JP3758619B2 - セットアップ方法および写真処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はセットアップ方法および写真処理装置に関し、より特定的には、写真処理装置において感光材料にセットアップ用画像を形成してセットアップを行う、セットアップ方法およびその方法を実施可能な写真処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
各メーカーで販売されている印画紙等の感光材料の発色特性には様々なものがあり、また、感光材料を処理するための現像処理液の状態も変動する。そのため、感光材料に画像を露光した場合に適切な発色のプリントが得られるように、変動要因が生じたときあるいは定期的にセットアップすることで、写真処理装置の品質を維持するようにしている。
【0003】
たとえば、ペーパーマガジン毎の感光材料の違いを吸収するためのマガジン登録セットアップでは、まず、ペーパーマガジンが選択され、その選択されたペーパーマガジンからの感光材料に図6に示すようなセットアップ用画像1を露光したセットアップ用プリント2が作成される。セットアップ用画像1は、色データ0から255まで(8ビット濃淡値)に対応する画像を段階的に表したものである。このとき、セットアップ用プリント2が出力されるまで5分以上待つことになる。
そして、セットアップ用プリント2に形成されたセットアップ用画像1のプリント濃度が測定され、プリント濃度が許容範囲内であれば終了し、一方、許容範囲外であれば写真処理装置のプリント部の調整(露光時間や発光強度等)が行われた後、再プリントされ、プリント濃度が許容範囲内に収まるまで上述の処理が繰り返される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このようなセットアップを1つのペーパーマガジンについて行う場合には上記手順で問題はない。しかし、複数のペーパーマガジンについてセットアップする場合、1つのペーパーマガジンについてセットアップしそれが終了してから次のペーパーマガジンについてセットアップするのでは、プリントの待ち時間が無駄になる。たとえば3つのペーパーマガジン(3種類の感光材料)のすべてについてセットアップするには最低でも20分程度かかるが、そのうちの半分以上は待ち時間となる。
【0005】
或るペーパーマガジンについてセットアップ用プリントが出力されてくるまでの間に、セットアップする他のペーパーマガジンについても順次プリント処理を進めていくことも考えられる。しかし、この場合、オペレータがセットアップ用プリントを測色計にセットしどのペーパーマガジンのものかを入力する際にその入力を間違えてしまいセットアップが不正確になってしまう可能性がある。したがって、従来そのような処理はできない。
それゆえに、この発明の主たる目的は、正確かつ短時間でセットアップできる、セットアップ方法および写真処理装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、請求項1に記載のセットアップ方法は、写真処理装置におけるセットアップ方法であって、感光材料にセットアップ用画像を形成するステップ、感光材料を収納するペーパーマガジンの種類を識別するためのセットアップ情報を感光材料に形成するステップ、感光材料に形成されたセットアップ用画像のプリント濃度を測定するステップ、感光材料に形成されたセットアップ情報を読み取るステップ、読み取られたセットアップ情報に基づいて、セットアップ用画像のプリント濃度を当該プリント濃度が得られた感光材料を収納する種類のペーパーマガジンに対応付けるステップ、および測定されたプリント濃度に基づいて写真処理装置を調整するステップを備える。
【0007】
請求項2に記載のセットアップ方法は、請求項1に記載のセットアップ方法において、セットアップ情報はバーコードによって形成されることを特徴とする。請求項3に記載のセットアップ方法は、請求項1に記載のセットアップ方法において、セットアップ情報は色情報によって形成されることを特徴とする。
【0008】
請求項4に記載の写真処理装置は、感光材料にセットアップ用画像を形成する手段、感光材料を収納するペーパーマガジンの種類を識別するためのセットアップ情報を感光材料に形成する手段、感光材料に形成されたセットアップ用画像のプリント濃度を測定する手段、感光材料に形成されたセットアップ情報を読み取る手段、読み取られたセットアップ情報に基づいて、セットアップ用画像のプリント濃度を当該プリント濃度が得られた感光材料を収納する種類のペーパーマガジンに対応付ける手段、および測定されたプリント濃度に基づいてセットアップする手段を備える。
【0009】
請求項1に記載のセットアップ方法では、感光材料に形成されるセットアップ情報に基づいて、プリント濃度とそれに対応する感光材料とを正確に対応付けることができる。したがって、セットアップが正確になり、また、セットアップ時に、或るペーパーマガジンについてセットアップ用プリントの出力を待つ間に他のペーパーマガジンについても順次プリント処理を進めることができるので、セットアップ時間を短縮できる。請求項4に記載の写真処理装置についても同様である。
【0010】
請求項2に記載のセットアップ方法では、セットアップ情報をバーコードによって形成することによって、セットアップ情報により多くの情報を含めることができかつその読み取りも容易となるので、より円滑にセットアップできる。
請求項3に記載のセットアップ方法では、セットアップ情報を色情報によって形成することによって、セットアップ情報の形成および読み取りが容易になり、より円滑にセットアップできる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。
図1を参照して、この発明の一実施形態の写真処理装置10は、スキャナ部P1およびプリント部P2を備える。
スキャナ部P1は、写真フィルムの一例であるネガフィルム12に向けて光を発する光源14を含む。ネガフィルム12は搬送用ローラ16によって搬送され、ネガマスク18によってネガフィルム12のコマ画像が位置決めされる。搬送用ローラ16およびネガマスク18は搬送ユニットであるネガキャリア20内に一体的に組み込まれる。また、ネガキャリア20内には、ネガフィルム12のDXコードおよびコマ番号をあらわすバーコードを読み取るためのバーコードセンサ22が設けられる。
【0012】
光源14とネガフィルム12との間には、光源14から発せられた光をネガフィルム12に導くためのミラートンネル24が配置される。光源14から発せられネガフィルム12を透過した光の光路上に、ラインセンサ等である画像センサ26が配置される。ネガフィルム12と画像センサ26との間には、ネガフィルム12を透過した光を画像センサ26に結像させるためのレンズ28が配置される。
【0013】
画像センサ26に結像された光は、デジタルデータである画像データとして出力され、スキャナ部P1およびプリント部P2を統括的に制御するコントローラ30に入力される。コントローラ30には、バーコードセンサ22で読み取られたバーコードの情報も入力され、コントローラ30はその情報に基づいてネガキャリア20の動作を制御する。
【0014】
また、コントローラ30には、記録媒体(メモリ、O、CD−R等)に記録された画像データの読み取りを行う外部入出力装置31が接続される。コントローラ30にはモニタ32が接続され、コントローラ30に入力された画像データに基づく画像がモニタ32に表示される。また、コントローラ30に入力された画像データは、ハードディスク等である記憶装置34に記憶される。記憶装置34にはさらに、写真処理装置10を動作させるためのプログラムやルックアップテーブル等が記憶される。このルックアップテーブルは、目標濃度値に対応させた出力データ(たとえば、露光時間や発光強度を決定するデータ)と入力される色データとの変換テーブルである。さらに、コントローラ30には、オペレータによる種々の指示や設定を行うためのキーボード36、および印画紙38にプリントされたセットアップ用画像40(図2参照)のプリント濃度(発色状態)を測定するための測色計42が接続される。また、コントローラ30には、バーコードリーダー43が接続され、印画紙38に印刷されたバーコード60(後述)を読み取る。
【0015】
プリント部P2は、感光材料である印画紙38が収納されるペーパーマガジン44aおよび44bを含む。ペーパーマガジン44aおよび44bに収納される印画紙38は所定の経路に沿って引き出され、図示しないカッタによって適宜のサイズにカットされ、カット済みの印画紙38が搬送用ローラ46によって搬送される。搬送用ローラ46は駆動モータ48によって回転駆動され、駆動モータ48はコントローラ30によって制御される。
【0016】
また、カット済みの印画紙38の搬送経路上には、デジタル露光ヘッド50が配置される。デジタル露光ヘッド50は、印画紙38の搬送経路に沿った矢印A方向に移動しながら、コントローラ30から入力される画像データに基づく画像を印画紙38に露光する。デジタル露光ヘッド50には、たとえば蛍光プリンタやPLZT式プリンタ、またはCRTプリンタ等のヘッドが用いられる。
デジタル露光ヘッド50によって露光された印画紙38は、現像処理部52で現像処理され、乾燥部54で乾燥される。
【0017】
このような写真処理装置10において、実際に印画紙38にプリントされたセットアップ用画像40のプリント濃度を測定し適切に補正するためにセットアップが行われるが、このとき、デジタル露光ヘッド50によってセットアップ用画像40が印画紙38に露光される。
【0018】
図2に、この発明が適用されたセットアップにおいて作製され、プリント濃度の測定のために用いられるセットアップ用プリント56を示す。セットアップ用プリント56は、印画紙38にセットアップ用画像40がプリントされることによって作製される。
【0019】
セットアップ用画像40は、プリント濃度を検出するために色データ0から255まで(8ビット濃淡値)に対応する画像を段階的(この実施形態では18段階)に表したものであり、ルックアップテーブルに従ってプリントされる。
また、セットアップ用プリント56には、符号58で示す位置にセットアップ情報や日付がプリントされ、さらにそれらの情報がバーコード60で印刷される。バーコード60として印刷されるセットアップ情報には、セットアップの種類やその過程(たとえばプリントが何枚目か)を示す情報等が含まれ、たとえばマガジン登録セットアップの場合にはペーパーマガジンの種類等の情報が含まれる。これらの情報を読み取ることによって、測定中のセットアップ用プリント56がどのペーパーマガジンのどの過程のものか(たとえば何枚目か)等を認識できる。
【0020】
このような写真処理装置10における動作の一例を、図3および図4を参照して説明する。ここでは、マガジン登録セットアップを行う場合を例に説明する。
まず、ペーパーマガジンが選択される(ステップS1)。たとえばペーパマガジン44a,44bまたは図示しないその他のペーパマガジンが選択される。
選択されたペーパーマガジンが写真処理装置10にセットされているか否かが判断される(ステップS3)。選択されたペーパーマガジンがセットされていなければ、「ペーパーマガジンをセットして下さい」のメッセージがモニタ32等から出力され、それに応じてオペレータがペーパーマガジンをセットし、ステップS7に進む。ステップS3において選択されたペーパーマガジンがセットされていれば直接ステップS7に進む。
【0021】
ステップS7では、選択されたペーパーマガジンのみプリントが開始される。このとき、デジタル露光ヘッド50による露光によって、印画紙38にセットアップ用画像40が形成されるとともに、符号58で示す位置にセットアップ情報や日付が形成され、さらにそれらの情報がバーコード60で形成される。このように露光された印画紙38は、現像処理部52で現像処理され、乾燥部54で乾燥され、セットアップ用プリント56が得られる。なお、ステップS7の処理におけるプリント枚数(セットアップ1サイクル分のプリント枚数)は、セットアップの種類に応じて設定され、この実施形態のマガジン登録セットアップでは各ペーパマガジンにつき1枚である。
【0022】
他にセットアップするペーパーマガジンがある場合(ステップS9がYES)にはステップS1に戻り、一方、他にセットアップするペーパーマガジンがなければ(ステップS9がNO)、セットアップすべきペーパーマガジン数Pが設定され(ステップS11)、プリント濃度登録済ペーパーマガジン数n=0が設定される(ステップS13)。
【0023】
そして、オペレータがセットアップ用プリント56を測色計42にセットすることによって、印画紙38すなわちセットアップ用プリント56に形成されたセットアップ用画像40のプリント濃度が測定される(ステップS15)。このとき、バーコードリーダー43によって、セットアップ情報等を表すバーコード60を読み取らせる。そして、コントローラ30によって、バーコード60のセットアップ情報に基づいて、測定されたプリント濃度が当該プリント濃度が得られたペーパーマガジン(印画紙38)に対応付けられて登録される(ステップS17)。
【0024】
その後、プリント濃度登録済ペーパーマガジン数nが1インクリメントされ(ステップS19)、n≧Pか否かが判断される(ステップS21)。n≧Pでなければ、まだプリント濃度が登録されていないペーパーマガジンがあると判断され、ステップS15に戻り、他のペーパーマガジンについてプリント測定が実施される。一方、n≧Pになれば、セットアップすべきすべてのペーパーマガジンについてプリント濃度が測定されそのプリント濃度が登録されたと判断され、ステップS23に進む。
【0025】
ステップS23では、セットアップすべき各ペーパマガジンについて計算処理が実施され、再プリントが必要か否かが判断される(ステップS25)。すなわち、測定されたプリント濃度が、目標濃度値を基準とする許容範囲内に収まるか否かがコントローラ30によって判断される。セットアップすべきすべてのペーパマガジンについてプリント濃度が許容範囲内に収まり再プリントが不要であれば、補正後、セットアップは終了する。
【0026】
一方、プリント濃度が許容範囲内に収まらず再プリントが必要であれば、そのペーパーマガジンについて補正される(ステップS27)。すなわち、デジタル露光ヘッド50によって画像を露光させるために記憶装置34に記憶されているルックアップテーブルのデータを書き換えることによって、所望のプリント濃度が得られるようにプリント部P2の調整(たとえば、露光時間や発光強度等)が行われ、ステップS1に戻る。そして、書き換えられたルックアップテーブルを用いて再度セットアップ用プリント56が作製されて同様の処理が繰り返され、すべてのペーパーマガジンについてプリント濃度が許容範囲内に収まれば、セットアップは終了する。
このようにして、測定されたプリント濃度に基づいて、適切な発色のプリントが行われるようにセットアップされる。
【0027】
写真処理装置10によれば、バーコード60を読み取ることによって、測定中のセットアップ用プリント56がどのペーパーマガジンに対応するものかを認識できる。したがって、たとえば測色計による測定の順番を間違えても、セットアップ用プリント56とペーパーマガジンとの対応関係を自動的に正確に認識できるので、測定し直したりすることなく正確にセットアップできる。
その結果、図5に示すように、複数のペーパーマガジンについてセットアップ用のプリントをほぼ並列的に行うことができ、プリントの測定も連続的に行える。したがって、複数のペーパーマガジンを並行してセットアップでき、セットアップ時間を従来に比べ大幅に短縮できる。
【0028】
また、セットアップ情報をバーコード60によって形成することによって、セットアップ情報により多くの情報を含めることができかつその読み取りも容易となるので、より円滑にセットアップできる。
【0029】
なお、上述の実施形態では識別情報としてバーコードが用いられたが、これに限定されず、色情報が用いられてもよい。
たとえば、セットアップ用プリント56の一部に単色の露光を行い、その単色とペーパーマガジンとを関連づけておけば、測定時に単色が何色であるか判断することによって、セットアップ用プリント56がどのペーパーマガジンに対応するものかを判別できる。たとえば、1つ目のペーパーマガジンの単色は黄色、2つ目のペーパーマガジンの単色はマゼンタとしておけば、たとえ2つ目のペーパーマガジンから測定したとしても、マゼンタを認識することによって2つ目のペーパーマガジンであると判断でき、ペーパマガジンを間違うことはない。
【0030】
このように識別情報として色情報を用いても、複数のペーパーマガジンについて並行してセットアップでき、上述の実施形態と同様の効果が得られる。
さらに、識別情報として色情報を用いた場合、セットアップ用画像40のプリント濃度を、測色計42を使って測定するとき、同時に色情報の読み取りが行え、バーコード読み取り専用の装置がなくても読み取りが行えるのでより便利である。
【0031】
上述の実施形態では、この発明をマガジン登録セットアップに適用した場合について説明したが、これに限定されず、イニシャルセットアップ、ペーパー仕様登録セットアップ、デイリーセットアップ、乳剤ナンバー変更セットアップおよびランプ交換セットアップ等にも適用できる。
イニシャルセットアップは、写真処理装置間の差を吸収するために設置時に行われるセットアップで、1つの写真処理装置のセットアップ1サイクル当たりのプリント枚数は6枚から8枚程度である。
ペーパー仕様登録セットアップは、感光材料の違いを吸収するためのセットアップで、複数の感光材料について登録でき、1つの感光材料のセットアップ1サイクル当たりのプリント枚数は3枚から5枚程度である。
デイリーセットアップは、日々の経時変化を吸収するために毎日行われるセットアップで、セットアップ1サイクル当たりのプリント枚数は通常1枚である。乳剤ナンバー変更セットアップは、感光材料のロットが変わったときにその違いを吸収するために行われるセットアップで、1つの感光材料のセットアップ1サイクル当たりのプリント枚数は通常1枚である。
ランプ交換セットアップは、ランプを使用している写真処理装置についてランプの光量差を吸収するために行われるセットアップで、セットアップ1サイクル当たりのプリント枚数は通常1枚である。
【0032】
なお、上述の実施形態では、デジタル露光ヘッド50を用いて同じタイミングで印画紙38にセットアップ用画像40およびバーコード60を形成する場合について説明した、セットアップ用画像40およびバーコード60それぞれ別の手段によって時間的にも異なるタイミングで形成てもよい。また、上述の実施形態では、セットアップ用画像40のプリント濃度の測定およびバーコード60の読み取りを同じタイミングで行う場合について説明したが、プリント濃度の測定およびバーコード60の読み取りを異なるタイミングで行てもよい。
【0033】
バーコードの読み取り手段はCCD等の読み取り装置であってもよい。また、フラットベットスキャナを用いればバーコードおよび色情報のどちらでも読み取ることができる。
識別情報はOCR(optical character reader)文字であってもよく、この場合、読み取り手段にはOCRを用いればよい。さらに、識別情報はポンチ孔によって形成されてもよい。
また、セットアップ用画像40は図2に示すものに限定されず、他のパターンが採用されてもよい。
この発明が適用される感光材料は印画紙に限定されず、画像を形成できるものであれば、布、フィルム、その他の材料を用いることができる。
【0034】
【発明の効果】
この発明によれば、セットアップが正確になりかつセットアップ時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】この発明で用いられるセットアップ用プリントの一例を示す図解図である。
【図3】この発明の動作の一例を示すフロー図である。
【図4】図3の続きを示すフロー図である。
【図5】この発明の実施形態と従来技術とにおけるセットアップの処理のタイミングを示す図解図である。
【図6】従来技術で用いられるセットアップ用プリントの一例を示す図解図である。
【符号の説明】
10 写真処理装置
14 光源
30 コントローラ
34 記憶装置
36 キーボード
38 印画紙
40 セットアップ用画像
42 測色計
43 バーコードリーダー
44a,44b ペーパーマガジン
50 デジタル露光ヘッド
52 現像処理部
54 乾燥部
56 セットアップ用プリント
60 バーコード
P1 スキャナ部
P2 プリント部

Claims (4)

  1. 写真処理装置におけるセットアップ方法であって、
    感光材料にセットアップ用画像を形成するステップ、
    前記感光材料を収納するペーパーマガジンの種類を識別するためのセットアップ情報を前記感光材料に形成するステップ、
    前記感光材料に形成された前記セットアップ用画像のプリント濃度を測定するステップ、
    前記感光材料に形成された前記セットアップ情報を読み取るステップ、
    読み取られた前記セットアップ情報に基づいて、前記セットアップ用画像のプリント濃度を当該プリント濃度が得られた感光材料を収納する種類のペーパーマガジンに対応付けるステップ、および
    測定された前記プリント濃度に基づいて前記写真処理装置を調整するステップを備える、セットアップ方法。
  2. 前記セットアップ情報はバーコードによって形成される、請求項1に記載のセットアップ方法。
  3. 前記セットアップ情報は色情報によって形成される、請求項1に記載のセットアップ方法。
  4. 感光材料にセットアップ用画像を形成する手段、
    前記感光材料を収納するペーパーマガジンの種類を識別するためのセットアップ情報を前記感光材料に形成する手段、
    前記感光材料に形成された前記セットアップ用画像のプリント濃度を測定する手段、
    前記感光材料に形成された前記セットアップ情報を読み取る手段、
    読み取られた前記セットアップ情報に基づいて、前記セットアップ用画像のプリント濃度を当該プリント濃度が得られた感光材料を収納する種類のペーパーマガジンに対応付ける手段、および
    測定された前記プリント濃度に基づいてセットアップする手段を備える、写真処理装置。
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