JP2000208728A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2000208728A
JP2000208728A JP11009632A JP963299A JP2000208728A JP 2000208728 A JP2000208728 A JP 2000208728A JP 11009632 A JP11009632 A JP 11009632A JP 963299 A JP963299 A JP 963299A JP 2000208728 A JP2000208728 A JP 2000208728A
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JP
Japan
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wiring
semiconductor device
interlayer film
contact hole
forming
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Shinya Watabe
真也 渡部
Toshiharu Yasumura
俊治 安村
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/01Manufacture or treatment
    • H10B12/02Manufacture or treatment for one transistor one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/03Making the capacitor or connections thereto
    • H10B12/033Making the capacitor or connections thereto the capacitor extending over the transistor
    • H10B12/0335Making a connection between the transistor and the capacitor, e.g. plug
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L28/00Passive two-terminal components without a potential-jump or surface barrier for integrated circuits; Details thereof; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L28/40Capacitors
    • H01L28/60Electrodes
    • H01L28/82Electrodes with an enlarged surface, e.g. formed by texturisation
    • H01L28/84Electrodes with an enlarged surface, e.g. formed by texturisation being a rough surface, e.g. using hemispherical grains

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はストレージノードを備える半導体装
置に関し、高い集積度と、優れた省電力特性とを有し、
安価に、かつ高い歩留まりで製造するうえで好適な構造
を実現することを目的とする。 【解決手段】 シリコン基板32上に複数のトランスフ
ァゲート34を形成する。トランスファゲート34を覆
う層間膜44を設ける。層間膜44の上に、導電材料に
より、中空ノード48を形成する。トランスファゲート
44を露出させることなく層間膜44を貫通して、中空
ノード48の内部にシリコン基板32の表面を露出させ
るコンタクトホール46を形成する。中空ノード48の
内面からシリコン基板32の露出部に至る領域におい
て、コンタクトホール46の内面を所定膜厚で覆う導電
層50を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置および
その製造方法に係り、特に、ストレージノードを備える
半導体装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図24は、従来の半導体装置10の断面
図を示す。また、図25は、従来の半導体装置10の構
造を上面から透視して表した図を示す。図24に示す如
く、半導体装置10は、複数のビットライン12を備え
ている。ビットライン12は、TEOS(Tetra Ethyl
Ortho Silicate)膜14により覆われている。TEOS
膜14の上部にはSiN膜16が形成されている。
【0003】半導体装置10は、また、TEOS膜14
やSiN膜16等を貫通するストレージノードコンタク
ト(以下、「SC」と称す)18を備えている。更に、
半導体装置10は、SiN膜16の上部に、SC18と
接触するストレージノード20を備えている。SC18
およびストレージノード20は、共にドープトポリシリ
コンで構成されている。ストレージノード20の上部に
は、図示しないセルプレートおよび電極層が、それぞれ
誘電材料および導電材料により形成される。ストレージ
ノード20は、セルプレートおよび電極層と共に、電荷
を蓄えるキャパシタとして機能する。
【0004】図25において、半導体装置10は、ビッ
トライン12が左右方向に延在するように描かれてい
る。図25に示す如く、半導体装置10のシリコン基板
には、分離酸化膜により分離された複数の活性領域22
が形成されている。活性領域22の上層には、ビットラ
イン12と直交する方向に延在する複数のトランスファ
ゲート24が形成されている。トランスファゲート24
の両側には、シリコン酸化膜により配線枠26が設けら
れている。トランスファゲート24とビットライン12
との間には、両者を絶縁するための層間膜が形成されて
いる。
【0005】活性領域22において、トランスファゲー
ト24の下部に位置する領域は、トランジスタのチャネ
ル領域として機能する。また、活性領域22の、チャネ
ル領域の両側に位置する領域は、それぞれ、トランジス
タのソース・ドレイン領域として機能する。それらのソ
ース・ドレイン領域は、SC18またはビットラインコ
ンタクト(以下、「BC」と称す)28を介して、スト
レージノード20およびビットライン12の何れか一方
に接続されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体装置10
において、SC18は、ビットライン12と干渉しない
ように、すなわち、ビットライン12と短絡しないよう
に形成することが必要である。また、従来の半導体装置
10において、SC18は、シリコン基板の活性領域2
2とストレージノード20との間に介在する複数の層、
すなわち、トランスファゲート24やビットライン12
を含む複数の層間膜を貫通するように形成することが必
要である。このため、上述した従来の構造で64メガビ
ット程度のDRAMを構成するためには、SC18の形
状を、0.1μm程度の直径を有し、かつ、1μm程度
の長さを有する形状とすることが要求される。
【0007】半導体装置10の製造過程において、SC
18の直径を0.1μm程度とするためには、SC18
用のコンタクトホールを開口するための写真製版を、高
精度な装置を用いて、すなわち、高精度な位置合わせを
可能とするステッパモータを備える装置を用いて行うこ
とが必要である。また、このようなコンタクトホールの
形成には、高精度な写真製版を可能とするハーフトーン
マスクを用いること、および、ホールの開口後にその径
を縮小させるための処理を行うことが必要となる。この
ため、従来の構造によっては、集積度の高いDRAMを
安価に製造することが困難であった。
【0008】半導体装置10において、SC18と活性
領域22との接触抵抗、および、SC18とストレージ
ノード20との接触抵抗は、SC18の直径が細いほど
大きくなる。従って、SC18の直径が0.1μm程度
しか確保できない構造においては、ストレージノード2
0と活性領域22との間に大きな電気抵抗が生じ易い。
このため、上記従来の構造によっては、集積度が高く、
かつ、消費電力の少ないDRAMを実現することが困難
であった。
【0009】更に、半導体装置10において、個々のメ
モリセルにおける容量を確保するためには、ストレージ
ノード20の表面積を確保することが必要である。上記
従来の構造において、ストレージノード20の表面積
は、その高さを高めることにより増大させることができ
る。しかし、ストレージノード20の高さを高めるほ
ど、製造過程においてストレージノード20が倒れ易く
なる。このため、上記従来の構造によっては、集積度の
高いDRAMを高い歩留まりで製造することが困難であ
った。
【0010】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたもので、高い集積度と、優れた省電力特性
とを有し、安価に、かつ高い歩留まりで製造することの
できる半導体装置を提供することを第1の目的とする。
また、本発明は、高い集積度と優れた省電力特性とを有
する半導体装置を、安価に、かつ、高い歩留まりで製造
することのできる製造方法を提供することを第2の目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
半導体装置であって、シリコン基板上に形成される複数
の第1配線と、前記第1配線を覆う層間膜と、前記層間
膜の上に導電材料で形成される中空ノードと、前記第1
配線を露出させることなく前記層間膜を貫通して、前記
中空ノードの内部に前記シリコン基板の表面を露出させ
るコンタクトホールと、前記中空ノードの内面から前記
シリコン基板の露出部に至る領域において、前記コンタ
クトホールの内面を所定膜厚で覆う導電層と、を備える
ことを特徴とするものである。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の半
導体装置であって、前記中空ノードの上部に、前記中空
ノードと絶縁された複数の第2配線を備えることを特徴
とするものである。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項2記載の半
導体装置であって、前記中空ノードは、前記第2配線と
垂直な方向に、前記第2配線の間隔に比して大きな幅を
有することを特徴とするものである。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1記載の半
導体装置であって、前記層間膜は、第1層間膜と第2層
間膜とを備え、前記第1層間膜と前記第2層間膜との間
に、前記コンタクトホールと干渉しないように形成され
た複数の第2配線を備えることを特徴とするものであ
る。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項2乃至4の
何れか1項記載の半導体装置であって、前記第1配線の
側面を所定の膜厚で覆う配線枠と、前記配線枠の間の領
域において前記シリコン基板と前記第2配線とを導通さ
せる第2配線用コンタクトと、を備えると共に、前記中
空ノードは、前記第2配線と平行な方向に、前記第1配
線のピッチの0.5倍より大きく、前記第1配線の間隔
と、前記第1配線の幅の2倍の幅と、前記配線枠の膜厚
の2倍の厚さとの和より小さな幅を有することを特徴と
するものである。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項1乃至5の
何れか1項記載の半導体装置であって、前記コンタクト
ホールの内面を覆う前記導電層の表面には、粗面化処理
が施されていることを特徴とするものである。
【0017】請求項7記載の発明は、請求項1乃至6の
何れか1項記載の半導体装置であって、前記層間膜は、
リンおよびボロンを含まないTEOS膜で構成された絶
縁層を備えることを特徴とするものである。
【0018】請求項8記載の発明は、請求項1乃至6の
何れか1項記載の半導体装置であって、前記層間膜は、
リンおよびボロンを含むBPTEOS膜で構成された絶
縁層を備えることを特徴とするものである。
【0019】請求項9記載の発明は、半導体装置の製造
方法であって、シリコン基板上に複数の第1配線を形成
するステップと、前記第1配線を覆う層間膜と、前記層
間膜の上に導電材料を堆積させるステップと、前記導電
材料をエッチングして、中空ノードの内面を形成するス
テップと、前記第1配線を露出させないように前記層間
膜をエッチングすることにより、前記中空ノードの内部
に、前記シリコン基板の表面を露出させるコンタクトホ
ールを形成するステップと、前記中空ノードの内面から
前記シリコン基板の露出部に至る領域において、前記コ
ンタクトホールの内面を所定膜厚で覆う導電層を形成す
るステップと、前記導電材料をエッチングして、中空ノ
ードの外面を形成するステップと、を備えることを特徴
とするものである。
【0020】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
製造方法であって、前記中空ノードの上部に、前記中空
ノードと絶縁された複数の第2配線を形成するステップ
を備えることを特徴とするものである。
【0021】請求項11記載の発明は、請求項10記載
の製造方法であって、前記中空ノードは、前記第2配線
と垂直な方向に、前記第2配線の間隔に比して大きな幅
を有するように形成されることを特徴とするものであ
る。
【0022】請求項12記載の発明は、請求項9記載の
製造方法であって、前記層間膜を形成するステップは、
第1層間膜を形成するステップと、第2層間膜を形成す
るステップとを備え、前記第1層間膜と前記第2層間膜
との間に、前記コンタクトホールと干渉しないように、
複数の第2配線を形成するステップと、を備えることを
特徴とするものである。
【0023】請求項13記載の発明は、請求項9乃至1
2の何れか1項記載の製造方法であって、前記層間膜
は、前記第1配線の配線間にくぼみを有するように形成
されると共に、前記コンタクトホールを形成するステッ
プは、前記中空ホールの内部において、前記層間膜の、
前記くぼみを含む所定領域をエッチングするステップを
含むことを特徴とするものである。
【0024】請求項14記載の発明は、請求項9乃至1
3の何れか1項記載の製造方法であって、前記第1配線
の側面を所定の膜厚で覆う配線枠を形成するステップ
と、前記配線枠の間の領域において前記シリコン基板と
前記第2配線とを導通させる第2配線用コンタクトを形
成するステップとを備えると共に、前記中空ノードは、
前記第2配線と平行な方向に、前記第1配線のピッチの
0.5倍より大きく、前記配線枠の膜厚の2倍の厚さと
前記ピッチとの和より小さな幅を有するように形成され
ることを特徴とするものである。
【0025】請求項15記載の発明は、請求項9乃至1
4の何れか1項記載の製造方法であって、前記コンタク
トホールの内面を覆う前記導電層を形成するステップ
は、前記中空ノードの内面、前記コンタクトホールの内
面、および、前記コンタクトホールの底部に、所定の表
面粗度を有する導電膜を形成する粗面化処理を含むこと
を特徴とするものである。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態について説明する。尚、各図において共通す
る要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略す
る。
【0027】実施の形態1.図1は、本発明の実施の形
態1の半導体装置30の断面図を示す。また、図2は、
本実施形態の半導体装置30の構造を上面から透視して
表した図を示す。
【0028】図1に示す如く、本実施形態の半導体装置
30は、シリコン基板32を備えている。シリコン基板
32の上部には、平行に延在する複数のトランスファゲ
ート34が形成されている。トランスファゲート34
は、ドープトポリシリコンで形成される下層36と、タ
ングステンシリサイドで形成される上層38とを備えて
いる。トランスファゲート34の上面は、酸化膜40に
より覆われている。また、トランスファゲート34の側
面は、酸化膜で形成された配線枠42により覆われてい
る。
【0029】トランスファゲート34を覆う酸化膜40
および配線枠42は、更に、一部の部位を除き、酸化膜
(TEOS)で形成された層間膜44により覆われてい
る。層間膜44には、コンタクトホール46が形成され
ている。コンタクトホール46は、トランスファゲート
34を覆う酸化膜40および配線枠42の一部を露出さ
せると共に、隣り合う2本のトランスファゲート34の
間においてシリコン基板32を露出させるように形成さ
れている。
【0030】層間膜44の上部には、コンタクトホール
46を取り囲むように中空ノード48が形成されてい
る。中空ノード48は、ドープトポリシリコンにより構
成されている。中空ノード48の上面および内面、コン
タクトホール46の内面(酸化膜42および配線枠の露
出面を含む)、およびコンタクトホール46の内部に露
出するシリコン基板32の表面は、所定の表面粗度を有
する導電層50で覆われている。導電層50は、ドープ
トポリシリコンにより構成されている。
【0031】中空ノード48の壁面および導電層50
(以下、これらを合わせて「ストレージノード51」と
称す)は、誘電材料で形成されるセルプレート(図示せ
ず)により覆われる。更に、そのセルプレートは、導電
材料で形成される電極層(電極層)により覆われる。ス
トレージノード51は、セルプレートおよび電極層と共
に、メモリセルのキャパシタとして機能する。
【0032】図2において、半導体装置30は、トラン
スファゲート34が上下方向に延在するように描かれて
いる。図2に示す如く、シリコン基板32の表面には、
分離酸化膜により分離された複数の活性領域52が形成
されている。活性領域52のうち、トランスファゲート
24の下部に位置する領域は、トランジスタのチャネル
領域として機能する。また、活性領域52の、チャネル
領域の両側に位置する領域は、それぞれ、トランジスタ
のソース・ドレイン領域として機能する。
【0033】半導体装置30において、ストレージノー
ド51は、コンタクトホール46の底部が活性領域52
のソースドレイン領域に開口するように設けられる。換
言すると、半導体装置30は、ストレージノード51の
底部が活性領域52のソースドレイン領域と電気的に導
通するように製造される。
【0034】また、半導体装置30において、ストレー
ジノード51の上層には、トランスファゲート34と直
交する方向に延在する複数のビットライン54が形成さ
れる。ビットライン54は、ビットラインコンタクト
(BC)56を介して、活性領域22のソースドレイン
領域(ストレージノード51と導通していない側のソー
スドレイン領域)と導通している。上記の構造が実現さ
れることにより、活性領域52に形成されるトランジス
タとストレージノード51とによってメモリセルが実現
される。
【0035】上述の如く、本実施形態の半導体装置30
においては、ビットライン54が、ストレージノード5
1の上部に形成される。このため、ストレージノード5
1は、ビットライン54との干渉を考慮することなく設
計することができる。換言すると、ストレージノード5
1の設計は、ストレージノード51相互の干渉、およ
び、ストレージノード51とBC52との干渉だけを考
慮して行うことができる。
【0036】このため、半導体装置30において、スト
レージノード51は、図2に示す如く、ビットライン5
4と直交する方向に、相互干渉が生じない範囲で、ビッ
トライン54の間隔に比して大きな幅を有している。ま
た、ストレージノード51は、ビットライン54と平行
な方向に、BC56との干渉が生じない程度に十分に大
きな幅を有している。より具体的には、ストレージノー
ド51には、トランスファゲートのピッチの半分より大
きく、かつ、トランスファゲート34のピッチの約1.
5倍(正確には、トランスファゲート34の間隔と、ト
ランスファゲート34の2本分の幅と、配線枠42の2
本分の幅との和)を越えない幅が、ビットライン54と
平行な方向に確保されている。
【0037】更に、半導体装置30において、コンタク
トホール46の底部、すなわち、ストレージノード51
と活性領域52との接触部は、ビットライン54と直交
する方向に、ほぼビットライン54の間隔と等しい幅を
有している。また、コンタクトホール46の底部は、ビ
ットライン54と平行な方向に、トランスファゲート3
4の間隔の半分程度の幅を有している。
【0038】このように、本実施形態においては、スト
レージノード51およびコンタクトホール46の底部
が、共に大きな断面積を有している。
【0039】ストレージノード51が、上記の如く大き
な断面積を有していると、ストレージノード51の高さ
をさほど高くすることなく、大きなキャパシタンスを得
ることができる。更に、本実施形態においては、ストレ
ージノード51の内壁が上記の如く粗面化されている。
このため、半導体装置30によれば、高い集積度が要求
される場合であっても、ストレージノード51の高さを
十分に抑制しつつ、十分なキャパシタンスを確保するこ
とができる。ストレージノード51の高さが抑制できる
と、製造過程におけるストレージノード51の倒れを有
効に防止することができる。従って、本実施形態の半導
体装置30によれば、高い集積度と高い歩留まりとを実
現することができる。
【0040】コンタクトホール46の底部が上記の如く
大きな断面積を有する場合、コンタクトホール46を形
成するための写真製版の際に、さほど高い精度が必要と
されない。従って、半導体装置30は、安価な装置およ
び安価なマスクを用いて、安価に製造することができ
る。更に、コンタクトホール46の底部が上記の如く大
きな断面積を有していると、シリコン基板32の活性領
域52とストレージノード51との間の電気抵抗を十分
に小さな値とすることができる。このため、半導体装置
30によれば、十分に優れた省電力特性を実現すること
ができる。
【0041】次に、図3乃至図10を参照して、本実施
形態の半導体装置30の製造方法について説明する。図
3に示す如く、半導体装置30の製造過程では、公知の
手法により、シリコン基板32の上部に、トランスファ
ゲート34、酸化膜40および配線枠42が形成され
る。
【0042】シリコン基板32の上部には、トランスフ
ァゲート34が覆われるように層間膜44(酸化膜)が
形成される。層間膜44は、シリコン基板32の全面に
TEOSを所定膜厚だけ堆積させることにより形成され
る。層間膜44の表面には、トランスファゲート34の
膜厚に起因する段差が形成される。すなわち、層間膜4
4の、トランスファゲート34の間の領域にはくぼみ5
8が形成される。
【0043】層間膜に適した酸化膜としては、BPTE
OS、すなわち、ボロン(B)およびリン(P)を含有
するTEOSが知られている。BPTEOSを用いて層
間膜を形成することによれば、TEOSを用いて層間膜
を形成する場合に比して、層間膜の表面を平坦化するこ
とができる。しかしながら、BPTEOSを用いて層間
膜を形成するためには、ウェハ毎の処理(枚葉処理)を
行う必要がある。一方、TEOSを用いて層間膜を形成
する場合には、複数のウェハをバッチ処理することがで
きる。
【0044】層間膜44の表面に現れる段差は、その下
部に形成される配線層が多数となるほど大きくなりやす
い。本実施形態において、層間膜44の下部には、配線
層が一層(トランスファゲート34の層)だけ形成され
る。このため、半導体装置30において、層間膜44の
段差は、配線層44をTEOSで形成しても比較的小さ
く抑制することができる。従って、本実施形態の半導体
装置30によれば、配線層44の段差を抑制しつつ、優
れた生産性を実現することができる。
【0045】層間膜44の上部には、所定濃度で不純物
を含有するポリシリコン層60が形成される。ポリシリ
コン層60には、8000オングストローム程度の膜厚
が付与される。
【0046】図4に示す如く、ポリシリコン層60の上
部には、写真製版によりフォトレジスト62が形成され
る。フォトレジスト62には、中空ノード48(図1参
照)の中空部に対応する開口64が形成されている。開
口64の幅は、トランスファゲート34と垂直な方向、
および、トランスファゲート34と平行な方向の何れに
おいても、十分に大きく確保することができる。従っ
て、フォトレジスト62を形成するための写真製版処理
は、安価な設備を用いて、かつ、安価なマスクを用いて
行うことができる。
【0047】図5に示す如く、ポリシリコン層60は、
フォトレジスト62をマスクとする異方性エッチングに
よりエッチングされる。上記の異方性エッチングが行わ
れることにより、開口64の内部に、層間膜44の所定
領域(くぼみ58を含む領域)が露出する。
【0048】次に、開口64の内部に露出した層間膜4
4が、ドライエッチングにより除去される。上記のドラ
イエッチングは、シリコン基板32に対して酸化膜を高
い選択比で除去し得る条件で行われる。また、上記のド
ライエッチングは、くぼみ58の部分における層間膜4
4が除去されて、その部分にシリコン基板32が露出す
るまで継続される。
【0049】層間膜44は、くぼみ58の部分と、酸化
膜40を覆う部分とに、ほぼ同じ膜厚を有している。従
って、上記のドライエッチングによれば、トランスファ
ゲート34の間の領域においてシリコン基板32を露出
させ、かつ、トランスファゲート34の上部において酸
化膜40および配線枠42の一部を露出させるコンタク
トホール46が形成される(図6)。
【0050】上述の如く、本実施形態の半導体装置30
においては、コンタクトホール46の底部に、大きな断
面積が確保されている。すなわち、コンタクトホール4
6の最も径の小さな部分に、十分に大きな断面積が確保
されている。径の小さなコンタクトホールを形成するた
めには、その開口のためのドライエッチングに高性能な
酸化膜エッチャを用いる必要がある。これに対して、本
実施形態の構造によれば、安価な酸化膜エッチャを用い
て十分にコンタクトホール46を形成することができ
る。
【0051】本実施形態の製造方法において、上記のド
ライエッチングは、具体的にはCF径のガスを用いて行
われる。このようなドライエッチングによってコンタク
トホール46を形成すると、コンタクトホール46の底
部に露出したシリコン基板32にCが注入され、その部
分に100オングストローム程度の厚さを有するダメー
ジ層66が形成される(図6参照)。
【0052】本実施形態の製造方法では、コンタクトホ
ール46が形成された後、フォトレジスト62が除去さ
れ、更に、公知の手法(ダウンフローエッチャによるケ
ミカルドライエッチング)によりダメージ層66が除去
される(図7)。
【0053】上記の処理が終了すると、次に、ポリシリ
コン層60の表面および内壁、コンタクトホール46の
内壁、および、コンタクトホール46の内部に露出した
シリコン基板32の表面を覆う導電層50が形成される
(図8)。本実施形態においては、導電層50として、
1.5〜2.5程度の粗面度、好ましくは2.0程度の
粗面度を有するドープトポリシリコン層が上記の各領域
に形成される。このような導電層50は、シリコン基板
32を含むウェハに、枚葉式減圧CVD装置を用いて、
適当な条件で粗面化処理を施すことにより形成すること
ができる。
【0054】導電層50が形成されると、次に、写真製
版により、コンタクトホール46の内部、および、ポリ
シリコン層60の所定領域を覆うフォトレジスト68が
形成される(図9)。フォトレジスト68は、具体的に
は、中空ノード48(図1参照)の外形と対応する領域
を覆うように形成される。
【0055】上記の処理が終了すると、次に、フォトレ
ジスト68をマスクとする異方性ドライエッチングが行
われる。上記のエッチングによってポリシリコン層60
の不要部分が除去されることにより、中空ノード48の
外壁が形成される(図10)。以後、フォトレジスト6
8を除去することにより、図1に示す構造を得ることが
できる。
【0056】上記の製造方法によれば、中空ノード48
の外面、および、粗面化処理の施された導電層50の面
(中空ノード48の内面およびコンタクトホール46の
内面)をコンデンサの一部として利用し得るストレージ
ノード51を、簡単な工程で形成することができる。こ
のようなストレージノード51によれば、さほど大きな
高さを必要とすることなく、十分なキャパシタンスを確
保することができる。従って、本実施形態の製造方法に
よれば、優れた歩留まりで所望の構造を製造することが
できる。このように、本実施形態の製造方法によれば、
安価な装置および安価なマスクを用いて、高い歩留まり
で、図1に示す半導体装置を製造することができる。
【0057】次に、図11および図12を参照して、本
実施形態の製造方法が備える他の利点について説明す
る。図11および図12は、それぞれ、上記図5および
図6に対応する断面図である。図5および図6は、コン
タクトホール46を形成するためのフォトレジスト62
が、正規の位置に開口64を有する状態、すなわち、開
口64の中心と2本のトランスファゲート34の中央と
がほぼ一致する状態を示す。一方、図11および図12
は、フォトレジスト62の開口64の位置が、正規の位
置からトランスファゲート34と垂直な方向にずれてい
る状態を示す。
【0058】図11に示す如く、開口64の位置が正規
の位置からずれている場合、ポリシリコン層60には、
2本のトランスファゲート34の中央からずれた位置に
中空部が形成される。しかしながら、ポリシリコン層6
0の中空部に上記のずれが生じていても、層間膜58の
くぼみ58は、正確に2本のトランスファゲート34の
中央付近に位置している。
【0059】本実施形態の製造方法によれば、コンタク
トホール46の開口部(シリコン基板32が露出する部
分)は、くぼみ58の下部に形成される。このため、フ
ォトレジスト62の開口64の位置、および、ポリシリ
コン層60の中空部の位置にある程度のずれが生じてい
ても、コンタクトホール46の開口部は、図12に示す
如く、正確に2本のトランスファゲート34の間に形成
される。
【0060】このように、本実施形態の製造方法によれ
ば、コンタクトホール46の開口部の位置を自己整合的
に適正な位置に合わせることができる。従って、本実施
形態の製造方法によれば、写真製版に伴うある程度の誤
差を吸収して、コンタクトホール46の開口部に、すな
わち、ストレージノード51とシリコン基板32との接
触部に、常に十分な大きさを確保することができる。
【0061】尚、上記の実施形態においては、トランス
ファゲート34が前記請求項1記載の「第1配線」に、
また、ビットライン54が前記請求項1記載の「第2配
線」に、それぞれ相当している。
【0062】実施の形態2.次に、本発明の実施の形態
2の半導体装置、およびその製造方法について説明す
る。実施の形態1の半導体装置30およびその製造方法
では、上記の如く、層間膜44にTEOSが用いられて
いる。本実施形態の半導体装置およびその製造方法は、
実施の形態1の構造および方法において、層間膜44に
BPTEOSを用いることにより実現される。
【0063】層間膜44をBPTEOSで形成すること
によれば、公知の熱シンター処理を行うことにより、そ
の表面を平坦化させることができる。層間膜44を平坦
化させることができると、その上部に積層される各層の
膜厚や寸法を制御し易くなる。従って、本実施形態の半
導体装置およびその製造方法によれば、実施の形態1の
場合に比して、半導体装置の寸法精度を高めることがで
きる。
【0064】実施の形態3.次に、本発明の実施の形態
3の半導体装置およびその製造方法について説明する。
実施の形態1の半導体装置30およびその製造方法で
は、上記の如く、中空ノード48の内面やコンタクトホ
ール46の内面を覆う導電層50が、粗面化処理の施さ
れたドープトポリシリコンの層で実現されている。本実
施形態の半導体装置およびその製造方法は、実施の形態
1の構造および方法において、導電層50の表面の粗面
化を省略することにより実現される。
【0065】実施の形態1において、導電層50の表面
の粗面化は、ストレージノード51の表面積を効率良く
増大させて、効率良くキャパシタンスを確保するために
行われる。本実施形態の半導体装置およびその製造方法
は、粗面化を行うことなく十分なキャパシタンスが確保
できる場合に有効である。すなわち、本実施形態の半導
体装置および製造方法によれば、粗面化処理を省略する
ことにより、実施の形態1の場合に比して簡単な工程
で、所望の機能を満たす半導体装置を得ることができ
る。
【0066】実施の形態4.次に、本発明の実施の形態
4の半導体装置の製造方法について説明する。実施の形
態1の製造方法では、フォトレジスト62を用いたポリ
シリコン層60のエッチングが終了した後(図5参
照)、フォトレジスト62を残存させたまた、コンタク
トホール46の開口処理が実行される(図6参照)。本
実施形態の製造方法は、実施の形態1の方法において、
フォトレジスト62を用いてポリシリコン層60の中空
部をエッチングした後、フォトレジスト62を除去した
後、ポリシリコン層60をマスクとしてコンタクトホー
ル46の開口処理を実行することにより実現される。コ
ンタクトホール46は、このような手順でエッチングを
行うことによっても、適切に開口することができる。
【0067】実施の形態5.次に、図13および図14
を参照して、本発明の実施の形態5の半導体装置につい
て説明する。図13(A)は、本発明の実施の形態5の
半導体装置70をトランスファゲート34に垂直な面で
切断することにより得られる断面図を示す。また、図1
3(B)は、半導体装置70をトランスファゲート34
に平行な面で切断することにより得られる断面図を示
す。更に、図14は、半導体装置70の構造を上面から
透視して表した図を示す。
【0068】図13(A)および図13(B)に示す如
く、本実施形態の半導体装置70において、トランスフ
ァゲート34の上層には、TEOSによって第1層間膜
72が形成されている。第1層間膜72の上部には、ド
ープトポリシリコンの下層とタングステンシリサイドの
上層とを有するビットライン54が形成されている。更
に、ビットライン54の上層には、TEOSによって第
2層間膜74が形成されている。
【0069】本実施形態の半導体装置70においては、
第2層間膜74の上部に中空ノード48が形成されてい
ると共に、コンタクトホール46が、第1および第2層
間膜72,74を貫通し、かつ、ビットライン54と干
渉しないように形成されている。中空ノード48の上面
および内面、コンタクトホール46の内面、およびコン
タクトホール46の内部に露出するシリコン基板32の
表面は、実施の形態1の場合と同様に、所定の表面粗度
を有する導電層50で覆われている。
【0070】図14において、半導体装置70は、トラ
ンスファゲート34が上下方向に延在するように描かれ
ている。本実施形態の半導体装置70において、ビット
ライン54は、上記の如く中空ノード48の下層に形成
される。このため、中空ノード48とシリコン基板32
とをつなぐコンタクトホール46は、ビットライン54
およびBC56の何れとも干渉しないように設計する必
要がある。
【0071】図14に示す如く、コンタクトホール46
には、上記の条件を満たすべく、ビットライン54と直
交する方向に、ビットライン54の間隔に比してわずか
に小さな幅が与えられている。また、コンタクトホール
46には、ビットライン54と平行な方向に、BC56
との干渉が生じない範囲で十分に大きな幅が、より具体
的には、トランスファゲート34のピッチの半分より大
きく、かつ、トランスファゲート34のピッチの約1.
5倍(正確には、トランスファゲート34の間隔と、ト
ランスファゲート34の2本分の幅と、配線枠42の2
本分の幅との和)を越えない幅が与えられている。
【0072】このように、本実施形態の半導体装置70
は、実施の形態1の場合に比べるとわずかに小さいもの
の、十分に大きなコンタクトホール46を備えている。
このようなコンタクトホール46によれば、その底部
に、実施の形態1の場合と同程度の断面積を確保するこ
とができる。従って、半導体装置70によれば、ストレ
ージノード51とシリコン基板32との接触部に、実施
の形態1の場合と同程度の面積を確保することができ
る。
【0073】コンタクトホール46の底部が、上記の如
く大きな断面積を有している場合、(1) ストレージノー
ド51とシリコン基板32との間に大きな接触面積を確
保すること、(2) コンタクトホール46の内面をコンデ
ンサの一部として利用して中空ノードの高さを抑制する
こと、および(3) コンタクトホール46を安価に製造す
ること、などが可能となる。このため、本実施形態の構
造によれば、実施の形態1の場合と同様に、高い集積度
と優れた省電力特性とを有する半導体装置を、高い歩留
まりで安価に実現することができる。
【0074】次に、図15(A)〜図23(B)を参照
して、本実施形態の半導体装置30の製造方法について
説明する。尚、図15(A)〜図23(A)は、半導体
装置70をトランスファゲート34と垂直な面で切断す
ることにより得られる断面図である。一方、図15
(B)〜図23(B)は、半導体装置70をビットライ
ン54と垂直な面で切断することにより得られる断面図
である。
【0075】図15(A)に示す如く、本実施形態の製
造方法では、シリコン基板32の上部に、トランスファ
ゲート34、酸化膜40および配線枠42が形成された
後、それらを覆う第1層間膜72が形成される。第1層
間膜72は、シリコン基板32の全面にTEOSを所定
膜厚だけ堆積させることにより形成される。第1層間膜
72の表面には、トランスファゲート34の膜厚に起因
して、くぼみ58が形成される。第1層間膜72の上部
には、ビットライン54が形成される(図15
(B))。
【0076】図16(A)および図16(B)に示す如
く、ビットライン54の上層には、第2層間膜74が形
成される。第2層間膜74は、第1層間膜72の全面に
TEOSを所定膜厚だけ堆積させることにより形成され
る。第2層間膜72の表面には、くぼみ58が反映され
る。第2層間膜74の上部には、8000オングストロ
ーム程度の膜厚でポリシリコン層60が形成される。
【0077】図17(A)および図17(B)に示す如
く、ポリシリコン層60の上部には、写真製版によりフ
ォトレジスト62が形成される。フォトレジスト62に
は、中空ノード48(図13(A)および図13(B)
参照)の中空部に対応する開口64が形成されている。
開口64の幅は、トランスファゲート34と垂直な方
向、および、トランスファゲート34と平行な方向の何
れにおいても、十分に大きく確保することができる。従
って、フォトレジスト62を形成するための写真製版処
理は、安価な設備を用いて、かつ、安価なマスクを用い
て行うことができる。
【0078】図18(A)および図18(B)に示す如
く、ポリシリコン層60は、フォトレジスト62をマス
クとする異方性エッチングによりエッチングされる。上
記の異方性エッチングが行われることにより、開口64
の内部に、第2層間膜74の所定領域(くぼみ58を含
む領域)が露出する。
【0079】次に、開口64の内部に露出した第2層間
膜74、および、その下層に位置する第1層間膜72が
ドライエッチングにより除去される。上記のドライエッ
チングが実行されることにより、トランスファゲート3
4のほぼ中間においてシリコン基板32を露出させるコ
ンタクトホール46が、自己整合的に形成される(図1
9(A)および図19(B))。
【0080】上述の如く、本実施形態の半導体装置70
においては、コンタクトホール46の底部に、大きな断
面積が確保されている。このため、コンタクトホール4
6を開口するためのエッチングは、実施の形態1の場合
と同様に、安価な酸化膜エッチャを用いて行うことがで
きる。
【0081】コンタクトホール46が形成されると、次
に、フォトレジスト62を除去する処理、および、ダメ
ージ層66を除去する処理が実行される(図20(A)
および図20(B))。
【0082】次に、ポリシリコン層60の表面および内
壁、コンタクトホール46の内壁、および、コンタクト
ホール46の内部に露出したシリコン基板32の表面を
覆う導電層50が形成される(図21(A)および図2
1(B))。導電層50は、実施の形態1の場合と同様
に、枚葉式減圧CVD装置を用いた粗面化処理により形
成される。
【0083】次に、コンタクトホール46の内部、およ
び、ポリシリコン層60の所定領域を覆うフォトレジス
ト68、具体的には、中空ノード48(図13(A)お
よび図13(B)参照)の外形と対応する領域を覆うフ
ォトレジスト68が形成される(図22(A)および図
22(B))。
【0084】上記の処理が終了すると、次に、フォトレ
ジスト68をマスクとする異方性ドライエッチングが行
われる。上記のエッチングによってポリシリコン層60
の不要部分が除去されることにより、中空ノード48の
外壁が形成される(図22(A)および図22
(B))。以後、フォトレジスト68を除去することに
より、図13(A)および図13(B)に示す構造を得
ることができる。
【0085】上記の製造方法によれば、実施の形態1の
場合と同様に、倒れを抑制し、かつ、十分なキャパシタ
ンスを確保するうえで好適な構造を有するストレージノ
ード51を簡単な工程で形成することができる。従っ
て、本実施形態の製造方法によれば、安価な装置および
安価なマスクを用いて、高い歩留まりで、図13(A)
および図13(B)に示す半導体装置を製造することが
できる。
【0086】実施の形態6.次に、本発明の実施の形態
6の半導体装置、およびその製造方法について説明す
る。実施の形態5の半導体装置30およびその製造方法
では、上記の如く、第1および第2層間膜72および7
4にTEOSが用いられている。本実施形態の半導体装
置およびその製造方法は、実施の形態5の構造および方
法において、第1および第2層間膜72,74にBPT
EOSを用いることにより実現される。
【0087】それらの層間膜72および74をBPTE
OSで形成することによれば、公知の熱シンター処理を
行うことにより、その表面を平坦化させることができ
る。第1および第2層間膜72,74を平坦化させるこ
とができると、その上部に積層される各層の膜厚や寸法
を制御し易くなる。従って、本実施形態の半導体装置お
よびその製造方法によれば、実施の形態5の場合に比し
て、半導体装置の寸法精度を高めることができる。
【0088】実施の形態7.次に、本発明の実施の形態
7の半導体装置およびその製造方法について説明する。
実施の形態5の半導体装置30およびその製造方法で
は、上記の如く、中空ノード48の内面やコンタクトホ
ール46の内面を覆う導電層50が、粗面化処理の施さ
れたドープトポリシリコンの層で実現されている。本実
施形態の半導体装置およびその製造方法は、実施の形態
5の構造および方法において、導電層50の表面の粗面
化を省略することにより実現される。本実施形態の半導
体装置および製造方法によれば、粗面化処理を省略する
ことにより、実施の形態5の場合に比して簡単な工程
で、所望の機能を満たす半導体装置を得ることができ
る。
【0089】実施の形態8.次に、本発明の実施の形態
8の半導体装置の製造方法について説明する。実施の形
態5の製造方法では、フォトレジスト62を用いたポリ
シリコン層60のエッチングが終了した後(図18
(A)および図18(B)参照)、フォトレジスト62
を残存させたまた、コンタクトホール46の開口処理が
実行される(図19(A)および図19(B)参照)。
本実施形態の製造方法は、実施の形態5の方法におい
て、フォトレジスト62を用いてポリシリコン層60の
中空部をエッチングした後、フォトレジスト62を除去
した後、ポリシリコン層60をマスクとしてコンタクト
ホール46の開口処理を実行することにより実現され
る。コンタクトホール46は、このような手順でエッチ
ングを行うことによっても、適切に開口することができ
る。
【0090】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成され
ているので、以下に示すような効果を奏する。請求項1
記載の発明によれば、中空ノードの壁面に加えて、導電
層で覆われたコンタクトホールの壁面も、キャパシタの
一部として利用することができる。このような構造によ
れば、中空ノードの高さをさほど高く設定することな
く、十分な容量を確保することができる。従って、本発
明の半導体装置は、高い歩留まりで製造することができ
る。
【0091】請求項2記載の発明によれば、中空ノード
の上部に第2配線が形成される。このような構造によれ
ば、中空ノードおよびコンタクトホールは、第2配線と
の干渉を考慮することなく形成することができる。すな
わち、中空ノードおよびコンタクトホールに大きな断面
積を付与することができる。中空ノードおよびコンタク
トホールに大きな断面積が付与できると、それらとシリ
コン基板との間の電気抵抗が抑制できると共に、安価な
設備およびマスクを用いてそれらを形成することが可能
となる。このため、本発明によれば、高い集積度と優れ
た省電力特性とを有し、かつ、安価に製造することので
きる半導体装置を得ることができる。
【0092】請求項3記載の発明によれば、中空ノード
に、第2配線の間隔に比して大きな幅を付与することが
できる。このため、本発明によれば、高い集積度が要求
される場合においても、中空ノードの断面積を比較的大
きく確保することができる。
【0093】請求項4記載の発明によれば、中空ノード
を第2配線の上層に形成することができる。従って、本
発明によれば、中空ノードの高さを自由に設計すること
ができる。
【0094】請求項5記載の発明によれば、隣り合う2
本の第1配線が占める幅(それらの配線枠が占める幅を
含む)に比して小さい範囲で、中空ノードに大きな幅を
付与することができる。このような構造によれば、中空
ノードと第2配線用コンタクトとの干渉を避けながら、
中空ノードに大きな断面積を付与することができる。
【0095】請求項6記載の発明によれば、コンタクト
ホールの内面を覆う導電層に粗面化処理が施されている
ので、その導電層の表面積を大きく確保することができ
る。従って、本発明によれば、小さな占有面積の中で、
効率良く大きな容量を確保することができる。
【0096】請求項7記載の発明によれば、層間膜にT
EOSが用いられるため、その層間膜の形成をバッチ処
理により行うことができる。従って、本発明の半導体装
置によれば、高い生産性を確保することができる。
【0097】請求項8記載の発明によれば、層間膜にB
PTEOSが用いられるため、層間膜を形成すること
で、第1配線に起因する高低差を平坦化することができ
る。このため、本発明の半導体装置によれば、優れた寸
法精度を得ることができる。
【0098】請求項9記載の発明によれば、コンタクト
ホールの壁面を、キャパシタの一部として利用できる構
造を形成することができる。従って、本発明によれば、
個々のメモリセルが十分な容量を有する半導体装置を、
高い歩留まりで製造することができる。
【0099】請求項10記載の発明によれば、中空ノー
ドの上部に第2配線を形成することができる。従って、
本発明によれば、第2配線との干渉を考慮することな
く、中空ノードおよびコンタクトホールに大きな断面積
を付与することができる。このため、本発明によれば、
高い集積度と優れた省電力特性とを有する半導体装置を
安価に製造することができる。
【0100】請求項11記載の発明によれば、第2配線
の間隔に比して大きな幅を有する中空ノードを形成する
ことができる。このため、本発明によれば、高い集積度
を有し、かつ、中空ノードが大きな断面積を有する半導
体装置を製造することができる。
【0101】請求項12記載の発明によれば、中空ノー
ドを第2配線の上層に形成することができる。従って、
本発明によれば、中空ノードを、その高さを自由に設計
して製造することができる。
【0102】請求項13記載の発明によれば、第1配線
の間に形成されているくぼみ部分の層間膜が除去される
ことによりコンタクトホールが形成される。上記の製造
方法によれば、写真製版の位置ずれに関わらず、自己整
合的にコンタクトホールを正しい位置に開口させること
ができる。
【0103】請求項14記載の発明によれば、隣り合う
2本の第1配線が占める幅(それらの配線枠が占める幅
を含む)に比して小さい範囲で、大きな幅を有する中空
ノードを形成することができる。従って、本発明によれ
ば、中空ノードと第2配線用コンタクトとの干渉を避け
ながら、大きな中空ノードを形成することができる。
【0104】請求項15記載の発明によれば、中空ノー
ドの内面、コンタクトホールの内面、および、コンタク
トホールの底部に粗面化処理を施すことで、所定の表面
粗度を有する導電層を形成することができる。このた
め、本発明によれば、簡単な工程で効率良く大きな容量
を有するメモリセルを形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の半導体装置の断面図
である。
【図2】 図1に示す半導体装置を上部から透視して表
した図である。
【図3】 図1に示す半導体装置の製造方法を説明する
ための図(その1)である。
【図4】 図1に示す半導体装置の製造方法を説明する
ための図(その2)である。
【図5】 図1に示す半導体装置の製造方法を説明する
ための図(その3)である。
【図6】 図1に示す半導体装置の製造方法を説明する
ための図(その4)である。
【図7】 図1に示す半導体装置の製造方法を説明する
ための図(その5)である。
【図8】 図1に示す半導体装置の製造方法を説明する
ための図(その6)である。
【図9】 図1に示す半導体装置の製造方法を説明する
ための図(その7)である。
【図10】 図1に示す半導体装置の製造方法を説明す
るための図(その8)である。
【図11】 本実施形態の実施の形態1の製造方法の効
果を説明するための図(その1)である。
【図12】 本実施形態の実施の形態1の製造方法の効
果を説明するための図(その2)である。
【図13】 本発明の実施の形態5の半導体装置の断面
図である。
【図14】 図13に示す半導体装置を上部から透視し
て表した図である。
【図15】 図13に示す半導体装置の製造方法を説明
するための図(その1)である。
【図16】 図13に示す半導体装置の製造方法を説明
するための図(その2)である。
【図17】 図13に示す半導体装置の製造方法を説明
するための図(その3)である。
【図18】 図13に示す半導体装置の製造方法を説明
するための図(その4)である。
【図19】 図13に示す半導体装置の製造方法を説明
するための図(その5)である。
【図20】 図13に示す半導体装置の製造方法を説明
するための図(その6)である。
【図21】 図13に示す半導体装置の製造方法を説明
するための図(その7)である。
【図22】 図13に示す半導体装置の製造方法を説明
するための図(その8)である。
【図23】 図13に示す半導体装置の製造方法を説明
するための図(その9)である。
【図24】 従来の半導体装置の断面図である。
【図25】 従来の半導体装置を上部から透視して表し
た図である。
【符号の説明】
30;70 半導体装置、 32 シリコン基板、
34 トランスファゲート、 44 層間膜、
46 コンタクトホール、 48 中空ノード、
50 導電層、 51 ストレージノード、 52
活性領域、72 第1層間膜、 74 第2層間
膜。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコン基板上に形成される複数の第1
    配線と、 前記第1配線を覆う層間膜と、 前記層間膜の上に導電材料で形成される中空ノードと、 前記第1配線を露出させることなく前記層間膜を貫通し
    て、前記中空ノードの内部に前記シリコン基板の表面を
    露出させるコンタクトホールと、 前記中空ノードの内面から前記シリコン基板の露出部に
    至る領域において、前記コンタクトホールの内面を所定
    膜厚で覆う導電層と、 を備えることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記中空ノードの上部に、前記中空ノー
    ドと絶縁された複数の第2配線を備えることを特徴とす
    る請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記中空ノードは、前記第2配線と垂直
    な方向に、前記第2配線の間隔に比して大きな幅を有す
    ることを特徴とする請求項2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記層間膜は、第1層間膜と第2層間膜
    とを備え、 前記第1層間膜と前記第2層間膜との間に、前記コンタ
    クトホールと干渉しないように形成された複数の第2配
    線を備えることを特徴とする請求項1記載の半導体装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第1配線の側面を所定の膜厚で覆う
    配線枠と、 前記配線枠の間の領域において前記シリコン基板と前記
    第2配線とを導通させる第2配線用コンタクトと、を備
    えると共に、 前記中空ノードは、前記第2配線と平行な方向に、前記
    第1配線のピッチの0.5倍より大きく、前記第1配線
    の間隔と、前記第1配線の幅の2倍の幅と、前記配線枠
    の膜厚の2倍の厚さとの和より小さな幅を有することを
    特徴とする請求項2乃至4の何れか1項記載の半導体装
    置。
  6. 【請求項6】 前記コンタクトホールの内面を覆う前記
    導電層の表面には、粗面化処理が施されていることを特
    徴とする請求項1乃至5の何れか1項記載の半導体装
    置。
  7. 【請求項7】 前記層間膜は、リンおよびボロンを含ま
    ないTEOS膜で構成された絶縁層を備えることを特徴
    とする請求項1乃至6の何れか1項記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記層間膜は、リンおよびボロンを含む
    BPTEOS膜で構成された絶縁層を備えることを特徴
    とする請求項1乃至6の何れか1項記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 シリコン基板上に複数の第1配線を形成
    するステップと、 前記第1配線を覆う層間膜と、 前記層間膜の上に導電材料を堆積させるステップと、 前記導電材料をエッチングして、中空ノードの内面を形
    成するステップと、 前記第1配線を露出させないように前記層間膜をエッチ
    ングすることにより、前記中空ノードの内部に、前記シ
    リコン基板の表面を露出させるコンタクトホールを形成
    するステップと、 前記中空ノードの内面から前記シリコン基板の露出部に
    至る領域において、前記コンタクトホールの内面を所定
    膜厚で覆う導電層を形成するステップと、 前記導電材料をエッチングして、中空ノードの外面を形
    成するステップと、 を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記中空ノードの上部に、前記中空ノ
    ードと絶縁された複数の第2配線を形成するステップを
    備えることを特徴とする請求項9記載の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記中空ノードは、前記第2配線と垂
    直な方向に、前記第2配線の間隔に比して大きな幅を有
    するように形成されることを特徴とする請求項10記載
    の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記層間膜を形成するステップは、第
    1層間膜を形成するステップと、第2層間膜を形成する
    ステップとを備え、 前記第1層間膜と前記第2層間膜との間に、前記コンタ
    クトホールと干渉しないように、複数の第2配線を形成
    するステップと、を備えることを特徴とする請求項9記
    載の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記層間膜は、前記第1配線の配線間
    にくぼみを有するように形成されると共に、 前記コンタクトホールを形成するステップは、前記中空
    ホールの内部において、前記層間膜の、前記くぼみを含
    む所定領域をエッチングするステップを含むことを特徴
    とする請求項9乃至12の何れか1項記載の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記第1配線の側面を所定の膜厚で覆
    う配線枠を形成するステップと、 前記配線枠の間の領域において前記シリコン基板と前記
    第2配線とを導通させる第2配線用コンタクトを形成す
    るステップとを備えると共に、 前記中空ノードは、前記第2配線と平行な方向に、前記
    第1配線のピッチの0.5倍より大きく、前記配線枠の
    膜厚の2倍の厚さと前記ピッチとの和より小さな幅を有
    するように形成されることを特徴とする請求項9乃至1
    3の何れか1項記載の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記コンタクトホールの内面を覆う前
    記導電層を形成するステップは、前記中空ノードの内
    面、前記コンタクトホールの内面、および、前記コンタ
    クトホールの底部に、所定の表面粗度を有する導電膜を
    形成する粗面化処理を含むことを特徴とする請求項9乃
    至14の何れか1項記載の製造方法。
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