JPH10109214A - 板材切断装置 - Google Patents

板材切断装置

Info

Publication number
JPH10109214A
JPH10109214A JP8281890A JP28189096A JPH10109214A JP H10109214 A JPH10109214 A JP H10109214A JP 8281890 A JP8281890 A JP 8281890A JP 28189096 A JP28189096 A JP 28189096A JP H10109214 A JPH10109214 A JP H10109214A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ram
cutting device
plate material
blade
material cutting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8281890A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Sahashi
伸夫 佐橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP8281890A priority Critical patent/JPH10109214A/ja
Priority to EP97116497A priority patent/EP0834373A1/en
Priority to US08/941,247 priority patent/US5852964A/en
Publication of JPH10109214A publication Critical patent/JPH10109214A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D33/00Accessories for shearing machines or shearing devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26DCUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
    • B26D7/00Details of apparatus for cutting, cutting-out, stamping-out, punching, perforating, or severing by means other than cutting
    • B26D7/26Means for mounting or adjusting the cutting member; Means for adjusting the stroke of the cutting member
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T83/00Cutting
    • Y10T83/869Means to drive or to guide tool
    • Y10T83/8696Means to change datum plane of tool or tool presser stroke
    • Y10T83/87By varying length of tool stroke
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T83/00Cutting
    • Y10T83/869Means to drive or to guide tool
    • Y10T83/8748Tool displaceable to inactive position [e.g., for work loading]
    • Y10T83/8749By pivotal motion
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T83/00Cutting
    • Y10T83/869Means to drive or to guide tool
    • Y10T83/8776Constantly urged tool or tool support [e.g., spring biased]
    • Y10T83/8785Through return [noncutting] stroke
    • Y10T83/8786Oscillating tool
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T83/00Cutting
    • Y10T83/929Tool or tool with support
    • Y10T83/9457Joint or connection
    • Y10T83/9488Adjustable
    • Y10T83/949Rectilinearly

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Shearing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 停電や故障が生じたときに、駆動源を用いる
ことなく上刃を上昇位置に保持することができて、保
守,点検の容易および安全性の向上が図れるものとす
る。 【解決手段】 上下一対の刃で切断する板材切断装置
は、上刃12の取付けられる揺動自在なラム15と、こ
のラム15を揺動駆動するラム駆動装置16と、ラム1
5を上昇揺動方向に付勢する付勢手段34とを備えたも
のとする。ラム15の揺動中心軸14は、上下一対の刃
12,13の辺に対して水平面内で斜めに配置する。付
勢手段34は、その付勢力の水平成分が揺動中心軸14
に対して直角になるように配置する。また、付勢手段3
4は複数のコイルばね39A,39Bで構成し、これら
複数のコイルばね39A,39Bを、端部が互いに上下
の刃12,13の一辺に沿って並ぶように平行に配置す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、上下一対の刃で
板金等の板材を切断するライトアングルシャー等の板材
切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ライトアングルシャー等の板材切
断装置において、上刃の取付けられたラムを水平な揺動
支軸回りに上下動自在に支持し、ラムの先端に連結した
シリンダ装置で上下揺動させるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような板材切断装
置において、前記ラムは、通常はシリンダ装置の持ち上
げ力で上昇位置に停止状態を保つことができるが、保守
や点検に際して、油圧系の支障発生時や、停電時など
は、ラムを上昇位置に保持することができない。そのた
め、保守,点検に際して、ラムを上昇させておく必要が
ある場合に、別の作業者が手で持ち上げておいたり、持
ち上げ後に器物を介在させる等の処置が必要であり、作
業性が悪く、また安全性にも欠ける。
【0004】この発明は、このような課題を解消し、動
力源を使用せずに、ラムを上昇位置に保持しておくこと
ができ、停電や故障時などに、能率良く、安全に、保
守,点検が行える板材切断装置を提供することを目的と
する。この発明の他の目的は、揺動中心軸が刃の辺に対
して斜めである場合に、ラムを上昇位置に保持する付勢
手段によって、ラムの揺動動作時にふらつきが生じるこ
とが防止できるようにすることである。この発明のさら
に他の目的は、ラムを上昇位置に保持する付勢手段を、
限られたスペースに空間効率良く納めることのできる板
材切断装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の板材切断装置
は、上下一対の刃で切断する板材切断装置であって、上
刃の取付けられる揺動自在なラムと、このラムを揺動駆
動するラム駆動装置と、前記ラムを上昇揺動方向に付勢
する付勢手段とを備えたものである。この構成によれ
ば、ラム駆動装置による駆動力の非付与状態で、ラムは
付勢手段により上昇位置に保持される。そのため、停電
や故障により、ラム駆動装置を動作させることができな
くても、ラムが上昇位置に保持され、機械内部の保守,
点検が行える。したがって、安全に、作業性良く保守,
点検が行える。ラム駆動装置によるラムの下降駆動は、
前記付勢手段の付勢力に抗して行われることになる。そ
のため、前記付勢手段は、ラムを持ち上げ可能な範囲
で、できるだけ付勢力が弱いものとすることが好まし
い。
【0006】前記板材切断装置において、前記ラムの揺
動中心軸を上下一対の刃の辺に対して水平面内で斜めに
配置し、前記付勢手段を付勢力の水平成分が前記揺動中
心軸に対して直角になるように配置してもよい。このよ
うに揺動中心軸が刃の辺に対して斜めであると、刃がL
字形のものである場合などにも、材料の板厚の異なりに
対して必要となる上下刃の間のクリアランス調整が、刃
の両辺に対して1か所の調整で同時に行える。一方、こ
のような斜めの揺動中心軸でラムを支持していると、前
記付勢手段でラムを付勢した場合に、揺動に伴うクリア
ランスの変動が生じ易くなる。しかし、この発明では、
前記付勢手段による付勢方向を、ラムの揺動中心軸に対
する直角方向としたため、ラムの揺動に伴って前記付勢
手段の付勢力で上下刃のクリアランスが変動することが
防止される。また、前記付勢手段を複数のコイルばねで
構成し、これら複数のコイルばねを、端部が互いに前記
上下の刃の一辺に沿って並ぶように平行に配置してもよ
い。前記各コイルばねは、ラムが重量物であるため、あ
る程度大形状のものが必要となるが、前記のような各コ
イルばねの配置関係とすることで、限られたスペース内
にコンパクトに納めることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を図1ない
し図10と共に説明する。図5および図6は、この実施
形態に係る板材切断装置を装備した板材加工装置の斜視
図および平面図を示す。板材加工装置1は、板材切断装
置2に隣接してタレット式のパンチプレス機3を設置
し、ワークテーブル5およびワーク送り装置6を両装置
2,3に兼用させた複合機からなる。ワーク送り装置6
は、ワークテーブル5上の板材Wをワークホルダ6aで
把持し、左右方向(X軸方向)および前後方向(Y軸方
向)に移動させるものであり、板材切断装置2の切断加
工部とパンチプレス機3のパンチ加工部の両方にわた
り、板材Wを把持したままで送り込み可能な送り範囲を
有するものとしてある。ベッド4の後部に、パンチプレ
ス機3のC形のパンチフレーム7が設置され、このフレ
ーム7に、複数のパンチ工具を配列した上タレット(図
示せず)と、前記パンチ工具にそれぞれ対応する複数の
ダイを配列した下タレット(図示せず)と、所定のパン
チ位置で前記パンチ工具を昇降駆動するパンチ駆動機構
(図示せず)が設けられている。
【0008】板材切断装置2は、パンチプレス機3で孔
明け加工されてワーク送り装置6によって送られて来る
板材Wを切断加工するものであり、図1〜図4に平面
図,正面図,右側面図および左側面図で示すように、板
材切断装置本体となるフレーム11に互いに上下に配置
した可動刃12と固定刃13とを有する。フレーム11
は、縦姿勢の角筒状のものであり、その前面から両側面
の中間付近わたる切欠状開口部11aが設けられ、これ
によりフレーム11の側面形状はC字状となっている。
下刃である固定刃13は、左右方向(X軸方向)から前
後方向(Y軸方向)に向けてL字形に屈曲する平面形状
を有し、フレーム11の切欠状開口部11aの下縁内側
に沿って配置されている。上刃である可動刃12は、固
定刃13の内側に沿うL字形の平面形状とされていて、
刃先には、その一端から中間の屈曲部を経て他端へと向
かう傾斜(レーキ角)が設けられている。
【0009】可動刃12は、フレーム11の後部に揺動
軸14を介して上下に揺動自在に支持されたラム15の
先端下部に取付けられている。フレーム11の前部上面
には、ラム15を上下動させる油圧シリンダからなるラ
ム駆動装置16が設置され、このラム駆動装置16と、
前記ラム15、揺動軸14などによって、可動刃12を
上下揺動させる可動刃駆動機構17が構成される。可動
刃12が駆動機構17の駆動で上下動することにより、
固定刃13と噛み合い、板材Wの剪断による切断加工が
行われる。
【0010】また、フレーム11の内側には、可動刃1
2と固定刃13によって板材Wから切り取られる切断片
をX軸方向と平行な搬送方向Aに向けて機外に排出する
コンベヤ18が設置されており、このコンベヤ18の次
段には、これによって搬出されてきた切断片をさらに移
送する2次コンベヤ19が配置されている。
【0011】前記揺動軸14は、図1,図7および図9
に平面図で示すように、その軸方向をL字形の固定刃1
3の両辺のいずれに対しても斜めとなる方向、例えばX
軸方向およびY方向のいずれに対しても45°偏った方
向に設定してある。この揺動軸14に対して、前記ラム
15は両側部で軸受26を介して回転自在に支持されて
いる。軸受26としては、揺動軸14に取付けられた内
輪26aと、ラム15に取付けられた外輪26bとを有
する球面軸受が使用されている。また、揺動軸14は、
図10(A)に縦断面図で示すように、フレーム11に
座27を介して支持した回転軸21に、偏心して一体に
設けられている。詳しくは、回転軸21が基準の回動位
置にあるときに、回転軸21の軸心O1に対して、揺動
軸14の軸心O2が微小量Δdだけ上方に偏るように偏
心させてある。また、回転軸21が基準の回動位置にあ
るときに、固定刃13に対する可動刃12の水平方向の
クリアランスは、所定板厚の板材Wの切断に好適となる
ように設定されている。
【0012】回転軸21には手動式の可動刃調整手段2
2が連結されている。可動刃調整手段22は、回転軸2
1を回動させることによって、揺動軸14の軸心を前後
に微小変位させて固定刃13に対する可動刃12の水平
方向の位置を調整する手段である。この可動刃調整手段
22は、回転軸21の端部に固定したセクタギヤ23
と、このセクタギヤ23に噛み合うピニオン24を軸部
に有する調整ハンドル25とからなり、調整ハンドル2
5は、フレーム11に回転自在に取付けられている。調
整ハンドル25を回動操作すると、その回動量に見合っ
た量だけ回転軸21が調整ハンドル25と逆方向に回動
し、揺動軸14が前後に位置調整される。これにより、
切断する板材Wの厚みに応じて固定刃13に対する可動
刃12のクリアランスが調整される。この場合に、揺動
軸14は固定刃13の両辺に対して共に45°偏った角
度に配置されているので、上述した一度の調整により、
可動刃12のX軸方向に沿う辺と、Y軸方向に沿う辺の
両方の調整を同時に行うことができる。また、可動刃調
整手段22も各辺毎に設ける必要がなくて一つで済み、
構成が簡単となる。なお、可動刃調整手段22による調
整量は、フレーム11に設けられセクタギヤ23に当接
可能な一対のストッパ28によって制限される。また、
可動刃調整手段22は、同図の例では手動式としたが、
サーボモータ等を駆動源として回転軸21の角度を変え
る駆動式のものとしても良い。
【0013】図10(C)は、前記可動刃調整に伴う回
転軸21の軸心O1に対する揺動軸14の軸心O2の回
動軌跡RO2を示す。同図で明らかなように、前記可動刃
調整で揺動軸14は前後に変位するだけでなく上下にも
変位するが、上述したように回転軸21が基準の回動位
置にあるときに、揺動軸14の軸心O2は回転軸21の
軸心O1の上方に偏心するようにしてあるので、前記調
整による揺動軸14の前後への変位量Δxに比べて、上
下への変位量Δhは非常に小さくなり、ラム15の大き
さを考えると、上下変位は殆ど無視できる。また、揺動
軸14と可動刃12との距離が大きい程、上下の変位は
無視できる。
【0014】また、前記揺動軸14には、この揺動軸1
4に対するラム15の軸方向の遊びを無くす軸方向加圧
手段29が設けられる。この軸方向加圧手段29は、揺
動軸14に固定された支持板30に取付けられる複数個
のシリンダ31と、揺動軸14に遊嵌されシリンダ31
のピストンロッド31aに連結された加圧板32と、こ
の加圧板32と前記軸受26の内輪26aとの間に介在
させた間座33とからなる。シリンダ31の進出駆動に
より加圧板32が軸受26側に加圧されると、その加圧
力が間座33を介して軸受26の内輪26aに付加され
る。これにより、揺動軸14は加圧方向とは逆方向に押
されるので、ラム15の揺動軸14に対する軸方向の遊
びが解消され、予圧が与えられる。その結果、ラム15
の遊びに起因する可動刃12と固定刃13の間のクリア
ランスのバラツキが無くなる。特に、この実施形態で
は、揺動軸14が可動刃12,固定刃13の両辺のいず
れに対しても斜めとなる方向に設定してあるので、軸方
向加圧手段29の作用により可動刃12,固定刃13の
両辺でのクリアランスのバラツキを共に無くすことがで
きる。なお、先述した可動刃調整時には、シリンダ31
の進出駆動を解除して軸受26の内輪26aへの加圧を
解き、軸受26に対して揺動軸14が自在に回動できる
ようにする。
【0015】また、図7および図8に平面図および縦断
面図で示すように、前記フレーム11の上部と前記ラム
15の上部との間には、ラム15を上昇揺動方向に付勢
する2つの付勢手段34が設けられている。これらの付
勢手段34は、フレーム11の上部支持板35に固定し
たばね受け部材37と、ラム15の上部支持板36に固
定したばね受け部材38と、これら両ばね受け部材3
7,38に挟まれる複数の圧縮コイルばね39A,39
Bと、両ばね受け部材37,38をルーズに貫通して抜
け止め状態とされた軸心ロッド40とからなる。軸心ロ
ッド40により、付勢手段34に一定の剛性が付与され
る。この付勢手段34は、その軸方向つまり軸心ロッド
40の向きが揺動軸14に対して直角となる水平姿勢に
設定される。これにより、付勢手段34の付勢力の水平
成分は、ラム15の揺動軸14に対して直角になる。な
お、この実施形態では、付勢手段34の付勢力を十分稼
ぐために、2つの付勢手段34が同じ方向、つまり各付
勢手段34の圧縮コイルばね39A,39Bの端部が互
いに上下刃12,13の縦辺に沿って並ぶように平行に
配置されている。このように、各付勢手段34を複数の
圧縮コイルばね39A,39Bで構成し、さらに付勢手
段34を2つ並設することにより、フレーム11の上部
とラム15の上部との間の狭い空間に、十分な付勢力を
有する付勢手段34をコンパクトに設置することができ
る。
【0016】付勢手段34は、その圧縮コイルばね39
A,39Bの付勢力の水平成分が揺動軸14の上方にお
いて揺動軸14に対して直角になるので、図8(A)に
示すようにラム15を上昇揺動方向に付勢する。このた
め、停電によりラム駆動装置16が停止したり故障が生
じた場合でも、付勢手段34によりラム15は強制的に
必ず上昇位置に原点復帰することになり、安全であり保
守点検や修理の作業も容易に行うことができる。また、
付勢手段34は揺動軸14に対して直角に配置されてお
り、ラム15の揺動と同じ方向に付勢手段34が揺動す
るので、付勢手段34の存在に起因して上下の可動刃1
2,固定刃13の間のクリアランスが変動したり、ラム
15がフラつくのを回避できる。なお、ラム駆動装置1
6によりラム15を下降揺動させる場合には、図8
(B)に示すように付勢手段34の付勢力に抗してラム
駆動装置16が働く。
【0017】
【発明の効果】この発明の板材切断装置は、上下一対の
刃で切断する板材切断装置であって、上刃の取付けられ
る揺動自在なラムと、このラムを揺動駆動するラム駆動
装置と、前記ラムを上昇揺動方向に付勢する付勢手段と
を備えたため、動力源を使用せずにラムを上昇位置に保
持しておくことができ、停電や故障時などに、能率良く
安全に保守,点検が行える。この構成において、前記ラ
ムの揺動中心軸を上下一対の刃の辺に対して水平面内で
斜めに配置し、前記付勢手段をその付勢力の水平成分が
前記揺動中心軸に対して直角になるように配置した場合
は、上下刃間のクリアランス調整の容易のために前記の
ように揺動中心軸を刃の辺に対して斜めとした場合に
も、ラムを上昇位置に保持する付勢手段によって、ラム
が揺動動作時にふらつきを生じることが防止される。ま
た、上記構成において、前記付勢手段を複数のコイルば
ねで構成し、これら複数のコイルばねを、端部が互いに
前記上下の刃の一辺に沿って並ぶように平行に配置した
場合は、十分な付勢力を有する付勢手段をコンパクトに
設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る板材切断装置の部
分省略平面図である。
【図2】同板材切断装置の正面図である。
【図3】同板材切断装置の右側面図である。
【図4】同板材切断装置の左側面図である。
【図5】同板材切断装置を装備した板材加工装置の外観
斜視図である。
【図6】同板材加工装置の平面図である。
【図7】前記板材切断装置の要部を示す拡大平面図であ
る。
【図8】同板材切断装置における付勢手段の動作説明図
である。
【図9】(A)は同板材切断装置における揺動軸の設置
部を示す拡大水平断面図、(B)は同揺動軸における軸
方向加圧手段を示す拡大水平断面図、(C)は同軸方向
加圧手段の拡大側面図である。
【図10】(A)は同板材切断装置における可動刃調整
手段を示す縦断面図、(B)は同可動刃調整手段の要部
を示す側面図、(C)は調整動作の説明図である。
【符号の説明】
12…可動刃(上刃) 13…固定刃(下刃) 14…揺動軸 15…ラム 16…ラム駆動装置 34…付勢手段 39A…圧縮コイルばね 39B…圧縮コイルばね

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下一対の刃で切断する板材切断装置で
    あって、上刃の取付けられる揺動自在なラムと、このラ
    ムを揺動駆動するラム駆動装置と、前記ラムを上昇揺動
    方向に付勢する付勢手段とを備えた板材切断装置。
  2. 【請求項2】 前記ラムの揺動中心軸を上下一対の刃の
    辺に対して水平面内で斜めに配置し、前記付勢手段は付
    勢力の水平成分が前記揺動中心軸に対して直角になるも
    のとした請求項1記載の板材切断装置。
  3. 【請求項3】 前記付勢手段が複数のコイルばねからな
    り、これら複数のコイルばねは、端部が互いに前記上下
    の刃の一辺に沿って並ぶように平行に配置した請求項2
    記載の板材切断装置。
JP8281890A 1996-10-02 1996-10-02 板材切断装置 Pending JPH10109214A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8281890A JPH10109214A (ja) 1996-10-02 1996-10-02 板材切断装置
EP97116497A EP0834373A1 (en) 1996-10-02 1997-09-22 Work cutting apparatus
US08/941,247 US5852964A (en) 1996-10-02 1997-09-30 Safety mechanism for right angle shear

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8281890A JPH10109214A (ja) 1996-10-02 1996-10-02 板材切断装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10109214A true JPH10109214A (ja) 1998-04-28

Family

ID=17645398

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8281890A Pending JPH10109214A (ja) 1996-10-02 1996-10-02 板材切断装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5852964A (ja)
EP (1) EP0834373A1 (ja)
JP (1) JPH10109214A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200470664Y1 (ko) * 2013-10-16 2014-01-02 박은식 판재 절단장치

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000263313A (ja) * 1999-03-12 2000-09-26 Murata Mach Ltd 板材切断装置

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB831354A (en) * 1957-08-19 1960-03-30 Brookes Oldbury Ltd Power operated shears
US3173327A (en) * 1962-02-09 1965-03-16 Chandler & Price Co Knife bar stop
US3757645A (en) * 1970-06-01 1973-09-11 Hurco Mfg Co Inc Automatic shearing method and apparatus
FR2114032A5 (ja) * 1970-11-13 1972-06-30 Promecan Sisson Lehmann
GB1422950A (en) * 1972-05-31 1976-01-28 Harris R E Apparatus for shearing sheet material
GB2098910B (en) * 1981-05-26 1986-05-14 Amada Co Ltd Shearing machine
US4394829A (en) * 1981-10-13 1983-07-26 Artos Engineering Company Flying shear for metal strip stock
JPS6080820U (ja) * 1983-11-09 1985-06-05 株式会社アマダ 板材加工機のパツクゲ−ジ
US4757705A (en) * 1985-05-08 1988-07-19 Amada Company, Limited Plate processing device having guide means for a vertical ram
DE3544285A1 (de) * 1985-12-14 1987-06-19 Cavagna Elio Srl Vorrichtung zur wechselweisen einstellung der messerschneide in einer schneidemaschine
US5195414A (en) * 1987-08-03 1993-03-23 Amada Company, Ltd. Shearing machine
US5016505A (en) * 1989-12-14 1991-05-21 Chapman Ward W Spring return mechanism for flying shears
IT1247391B (it) * 1990-10-22 1994-12-12 Giorgio Massocco Dispositivo meccanico a ciclo continuo atta a effettuare contemporaneamente il bloccaggio e il taglio di strati di materiali non rigidi qualsiasi
US5237901A (en) * 1992-04-06 1993-08-24 Rohrer Special Machinery Inc. Shear
DE4222310A1 (de) * 1992-07-08 1994-01-13 Gps Glasprod Serv Gmbh Vorrichtung zur Auftrennung eines oder mehrerer Stränge schmelzflüssigen Glases in einzelne Glasposten

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200470664Y1 (ko) * 2013-10-16 2014-01-02 박은식 판재 절단장치

Also Published As

Publication number Publication date
US5852964A (en) 1998-12-29
EP0834373A1 (en) 1998-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU599041B2 (en) Shearing machine
JP3164496B2 (ja) 裁断機
CN201195215Y (zh) 斜切锯
JP6498623B2 (ja) 切断機
JPH0573562B2 (ja)
JPH10109214A (ja) 板材切断装置
JP4497576B2 (ja) パンチプレス、特に高速パンチプレス
JP3039389B2 (ja) 板材切断装置
JPH10109213A (ja) 板材切断装置
US3491642A (en) Rotary side trimmer for heavy gauge material
KR101776792B1 (ko) 소재 절단장치
JP4354063B2 (ja) パイプ加工機
US11566358B2 (en) Needle plate and sewing machine including same
CN210649529U (zh) 板材压紧装置及坡口机
JPH11114885A (ja) 薄板材などの切抜き加工装置
JP4224954B2 (ja) 卓上切断機
JPH06262457A (ja) 板金加工機
JP3275734B2 (ja) 切断刃交換装置
JPS6320494Y2 (ja)
JPH0730184Y2 (ja) 板材加工機におけるシュート装置
JP2001105224A (ja) 板材切断機
JPH0744342Y2 (ja) 形鋼加工機
JPH1177186A (ja) パンチプレスにおける工具交換テーブルのロック装置
JPS5848083Y2 (ja) 製材機における割板の転動姿勢制御装置
JPS6260961B2 (ja)