。
【図26】 図21に示した実施の形態2によるDRA
Mの製造プロセスを説明するための断面図である。
【図27】 図21に示した実施の形態2によるDRA
Mの製造プロセスを説明するための断面図である。
【図28】 図21に示した実施の形態2によるDRA
Mの製造プロセスを説明するための断面図である。
【図29】 図21に示した実施の形態2によるDRA
Mの製造プロセスを説明するための断面図である。
【図30】 図21に示した実施の形態2によるDRA
Mの製造プロセスを説明するための断面図である。
【図31】 本発明の実施の形態3によるDRAMを示
した断面図である。
【図32】 本発明の実施の形態4によるDRAMを示
した断面図である。
【図33】 本発明の実施の形態5によるDRAMを示
した断面図である。
【図34】 本発明の実施の形態6によるDRAMを示
した断面図である。
【図35】 従来のDRAMを示した断面図である。
【図36】 図35に示した従来のDRAMのメモリセ
ル部の1/2ピッチのレイアウト図である。
【図37】 図35に示した従来のDRAMの製造プロ
セスを説明するための断面図である。
【図38】 図35に示した従来のDRAMの製造プロ
セスを説明するための断面図である。
【図39】 図35に示した従来のDRAMの製造プロ
セスを説明するための断面図である。
【図40】 図35に示した従来のDRAMの製造プロ
セスを説明するための断面図である。
【図41】 図35に示した従来のDRAMの製造プロ
セスを説明するための断面図である。
【図42】 図35に示した従来のDRAMの製造プロ
セスを説明するための断面図である。
【図43】 図35に示した従来のDRAMの製造プロ
セスを説明するための断面図である。
【図44】 図35に示した従来のDRAMの製造プロ
セスを説明するための断面図である。
【図45】 図35に示した従来のDRAMの製造プロ
セスを説明するための断面図である。
【図46】 図35に示した従来のDRAMの製造プロ
セスを説明するための断面図である。
【図47】 図35に示した従来のDRAMの製造プロ
セスを説明するための断面図である。
【図48】 図35に示した従来のDRAMの製造プロ
セスを説明するための断面図である。
【図49】 図35に示した従来のDRAMの製造プロ
セスを説明するための断面図である。
【図50】 図35に示した従来のDRAMの製造プロ
セスを説明するための断面図である。
【図51】 図35に示した従来のDRAMの製造プロ
セスを説明するための断面図である。
【図52】 図35に示した従来のDRAMの製造プロ
セスを説明するための断面図である。
【図53】 図35に示した従来のDRAMの製造プロ
セスを説明するための断面図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板、6a,6b ソース/ドレイン領
域、8,21a シリコン窒化膜、11 層間絶縁膜、
12 第1のキャパシタ用コンタクトホール、13 プ
ラグ電極、15a ビット線用コンタクトホール、16
a ビット線、17a TEOS酸化膜、20a サイ
ドウォール酸化膜、24a キャパシタ下部電極、26
キャパシタ誘電体膜、27a キャパシタ上部電極。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体領域の主表面にチャネル領域を挟
    むように間隔を隔てて形成された1対の第1および第2
    のソース/ドレイン領域と、 前記チャネル領域上に形成されたゲート電極と、 前記ゲート電極上に形成された絶縁膜からなる第1のエ
    ッチングストッパ層と、 前記第1のエッチングストッパ層上に形成された第1の
    層間絶縁膜と、 前記第1の層間絶縁膜および前記第1のエッチングスト
    ッパ層の前記第1のソース/ドレイン領域上に位置する
    領域に形成されたビット線用開口と、 前記第1の層間絶縁膜および前記第1のエッチングスト
    ッパ層の前記第2のソース/ドレイン領域上に位置する
    領域に形成された第1のキャパシタ用開口と、 前記ビット線用開口を介して前記第1のソース/ドレイ
    ン領域に接続されたビット線と、 前記第1のキャパシタ用開口を介して前記第2のソース
    /ドレイン領域に接続されるとともに、前記第1のキャ
    パシタ用開口を充填するように形成され、底面の平面積
    よりも上面の平面積の方が大きいプラグ電極と、 前記プラグ電極の上面に電気的に接続され、第1の絶縁
    膜を介して前記ビット線の上面および側面を覆うように
    形成されたキャパシタ下部電極とを備えた、半導体装
    置。
  2. 【請求項2】 半導体領域の主表面にチャネル領域を挟
    むように間隔を隔てて形成された1対の第1および第2
    のソース/ドレイン領域と、 前記チャネル領域上に形成されたゲート電極と、 前記ゲート電極上に形成された絶縁膜からなる第1のエ
    ッチングストッパ層と、 前記第1のエッチングストッパ層上に形成された第1の
    層間絶縁膜と、 前記第1の層間絶縁膜および前記第1のエッチングスト
    ッパ層の前記第1のソース/ドレイン領域上に位置する
    領域に形成されたビット線用開口と、 前記第1の層間絶縁膜および前記第1のエッチングスト
    ッパ層の前記第2のソース/ドレイン領域上に位置する
    領域に形成された第1のキャパシタ用開口と、 前記ビット線用開口を介して前記第1のソース/ドレイ
    ン領域に接続されたビット線と、 前記第1のキャパシタ用開口を介して前記第2のソース
    /ドレイン領域に接続されるとともに、前記第1のキャ
    パシタ用開口を充填するように形成され、底面の平面積
    よりも上面の平面積の方が大きいプラグ電極と、 前記プラグ電極の上面に電気的に接続された垂直方向に
    延びるキャパシタコンタクト部と、前記キャパシタコン
    タクト部の上部と一体的に形成された水平方向に延びる
    キャパシタ下部電極とを有する導電層とを備え、 前記導電層のキャパシタコンタクト部は、第1の絶縁膜
    を介して前記ビット線の上面および側面を覆うように形
    成されている、半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の絶縁膜は、 前記ビット線の上面上に接触して形成された上部絶縁膜
    と、 前記ビット線の側面と前記上部絶縁膜の側面とに接触し
    て形成されたサイドウォール絶縁膜とを含み、 前記ビット線の上面は前記プラグ電極の上面よりも上方
    に位置している、請求項1または2に記載の半導体装
    置。
  4. 【請求項4】 前記キャパシタ下部電極の表面は凹凸形
    状を有している、請求項1または2に記載の半導体装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第1の層間絶縁膜上と前記第1の絶
    縁膜上とに形成された絶縁膜からなる第2のエッチング
    ストッパ層と、 前記第2のエッチングストッパ層上に形成された第2の
    層間絶縁膜と、 前記第1のキャパシタ用開口に達するように、前記第2
    の層間絶縁膜と前記第2のエッチングストッパ層とに形
    成された第2のキャパシタ用開口とをさらに備え、 前記第2の層間絶縁膜と前記第1の絶縁膜との間に位置
    する前記第2のエッチングストッパ層の、前記第2のキ
    ャパシタ用開口側の端部が除去されて、前記ビット線の
    上部側端部の上方に位置する領域に凹部が形成され、 前記キャパシタコンタクト部は、前記第2のキャパシタ
    用開口内および前記凹部内に充填されて前記ビット線の
    上方に延びるように形成されており、前記キャパシタ下
    部電極は、前記第2の層間絶縁膜の上面に沿って延びる
    ように形成されている、請求項2に記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 半導体領域の主表面に、1対の第1およ
    び第2のソース/ドレイン領域とゲート電極とを形成す
    る工程と、 前記ゲート電極を覆うように第1のシリコン窒化膜を形
    成する工程と、 前記第1のシリコン窒化膜上にシリコン酸化膜からなる
    第1の層間絶縁膜を形成する工程と、 前記第1のシリコン窒化膜をエッチングストッパ層とし
    て、前記第1の層間絶縁膜の前記第1のソース/ドレイ
    ン領域の上方に位置する領域をエッチングすることによ
    り第1の開口を形成する工程と、 前記第1の開口内の前記第1のシリコン窒化膜をエッチ
    ングすることにより、前記第1の層間絶縁膜の上面から
    前記第1のソース/ドレイン領域にまで達する第1のキ
    ャパシタ用開口を形成する工程と、 前記第1のキャパシタ用開口を充填するとともに、前記
    第1のソース/ドレイン領域に電気的に接続するように
    プラグ電極を形成する工程と、 前記第1のシリコン窒化膜をエッチングストッパ層とし
    て、前記第1の層間絶縁膜の前記第2のソース/ドレイ
    ン領域の上方に位置する領域をエッチングすることによ
    り第2の開口を形成する工程と、 前記第2の開口内の前記第1のシリコン窒化膜をエッチ
    ングすることにより、前記第1の層間絶縁膜の上面から
    前記第2のソース/ドレイン領域にまで達するビット線
    用開口を形成する工程と、 前記ビット線用開口を介して前記第2のソース/ドレイ
    ン領域に電気的に接続されるとともに前記第1の層間絶
    縁膜上に延びるビット線を形成する工程と、 前記ビット線の上面および側面を覆うように第1の絶縁
    膜を形成する工程と、 前記プラグ電極の上面に電気的に接続するとともに前記
    第1の絶縁膜を介して前記ビット線の上面および側面を
    覆うようにキャパシタ下部電極を形成する工程とを備え
    た、半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 半導体領域の主表面に、1対の第1およ
    び第2のソース/ドレイン領域とゲート電極とを形成す
    る工程と、 前記ゲート電極を覆うように第1のシリコン窒化膜を形
    成する工程と、 前記第1のシリコン窒化膜上にシリコン酸化膜からなる
    第1の層間絶縁膜を形成する工程と、 前記第1のシリコン窒化膜をエッチングストッパ層とし
    て、前記第1の層間絶縁膜の前記第1のソース/ドレイ
    ン領域の上方に位置する領域をエッチングすることによ
    り第1の開口を形成する工程と、 前記第1の開口内の前記第1のシリコン窒化膜をエッチ
    ングすることにより、前記第1の層間絶縁膜の上面から
    前記第1のソース/ドレイン領域にまで達する第1のキ
    ャパシタ用開口を形成する工程と、 前記第1のキャパシタ用開口を充填するとともに、前記
    第1のソース/ドレイン領域に電気的に接続するように
    プラグ電極を形成する工程と、 前記第1のシリコン窒化膜をエッチングストッパ層とし
    て、前記第1の層間絶縁膜の前記第2のソース/ドレイ
    ン領域の上方に位置する領域をエッチングすることによ
    り第2の開口を形成する工程と、 前記第2の開口内の前記第1のシリコン窒化膜をエッチ
    ングすることにより前記第1の層間絶縁膜の上面から前
    記第2のソース/ドレイン領域にまで達するビット線用
    開口を形成する工程と、 前記ビット線用開口を介して前記第2のソース/ドレイ
    ン領域に電気的に接続されるとともに前記第1の層間絶
    縁膜上に延びるビット線を形成する工程と、 前記ビット線の上面および側面を覆うように第1の絶縁
    膜を形成する工程と、 前記第1の層間絶縁膜と前記第1の絶縁膜とを覆うよう
    に第2のシリコン窒化膜を形成する工程と、 前記第2のシリコン窒化膜上にシリコン酸化膜からなる
    第2の層間絶縁膜を形成する工程と、 前記第2のシリコン窒化膜をエッチングストッパ層とし
    て、前記第2の層間絶縁膜の前記プラグ電極の上方に位
    置する領域をエッチングすることにより第3の開口を形
    成する工程と、 前記第3の開口内の前記第2のシリコン窒化膜をエッチ
    ングすることにより、前記第2の層間絶縁膜の上面から
    前記プラグ電極の上面にまで達する第2のキャパシタ用
    開口を形成するとともに、前記第2のキャパシタ用開口
    の前記ビット線の上部側端部の上方に位置する領域に凹
    部を形成する工程と、 前記凹部および前記第2のキャパシタ用開口を充填する
    キャパシタコンタクト部と、前記第2の層間絶縁膜の上
    面上に延びるキャパシタ下部電極とを有する導電層を形
    成する工程とを備えた、半導体装置の製造方法。
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