JPH10109213A - 板材切断装置 - Google Patents

板材切断装置

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JPH10109213A
JPH10109213A JP8281888A JP28188896A JPH10109213A JP H10109213 A JPH10109213 A JP H10109213A JP 8281888 A JP8281888 A JP 8281888A JP 28188896 A JP28188896 A JP 28188896A JP H10109213 A JPH10109213 A JP H10109213A
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JP
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ram
bearing
support shaft
clearance
cutting device
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Nobuo Sahashi
伸夫 佐橋
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上下刃の間のクリアランスのバラツキを低減
することができ、またクリアランス調整の操作も容易に
行えるようにする。 【解決手段】 板材切断装置は、上刃の取付けられる揺
動自在なラム15を有するものである。このラム15の
揺動支点部となる軸受26での軸方向の遊びを、加圧力
の付与によって無くす軸方向加圧手段29を設ける。軸
方向加圧手段29は、揺動支軸14に設置されたシリン
ダ31により、間座33を介して軸受26の内輪26a
を軸方向に加圧し、軸受26を予圧するものとする。上
下一対の刃は各々平面形状略L字形のものとし、揺動支
軸14を、上下刃の各辺に対して水平面内で斜めとなる
ように配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、上下一対の刃で
板金等の板材を切断するライトアングルシャー等の板材
切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の板材切断装置として、上
刃をガイドで垂直に昇降させるようにしたものがある。
しかし、このように上刃を垂直に昇降させる装置では、
上刃の昇降の案内や昇降駆動の機構が複雑になり、コス
トが増大する。このような課題を解消するものとして、
上刃の取付けられたラムを、水平な揺動支軸回りに上下
に揺動させるものが提案されている。これによれば、上
刃の昇降機構が簡単となりコストを低減できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ラムを上下揺
動させるものでは、上下の刃の間のクリアランスのばら
つきを無くすことが難しいという問題点がある。これに
つき説明する。上下の刃の間のクリアランスは、切断材
料となる板材の板厚等に応じて適正な値に調整する必要
があり、材料のロット替え時等に調整操作が行われる。
このような上下刃間のクリアランス調整の手段として、
本出願人は、揺動支軸に偏心軸を用い、偏心軸の回転角
度の調整でラムの揺動中心を変位させ、クリアランス調
整するものを提案した。しかし、この偏心軸とされた揺
動支軸とラムとの間に設けられる軸受部において、微小
な遊びが生じ、あるいは軸受剛性が不足し、上下刃間の
クリアランスにバラツキが生じるという問題があった。
ライトアングルシャーにおける上下の刃は長尺のもので
あるため、軸受部における僅かな遊びや剛性不足でも、
クリアランスのばらつきとなる。このばらつきは、軸受
に予圧を与えることによって低減できるが、予圧を与え
たままでは、前記偏心軸の回転によるクリアランス調整
時に、その操作の抵抗となり、調整操作が行い難くな
る。
【0004】この発明は、このような課題を解消し、上
下刃の間のクリアランスのバラツキを低減することがで
き、またクリアランス調整の操作も容易な板材切断装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の板材切断装置
は、上下一対の刃で切断する板材切断装置であって、上
刃の取付けられる揺動自在なラムを有し、このラムの揺
動支点部に軸方向の加圧力を付加する加圧力付与解除可
能な軸方向加圧手段を設けたものである。この構成によ
れば、軸方向加圧手段でラムの揺動支点部が軸方向に加
圧され、それによってラムの揺動支点部に対する軸方向
の遊びが無くなるので、前記遊びによる上刃と下刃のク
リアランスのバラツキを解消することができる。前記ク
リアランスの調整操作時には、軸方向加圧手段による圧
力付与を解除する。これにより、クリアランス調整のた
めの揺動支点部の変位等の操作が前記加圧力で妨げられ
ることがなくなり、クリアランス調整の操作が容易に行
える。
【0006】前記板材切断装置において、前記揺動支点
部が、揺動支軸に取付けられた内輪、および前記ラムに
取付けられた外輪を有する軸受であり、前記軸方向加圧
手段が、前記軸受に軸方向の予圧を与えるものであって
もよい。前記軸受は、ある程度の軸方向力を支持可能な
ものであり、例えば球面軸受等の滑り軸受等が使用でき
る。この構成の場合、前記軸受の予圧により軸受の支持
剛性が高められてラムの揺動が安定し、上下刃間のクリ
アランスのばらつきが少なくなる。また、軸受の予圧の
解除により、クリアランス調整のための軸受における調
整操作が予圧で妨げられることがなくなり、クリアラン
ス調整の操作が容易に行える。また、これらの構成にお
いて、前記上下一対の刃を各々平面形状略L字形のもの
とし、前記揺動支軸を、前記上下一対の刃が各辺に対し
て水平面内で斜めとなるようにしてもよい。このように
揺動支軸を斜めとした場合、L字形をなす刃の両辺のク
リアランス調整が同時に行われることになるが、両辺の
クリアランスのばらつきも、軸方向加圧手段による加圧
で同時に解消される。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を図1ない
し図10と共に説明する。図5および図6は、この実施
形態に係る板材切断装置を装備した板材加工装置の斜視
図および平面図を示す。板材加工装置1は、板材切断装
置2に隣接してタレット式のパンチプレス機3を設置
し、ワークテーブル5およびワーク送り装置6を両装置
2,3に兼用させた複合機からなる。ワーク送り装置6
は、ワークテーブル5上の板材Wをワークホルダ6aで
把持し、左右方向(X軸方向)および前後方向(Y軸方
向)に移動させるものであり、板材切断装置2の切断加
工部とパンチプレス機3のパンチ加工部の両方にわた
り、板材Wを把持したままで送り込み可能な送り範囲を
有するものとしてある。ベッド4の後部に、パンチプレ
ス機3のC形のパンチフレーム7が設置され、このフレ
ーム7に、複数のパンチ工具を配列した上タレット(図
示せず)と、前記パンチ工具にそれぞれ対応する複数の
ダイを配列した下タレット(図示せず)と、所定のパン
チ位置で前記パンチ工具を昇降駆動するパンチ駆動機構
(図示せず)が設けられている。
【0008】板材切断装置2は、パンチプレス機3で孔
明け加工されてワーク送り装置6によって送られて来る
板材Wを切断加工するものであり、図1〜図4に平面
図,正面図,右側面図および左側面図で示すように、板
材切断装置本体となるフレーム11に互いに上下に配置
した可動刃12と固定刃13とを有する。フレーム11
は、縦姿勢の角筒状のものであり、その前面から両側面
の中間付近わたる切欠状開口部11aが設けられ、これ
によりフレーム11の側面形状はC字状となっている。
下刃である固定刃13は、左右方向(X軸方向)から前
後方向(Y軸方向)に向けてL字形に屈曲する平面形状
を有し、フレーム11の切欠状開口部11aの下縁内側
に沿って配置されている。上刃である可動刃12は、固
定刃13の内側に沿うL字形の平面形状とされていて、
刃先には、その一端から中間の屈曲部を経て他端へと向
かう傾斜(レーキ角)が設けられている。
【0009】可動刃12は、フレーム11の後部に揺動
支軸14を介して上下に揺動自在に支持されたラム15
の先端下部に取付けられている。フレーム11の前部上
面には、ラム15を上下動させるラム駆動装置16が設
置され、このラム駆動装置16と、前記ラム15、揺動
支軸14などによって、可動刃12を上下揺動させる可
動刃駆動機構17が構成される。可動刃12が駆動機構
17の駆動で上下動することにより、固定刃13と噛み
合い、板材Wの剪断による切断加工が行われる。
【0010】また、フレーム11の内側には、可動刃1
2と固定刃13によって板材Wから切り取られる切断片
をX軸方向と平行な搬送方向Aに沿って機外に排出する
コンベヤ18が設置されており、このコンベヤ18の次
段には、これによって搬出されてきた切断片をさらに移
送する2次コンベヤ19が配置されている。
【0011】前記揺動支軸14は、図1,図7および図
9に平面図で示すように、その軸方向をL字形の固定刃
13の両辺のいずれに対しても斜めとなる方向、例えば
X軸方向およびY方向のいずれに対しても45°偏った
方向に設定してある。この揺動支軸14に対して、前記
ラム15は両側部で軸受26を介して回転自在に支持さ
れている。これら軸受26が、ラム15の揺動支点部と
なる。軸受26としては、揺動支軸14に取付けられた
内輪26aと、ラム15に取付けられた外輪26bとを
有する球面軸受が使用されている。また、揺動支軸14
は、図10(A)に縦断面図で示すように、フレーム1
1に座27を介して支持した回転軸21に、偏心して一
体に設けられている。詳しくは、回転軸21が基準の回
動位置にあるときに、回転軸21の軸心O1に対して、
揺動支軸14の軸心O2が微小量Δdだけ上方に偏るよ
うに偏心させてある。また、回転軸21が基準の回動位
置にあるときに、固定刃13に対する可動刃12の水平
方向のクリアランスは、所定板厚の板材Wの切断に好適
となるように設定されている。
【0012】回転軸21には手動式の可動刃調整手段2
2が連結されている。可動刃調整手段22は、回転軸2
1を回動させることによって、揺動支軸14の軸心を前
後に微小変位させて固定刃13に対する可動刃12の水
平方向の位置を調整する手段である。この可動刃調整手
段22は、回転軸21の端部に固定したセクタギヤ23
と、このセクタギヤ23に噛み合うピニオン24を軸部
に有する調整ハンドル25とからなり、調整ハンドル2
5は、フレーム11に回転自在に取付けられている。調
整ハンドル25を回動操作すると、その回動量に見合っ
た量だけ回転軸21が調整ハンドル25と逆方向に回動
し、揺動支軸14が前後に位置調整される。これによ
り、切断する板材Wの厚みに応じて固定刃13に対する
可動刃12のクリアランスが調整される。この場合に、
揺動支軸14は固定刃13の両辺に対して共に45°偏
った角度に配置されているので、上述した一度の調整に
より、可動刃12のX軸方向に沿う辺と、Y軸方向に沿
う辺の両方の調整を同時に行うことができる。また、可
動刃調整手段22も各辺毎に設ける必要がなくて一つで
済み、構成が簡単となる。なお、可動刃調整手段22に
よる調整量は、フレーム11に設けられセクタギヤ23
に当接可能な一対のストッパ28によって制限される。
また、可動刃調整手段22は、同図の例では手動式とし
たが、サーボモータ等を駆動源として回転軸21の回転
角度を変える駆動式のものとしても良い。
【0013】図10(C)は、前記可動刃調整に伴う回
転軸21の軸心O1に対する揺動支軸14の軸心O2の
回動軌跡RO2を示す。同図で明らかなように、前記可動
刃調整で揺動支軸14は前後に変位するだけでなく上下
にも変位するが、上述したように回転軸21が基準の回
動位置にあるときに、揺動支軸14の軸心O2は回転軸
21の軸心O1の上方に偏心するようにしてあるので、
前記調整による揺動支軸14の前後への変位量Δxに比
べて、上下への変位量Δhは非常に小さくなり、ラム1
5の大きさを考えると、上下変位は殆ど無視できる。ま
た、揺動支軸14と可動刃12との距離が大きい程、上
下の変位は無視できる。
【0014】また、前記揺動支軸14には、この揺動支
軸14に対するラム15の軸方向の遊びを無くす軸方向
加圧手段29が設けられる。この軸方向加圧手段29
は、揺動支軸14に固定された支持板30に取付けられ
る複数個の油圧式のシリンダ31と、揺動支軸14に遊
嵌され各シリンダ31のピストンロッド31aに連結さ
れた加圧板32と、この加圧板32と前記軸受26の内
輪26aとの間に介在させた間座33とからなる。シリ
ンダ31は、揺動支軸14の周囲に複数個が等配されて
いる。シリンダ31の進出駆動により加圧板32が軸受
26側に加圧されると、その加圧力が間座33を介して
軸受26の内輪26aに付加される。これにより、揺動
支軸14は加圧方向とは逆方向に押されるので、ラム1
5の揺動支軸14に対する軸方向の遊びが解消され、軸
受26は予圧付与状態となる。その結果、ラム15の遊
びや軸受26の支持剛性の不足に起因する可動刃12と
固定刃13の間のクリアランスのバラツキが無くなる。
とくに、この実施形態では、揺動支軸14が可動刃1
2,固定刃13の両辺のいずれに対しても斜めとなる方
向に設定してあるので、軸方向加圧手段29の作用によ
り可動刃12,固定刃13の両辺でのクリアランスのバ
ラツキを共に無くすことができる。なお、先述した可動
刃調整時には、シリンダ31の進出駆動を解除して軸受
26の内輪26aへの加圧を解き、軸受26に対して揺
動支軸14が抵抗なく回動できるようにする。
【0015】図7および図8に平面図および縦断面図で
示すように、フレーム11の上部とラム15の上部との
間には、ラム15を上昇揺動方向に付勢する2つの付勢
手段34が設けられている。これらの付勢手段34は、
フレーム11の上部支持板35に固定したばね受け部材
37と、ラム15の上部支持板36に固定したばね受け
部材38と、これら両ばね受け部材37,38に挟まれ
る複数の圧縮コイルばね39A,39Bと、両ばね受け
部材37,38をルーズに貫通して抜け止め状態とされ
た軸心ロッド40とからなる。軸心ロッド40により、
付勢手段34に一定の剛性が付与される。この付勢手段
34は、その軸方向つまり軸心ロッド40の向きが揺動
支軸14に対して直角となる水平姿勢に設定される。こ
れにより、付勢手段34の付勢力の水平成分は、ラム1
5の揺動支軸14に対して直角になる。なお、この実施
形態では、付勢手段34の付勢力を十分稼ぐために、2
つの付勢手段34が同じ方向、つまり各付勢手段34の
圧縮コイルばね39A,39Bの端部が互いに上下刃1
2,13の縦辺に沿って並ぶように平行に配置されてい
る。このように、各付勢手段34を複数の圧縮コイルば
ね39A,39Bで構成し、さらに付勢手段34を2つ
並設することにより、フレーム11の上部とラム15の
上部との間の狭い空間に、十分な付勢力を有する付勢手
段34をコンパクトに設置することができる。
【0016】付勢手段34は、その圧縮コイルばね39
A,39Bの付勢力の水平成分が揺動支軸14の上方に
おいて揺動支軸14に対して直角になるので、図8
(A)に示すようにラム15を上昇揺動方向に付勢す
る。このため、停電によりラム駆動装置16が停止した
り故障が生じた場合でも、付勢手段34によりラム15
は強制的に必ず上昇位置に原点復帰することになり、安
全であり保守点検や修理の作業も容易に行うことができ
る。また、付勢手段34は揺動支軸14に対して直角に
配置されており、ラム15の揺動と同じ方向に付勢手段
34が揺動するので、付勢手段34の存在に起因して上
下の可動刃12,固定刃13の間のクリアランスが変動
したり、ラム15がフラつくのを回避できる。なお、ラ
ム駆動装置16によりラム15を下降揺動させる場合に
は、図8(B)に示すように付勢手段34の付勢力に抗
してラム駆動装置16が働く。
【0017】
【発明の効果】この発明の板材切断装置は、上下一対の
刃で切断する板材切断装置であって、上刃の取付けられ
る揺動自在なラムを有し、このラムの揺動支点部に軸方
向の加圧力を付加する加圧力付与解除可能な軸方向加圧
手段を設けたため、前記揺動支点部に軸方向の加圧力を
付与することによって、上下刃の間のクリアランスのバ
ラツキを低減することができ、また加圧解除により、そ
の加圧力がクリアランス調整の妨げとなることが回避さ
れ、クリアランス調整も容易に行える。この構成におい
て、前記揺動支点部が、揺動支軸に取付けられた内輪、
および前記ラムに取付けられた外輪を有する軸受であ
り、前記軸方向加圧手段が、前記軸受に軸方向の予圧を
与えるものである場合は、前記軸受の予圧により軸受の
支持剛性が高められてラムの揺動が安定し、上下刃間の
クリアランスのばらつきが少なくなる。また、軸受の予
圧の解除により、クリアランス調整のための軸受におけ
る調整操作が予圧で妨げられることがなくなり、クリア
ランス調整の操作が容易に行える。また、これらの構成
において、前記上下一対の刃を各々平面形状略L字形の
ものとし、前記上下一対の刃の各辺に対して水平面内で
斜めとなるように前記揺動支軸を配置した場合は、L字
形をなす刃の両辺のクリアランス調整が同時に行われる
ことになり、両辺のクリアランスのばらつきも、軸方向
加圧手段による加圧で同時に解消される。したがって、
簡易な構成で両辺のクリアランスのばらつきの解消が図
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る板材切断装置の部
分省略平面図である。
【図2】同板材切断装置の正面図である。
【図3】同板材切断装置の右側面図である。
【図4】同板材切断装置の左側面図である。
【図5】同板材切断装置を装備した板材加工装置の外観
斜視図である。
【図6】同板材加工装置の平面図である。
【図7】前記板材切断装置の要部を示す拡大平面図であ
る。
【図8】同板材切断装置における付勢手段の動作説明図
である。
【図9】(A)は同板材切断装置における揺動支軸の設
置部を示す拡大水平断面図、(B)は同揺動支軸におけ
る軸方向加圧手段を示す拡大水平断面図、(C)は同軸
方向加圧手段の拡大側面図である。
【図10】(A)は同板材切断装置における可動刃調整
手段を示す縦断面図、(B)は同可動刃調整手段の要部
を示す側面図、(C)は調整動作の説明図である。
【符号の説明】
12…可動刃(上刃) 13…固定刃(下刃) 14…揺動支軸 15…ラム 26…軸受(支点部) 26a…内輪 26b…外輪 29…軸方向加圧手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下一対の刃で切断する板材切断装置で
    あって、上刃の取付けられる揺動自在なラムを有し、こ
    のラムの揺動支点部に軸方向の加圧力を付加する加圧力
    付与解除可能な軸方向加圧手段を設けた板材切断装置。
  2. 【請求項2】 前記揺動支点部が、揺動支軸に取付けら
    れた内輪、および前記ラムに取付けられた外輪を有する
    軸受であり、前記軸方向加圧手段が、前記軸受に軸方向
    の予圧を与えるものである請求項1記載の板材切断装
    置。
  3. 【請求項3】 前記上下一対の刃が各々平面形状略L字
    形のものであり、前記揺動支軸が、前記上下一対の刃の
    各辺に対して水平面内で斜めとなる請求項1または請求
    項2記載の板材切断装置。
JP8281888A 1996-10-02 1996-10-02 板材切断装置 Pending JPH10109213A (ja)

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