JPH0954519A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH0954519A
JPH0954519A JP21028495A JP21028495A JPH0954519A JP H0954519 A JPH0954519 A JP H0954519A JP 21028495 A JP21028495 A JP 21028495A JP 21028495 A JP21028495 A JP 21028495A JP H0954519 A JPH0954519 A JP H0954519A
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JP
Japan
Prior art keywords
printing paper
roller
heating
heating roller
guide member
Prior art date
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Pending
Application number
JP21028495A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikazu Katsumata
芳和 勝間田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP21028495A priority Critical patent/JPH0954519A/ja
Publication of JPH0954519A publication Critical patent/JPH0954519A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加熱ローラの表面温度の一時的な低下による
画質の低下と低温環境下での画質低下を防ぐことができ
る画像形成装置を提供することを目的とする。 【構成】 印字用紙11を加熱加圧部へ案内するガイド
部材21にスリット24を開口して光を透過可能にし、
ガイド部材21を介して印字用紙11へ同時に赤外線を
照射するハロゲン電球22を設ける。印字用紙11のガ
イド部材21への進入から印字用紙11の定着装置外へ
の排出までの間、ハロゲン電球22から赤外線を照射し
印字用紙11と加熱ローラ12を加熱する。したがって
加熱ローラ12の表面温度の一時的な低下による画質の
低下と低温環境下での画質低下がおこらない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光体上に形成された
静電潜像をトナー粒子にて顕像化し用紙に転写させ、熱
あるいは圧力にて定着する電子写真技術を応用した画像
形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真技術を応用した画像形成
装置は多くの複写機,ファクシミリ,レーザプリンタ等
として実用化され目ざましい発展をとげている。
【0003】以下に従来の画像形成装置について説明す
る。図3は従来の画像形成装置の要部構成図である。図
3において、1は無端ベルト状のポリエチレンテレフタ
レート(PET)等を基材としてその外周面上にセレン
(Se)あるいは有機光導電体(OPC)等の感光性受
容層が薄層上に塗布された感光体であり、駆動ローラ3
と従動ローラ4とに架け渡されて矢印A方向に回転す
る。2は無端ベルト状の中間転写体であり、駆動ローラ
7と従動ローラ8、9とに架け渡されて矢印B方向に回
転する。
【0004】5は中間転写体2の内面側に配置された転
写ローラであり、この転写ローラ5の押圧力によって中
間転写体2の表面と感光体1の表面とが接触している。
6は中間転写体2の表面上に形成されたトナー像を印字
用紙11に転写するための転写ローラであり、転写時以
外は中間転写体2から離れている。
【0005】10Y、10M、10C及び10Bは感光
体1に対向配設した現像器であり、それぞれイエロー、
マゼンタ、シアン及びブラックのカラーのトナーを収容
している。12は表面にシリコンゴム等を薄く被覆した
金属製の加熱ローラであり、内部にはヒータ13が設け
られている。この加熱ローラ12は側壁(図示せず)に
回転自在に枢支されており、駆動源(図示せず)によっ
て回転する。
【0006】14は表面にふっ素樹脂皮膜を有するゴム
製の加圧ローラであり、付勢部材(図示せず)によって
加熱ローラ12に圧接されている。15は加熱ローラ1
2の表面温度を検知する温度検知器である。16は温度
制御部で、温度検知器15の検知温度に基づいてヒータ
13の出力をヒータドライバ17で調整することにより
加熱ローラ12の表面温度を一定温度に保つ。18はガ
イド部材である。19は定着装置外への印字用紙11の
排出検知センサである。
【0007】以上のように構成された画像形成装置につ
いて、以下その動作を説明する。印字が開始されて露光
手段(図示せず)によって感光体1上にイエローの成分
に対応する潜像が書き込まれる。この潜像をイエローの
トナーを収容した現像器10Yによって顕画化する。顕
画化されたトナー像は、電圧が印加された転写ローラ5
によって中間転写体2に転写される。同様にして感光体
1の表面上に形成されたマゼンタ、シアン及びブラック
のトナー像も中間転写体2上に重ね合わせるように転写
され、中間転写体2の表面上に1つの合成トナー像が形
成される。
【0008】この合成トナー像は、電圧が印加された転
写ローラ6によって印字用紙11に転写される。合成ト
ナー像が転写された印字用紙11は、ガイド部材18に
案内されて加熱ローラ12と加圧ローラ14との間を通
過する。このとき表面温度が制御温度に安定した加熱ロ
ーラ12によって合成トナー像は溶融され、同時に加熱
ローラ12と加圧ローラ14とによって圧接されること
によって印字用紙11に定着される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の画像形成装置では、待機中の加圧ローラ14の表面温
度が加熱ローラ12の表面温度より低いので、加熱ロー
ラ12が回転を始めると一時的に加熱ローラ12の表面
温度が低下し、その後制御温度に復帰する。加熱ローラ
12の表面温度が定着に十分な温度に復帰しないうちに
印字用紙11が通過すると定着性能が劣り、画質が低く
なるという問題点を有していた。
【0010】また、低温環境下では印字用紙11の温度
が低いためにトナーが十分に溶融せず、定着不良が発生
し易いという問題点を有していた。この問題点を解決す
るために制御温度を高くする方法が知られている。しか
しながらこの方法は、加熱ローラ12の表面層の高温劣
化が起こりやすく、加熱ローラ12の寿命が短くなると
いう新たな問題点を有している。また、定着温度が高い
と溶融トナーの粘度が低くなるのでオフセット防止オイ
ルの塗布量が多くなり、定着器の大型化とメンテナンス
の複雑化という新たな問題点を有している。
【0011】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
であり、加熱ローラの表面温度の一時的な低下による画
質の低下と低温環境下での画質低下を起こさない定着装
置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の画像形成装置は、記録媒体上に形成されたト
ナー像を加熱し記録媒体に定着する加熱手段と、加熱手
段とともに記録媒体を挟持して搬送する加圧手段と、記
録媒体を加熱手段に案内する光を透過可能なガイド部材
と、加圧手段へガイド部材を介して記録媒体へ同時に赤
外線を照射する赤外線照射手段と、記録媒体のガイド部
材への進入から加熱手段の通過までの間、赤外線照射手
段から赤外線を照射させる制御手段を備えたものであ
る。
【0013】
【作用】本発明は上記構成により、印字用紙の加熱圧接
部到達以前に加圧ローラと印字用紙が加熱されるので、
加熱ローラの表面温度を速やかに復帰させることがで
き、また低温環境下での印字用紙の温度を高くすること
ができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。図1は本発明の一実施例における
画像形成装置の要部構成図である。ここで従来例と同じ
ものについては同じ符号を付与している。図1におい
て、1は無端ベルト状のポリエチレンテレフタレート
(PET)等を基材としてその外周面上にセレン(S
e)あるいは有機光導電体(OPC)等の感光性受容層
が薄層上に塗布された感光体であり、駆動ローラ3と従
動ローラ4とに架け渡されて矢印A方向に回転する。
【0015】2は無端ベルト状の中間転写体であり、駆
動ローラ7と従動ローラ8、9とに架け渡されて矢印B
方向に回転する。5は中間転写体2の内面側に配置され
た転写ローラであり、この転写ローラ5の押圧力によっ
て中間転写体2の表面と感光体1の表面とが接触してい
る。6は中間転写体2の表面上に形成されたトナー像を
印字用紙11に転写するための転写ローラであり、転写
時以外は中間転写体2から離れている。
【0016】10Y、10M、10C及び10Bは感光
体1に対向配設した現像器であり、それぞれイエロー、
マゼンタ、シアン及びブラックのカラーのトナーを収容
している。12は表面にシリコンゴム等を薄く被覆した
金属製の加熱ローラであり、内部にはヒータ13が設け
られている。この加熱ローラ12は側壁(図示せず)に
回転自在に枢支されており、駆動源(図示せず)によっ
て回転する。14は表面にふっ素樹脂皮膜を有するゴム
製の加圧ローラであり、付勢部材(図示せず)によって
加熱ローラ12に圧接されている。15は加熱ローラ1
2の表面温度を検知する温度検知器である。16は温度
制御部で、温度検知器15の検知温度に基づいてヒータ
13の出力をヒータドライバ17で調整することにより
加熱ローラ12の表面温度を一定温度に保つ。21はガ
イド部材、22はハロゲン電球、23は印字用紙11の
ガイド部材21への進入検知センサである。ハロゲン電
球22は加熱ローラ12および加圧ローラ14の上流に
配設されており、また進入検知センサ23はガイド部材
1による印字用紙11の搬送路の途中に配設されてい
る。19は定着装置外への印字用紙11の排出検知セン
サである。
【0017】図2は本発明の一実施例における画像形成
装置のガイド部材の斜視図である。ガイド部材21の用
紙ガイド面はスリット24が形成され、ハロゲン電球2
2からの赤外線はスリット24を通して直接印字用紙1
1に照射される。
【0018】以上のように構成された画像形成装置につ
いて、以下その動作を説明する。印字が開始されて露光
手段(図示せず)によって感光体1上にイエローの成分
に対応する潜像が書き込まれる。この潜像をイエローの
トナーを収容した現像器10Yによって顕画化する。顕
画化されたトナー像は、電圧が印加された転写ローラ5
によって中間転写体2に転写される。同様にして感光体
1の表面上に形成されたマゼンタ、シアン及びブラック
のトナー像も中間転写体2上に重ね合わせるように転写
され、中間転写体2の表面上に1つの合成トナー像が形
成される。
【0019】この合成トナー像は、電圧が印加された転
写ローラ6によって印字用紙11に転写される。合成ト
ナー像が転写された印字用紙11は、ガイド部材21に
案内されて加熱ローラ12と加圧ローラ14との間を通
過する。このとき表面温度が制御温度に安定した加熱ロ
ーラ12によって合成トナー像は溶融され、同時に加熱
ローラ12と加圧ローラ14とによって圧接されること
によって印字用紙11に定着される。進入検知センサ2
3が印字用紙11を検知するとハロゲン電球22がオン
され、赤外線が照射される。赤外線は加圧ローラ14に
と、ガイド部材21のスリット24を通して印字用紙1
1に照射され、加圧ローラ14の表面と印字用紙11を
加熱する。排出検知センサ19が印字用紙11の定着装
置外への排出を検知するとハロゲン電球22がオフさ
れ、赤外線の照射が止まる。
【0020】したがって、印字用紙11のガイド部材2
1への進入から印字用紙11の定着装置外への排出まで
の間加圧ローラ14と印字用紙11が加熱され温度が上
がるので、加熱ローラ12の表面温度は速やかに復帰
し、また低温環境下での印字用紙11の温度は高くな
り、加熱ローラ12の表面温度の一時的な低下による画
質の低下と低温環境下での画質低下は起こらない。
【0021】以上のように本実施例によれば印字用紙1
1を加熱圧接部に案内する光を透過可能なガイド部材2
1と、加圧ローラ14へと、ガイド部材21を介して印
字用紙11へ同時に赤外線を照射するハロゲン電球22
と、印字用紙11のガイド部材21への進入から印字用
紙11の定着装置外への排出までの間、ハロゲン電球2
2から赤外線を照射させる制御手段を備えることによ
り、印字用紙11の加熱圧接部到達以前に加圧ローラ1
4と印字用紙11が加熱されるので、加熱ローラ12の
表面温度の一時的な低下による画質の低下と低温環境下
での画質低下を防ぐことができる。
【0022】なお上記実施例において、加熱手段を加熱
ローラ12としたが加熱ベルトでもよい。ガイド部材2
1はスリット24によって光を透過可能にしているが、
その手段は実施例に限定されない。また、印字用紙11
のガイド部材21への進入から印字用紙11の加熱ロー
ラ12の通過までの検知手段は、実施例に限定されない
のは言うまでもない。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、印字用紙
の加熱圧接部到達以前に加圧ローラと印字用紙が加熱さ
れるので、加熱ローラの表面温度を速やかに復帰させる
ことができ、また低温環境下での印字用紙の温度を高く
することができるので、加熱ローラの表面温度の一時的
な低下による画質の低下と低温環境下での画質低下は起
こらず安定して高画質画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における画像形成装置の要部
構成図
【図2】本発明の一実施例における画像形成装置のガイ
ド部材の斜視図
【図3】従来の画像形成装置の要部構成図
【符号の説明】
11 印字用紙 12 加熱ローラ 14 加圧ローラ 21 ガイド部材 22 ハロゲン電球

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体上に形成されたトナー像を加熱し
    て定着させる加熱手段と、この加熱手段とともに前記記
    録媒体を挟持して搬送する加圧手段と、前記記録媒体を
    前記加熱手段に案内する光を透過可能なガイド部材と、
    前記加圧手段へ前記ガイド部材を介して前記記録媒体へ
    同時に赤外線を照射する赤外線照射手段と、前記記録媒
    体のガイド部材への進入から前記加熱手段の通過までの
    間、前記赤外線照射手段から赤外線を照射させる制御手
    段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP21028495A 1995-08-18 1995-08-18 画像形成装置 Pending JPH0954519A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21028495A JPH0954519A (ja) 1995-08-18 1995-08-18 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP21028495A JPH0954519A (ja) 1995-08-18 1995-08-18 画像形成装置

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JPH0954519A true JPH0954519A (ja) 1997-02-25

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ID=16586858

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JP21028495A Pending JPH0954519A (ja) 1995-08-18 1995-08-18 画像形成装置

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JP (1) JPH0954519A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009104114A (ja) * 2007-10-24 2009-05-14 Samsung Electronics Co Ltd 定着装置及びこれを備えた画像形成装置
US7711280B2 (en) 2005-10-25 2010-05-04 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus, fixation device and heat control method for a fixation device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7711280B2 (en) 2005-10-25 2010-05-04 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus, fixation device and heat control method for a fixation device
JP2009104114A (ja) * 2007-10-24 2009-05-14 Samsung Electronics Co Ltd 定着装置及びこれを備えた画像形成装置

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