JPH10292974A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JPH10292974A
JPH10292974A JP10225697A JP10225697A JPH10292974A JP H10292974 A JPH10292974 A JP H10292974A JP 10225697 A JP10225697 A JP 10225697A JP 10225697 A JP10225697 A JP 10225697A JP H10292974 A JPH10292974 A JP H10292974A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
evaporator
defrosting
heater
cool air
refrigerator
Prior art date
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Abandoned
Application number
JP10225697A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Tsuchiya
祐二 土屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
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Publication of JPH10292974A publication Critical patent/JPH10292974A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷気強制循環方式の冷蔵庫において、冷気の
循環を良くすることにより冷却運転の効率を向上させる
一方、除霜時に除霜用ヒータにより生成された暖気を蒸
発器側へ効率良く上昇させることにより、除霜時間の短
縮を図る。 【解決手段】 蒸発器10の下部に位置する空隙部14
の後部壁14bを後退させた状態に形成すると共に、除
霜用ヒータ15とその保護カバー16とを蒸発器10の
下部後方に配置して前方の空隙を拡大した構成とする。
これにより、冷却運転時に冷気循環路6a、6bより蒸
発器10に戻る冷気の流れを良くすることができ、ま
た、除霜時には除霜用ヒータ15により生成された暖気
を蒸発器10の前後だけでなく広範囲に且つ速やかに上
昇させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷気強制循環方式の
冷蔵庫に係わり、詳しくは冷気の循環を良くすると共に
除霜時間をより短縮するための除霜用ヒータとその保護
カバーの配置と、同ヒータ等を収容する空隙部の構成に
関する。
【0002】
【従来の技術】冷気強制循環方式の冷蔵庫には例えば図
1に示すような冷凍室7と、冷蔵室8と、野菜室9とが
あり、冷凍室7の背後に配置された蒸発器10で生成さ
れる冷気は送風機11により冷凍室7に供給されると共
に、冷気分配室12に接続された冷気ダクト13を介し
て冷蔵室8や野菜室9に供給され、これら各室に供給さ
れた冷気は冷凍室7と野菜室9間の断熱仕切体6に形成
されている冷気還流路6a,6bを通して蒸発器10に
戻すようになっている。
【0003】ところで、蒸発器10の温度は圧縮器20
の運転中に−30℃程度まで降下する。一方、冷気還流
路6bを通り、蒸発器10に戻る冷気は5〜7℃程度ま
で上昇しており、且つ、湿気を伴っているため蒸発器1
0の表面には霜が発生し、凍結する。蒸発器10の霜の
付着量は圧縮機20の運転時間の経過と共に増え、これ
に伴って蒸発器10の熱交換性能が低下していく。そこ
で、図4にも示すように蒸発器10の下部に除霜用ヒー
タ15を並行に配置し、その輻射熱を利用して蒸発器1
0の除霜を行う一方、蒸発器10と除霜用ヒータ15間
にアルミ板からなる保護カバー16を設けて除霜用ヒー
タ15を蒸発器10から流下する除霜水から保護するよ
うになっている。なお、除霜用ヒータ15と保護カバー
16は蒸発器10の下部左右両端より下部の空隙部14
の中央に突出させた一対の支持体22に固定された構成
となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような構成では保護カバー16が蒸発器10の下部中央
に位置するため、冷気還流路6a,6bの出口と蒸発器
10間の冷気の通路が狭められた状態になっており、冷
気の循環に悪影響を及ぼすだけでなく、除霜時には蒸発
器10への暖気の上昇の妨げとなり、結果として除霜時
間が長くなる要因になっている。したがって、本発明に
おいては冷気の循環を良くすると共に除霜時間をより短
縮できるようにした冷蔵庫を提供することを目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたものであり、冷凍室の背後に配置
された蒸発器の下部に除霜用ヒータをほぼ並行かつ水平
に配置すると共に、前記蒸発器と除霜用ヒータ間に同ヒ
ータを除霜水から保護する保護カバーを設け、前記蒸発
器により生成された冷気を同蒸発器の上部空隙に配設さ
れた送風機により冷凍室に供給すると共に、冷気ダクト
を介して冷蔵室および野菜室に供給し、冷凍室と冷蔵室
間もしくは冷凍室と野菜室間の断熱仕切体に形成された
冷気還流路を通して蒸発器に戻し、除霜時に前記除霜用
ヒータをオンし、蒸発器の除霜を行うようにしてなる冷
蔵庫において、前記除霜用ヒータと保護カバーとを収容
する空隙部の後部壁を後退させた状態に形成すると共
に、前記除霜用ヒータと保護カバーとを前記蒸発器の下
部後方に配置して前方の空隙を拡大することにした。な
お、前記除霜用ヒータと保護カバーとを前記蒸発器の下
部両端より下方に突出させた一対の支持体に固定する構
成とした。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明によれば、冷気強制循環方
式の冷蔵庫において、蒸発器の下部に位置し、除霜用ヒ
ータと保護カバーとを収容する空隙部の後部壁を後退さ
せた状態に形成すると共に、除霜用ヒータと保護カバー
とを蒸発器の下部後方に配置して前方の空隙を拡大した
構成としているので、冷却運転時に冷気還流路を経て蒸
発器に戻る冷気の還流を良くすることができ、また、除
霜時には除霜用ヒータにより生成された暖気を蒸発器の
前後だけでなく広範囲に上昇させることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図3に基づい
て説明する。図1は冷蔵庫の内部を側面から示したもの
で、1は外箱2と、内箱3と、これら両者間に充填され
た発泡断熱材4とからなる冷蔵庫本体である。内箱3の
内部は上下二つの断熱仕切体5、6により冷凍室7と冷
蔵室8と野菜室9とに区画されている。冷凍室7の背後
には蒸発器10と、この蒸発器10で生成される冷気を
前記各室7〜9に循環させる送風機11とが有り、冷蔵
室8および野菜室9への冷気は冷凍室7後方の冷気分配
室12に接続されている冷気ダクト13を通して、まず
冷蔵室冷気吹出口8aより冷蔵室8へ送り込まれ、次に冷
蔵室8下部の野菜室冷気流入口8bより図示されてない野
菜室ダクトを経て野菜室9へ送り込まれる。各室7〜9
に送り込まれた冷気は冷凍室7と野菜室9間の断熱仕切
体6に形成された冷気還流路6a、6bを通して蒸発器
10に戻すように構成されている。
【0008】また、蒸発器10の真下に位置する断熱仕
切体6の後部には樋状に形成された露受部14a(図2
参照)を有する空隙部14が有り、この空隙部14には
除霜時にオンされる除霜用ヒータ(ガラス管ヒータ)1
5と、この除霜用ヒータ15を蒸発器10より流下する
除霜水から保護するためのアルミ製の保護カバー16と
が設けられ、露受部14aに流下した除霜水は排水管1
7を通して冷蔵庫本体1の下部後方に形成されている機
械室18内の蒸発皿19に放出され、圧縮機20の発熱
等を利用して蒸発させるようになっている。
【0009】図2および図3は本発明に係わる要部を側
方と斜め前方から見た拡大図で、特徴とするところは除
霜用ヒータ15と保護カバー16とを収容する空隙部1
4の後部壁14bを後退させた状態に形成すると共に、
除霜用ヒータ15と保護カバー16とを蒸発器10の下
部後方に配置して、保護カバー16および除霜用ヒータ
15より前方の空隙を拡大したことである。このような
構成であれば、冷却運転時に冷気還流路6a、6bの出
口より蒸発器10に戻る冷気の流れを良くすることがで
き、また、除霜時には除霜用ヒータ15により生成され
た暖気を蒸発器の前後だけでなく広範囲に上昇させるこ
とができる。なお、除霜用ヒータ15と保護カバー16
は蒸発器10の下部両端より下方に突出させた一対の支
持体21に固定されている。
【0010】
【発明の効果】以上、説明したような冷蔵庫であるなら
ば、冷却運転時には冷気の循環が良くなり、効率の良い
冷却運転が可能になる一方、除霜時には除霜用ヒータに
より生成された暖気を蒸発器の前後だけでなく広範囲に
且つ速やかに上昇させることが可能になるため、蒸発器
に付着した霜が効率良く除霜され、除霜時間が短縮され
ることにより、除霜時の庫内温度の上昇が抑制され、消
費電力も少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明および従来例に係わる冷蔵庫の概略構成
を表す側断面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す要部拡大側断面図であ
る。
【図3】本発明の一実施例を示す要部拡大斜視図であ
る。
【図4】従来例を示す冷蔵庫の要部拡大側断面図であ
る。
【符号の説明】
1 冷蔵庫本体 5 断熱仕切体 6 断熱仕切体 6a 冷気還流路 6b 冷気還流路 7 冷凍室 8 冷蔵室 9 野菜室 10 蒸発器 14 空隙部 14a 露受部 14b 後部壁 15 除霜用ヒータ(ガラス管ヒータ) 16 保護カバー 21 支持体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍室の背後に配置された蒸発器の下部
    に除霜用ヒータをほぼ並行かつ水平に配置すると共に、
    前記蒸発器と除霜用ヒータ間に同ヒータを除霜水から保
    護する保護カバーを設け、前記蒸発器により生成された
    冷気を同蒸発器の上部空隙に配設された送風機により冷
    凍室に供給すると共に、冷気ダクトを介して冷蔵室およ
    び野菜室に供給し、冷凍室と冷蔵室間もしくは冷凍室と
    野菜室間の断熱仕切体に形成された冷気還流路を通して
    蒸発器に戻し、除霜時に前記除霜用ヒータをオンし、蒸
    発器の除霜を行うようにしてなる冷蔵庫において、 前記除霜用ヒータと保護カバーとを収容する空隙部の後
    部壁を後退させた状態に形成すると共に、前記除霜用ヒ
    ータと保護カバーとを前記蒸発器の下部後方に配置して
    前方の空隙を拡大してなることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 前記除霜用ヒータと保護カバーとを前記
    蒸発器の下部両端より下方に突出させた一対の支持体に
    固定してなることを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
JP10225697A 1997-04-18 1997-04-18 冷蔵庫 Abandoned JPH10292974A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10288338B2 (en) 2015-08-28 2019-05-14 Samsung Electronics Co., Ltd. Refrigerator
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Effective date: 20040127

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