JP2001209266A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JP2001209266A
JP2001209266A JP2000020277A JP2000020277A JP2001209266A JP 2001209266 A JP2001209266 A JP 2001209266A JP 2000020277 A JP2000020277 A JP 2000020277A JP 2000020277 A JP2000020277 A JP 2000020277A JP 2001209266 A JP2001209266 A JP 2001209266A
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JP
Japan
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fixing
roller
fixing belt
heat source
belt
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JP2000020277A
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English (en)
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Shigeo Kurotaka
重夫 黒高
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベルト定着方式の定着装置における立ち上げ
時間を短くする。 【解決手段】 定着ローラ502と加熱ローラ506間
に定着ベルト508が掛け回されており、定着ベルト5
08を介して定着ローラ502に加圧ローラ510が圧
接されてニップ部Nが形成されている。定着ローラ50
2の加圧ローラ510と略対向する位置には定着ベルト
508をクリーニングするクリーニングローラ518が
設けられ、その内部には立ち上げ用熱源としてのハロゲ
ンヒータ520が設けられている。立ち上げ時は、加熱
ローラ506内の定着用熱源としてのハロゲンヒータ5
04とハロゲンヒータ520が同時に通電され、画像形
成装置として許容される高出力で瞬時に立ち上げる。プ
リント時は定着可能な出力を有するハロゲンヒータ50
4のみ通電し、低電力定着を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の画像形成装置に用いられ、記録材
を搬送しながら熱と圧力により定着を行う定着装置に関
し、詳しくは、ベルト定着方式の定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置に用いられる定着装置とし
ては、従来より、熱源を有する定着ローラに、加圧ロー
ラを圧接して定着ニップ部を形成し、この定着ニップ部
で記録材を挟持・搬送しながら熱と圧力により定着する
熱ローラ定着方式が知られている。熱ローラ定着方式で
は、その構成上、溶融したトナーが十分に冷却凝固しな
いうちに定着ローラと分離することを避けられないた
め、定着ローラの表面にトナーが付着するいわゆるオフ
セット現象が生じ易い等の問題がある。そこで、近年に
おいては、構成上、トナーの冷却工程を十分に得ること
ができるベルト定着方式が注目されてきており、種々の
提案がなされている。
【0003】ベルト定着方式では、例えば特開平6−3
18001号公報に記載されているように、無端状の定
着ベルトを、内部にハロゲンヒータ等の熱源を有する加
熱ローラと、定着ローラ間に掛け回して回転駆動し、定
着ローラ側において定着ベルトの外から加圧ローラを圧
接して該加圧ローラと定着ベルトとの間に定着ニップ部
を形成する構成となっている。加熱ローラにより加熱さ
れた定着ベルトの保持熱によりトナーが溶融し、加熱ロ
ーラよりも記録材の搬送方向下流側に位置する定着ニッ
プ部で定着がなされるとともに、トナーの冷却が行われ
るものである。
【0004】特開平9−138600号公報には、定着
ベルトの外周面にその内方に向けて加熱ローラを圧接
し、定着ベルトを加熱する構成が記載されている。特開
平9−138597号公報には、定着ベルトの内周面を
加熱する熱源と、定着ベルトの外周面を加熱する熱源を
個別に設け、これらの熱源の総合熱量により立ち上げ時
の昇温及びプリント時の定着温度を得る構成が記載され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開平6−31800
1号公報に記載の構成では、加熱ローラの内部に熱源を
有するだけの構成であるため、立ち上がり後、定着ベル
トが回転すると、加熱された定着ベルトの熱の一部はこ
れと接触する定着ローラや加圧ローラの内部に伝わって
逃げるため、定着ベルトの温度は大きく降下する。この
ため、所定の定着温度まで回復するのに時間がかかり、
結局、クイックスタートの観点から、満足できる立ち上
げ時間を得ることができなかった。
【0006】特開平9−138600号公報に記載の構
成では、定着ベルトの外周面を加熱する方式であるの
で、定着ベルト全体の蓄熱量が少なく、熱供給不足にな
り易いため、特開平6−318001号公報に記載の構
成のように定着ベルトの内周面側から加熱する一般的構
成に比べて、定着性が甘いという問題があった。また、
小サイズ用紙通紙時の非通紙域の温度上昇が極めて大き
く、温度ムラによる定着不良を来し易いという問題もあ
った。また、定着ベルトの表面(外周面)はヒータ(熱
源)のオン・オフ制御による温度リップルの影響を受け
易く、カラー画像の場合には温度ムラによる光沢ムラが
発生し易いという問題があった。
【0007】特開平9−138597号公報に記載の構
成では、2つの熱源の総合熱量によりプリント時の定着
温度も得るようにしているため、定着ベルトの外周面を
加熱する熱源において上記特開平9−138600号公
報に記載の構成と同様の理由により熱供給不足になり易
いことから、全体としての熱量が不足し易く、定着不良
を来し易いという問題があった。
【0008】そこで、本発明は、装置の立ち上げ時は大
量の熱量を供給して立ち上げ時間を短くし、プリント時
はこれに必要な熱量のみを供給して消費エネルギーの無
駄を無くすことができる定着装置の提供を、その主な目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明では、定着ローラと、定着用熱
源を有する加熱ローラと、該定着ローラと加熱ローラ間
に掛け回された無端状の定着ベルトと、該定着ベルトを
介して上記定着ローラに対向して設けられた加圧ローラ
を有し、画像を担持した記録材を上記定着ベルトと加圧
ローラの間で挟持・搬送して定着を行う定着装置におい
て、装置の立ち上がり時のみ通電され、上記定着用熱源
と共に立ち上がり時の昇温に寄与する立ち上げ用熱源が
設けられている、という構成を採っている。
【0010】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
構成において、上記定着ベルトと加圧ローラのうち少な
くとも一方にクリーニングローラが接触して設けられ、
該クリーニングローラに上記立ち上げ用の熱源が設けら
れている、という構成を採っている。
【0011】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
構成において、上記立ち上げ用熱源が、上記定着ベルト
の内周面を加熱可能に設けられている、という構成を採
っている。
【0012】請求項4記載の発明では、請求項1記載の
構成において、上記立ち上げ用熱源が、上記加熱ローラ
に設けられている、という構成を採っている。
【0013】請求項5記載の発明では、請求項1記載の
構成において、上記立ち上げ用熱源が、上記加圧ローラ
に設けられている、という構成を採っている。
【0014】請求項6記載の発明では、請求項1乃至5
のうちの一つに記載の構成において、上記定着用熱源と
立ち上げ用熱源への通電開始時期を異ならせる、という
構成を採っている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図に基づいて本発明の実施
の形態(請求項1,2に対応)を説明する。まず、図8
に基づいて、画像形成装置としてのカラー複写機の全体
構成及び機能について概略的に説明する。露光手段とし
ての書き込み光学ユニット400は、カラースキャナ2
00からのカラー画像データを光信号に変換して原稿画
像に対応した光書き込みを行い、像担持体である感光体
402上に静電潜像を形成する。該書き込み光学ユニッ
ト400は、レーザーダイオード404、ポリゴンミラ
ー406とその回転用モータ408、f/θレンズ41
0や反射ミラー412等により構成されている。感光体
402は、矢印で示すように反時計回りの向きに回転さ
れ、その周囲には、感光体クリーニングユニット41
4、除電ランプ416、電位センサ420、回転式現像
装置422のうちの選択された現像器(図8では現像器
438)、現像濃度パターン検知器424、中間転写ベ
ルト426等が配置されている。
【0016】回転式現像装置422は、ブラック用現像
器428、シアン用現像器430、マゼンタ用現像器4
32、イエロー用現像器434と、角現像器を回転させ
る図示しない回転駆動部を有している。各現像器は、静
電潜像を可視像化するために、現像剤の穂を感光体40
2の表面に接触させて回転する現像スリーブや、現像剤
を汲み上げて攪拌するために回転する現像パドル等を有
している。待機状態では、回転式現像装置422は、ブ
ラック現像の位置にセットされており、コピー動作が開
始されると、カラースキャナ200で所定のタイミング
からブラック画像のデータの読み取りがスタートし、こ
の画像データに基づいてレーザ光による光書き込み・静
電潜像(ブラック潜像)の形成が始まる。
【0017】このブラック潜像の先端部から現像するた
めに、ブラック用現像器428の現像位置に潜像先端部
が到達する前に、現像スリーブを回転開始してブラック
潜像をブラックトナーで現像する。そして、以後、ブラ
ック潜像領域の現像動作を続けるが、潜像後端部がブラ
ック現像位置を通過した時点で、速やかにブラックのた
めの現像位置から次の色の現像位置まで、回転式現像装
置422が回転する。当該動作は、少なくとも、次の画
像データによる潜像先端部が到達する前に完了させる。
像形成サイクルが開始されると、まず、感光体402は
矢印で示すように反時計回りの向きに、中間転写ベルト
426は時計回りの向きに、図示しない駆動モータによ
って回転させられる。中間転写ベルト426の回転に伴
って、ブラックトナー像形成、シアントナー像形成、マ
ゼンタトナー像形成、イエロートナー像形成が行われ、
最終的にブラック(Bk)、シアン(C)、マゼンタ
(M)、イエロー(Y)の順に、中間転写ベルト426
上に重ねられ、トナー像が形成される。
【0018】中間転写ベルト426は、駆動ローラ44
4、転写対向ローラ446a、446b、クリーニング
対向ローラ448及び従動ローラ群に張架されており、
図示しない駆動モータにより駆動制御されるようになっ
ている。感光体402に順次形成されるブラック、シア
ン、マゼンタ、イエローの各トナー像が中間転写ベルト
426上で正確に順次位置合わせされ、これによって4
色重ねのベルト転写画像が形成される。このベルト転写
画像は転写コロナ放電器454により記録材(用紙)に
一括転写される。
【0019】給紙バンク456内の各記録紙カセット4
58、460、462には装置本体内のカセット464
に収容された用紙のサイズとは異なる各種サイズの用紙
が収容されており、これらのうち、指定されたサイズ紙
の収容カセットから、該指定された用紙が給紙コロ46
6によってレジストローラ対470方向に給紙・搬送さ
れる。図8において、符号468はOHP用紙や厚紙等
のための手差し給紙トレイを示す。像形成が開始される
時期に、用紙は上記いずれかのカセットの給紙口から給
送され、レジストローラ対470のニップ部で待機す
る。そして、コロナ放電器454に中間転写ベルト42
6上のトナー像の先端がさしかかるときに、丁度用紙先
端がこの像先端に一致するようにレジストローラ対47
0が駆動され、用紙と像のレジスト合わせが行われる。
【0020】このようにして、用紙が中間転写ベルト4
26と重ねられて、正電位につながれたコロナ放電器4
54の上を通過する。このとき、コロナ放電電流で用紙
が正電荷で荷電され、トナー画像が用紙に転写される。
続いて、コロナ放電器454の図上左側に配置された図
示しない除電ブラシの箇所を通過するときに用紙は除電
され、中間転写ベルト426から剥離して紙搬送ベルト
472に移る。中間転写ベルト426から4色重ねトナ
ー像を一括転写された用紙は、紙搬送ベルト472によ
りベルト定着方式の定着装置500へ搬送され、この定
着装置500で熱と圧力によりトナー像を定着される。
定着を終えた用紙は排出ローラ対480で機外へ排出さ
れ、図示しないトレイにスタックされる。これにより、
フルカラーコピーが得られる。
【0021】次に、ベルト定着方式の定着装置500に
ついて詳細に説明する。図1に示すように、定着装置5
00は、定着ローラ502と、内部に定着用熱源として
のハロゲンヒータ504を有する加熱ローラ506と、
定着ローラ502と加熱ローラ506間に掛け回された
無端状の定着ベルト508と、定着ベルト508を介し
て定着ローラ502に対向して設けられた加圧ローラ5
10を有している。加圧ローラ510は、図示しない押
圧機構により定着ローラ502に圧接されており、この
圧接によって定着ローラ502と加圧ローラ510との
間にニップ部Nが形成されている。トナー像512を担
持した記録材としての用紙514が用紙搬送ガイド板5
16にガイドされてニップ部Nへ進入し、ここで熱と圧
力によりトナー像512が用紙514に定着される。
【0022】定着ローラ502の加圧ローラ510と略
対向する位置には、定着ベルト508上のオフセットト
ナーをクリーニングするクリーニングローラ518が定
着ベルト508の外周面に当接して従動回転するように
なっている。クリーニングローラ518は、アルミニウ
ム、炭素鋼、ステンレス鋼等の金属製の円筒状の薄肉ロ
ーラからなり、その内部には立ち上げ用熱源としてのハ
ロゲンヒータ520が設けられている。クリーニングロ
ーラ518の外周面には、スクレーパ522が当接して
おり、定着ベルト508からクリーニングローラ518
上に移ったオフセットトナーをカウンタ方向に掻き落と
すようになっている。図示しないが、クリーニングロー
ラ518はその表層に、フッ素系樹脂等の耐熱性離型層
を有しており、オフセットトナーや紙粉などの付着物を
取り除き易いようになっている。クリーニングローラ5
18は内部のハロゲンヒータ520によって加熱される
ので、クリーニングローラ518の外周面に付着したオ
フセットトナーはトナー軟化点温度以上に加熱される。
このため、クリーニングローラ518と定着ベルト50
8がトナーを介して固着する不具合を解消できるととも
に、定着ベルト508の表面をトナーで傷付ける不具合
も解消できる。
【0023】クリーニングローラ518を、図示しない
駆動源により定着ベルト508と連れ回りする方向に回
転駆動する構成としてもよい。その場合、クリーニング
ローラ518の回転速度は、定着ベルト508の周速と
同じか若しくは高速に回転するようにする。定着ベルト
508との間に線速差を持たせればクリーニング性能を
向上させることができる。
【0024】クリーニングローラ518の近傍には、定
着ベルト508の外周面にシリコンオイル等の離型剤を
塗布する離型剤塗布ローラ524が定着ベルト508に
当接して回転するようになっている。また、加熱ローラ
506側における定着ベルト508の外周面には、定着
ベルト508の温度を検知する手段としてのサーミスタ
526が設けられており、サーミスタ526からの検知
信号は図示しない制御手段に入力されるようになってい
る。制御手段はサーミスタ526からの検知信号に基づ
いて、立ち上げ用熱源としてのハロゲンヒータ520の
通電停止(後述)及び定着用熱源としてのハロゲンヒー
タ504のオン・オフ制御等を行う。
【0025】定着ベルト508は、ニッケル、ポリイミ
ド等の耐熱性樹脂、炭素鋼、あるいはステンレス鋼等に
より形成された薄肉の無端状のベルトである。定着ベル
ト508の表層には、フッ素系樹脂やシリコンゴム等の
耐熱離型層が被覆された構成となっている。良好な定着
性及び熱応答性を得るためには、例えばシリコンゴム層
の場合には、ゴム硬度25〜65度(JISA硬度
計)、厚さが100〜300μmの範囲が望ましい。こ
こにいう無端状ベルトとは、ニッケル電鋳法によるベル
ト継ぎ目の無いもの、又はステンレス鋼や鉄系材料の超
薄肉厚板(厚さ100μm以下)の精密突き合わせ技術
(例えば溶接)による加工法によって製作した継ぎ目の
あるものを意味する。この場合、突き合わせによる段差
は、定着した後の画像が横すじとなって発生しない程度
として、20μm以下好ましくは10μm以下が望まし
い。
【0026】定着ローラ502は中心に芯金502aを
有し、その外周にニップ幅を十分な広さにするための断
熱性弾性部材502bを有している。断熱性弾性部材5
02bとしては、柔らかい耐熱性の材料、例えば発泡シ
リコンゴムを採用することができる。断熱性弾性部材5
02bは十分な厚さを有するもので、本実施形態では、
定着ローラ502の直径の15%から20%程の厚さを
有している。定着ローラ502は図示しない駆動源によ
り矢印方向に回転駆動され、これに伴って加圧ローラ5
10が矢印方向に従動回転する。加圧ローラ510を駆
動源により回転駆動し、定着ローラ502を従動回転さ
せるようにしてもよい。
【0027】加圧ローラ510は中心に芯金510aを
有し、その表層に耐熱性の離型層510bを有してい
る。芯金510aは、アルミニウム材、ステンレス鋼若
しくは炭素鋼等により構成され、離型層510bはフッ
素系樹脂、シリコンゴム等により構成される。本実施形
態では、用紙514の定着ベルト508からの剥離性を
よくするためにニップ部Nの形状を下向きの円弧形状と
しており、これは加圧ローラ510の硬度を硬くするこ
とによってなされている。具体的には、離型層510b
の厚さは加圧ローラ510の直径の7%未満であり、そ
の硬度はJISAで20Hs以上としている。加熱ロー
ラ506は、アルミニウム、炭素鋼、ステンレス鋼等の
金属製の円筒状の薄肉ローラからなっている。
【0028】次に、図2のフローチャートに基づいて、
上記構成に係る定着装置500の定着動作を説明する。
画像形成装置(カラー複写機)のメインスイッチがオン
されると、定着用熱源としてのハロゲンヒータ504
と、立ち上げ用熱源としてのハロゲンヒータ520がオ
ンされ、通電が開始される(S1)。ハロゲンヒータ5
04により定着ベルト508は回転しない状態でその内
周面側から加熱されるとともに、ハロゲンヒータ520
により外周面側からも同時に加熱される。ハロゲンヒー
タ504はこれ単独で定着可能な出力を有し、ハロゲン
ヒータ504とハロゲンヒータ520の総合出力は、画
像形成装置として許容される高出力に設定されている。
ハロゲンヒータ504とハロゲンヒータ520の同時加
熱により、定着ベルト508の温度が短時間に立ち上が
ることになる。
【0029】図示しない制御手段は、サーミスタ526
からの検知信号に基づいて、定着ベルト508の温度T
が図示しないROMに予め記憶された所定の定着温度T
0 と同じかそれ以上になったかを判断する(S2)。定
着ベルト508の温度Tが所定の定着温度T0 と同じか
それ以上になった場合、制御手段は図示しない駆動源を
制御し、定着ベルト508を回転させる(S3)。定着
ベルト508が回転すると、その熱が加圧ローラ510
等に伝わるため、定着ベルト508の温度が降下する
が、ハロゲンヒータ504とハロゲンヒータ520によ
る同時加熱が続いているため、この温度降下は早期に回
復する。
【0030】制御手段は定着ベルト508の回転後、再
び定着ベルト508の温度Tが所定の定着温度T0 と同
じかそれ以上になったかを判断する(S4)。定着ベル
ト508の温度Tが所定の定着温度T0 と同じかそれ以
上になった場合、制御手段はハロゲンヒータ504とハ
ロゲンヒータ520への通電を停止する(S5)。そし
てハロゲンヒータ504のみのオン・オフによる通常の
定着制御に移行し(S6)、プリント可能信号又はプリ
ント可能メッセージを図示しない画像形成装置の操作パ
ネルに出力する(S7)。プリント開始中は、加熱ロー
ラ506内に設けられた定着可能な出力を有するハロゲ
ンヒータ504によって定着ベルト508全体を均一に
加熱し、その蓄熱された熱量をトナー像512を用紙5
14に定着する。ハロゲンヒータ520は、次の立ち上
げ時(画像形成装置の電源投入時又は待機からの立ち上
げ時)まで通電されない。
【0031】図3に示すように、ハロゲンヒータ50
4、520の通電開始とともに定着ベルト508を回転
させる制御方式としてもよい。画像形成装置(カラー複
写機)のメインスイッチがオンされると、定着用熱源と
してのハロゲンヒータ504と、立ち上げ用熱源として
のハロゲンヒータ520がオンされ、通電が開始され
る。同時に定着ベルト508が回転される(S1)。制
御手段は、サーミスタ526からの検知信号に基づい
て、定着ベルト508の温度Tが図示しないROMに予
め記憶された所定の定着温度T0 と同じかそれ以上にな
ったかを判断する(S2)。定着ベルト508の温度T
が所定の定着温度T0 と同じかそれ以上になった場合、
制御手段はハロゲンヒータ504とハロゲンヒータ52
0への通電を停止する(S3)。そしてハロゲンヒータ
504のみのオン・オフによる通常の定着制御に移行し
(S4)、プリント可能信号又はプリント可能メッセー
ジを図示しない画像形成装置の操作パネルに出力する
(S5)。
【0032】本実施形態ではクリーニングローラ518
を所定の温度に維持制御する手段は構成の簡易化、低コ
スト化の観点から設けられていない。このため、定着ベ
ルト508の回転を停止させた状態で立ち上げる方式で
は、クリーニングローラ518が過剰に加熱されてロー
ラ表層や当接する相手である定着ベルト508の表層を
熱劣化させないようにしなければならない。そのために
は、クリーニングローラ518を過剰に加熱されないよ
うな熱容量構成にしておく必要がある。例えば、クリー
ニングローラ518の表層にシリコンゴムやフッ素樹脂
等の耐熱離型層を設けている場合でも、ローラ表層が過
剰に加熱される場合、クリーニングローラ518の温度
が250℃以下になるようにローラ構成を決めることが
望ましい。かかる構成では、クリーニングローラ518
を所定の温度に制御するための温度検知センサーや温度
制御回路、ON/OFFスイッチ回路を特に設ける必要
がないので、構成の簡易化、低コスト化を図ることがで
きる。勿論、クリーニングローラ518を独立して所定
の温度に制御する構成としてもよい。
【0033】上記実施形態では、クリーニングローラ5
18内に立ち上げ用熱源としてのハロゲンヒータ520
を設ける構成としたが、クリーニング機能を有しない熱
伝導部材、例えば金属製の円筒状のローラを同様に定着
ベルト508の外周面に接触させ、この熱伝導部材内に
ハロゲンヒータ520を設ける構成としてもよい。ま
た、ハロゲンヒータ520をクリーニングローラ518
とは別個に定着ベルト508の外周面近傍に設け、輻射
熱で加熱する構成としてもよい。
【0034】次に、図4に基づいて請求項1,2に対応
する実施形態の変形例を説明する。なお、上記実施形態
と同一部分は同一符号で示し、特に必要がない限り重複
説明は省略する(以下の他の実施形態において同じ)。
本実施形態における定着装置500では、クリーニング
ローラ518が用紙搬送ガイド板516の下面近傍であ
って、定着ベルト508の外周面に当接して従動回転す
るように設けられており、クリーニングローラ518の
内部に立ち上げ用熱源としてのハロゲンヒータ520が
設けられている。クリーニングローラ518は加圧ロー
ラ510上の紙粉等をクリーニングするもので、その構
成、機能等は最初の実施形態で上述した通りである。ま
た、最初の実施形態でクリーニングローラ518が設け
られていた位置には、内部に熱源を有しないクリーニン
グ機能のみのクリーニングローラ528が定着ベルト5
08の外周面に当接して設けられている。クリーニング
ローラ528の駆動方法等はクリーニングローラ518
と同様である。
【0035】従来の構成では、立ち上がり後、定着ベル
ト508が回転するとその温度が大きく落ち込むとと同
時に所定の定着温度まで回復するのに時間が長くかかっ
た。これは、加熱された定着ベルト508からの熱の一
部は定着ベルト508と接触する加圧ローラ510の内
部に伝わり、定着ベルト508は冷やされてプレ回転時
間が長くなるからである。これに対して本実施形態で
は、立ち上がり時はハロゲンヒータ520によって加圧
ローラ510の外周を素早く加熱するため、定着ベルト
508から加圧ローラ510への熱移動が抑制され、立
ち上がり時間が短くなる。また、ハロゲンヒータ520
が用紙搬送ガイド板516の近傍に位置しているため、
ハロゲンヒータ520によって用紙搬送ガイド板516
も加熱され、用紙514上のトナー像512の予備加熱
ともなっている。このため、定着性が向上する利点があ
る。図1で示した構成に、図4で示した加圧ローラ51
0の加熱構成を加えた構成としてもよい。すなわち、定
着ベルト508と加圧ローラ510の双方に立ち上げ用
熱源としてのハロゲンヒータ520を設けてもよい。こ
の場合、それぞれクリーニングローラ518内にハロゲ
ンヒータ520を設ける構成としてもよく、クリーニン
グローラ518とは別個にハロゲンヒータ520を設け
る構成としてもよい。制御は最初の実施形態と同様であ
る。すなわち、定着ベルト508が所定の温度に立ち上
がるまでの間はハロゲンヒータ504、520への通電
が行われ、プリント時はハロゲンヒータ504のみによ
って定着ベルト508を加熱する。
【0036】次に、図5に基づいて請求項3に対応する
実施形態を説明する。本実施形態における定着装置50
0では、定着ベルト508の内方に立ち上げ用熱源とし
てのハロゲンヒータ520が定着ベルト508の内周面
を加熱可能に設けられている。具体的には、ハロゲンヒ
ータ520は定着ベルト508内方における定着ローラ
502と加熱ローラ506の間に設けられており、ハロ
ゲンヒータ520の輻射熱によって定着ローラ502の
内周面が直接加熱される。この輻射熱によって定着ロー
ラ502が加熱されないように、また、ハロゲンヒータ
520による加熱効率を高めるために、ハロゲンヒータ
520と定着ローラ502との間には熱反射板530が
設けられている。本実施形態によれば、熱源が定着ベル
ト508の内方にあるため熱効率がよく、また、ジャム
紙での発煙、発火に到る危険性が少ない。
【0037】本実施形態における制御は、定着ベルト5
08の一部が過度に加熱されて破損しないように、図3
で示したのと同様に、ハロゲンヒータ504、520へ
の通電開始と同時に定着ベルト508を回転させる方式
が望ましい。勿論、ハロゲンヒータ520の近傍、例え
ば熱反射板530に温度検知センサーを設けて独立した
温度制御を行う構成とすれば、定着ベルト508を回転
させなくてもよい。定着ベルト508が所定の温度に立
ち上がるまでの間はハロゲンヒータ504、520への
通電が行われ、プリント時はハロゲンヒータ504のみ
によって定着ベルト508を加熱する。
【0038】次に、図6に基づいて請求項4に対応する
実施形態を説明する。本実施形態における定着装置50
0では、加熱ローラ506内に定着用熱源としてのハロ
ゲンヒータ504とともに立ち上げ用熱源としてのハロ
ゲンヒータ520が設けられている。制御は最初の実施
形態と同様である。すなわち、定着ベルト508が所定
の温度に立ち上がるまでの間はハロゲンヒータ504、
520への通電が行われ、プリント時はハロゲンヒータ
504のみによって定着ベルト508を加熱する。
【0039】次に、図7に基づいて請求項5に対応する
実施形態を説明する。本実施形態における定着装置50
0では、加圧ローラ510の内部に立ち上げ用熱源とし
てのハロゲンヒータ520が設けられている。制御は最
初の実施形態と同様である。すなわち、定着ベルト50
8が所定の温度に立ち上がるまでの間はハロゲンヒータ
504、520への通電が行われ、プリント時はハロゲ
ンヒータ504のみによって定着ベルト508を加熱す
る。図6における加熱ローラ506の軸端部506a
は、図示しなベルト寄り制御手段があるために径が小さ
くなっている。そのため、加熱ローラ506内に2本の
ハロゲンヒータ504、520を設ける場合、ヒータの
組付け性が問題となるが、本実施形態ではハロゲンヒー
タ520を加熱ローラ506とは異なる加圧ローラ51
0の内部に設ける構成であるので、ヒータの組付け性の
問題を解消することができる利点がある。
【0040】上記各実施形態では、立ち上げ時、ハロゲ
ンヒータ504とハロゲンヒータ520を同時にオンす
る制御方式としたが、それぞれの通電開始時期を異なら
せる制御方式としてもよい(請求項6)。上記各実施形
態では、立ち上げ時間を早くするために全体として高出
力のハロゲンヒータで通電を開始するが、この場合、通
電開始時の突入電流は極めて大きく、例えば電圧降下に
よる蛍光灯のチラツキ等、周辺機器にノイズが発生す
る。通電開始時期を異ならせることにより、ヒータオン
時の突入電流が過大になることを回避することができ、
上記不具合を防止することができる。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、立ち上げ時には定着用
熱源と立ち上げ用熱源の2つの熱源により高出力で瞬時
に立ち上げ、プリント開始後は定着可能な出力を有する
定着用熱源のみで定着ベルトを加熱する構成としたの
で、立ち上げ時間を短縮できるとともに、カラー画像形
成の場合にも光沢ムラのない安定した定着性能を得るこ
とができる。プリント開始後は定着用熱源のみ通電され
るので、ヒータのオン/オフによる温度リップルが小さ
く、安定した温度制御ができ、これによりノイズ発生と
光沢ムラを防止することができる。
【0042】特に、請求項2記載の発明によれば、クリ
ーニングローラに立ち上げ用の熱源が設けられている構
成としたので、コンパクトな構成においてクリーニング
機能と素早い立ち上げ機能を得ることができる。
【0043】特に、請求項6記載の発明によれば、定着
用熱源と立ち上げ用熱源への通電開始時期を異ならせる
こととしたので、通電時の突入電流が過大になることに
よる不具合を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る定着装置の概要正面
図である。
【図2】定着動作を示すフローチャートである。
【図3】他の定着動作を示すフローチャートである。
【図4】第2の実施形態に係る定着装置の概要正面図で
ある。
【図5】第3の実施形態に係る定着装置の概要正面図で
ある。
【図6】第4の実施形態に係る定着装置の概要正面図で
ある。
【図7】第5の実施形態に係る定着装置の概要正面図で
ある。
【図8】本発明に係る定着装置を備えた画像形成装置の
概要正面図である。
【符号の説明】
502 定着ローラ 504 定着用熱源としてのハロゲンヒータ 506 加熱ローラ 508 定着ベルト 510 加圧ローラ 514 記録材としての用紙 518 クリーニングローラ 520 立ち上げ用熱源としてのハロゲンヒータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】定着ローラと、定着用熱源を有する加熱ロ
    ーラと、該定着ローラと加熱ローラ間に掛け回された無
    端状の定着ベルトと、該定着ベルトを介して上記定着ロ
    ーラに対向して設けられた加圧ローラを有し、画像を担
    持した記録材を上記定着ベルトと加圧ローラの間で挟持
    ・搬送して定着を行う定着装置において、 装置の立ち上がり時のみ通電され、上記定着用熱源と共
    に立ち上がり時の昇温に寄与する立ち上げ用熱源が設け
    られていることを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の定着装置において、 上記定着ベルトと加圧ローラのうち少なくとも一方にク
    リーニングローラが接触して設けられ、該クリーニング
    ローラに上記立ち上げ用の熱源が設けられていることを
    特徴とする定着装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の定着装置において、 上記立ち上げ用熱源が、上記定着ベルトの内周面を加熱
    可能に設けられていることを特徴とする定着装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の定着装置において、 上記立ち上げ用熱源が、上記加熱ローラに設けられてい
    ることを特徴とする定着装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載の定着装置において、 上記立ち上げ用熱源が、上記加圧ローラに設けられてい
    ることを特徴とする定着装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のうちの一つに記載の定着
    装置において、 上記定着用熱源と立ち上げ用熱源への通電開始時期を異
    ならせることを特徴とする定着装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012032427A (ja) * 2010-07-28 2012-02-16 Canon Inc 画像加熱装置
US8351807B2 (en) 2008-09-11 2013-01-08 Ricoh Company, Ltd. Fixing unit including heating area adjustor and image forming apparatus using same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8351807B2 (en) 2008-09-11 2013-01-08 Ricoh Company, Ltd. Fixing unit including heating area adjustor and image forming apparatus using same
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