JPH10233882A - 画像形成装置及びそのソート処理方法 - Google Patents

画像形成装置及びそのソート処理方法

Info

Publication number
JPH10233882A
JPH10233882A JP9049626A JP4962697A JPH10233882A JP H10233882 A JPH10233882 A JP H10233882A JP 9049626 A JP9049626 A JP 9049626A JP 4962697 A JP4962697 A JP 4962697A JP H10233882 A JPH10233882 A JP H10233882A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording paper
image forming
document
forming apparatus
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9049626A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanobu Inui
雅亘 乾
Mineko Satou
みね子 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP9049626A priority Critical patent/JPH10233882A/ja
Publication of JPH10233882A publication Critical patent/JPH10233882A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Collation Of Sheets And Webs (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ソート処理のための特別な装置又は特別な機
能を備えていなくても、ソート処理を行うことができる
画像形成装置。 【解決手段】 原稿A、B及びCからなる原稿束を10
部印刷出力してソート処理する場合は、まず、通常の手
順に従って、原稿A、B及びCがそれぞれ10枚ずつ印
刷される。ユーザにより、所定モードが選択された後、
原稿の種類(ページ数)に応じた数の給紙カセット及び
順番が指定され、画面表示に従って原稿A、B及びCが
それぞれ10枚ずつ給紙カセット1、2、3に格納され
た後、スタートボタンが押下されると、定着部のヒータ
への通電がオフされ又は排紙経路が選択される。そし
て、給紙カセット1〜3から、指定された順番とは逆の
順番で、複写物がピックアップされ、画像形成部及び定
着部を通過して排紙口から排出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置、特
に、画像データを印刷出力するための記録紙を格納する
複数の記録紙格納手段を有する画像形成装置及びそのソ
ート処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置において、複数ペー
ジの原稿を複写する際のソート処理として、異なる複数
のビンのそれぞれに複写物を排紙することによりソート
処理を実現する手法や、電子的に画像データを蓄えて、
複数のビンを有していなくても画像データを順番に印刷
して出力する処理を複数回繰り返すことによりソート処
理を実現する手法(電子ソート機能)が知られている。
【0003】また、白黒原稿とカラー原稿とが混在して
いる原稿の複写については、カラー画像形成装置におい
て全ての原稿をカラー原稿として複写する手法が考えら
れる。しかし、カラー画像形成装置は白黒コピーの生産
性が高速白黒画像形成装置に及ばないため、従来、白黒
原稿は白黒画像形成装置を用いて短時間で大量に複写
し、その後に別途カラー原稿を複写処理することにより
得られたカラーコピーを挿入するという手法が多く選択
されている。例えば、50ページの原稿中3枚がカラー
原稿である場合は、47枚の白黒原稿を白黒画像形成装
置で複写し、3枚のカラー原稿をカラー画像形成装置で
複写し、その後に人手によりカラーコピーが白黒コピー
の中に挿入されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ソ
ート処理は、ソータや循環式読込み装置等のソート処理
のための特別な装置又は電子ソート機能等の特別な機能
を備えていない場合には実行することができなかった。
また、上記電子ソート機能を採用する場合は、印刷出力
する順番に、全ての原稿の画像データを一台の画像形成
装置に読み取らせなければならず、大容量のメモリが必
要とされた。
【0005】また、カラー原稿と白黒原稿とが混在する
原稿をソート処理する場合にカラーコピーを後から白黒
コピーの中に挿入するという手法では、大量の白黒コピ
ーの中から挿入箇所を探し出さなければならない。この
作業は大変な労力を必要とし、かえって生産性が低下す
るという問題点があった。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、ソート処理のための特別な装置又は特別
な機能を備えていなくても、ソート処理を行うことがで
きる画像形成装置及びそのソート処理方法を提供するこ
とを第1の目的とする。
【0007】また、カラー原稿と白黒原稿とが混在する
原稿の複写を効率よく行うことができる画像形成装置及
びそのソート処理方法を提供することを第2の目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の画像形成装置は、原稿の画像データを読
み取る読取手段と、印刷出力を行うための記録紙を格納
する複数の記録紙格納手段と、前記複数の記録紙格納手
段から記録紙を給紙する給紙手段と、前記読取手段によ
り読み取られた画像データに基づいて前記給紙手段によ
り給紙された記録紙に印刷出力を行う印刷出力手段と、
前記印刷出力手段により印刷出力された記録紙を排紙す
る排紙手段とを有する画像形成装置において、前記複数
の記録紙格納手段に前記印刷出力手段による印刷出力済
みの記録紙が格納された場合に、前記複数の記録紙格納
手段からの前記印刷出力済みの記録紙の給紙の順序を入
力する入力手段と、前記入力手段により入力された順序
に従って、前記複数の記録紙格納手段から前記印刷出力
済みの記録紙を給紙するように前記給紙手段を制御する
制御手段とを備えることを特徴とする。
【0009】請求項2の画像形成装置は、外部に接続さ
れるホスト装置から画像データを入力する入力手段と、
印刷出力を行うための記録紙を格納する複数の記録紙格
納手段と、前記複数の記録紙格納手段から記録紙を給紙
する給紙手段と、前記入力手段により入力された画像デ
ータに基づいて前記給紙手段により給紙された記録紙に
印刷出力を行う印刷出力手段と、前記印刷出力手段によ
り印刷出力された記録紙を排紙する排紙手段とを有する
画像形成装置において、前記複数の記録紙格納手段に前
記印刷出力手段による印刷出力済みの記録紙が格納され
た場合に、前記複数の記録紙格納手段からの前記印刷出
力済みの記録紙の給紙の順序を入力する入力手段と、前
記入力手段により入力された順序に従って、前記複数の
記録紙格納手段から前記印刷出力済みの記録紙を給紙す
るように前記給紙手段を制御する制御手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0010】請求項3の画像形成装置は、上記請求項1
又は2に記載の画像形成装置において、前記印刷出力手
段が、前記給紙手段により前記印刷出力後の記録紙が給
紙されている間、前記印刷出力を行わないように構成さ
れることを特徴とする。
【0011】請求項4の画像形成装置は、上記請求項1
又は2に記載の画像形成装置において、前記給紙手段
が、前記記録紙格納手段に前記印刷出力後の記録紙が格
納されているときは、前記印刷出力手段を通過しない経
路を用いて前記印刷出力後の記録紙を給紙するように構
成されることを特徴とする。
【0012】請求項5の画像形成装置は、上記請求項1
〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前
記排紙手段により排紙される記録紙をソート処理するソ
ート手段を備えることを特徴とする。
【0013】請求項6の画像形成装置は、上記請求項5
に記載の画像形成装置において、前記ソート処理された
記録紙のステープル処理を行うステープル手段を備える
ことを特徴とする。
【0014】請求項7の画像形成装置は、原稿の画像デ
ータを読み取る読取手段と、印刷出力を行うための記録
紙を格納する複数の記録紙格納手段と、前記複数の記録
紙格納手段から記録紙を給紙する給紙手段と、前記読取
手段により読み取られた画像データに基づいて前記給紙
手段により給紙された記録紙に印刷出力を行う印刷出力
手段と、前記印刷出力手段により印刷出力された記録紙
を排紙する排紙手段とを有する画像形成装置において、
前記読取手段により画像データが読み取られた原稿がカ
ラー原稿であるか白黒原稿であるかを識別する原稿識別
手段と、前記原稿識別手段により前記原稿がカラー原稿
であることが識別された場合に、前記白黒原稿が印刷出
力される記録紙が格納されている記録紙格納手段とは異
なる記録紙格納手段から記録紙を給紙するように前記給
紙手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とす
る。
【0015】請求項8の画像形成装置は、上記請求項7
に記載の画像形成装置において、前記印刷出力手段が、
前記原稿識別手段により前記原稿がカラー原稿であるこ
とが識別された場合に、当該カラー原稿についての印刷
出力を実行しないように構成されることを特徴とする。
【0016】請求項9の画像形成装置は、原稿の画像デ
ータを読み取る読取手段と、印刷出力を行うための記録
紙を格納する複数の記録紙格納手段と、前記複数の記録
紙格納手段から記録紙を給紙する給紙手段と、前記読取
手段により読み取られた画像データに基づいて前記給紙
手段により給紙された記録紙に印刷出力を行う印刷出力
手段と、前記印刷出力手段により印刷出力された記録紙
を排紙する排紙手段とを有する画像形成装置において、
前記読取手段により画像データが読み取られた原稿がカ
ラー原稿であるか白黒原稿であるかを識別する原稿識別
手段と、前記原稿識別手段により前記原稿がカラー原稿
であることが識別された場合に、当該カラー原稿が印刷
出力された記録紙を前記白黒原稿が印刷された記録紙の
排紙位置からずらして排紙するように前記排紙手段を制
御する制御手段とを備えることを特徴とする。
【0017】請求項10の画像形成装置は、上記請求項
1〜9の少なくとも2つに記載した画像形成装置が有す
る機能を備えるとともに、前記機能を選択する機能選択
手段を備えることを特徴とする。
【0018】請求項11のソート処理方法は、原稿の画
像データを読み取り、印刷出力を行うための記録紙を格
納する複数の記録紙格納手段から前記記録紙を給紙し、
前記読み取られた画像データに基づいて前記給紙された
記録紙に印刷出力を行い、前記印刷出力された記録紙を
排紙するように構成される画像形成装置のソート処理方
法において、前記複数の記録紙格納手段に前記印刷出力
済みの記録紙を格納し、前記複数の記録紙格納手段から
の前記印刷出力済みの記録紙の給紙の順序を入力し、前
記入力された順序に従って、前記複数の記録紙格納手段
から前記印刷出力済みの記録紙を給紙することを特徴と
する。
【0019】請求項12のソート処理方法は、外部に接
続されるホスト装置から画像データを入力し、印刷出力
を行うための記録紙を格納する複数の記録紙格納手段か
ら前記記録紙を給紙し、前記入力された画像データに基
づいて印刷出力を行い、前記印刷出力された記録紙を排
紙するように構成される画像形成装置のソート処理方法
において、前記複数の記録紙格納手段に前記印刷出力済
みの記録紙を格納し、前記複数の記録紙格納手段からの
前記印刷出力済みの記録紙の給紙の順序を入力し、前記
入力された順序に従って、前記複数の記録紙格納手段か
ら前記印刷出力済みの記録紙を給紙することを特徴とす
る。
【0020】請求項13のソート処理方法は、上記請求
項11又は12に記載のソート処理方法において、前記
印刷出力済みの記録紙が給紙されている間は前記印刷出
力を行わないことを特徴とする。
【0021】請求項14のソート処理方法は、上記請求
項11又は12に記載のソート処理方法において、前記
記録紙格納手段に前記印刷出力済みの記録紙が格納され
ている場合は、前記印刷出力が行われない経路を用いて
前記印刷出力済みの記録紙を給紙することを特徴とす
る。
【0022】請求項15のソート処理方法は、原稿の画
像データを読み取り、印刷出力を行うための記録紙を格
納する複数の記録紙格納手段から前記記録紙を給紙し、
前記読み取られた画像データに基づいて印刷出力を行
い、前記印刷出力された記録紙を排紙するように構成さ
れる画像形成装置のソート処理方法において、前記画像
データが読み取られた原稿がカラー原稿であるか白黒原
稿であるかを識別し、前記原稿がカラー原稿であること
が識別された場合は、前記白黒原稿が印刷出力される記
録紙が格納されている記録紙格納手段とは異なる記録紙
格納手段から記録紙を給紙することを特徴とする。
【0023】請求項16のソート処理方法は、前記原稿
がカラー原稿であることが識別された場合は、当該カラ
ー原稿についての印刷出力を行わないことを特徴とす
る。
【0024】請求項17のソート処理方法は、原稿の画
像データを読み取り、印刷出力を行うための記録紙を格
納する複数の記録紙格納手段から前記記録紙を給紙し、
前記読み取られた画像データに基づいて印刷出力を行
い、前記印刷出力された記録紙を排紙するように構成さ
れる画像形成装置のソート処理方法において、前記画像
データが読み取られた原稿がカラー原稿であるか白黒原
稿であるかを識別し、前記原稿がカラー原稿であること
が識別された場合は、当該カラー原稿が印刷出力された
記録紙を前記白黒原稿が印刷された記録紙の排紙位置か
らずらして排紙することを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。
【0026】(第1の実施の形態)まず最初に、本発明
の第1の実施の形態について、図1〜図6を参照して説
明する。
【0027】図1は、本実施の形態にかかる画像形成装
置の構成を示す断面図である。同図において、100は
画像形成装置の本体であり、本体100の上部には、原
稿上の画像を読み取り、読み取った原稿画像に応じた画
像データを生成する画像読取部100aと、生成された
画像データを記録紙上へ印刷出力するプリンタ部100
bとから主に構成されている。
【0028】画像読取部100aは、循環式自動送り装
置(以下、RDFという)180と、原稿載置台として
のプラテンガラス101と、原稿照明用ランプ103及
びミラー104を有するスキャナユニット104と、ミ
ラー106、107と、レンズ108と、CCD等の光
電変換素子からなるイメージセンサ部109とを有して
いる。
【0029】RDF180は、原稿を最終ページから順
に1枚ずつプラテンガラス102上へ給送し、原稿読取
動作の終了後、プラテンガラス102上の原稿を排出す
る。不図示のモータ等によりスキャナ102は所定方向
に往復走査され、原稿を原稿照射ランプ103により照
射する。原稿の反射光は、走査ミラー104〜106を
介して、レンズ108を透過してCCDセンサ109に
結像する。
【0030】画像読取部100aの下方には、レーザや
ポリゴンスキャナ等により構成された露光制御部120
と、感光ドラム110、一次帯電器112、現像器12
1、転写帯電器118、クリーニング装置116及び前
露光ランプ114から構成される画像形成部126とが
配設されている。
【0031】露光制御部120は、イメージセンサ部1
09で電気信号に変換されて後述する所定の画像処理が
行われた画像信号に基づいて、変調されたレーザ光12
9を感光ドラム110に照射する。
【0032】画像形成部126において、感光体ドラム
110は不図示のモータにより図に示す矢印の方向に回
転している。一次帯電器112により所望の電位に帯電
された後、露光制御部120からのレーザ光129が照
射されると、感光ドラム110上に静電潜像が形成され
る。感光ドラム110上に形成された静電潜像は、現像
器121により現像されて、トナー像として可視化され
る。
【0033】画像形成部126の下方には、複数種類の
記録紙を収納する給紙カセットである上段カセット13
1及び下段カセット132が配設されている。なお、給
紙カセットの段数は、2つに限られず、任意に設定され
る。レーザ光の照射開始に応じた所定のタイミングで、
上段カセット131又は下段カセット132からピック
アップローラ133又は134によりピックアップされ
た記録紙が、給紙ローラ135又は136により給送路
160上に搬送され、更に、レジストローラ137によ
り転写帯電器118まで給送される。そして、可視化さ
れたトナー像が転写帯電器118により記録紙に転写さ
れる。転写後の感光ドラムは、クリーニング装置116
により残留トナーが清掃され、前露光ランプ114によ
り残留電荷が消去される。
【0034】トナー像が転写された記録紙は、画像形成
部126の下流側に配設されている転写ベルト130上
を搬送される。転写ベルト130には、レジストローラ
137から送られてきた記録紙を定着ベルト130に吸
着帯電するための吸着帯電器138が設けられており、
転写ベルトローラ143により所定の方向に回転され
る。転写ベルト130により搬送された記録紙は、定着
前帯電器139、140により記録紙上のトナー像が再
帯電された後、定着器141に送られる。
【0035】定着器141は定着ローラ141a、14
1bを有しており、両定着ローラ141a、141bに
よる加圧・加熱により、トナー像は記録紙に定着され
る。定着器141を通過した記録紙は、排出ローラ14
2及び排出ローラ161により搬送されて排出口144
から本体100の外へ排出される。
【0036】また、本体100には、例えば4000枚
の記録紙を吸収しうるデッキ150が装備されている。
デッキ150は、リフタ151、給紙ローラ152及び
マルチ手差し台153を有している。リフタ151は、
給紙ローラ152に転写紙が常に当接するように転写紙
の量に応じて上昇するように構成される。マルチ手差し
台153は、例えば100枚の記録紙を収納することが
できる。
【0037】排出ローラ142と排出ローラ161との
間には排紙フラッパ154が配設されている。排紙フラ
ッパ154は、両面記録ないし多重記録時の搬送路と、
排紙時の搬送路とを切り換えるフラッパである。両面記
録ないし多重記録時の搬送路には、両面記録時に記録紙
を反転させるための反転パス155側と、定着部141
から送られてきた記録紙を格納する再給紙トレイ156
へ記録紙を導く下搬送パス158側とに搬送路を切り換
える多重フラッパ157が配設されている。再給紙トレ
ー156には、記録紙が、次に印刷される面を下向きに
して格納される。更に、再給紙トレイ156の下流側に
は、記録紙を画像形成部126へ搬送するパス160へ
その記録紙を給紙するための給紙ローラ159が配設さ
れている。
【0038】多重記録時には、排紙フラッパ154を上
方に上げて且つ多重フラッパ157を下搬送パス158
側の経路へ切り換えておくことにより、記録紙は反転パ
ス155を介さずに直接下搬送パス158に搬送され、
次に印刷される面を下にして再給紙トレイ156に格納
される。また、両面記録時には、排紙フラッパ154を
上方に上げて且つ多重フラッパ157を反転パス155
側の経路へ切り換えておくことにより、記録紙は反転パ
ス155に送られた後、反転パス155から下搬送パス
158へ搬送され、次に印刷される面を下にして再給紙
トレイ156に格納される。再給紙トレイに格納された
記録紙は、下から一枚ずつ、給紙ローラ159により経
路160を介して本体のレジストローラ137まで搬送
される。
【0039】また、本体から記録紙を反転して排出する
場合は、排紙フラッパ154を上方に上げ、且つフラッ
パ157を反転パス155側の経路に切り換えておくこ
とにより、記録紙を反転パス155へ搬送し、記録紙の
後端が第1の送りローラ162を通過した後に、反転ロ
ーラ対163によって記録紙を第2の送りローラ162
aへ搬送し、排紙ローラ161によって記録紙を排出す
る。このようにして、記録紙は裏返された状態で排出さ
れる。
【0040】図2は、上記構成からなる画像形成装置の
主要部の構成を示すブロック図である。
【0041】同図において、画像読取部100aは、上
述したようにCCDセンサ109及びアナログ信号処理
部202を有しており、レンズ108を介してCCDセ
ンサ109に結像された原稿画像は、CCDセンサ10
9によってアナログ電気信号である画像情報に変換され
る。変換された画像情報はアナログ信号処理部202に
よりアナログ・デジタル変換(A/D変換)される。デ
ジタル化された信号(画像データ)は、原稿読取時のセ
ンサのばらつき及び原稿照明用ランプ103の配光特性
等を補正するシェーディング補正、変倍処理、及び電子
ソータ機能を実現するための電子ソータ処理等を実行す
る画像処理部203に入力される。
【0042】画像処理部203は外部インターフェース
(I/F)部209を介して外部のコンピュータ800
に接続可能である。外部I/F部209は、外部コンピ
ュータ800から入力された画像処理情報を当該画像形
成装置で処理可能な形式からなるデータに展開し、その
データを画像データとして画像処理部203に入力す
る。
【0043】画像処理部203では、上述した処理のほ
か、γ補正等の出力系で必要な補正処理や、スムージン
グ処理、エッジ強調処理その他の加工及び処理が行われ
る。これらの処理が行われた後、画像データはプリンタ
部100bに送られる。プリンタ部100bは上述した
ように露光制御部120、画像形成部126及び記録紙
搬送部等により構成され、画像読取部100a又はホス
トコンピュータ800から入力された画像データを記録
紙に印刷出力する。
【0044】また、画像形成装置は、CPU206、R
OM207、RAM208等から構成されるCPU回路
部205を有している。CPU回路部205には、ユー
ザが当該画像形成装置の操作を行うための操作パネル7
00が接続されている。CPU回路部205は、画像読
取部100a、外部I/F部209、プリンタ部100
bを統括的に制御するとともに、後述するシーケンス制
御を実行する。
【0045】図3は、操作パネル700の一例を示す説
明図である。同図において、操作パネル700は、複数
のキーを有するキー群600と、LCDタイプのメッセ
ージディスプレイ621とから主に構成されている。
【0046】キー群600には、ユーザがID番号等の
識別子照合において使用されるアスタリスク(*)キー
601と、装置の印刷モードを機能モードから標準モー
ドに復帰させる場合に押下されるオールリセットキー6
06と、画像形成装置本体100を予熱状態にすると
き、予熱状態を解除するとき及び装置をオートシャット
オフ状態から標準モードに復帰させるときに押下される
予熱キー602と、複写を開始するときに押下される複
写開始キー(コピースタートキー)605と、複写を中
断するときに押下されるストップキー604と、設定し
た複写枚数を解除するときに押下されるクリアキー62
0と、複写枚数を設定するとき、アスタリスクモードを
設定するとき及び識別子としてのID番号等を入力する
ときに使用されるテンキー619とから構成されてい
る。
【0047】メッセージディスプレイ621は、複写に
関する情報を表示するものであり、後述する複写及びソ
ート処理を実効する際には、例えば図4に示すようなモ
ード指定画面が表示される。また、メッセージディスプ
レイ621の一部は、タッチパネルとして各機能を指示
するためのスイッチボタンを提供する。具体的には、メ
ッセージディスプレイ621は、複写濃度を手動で調整
するときに押下される複写濃度キー611及び612
と、原稿の濃度に応じて複写濃度を自動で調整するとき
に押下される自動濃度キー(AEキー)613と、記録
紙として使用される用紙が格納されている給紙カセット
を図1に示した上段カセット131、下段カセット13
2、デッキ150又はマルチ手差し台153から選択す
るカセット選択キー607とを有している。RDF18
0に原稿が載置されている場合は、カセット選択キー6
07により自動用紙選択(APS)機能を選択すること
ができる。APS機能が選択された場合は、原稿と同じ
大きさの記録紙を格納している給紙カセットが自動選択
される。
【0048】更に、メッセージディスプレイ612は、
等倍(原寸大)の複写を行うときに押下される等倍キー
610と、任意の複写倍率を設定するときに使用される
ズームキー617と、定型サイズの用紙間の縮小複写・
拡大複写を設定するときに押下される定型変倍キー60
8及び609と、片面原稿から両面複写、両面原稿から
両面複写又は両面原稿から片面複写を行う場合に押下さ
れる両面キー615と、排紙形式を選択するときに押下
される排紙選択キー614と、複写実行中に他の複写を
優先して行う割込複写が可能な状態(割込可能状態)の
設定及び解除を行う割込キー603とを有している。
【0049】排紙選択キー614は、装置が印刷出力後
の記録紙をステープルで綴じる処理(綴じ処理)を行う
ことができるステープラを有している場合は、ステープ
ルモードを選択することができるように構成される。ま
た、当該画像形成装置が仕分けトレイ(ソータ)又は電
子ソータ機能を有している場合は、排紙選択キー614
は、ソートモード及びグループモードを選択することが
できるように構成される。
【0050】ここで、上記構成からなる画像形成装置に
おいて、原稿A、B及びCからなる3枚一組の原稿束を
10部印刷出力してソート処理する手順について説明す
る。本発明は、最初に必要枚数の複写を行い、その後に
ソート処理を実行するものである。このような処理の指
定は、ユーザにより、操作手段としての操作パネル70
0上のタッチパネルを用いて行われる。本処理は、ユー
ザから入力された指示に基づいて、制御手段としてのC
PU206により制御される。CPU206の制御のた
めのプログラムは、ROM207に記憶されているもの
とする。
【0051】ソート処理に先だって、ユーザによりテン
キー619を用いて所望する複写枚数として「10」が
セットされた後、通常の手順に従って、原稿A、B及び
Cがそれぞれ10枚ずつ印刷される。
【0052】次に、排紙選択キー614を用いて、ソー
トモードとして「カセットソートモード」を選択する。
「カセットソートモード」が選択されると、ディスプレ
イ621には図4に示すモード指定画面が表示される。
この状態で、ユーザは、カセットソートのモードとして
「グループ原稿ソートモード」及び「ソート原稿ソート
モード」のいずれか一方を選択する。ここでは、ユーザ
により「グループ原稿ソートモード」が選択される。
【0053】「グループ原稿ソートモード」が選択され
ると、使用する給紙カセットとソートする順番とをユー
ザに問い合わせる画面がディスプレイ621に表示され
る(図5)。ユーザは、原稿の種類(ページ数)に応じ
た数の給紙カセットを選択し、順番を給紙カセット毎に
指定することができる。本実施の形態では、上から一段
目の給紙カセット1から三段目の給紙カセット3までが
使用され、一段目の給紙カセット1に対して順番
「1」、二段目の給紙カセット2に対して順番「2」、
三段目の給紙カセット3に対して順番「3」が指定され
たものとする。
【0054】使用する給紙カセットとソートする順番と
が指定され、ユーザにより図5に示す画面の「OK」が
押下されると、ディスプレイ621に例えば「ソートす
る記録紙を、印刷面を下にしてカセットに入れて下さ
い」というメッセージ画面が表示される(図6)。ここ
では、原稿A、B及びCがそれぞれ10枚ずつ、原稿毎
に印刷出力されているので、給紙カセット1に原稿Aの
複写物が10枚格納され、給紙カセット2に原稿Bの複
写物が10枚格納され、更に給紙カセット3に原稿Cの
複写物が10枚格納される。複写物を給紙カセットに入
れ終わると、ユーザによりスタートボタン605が押下
される。
【0055】スタートボタン605が押下されると、ト
ナーを定着させるための定着部141のヒータへの通電
がオフされる。これは、これから給紙される複写物が定
着部141を通過する際に再なる印刷処理がされないよ
うにするためである。なお、定着部141を通過しない
排紙経路を選択可能な場合は、その経路を本ソート処理
で用いるように構成することが好ましい。
【0056】定着部141のヒータへの通電がオフされ
又は排紙経路が選択されると、各給紙カセット1〜3か
ら、指定された順番とは逆の順番で、複写物がピックア
ップされ、画像形成部126及び定着部141を通過し
て排紙口144から排出される。すなわち、まず給紙カ
セット3から原稿Cの複写物が1枚ピックアップされて
排紙され、次に給紙カセット2から原稿Bの複写物が1
枚ピックアップされて排紙され、次に給紙カセット1か
ら原稿Aの複写物が1枚ピックアップされて排紙され
る。これにより、排紙トレイ上には、フェイスアップで
排出された、原稿A、B及びCからなる3枚一組の原稿
束の複写物が1部完成する。この後、更にこの手順が9
回繰り返されることにより、合計10部分の複写物がソ
ートされて排出される。
【0057】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、画像形成装置がハード的なソータ等のソート処理の
ための特別な装置又は電子ソート機能等の特別な機能を
備えていない場合であっても、給紙カセットの数以下の
ページ数の原稿束のソート処理を行うことが可能とな
る。このとき、ユーザは必要枚数の印刷出力済みの記録
紙を画像形成装置の給紙カセットに入れて操作パネル7
00上のタッチパネルを用いて所定のモードを選択する
という簡単な操作を行うだけでよく、ソート処理時の操
作の簡略化を図ることができる。
【0058】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態について、図7〜図10を参照して説明す
る。本実施の形態に係る画像形成装置は、複数の画像形
成装置により印刷出力された、複数ページからなる印刷
物のソート処理を可能とするものである。
【0059】図7は、本実施の形態に係る、複数の画像
形成装置を有する印刷システムの構成を示す説明図であ
る。同図に示すように、本実施の形態では、カラー出力
可能な画像形成装置(以下、カラー画像形成装置とい
う)702と、白黒出力のみ可能な画像形成装置(以
下、白黒画像形成装置という)703と、各画像形成装
置に対して印刷出力の指示を与えるホストコンピュータ
701とが、ネットワーク704を介して接続されてい
る。カラー画像を有するページ(カラーページ)はカラ
ー画像形成装置で画像形成され、白黒画像のみからなる
ページ(白黒ページ)は白黒画像形成装置で画像形成さ
れる。
【0060】このように構成される印刷システムにおい
て、図8(a)に示すようにカラーページと白黒ページ
とが混在する画像データを10部印刷出力する場合は、
まず最初に、ユーザの操作により、ホストコンピュータ
701から各画像形成装置702及び703へ、最終的
に印刷出力する部数を印刷処理する指示が送られる。こ
こで、ホストコンピュータ701から、カラー画像形成
装置702に対してはカラーページである第2ページ
目、第5ページ目及び第6ページ目の画像データが送ら
れ、白黒画像形成装置703に対しては白黒ページであ
る第1ページ目、第3ページ目及び第4ページ目の画像
データが送られる。このような画像データの振り分け
は、ホストコンピュータ701においてユーザが行って
もよく、また、ホストコンピュータ701が自動的に行
うように構成してもよい。
【0061】画像データの振り分けが終わると、カラー
ページの印刷が実行される。すなわち、カラー画像形成
装置702において、ホストコンピュータ701から送
られて来た画像データに基づいて、第2ページ目、第5
ページ目及び第6ページ目の画像データがそれぞれ10
枚ずつ印刷出力される。
【0062】カラーページの印刷出力が終了すると、白
黒ページの印刷出力が実行される。すなわち、白黒画像
形成装置703において、ホストコンピュータ701か
ら送られて来た画像データに基づいて、第1ページ目、
第3ページ目及び第4ページ目の画像データがそれぞれ
10枚ずつ印刷出力される。
【0063】このとき、カラー画像形成装置702では
カラーページが図8(c)に示すようにソート処理され
た状態で排紙され、白黒画像形成装置703では白黒ペ
ージが図8(b)に示すようにソート処理された状態で
排紙される。このようなソート処理は、ソート処理され
る順番でホストコンピュータ701から繰り返し画像デ
ータが送られるように構成してもよく、また、画像形成
装置702、703に複数ページ分の画像データを蓄積
可能なメモリを内蔵して電子ソートを行うように構成し
てもよい。
【0064】カラーページ及び白黒ページの必要部数分
の印刷出力が終了すると、白黒画像形成装置703は自
動的に給紙カセットソートモードになり、その操作部7
00のメッセージディスプレイ621には、図9に示す
ように、例えば「本装置で印刷された原稿を入れる給紙
カセットを選択してください」というメッセージが表示
される。このとき、ユーザによる指示に間違いがないよ
うに、白黒画像形成装置703において印刷出力された
ページについて例えば「装置1では1、2、4ページを
出力しています」という確認メッセージを表示する。ペ
ージ数に関する情報は、ホストコンピュータ701か
ら、例えば図10に示す形式で表されるデータが、印刷
出力指示の際に送られてきているので、これを使用する
ことができる。ここで、本実施の形態では、一段目の給
紙カセットである給紙カセット1が選択されたものとす
る。
【0065】白黒ページのための給紙カセットの選択が
終了すると、次に、ユーザにカラーページのための給紙
カセットを選択させるため、メッセージディスプレイ6
21には、例えば「装置2で印刷された原稿を入れる給
紙カセットを選択してください。」というメッセージが
表示される。本実施の形態では、ユーザにより、二段目
の給紙カセットである給紙カセット2が選択されたもの
とする。
【0066】給紙カセットの選択の後、ユーザにより白
黒ページの印刷物が給紙カセット1に、カラーページの
印刷物が給紙カセット2にセットされ、スタートボタン
605が押下されると、給紙カセット1及び給紙カセッ
ト2からの給紙が開始される。給紙カセット1及び給紙
カセット2からの給紙は以下の手順で行われる。
【0067】まず、最終ページが含まれている給紙カセ
ットが検索される。この例では、最終ページである第6
ページ目はカラーページであり、カラー画像形成装置7
02で印刷出力された印刷物が格納されているのは給紙
カセット2である。そこで、給紙カセット2が選択され
る。次に、その選択された給紙カセット2から1枚がピ
ックアップされ、画像形成装置703内の画像形成部1
26及び定着部141を搬送されて、排紙口144から
排紙される。この手順を6ページ分繰り返すことにより
1部のソート処理が完了し、これを10回繰り返すこと
により10部分のソート処理が完了する。
【0068】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、複数の画像形成装置により印刷出力された場合であ
っても、使用された画像形成装置の数がソート処理に使
用される画像形成装置に備えられている給紙カセットの
数以下であれば、ソート処理を実現することが可能とな
る。
【0069】特に、本実施の形態にあるように、白黒ペ
ージとカラーページとを異なる画像形成装置で印刷出力
した後に上述したソート処理を行うことは、白黒ページ
の生産性を向上させるとともに、人手によるカラーペー
ジの挿入という煩雑な処理を省くことが可能となる。
【0070】なお、上述した第1又は第2の実施の形態
に示した如く「カセットソート」という手法を採用する
ことにより、例えば一台ソータ機能又はステープル機能
を有する画像形成装置があれば、他の画像形成装置で原
稿を印刷した場合であってもそのソータ機能又はステー
プル機能を利用して、ソータ処理又はステープル処理を
行うことが可能となる。
【0071】(第3の実施の形態)次に、本発明の第3
の実施の形態について、図11〜図13を参照して説明
する。
【0072】図11は、本実施の形態に係る画像形成装
置の構成を示すブロック図である。同図において、画像
形成装置800は、装置全体を総括的に制御するCPU
801と、原稿の画像データを読み取るリーダ部802
と、リーダ部802により読み取られた画像データに基
づいて画像形成処理を行う画像形成部803と、ユーザ
が画像形成装置のモードや印刷枚数を設定するために使
用される操作部804と、画像形成部803へ記録紙を
給紙する給紙部805とから主に構成される。
【0073】図12は、上記構成からなる画像形成装置
800において白黒原稿及びカラー原稿からなる原稿束
を複数部数複写してソート処理する場合の、複写及びソ
ート処理手順を示すフローチャートである。本実施の形
態では、白黒原稿40枚とカラー原稿3枚とからなるA
4サイズの混載原稿を、リーダ部802に設けられてい
るRDFを利用して10部複写し、ステープルソート処
理をする場合について説明する。
【0074】ソート処理に先だって、ユーザは、カラー
原稿を10部ずつ複写し、得られたカラーページを給紙
カセットに格納しておく。カラーページを格納する給紙
カセットは、操作部804上の操作画面においてユーザ
の操作により設定することができる。図13は、給紙カ
セットを設定するときの操作画面表示の一例を示す説明
図である。本実施の形態では、2段目の給紙カセットが
カラーページ用の給紙カセットとして設定されたものと
する。なお、同図に示すように、1段目の給紙カセット
にはA4サイズの記録紙が格納されており、3段目の給
紙カセットにはA3サイズの記録紙が格納されている。
また、4段目の給紙カセットには、A4サイズの記録紙
が、1段目の給紙カセットにおける記録紙の格納方向と
は90度回転した向きで格納されている。
【0075】この状態で、本手順は、上記A4サイズの
混載原稿がRDFの原稿載置部にセットされ、操作者に
複写処理の開始が指示されるタイミングで開始される。
【0076】複写処理が開始され、RDFにより原稿載
置部にセットされた混載原稿の一番下に位置する原稿が
1枚ピックアップされてリーダ部802の所定位置に送
られると、CPU801により、送られてきた原稿がカ
ラー原稿であるか否かが判別される(ステップS1)。
ステップS1の判別で、送られてきた原稿がカラーペー
ジではない場合は、通常の手順に従って画像形成が行わ
れ、1段目の給紙カセットから給紙されたA4サイズの
記録紙に印刷出力され、排紙される(ステップS2)。
そして、印刷処理が終了した原稿がRDFの原稿載置部
に載置されている原稿束の一番上に戻された後、原稿載
置部上にまだ複写処理が行われていない次の原稿が存在
するか否かが判別される(ステップS3)。ステップS
3の判別で、次の原稿がある場合は上記ステップS1の
処理に戻る。
【0077】一方、ステップS1の判別で、送られてき
た原稿がカラー原稿である場合は画像形成は行われず、
2段目の給紙カセットからカラーページが取り出され、
そのまま排紙される(ステップS4)。そして、送られ
てきた原稿がRDFの原稿載置部に載置されている原稿
束の一番上に戻された後、上記ステップS3判別が行わ
れる。
【0078】ステップS3の判別で、次の原稿がない場
合は1部分のステープル処理が行われ(ステップS
5)、設定部数分の複写処理が終了した否かが判別され
る(ステップS6)。この判別で、設定部数分の複写処
理が終了した場合は直ちに本処理手順が終了する。ま
た、ステップS6の判別で、まだ設定部数分の複写処理
が終了していない場合は、上記ステップS1の処理が行
われる。
【0079】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、白黒画像形成装置に複写する原稿が白黒原稿である
かカラー原稿であるかを認識する手段を備え、カラー原
稿のみを先に複写処理して白黒ページの複写処理時に使
用されない給紙カセットに格納し、白黒原稿の複写中に
カラーページを取り出して挿入するようにしたので、ソ
ータ等のソート処理のための特別な装置又は電子ソート
機能等の特別な機能を備えることなく、混載原稿のソー
ト処理を実現することが可能となる。また、白黒ページ
の生産性を向上させるとともに、人手によるカラーペー
ジの挿入という煩雑な処理を省くことが可能となる。更
に、白黒原稿の大量の複写処理をソート処理前に行うの
ではなく、白黒原稿の複写処理時にカラーページの挿入
を行うので、上述した第2の実施の形態で示した手法と
比較して、処理時間の大幅な短縮化を図ることができ
る。
【0080】(第4の実施の形態)次に、本発明の第4
の実施の形態について、図14を参照して説明する。本
実施の形態では、白黒原稿40枚とカラー原稿3枚の混
在する原稿束を、ADFを利用して10部ソートコピー
する場合について説明する。なお、本実施の形態に係る
画像形成装置は上述した第3の実施の形態の図11に示
した構成によって実現可能である。
【0081】図14は、本実施の形態に係る画像形成装
置において実行される複写及びソート処理手順を示すフ
ローチャートである。
【0082】本手順は、上記A4サイズの原稿束がAD
Fの原稿載置部にセットされ、操作者に複写処理の開始
が指示されたタイミングで開始される。
【0083】複写処理が開始され、ADFにより原稿載
置部にセットされた混載原稿の一番下にセットされてい
る原稿が1枚ピックアップされてリーダ部802の所定
位置に送られると、CPU801は、送られてきた原稿
がカラー原稿であるか否か判別する(ステップS1
1)。ステップS11の判別で、送られてきた原稿がカ
ラー原稿ではない場合は通常の手順に従って画像形成が
行われ、1段目の給紙カセットから給紙されたA4サイ
ズの記録紙に印刷出力され、排紙される(ステップS1
2)。そして、印刷処理が終了した原稿がADFの原稿
載置部に載置されている原稿束の一番上に戻された後、
原稿載置部上にまだ複写処理が行われていない次の原稿
が存在するか否かが判別される(ステップS13)。ス
テップS13の判別で、次の原稿がある場合は上記ステ
ップS1の処理に戻る。
【0084】一方、ステップS11の判別で、送られて
きた原稿がカラー原稿である場合は通常の画像形成が行
われた後(ステップS14)、上記ステップS12で印
刷出力に使用された記録紙が格納されている給紙給紙カ
セットとは異なる段の給紙カセットから給紙される記録
紙(例えば4段目の給紙カセットに格納されている、格
納向きが異なるA4サイズの記録紙)を用いて印刷出力
が行われ、排出される(ステップS15)。
【0085】なお、ステップS15の処理において、異
なる段の給紙カセットを選択する代わりに、異なるサイ
ズの記録紙を選択するように構成してもよい。
【0086】そして、送られてきた原稿がADFの原稿
載置部に載置されている原稿束の一番上に戻された後、
上記ステップS13の判別が行われる。
【0087】ステップS13の判別で、次の原稿がない
場合は設定部数分の複写処理が終了した否かが判別され
る(ステップS16)。この判別で、まだ設定部数分の
複写処理が終了していない場合は上記ステップS11の
処理が行われる。また、ステップS16の判別で、設定
部数分の複写処理が終了した場合は直ちに本処理手順が
終了する。
【0088】このような複写及びソート処理により得ら
れる複写物は、カラーページを挿入すべき部分にある記
録紙はその向き又はサイズが白黒ページを印刷出力した
記録紙とは違えてあるので、その記録紙を別途複写して
おいたカラーページに交換することによって、白黒原稿
とカラー原稿との混在原稿の複数部数の複写及びソート
処理は完了する。
【0089】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、複写及びソート処理により得られる複写物は、カラ
ーページを挿入すべき部分にある記録紙はその向き又は
サイズが白黒ページとは違えてあるので、カラーページ
の挿入箇所を探すという手間がなくなり、生産性の向上
を図ることができる。
【0090】(第5の実施の形態)次に、本発明の第5
の実施の形態について、図15を参照して説明する。
【0091】図15は、本実施の形態に係る画像形成装
置において実行される複写及びソート処理手順を示すフ
ローチャートである。同図から明らかなように、本実施
の形態は、上述した第4の実施の形態の図14に示した
複写及びソート処理手順のステップS15の代わりにス
テップS18の手順を挿入したものである。
【0092】具体的には、ステップS11において、送
られてきた原稿がカラー原稿であると判別された場合
は、通常の画像形成(ステップS14)の後、ステップ
S18において、白黒ページが印刷出力された記録紙と
同じ給紙カセットに格納されている記録紙を用いて印刷
出力が行われ、印刷出力後の記録紙が白黒ページの排出
時より奥又は手前の方向へ傾けて排出される。
【0093】このように、記録紙を供給する給紙カセッ
トを変更しなくても、記録紙の向きを傾けるというより
簡単な手法を採用することにより、上述した第4の実施
の形態と同様に、カラーページの挿入箇所を明確とする
ことができる。
【0094】(第6の実施の形態)次に、本発明の第6
の実施の形態について、図16を参照して説明する。
【0095】本手順は、上記A4サイズの原稿束がAD
Fの原稿載置部にセットされ、操作者に複写処理の開始
が指示されたタイミングで開始される。
【0096】図16は、本実施の形態に係る画像形成装
置において実行される複写及びソート処理手順を示すフ
ローチャートである。
【0097】複写処理が開始され、ADFにより原稿載
置部にセットされた混載原稿の一番下にセットされてい
る原稿が1枚ピックアップされてリーダ部802の所定
位置に送られると、CPU801により、送られてきた
原稿がカラー原稿であるか否かが判別される(ステップ
S21)。ステップS21の判別で、送られてきた原稿
がカラー原稿ではない場合は、前回送られてきた原稿
(前原稿)がカラー原稿であったか否かが判別される
(ステップS22)。
【0098】この判別で、前原稿もカラー原稿ではなか
った場合は、ステップS23において通常の手順に従っ
て画像形成が行われ、1段目の給紙カセットから給紙さ
れたA4サイズの記録紙に印刷出力され、排紙される
(ステップS23)。そして、印刷処理が終了した原稿
がADFの原稿載置部に載置されている原稿束の一番上
に戻された後、原稿載置部上にまだ複写処理が行われて
いない次の原稿が存在するか否かが判別される(ステッ
プS24)。ここで、次の原稿がある場合は上記ステッ
プS21の処理に戻る。
【0099】ステップS21の判別で、送られてきた原
稿がカラー原稿である場合は複写処理は行われず、上記
ステップS24の処理が行われる。
【0100】ステップS22の判別で、前原稿がカラー
原稿であった場合は、通常の画像形成が行われた後(ス
テップS25)、ステップS23で印刷出力に使用され
た記録紙が格納されている給紙カセットとは異なる段の
給紙カセットから給紙される記録紙(例えば4段目の給
紙カセットに格納されている、格納向きが異なるA4サ
イズの記録紙)を用いて印刷出力が行われ、排出される
(ステップS26)。
【0101】なお、ステップS26の処理において、異
なる段の給紙カセットを選択する代わりに、異なるサイ
ズの記録紙を選択するように構成してもよい。
【0102】そして、送られてきた原稿がADFの原稿
載置部に載置されている原稿束の一番上に戻された後、
上記ステップS24の判別が行われる。
【0103】ステップS24の判別で、次の原稿がない
場合は設定部数分の複写処理が終了した否かが判別され
る(ステップS27)。この判別で、まだ設定部数分の
複写処理が終了していない場合は上記ステップS21の
処理が行われる。また、ステップS27の判別で、設定
部数分の複写処理が終了した場合は直ちに本処理手順が
終了する。
【0104】このように、本実施の形態によれば、カラ
ー原稿が複数ページ連続する場合はカラー原稿が終了し
た直後の最初の白黒原稿が複写された記録紙を、カラー
ページ挿入箇所を示す標識として利用することができる
ので、カラー原稿が連続する場合にはその原稿の画像形
成及び印刷出力を行う時間を省き、複写及びソート処理
全体に費やされる時間の短縮化を図ることができる。
【0105】(第7の実施の形態)次に、本発明の第7
の実施の形態について、図17を参照して説明する。
【0106】図17は、本実施の形態に係る画像形成装
置において実行される複写及びソート処理手順を示すフ
ローチャートである。同図から明らかなように、本実施
の形態は、上述した第6の実施の形態の図16に示した
複写及びソート処理手順のステップS26の代わりにス
テップS28の手順を挿入したものである。
【0107】具体的には、ステップS21において送ら
れてきた原稿がカラー原稿であると判別され、且つステ
ップS22において前ページの原稿がカラー原稿である
と判別された場合は、通常の画像形成(ステップS2
5)の後、ステップS26において、白黒原稿が印刷出
力された記録紙と同じ給紙カセットに格納されている記
録紙を用いて印刷出力が行われ、印刷出力後の記録紙が
白黒ページの排出時より奥又は手前の方向へ傾けて排出
される。
【0108】このように、記録紙を供給する給紙カセッ
トを変更しなくても、記録紙の向きを傾けるというより
簡単な手法を採用した場合であっても、上述した第6の
実施の形態と同様に、カラーページの挿入箇所が明確と
なる。
【0109】なお、本発明に係る画像形成装置は、上述
した第1〜7の実施の形態に限られることはなく、上述
した各実施の形態において説明した全ての方式又は幾つ
かの方式を兼ね備えるとともに操作部においてその方式
のいずれかを選択するように構成してもよいことはいう
までもない。このように構成する場合は、図1に示した
如く構成される画像形成装置であれば操作パネル700
上のタッチパネル等を用いて機能の選択を行うことがで
きるように構成することが好ましい。
【0110】また、上述した各実施の形態には、電子写
真式複写機やBJ複写機等の複写機の他、ホストコンピ
ュータから送られてくる画像データを印刷出力するプリ
ンタ等の画像形成装置にも適用可能である。さらに、上
述した各実施の形態におけるCPUの処理手順を示すプ
ログラムを記憶媒体に記憶することにより、幅広い適用
が可能となる。
【0111】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1若しくは
2の画像形成装置又は請求項11若しくは12のソート
処理方法によれば、複数の記録紙格納手段に印刷出力済
みの記録紙を格納し、複数の記録紙格納手段からの印刷
出力済みの記録紙の給紙の順序を入力し、入力された順
序に従って、複数の記録紙格納手段から印刷出力済みの
記録紙を給紙するようにしたので、画像形成装置がハー
ド的なソータ等のソート処理のための特別な装置又は電
子ソート機能等の特別な機能を備えていない場合であっ
ても、複数の記録紙格納手段のそれぞれに異なるページ
を格納しておくことによりソート処理を行うことができ
るという効果が得られる。また、ユーザは必要枚数の印
刷出力済みの記録紙を記録紙格納手段に格納して入力手
段から順序を入力するという簡単な操作を行うだけでよ
いので、ソート処理時の操作の簡略化を図ることができ
るという効果が得られる。
【0112】請求項3の画像形成装置又は請求項13の
ソート処理方法によれば、印刷出力済みの記録紙が給紙
されている間は印刷出力を行わないようにしたので、印
刷出力済みの記録紙を記録紙給紙手段に格納した場合に
記録紙に更なる印刷出力がされるのを防止することがで
きる。従って、画像形成装置がハード的なソータ等のソ
ート処理のための特別な装置又は電子ソート機能等の特
別な機能を備えていない場合であっても、ソート処理を
行うことができるという効果が得られる。
【0113】請求項4の画像形成装置又は請求項14の
ソート処理方法によれば、記録紙格納手段に印刷出力済
みの記録紙が格納されている場合は、印刷出力が行われ
ない経路を用いて印刷出力済みの記録紙を給紙するよう
にしたので、印刷出力済みの記録紙を記録紙給紙手段に
格納した場合に記録紙に更なる印刷出力がされるのを防
止することができる。従って、画像形成装置がハード的
なソータ等のソート処理のための特別な装置又は電子ソ
ート機能等の特別な機能を備えていない場合であって
も、ソート処理を行うことができるという効果が得られ
る。
【0114】請求項7の画像形成装置又は請求項15の
ソート処理方法によれば、画像データが読み取られた原
稿がカラー原稿であるか白黒原稿であるかを識別し、原
稿がカラー原稿であることが識別された場合は、白黒原
稿が印刷出力される記録紙が格納されている記録紙格納
手段とは異なる記録紙格納手段から記録紙を給紙するよ
うにしたので、ソータ等のソート処理のための特別な装
置又は電子ソート機能等の特別な機能を備えることなく
混載原稿のソート処理を実現することができるととも
に、人手によるカラーページの挿入という煩雑な処理を
簡易化することができるという効果が得られる。
【0115】請求項8の画像形成装置又は請求項16の
ソート処理方法によれば、原稿がカラー原稿であること
が識別された場合は、当該カラー原稿についての印刷出
力を行わないようにしたので、処理時間の短縮化を図る
ことができるという効果が得られるとともに、カラー原
稿について印刷出力済みの記録紙を記録紙給紙手段に格
納した場合には、その記録紙に更なる印刷出力がされる
のを防止することができるという効果が得られる。
【0116】請求項9の画像形成装置又は請求項17の
ソート処理方法によれば、画像データが読み取られた原
稿がカラー原稿であるか白黒原稿であるかを識別し、原
稿がカラー原稿であることが識別された場合は、当該カ
ラー原稿が印刷出力された記録紙を白黒原稿が印刷され
た記録紙の排紙位置からずらして排紙するようにしたの
で、カラーページの挿入箇所を探すという手間がなくな
り、生産性の向上を図ることができるという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置
の構成を示す断面図である。
【図2】図1に示した画像形成装置の機能ブロックを説
明するためのブロック図である。
【図3】操作部の構成を示す説明図である。
【図4】メッセージディスプレイに表示される画面の一
例を示す説明図である。
【図5】メッセージディスプレイに表示される画面の一
例を示す説明図である。
【図6】メッセージディスプレイに表示される画面の一
例を示す説明図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る、複数の画像
形成装置を有する印刷システムの構成を示す説明図であ
る。
【図8】本実施の形態において印刷出力される画像でー
たの構成を示す説明図である。
【図9】メッセージディスプレイに表示される画面の一
例を示す説明図である。
【図10】ホストコンピュータから印刷出力指示の際に
送られてくるデータの一例を示す説明図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態に係る画像形成装
置の構成を示すブロック図である。
【図12】図11に示した画像形成装置において実行さ
れる複写及びソート処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図13】給紙カセットを設定するときの操作画面表示
の一例を示す説明図である。
【図14】本発明の第4の実施の形態に係る画像形成装
置において実行される複写及びソート処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図15】本発明の第5の実施の形態に係る画像形成装
置において実行される複写及びソート処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図16】本発明の第6の実施の形態に係る画像形成装
置において実行される複写及びソート処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図17】本発明の第7の実施の形態に係る画像形成装
置において実行される複写及びソート処理手順を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
100a 画像読取部 (読取手段) 100b プリンタ部 (印刷出力手段) 131 上段カセット (記録紙格納手段) 132 下段カセット (記録紙格納手段) 135、136 給紙ローラ (給紙手段) 142、161 排出ローラ (排紙手段) 160 給送路 (給紙手段) 205 CPU回路部 (制御手段、原稿識別手段、選
択手段) 209 外部I/F部 (インターフェース手段) 700 操作パネル (入力手段、機能選択手段)

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像データを読み取る読取手段
    と、印刷出力を行うための記録紙を格納する複数の記録
    紙格納手段と、前記複数の記録紙格納手段から記録紙を
    給紙する給紙手段と、前記読取手段により読み取られた
    画像データに基づいて前記給紙手段により給紙された記
    録紙に印刷出力を行う印刷出力手段と、前記印刷出力手
    段により印刷出力された記録紙を排紙する排紙手段とを
    有する画像形成装置において、 前記複数の記録紙格納手段に前記印刷出力手段による印
    刷出力済みの記録紙が格納された場合に、前記複数の記
    録紙格納手段からの前記印刷出力済みの記録紙の給紙の
    順序を入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された順序に従って、前記複数
    の記録紙格納手段から前記印刷出力済みの記録紙を給紙
    するように前記給紙手段を制御する制御手段とを備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 外部に接続されるホスト装置から画像デ
    ータを入力する入力手段と、印刷出力を行うための記録
    紙を格納する複数の記録紙格納手段と、前記複数の記録
    紙格納手段から記録紙を給紙する給紙手段と、前記入力
    手段により入力された画像データに基づいて前記給紙手
    段により給紙された記録紙に印刷出力を行う印刷出力手
    段と、前記印刷出力手段により印刷出力された記録紙を
    排紙する排紙手段とを有する画像形成装置において、 前記複数の記録紙格納手段に前記印刷出力手段による印
    刷出力済みの記録紙が格納された場合に、前記複数の記
    録紙格納手段からの前記印刷出力済みの記録紙の給紙の
    順序を入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された順序に従って、前記複数
    の記録紙格納手段から前記印刷出力済みの記録紙を給紙
    するように前記給紙手段を制御する制御手段とを備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記印刷出力手段は、前記給紙手段によ
    り前記印刷出力後の記録紙が給紙されている間、前記印
    刷出力を行わないように構成されることを特徴とする請
    求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記給紙手段は、前記記録紙格納手段に
    前記印刷出力後の記録紙が格納されているときは、前記
    印刷出力手段を通過しない経路を用いて前記印刷出力後
    の記録紙を給紙するように構成されることを特徴とする
    請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記排紙手段により排紙される記録紙を
    ソート処理するソート手段を備えることを特徴とする請
    求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記ソート処理された記録紙のステープ
    ル処理を行うステープル手段を備えることを特徴とする
    請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 原稿の画像データを読み取る読取手段
    と、印刷出力を行うための記録紙を格納する複数の記録
    紙格納手段と、前記複数の記録紙格納手段から記録紙を
    給紙する給紙手段と、前記読取手段により読み取られた
    画像データに基づいて前記給紙手段により給紙された記
    録紙に印刷出力を行う印刷出力手段と、前記印刷出力手
    段により印刷出力された記録紙を排紙する排紙手段とを
    有する画像形成装置において、 前記読取手段により画像データが読み取られた原稿がカ
    ラー原稿であるか白黒原稿であるかを識別する原稿識別
    手段と、 前記原稿識別手段により前記原稿がカラー原稿であるこ
    とが識別された場合に、前記白黒原稿が印刷出力される
    記録紙が格納されている記録紙格納手段とは異なる記録
    紙格納手段から記録紙を給紙するように前記給紙手段を
    制御する制御手段とを備えることを特徴とする画像形成
    装置。
  8. 【請求項8】 前記印刷出力手段は、前記原稿識別手段
    により前記原稿がカラー原稿であることが識別された場
    合に、当該カラー原稿についての印刷出力を実行しない
    ように構成されることを特徴とする請求項7に記載の画
    像形成装置。
  9. 【請求項9】 原稿の画像データを読み取る読取手段
    と、印刷出力を行うための記録紙を格納する複数の記録
    紙格納手段と、前記複数の記録紙格納手段から記録紙を
    給紙する給紙手段と、前記読取手段により読み取られた
    画像データに基づいて前記給紙手段により給紙された記
    録紙に印刷出力を行う印刷出力手段と、前記印刷出力手
    段により印刷出力された記録紙を排紙する排紙手段とを
    有する画像形成装置において、 前記読取手段により画像データが読み取られた原稿がカ
    ラー原稿であるか白黒原稿であるかを識別する原稿識別
    手段と、 前記原稿識別手段により前記原稿がカラー原稿であるこ
    とが識別された場合に、当該カラー原稿が印刷出力され
    た記録紙を前記白黒原稿が印刷された記録紙の排紙位置
    からずらして排紙するように前記排紙手段を制御する制
    御手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 上記請求項1〜9の少なくとも2つに
    記載した画像形成装置が有する機能を備えるとともに、
    前記機能を選択する機能選択手段を備えることを特徴と
    する画像形成装置。
  11. 【請求項11】 原稿の画像データを読み取り、印刷出
    力を行うための記録紙を格納する複数の記録紙格納手段
    から前記記録紙を給紙し、前記読み取られた画像データ
    に基づいて前記給紙された記録紙に印刷出力を行い、前
    記印刷出力された記録紙を排紙するように構成される画
    像形成装置のソート処理方法において、 前記複数の記録紙格納手段に前記印刷出力済みの記録紙
    を格納し、 前記複数の記録紙格納手段からの前記印刷出力済みの記
    録紙の給紙の順序を入力し、 前記入力された順序に従って、前記複数の記録紙格納手
    段から前記印刷出力済みの記録紙を給紙することを特徴
    とするソート処理方法。
  12. 【請求項12】 外部に接続されるホスト装置から画像
    データを入力し、印刷出力を行うための記録紙を格納す
    る複数の記録紙格納手段から前記記録紙を給紙し、前記
    入力された画像データに基づいて印刷出力を行い、前記
    印刷出力された記録紙を排紙するように構成される画像
    形成装置のソート処理方法において、 前記複数の記録紙格納手段に前記印刷出力済みの記録紙
    を格納し、 前記複数の記録紙格納手段からの前記印刷出力済みの記
    録紙の給紙の順序を入力し、 前記入力された順序に従って、前記複数の記録紙格納手
    段から前記印刷出力済みの記録紙を給紙することを特徴
    とするソート処理方法。
  13. 【請求項13】 前記印刷出力済みの記録紙が給紙され
    ている間は前記印刷出力を行わないことを特徴とする請
    求項11又は12に記載のソート処理方法。
  14. 【請求項14】 前記記録紙格納手段に前記印刷出力済
    みの記録紙が格納されている場合は、前記印刷出力が行
    われない経路を用いて前記印刷出力済みの記録紙を給紙
    することを特徴とする請求項11又は12に記載のソー
    ト処理方法。
  15. 【請求項15】 原稿の画像データを読み取り、印刷出
    力を行うための記録紙を格納する複数の記録紙格納手段
    から前記記録紙を給紙し、前記読み取られた画像データ
    に基づいて印刷出力を行い、前記印刷出力された記録紙
    を排紙するように構成される画像形成装置のソート処理
    方法において、 前記画像データが読み取られた原稿がカラー原稿である
    か白黒原稿であるかを識別し、 前記原稿がカラー原稿であることが識別された場合は、
    前記白黒原稿が印刷出力される記録紙が格納されている
    記録紙格納手段とは異なる記録紙格納手段から記録紙を
    給紙することを特徴とするソート処理方法。
  16. 【請求項16】 前記原稿がカラー原稿であることが識
    別された場合は、当該カラー原稿についての印刷出力を
    行わないことを特徴とする請求項15に記載のソート処
    理方法。
  17. 【請求項17】 原稿の画像データを読み取り、印刷出
    力を行うための記録紙を格納する複数の記録紙格納手段
    から前記記録紙を給紙し、前記読み取られた画像データ
    に基づいて印刷出力を行い、前記印刷出力された記録紙
    を排紙するように構成される画像形成装置のソート処理
    方法において、 前記画像データが読み取られた原稿がカラー原稿である
    か白黒原稿であるかを識別し、 前記原稿がカラー原稿であることが識別された場合は、
    当該カラー原稿が印刷出力された記録紙を前記白黒原稿
    が印刷された記録紙の排紙位置からずらして排紙するこ
    とを特徴とするソート処理方法。
JP9049626A 1997-02-19 1997-02-19 画像形成装置及びそのソート処理方法 Pending JPH10233882A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9049626A JPH10233882A (ja) 1997-02-19 1997-02-19 画像形成装置及びそのソート処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9049626A JPH10233882A (ja) 1997-02-19 1997-02-19 画像形成装置及びそのソート処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10233882A true JPH10233882A (ja) 1998-09-02

Family

ID=12836446

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9049626A Pending JPH10233882A (ja) 1997-02-19 1997-02-19 画像形成装置及びそのソート処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10233882A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6830390B1 (en) 1999-07-23 2004-12-14 Canon Kabushiki Kaisha Printing control apparatus and method, and printing system

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6830390B1 (en) 1999-07-23 2004-12-14 Canon Kabushiki Kaisha Printing control apparatus and method, and printing system
US7108435B2 (en) 1999-07-23 2006-09-19 Canon Kabushiki Kaisha Printing control apparatus and method, and printing system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6963721B2 (en) Image forming apparatus having function of automatically selecting one of sheet feeders, method of controlling the image forming apparatus and storage medium
US7006249B2 (en) Image forming system
KR0156979B1 (ko) 2가지 종류의 제본 처리를 수행할 수 있는 용지 제본 장치
JP3935252B2 (ja) 画像形成装置及びジョブ処理方法
JP4111462B2 (ja) 画像形成装置
JP2006248672A (ja) 画像形成装置
US20030026626A1 (en) Image forming apparatus for forming image on tab-sheet
JPH0766915A (ja) デジタル複写機の動作制御方法
JPH11334182A (ja) 画像形成装置
JPH10233882A (ja) 画像形成装置及びそのソート処理方法
JP2006331161A (ja) 画像形成装置、プレビュー表示制御方法
JP4219116B2 (ja) 用紙処理装置
JP2005045479A (ja) 画像形成装置
JPH07250190A (ja) ファクシミリ機能付複写機
JPH11102095A (ja) 画像形成装置
JP3550337B2 (ja) 画像処理装置
JP2003110761A (ja) 画像形成装置、その制御方法、及びその制御プログラムを格納したコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体
JP2003094774A (ja) 画像形成装置
JPH08191370A (ja) 画像記録装置
JP2002268468A (ja) 画像複写装置
JP2006023412A (ja) 画像処理装置および画像処理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム
JP3710765B2 (ja) カラー画像形成装置
JP4597850B2 (ja) 画像読取装置およびその制御方法
JP2007099479A (ja) 画像形成装置および画像形成システム
JPH10143013A (ja) 画像記録装置