JPH1013595A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH1013595A
JPH1013595A JP8157166A JP15716696A JPH1013595A JP H1013595 A JPH1013595 A JP H1013595A JP 8157166 A JP8157166 A JP 8157166A JP 15716696 A JP15716696 A JP 15716696A JP H1013595 A JPH1013595 A JP H1013595A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】供給された画像データを用いて画像記録を行う
画像記録装置であって、キャリブレーションを迅速に行
うことができ、かつ、キャリブレーションのために、先
に画像データ供給源から供給されメモリに記憶してあっ
た画像データを消去する必要が無い画像記録装置を提供
する。 【解決手段】画像データを順次記憶する画像記憶手段
と、キャリブレーションに用いられる画像を記録するた
めの画像データを記憶するキャリブレーション記憶手段
と、キャリブレーションの画像データを生成して、キャ
リブレーション記憶手段に供給する形成手段と、前記記
憶手段およびキャリブレーション記憶手段から画像デー
タを読み出して画像記録を行う画像記録手段とを有する
ことにより、前記課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル露光によ
る写真の焼付装置のように、供給された画像データに応
じた画像記録を行う画像記録装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】現在、ネガフィルム、リバーサルフィル
ム等の写真フィルム(以下、フィルムとする)に撮影さ
れた画像の印画紙等の感光材料への焼き付けは、フィル
ムの画像を感光材料に投影して感光材料を面露光する、
いわゆる直接露光によって行われている。
【0003】これに対し、近年では、デジタル露光を利
用する焼付装置、すなわち、フィルムに記録された画像
を光電的に読み取って、読み取った画像をデジタル信号
とした後、種々の画像処理を施して記録用の画像データ
とし、この画像データに応じて変調した記録光によって
感光材料を走査露光して画像(潜像)を記録し、プリン
トとするデジタルフォトプリンタの開発が進んでいる。
【0004】デジタルフォトプリンタでは、フィルムを
光電的に読み取り、信号処理によって色濃度補正が行わ
れて露光条件が決定される。従って、露光時のオペレー
タによる露光条件の決定、さらにはフィルタや絞り等の
調整が不要で、1画像当たりの露光にかかる時間は短時
間であり、また、露光時間も画像サイズに応じて一定で
あるため、従来の面露光に比して迅速な焼き付を行うこ
とができる。しかも、複数画像の合成や画像分割等のプ
リント画像の編集や、色/濃度調整、輪郭強調等の各種
の画像処理も自由に行うことができ、用途に応じて自由
に処理した仕上りプリントを出力することができる。ま
た、仕上りプリント画像を画像データとしてフロッピー
ディスク等の記録媒体に保存しておくことができるの
で、焼増し等の際に、原稿となるフィルムを用意する必
要がなく、また、再度露光条件を決定する必要がないの
で迅速かつ簡易に作業を行うことができる。さらに、従
来の直接露光によるプリントでは、分解能、色/濃度再
現性等の点で、フィルム等に記録されている画像をすべ
て再生することはできないが、デジタルフォトプリンタ
によればフィルムに記録されている画像(濃度情報)を
ほぼ100%再生したプリントが出力可能である。
【0005】このようなデジタルフォトプリンタは、基
本的に、フィルムに記録された画像を光電的に読み取る
画像読取装置、読み取った画像を画像処理して画像記録
の露光条件を決定する画像処理(セットアップ)装置、
および決定された露光条件に従って感光材料を走査露光
して現像処理を施す画像記録装置(以下、記録装置とす
る)より構成される。
【0006】画像読取装置では、光源から射出された読
取光をフィルムに入射して、フィルムに撮影された画像
を担持する投影光を得て、この投影光を結像レンズによ
ってCCDセンサ等のイメージセンサに結像して光電変
換することにより画像を読み取り、必要に応じて各種の
画像処理を施した後に、フィルムの画像データ(画像デ
ータ信号)として画像処理装置に送る。画像処理装置
は、プレスキャンの画像データから画像処理条件を設定
して、設定した条件に応じた画像処理を本スキャンの画
像データに施し、画像記録のための出力画像データ(露
光条件)として記録装置に送る。記録装置では、例え
ば、光ビーム走査露光を利用する装置であれば、画像処
理装置から送られた画像データに応じて光ビームを変調
して、この光ビームを主走査方向に偏向すると共に、主
走査方向と直交する副走査方向に感光材料を副走査搬送
することにより、画像を担持する光ビームによって感光
材料を露光(焼付け)して潜像を形成し、次いで、感光
材料に応じた現像処理等を施して、フィルムに撮影され
た画像が再生された仕上りプリント(写真)とする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このようなデジタルフ
ォトプリンタの記録装置も含め、画像データを受け取っ
て画像記録を行う記録装置では、供給された画像データ
に応じた色/濃度を有する画像を良好に再現できること
が要求され、また、これを実現できるように設計・製造
される。しかしながら、記録装置も機械である以上、個
体差があり、同機種の同仕様の装置であっても、構成部
品の誤差、組み立て誤差、設置環境の違いに伴う現像処
理条件の違い等によって、出力画像が供給された画像デ
ータに応じたものにならない場合が多い。また、装置の
経時劣化や温度・湿度等の設置環境の変化によって、供
給された画像データに対する出力画像は経時と共に変化
する。さらに、供給された画像データに対する出力画像
は、使用する感光材料や現像処理薬にも影響を受け、例
えば、感光材料の製造ロットが違うと、感光材料の特性
に若干の違いがあり、画像データに対する出力画像が変
動する場合もある。
【0008】そのため、記録装置の個体差や経時による
変化、感光材料の製造ロット毎の違い等を吸収して、供
給された画像データに対応する画像を良好に再現できる
ようにする調整、いわゆるキャリブレーションが行われ
る。従って、キャリブレーションは、記録装置の納入時
のみならず、稼動開始後にも定期的もしくはオペレータ
の画質判断に応じて行う必要があり、さらに、使用する
感光材料や現像処理薬を交換した際にもキャリブレーシ
ョンが必要な場合もある。
【0009】キャリブレーションは、通常、キャリブレ
ーションを行うための画像(いわゆるパッチ)が記録さ
れた基準チャート、例えば、各種の濃度のシアン(C)
パッチ、マゼンタ(M)パッチ、イエロー(Y)パッ
チ、グレーパッチ等が記録されたキャリブレーション用
の基準チャートを記録装置で実際に出力し、チャートの
各パッチの濃度を濃度測定器で測定して、記録装置が目
的とした濃度(チャートの記録のために与えた画像デー
タ)と、実際の基準チャートの濃度とから、アルゴリズ
ム等を用いて更正のためのテーブルを作成し、このテー
ブルを記録装置の画像データ処理部に設定することによ
って行われる。記録装置では、画像データ供給源から供
給された画像データを、このテーブルで補正することに
よって、供給された画像データに応じた画像を良好に再
生した画像記録を実現する。
【0010】ここで、画像記録装置、特に前述のデジタ
ルフォトプリンタに用いられる画像記録装置は、効率の
よい画像記録を行うために、複数の画像データを記憶で
きるフレームメモリを有し、画像データ供給源から供給
された画像データを、一回このフレームメモリに記憶し
ておいて、画像記録の進行に応じて、供給された順に順
次読み出して画像記録を行う。従って、この画像記録装
置でキャリブレーションを行う際には、まず最初にキャ
リブレーション用の基準チャートを作成するための画像
データ(キャリブレーション画像データ)を作成して、
この画像データを前述のフレームメモリに供給して記憶
させ、ここから読み出して基準チャートを出力する必要
があり、キャリブレーションを開始してから、基準チャ
ートを出力するまでに時間がかかる。
【0011】また、例えば、作業中に感光材料が無くな
り、製造ロットの異なる新規な感光材料等を装填した場
合等、フレームメモリに画像が残っている状態でキャリ
ブレーションを行う必要が生じた場合には、画像データ
を記憶するフレームメモリにキャリブレーション画像デ
ータを記憶させるために、先にフレームメモリに記憶し
た画像データを消さなければならない場合もある。
【0012】本発明の目的は、デジタルフォトプリンタ
の記録装置のように、画像データ供給源から供給された
画像データを用いて画像記録を行う画像記録装置であっ
て、キャリブレーションを迅速に行うことができ、か
つ、キャリブレーションのために、先に画像データ供給
源から供給されメモリに記憶してあった画像データを消
去する必要が無い画像記録装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、画像データ供給源から画像データを受取
り、この画像データに応じた画像を記録したハードコピ
ーを作成する画像記録装置であって、画像データ供給源
から供給される画像データを順次記憶する画像記憶手段
と、キャリブレーションに用いられる画像を記録するた
めのキャリブレーション画像データを専用に記憶するキ
ャリブレーション記憶手段と、キャリブレーション画像
データを生成して、前記キャリブレーション記憶手段に
供給するキャリブレーション画像データ形成手段と、前
記記憶手段およびキャリブレーション記憶手段から画像
データを読み出して画像記録を行う画像記録手段とを有
することを特徴とする画像記録装置を提供する。
【0014】また、前記画像記憶手段が複数コマ分の画
像データを記憶できるものであって、その1コマ分が前
記キャリブレーション記憶手段であるのが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像記録装置につ
いて、添付の図面に示される好適実施例を元に詳細に説
明する。
【0016】図1に、本発明の画像記録装置を利用する
写真焼付現像機(フォトプリンタ)の概略図が示され
る。図1に示される写真焼付現像機10(以下、焼付現
像機10とする)は、前述のデジタルフォトプリンタの
画像記録装置で、フィルムスキャナー等の画像読取装置
で読み取られ、読み取られた画像に応じて画像データ
(情報)供給源である画像処理装置Rで画像処理されて
供給された記録画像データ(露光条件)に応じて、光ビ
ーム走査露光によって感光材料(印画紙)Aを露光して
潜像を記録し、現像処理および乾燥を行い、切断して仕
上りプリントとし、仕分けを行う装置である。この焼付
現像機10は、基本的に、画像記録部12と、現像部1
4と、乾燥部16と、排出部18と、制御基板や電源部
等が収納される電装部20とを有して構成される。
【0017】画像記録部12は、焼付搬送装置22と光
ビーム走査装置24とから構成される。図2に焼付搬送
装置22の概略図を、図3に光ビーム走査装置24(お
よび副走査搬送系66)の概略図を、それぞれ示す。
【0018】焼付搬送装置22は、ロール状に巻回され
た感光材料Aを引き出して所定の経路を搬送しつつ、画
像位置情報の記録、画像露光(焼き付け)、バックプリ
ント等を行う装置で、感光材料供給部26、コマ情報形
成部28、露光部30、バックプリント部32、リザー
バ34、感光材料排出部36、および感光材料Aをこれ
らの部位を経た所定経路で搬送する搬送手段とを有する
ものである。
【0019】感光材料供給部26は、ロール状に巻回さ
れた感光材料Aを遮光性の筐体に収納してなる(感光材
料)マガジン38を装填し、マガジン38から感光材料
Aを引き出して供給する部分であって、焼付搬送装置2
2の上部で露光部30と光ビーム走査装置24とからな
る露光手段の側方に位置するマガジン38の装填部39
と、感光材料Aの搬送方向の下流(以下、下流とする)
方向に向かって引出しローラ対40と、センサ42と、
ガイド44等とを有して構成される。
【0020】引出しローラ対40は、マガジン38から
感光材料Aを引き出すものである。この引出しローラ対
40は、ソレノイド等によって互いに接離することで感
光材料Aを挟持および開放自在に構成され、マガジン3
8交換等の際におけるマガジンの取り外しおよび感光材
料Aの挿入を容易にする。センサ42は、マガジン交換
時等における感光材料Aの巻き戻しや感光材料Aのロー
ディング(初期通紙)の際に、感光材料Aの先端やその
有無を検出するものである。また、ガイド44は、装填
される感光材料Aの幅に応じて幅を変更するように構成
される。この点については、後述するガイド58a,5
8b,78,90および108も同様である。
【0021】感光材料供給部26の下流には、第1ルー
プ形成部46が配置される。第1ループ形成部46は、
感光材料Aのループ(弛み)を形成することによって、
下流のコマ情報形成部28のパンチ56の作動時におけ
る感光材料Aの搬送の停止を吸収する部分で、駆動ロー
ラ48、および案内ローラ50ならびに52等を有す
る。この第1ループ形成部46においては、コマ情報形
成部28と引出しローラ対40との感光材料Aの搬送に
応じて、感光材料Aのループが形成され、前述の引出し
ローラ対40は、この第1ループ形成部46内の感光材
料の量(長さ)に応じて、マガジン38の感光材料Aを
引き出す。
【0022】第1ループ形成部46の下流には、コマ情
報形成部28が配置される。図示例の焼付現像機10も
含め、通常の写真焼付現像機においては、処理の途中で
感光材料Aが切断されることはなく、帯状のままで連続
的に露光や現像処理が行われ、最後に排出部18で切断
されて1枚の仕上りプリントとされる。そのため、感光
材料Aの切断やバックプリントの位置決め、さらに、感
光材料A上における画像記録位置を決定するため、プリ
ント一枚(1コマ)毎の境目を示す位置情報いわゆるコ
マ情報を形成する必要がある。また、排出部18におけ
る仕分けのため、例えばフィルム一本分等の単位枚数毎
の位置を示す、いわゆるソート情報を形成する必要があ
る。コマ情報形成部28は、このコマ情報および/また
はソート情報を形成する部位であって、1コマおよびソ
ートの搬送方向先端に対応する位置を穿孔して、コマ情
報等を形成する。
【0023】図示例では、コマ情報形成部28は、コマ
情報等を穿孔するパンチ56と、パンチ56の上下流の
ガイド58aおよび58bと、感光材料Aの先端を検出
するセンサ60と、搬送ローラ対62とを有する。コマ
情報形成部28においては、後述する第2ループ形成部
64内の感光材料Aの量等に応じて、搬送ローラ対62
が駆動して1コマに対応する分の感光材料Aを搬送し、
その後、パンチ56が作動してコマ情報等が形成され
る。すなわち、搬送ローラ対62は1コマずつの感光材
料Aの搬送を間欠的に繰り返し、パンチ56は、搬送ロ
ーラ対62が停止するとコマ情報を形成する。図示例の
装置においては、パンチ56を用いて感光材料Aを穿孔
することによってコマ情報等を形成しているが、これ以
外にもインクリボンを用いた熱転写やインクジェット等
の各種の記録手段を用い、ラインやドット等によるマー
クを記録することによってコマ情報等を形成してもよ
い。
【0024】コマ情報形成部28の下流には、第2ルー
プ形成部64と、副走査搬送系66と、第3ループ形成
部68とを有する露光部30が配置される。図示例の装
置においては、この露光部30と、図中露光部30の左
側に配置される光ビーム走査装置24とによって画像記
録手段が構成され、光ビーム走査装置24によって光ビ
ームLを記録画像データに応じて変調して主走査方向
(図2紙面に垂直方向、図3矢印a方向)に偏向走査す
ると共に、副走査搬送系66によって感光材料Aを所定
の露光位置に保持しつつ、主走査方向と略直交する副走
査方向(図中矢印b方向)に感光材料Aを搬送すること
により、光ビームLによって感光材料Aを2次元的に走
査露光し、潜像を記録する。
【0025】図3に、光ビーム走査装置24と副走査搬
送系60の概略図を示す。光ビーム走査装置24は、赤
(R)露光、緑(G)露光および青(B)露光に対応す
る光ビームを射出する光源、AOM(音響光学変調器)
等の変調手段、ポリゴンミラー等の光偏向器、fθレン
ズ等を有して構成される、周知の光ビーム走査装置であ
る。一方、露光部30の副走査搬送系66は、感光材料
Aを所定の露光位置に保持しつつ、主走査方向と略直交
する副走査方向に搬送する露光ドラム70と、副走査方
向に露光位置(走査線)を挟んで露光ドラム70に押圧
される2本のニップローラ72および74と、コマ情報
を検出して画像記録位置を検出するセンサ76と、ガイ
ド78とを有するものであり(図2参照)、感光材料A
は、露光ドラム70とニップローラ72および74とに
よって、副走査搬送される。
【0026】この光ビーム走査装置24は、基本的に、
記録制御装置150によって制御されている。記録制御
装置150は、記録制御装置150は、画像処理装置R
から供給される記録画像の画像情報を記憶するフレーム
メモリ152と、画像データ処理部154と、キャリブ
レーション画像データを作成するキャリブレーションデ
ータ作成部(以下、データ作成部とする)156と、キ
ャリブレーション演算部158とを有する。
【0027】フレームメモリ152は、焼付装置10に
おける標準サイズの画像の画像データを7コマ分を記憶
できるフレームメモリである。画像処理装置Rから供給
された画像データは、このフレームメモリ152に供給
されて順次記憶され、画像記録の進行に応じて、画像処
理装置Rから供給された順にフレームメモリ152から
読み出され、画像記録に供される。ここで、本発明にか
かる焼付装置10においては、フレームメモリ152の
7コマ分の記憶領域のうち、領域a〜fの6コマ分が画
像処理手段Rから供給された画像データを記憶する領域
で、残る1コマ分の領域gは、キャリブレーション画像
データを専用に記憶する領域となっている。
【0028】フレームメモリ152の領域gに記憶され
るキャリブレーション画像データは、データ作成部15
6によって作成される。データ作成部156には、キャ
リブレーションを行うための基準チャートを出力するた
めの画像データ(すなわちキャリブレーション画像デー
タ)を作成するパラメータ、あるいは、キャリブレーシ
ョン画像データそのものが記憶されており、例えば、焼
付装置10の起動時等にキャリブレーション画像データ
を作成して、前述のフレームメモリ152の領域gに供
給して記憶させる。後述する画像データ処理部154
は、キャリブレーションを行う際には、この領域gから
キャリブレーション画像データを読み出して、基準チャ
ートを作成する。また、キャリブレーションを行う際に
は、キャリブレーション演算部158もキャリブレーシ
ョン画像データを読み出す。
【0029】そのため、本発明にかかる焼付装置10に
よれば、キャリブレーションを行う時にキャリブレーシ
ョン画像データを作成する必要がなく、即座にフレーム
メモリ152の領域gからキャリブレーション画像デー
タを読み出して基準チャートを出力できるので、迅速に
キャリブレーションを行うことができる。なお、キャリ
ブレーション画像データの作成は、通常、光学系や現像
部14の立ち上がりよりはるかに短時間で行えるので、
例えば、装置の起動時等に行えば、生産効率の低下には
ならない。また、キャリブレーション画像データを記憶
する専用のメモリを有するので、キャリブレーションを
行うために、フレームメモリ152に記憶された画像デ
ータを消去する必要はなくなる。
【0030】キャリブレーションを行うための基準チャ
ートは、公知のカラー(もしくはモノクロ)画像記録装
置で用いられるキャリブレーション用の基準チャートと
同様でよく、例えば、C、MおよびYの3原色の各色の
様々な濃度の画像(パッチ)、およびグレー(無彩色)
の様々な濃度のパッチが形成されたチャートが例示され
る。また、図示例の装置では、データ作成部156でキ
ャリブレーション画像データを作成(あるいは記憶され
ている)する構成を有するが、本発明は、これ以外に
も、フロッピーディスクやCD−ROM等の記憶媒体か
らダウンロードして、フレームメモリ152に記憶する
構成でもよい。さらに、図示例の装置では、画像処理装
置Rから供給される画像データを記憶するフレームメモ
リ152の一部をキャリブレーション画像データ用のメ
モリとして利用しているが、本発明はこれに限定はされ
ず、キャリブレーション画像データ専用のメモリを別途
設けてもよい。
【0031】画像データ処理部154は、通常の画像記
録時には、画像処理装置Rから供給され、フレームメモ
リ152の領域a〜fに記憶された画像データを、供給
された順に順次読み出し、あるいは、キャリブレーショ
ンを行う際には、領域gからキャリブレーション画像デ
ータを読み出し、キャリブレーションで設定された補正
テーブルを用いた処理(キャリブレーションの際には行
わない)を含む各種の画像データ処理を行い、得られた
画像データ(すなわち記録画像)に応じて、後述する各
AOM166を駆動して、感光材料Aを露光する光ビー
ムLを変調する。
【0032】キャリブレーション演算部158は、後述
する排出部18に配置される濃度測定計160による基
準チャートの濃度測定結果、およびキャリブレーション
画像データから、焼付装置10において、画像処理装置
Rから供給された画像データに応じた画像を良好に再現
した出力画像を得るための補正テーブル(ルックアップ
テーブル)や演算式を作成し、画像データ処理部154
に供給・設定する。このキャリブレーションによる補正
テーブル等の作成方法には特に限定はなく、アルゴリズ
ム等を用いた公知の方法が各種利用可能である。
【0033】このような記録制御装置150に制御され
る光ビーム走査装置24は、感光材料Aを、3原色の光
ビームを用いて走査露光するための3レーザ光異角入射
光学系(3光源非合波光学系)を構成し、レーザ光源1
62(162R,162G,162B)と、各レーザ光
源162から射出された光ビームLの進行方向に沿っ
て、コリメータレンズ164(164R,164G,1
64B)と、音響光学変調器(AOM)166(166
R,166G,166B)と、反射ミラー168(16
8R,168G,168B)と、シリンドリカルレンズ
170(170R,170G,170B)と、ポリゴン
ミラー172と、fθレンズ174と、シリンドリカル
ミラー176と、反射ミラー178とを有する。
【0034】図示例の3光源非合波光学系は、感光材料
Aの赤(R)露光、緑(G)露光および青(B)露光の
それぞれに対応する、所定波長の光ビームを射出する3
つのレーザ光源を用い、各レーザ光源から射出された光
ビームLを、互いに若干異なる角度(例えば約4°)で
ポリゴンミラー172の反射面172aの一点に入射す
る光学系である。例えば、レーザ光源162RはR露光
用の波長680nmの光ビームLrを射出する半導体レー
ザ(LD)であり、レーザ光源162GはG露光用の波
長532nmの光ビームLgを射出するSHG素子を用い
る波長変換レーザであり、レーザ光源162BはB露光
用の波長473nmの光ビームを射出するSHG素子を
用いる波長変換レーザである。
【0035】コリメータレンズ164は、レーザ光源1
62から射出された各光ビームLをそれぞれ整形して平
行光とするものである。AOM166は、前述のよう
に、記録制御装置150の画像データ処理部154によ
って駆動され、各光ビームLを、画像データ(記録画
像)に応じて変調する。
【0036】前述のように、光ビーム走査装置24にお
いては、各光ビームLポリゴンミラー172の反射面1
72aに少しずつ異なる角度で入射し、この反射面17
2aで反射されて感光材料A上の同一の主走査線上に異
なる角度で結像し、時間的に間隔をあけて同一主走査線
上を走査するように、各レーザ光源162が配置され
る。ここで、反射ミラー168は各光ビームLの光路を
折り返して、これらをいずれもポリゴンミラー172の
反射面172aの同一線上の近接した位置にもしくは同
一点上に入射させるためのものである。
【0037】シリンドリカルレンズ170とfθレンズ
174とシリンドリカルミラー176とは面倒れ補正光
学系を構成し、ポリゴンミラー172の面倒れを補正す
る。また、fθレンズ174は、各光ビームLを主走査
線のいずれの位置においても正しく結像させるためのも
のである。シリンドリカルミラー176は、面倒れ補正
光学系を構成する他、各光ビームLを折り曲げて、反射
ミラー178に入射させ、反射ミラー178は各光ビー
ムLを再び折り曲げて、副走査搬送系66によって副走
査搬送される感光材料A上の副走査方向と略直交する主
走査線に向ける。
【0038】なお、本発明の画像記録装置においては、
記録手段となる露光光学系は上記構成に限定はされず、
ダイクロイックミラーなどを用いて3本の光ビームを1
本に合波する合波光学系であってもよく、また、光ビー
ムの変調手段や光ビーム光源も、公知の方法や光学素子
が各種利用可能である。
【0039】副走査搬送系66によって感光材料Aが搬
送されてコマ情報がセンサ76によって検出されると、
光ビーム走査装置24が動作を開始して、さらに、記録
開始位置が露光位置まで搬送されると、各AOM166
によって画像データに応じて変調された各光ビームLに
よる感光材料Aの走査露光が開始される。ここで、光ビ
ームLは主走査方向に偏向され、感光材料Aは主走査方
向と直交する副走査方向に搬送されているので、結果的
に感光材料Aは光ビームLによって2次元的に走査さ
れ、全面的に露光される。
【0040】ところで、露光の際の副走査搬送の誤差
は、そのまま画像のスジムラ等の画質低下につながる。
そのため、高画質な画像が記録されたプリントを得るた
めには、副走査搬送系66による感光材料Aの搬送を高
精度に行う必要がある。また、コマ情報の形成、光ビー
ム走査装置24による画像記録、後述するバックプリン
トは、それぞれタイミングも感光材料Aの搬送速度が異
なり、しかも、パンチ56によるコマ情報の形成時には
感光材料Aの搬送を停止する必要がある。そのため、図
示例においては、副走査搬送系66の上流側に第2ルー
プ形成部64を、下流側に第3ループ形成部68を、そ
れぞれ有し、副走査搬送系66の上下流の搬送手段(搬
送ローラ対62および84)と副走査搬送系66との間
に、感光材料Aのループを形成する。両ループ形成部を
有することにより、副走査搬送系66による副走査搬送
に、上下流に配置される搬送手段が与える悪影響、いわ
ゆるバックテンションや引っ張り等を無くして、高精度
な感光材料Aの副走査搬送が可能となる。また、第2ル
ープ形成部64は、コマ情報形成部28における穿孔の
際の感光材料搬送の停止も吸収する。
【0041】露光部60の下流には、バックプリント部
32が配置される。フォトプリンタに利用される焼付現
像機10においては、プリントの裏面に原稿フィルムの
撮影日や感光材料Aへの記録日等のプリントの各種のデ
ータを記録する、裏面への情報記録いわゆるバックプリ
ントが行われ、図示例の装置では、このバックプリント
部32がこれを行う。バックプリント部32は、センサ
86、印字装置88、およびガイド90を有する。セン
サ86は、先に形成したコマ情報を検出するものであ
り、印字装置88は、このコマ情報の検出結果に応じ
て、感光材料Aの裏面(非露光面)にバックプリントを
行う。図示例の印字装置88は、インクリボンカセット
を用いた熱転写でバックプリントを行う、公知の熱転写
プリント装置である。また、ガイド90は、感光材料A
の案内と共に、バックプリントの際のプラテン(支え)
となっている。
【0042】バックプリント部32の下流には、屈曲搬
送部96が配置され、その下流には、センサ98および
第1カッタ100が配置される。第1カッタ100は通
常の作動状態では使用されず、例えば、露光操作を終了
した後に、後述するリザーバに収納される露光済の感光
材料Aをすべて排出するため等に使用するものであっ
て、センサ98によるソート情報の検出結果に応じて作
動して、感光材料Aを切断する。
【0043】第1カッタ100の下流には、リザーバ3
4が配置される。このリザーバ34は露光済の感光材料
Aを一旦収容して、画像記録部12と現像部14との処
理速度差を吸収する場所である。このリザーバ34を有
することにより、高画質なプリントを効率よく作成する
ことができる。すなわち、焼付現像機においては、感光
材料Aは最後に切断されてプリントとされるので、露光
から現像処理が終了するまでは、帯状のままで処理が行
われるが、通常は露光よりも現像処理のほうが時間がか
かる。しかも、光ビーム走査露光では面露光に比して露
光光量が高いため、露光後すぐに現像処理を行うと、色
/濃度バランスが崩れるいわゆる潜像退行が発生すると
いう問題がある。
【0044】そのため、このようなリザーバ34を有す
ることにより、現像が間に合わない露光済の感光材料A
をここに収容しておくことができ、現像を律速として露
光作業を停止する必要がなく連続的に作業を行うことが
できる。また、ここにある程度の量の露光済感光材料A
を貯蔵することにより、無人でもプリントの現像処理を
継続させることができ、高効率なプリント作成を行うこ
とができる。しかも、露光済の感光材料Aをリザーバ3
4で所定時間以上滞留させることにより、潜像退行も防
止して高画質な画像を得ることができる。
【0045】リザーバ34の下流には、ローラ106と
ガイド108とからなる搬送手段104が配置され、感
光材料Aはこの搬送手段104によって、リザーバ34
から排出部36に搬送される。
【0046】排出部36は、第2カッタ110と、その
下流の第4ループ形成部112とから構成される。第2
カッタ110は、トラブル等の際に感光材料Aを緊急切
断するためのカッタで、例えば、現像装置14等でトラ
ブルが発生した際に、この第2カッタ110で感光材料
Aを切断することにより、リザーバ34に収納される露
光済の感光材料Aに悪影響が及ぶのを防止する。第4ル
ープ形成部112は、現像部14によって感光材料Aが
不要に引っ張られ、損傷するのを防止するためのループ
を形成する部分で、下流に向かって、案内ロール11
4、搬送手段118、センサ120を有し、搬送手段1
18による搬送速度すなわち現像部14における処理速
度と搬送手段104による搬送速度に応じてループが形
成される。
【0047】図示例の焼付現像機10において、感光材
料Aは排出部36によって焼付装置12から排出され、
現像部14に搬入される。現像部14は、使用する感光
材料Aの種類に応じた湿式の現像処理装置であって、例
えば感光材料Aが銀塩写真感光材料であれば、図1に示
されるように、発色現像槽122、漂白定着槽124、
水洗槽126a、126b、126cおよび126dを
有するものであり、露光済の感光材料Aは、搬送ローラ
等によって搬送されて、各処理槽に順次浸漬され、それ
ぞれの処理槽において所定の処理を施されて現像され、
潜像が顕像化される。現像が終了した感光材料Aは、次
いで乾燥部16において、公知の方法で乾燥され、排出
部18に搬送される。
【0048】排出部18は、切断部128とソータ13
0とからなる。切断部128は、コマ情報を検出して、
それに応じて感光材料Aを切断し、仕上りプリントと
し、一方、ソータ130は、多数の棚を有する通常のソ
ータであって、切断部128によるソート情報の検出結
果に応じて回転あるいスライドして、仕上りプリントを
収納する棚を切り換えることにより、ソート情報に応じ
た所定枚数の仕上りプリントを仕分して収納する。
【0049】ここで、前述のように、排出部18の切断
部128には、濃度測定計160が配置されており、前
述のキャリブレーション用の基準チャートに記録された
画像(各パッチ)は、この濃度測定計160で濃度測定
され、測定結果が記録制御装置150のキャリブレーシ
ョン演算部158に送られる。なお、本発明にかかる焼
付現像機10は、このように濃度測定計160が内部に
設置されているものに限定はされず、外部に濃度測定計
を有し、これを用いてキャリブレーションを行うもので
あってもよい。
【0050】本発明にかかる焼付現像機10は、基本的
に上記構成を有するものであるが、以下、キャリブレー
ションを例にその作用について説明する。まず、焼付現
像機10が起動されると、光ビーム走査装置24や現像
部14のヒートアップが開始され、また、感光材料Aが
通紙され、同時に、データ作成部156でキャリブレー
ション画像データが作成されて、フレームメモリ152
の領域gに落とされて記憶される。
【0051】このようにして画像記録の準備が整い、画
像データが画像処理装置Rからフレームメモリ152に
供給されると画像記録が開始される。第1ループ形成部
46の感光材料Aの量が所定値以下になると、引き出し
ローラ40が駆動して所定量の感光材料Aをマガジン3
8から引き出して、第1ループ形成部46に搬送する。
第1ループ形成部46に搬送された感光材料Aは、次い
でコマ情報形成部28に搬送される。前述のように、第
2ループ形成部64の感光材料A量が所定値以下になる
と、搬送ローラ対62が駆動され、1コマ分だけ感光材
料Aを搬送するので、コマ情報形成部28は、1コマ分
の感光材料Aが搬送される毎にパンチ56を駆動して、
コマ情報(あるいはさらにソート情報)を形成する。
【0052】一方、キャリブレーションを行う際には、
光ビーム走査装置24では、データ処理部154によっ
てフレームメモリ152の領域gからキャリブレーショ
ン画像データが読み出される。また、キャリブレーショ
ン画像データは、キャリブレーション演算部158も読
み出している。通常の画像記録では、データ処理部15
4は、フレームメモリ152の領域a〜fから、画像処
理装置Rから供給された画像データを読み出すのは前述
のとおりである。コマ情報を形成された感光材料Aは第
2ループ形成部58に搬入され、ここから副走査搬送系
66によって排出され、露光ドラム70によって所定の
記録位置に保持されつつ副走査搬送される。この搬送に
より、センサ76がコマ情報を検出して、感光材料A上
における記録位置が検出され、さらに、記録位置が光ビ
ーム走査線に搬送されると、データ処理部154は、読
み出したキャリブレーション画像データに所定の画像処
理を行って、得られた画像データに応じて各AOM16
6を駆動する。これにより、キャリブレーション画像デ
ータに応じて変調され、かつ主走査方向に偏向された、
光ビーム走査装置24から射出される光ビームLによっ
て、感光材料Aが走査露光され、基準チャートの潜像が
記録される。
【0053】潜像が記録された感光材料Aは、第3ルー
プ形成部68に搬入され、第3ループ形成部68の感光
材料Aの量が所定量以上になると、搬送ローラ対84等
が駆動してバックプリント部32に搬送され、屈曲搬送
部96を経てリザーバ34に収容され、待機する。な
お、通常の画像記録では、感光材料Aは、バックプリン
ト部32を通過することで印字装置102によってフィ
ルム撮影日等の情報をバックプリントされる。第4ルー
プ形成部112の感光材料Aの量が所定量以下になり、
搬出される感光材料Aが所定時間以上待機していること
が検出されると、搬送手段104が駆動して、感光材料
Aがリザーバ34から搬出され、第4ループ形成部11
2に搬送されて、ここから現像部14に搬送される。
【0054】現像部14に搬送された感光材料Aは、所
定の速度で搬送されつつ、各槽において、発色現像、漂
白定着、水洗の各処理を順次施されて現像され、乾燥部
16で乾燥されて、切断部128に搬送される。形成さ
れた基準チャートが切断部128に搬送されると、感光
材料Aが搬送されつつ各パッチの濃度が濃度測定計16
0によって測定され、その結果がキャリブレーション演
算部158に送られる。キャリブレーション演算部15
8は、送られた基準チャートの測定結果と、あらかじめ
読み出しておいたキャリブレーション画像データとか
ら、例えば、所定のアルゴリズムに従って演算を行い、
出力画像を画像処理装置Rから供給された画像データを
良好に再生した画像とするための補正テーブルを作成
し、これをデータ処理部154に供給して設定する。以
降の通常の画像記録では、各画像データはこの補正テー
ブルによって補正され、適正な出力画像とされる。
【0055】また、濃度測定計160を通過した感光材
料Aは、切断部において、コマ情報の検出に応じて1コ
マ毎に切断されて仕上りプリントとされて、ソート情報
に応じてソータ130に収納される。
【0056】以上、本発明の画像記録装置について詳細
に説明したが、本発明は上記実施例に限定はされず、本
発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良およ
び変更を行ってもよいのはもちろんである。
【0057】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、供給された画像データを用いて画像記録を行う
画像記録装置において、キャリブレーションを迅速に行
うことができ、かつ、キャリブレーションのために、先
に画像データ供給源から供給されメモリに記憶してあっ
た画像データを消去する必要が無い画像記録装置が実現
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像記録装置にかかる写真焼付現像機
の一例の概略図である。
【図2】図1に示される焼付現像機の部分拡大図であ
る。
【図3】図1に示される焼付現像機の光ビーム走査装置
の概略斜視図である。
【符号の説明】
10 (写真)焼付現像機 12 画像記録部 14 現像部 16 乾燥部 18 排出部 20 電装部 22 焼付搬送装置 24 光ビーム走査装置 26 感光材料供給部 28 画像位置情報形成部 30 露光部 32 バックプリント部 34 リザーバ 36 排出部 38 (感光材料)マガジン 39 装填部 40 引出しローラ対 42,60,76,86,98,120 センサ 44,58a,58b,78,90,108 ガイド 46 第1ループ形成部 48 駆動ローラ 50,52,72,74 ニップローラ 56 パンチ 62,84 搬送ローラ対 64 第2ループ形成部 66 副走査搬送系 68 第3ループ形成部 70 露光ドラム 88 印字装置 92 搬送ローラ 96 屈曲搬送部 100 第1カッタ 110 第2カッタ 112 第4ループ形成部 114 案内ローラ 118 搬送手段 122 発色現像槽 124 漂白定着槽 126a,126b,126c,126d 水洗槽 128 切断部 130 ソータ 150 記録制御装置 152 フレームメモリ 154 データ処理部 156 (キャリブレーション)データ作成部 158 キャリブレーション演算部 160 濃度測定計 162R,162G,162B レーザ光源 164R,164G,164B コリメータレンズ 166R,166G,166B 音響光学変調器(AO
M) 168R,168G,168B,178 反射ミラー 170R,170G,170B コリメータレンズ 172 ポリゴンミラー 174 fθレンズ 176 シリンドリカルミラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/407 H04N 1/40 101E

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像データ供給源から画像データを受取
    り、この画像データに応じた画像を記録したハードコピ
    ーを作成する画像記録装置であって、 画像データ供給源から供給される画像データを順次記憶
    する画像記憶手段と、キャリブレーションに用いられる
    画像を記録するためのキャリブレーション画像データを
    専用に記憶するキャリブレーション記憶手段と、キャリ
    ブレーション画像データを生成して、前記キャリブレー
    ション記憶手段に供給するキャリブレーション画像デー
    タ形成手段と、前記記憶手段およびキャリブレーション
    記憶手段から画像データを読み出して画像記録を行う画
    像記録手段とを有することを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】前記画像記憶手段が複数コマ分の画像デー
    タを記憶できるものであって、その1コマ分が前記キャ
    リブレーション記憶手段である請求項1に記載の画像記
    録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003066539A (ja) * 2001-08-29 2003-03-05 Noritsu Koki Co Ltd 写真処理装置におけるカラーマネジメントシステム及び方法
US6803937B2 (en) 2000-05-23 2004-10-12 Noritsu Koki Co., Ltd. Photographic printer having varied intensities or optical modulation data for laser light sources

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