JPH10136632A - ステッピングモータ - Google Patents

ステッピングモータ

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JPH10136632A
JPH10136632A JP8283570A JP28357096A JPH10136632A JP H10136632 A JPH10136632 A JP H10136632A JP 8283570 A JP8283570 A JP 8283570A JP 28357096 A JP28357096 A JP 28357096A JP H10136632 A JPH10136632 A JP H10136632A
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JP
Japan
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annular
stator core
terminal
bobbin
rotor
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JP8283570A
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English (en)
Inventor
Koichi Sato
浩一 佐藤
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Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/46Fastening of windings on the stator or rotor structure
    • H02K3/52Fastening salient pole windings or connections thereto
    • H02K3/521Fastening salient pole windings or connections thereto applicable to stators only
    • H02K3/525Annular coils, e.g. for cores of the claw-pole type
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K37/00Motors with rotor rotating step by step and without interrupter or commutator driven by the rotor, e.g. stepping motors
    • H02K37/10Motors with rotor rotating step by step and without interrupter or commutator driven by the rotor, e.g. stepping motors of permanent magnet type
    • H02K37/12Motors with rotor rotating step by step and without interrupter or commutator driven by the rotor, e.g. stepping motors of permanent magnet type with stationary armatures and rotating magnets
    • H02K37/14Motors with rotor rotating step by step and without interrupter or commutator driven by the rotor, e.g. stepping motors of permanent magnet type with stationary armatures and rotating magnets with magnets rotating within the armatures

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  • Power Engineering (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 通電端子が巻線作業の障害となることを防止
しながら、各環状ステータコアの環状ボビン毎の別々の
巻線が容易なステッピングモータの提供。 【解決手段】 第1,第2の環状ステータコア4,5
と、ロータ3とを備え、環状ボビン42には、巻線部4
5外周を遮らないように第1の励磁コイルの末端部41
aと導通固定される第1の接続部81と第2の接続部8
2とを有する第1の通電端子8を固定し、環状ボビン5
2には、巻線部55外周を遮らないように第2励磁コイ
ル51の末端部51aを導通固定する第1の接続部91
とロータ3の軸方向に位置する回路基板(外部電気装
置)2と電気接続される第2の接続部92とを備える第
2の通電端子9を固定し、また、この環状ボビン52に
は、巻線部55外周を遮らないように接続部83と電気
接続される第1の接続部101と回路基板2に電気接続
される第2の接続部102とを備える第3の通電端子1
0を固定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は励磁コイルを有する
2組みのステータコアを備えたステッピングモータに関
し、詳しくは励磁コイルの導通構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より各種産業分野におけるアクチュ
エータ部品として例えばPM(永久磁石)型のステッピ
ングモータが広く利用されており、このようなステッピ
ングモータの多くは、励磁コイルを備えた2組の環状ス
テータコアの中空内に永久磁石からなるロータを備えて
なり、励磁コイルの磁界作用にてロータを回転駆動する
もので、小型でありながら得られる駆動トルクが大きい
ことなどから、近年ではアナログ計器の駆動源としても
注目されている。
【0003】このようなステッピングモータにあって
は、例えば特開平5−64411号公報や特開平8−1
11971号公報に開示されているように、各環状ステ
ータコア毎に励磁コイルを巻装した2つの環状ボビンを
備え、これら環状ボビンに複数の通電端子を固定し、こ
の通電端子を通じて各励磁コイルと外部装置たる回路基
板との電気的な接続を図っている。
【0004】ところで前記公報開示のもののうち、前者
のものは通電端子を各環状ステータコアの環状ボビン毎
に分散して固定しており、一方、後者のものは通電端子
を各環状ステータコアのうち、一方側(上側)の環状ス
テータコアの環状ボビンに集中して固定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通電端
子を分散配置する前者公報開示のものは、一方側(下
側)の環状ボビンに励磁コイルを巻装する際、巻線部外
周を通電端子の一部が遮ることになるため、通電端子が
励磁コイル巻線の障害となり、この障害となる通電端子
部分を環状ボビンから大きく離して巻線作業エリアを確
保する必要があり、大型化を余儀なくされてしまう。ま
た通電端子を集中配置する後者公報開示のものは、各環
状ステータコアのうち、他方側(下側)の環状ステータ
コアの環状ボビンには通電端子が設けられないため、励
磁コイルの末端部を保持する部分がなく、従って他方側
(下側)の環状ステータコアの環状ボビン単体での巻線
が困難となり、各環状ステータコア(環状ボビン)を組
み合わせた後に巻線することになるので、組み付け効率
の低下を招くだけでなく、一方側(上側)の環状ステー
タコアの環状ボビンに設けた通電端子が他方側(下側)
ステータコアの環状ボビンへの巻線の障害となるので、
前者公報開示のもののように通電端子の巻線の障害とな
る部分を環状ボビンから大きく離す必要が生じ、大型化
の原因となる。
【0006】本発明は、この点に着目してなされたもの
で、通電端子が巻線作業の障害となることを防止して巻
線作業効率を高めながら、励磁コイルを各環状ステータ
コアの環状ボビン毎に別々に巻線することを容易として
組み付け作業効率を高めることができ、しかも大型化を
避けることが可能なステッピングモータの提供を主な目
的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、中空円筒状の
巻線部外周に第1の励磁コイルが巻装された環状ボビン
を有する第1の環状ステータコアと、中空円筒状の巻線
部外周に第2の励磁コイルが巻装された環状ボビンを有
する第2の環状ステータコアと、これら第1,第2のス
テータコアの同心的積層体内にして互いに連通する前記
各環状ボビンの巻線部内に配置され前記第1,第2の励
磁コイルの磁界作用にて回転する回転軸を備えたロータ
と、前記各環状ステータコアのうち一方側の環状ステー
タコアの環状ボビンに前記巻線部外周を遮らないように
固定され前記一方側の環状ステータコアの前記励磁コイ
ルの末端部及び前記ロータの軸方向に位置する外部電気
装置と電気接続される第1の通電端子と、前記各環状ス
テータコアのうち他方側の環状ステータコアの環状ボビ
ンに前記巻線部外周を遮らないように固定され前記他方
側の環状ステータコアの前記励磁コイルの末端部及び前
記外部電気装置と電気接続される第2の通電端子と、を
有することを特徴とするものである。
【0008】また本発明は、中空円筒状の巻線部外周に
第1の励磁コイルが巻装された環状ボビンを有する第1
の環状ステータコアと、中空円筒状の巻線部外周に第2
の励磁コイルが巻装された環状ボビンを有する第2の環
状ステータコアと、これら第1,第2のステータコアの
同心的積層体内にして互いに連通する前記各環状ボビン
の巻線部内に配置され前記第1,第2の励磁コイルの磁
界作用にて回転する回転軸を備えたロータと、前記各環
状ステータコアのうち一方側の環状ステータコアの環状
ボビンに前記巻線部外周を遮らないように固定され前記
一方側の環状ステータコアの前記励磁コイルの末端部と
導通固定される第1の接続部と第2の接続部とを備える
第1の通電端子と、前記各環状ステータコアのうち他方
側の環状ステータコアの環状ボビンに前記巻線部外周を
遮らないように固定され前記他方側の環状ステータコア
の前記励磁コイルの末端部を導通固定する第1の接続部
と前記ロータの軸方向に位置する外部電気装置と電気接
続される第2の接続部とを備える第2の通電端子と、こ
の第2の通電端子と共に前記他方側ステータコアの環状
ボビンに前記巻線部外周を遮らないように固定され前記
第1の通電端子の第2の接続部と電気接続される第1の
接続部と前記外部装置に電気接続される第2の接続部と
を備える第3の通電端子と、を有することを特徴とする
ものである。
【0009】また本発明は、前記第1,第2,第3の通
電端子の各第1の接続部が前記ロータの軸方向に対し略
直交する方向に伸びると共に、前記第2,第3の通電端
子の双方の第2の接続部が前記ロータの軸方向に沿って
伸びてその端部が前記外部装置に電気接続され、前記第
1の通電端子の第2の接続部と前記第3の通電端子の第
1の接続部との相互位置が前記各環状ステータコアどう
しの積層方向において略等しいことを特徴とするもので
ある。
【0010】また本発明は、前記第2,第3の通電端子
の双方の第2の接続部が前記他方側ステータコアの環状
ボビンの巻線部を貫通し、その貫通端側が前記外部装置
に電気接続されることを特徴するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明によるステッピングモータ
は、中空円筒状の巻線部外周に第1,第2の励磁コイル
の各々が巻装された各環状ボビンを有する第1,第2の
環状ステータコアと、これら第1,第2のステータコア
の同心的積層体内にして互いに連通する環状ボビンの巻
線部内に配置される回転軸を備えたロータとを備え、各
環状ステータコアのうち一方側の環状ステータコアの環
状ボビンには、巻線部外周を遮らないように一方側の環
状ステータコアの環状ボビンに固定され一方側の環状ス
テータコアの励磁コイルの末端部及びロータの軸方向に
配置された外部電気装置と電気接続される第1の通電端
子を固定し、各環状ステータコアのうち他方側の環状ス
テータコアの環状ボビンには、巻線部外周を遮らないよ
うに他方側の環状ステータコアの環状ボビンに固定され
他方側環状ステータコアの励磁コイルの末端部及び外部
電気装置と電気接続される第2の通電端子とを有し、励
磁コイルを各環状ステータコアの環状ボビン毎に別々に
巻線することを容易としながら、通電端子が巻線作業の
障害となることを防止でき、組み付け作業効率が高まる
と同時に巻線作業効率が高まり、しかも大型化を避ける
ことも可能となる。
【0012】また本発明によるステッピングモータは、
中空円筒状の巻線部外周に第1,第2の励磁コイルの各
々が巻装された各環状ボビンを有する第1,第2の環状
ステータコアと、これら第1,第2のステータコアの同
心的積層体内にして互いに連通する環状ボビンの巻線部
内に配置される回転軸を備えたロータとを備え、各環状
ステータコアのうち一方側の環状ステータコアの環状ボ
ビンには、巻線部外周を遮らないように一方側の環状ス
テータコアの励磁コイルの末端部と導通固定される第1
の接続部と第2の接続部とを備える第1の通電端子を固
定し、各環状ステータコアのうち他方側の環状ステータ
コアの環状ボビンには、巻線部外周を遮らないように他
方側の環状ステータコアの励磁コイルの末端部を導通固
定する第1の接続部とロータの軸方向に位置する外部電
気装置と電気接続される第2の接続部とを備える第2の
通電端子を固定し、また、この他方側の環状ステータコ
アの環状ボビンには、巻線部外周を遮らないように第1
の通電端子の第2の接続部と電気接続される第1の接続
部と外部装置に電気接続される第2の接続部とを備える
第3の通電端子を固定したことにより、第1,第2の励
磁コイルのうち一方側の環状ステータコアの環状ボビン
に巻装される励磁コイルは、第1の通電端子(第1の接
続部,第2の接続部)→第3の通電端子(第1の接続
部,第2の接続部)を通じて外部装置との電気接続がな
され、一方、第1,第2の励磁コイルのうち他方側の環
状ステータコアの環状ボビンに巻装される励磁コイル
は、第2の通電端子(第1の接続部,第2の接続部)を
通じて外部装置との電気接続がなされ、第1の通電端子
が励磁コイルの末端部を保持すると共に励磁コイルと第
3の通電端子とを電気的に接続する中継端子として機能
するので、励磁コイルを各環状ステータコアの環状ボビ
ン毎に別々に巻線することを容易としながら、通電端子
が巻線作業の障害となることを防止でき、組み付け作業
効率が高まると同時に巻線作業効率が高まり、しかも大
型化を避けることも可能となる。
【0013】また第1,第2,第3の通電端子の各第1
の接続部がロータの軸方向に対し略直交する方向に伸び
ると共に、第2,第3の通電端子の双方の第2の接続部
がロータの軸方向に沿って伸びてその端部が外部装置に
電気接続され、第1の通電端子の第2の接続部と第3の
通電端子の第1の接続部との相互位置を各環状ステータ
コアどうしの積層方向において略等しく設定したことに
より、第1の通電端子と第3の通電端子による電気接続
構造がコンパクトなものとなる。
【0014】また第2,第3の通電端子の双方の第2の
接続部が他方側ステータコアの環状ボビンの巻線部を貫
通し、その貫通端側が外部装置に電気接続されることに
より、各第1,第2,第3の通電端子を通じた各励磁コ
イルへの電気接続構造がコンパクトなものとなる。
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の実施例を
説明する。
【0015】図1は、本発明の第1実施例に係わる外部
装置としての回路基板を含むステッピングモータの斜視
図、図2は図1のステッピングモータの分解斜視図、図
3は回路基板を含むステータの断面図である。
【0016】本実施例によるステッピングモータ1は、
図1に示すように、例えばPM型からなるもので、後述
するロータの軸方向に沿って回路基板2上に搭載され且
つ後述する電気接続されている。
【0017】まずステッピングモータ1は、図2に示す
ように、ロータ3と、このロータ3の周囲を囲むように
内部に収納すべく同心的積層体を構成する第1の環状ス
テータコア(一方側の環状ステータコア)4及び第2の
環状ステータコア(他方側のステータコア)5と、これ
ら環状ステータコア4,5をロータ3の軸方向に沿って
挟むように対向配置され、各環状ステータコア4,5内
にロータ3を保持する第1,第2の保持部材6,7とか
らなる。
【0018】ロータ3は、その周面に回転方向に沿って
N,S交互に配列される複数の磁極を有する永久磁石3
1と、この永久磁石31の中心をその軸方向に貫通する
ように固定された回転軸32とからなり、回転軸32を
通じて第1,第2の保持部材6,7に回転自在に保持さ
れる。
【0019】第1の環状ステータコア4は、第1の励磁
コイル41が巻かれた環状ボビン42と、磁性金属材料
からなる略円環カップ状の外ヨーク43と、同じく磁性
金属材料からなる略円環板状の内ヨーク44とからな
り、これら外,内ヨーク43,44は、これらの間に環
状ボビン42を挟むように同心的に積層される。
【0020】環状ボビン42は、内部にロータ3(永久
磁石31)の一部を収納すると共に外周に第1の励磁コ
イル41を巻装する中空円筒状の巻線部45と、この巻
線部45の軸方向(ロータ3の軸方向)両端外周に対を
なすように形成され第1の励磁コイル43を巻く際の巻
線ガイドの機能も有するフランジ部46,47を備える
と共に、第1の励磁コイル41の末端部41aを導通固
定した一対の第1の通電端子8がフランジ部47に設け
られている。
【0021】巻線部45の内壁には、これに沿って外,
内ヨーク41,42に形成された複数の極歯41a,4
2aが収納配列されるようになっており、この際、極歯
41a,42aは、巻線部45内でロータ3の永久磁石
31の外径よりもやや大きな環状櫛歯型の配列形状をも
って組み合わされると共にロータ3の前記磁極と所定間
隔を隔てて対向するようになっている。
【0022】第1の通電端子8は、インサート成形によ
りその一端が環状ボビン42のフランジ部47に固定さ
れ、ロータ3の軸方向に対し略直交する方向に伸びて第
1の励磁コイル41の末端部41aをからげて半田付け
することにより第1の励磁コイル41の末端部41aを
導通固定する第1の接続部81と、この第1の接続部8
1からロータ3の軸方向に沿って伸びる中間部82を介
してさらにロータ3の軸方向に対し略直交する方向に伸
びて後述する第3の通電端子と電気的に接続される第2
の接続部83とを有し、環状ボビン42にあってその巻
線部45の周方向外周を遮らないように設けられてい
る。
【0023】第2の環状ステータコア5も第1の環状ス
テータコア4と略同様な構造を有し、第2の励磁コイル
51が巻かれた環状ボビン52と、磁性金属材料からな
る略円環カップ状の外ヨーク53と、同じく磁性金属材
料からなる略円環板状の内ヨーク54とからなり、これ
ら外,内ヨーク53,54は、これらの間に環状ボビン
52を挟むように同心的に積層される。
【0024】環状ボビン52は、組み付け状態において
第1の環状ステータコア4の環状ボビン42の巻線部4
5内と連通し、内部にロータ3(永久磁石31)の一部
を収納すると共に外周に第2の励磁コイル51を巻装す
る中空円筒状の巻線部55と、この巻線部55の軸方向
両端外周に対をなすように形成され第2の励磁コイル5
1を巻く際の巻線ガイドの機能も有するフランジ部5
6,57を備えると共に、第2の励磁コイル51の末端
部51aを導通固定した一対の第2の通電端子9と後述
する第3の通電端子10とがフランジ部57に設けられ
ている。
【0025】巻線部55の内壁には、これに沿って外,
内ヨーク53,54に形成された複数の極歯53a,5
4aが配列されるようになっており、この際、極歯53
a,54aは、巻線部55内でロータ3の永久磁石31
の外径よりもやや大きな環状櫛歯型の配列形状をもって
組み合わされると共にロータ3の前記磁極と所定間隔を
隔てて対向するようになっている。
【0026】第2の通電端子9は、インサート成形によ
りその一端が環状ボビン52のフランジ部57に固定さ
れ、ロータ3の軸方向に対し略直交する方向に伸びて第
2の励磁コイル51の末端部51aをからげて半田付け
することにより第2の励磁コイル51の末端部51aを
導通固定する第1の接続部91と、この第1の接続部9
1からロータ3の軸方向に沿って伸びてその先端側が回
路基板2と電気的に接続される第2の接続部92とを有
し、環状ボビン52にあってその巻線部55の周方向外
周を遮らないように設けられている。
【0027】第3の通電端子10は、第2の通電端子9
と略180度異なるフランジ部57の位置であって、ロ
ータ3の軸方向において第1の通電端子8に対応する位
置にインサート成形によりその一端が固定され、ロータ
3の軸方向に対し略直交する方向に伸びて第1の通電端
子8の第1の接続部81と半田付けにより電気接続され
る第1の接続部101と、この第1の接続部101から
ロータ3の軸方向に沿って伸びてその先端側が回路基板
2と電気的に接続される第2の接続部102とを有し、
第2の通電端子9と同様、環状ボビン52にあってその
巻線部55の周方向外周を遮らないように設けられてい
る。
【0028】つぎに回路基板2は、図3に示すように、
第2,第3の通電端子9,10の第2の接続部92,1
02の先端側を挿入する貫通孔21を備え、この貫通孔
21の周囲にはランド形状の導電部22が形成され、こ
の導電部22は図示しないモータ駆動回路に同じく図示
しない回路パターンを通じて電気的に接続されている。
そして貫通孔21に挿入された第2,第3の通電端子
9,10の第2の接続部92,102は、導電部22に
半田付け接続される。。
【0029】つぎに各環状ボビン42,52への励磁コ
イル41,51の巻線作業について説明する。
【0030】各環状ボビン42,52への巻線作業は、
自動巻線機を通じて各環状ボビン42,52毎に別々に
行われ、その概要は以下の通りである。まず環状ボビン
42の第1の通電端子8のうち何れか一方の第1の接続
部81、もしくは環状ボビン52の第1の通電端子9の
うち何れか一方の第1の接続部91に図示しないフライ
ヤーより出る励磁コイル41の巻き始め側の末端部41
aもしくは励磁コイル51の巻き始め側の末端部51a
をからげて仮固定した後、前記フライヤーが環状ボビン
42の巻線部45外周もしくは環状ボビン52の巻線部
55外周を高速回転し各巻線部45,55に対する励磁
コイル41,51の巻線が行われ、各巻線部45,55
への巻線が終了すると、各励磁コイル41,51の巻き
終わり側の末端部41aもしくは末端部51aを、環状
ボビン42の第1の通電端子8の他方の第1の接続部8
1もしくは環状ボビン52の第1の通電端子9の他方の
第1の接続部91にからげて仮固定した後、切断する。
そして各々仮固定した励磁コイル41の巻き始め側及び
巻き終わり側の末端部41aもしくは励磁コイル51の
巻き始め側及び巻き終わり側の末端部51aを半田付け
により導通固定して終了である。
【0031】つぎに本実施例によるステッピングモータ
1の組み付け例について説明する。
【0032】まず第1,第2の励磁コイル41,51が
巻装された環状ボビン42,52、各外,内ヨーク4
3,53,44,55を図2に図示した順序で同心的に
積層固定し、第1,第2の環状ステータコア4,5の同
心的積層体を設ける。この際、第1,第2の環状ステー
タコア4,5は別々に組んでもよいし、図2中、下側に
位置する外ヨーク43から順次、上側に位置する外ヨー
ク53までを組んで第1,第2の環状ステータコア4,
5を設けてもよい。つぎに第1,第2の環状ステータコ
ア4,5の同心的積層体の内部(各環状ボビン42,5
2の巻線部45,55内部)にロータ3を収納する。つ
ぎにロータ3を収納した第1,第2の環状ステータコア
4,5の同心的積層体に第1,第2の保持部材6,7を
固定し、この第1,第2の保持部材6,7でロータ3の
回転軸32を軸支する。つぎに各外ヨーク43,53の
切り欠き部(図2参照)を通じて第1の通電端子8の第
2の接続部83と第3の通電端子10の第1の接続部1
01とを半田付けにより導通接続し、これにより図3に
示したようにステッピングモータ1が完成するが、第1
の通電端子8と第3の通電端子10との接続作業は、各
環状ステータコア4,5どうしを組み合わせる際に行っ
てもよいし、下側に位置する外ヨーク43から順次、上
側に位置する外ヨーク53までを組む際に行ってもよ
い。
【0033】このように完成したステピングモータ1
は、回路基板2上に搭載され、第2,第3の通電端子
9,10の第2の接続部92,102が導電部22と半
田付け接続される。
【0034】以上のように本実施例によれば、中空円筒
状の巻線部45,55外周に第1,第2の励磁コイル4
1,51の各々が巻装された各環状ボビン42,52を
有する第1,第2の環状ステータコア4,5と、これら
第1,第2のステータコア4,5の同心的積層体内にし
て互いに連通する環状ボビン42,52の巻線部45,
55内に配置される回転軸32を備えたロータ3とを備
え、各環状ステータコア4,5のうち第1の環状ステー
タコア(一方側の環状ステータコア)4の環状ボビン4
2には、巻線部45外周を遮らないように第1の励磁コ
イルの末端部41aと導通固定される第1の接続部81
と第2の接続部82とを有する第1の通電端子8を固定
し、各環状ステータコア4,5のうち第2の環状ステー
タコア(他方側の環状ステータコア)5の環状ボビン5
2には、巻線部55外周を遮らないように第2励磁コイ
ル51の末端部51aを導通固定する第1の接続部91
とロータ3の軸方向に位置する回路基板(外部電気装
置)2と電気接続される第2の接続部92とを備える第
2の通電端子9を固定し、また、この第2の環状ステー
タコア5の環状ボビン52には、巻線部55外周を遮ら
ないように第1の通電端子8の第2の接続部83と電気
接続される第1の接続部101と回路基板2に電気接続
される第2の接続部102を備える第3の通電端子10
を固定したことにより、第1,第2の励磁コイルのうち
第1の励磁コイル41は、第1の通電端子8(第1の接
続部81,第2の接続部82)→第3の通電端子10
(第1の接続部101,第2の接続部102)を通じて
回路基板2との電気接続がなされ、一方、第1,第2の
励磁コイルのうち第2の励磁コイル51は、第2の通電
端子9(第1の接続部91,第2の接続部92)を通じ
て回路基板2との電気接続がなされ、第1の通電端子8
が第1の励磁コイル41の末端部41aを保持すると共
に第1の励磁コイル41と第3の通電端子10とを電気
的に接続する中継端子として機能するので、励磁コイル
41,51を各環状ステータコア4,5の環状ボビン4
2,52毎に別々に巻線することを容易としながら、第
1〜第3の通電端子が巻線作業の障害となることを防止
することができ、従ってステッピングモータ1の組み付
け作業効率を高めることができると同時に巻線作業効率
を高めることができ、しかも第1〜第3の通電端子8,
9,10、特に第2,第3の通電端子9,10の第2の
接続部92,102が巻線作業の障害とならないため、
ステッピングモータ1の周囲方向における大型化を避け
ることも可能となる。
【0035】また第1〜第3の通電端子8,9,10の
各第1の接続部81,91,101がロータ3の軸方向
に対し略直交する方向に伸びると共に、第2,第3の通
電端子9,10の双方の第2の接続部92,102がロ
ータ3の軸方向に沿って伸びてその端部が回路基板2に
電気接続されており、第1の通電端子8の第2の接続部
83と第3の通電端子10の第1の接続部101との相
互位置が各環状ステータコア4,5どうしの積層方向
(ロータ3の軸方向)において略等しいことにより、第
1の通電端子8と第3の通電端子10による電気接続構
造をコンパクトなものとすることができる。
【0036】また本実施例では、各環状42,52の各
々に第1〜第3の通電端子8,9,10を設けたが、第
3の通電端子10を廃止すると共に、第1の通電端子8
を第2の通電端子9のように逆L字状に形成して各環状
ステータコア4,5のうち第1の環状ステータコア(一
方側の環状ステータコア)4の環状ボビン42のフラン
ジ部46に巻線部45外周を遮らないように固定し、第
1の励磁コイル41の末端部41a及びロータ3の軸方
向に配置された回路基板2と電気接続してもよく、かか
る構成によれば、第1の通電端子8を環状ボビン42の
フランジ部46に固定する都合上、第1〜第3の通電端
子8,9,10を設けた場合と比較すると、外ヨーク4
3に形成する切り欠きが大きくなるという欠点はある
が、前記実施例と略同様な効果を得ることができる。
【0037】図4は本発明の第2実施例を示す断面図で
あり、本実施例では、下側となる第1の環状ステータコ
ア(他方側の環状ステータコア)4の環状ボビン42に
第2,第3の通電端子9,10を配し、上側となる第2
の環状ステータコア(一方側のステータコア)5の環状
ボビン52に第1の通電端子8を配し、第2,第3の通
電端子9,10の双方の第2の接続部92,102が環
状ボビン42の巻線部45の壁内を貫通し、その貫通端
側が回路基板2に接続されていると共に、第3の通電端
子10の第1の接続部101を第1の通電端子8と同様
なクランク形状に形成して、第1の励磁コイル41の末
端部41aを接続する端子部103と第1の通電端子8
の第3の接続部83と接続される端子部104とを設け
たものであり、その他の部分は前記第1実施例と同様で
ある。なお本実施例では前記第1実施例と同様、第1の
通電端子8もクランク状に形成しているが、第3の通電
端子10のみをクランク状に形成して第1の通電端子8
をストレートに形成し、第1の接続部81と第2の接続
部83とを兼用させて設けてもよい。
【0038】かかる構成によっても、前記第1実施例と
略同様な効果を得ることができると共に、第1〜第3の
通電端子8,9,10を通じた各励磁コイル41,51
への電気接続構造がさらにコンパクトなものとなる。特
に本実施例の場合、第1の環状ステータコア4の環状ボ
ビン42の巻線部45に通電端子9,10をインサート
成形しており、このように環状ボビンの巻線部に通電端
子をインサートする場合、双方の環状ステータコア4,
5の各々に(この場合第2の環状ステータコア5の環状
ボビン52の巻線部55にも)通電端子をインサートす
ることは不可能であるため、巻線作業を考慮して第1の
通電端子8を環状ボビン52に固定することは有利であ
る。
【0039】なお前記第1,第2実施例では、第1〜第
3の通電端子8,9,10を角柱状に形成したが、円柱
状もしくは板状に形成してもよく、また第3実施例とし
て図示しないが、第1の通電端子8の第2の接続部83
もしくは第3の通電端子10の第1の接続部101(1
04)のうち少なくとも何れか一方を幅広に形成して両
通電端子8,10の位置合わせ及び接続作業を容易とす
ることもできる。
【0040】また本発明の第4実施例として図示しない
が、前記第1実施例において、第1の通電端子8の第2
の接続部83に貫通部分を設け、この貫通部分に第3の
通電端子10の第2の接続部102を貫通させると共
に、この貫通部分を第3の通電端子10の第2の接続部
102と共に半田付けにより電気接続してもよい。この
場合、第3の通電端子10の第2の接続部102は第1
の接続部101の機能を兼ねて有することになる。
【0041】また本発明の第5実施例として図示しない
が、前記第2実施例において、第3の通電端子10の第
1の接続部101もしくは第1の通電端子8の第2の接
続部83のうち、何れか一方側をメス型端子状に形成し
て他方側を挿入嵌合するようにして第1,第3の通電端
子8,10どうしの導通もよい。
【0042】また本発明の第6実施例として図示しない
が、下側に位置する環状ステータの環状ボビンに下側の
励磁コイルと導通固定される逆L字状の通電端子を図4
に示した第2の通電端子9のごとくインサート成形し、
上側に位置する環状ステータの環状ボビンに上側の励磁
コイルと導通固定される逆L字状の通電端子を図3に示
した第2の通電端子9のごとく設けることもできる。
【0043】また前記第1〜第4実施例では、第1,第
3の通電端子8,10どうしの電気接続を半田付けによ
り行ったが、半田付けのみに限らず、例えば加締めなど
の手段により両者の電気接続を達成することもできる。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、中空円
筒状の巻線部外周に第1の励磁コイルが巻装された環状
ボビンを有する第1の環状ステータコアと、中空円筒状
の巻線部外周に第2の励磁コイルが巻装された環状ボビ
ンを有する第2の環状ステータコアと、これら第1,第
2のステータコアの同心的積層体内にして互いに連通す
る前記各環状ボビンの巻線部内に配置され前記第1,第
2の励磁コイルの磁界作用にて回転する回転軸を備えた
ロータと、前記各環状ステータコアのうち一方側の環状
ステータコアの環状ボビンに前記巻線部外周を遮らない
ように固定され前記一方側の環状ステータコアの前記励
磁コイルの末端部及び前記ロータの軸方向に位置する外
部電気装置と電気接続される第1の通電端子と、前記各
環状ステータコアのうち他方側の環状ステータコアの環
状ボビンに前記巻線部外周を遮らないように固定され前
記他方側の環状ステータコアの前記励磁コイルの末端部
及び前記外部電気装置と電気接続される第2の通電端子
と、を有することにより、励磁コイルを各環状ステータ
コアの環状ボビン毎に別々に巻線することを容易としな
がら、通電端子が巻線作業の障害となることを防止する
ことができ、従って組み付け作業効率を高めながら巻線
作業効率を高めることができ、しかも大型化を避けるこ
とも可能なステッピングモータを提供できる。
【0045】また本発明は、中空円筒状の巻線部外周に
第1の励磁コイルが巻装された環状ボビンを有する第1
の環状ステータコアと、中空円筒状の巻線部外周に第2
の励磁コイルが巻装された環状ボビンを有する第2の環
状ステータコアと、これら第1,第2のステータコアの
同心的積層体内にして互いに連通する前記各環状ボビン
の巻線部内に配置され前記第1,第2の励磁コイルの磁
界作用にて回転する回転軸を備えたロータと、前記各環
状ステータコアのうち一方側の環状ステータコアの環状
ボビンに前記巻線部外周を遮らないように固定され前記
一方側の環状ステータコアの前記励磁コイルの末端部と
導通固定される第1の接続部と第2の接続部とを備える
第1の通電端子と、前記各環状ステータコアのうち他方
側の環状ステータコアの環状ボビンに前記巻線部外周を
遮らないように固定され前記他方側の環状ステータコア
の前記励磁コイルの末端部を導通固定する第1の接続部
と前記ロータの軸方向に位置する外部電気装置と電気接
続される第2の接続部とを備える第2の通電端子と、こ
の第2の通電端子と共に前記他方側ステータコアの環状
ボビンに前記巻線部外周を遮らないように固定され前記
第1の通電端子の第2の接続部と電気接続される第1の
接続部と前記外部装置に電気接続される第2の接続部と
を備える第3の通電端子と、を有することにより、励磁
コイルを各環状ステータコアの環状ボビン毎に別々に巻
線することを容易としながら、通電端子が巻線作業の障
害となることを防止することができ、従って組み付け作
業効率を高めながら巻線作業効率を高めることができ、
しかも大型化を避けることも可能なステッピングモータ
を提供できる。
【0046】また本発明は、前記第1,第2,第3の通
電端子の各第1の接続部が前記ロータの軸方向に対し略
直交する方向に伸びると共に、前記第2,第3の通電端
子の双方の第2の接続部が前記ロータの軸方向に沿って
伸びてその端部が前記外部装置に電気接続され、前記第
1の通電端子の第2の接続部と前記第3の通電端子の第
1の接続部との相互位置が前記各環状ステータコアどう
しの積層方向において略等しいことにより、第1の通電
端子と第3の通電端子による電気接続構造をコンパクト
なものとすることができる。
【0047】また本発明は、前記第2,第3の通電端子
の双方の第2の接続部が前記他方側ステータコアの環状
ボビンの巻線部を貫通し、その貫通端側が前記外部装置
に電気接続されることにより、各第1,第2,第3の通
電端子を通じた各励磁コイルへの電気接続構造がコンパ
クトなものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係わるステッピングモー
タの斜視図。
【図2】図1のステッピングモータの分解斜視図。
【図3】図1の断面図。
【図4】第2実施例を示す断面図。
【符号の説明】
1 ステッピングモータ 2 回路基板(外部電気装置) 3 ロータ 4 第1の環状ステータコア 5 第2の環状ステータコア 6 第1の保持部材 7 第2の保持部材 8 第1の通電端子 9 第2の通電端子 10 第3の通電端子 21 貫通孔 22 導通部 31 永久磁石 32 回転軸 41,51 第1,第2の励磁コイル 41a,51a 末端部 42,52 第1,第2の環状ボビン 43,53 外ヨーク 43a,53a 極歯 44,54 内ヨーク 44a,54a 極歯 45,55 巻線部 46,47,56,57 フランジ部 81,91,101 第1の接続部 83,92,102 第2の接続部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空円筒状の巻線部外周に第1の励磁コ
    イルが巻装された環状ボビンを有する第1の環状ステー
    タコアと、中空円筒状の巻線部外周に第2の励磁コイル
    が巻装された環状ボビンを有する第2の環状ステータコ
    アと、これら第1,第2のステータコアの同心的積層体
    内にして互いに連通する前記各環状ボビンの巻線部内に
    配置され前記第1,第2の励磁コイルの磁界作用にて回
    転する回転軸を備えたロータと、前記各環状ステータコ
    アのうち一方側の環状ステータコアの環状ボビンに前記
    巻線部外周を遮らないように固定され前記一方側の環状
    ステータコアの前記励磁コイルの末端部及び前記ロータ
    の軸方向に位置する外部電気装置と電気接続される第1
    の通電端子と、前記各環状ステータコアのうち他方側の
    環状ステータコアの環状ボビンに前記巻線部外周を遮ら
    ないように固定され前記他方側の環状ステータコアの前
    記励磁コイルの末端部及び前記外部電気装置と電気接続
    される第2の通電端子と、を有することを特徴とするス
    テッピングモータ。
  2. 【請求項2】 中空円筒状の巻線部外周に第1の励磁コ
    イルが巻装された環状ボビンを有する第1の環状ステー
    タコアと、中空円筒状の巻線部外周に第2の励磁コイル
    が巻装された環状ボビンを有する第2の環状ステータコ
    アと、これら第1,第2のステータコアの同心的積層体
    内にして互いに連通する前記各環状ボビンの巻線部内に
    配置され前記第1,第2の励磁コイルの磁界作用にて回
    転する回転軸を備えたロータと、前記各環状ステータコ
    アのうち一方側の環状ステータコアの環状ボビンに前記
    巻線部外周を遮らないように固定され前記一方側の環状
    ステータコアの前記励磁コイルの末端部と導通固定され
    る第1の接続部と第2の接続部とを備える第1の通電端
    子と、前記各環状ステータコアのうち他方側の環状ステ
    ータコアの環状ボビンに前記巻線部外周を遮らないよう
    に固定され前記他方側の環状ステータコアの前記励磁コ
    イルの末端部を導通固定する第1の接続部と前記ロータ
    の軸方向に位置する外部電気装置と電気接続される第2
    の接続部とを備える第2の通電端子と、この第2の通電
    端子と共に前記他方側ステータコアの環状ボビンに前記
    巻線部外周を遮らないように固定され前記第1の通電端
    子の第2の接続部と電気接続される第1の接続部と前記
    外部装置に電気接続される第2の接続部とを備える第3
    の通電端子と、を有することを特徴とするステッピング
    モータ。
  3. 【請求項3】 前記第1,第2,第3の通電端子の各第
    1の接続部が前記ロータの軸方向に対し略直交する方向
    に伸びると共に、前記第2,第3の通電端子の双方の第
    2の接続部が前記ロータの軸方向に沿って伸びてその端
    部が前記外部装置に電気接続され、前記第1の通電端子
    の第2の接続部と前記第3の通電端子の第1の接続部と
    の相互位置が前記各環状ステータコアどうしの積層方向
    において略等しいことを特徴とする請求項2記載のステ
    ッピングモータ。
  4. 【請求項4】 前記第2,第3の通電端子の双方の第2
    の接続部が前記他方側ステータコアの環状ボビンの巻線
    部を貫通し、その貫通端側が前記外部装置に電気接続さ
    れることを特徴する請求項3記載のステッピングモー
    タ。
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