JPH09251403A - 計算機およびシステムコンソール並びにこれらを備えた計算機システム - Google Patents

計算機およびシステムコンソール並びにこれらを備えた計算機システム

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JPH09251403A
JPH09251403A JP8061337A JP6133796A JPH09251403A JP H09251403 A JPH09251403 A JP H09251403A JP 8061337 A JP8061337 A JP 8061337A JP 6133796 A JP6133796 A JP 6133796A JP H09251403 A JPH09251403 A JP H09251403A
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console
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communication
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JP8061337A
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Masahiro Nakamura
正博 中村
Akio Toda
明男 戸田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、保存するメッセージ量が多くなりす
ぎ、これを廃棄するタイミングが多く必要になるのでシ
ステムの効率が上がらないという課題があった。 【解決手段】 通信路5に異常が発生し通信路管理テー
ブル17の通信路ステータスがOFFのとき、計算機1
からシステムコンソール7へ送信すべきメッセージのう
ちメッセージ保存テーブル13に登録されているメッセ
ージだけをメッセージ保存ファイル14に保存してお
く。通信路5が復旧した後、保存したメッセージをシス
テムコンソール7に自動的に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は計算機と、この計
算機の保守管理を行うシステムコンソールと、これらの
計算機およびシステムコンソールを備えた計算機システ
ムとに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図26は例えば特開平7−141211
号公報に示された従来の計算機システムを示す図であ
り、1は所定のデータ処理を行う計算機、7は計算機1
で発生したメッセージを表示するシステムコンソール、
2は計算機から送信されるメッセージ等の送信データ、
3は計算機1から送信された送信データ2をシステムコ
ンソール7で処理した結果のステータス等の応答データ
である。計算機1において、11はシステムコンソール
7に表示するメッセージを生成するメッセージ出力要求
部、30はメッセージ出力要求部11で生成したメッセ
ージを通信処理部19に送信するとともに、メッセージ
保存処理部15にメッセージ保存要求信号8dを送信す
るメッセージ出力処理部、15はメッセージ保存要求信
号8dを受け取った後メッセージ保存ファイル14にメ
ッセージの保存処理を行うメッセージ保存処理部、19
はシステムコンソール7との通信処理を実行する通信処
理部である。5は計算機1とシステムコンソール7とを
接続するLANなどの通信路である。システムコンソー
ル7において、71は計算機1からの送信データ2を受
信する通信処理部、73は通信処理部71が受信したメ
ッセージをシステムコンソール7に表示する表示処理部
である。
【0003】次に動作について説明する。図26に示す
従来の計算機システムにおけるメッセージの送信処理お
よび保存処理を図27のフローチャートを用いて説明す
る。計算機1内でシステムコンソール7へ出力するメッ
セージが生成されると、メッセージ出力要求部11はメ
ッセージ出力処理部30にメッセージ出力要求信号8a
を送信する(ST231)。メッセージ出力要求信号8
aを受信したメッセージ出力処理部30は、メッセージ
保存処理部15にメッセージ保存要求信号8dを送信
(ST232)するとともに、通信処理部19にシステ
ムコンソール7ヘメッセージを送信するよう要求する送
信要求信号8bを送信する(ST234)。メッセージ
保存要求信号8dを受信したメッセージ保存処理部15
はメッセージ保存テーブル13を参照して受信したメッ
セージの保存を要するか否かを表すメッセージ種別(メ
ッセージ保存の要/否)情報1aを取得し、保存要であ
ればメッセージをメッセージ保存ファイル14に保存す
る(ST233)。メッセージ保存テーブル13は計算
機1のパラメータとしてユーザによってセットされる。
メッセージ保存ファイル14の内容はシステムコンソー
ル7からファイルダンプコマンドで読み出すことができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図26に示した従来の
計算機システムの構成では、システムコンソール7ヘの
出力が要求されるメッセージで、メッセージ保存テーブ
ル13に設定されているものを全てメッセージ保存ファ
イル14に保存している。また、通信路5の状態にかか
わらずメッセージの送信を試みるので、保存するメッセ
ージ量が多くなる。その結果メッセージ保存ファイル1
4がすぐに満杯になってしまうので、不要になったメッ
セージをメッセージ保存ファイル14から廃棄するタイ
ミシグを多く必要とし、システムの効率が上がらないと
いう課題があった。また、システムコンソール7に対し
通信路5が故障の時にもメッセージを送信しようとする
ため、無駄な通信を行ってしまうという課題もあった。
さらに、メッセージ保存ファイル14に保存されたメッ
セージを出力するために、システムコンソール7にファ
イルダンプの機能を必要とするという課題もあった。さ
らに、メッセージ保存ファイル14に保存された保存メ
ッセージと、ファイルダンプ機能によってシステムコン
ソール7に出力されたメッセージとの間の順序が全く保
証されていないという課題もあった。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、システムコンソールヘの表示
要求として生成したメッセージのシステムコンソールヘ
の送信失敗時や通信路異常時に、メッセージを通信路上
に出力せずに保存しておき、通信路の復旧後自動的に保
存メッセージを通信路に出力することを可能にした計算
機およびシステムコンソール並びにこれらを備えた計算
機システムを得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る計算機は、生成されたメッセージを送信するか保存す
るかをチェックするメッセージ保存チェック処理部と、
メッセージ保存の要否を登録したメッセージ保存テーブ
ルと、メッセージが保存を要する場合には当該メッセー
ジをメッセージ保存ファイルに保存するメッセージ保存
処理部と、保存メッセージを出力する保存メッセージ出
力処理部と、システムコンソールとの通信状態が登録さ
れる通信路管理テーブルと、通信が正常に行われている
か否かを定期的に監視する通信路チェック処理部と、シ
ステムコンソールとの通信処理を実行する通信処理部と
を備えたものである。
【0007】請求項2記載の発明に係るシステムコンソ
ールは、データなどの送受信を行う通信処理部と、通信
路のチェック要求に対して応答する通信路チェック応答
処理部と、メッセージを表示する表示処理部とを備えた
ものである。
【0008】請求項3記載の発明に係る計算機システム
は、請求項1記載の計算機と請求項2記載のシステムコ
ンソールとが通信路で接続されたもので、通信路を定期
的に監視し、通信路異常を検知した場合通信路管理テー
ブルの通信路ステータスをOFFにセットし、メッセー
ジ送信前にこの通信路管理テーブルをチェックした結
果、通信路ステータスがOFFのときにはメッセージを
保存し、通信路が復旧したときには保存メッセージを出
力するものである。
【0009】請求項4記載の発明に係るシステムコンソ
ールは、通信路チェック応答処理部に、通信路チェック
要求信号の受信を監視するタイマ監視部と、通信路チェ
ック時間をカウントするタイマとを設けたものである。
【0010】請求項5記載の発明に係る計算機システム
は、請求項1記載の計算機と、請求項4記載のシステム
コンソールとが通信路で接続されたもので、計算機から
送信される一定周期の通信路チェック信号の受信を時間
監視し、この信号を所定の時間内に受信しないときには
表示画面に通信路異常情報を表示するものである。
【0011】請求項6記載の発明に係る計算機は、シス
テムコンソールからのマニュアル通信路ON要求信号を
受信して通信路をONにするとともに、保存メッセージ
の出力を要求する通信路ON要求受信部を備えたもので
ある。
【0012】請求項7記載の発明に係るシステムコンソ
ールは、ユーザがマニュアルで計算機の通信路管理テー
ブルの通信路ステータスをONにセットできるようにし
た通信路ON要求送信部を備えたものである。
【0013】請求項8記載の発明に係る計算機システム
は、請求項6記載の計算機と、請求項7記載のシステム
コンソールとが通信路で接続されたもので、システムコ
ンソールのユーザがマニュアルで通信路管理テーブルの
通信路ステータスをONにセットするように要求する
と、マニュアル通信路ON要求信号が送信され、これに
基づいて通信路管理テーブルの通信路ステータスがON
にセットされるとともに、メッセージ保存ファイルに格
納されている保存メッセージが出力されるものである。
【0014】請求項9記載の発明に係る計算機は、複数
の接続先システムコンソールのアドレスと通信路の状態
とを登録した接続コンソール管理テーブルと、通信路異
常を検知すると、このテーブルからアドレスを順次取得
し、各システムコンソールに対して通信路チェックを繰
り返し、通信に成功したコンソールに接続先を切り替え
る接続コンソール切替部とを設けたものである。
【0015】請求項10記載の発明に係る計算機システ
ムは、請求項8記載の計算機と、請求項2記載の複数台
のシステムコンソールが通信路で接続されたもので、通
信処理部が異常を検出すると、接続コンソール切替部は
接続コンソール管理テーブルの当該コンソール番号の通
信路状態ステータスをOFFにセットしたのち、残りの
コンソール番号を順次検索し、通信先アドレスを取得し
て通信を試み、送信に成功したときに接続先コンソール
管理テーブルの当該コンソールの通信路状態ステータス
をONにセットするとともに、保存メッセージの出力を
要求するものである。
【0016】請求項11記載の発明に係る計算機は、メ
ッセージ保存ファイルが満杯になったときメッセージ保
存ファイルに格納さているデータを圧縮して圧縮保存フ
ァイルに保存する保存メッセージ圧縮処理部と、通信路
が復旧したときに圧縮データを解凍して出力する保存メ
ッセージ解凍処理部とを設けたものである。
【0017】請求項12記載の発明に係る計算機システ
ムは、請求項11記載の計算機と請求項2記載のシステ
ムコンソールとが通信路で接続されたもので、メッセー
ジ保存ファイルが満杯のときはメッセージ保存ファイル
に格納されているデータを圧縮して圧縮保存ファイルに
保存し、通信路が復旧したときに圧縮データを解凍して
解凍メッセージをシステムコンソールに送信するもので
ある。
【0018】請求項13記載の発明に係る計算機は、生
成されたメッセージを送信するか保存するかをチェック
するメッセージ保存チェック処理部と、メッセージ保存
の要否を登録したメッセージ保存テーブルと、メッセー
ジが保存を要する場合には当該メッセージをメッセージ
保存ファイルに保存するメッセージ保存処理部と、保存
メッセージを出力する保存メッセージ出力処理部と、通
信が正常に行われているか否かを定期的に監視する通信
路チェック処理部と、システムコンソールとの通信処理
を実行する通信処理部と、複数のシステムコンソールの
接続情報を登録した接続コンソール状態管理テーブル
と、接続されているシステムコンソールの状態を常時監
視する接続コンソールチェック部と、システムコンソー
ルの故障を検知すると接続先コンソールを切り替える接
続コンソール切替部とを備えるものである。
【0019】請求項14記載の発明に係る計算機システ
ムは、請求項13記載の計算機と、請求項2記載の複数
台のシステムコンソールが通信路で接続されたもので、
通信処理部が異常を検出したとき、システムコンソール
の接続先を切り替えるものである。
【0020】請求項15記載の発明に係る計算機は、生
成されたメッセージを送信するか保存するかをチェック
するメッセージ保存チェック処理部と、メッセージ保存
の要否を登録したメッセージ保存テーブルと、メッセー
ジが保存を要する場合には当該メッセージをメッセージ
保存ファイルに保存するメッセージ保存処理部と、保存
メッセージを出力する保存メッセージ出力処理部と、シ
ステムコンソールとの通信状態が登録される通信路管理
テーブルと、通信が正常に行われているか否かを定期的
に監視する通信路チェック処理部と、システムコンソー
ルとの通信処理を実行する通信処理部と、複数のシステ
ムコンソールの接続情報を登録した接続コンソール状態
管理テーブルと、故障したシステムコンソールを検知す
るシステムコンソール故障認識部と、接続先システムコ
ンソールを切り替える接続コンソール切替部とを備える
ものである。
【0021】請求項16記載の発明に係るシステムコン
ソールは、故障を検出する故障検出部と、故障通知を通
信処理部に依頼する故障通知部とを設けたものである。
【0022】請求項17記載の発明に係る計算機システ
ムは、請求項15記載の計算機と、請求項16記載の複
数のシステムコンソールとが通信路で接続されたもの
で、システムコンソールで故障が発生した場合に、計算
機はその故障を発生時点で認識し、メッセージ出力先シ
ステムコンソールの切り替えをリアルタイムで行うもの
である。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1に係る計
算機システムのブロック構成図であり、1は所定のデー
タ処理を行う計算機、7は計算機1で生成されたメッセ
ージを表示するシステムコンソール、5は計算機1とシ
ステムコンソール7とを接続するLANなどの通信路で
ある。2は計算機1から送信されるメッセージなどの送
信データ、3は計算機1から送信された送信データ2を
システムコンソール7で処理した結果のステータスなど
を含む応答データである。計算機1とシステムコンソー
ル7とはそれぞれ複数台接続可能であるが、この実施の
形態1では説明を簡易にするために1対1の構成として
いる。
【0024】計算機1において、11はシステムコンソ
ール7に表示するメッセージを生成するメッセージ出力
要求部、12はメッセージを送信するか、保存するかを
チェックするメッセージ保存チェック処理部、13は保
存するメッセージの種別が登録されたメッセージ保存テ
ーブル、15はメッセージ保存テーブル13から保存メ
ッセージ種別(メッセージ保存の要/否)情報1aを取
得し、保存要のメッセージをメッセージ保存ファイル1
4に保存するメッセージ保存処理部、16はメッセージ
保存ファイル14から保存メッセージを取り出す保存メ
ッセージ出力処理部、17はシステムコンソール7との
通信が正常に行われている場合はON、異常が発生した
場合にはOFFのステータスが登録される通信路管理テ
ーブル、18は定期的に通信路チェック要求信号1rを
送信し通信が正常に行われているか否かを監視する通信
路チェック処理部、19はシステムコンソール7との通
信処理を行う通信処理部である。
【0025】システムコンソール7において、71は計
算機1からの送信データ2を受信する通信処理部、72
は通信処理部71から通信路チェック要求信号7cを受
けて通信路5の状態をチェックし、通信路5が正常であ
るか否かの応答信号7dを返す通信路チェック応答処理
部、73は通信処理部71からのメッセージを受け、シ
ステムコンソール7画面にメッセージの表示を行う表示
処理部である。
【0026】次に通信路管理テーブル17、この発明に
係る計算機システムで使用されるメッセージ、およびメ
ッセージ保存テーブル13の構成例を説明する。通信路
管理テーブル17には図2にその構成例を示すように、
システムコンソールアドレスと通信路ステータスとが登
録されている。システムコンソールアドレスは接続先の
システムコンソール7のアドレスを示し、通信路ステー
タスには、通信路5が正常の場合にはON、通信路5に
異常が発生した場合にはOFFが登録される。メッセー
ジ出力要求部11が生成するメッセージ出力要求信号1
bは図3にその構成例を示すように、例えばメッセージ
の種別を示すメッセージIDとメッセージ本体とから構
成されている。メッセージ保存テーブル13は図4にそ
の構成例を示すように、例えばメッセージIDごとに保
存の要否、すなわち当該IDを有するメッセージが保存
を要するものであるか否かが登録されている。このメッ
セージ保存テーブル13は計算機1のパラメータとして
ユーザによって定義される。
【0027】次に動作について説明する。まず計算機1
内で生成されたメッセージの処理を図5に示すフローチ
ャートを用いて説明する。計算機1内のメッセージ出力
要求部11がシステムコンソール7へ出力するメッセー
ジを生成すると、メッセージ保存チェック処理部12に
メッセージ出力要求信号1bを送信する(ST71)。
メッセージ出力要求信号1bを受信したメッセージ保存
チェック処理部12は、通信路管理テーブル17から通
信路ON/OFF情報を取得し(ST72)、通信路5
がON(使用可能)ならメッセージ保存ファイル14を
参照して保存メッセージ1fの有無をチェックし(ST
718)、保存メッセージが無ければ、通信処理部19
に送信要求信号1gを送信する(ST74)。保存メッ
セージが有れば、メッセージ保存処理部15にメッセー
ジ保存要求信号1cを送信する(ST79)。これによ
り新しく発生したメッセージが保存メッセージ1fより
先に送信されるのを防止する。通信路がOFF(使用不
可能)の時はメッセージ保存チェック処理部12は通信
処理部19には送信を依頼せず、メッセージ保存処理部
15にメッセージ保存要求信号1cを送信する(ST7
9)。メッセージ保存要求信号1cを受信したメッセー
ジ保存処理部15は、受信したメッセージのメッセージ
種別(メッセージ保存要/否情報)1aをメッセージ保
存テーブル13から取得して当該メッセージが保存対象
か否かを確認し(ST710)、保存要データであれば
(ST711)、メッセージ保存ファイル14に保存す
る(ST712)。保存不要データであれば(ST71
1)何もせず一連の処理を終了する。
【0028】一方、メッセージ保存ファイル14に保存
せず通信処理部19に送信要求されたメッセージを通信
処理部19がシステムコンソール7に送信し(ST7
5)、通信が正常に完了すれば(ST76)、送信成功
情報1sをメッセージ保存チェック処理部12に送信し
て(ST77)処理を完了する(ST78)。通信に失
敗したときには通信処理部19がこれを検知し通信路管
理テーブル17に通信路OFF情報1kを送信して通信
路管理テーブル17の通信路情報をOFFにセットする
(ST714)。さらに送信失敗情報1sをメッセージ
保存チェック処理部12に送信する(ST715)。こ
れを受けたメッセージ保存チェック処理部12は通信路
OFF時と同様に、メッセージ保存処理部15にメッセ
ージ保存要求信号1aを送信する(ST79)。以上の
処理ステップにより通信路5がOFF(使用不可能)の
とき、あるいは送信に失敗したときにメッセージは、メ
ッセージ保存ファイル14に保存される。
【0029】次に、通信路5の異常によりメッセージ保
存ファイル14に保存されたメッセージが、定周期の通
信路チェック処理によって通信路5の復旧後にシステム
コンソール7に出力表示される手順を図6に示すフロー
チャートを用いて説明する。通信路チェック処理部18
は送信周期を待って(ST81)、送信周期になると通
信路管理テーブル17から通信路5の現在のON/OF
F情報1dを取得し(ST82)、通信処理部19に通
信路チェック要求信号1rを送信する(ST83)。通
信処理部19はシステムコンソール7とし、前回の通信
時に通信路5がON(通信可能)(ST84)、かつ通
信が正常に終了している(ST86)ときには、送信成
功情報1sを通信路チェック処理部18に送信して(S
T87)正常終了し、前回の通信時に通信路5がON
(ST84)、かつ通信失敗のとき(通信が正常に終了
していないとき)(ST86)には、通信路チェック処
理部18に送信失敗情報1sを送信する(ST89)と
ともに、通信路管理テーブル17の通信路情報をOFF
(通信不可能)にセットする(ST810)。前回の通
信時に通信路5がOFF(通信不可能)(ST84)か
つ通信に失敗したとき(正常終了しなかったとき)(S
T811)には、通信処理部19は送信失敗情報1sを
通信路チェック処理部18に送信(ST815)する。
この場合、通信路5はOFFのままとなる。前回の通信
時に通信路がOFF(通信不可能)(ST84)かつ通
信に成功したとき(正常終了したとき)(ST811)
には、通信処理部19が通信路チェック処理部18に送
信成功情報1sを送信し(ST812)、これを受けた
通信路チェック処理部18は通信路管理テーブル17の
通信路情報をON(通信可能)にセットし(ST81
3)、さらに保存メッセージ出力処理部16に保存メッ
セージ出力要求信号1nを送信する(ST814)。こ
の信号を受信した保存メッセージ出力処理部16は、シ
ステムコンソール7の表示画面にメッセージを表示す
る。
【0030】次に図6のフローチャートで説明した通信
路チェック処理にて通信路復旧時(通信路5がOFF状
態からON状態に遷移した直後)における保存メッセー
ジの出力処理を図7に示したフローチャートを用いて説
明する。保存メッセージ出力処理部16は、通信路チェ
ック処理部18から保存メッセージ出力要求信号1nを
受信すると(ST101)、メッセージ保存ファイル1
4から保存メッセージ1fを取得し(STl02)、保
存メッセージ送信要求信号1pを通信処理部19に送信
する(ST103)。これを受けた通信処理部19は、
当該メッセージをシステムコンソール7に送信し(ST
104)、これに成功した場合(ST105)には保存
メッセージが無くなるまで(ST106)、ステップS
T102〜ステップST105の処理を繰り返す。通信
に失敗した場合(ST105)には、通信処理部19は
通信路管理テーブル17の通信路情報をOFFにセット
し、送信失敗情報1qを保存メッセージ出力処理部16
に返す(ST108)。送信失敗情報1qを受信した保
存メッセージ出力処理部16は、送信に失敗したメッセ
ージを内部に保持し、次回に出力要求があった時に当該
メッセージを優先して出力する。
【0031】次にメッセージ保存テーブル13の設定処
理を図8に示すフローチャートを用いて説明する。メッ
セージ保存テーブル13は、図4に示したように例えば
メッセージIDごとに保存の要否、すなわち当該IDを
有するメッセージが保存を要するものであるか否かが登
録されている。図4でMは最大メッセージIDを示して
いる。図8に戻り、メッセージ保存テーブル13の設定
処理は、ユーザがシステムコンソール7と対話しながら
コマンドを利用して書き込みすることにより行う。シス
テムコンソール7の表示画面にはメッセージIDが順次
(ST91)メッセージ本体とともに表示され、表示さ
れたメッセージの保存の要否をユーザに選択させる(S
T92)。ユーザが保存「要」を選択するとメッセージ
保存テーブル13の該当するメッセージIDには「要」
がセットされ(ST93)、保存「否」を選択するとメ
ッセージ保存テーブル13の該当するメッセージIDに
は「否」がセットされる。(ST94)。ステップST
92〜ステップST94の処理をメッセージID1〜M
の全てについて繰り返す(ST91)。
【0032】実施の形態1に係る計算機システムでは、
通信路5の障害などによりシステムコンソール7ヘの送
信に失敗したメッセージは、メッセージ保存テーブル1
3に保存「要」とセットされたIDを持つものだけがメ
ッセージ保存ファイル14に保存される。そして周期的
に行う通信路チェックによって通信路5が復旧すると自
動的にシステムコンソール7に送信されるので、システ
ムコンソール4へのメッセージ表示は連続性を失うこと
がなく、メッセージの生成順を損なうこともない。ま
た、メッセージの送信に一度でも失敗すると通信路管理
テーブル17の通信路情報をOFF(通信不可能)にセ
ットし、メッセージ送信前にこのテーブルを参照して通
信路がOFFならメッセージを送信しないようにしてい
る。これにより通信路5がON(正常)の時だけメッセ
ージを送信するようにしているので、メッセージの送信
を迅速かつ確実に行うことができる。さらに通信路5の
故障時には即座にメッセージの保存処理を行うので、タ
イムアウト待ちなどの無駄な通信エラーが発生しなくな
るので、メッセージ処理の効率が向上する。
【0033】実施の形態2.図9はこの発明の実施の形
態2に係る計算機システムのブロック構成図であり、計
算機1、システムコンソール7、通信路5、送信データ
2、応答データ3、メッセージ出力要求部11、メッセ
ージ保存チェック処理部12、メッセージ保存テーブル
13、メッセージ保存処理部15、保存メッセージ出力
処理部16、通信路管理テーブル17、通信路チェック
処理部18、通信処理部19、通信処理部71、通信路
チェック応答処理部72、および表示処理部73は図1
に示したものと同じであるので説明を割愛する。この実
施の形態2に係る計算機システムは、図1に示した実施
の形態1に係る計算機システムの構成に加え、システム
コンソール7内に定周期の通信路チェック要求信号の到
着を監視するタイマ監視部74およびタイマ75を備え
ている。
【0034】次に動作について説明する。システムコン
ソール7内に備えたタイマ監視部74の動作を図10に
示すフローチャートを用いて説明する。システムコンソ
ール7が起動されるとタイマ監視部74は監視用のタイ
マ75を起動し(ST121)、タイマ75に初期タイ
マ値をセットする(ST122)。タイマ監視部74
は、通信路チェックメッセージを受信すると(ST12
3)、タイマ75のタイマ値を初期値にセットし直し
(ST122)、通信路チェックメッセージを受信しな
ければ、タイマ75のタイマ値をデクリメント(ST1
24)する。この動作を繰り返し、通信路チェック要求
信号を受信する前にタイマ値が「0」になればタイムア
ップと判断し(ST125)、タイマ処理部74はエラ
ー表示要求信号7eを表示処理部73に送信し(ST1
26)、これを受信した表示処理部73は「通信路異
常」をシステムコンソール7の画面に表示する(ST1
27)。
【0035】上述したように図9に示す実施の形態2に
係る計算機システムは、図1に示した実施の形態1の構
成に加え、システムコンソール7内に定周期の通信路チ
ェック要求信号の到着を監視するタイマ監視部74およ
びタイマ75を設けたものである。これにより、タイム
アウト時(通信路チェック要求信号が届かないとき)に
はシステムコンソール7の画面に「通信路異常」が表示
されるから、システムコンソール7のユーザはリアルタ
イムに通信路5の異常を知ることができる。
【0036】実施の形態3.図11はこの発明の実施の
形態3に係る計算機システムのブロック構成図であり、
計算機1、システムコンソール7、通信路5、送信デー
タ2、応答データ3、メッセージ出力要求部11、メッ
セージ保存チェック処理部12、メッセージ保存テーブ
ル13、メッセージ保存処理部15、保存メッセージ出
力処理部16、通信路管理テーブル17、通信路チェッ
ク処理部18、通信処理部19、通信処理部71、通信
路チェック応答処理部72、および表示処理部73は図
1に示したものと同じものであるので説明を割愛する。
この実施の形態3に係る計算機システムは、図1に示し
た実施の形態1に係る計算機システムの構成に加え、シ
ステムコンソール7内にユーザがマニュアルで計算機1
内に設けられた通信路管理テーブル17に対して通信路
5のON処理(通信路5を通信可能に設定する処理)を
要求する通信路ON要求送信部76を設けるとともに、
計算機1内にシステムコンソール7のユーザがマニュア
ルで行う通信路ON要求を処理する通信路ON要求受信
部20を設けたものである。
【0037】次に動作について説明する。システムコン
ソール7のユーザがマニュアルで通信路5の再接続を行
う際の計算機システムの動作を、図12に示すフローチ
ャートを用いて説明する。システムコンソール7のユー
ザがシステムコンソール7から通信路5の再接続要求を
入力すると、通信路ON要求送信部76は通信処理部7
1にマニュアル通信路ON要求信号7iを送信し(ST
140)、これを受けた通信処理部71は通信路ON要
求信号を計算機1に送信する(ST141)。計算機1
の通信処理部19は、この通信路ON要求信号を受信す
ると(ST142)、通信路ON要求受信部20にこれ
を通知する(ST143)。通信路ON要求受信部20
は、通信路管理テーブル17を参照して通信路5の現状
(通信路ON/OFF)をチェックし(ST144)、
通信路5がONならば(ST145)何もせず通信処理
部19に処理完了を通知し(ST148)、これを受け
た通信処理部19はシステムコンソール7に処理完了を
返送して(ST149)処理を完了する。通信路5がO
FFの場合(ST145)は、通信路ON要求受信部2
0は、通信管理テーブル17に通信路ON信号2aを送
り、通信管理テーブル17の通信路ステータスをONに
セットし(ST146)、さらに保存メッセージ出力処
理部16に保存メッセージ出力要求信号2cを送信する
(ST146)。これを受けた保存メッセージ出力処理
部16は、図7に示したフローチャートを用いて説明し
た通信路復旧時(通信路5がOFF状態からON状態に
遷移した直後)における保存メッセージの出力処理と同
様の処理を行って、保存メッセージを出力する。
【0038】実施の形態3によれば、図1に示した実施
の形態1の構成に加え、システムコンソール7内にユー
ザがマニュアルで通信路5をONにする手段(通信路O
N要求送信部74)を設けたので、通信路5のチェック
周期を長く設定した場合でも、システムコンソール7の
ユーザはマニュアルで通信路5をONすることができる
から、計算機1内の保存メッセージをシステムコンソー
ル7の表示画面上に即座に表示することが可能になる。
【0039】実施の形態4.図13はこの発明の実施の
形態3に係る計算機システムのブロック構成図であり、
計算機1、システムコンソール7、通信路5、送信デー
タ2、応答データ3、メッセージ出力要求部11、メッ
セージ保存チェック処理部12、メッセージ保存テーブ
ル13、メッセージ保存処理部15、保存メッセージ出
力処理部16、通信路管理テーブル17、通信路チェッ
ク処理部18、通信処理部19、通信処理部71、通信
路チェック応答処理部72、および表示処理部73は図
1に示したものと同じであるので説明を割愛する。この
実施の形態3に係る計算機システムは、図1に示した実
施の形態1に係る計算機システムの構成に加え、通信路
5に複数のシステムコンソール#1〜#N(Nは接続さ
れるシステムコンソールの台数)を接続したものであ
る。計算機1内には接続コンソール管理テーブル21と
接続コンソール切替部22とを設けている。接続コンソ
ール管理テーブル21には各システムコンソールとの接
続情報が登録されている。接続コンソール切替部22
は、計算機1と、ある1台のシステムコンソールとの間
の通信路異常を検知すると次々に接続コンソール管理テ
ーブル21に登録されている接続先システムコンソール
アドレス情報3dを取得して通信路5のチェックを繰り
返し、通信に成功したシステムコンソールに接続先を切
り替える。
【0040】接続コンソール管理テーブル21には例え
ば図14に示すように、コンソール番号、通信先コンソ
ールアドレス、および通信路状態が各システムコンソー
ルごとに登録されている。1〜N(N:コンソールの最
大接続数)のコンソール番号ごとに通信先システムコン
ソールのアドレスと通信路状態とが設定されている。通
信路状態は、現在出力中のシステムコンソールをONに
し、その他のシステムコンソールをOFFにすることに
より出力先のシステムコンソールを認識するために用い
る。また現在通信中のシステムコンソールとの間の通信
が異常となった場合に通信路状態がOFFのシステムコ
ンソールの中から順次、通信が正常なシステムコンソー
ルを検索して出力先を切り替えるためにも用いる。シス
テムコンソールが複数台接続されたことにより、メッセ
ージの構造も複雑になる。この実施の形態4で使われる
メッセージの構造は図15に例示するように、通信先コ
ンソールアドレス、メッセージID、およびメッセージ
本体から成る。メッセージ出力要求部11が所定のシス
テムコンソールへのメッセージを生成すると、メッセー
ジ保存チェック処理部12は接続コンソール管理テーブ
ル21から通信路状態がONのコンソール番号の通信先
コンソールアドレスを取得し、これを付加して図15に
示す構造のメッセージを生成して通信処理部19に送信
する。通信処理部19は、メッセージの先頭に付けられ
たアドレスを有するシステムコンソールに対してメッセ
ージを送信する。
【0041】次に動作について説明する。接続先コンソ
ールを切り替えてメッセージを出力する処理手順を図1
6に示すフローチャートを用いて説明する。システムコ
ンソールヘのメッセージ送信や通信路チェック要求など
のデータ送信で通信処理部19が異常を検出すると(S
T171)、接続コンソール切替部22に送信失敗信号
3aを送信する(ST172)。これを受けた接続コン
ソール切替部22は、接続コンソール管理テーブル21
の当該コンソール番号に対応する通信路状態をOFFに
セットする(ST173)。その後、接続コンソール管
理テーブル21の残りのコンソール番号を順次検索し
(ST174)、通信先コンソールアドレスを取得して
(ST175)このアドレスに対して通信路チェック処
理部18に通信路チェック要求信号3cを送信する(S
T176)。これを受けた通信路チェック処理部18は
通信処理部19に通信路チェック要求信号1rを送信す
る(ST177)。通信処理部19は通信を実行し、送
信に成功すれば(ST178)、接続コンソール切替部
22は接続コンソール管理テーブル21の当該コンソー
ルの通信路状態をONにセットし(ST1710)、さ
らに保存メッセージ出力処理部16に保存メッセージ出
力要求信号1nを送信する(ST1711)。保存メッ
セージ出力処理部16は、図7に示したフローチャート
を用いて説明した通信路復旧時(通信路がOFF状態か
らON状態に遷移した直後)における保存メッセージの
出力処理と同様の処理を行って、保存メッセージを出力
する。この保存メッセージが出力されたシステムコンソ
ールが、以後の通信における出力先となる。接続コンソ
ール管理テーブル21の全ての通信路がOFFのときに
は、メッセージ保存チェック処理部12はメッセージの
保存処理を行う。また、送信に失敗すると(ST17
8)、接続先コンソールを順次切り替えて(ST17
4)通信路チェック処理を行う。このコンソール切り替
え処理を繰り返し、最初に回復したシステムコンソール
と通信を行う。図1に示した実施の形態1で通信路チェ
ック処理部18が行っていた定周期の通信路チェック処
理は、接続コンソール切替部22が行う。
【0042】実施の形態4では、図1に示した実施の形
態1の構成に加え、複数のシステムコンソール#1〜#
Nと、計算機1内に接続先のシステムコンソールのアド
レスと通信路状態を設定した接続コンソール管理テーブ
ル21と、このテーブル21を参照して出力中のシステ
ムコンソールに異常を検出したときに出力先システムコ
ンソールを切り替える接続コンソール切替部22とを設
けたので、1台のシステムコンソールに異常が発生して
も出力先コンソールを自動的に切り替えて出力を続ける
ことができるから、メッセージ保存ファイル14が満杯
になることに起因するメッセージの消失をなくすことが
可能になるとともに、計算機1内に保存するメッセージ
の量を減らすことが可能となる。
【0043】実施の形態5.図17はこの発明の実施の
形態5に係る計算機システムのブロック構成図であり、
計算機1、システムコンソール7、通信路5、送信デー
タ2、応答データ3、メッセージ出力要求部11、メッ
セージ保存チェック処理部12、メッセージ保存テーブ
ル13、メッセージ保存処理部15、保存メッセージ出
力処理部16、通信路管理テーブル17、通信路チェッ
ク処理部18、通信処理部19、通信処理部71、通信
路チェック応答処理部72、および表示処理部73は図
1に示したものと同じであるので説明を割愛する。この
実施の形態5に係る計算機システムには、図1に示した
実施の形態1に係る計算機システムの構成に加え、メッ
セージ保存ファイル14が満杯になったとき、メッセー
ジ保存処理部15から圧縮要求信号4cを受けてメッセ
ージ保存ファイル14に格納されているデータを圧縮し
て保存する保存メッセージ圧縮処理部24と、圧縮され
たデータを保存する圧縮保存ファイル23と、通信路5
が復旧したときに保存メッセージ出力処理部16から解
凍要求信号4hを受けて圧縮ファイル23に格納されて
いるデータを解凍し解凍メッセージ4iを出力する保存
メッセージ解凍処理部25とが設けられている。解凍メ
ッセージ4iのデータ構造は図18に示すように、解凍
メッセージ番号と解凍メッセージ本体とから成る。
【0044】次に動作について説明する。この実施の形
態5における保存メッセージの圧縮処理手順を図19に
示すフローチャートを用いて説明する。メッセージ保存
処理部15は、圧縮処理を行う際に、まずメッセージ保
存ファイル14から保存ファイル数情報4aを取得し
(ST197)、メッセージ保存ファイル14が満杯
(フル)でなければ(ST191)、図1に示した実施
の形態1と同様にメッセージ保存処理を行う。すなわち
メッセージ保存処理部15がメッセージをメッセージ保
存ファイル14に保存する(ST196)。メッセージ
保存ファイル14が満杯(フル)のときは(ST19
1)、メッセージ保存処理部15は保存メッセージ圧縮
処理部24に圧縮要求信号4cを送信する(ST19
2)。これを受けた保存メッセージ圧縮処理部24は、
メッセージ保存ファイル14に格納されているデータを
圧縮して圧縮保存ファイル23を生成し(ST19
3)、それが完了するとメッセージ保存ファイル14を
クリアし(ST194)、メッセージ保存処理部15に
圧縮完了通知4bを送信する(ST195)。これを受
けたメッセージ保存処理部15はクリアされたメッセー
ジ保存ファイル14へのメッセージの保存を再開する
(ST196)。
【0045】次に通信路が復旧した後の保存メッセージ
の出力処理手順を図20に示すフローチャートを用いて
説明する。通信路復旧時(通信路5がOFF状態からO
N状態に遷移した直後)には、図7に示したフローチャ
ートを用いて説明したように保存メッセージの出力処理
を行う。このとき、通信路チェック処理部18から保存
メッセージ出力要求信号1nを受信した(ST211)
保存メッセージ出力処理部16は、メッセージ保存ファ
イル14から保存メッセージを出力する前に、保存メッ
セージ解凍処理部25に解凍要求信号4hを送信する
(ST212)。これを受けた保存メッセージ解凍処理
部25は圧縮保存ファイル23に格納されている圧縮デ
ータを解凍して保存メッセージ出力要求部16に解凍メ
ッセージ4iを送信する(ST213)。保存メッセー
ジ出力処理部16はこの解凍メッセージ4iを全て出力
した後に、メッセージ保存ファイル14に格納されてい
る保存メッセージ1mを出力する(ST214)。
【0046】実施の形態5では、図1に示した実施の形
態1の構成に加え、メッセージ保存ファイル14が満杯
(フル)になった場合、メッセージ保存ファイル14に
格納されているデータを圧縮して圧縮保存ファイル23
に保存する保存メッセージ圧縮処理部24と、通信路5
が復旧した後に圧縮保存ファイル23に格納されている
データを解凍して出力する保存メッセージ解凍処理部2
5とを設けたので、保存するメッセージ数を大幅に増加
させることができる。その結果メッセージ保存ファイル
14が満杯(フル)になり、保存不能となるのに起因し
て生じるメッセージ喪失の発生確率を減少させることが
できる。
【0047】実施の形態6.図21はこの発明の実施の
形態6に係る計算機システムのブロック構成図であり、
計算機1、システムコンソール7、通信路5、送信デー
タ2、応答データ3、メッセージ出力要求部11、メッ
セージ保存チェック処理部12、メッセージ保存テーブ
ル13、メッセージ保存処理部15、保存メッセージ出
力処理部16、通信路管理テーブル17、通信路チェッ
ク処理部18、通信処理部19、通信処理部71、通信
路チェック応答処理部72、複数のシステムコンソール
#1〜#N、接続コンソール管理テーブル21、および
接続コンソール切替部22は図13に示した実施の形態
4と同じであるので説明を割愛する。この実施の形態6
では、図13に示した実施の形態4の構成に加え、計算
機1内に、複数台存在するシステムコンソール#1〜#
Nの定期的なチェック要求を出力する接続コンソールチ
ェック部27および各システムコンソールとの接続状態
と故障状態とが登録される接続コンソール状態管理テー
ブル26を設けている。接続コンソール状態管理テーブ
ル26は例えば図22に示すように構成されており、1
〜Nのコンソール番号に対応して、通信先コンソールア
ドレス、通信路状態ステータス(ON/OFF)、およ
びコンソール状態ステータス(正常/故障)がセットさ
れている。
【0048】5hは接続コンソール状態管理テーブル2
6への通信先コンソールアドレスで示される接続コンソ
ール情報要求信号、5gは接続コンソール情報要求信号
5hに対し、接続コンソール状態管理テーブル26から
返信されるシステムコンソールアドレス情報、5fは接
続コンソール情報要求信号5hで得た接続コンソールに
対するコンソールチェック要求信号、5eは通信路チェ
ック処理部18による通信路チェック結果通知信号、5
jは接続コンソールチェック部27によるチェック結果
を接続コンソール切替部22に通知するチェック結果信
号である。
【0049】次に動作について説明する。図21に示す
実施の形態6における通信先システムコンソール自動認
識処理の手順を、図23に示すフローチャートを用いて
説明する。接続コンソールチェック部27は接続コンソ
ール状態管理テーブル26にコンソール番号で示される
接続コンソーリ情報要求信号5hを出力し(ST30
0)、接続コンソール状態管理テーブル26は接続コン
ソール情報要求信号5hのコンソール番号に対応する通
信先コンソールアドレスをシステムコンソールアドレス
情報5gとして接続コンソールチェック部27に返す
(ST301)。接続コンソールチェック部27はシス
テムコンソールアドレス情報5gに従い、通信路チェッ
ク処理部18に当該コンソールの通信路チェックのため
にコンソールチェック要求信号5fを出力する(ST3
02)。通信路チェック処理部18は当該コンソールの
通信路チェックを行い(ST303)、チェック結果を
通信路チェック結果通信信号5eとして接続コンソール
チェック部27に返す(ST304)。接続コンソール
チェック部27は通信路チェック結果通信信号5eを元
に接続コンソール切替部22に、接続コンソール状態管
理テーブル26の通信路状態をメンテナンスするために
チェック結果信号5jを出力する(ST305)。接続
コンソール切替部22はチェック結果信号5jに従い、
接続コンソール状態管理テーブル26のコンソール状態
ステータスを正常または故障にセットするコンソール状
態変更信号5dを出力し、接続コンソール管理テーブル
26を更新する(ST306)。このように、接続され
ているシステムコンソール#1〜#Nを常時監視するこ
とにより、メッセージ出力時の通信先コンソールの切り
替え処理において、コンソール状態が正常なシステムコ
ンソールに即座に切り替えることが可能にとなる。
【0050】実施の形態6によれば、複数のシステムコ
ンソール#1〜#Nと、計算機1内に各々のシステムコ
ンソールの状態チェックを常時行う接続コンソールチェ
ック部27を備えることで、ある1台のシステムコンソ
ールへのメッセージ出力時に通信が異常となっても、即
座にメッセージ出力の振り替え先となる正常なシステム
コンソールが得られるから、通信が異常となったシステ
ムコンソールに替えて正常なシステムコンソールにメッ
セージを出力することが可能となる。その結果メッセー
ジが計算機1内に滞ることがなくなる。
【0051】実施の形態7.図24はこの発明の実施の
形態7に係る計算機システムのブロック構成図であり、
計算機1、システムコンソール7、通信路5、送信デー
タ2、応答データ3、メッセージ出力要求部11、メッ
セージ保存チェック処理部12、メッセージ保存テーブ
ル13、メッセージ保存処理部15、保存メッセージ出
力処理部16、通信路管理テーブル17、通信路チェッ
ク処理部18、通信処理部19、通信処理部71、通信
路チェック応答処理部72、複数のシステムコンソール
#1〜#N、接続コンソール管理テーブル21、および
接続コンソール切替部22、接続コンソール状態管理テ
ーブル26は図21に示した実施の形態6と同じである
ので説明を割愛する。
【0052】この実施の形態7に係る計算機システムで
は、図21に示した実施の形態6の構成のうち接続コン
ソールチェック部27に代えて、システムコンソール故
障認識部29を設け、複数台存在するシステムコンソー
ル#1〜#Nの各々に故障を検出する故障検出部77を
設けている。図24において、78は自システムコンソ
ールのハードウエアエラーやソフトウエアエラーなどの
故障を計算機1に通知依頼する故障通知部、7kは故障
検出部77が検出した故障を故障通知部78に通知する
故障通知信号、7mは故障通知部78が通信処理部71
に通知する故障通知依頼信号である。6aは計算機1内
の通信処理部19がシステムコンソール7から受信し、
接続コンソール切替部22へ通知する故障通知信号、2
9は故障通知信号6aによって接続コンソール切替部2
2が検出したコンソール状態変更信号6dに従って故障
の発生したシステムコンソールをメッセージ保存チェッ
ク処理部12に通知するためのシステムコンソール故障
認識部、6fはシステムコンソール故障認識部29から
メッセージ保存チェック処理部12へのコンソール故障
通知信号である。
【0053】次に動作について説明する。図24に示す
実施の形態7に係る計算機システムがシステムコンソー
ル故障時に行うシステムコンソールの切り替え処理の手
順を、図25に示すフローチャートを用いて説明する。
通常のメッセージ出力時には、メッセージ保存チェック
処理部12は通信路5がONになっているシステムコン
ソールのコンソール番号を保持しておく(ST35
0)。例えばシステムコンソール7でハードウエアエラ
ーやソフトウエアエラーなどの故障が発生する(ST3
51)と、故障検出部77がその故障を認識し(ST3
52)、故障通知部78に故障信号7kを出力する(S
T353)。故障通知部78は計算機1に故障発生を通
知するため通信処理部71に故障通知依頼信号7mを出
力する(ST354)。計算機1の通信処理部19はシ
ステムコンソール7からの故障発生の通知を受けると接
続コンソール切替部22に故障通知信号6aを出力する
(ST355)。故障通知信号6aを受けた接続コンソ
ール切替部22は接続コンソール状態管理テーブル26
のコンソール番号#Nのシステムコンソール7の状態を
故障にセットするためにコンソール状態変更信号6dを
出力する。このコンソール状態変更信号6dはシステム
コンソール故障認識部29にも通知する(ST35
6)。システムコンソール故障認識部29は例えばコン
ソール番号#Nで示されるコンソール故障通知信号6f
をメッセージ保存チェック処理部12に通知する(ST
357)。この通知を受けたメッセージ保存チェック処
理部12は、コンソール故障通知信号6fで送られてき
たコンソール番号#Nが、保持している通信路ONにセ
ットされているコンソール番号と同一か否かをチェック
する(ST358)。チェック結果がNOであればその
ままの状態で処理を終了する。チェックの結果、コンソ
ール番号#Nが通信路ONにセットされているコンソー
ル番号と同一である場合、すなわち通信路5がON状態
のシステムコンソールが故障となった場合には、コンソ
ール番号#Nのシステムコンソール7を切り離し、接続
コンソール状態管理テーブル26にセットされている情
報に従ってコンソール状態が正常で通信路状態がONの
システムコンソールを新たな出力先として保持しておく
(ST359)。なお、接続コンソール状態管理テーブ
ル26の通信路状態とコンソール状態は、実施の形態4
および実施の形態6に従って更新されている。
【0054】実施の形態7によれば、複数のシステムコ
ンソールの各々に自己に故障が発生したことを認識する
故障検出部77と故障通知部78とを設け、計算機1内
に故障したシステムコンソールからの故障通知を受け
て、メッセージの出力先システムコンソールを切り替え
るシステムコンソール故障認識部29を設けているの
で、1つのシステムコンソールが故障してもメッセージ
出力先を正常なシステムコンソールにリアルタイムで切
替ることが可能となる。その結果計算機1内にメッセー
ジが滞ることがなくなる。
【0055】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、生成されたメッセージを送信するか保存するかを
チェックするメッセージ保存チェック処理部と、メッセ
ージ保存の要否を登録したメッセージ保存テーブルと、
メッセージが保存を要する場合には当該メッセージをメ
ッセージ保存ファイルに保存するメッセージ保存処理部
と、保存メッセージを出力する保存メッセージ出力処理
部と、システムコンソールとの通信状態が登録される通
信路管理テーブルと、通信が正常に行われているか否か
を定期的に監視する通信路チェック処理部と、システム
コンソールとの通信処理を実行する通信処理部とを備え
るように構成したので、通信路障害などによりシステム
コンソールヘの送信に失敗したメッセージは、メッセー
ジ保存テーブルに保存「要」とセットされたものだけが
メッセージ保存ファイルに保存され、通信路が復旧する
と自動的にシステムコンソールに送信されるから、メッ
セージ表示は連続性を失うことがなく、生成順を損なう
こともないという効果がある。また、メッセージの送信
に一度でも失敗すると通信路管理テーブルの通信路情報
をOFF(通信不可能)にセットし、メッセージ送信前
にこのテーブルを参照して通信路がOFFならメッセー
ジを送信しないようにしているから、通信路がON(正
常)の時だけメッセージが送信されるので、メッセージ
の送信が迅速かつ確実になる効果がある。さらに、通信
路の故障時には即座にメッセージの保存処理を行うの
で、タイムアウト待ちなどの無駄な通信エラーが発生し
なくなるので、メッセージ処理の効率が向上する効果が
ある。
【0056】請求項2記載の発明によれば、システムコ
ンソールにデータなどの送受信を行う通信処理部と、通
信路のチェック要求に対して応答する通信路チェック応
答処理部と、メッセージを表示する表示処理部とを備え
るように構成したので、通信路の管理を迅速かつ確実に
行える効果がある。
【0057】請求項3記載の発明によれば、システムコ
ンソールヘのメッセージ送信および表示に失敗したメッ
セージを保持し、一定周期ごとに行われる通信路チェッ
クによって通信路が復旧すると保存したメッセージをシ
ステムコンソールに自動的に送信するように構成したの
で、必要なメッセージのみを保存するだけで済むから、
メッセージの蓄積量を少なくできる効果がある。また、
通信路の復旧時にシステムコンソールに対しメッセージ
を連続性を損なうことなく自動的に表示できる効果もあ
る。さらに、一度通信に失敗すると通信路管理テーブル
の通信路ステータスをOFFにセットし、メッセージ送
信前にこの通信路管理テーブルを参照して通信路ステー
タスがOFFのときにはメッセージ送信をしないように
構成したので、無駄なデータ送信が無くなるから、通信
路のトラフィックを減少させることができる効果があ
る。
【0058】請求項4記載の発明によれば、通信路チェ
ック応答処理部に、通信路チェック要求信号の受信を監
視するタイマ監視部と、通信路チェック時間をカウント
するタイマとを設けるように構成したので、システムコ
ンソールのユーザはリアルタイムに通信路の異常を知る
ことができる効果がある。
【0059】請求項5記載の発明によれば、システムコ
ンソールに一定の周期で通信路をチェックする通信路チ
ェック要求信号の到着を監視するタイマ監視部を設け、
タイムアウト時、すなわち計算機からの通信路チェック
要求信号が届かないときにエラーを通知するように構成
したので、システムコンソールのユーザはリアルタイム
に通信路の異常を知ることができる効果がある。
【0060】請求項6記載の発明によれば、システムコ
ンソールからのマニュアル通信路ON要求信号を受信し
て通信路をONにするとともに、保存メッセージの出力
を要求する通信路ON要求受信部を備えるように構成し
たので、ユーザはマニュアルで通信路をONに設定でき
る効果がある。
【0061】請求項7記載の発明によれば、ユーザがマ
ニュアルで計算機の通信路管理テーブルの通信路ステー
タスをONにセットできるようにした通信路ON要求送
信部を備えるように構成したので、システムコンソール
のユーザはマニュアルで通信路をONに設定できる効果
がある。
【0062】請求項8記載の発明によれば、システムコ
ンソールからマニュアルで通信路をONにする手段を備
えるように構成したので、通信路チェック要求の周期を
長く設定した場合でも、マニュアルで通信路をONする
ことにより、リアルタイムに通信路復旧を検知し、計算
機が保存しているメッセージを出力させることができる
効果がある。
【0063】請求項9記載の発明によれば、複数の接続
先システムコンソールのアドレスと通信路の状態とを登
録した接続コンソール管理テーブルと、通信路異常を検
知すると、このテーブルからアドレスを順次取得し、各
システムコンソールに対して通信路チェックを繰り返
し、通信に成功したコンソールに接続先を切り替える接
続コンソール切替部とを設けるように構成したので、1
台のシステムコンソールが異常になっても出力先コンソ
ールを自動的に切り替えて出力を続けることができる効
果がある。
【0064】請求項10記載の発明によれば、複数のシ
ステムコンソールが接続されており、計算機内に接続先
のコンソールのアドレスと通信路状態ステータスを設定
した接続コンソール管理テーブルと、出力先コンソール
に異常を検出したときはこの接続コンソール管理テーブ
ルを参照して出力先コンソールを切り替える接続コンソ
ール切替部とを設けるように構成したので、1台のシス
テムコンソールが異常になっても出力先コンソールを自
動的に切り替えて出力を続けることができるから、メッ
セージ出力システムの信頼性が向上するとともに、計算
機内に蓄えるメッセージ量を減らすことができる効果が
ある。
【0065】請求項11記載の発明によれば、メッセー
ジ保存ファイルが満杯になったときメッセージ保存ファ
イルに格納さているデータを圧縮して圧縮保存ファイル
に保存する保存メッセージ圧縮処理部と、通信路が復旧
したときに圧縮データを解凍して出力する保存メッセー
ジ解凍処理部とを設けるように構成したので、メッセー
ジの保存数を大幅に増加させることができる効果があ
る。
【0066】請求項12記載の発明によれば、メッセー
ジ保存ファイルが満杯になった場合、このファイルに格
納されているデータを圧縮する保存メッセージ圧縮処理
部と、通信路が復旧した後に解凍処理して出力する保存
メッセージ解凍処理部を備えるように構成したので、メ
ッセージの保存数を大幅に増加させることができ、シス
テムの信頼性を向上させることができる効果がある。
【0067】請求項13記載の発明によれば、生成され
たメッセージを送信するか保存するかをチェックするメ
ッセージ保存チェック処理部と、メッセージ保存の要否
を登録したメッセージ保存テーブルと、メッセージが保
存を要する場合には当該メッセージをメッセージ保存フ
ァイルに保存するメッセージ保存処理部と、保存メッセ
ージを出力する保存メッセージ出力処理部と、通信が正
常に行われているか否かを定期的に監視する通信路チェ
ック処理部と、システムコンソールとの通信処理を実行
する通信処理部と、複数のシステムコンソールの接続情
報を登録した接続コンソール状態管理テーブルと、接続
されているシステムコンソールの状態を常時監視する接
続コンソールチェック部と、システムコンソールの故障
を検知すると接続先コンソールを切り替える接続コンソ
ール切替部とを備えるように構成したので、メッセージ
をシステムコンソールに出力する際に通信異常となった
場合に、送信可能な他のシステムコンソールが即座に得
られるため、異常時の切り替え処理が高速に行える効果
がある。
【0068】請求項14記載の発明によれば、接続され
ている複数のシステムコンソールの状態を監視する接続
コンソールチェック部を備えるように構成したので、メ
ッセージをシステムコンソールに出力する際に通信異常
となった場合に、送信可能な他のシステムコンソールが
即座に得られるため、異常時の切り替え処理が高速に行
える効果がある。また、異常発生時に、接続されている
複数のシステムコンソールを順次チェックする必要がな
いから、異常時の通信路負荷を軽減することができる効
果がある。
【0069】請求項15記載の発明によれば、生成され
たメッセージを送信するか保存するかをチェックするメ
ッセージ保存チェック処理部と、メッセージ保存の要否
を登録したメッセージ保存テーブルと、メッセージが保
存を要する場合には当該メッセージをメッセージ保存フ
ァイルに保存するメッセージ保存処理部と、保存メッセ
ージを出力する保存メッセージ出力処理部と、システム
コンソールとの通信状態が登録される通信路管理テーブ
ルと、通信が正常に行われているか否かを定期的に監視
する通信路チェック処理部と、システムコンソールとの
通信処理を実行する通信処理部と、複数のシステムコン
ソールの接続情報を登録した接続コンソール状態管理テ
ーブルと、故障したシステムコンソールを検知するシス
テムコンソール故障認識部と、接続先システムコンソー
ルを切り替える接続コンソール切替部とを備えるように
構成したので、故障したシステムコンソールがメッセー
ジ出力先であればメッセージの出力先が切り替えられる
から、メッセージをいつも正常なシステムコンソールに
出力することができる効果がある。
【0070】請求項16記載の発明によれば、システム
コンソールに故障検出部と故障通知部とを設けるように
構成したので、システムコンソールに故障が発生した時
に、計算機にシステムコンソールで発生した故障を即座
に認識できる効果がある。
【0071】請求項17記載の発明によれば、システム
コンソールに故障検出部と故障通知部とを備えるように
構成したので、システムコンソールに故障が発生した時
に、計算機に当該システムコンソールで故障が発生した
ことを通知し、故障通知を受けた計算機ではシステムコ
ンソール故障認識部が、故障したシステムコンソールが
メッセージ出力先であればメッセージの出力先を切り替
えるので、メッセージ出力先のシステムコンソールが故
障しても切り替え処理をオーバーヘッド無くリアルタイ
ムに行えるから、いつも正常なシステムコンソールにメ
ッセージを出力することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る計算機システ
ムのブロック構成図である。
【図2】 通信路管理テーブルの構成例を示す図であ
る。
【図3】 メッセージ出力要求部が生成するメッセージ
の構成例を示す図である。
【図4】 メッセージ保存テーブルの構成例を示す図で
ある。
【図5】 計算機内で生成されたメッセージの処理手順
を示すフローチャートである。
【図6】 通信路の異常によりメッセージ保存ファイル
に保存されたメッセージが定周期の通信路チェック処理
によって通信路復旧後にシステムコンソールに出力表示
される手順を示すフローチャートである。
【図7】 図6のフローチャートで説明した通信路チェ
ック処理にて通信路復旧時における保存メッセージの出
力処理手順を説明する実施の形態1における通信路復活
時の保存メッセージ出力処理手順を示すフローチャート
である。
【図8】 メッセージ保存テーブルの設定処理手順を示
すフローチャートである。
【図9】 この発明の実施の形態2に係る計算機システ
ムのブロック構成図である。
【図10】 システムコンソール内に備えたタイマ監視
部の動作を示すフローチャートである。
【図11】 この発明の実施の形態3に係る計算機シス
テムのブロック構成図である。
【図12】 システムコンソールのユーザがマニュアル
で通信路の再接続を行う際の計算機システムの動作を示
すフローチャートである。
【図13】 この発明の実施の形態4に係る計算機シス
テムのブロック構成図である。
【図14】 接続コンソール管理テーブルの構成例を示
す図である。
【図15】 この発明の実施の形態4で使われるメッセ
ージの構造例を示す図である。
【図16】 接続先システムコンソールを切り替えてメ
ッセージを出力する処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図17】 この発明の実施の形態5に係る計算機シス
テムのブロック構成図である。
【図18】 解凍メッセージのデータ構造例を示す図で
ある。
【図19】 保存メッセージの圧縮処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図20】 通信路が復旧した後の保存メッセージの出
力処理手順を示すフローチャートである。
【図21】 この発明の実施の形態6に係る計算機シス
テムのブロック構成図である。
【図22】 接続コンソール状態管理テーブルの構成例
を示す図である。
【図23】 通信先システムコンソール自動認識処理の
手順を示すフローチャートである。
【図24】 この発明の実施の形態7に係る計算機シス
テムのブロック構成図である。
【図25】 システムコンソール故障時に行うシステム
コンソールの切り替え処理の手順を示す図である。
【図26】 従来の計算機システムの構成図である。
【図27】 従来の計算機システムにおけるメッセージ
の送信処理および保存処理の手順を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1 計算機、1n 保存メッセージ出力要求信号、1r
通信路チェック要求信号、4a 保存データ数情報、
4c 圧縮要求信号、4h 解凍要求信号、4i 解凍
メッセージ、5 通信路、5g システムコンソールア
ドレス情報、7システムコンソール、7e エラー表示
要求信号、7i マニュアル通信路ON要求信号、7k
故障通知信号、11 メッセージ出力要求部、12
メッセージ保存チェック処理部、13 メッセージ保存
テーブル、14 メッセージ保存ファイル、15 メッ
セージ保存処理部、16 保存メッセージ出力処理部、
17 通信路管理テーブル、18 通信路チェック処理
部、19 通信処理部、20 通信路ON要求受信部、
21 接続コンソール管理テーブル、22 接続コンソ
ール切替部、23 圧縮保存ファイル、24 保存メッ
セージ圧縮処理部、25 保存メッセージ解凍処理部、
26 接続コンソール状態管理テーブル、27 接続コ
ンソールチェック部、29 システムコンソール故障認
識部、71通信処理部、72 通信路チェック応答処理
部、73 表示処理部、74 タイマ監視部、75 タ
イマ、76 通信路ON要求送信部、77 故障検出
部、78 故障通知部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 11/30 320 G06F 11/30 320G 13/00 301 13/00 301C 353 353U 15/00 320 15/00 320A

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メッセージを生成するメッセージ出力要
    求部と、メッセージを送信するか保存するかをチェック
    するメッセージ保存チェック処理部と、メッセージを保
    存する必要があるか否かの情報を登録したメッセージ保
    存テーブルと、このメッセージ保存テーブルを参照し
    て、メッセージ出力要求部が生成したメッセージが保存
    する必要のあるものであるときには、そのメッセージを
    メッセージ保存ファイルに保存するメッセージ保存処理
    部と、メッセージ保存ファイルに保存された保存メッセ
    ージを出力する保存メッセージ出力処理部と、システム
    コンソールとの通信が正常に行われている場合にはO
    N、異常が発生した場合にはOFFのステータスが登録
    される通信路管理テーブルと、定期的に通信路チェック
    要求信号を送信し通信が正常に行われているか否かを監
    視する通信路チェック処理部と、メッセージ、通信路チ
    ェック要求信号などのシステムコンソールとの通信処理
    を実行する通信処理部とを備えた計算機。
  2. 【請求項2】 データなどの送受信処理を行う通信処理
    部と、通信路チェック要求信号を受け、応答信号を返す
    通信路チェック応答処理部と、表示画面に受信したメッ
    セージを表示する表示処理部とを備えたシステムコンソ
    ール。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の計算機と請求項2記載の
    システムコンソールとが通信路で接続された計算機シス
    テムであって、通信路チェック処理部は計算機からシス
    テムコンソールヘの通信路を定期的に監視し、通信路異
    常を検知すると通信路管理テーブルの通信路ステータス
    をOFFにセットし、メッセージ保存チェック処理部は
    メッセージの送信前にこの通信路管理テーブルをチェッ
    クし、通信路ステータスがOFFのときにはメッセージ
    の保存処理を行い、定期的通信路チェックにより通信路
    が復旧したときには保存メッセージ出力処理部がメッセ
    ージ保存ファイルから保存メッセージを出力することを
    特徴とする計算機システム。
  4. 【請求項4】 通信路チェック応答処理部に、一定周期
    の通信路チェック要求信号の受信を監視するタイマ監視
    部と、通信路チェック時間をカウントするタイマとを設
    けたことを特徴とする請求項2記載のシステムコンソー
    ル。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の計算機と、請求項4記載
    のシステムコンソールとが通信路で接続された計算機シ
    ステムであって、タイマ監視部は、計算機から送信され
    る一定周期の通信路チェック信号の受信をタイマにより
    時間監視し、所定のタイマ値以内に通信路チェック信号
    を受信しないときには表示処理部にエラー表示要求信号
    を送信し、この信号を受けた表示処理部は表示画面に通
    信路異常情報を表示することを特徴とする計算機システ
    ム。
  6. 【請求項6】 システムコンソールからのマニュアル通
    信路ON要求信号を受信して通信路をONにするととも
    に、保存メッセージの出力を要求する通信路ON要求受
    信部を備えたことを特徴とする請求項1記載の計算機。
  7. 【請求項7】 ユーザがマニュアルで計算機の通信路管
    理テーブルの通信路ステータスをONにセットする処理
    を要求する通信路ON要求送信部を備えたことを特徴と
    する請求項2記載のシステムコンソール。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の計算機と、請求項7記載
    のシステムコンソールとが通信路で接続された計算機シ
    ステムであって、システムコンソールのユーザがマニュ
    アルで計算機の通信路管理テーブルの通信路ステータス
    をONにセットする処理を要求すると、マニュアル通信
    路ON要求信号が送信され、この信号を受信した計算機
    内の通信路ON要求処理部は、通信路管理テーブルの通
    信路ステータスをONにセットするとともに、保存メッ
    セージ出力処理部に保存メッセージ出力要求信号を送信
    し、この信号を受信した保存メッセージ出力処理部は、
    メッセージ保存ファイルに格納されている保存メッセー
    ジを出力することを特徴とする計算機システム。
  9. 【請求項9】 複数の接続先システムコンソールのアド
    レスと通信路の状態とを登録した接続コンソール管理テ
    ーブルと、ある1台のシステムコンソールに対して通信
    路異常を検知すると接続コンソール管理テーブルからシ
    ステムコンソールアドレス情報を順次取得し、各システ
    ムコンソールに対して通信路チェックを繰り返し、通信
    に成功したコンソールに接続先を切り替える接続コンソ
    ール切替部とを設けたことを特徴とする請求項1記載の
    計算機。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の計算機と、請求項2記
    載の複数台のシステムコンソールが通信路で接続された
    計算機システムであって、システムコンソールヘのメッ
    セージや通信路チェック要求などのデータ送信によって
    通信処理部が異常を検出すると、接続コンソール切替部
    は、これを検知して接続コンソール管理テーブルの当該
    コンソール番号の通信路状態ステータスをOFFにセッ
    トしたのち、接続コンソール管理テーブルの残りのコン
    ソール番号を順次検索し、通信先コンソールアドレス情
    報を取得して該アドレスに対して通信路チェック要求信
    号を送信し、送信に成功したとき接続先コンソール管理
    テーブルの当該コンソールの通信路状態ステータスをO
    Nにセットするとともに、保存メッセージ出力処理部に
    保存メッセージ出力要求信号を送信することを特徴とす
    る計算機システム。
  11. 【請求項11】 メッセージ保存ファイルが満杯になっ
    たとき、メッセージ保存処理部から圧縮要求信号を受け
    てメッセージ保存ファイルに格納さているデータを圧縮
    して圧縮保存ファイルに保存する保存メッセージ圧縮処
    理部と、通信路が復旧したときに解凍要求信号を受けて
    圧縮保存ファイルに格納されている圧縮データを解凍し
    て解凍メッセージを出力する保存メッセージ解凍処理部
    とを設けたことを特徴とする請求項1記載の計算機。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の計算機と請求項2記
    載のシステムコンソールとが通信路で接続された計算機
    システムであって、メッセージ保存処理部は、メッセー
    ジ保存処理を行う際に、メッセージ保存ファイルから保
    存データ数情報を取得し、メッセージ保存ファイルが満
    杯のときは、保存メッセージ圧縮処理部に圧縮要求信号
    を送信し、この信号を受けた保存メッセージ圧縮処理部
    は、メッセージ保存ファイルに格納されているデータを
    圧縮して圧縮保存ファイルに保存し、通信路が復旧した
    ときに解凍要求信号を受けた保存メッセージ解凍処理部
    は、圧縮保存ファイルに格納されているデータを解凍
    し、この解凍メッセージをシステムコンソールに送信す
    ることを特徴とする計算機システム。
  13. 【請求項13】 メッセージを生成するメッセージ出力
    要求部と、メッセージを送信するか保存するかをチェッ
    クするメッセージ保存チェック処理部と、メッセージを
    保存する必要があるか否かの情報を登録したメッセージ
    保存テーブルと、このメッセージ保存テーブルを参照し
    て、メッセージ出力要求部が生成したメッセージが保存
    する必要のあるものであるときには、そのメッセージを
    メッセージ保存ファイルに保存するメッセージ保存処理
    部と、メッセージ保存ファイルに保存された保存メッセ
    ージを出力する保存メッセージ出力処理部と、定期的に
    通信路チェック要求信号を送信し通信が正常に行われて
    いるか否かを監視する通信路チェック処理部と、メッセ
    ージ、通信路チェック要求信号などのシステムコンソー
    ルとの通信処理を実行する通信処理部と、複数のシステ
    ムコンソールの接続情報として接続先システムコンソー
    ルのアドレスを登録した接続コンソール状態管理テーブ
    ルと、この接続コンソール状態管理テーブルに従い、接
    続されているシステムコンソールの状態を常時監視し、
    前記複数のシステムコンソールの中で、故障が発生して
    いるシステムコンソールを発見する接続コンソールチェ
    ック部と、この接続コンソールチェック部がある1台の
    システムコンソールに対して故障を検知すると接続コン
    ソール状態管理テーブルからシステムコンソールアドレ
    ス情報を順次取得し、各システムコンソールに対して通
    信路チェックを繰り返し、通信に成功したコンソールに
    接続先を切り替える接続コンソール切替部とを備えた計
    算機。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の計算機と、請求項2
    記載の複数台のシステムコンソールが通信路で接続され
    た計算機システムであって、システムコンソールヘのメ
    ッセージや通信路チェック要求などのデータ送信によっ
    て通信処理部が異常を検出したとき、接続コンソール切
    替部は接続コンソール状態管理テーブルからシステムコ
    ンソールアドレス情報を順次取得し、各システムコンソ
    ールに対して通信路チェックを繰り返し、通信に成功し
    たシステムコンソールに接続先を切り替えることを特徴
    とする計算機システム。
  15. 【請求項15】 メッセージを生成するメッセージ出力
    要求部と、メッセージを送信するか保存するかをチェッ
    クするメッセージ保存チェック処理部と、メッセージを
    保存する必要があるか否かの情報を登録したメッセージ
    保存テーブルと、このメッセージ保存テーブルを参照し
    て、メッセージ出力要求部が生成したメッセージが保存
    する必要のあるものであるときには、そのメッセージを
    メッセージ保存ファイルに保存するメッセージ保存処理
    部と、メッセージ保存ファイルに保存された保存メッセ
    ージを出力する保存メッセージ出力処理部と、定期的に
    通信路チェック要求信号を送信し通信が正常に行われて
    いるか否かを監視する通信路チェック処理部と、メッセ
    ージ、通信路チェック要求信号などのシステムコンソー
    ルとの通信処理を実行する通信処理部と、複数のシステ
    ムコンソールの接続情報として接続先システムコンソー
    ルのアドレスを登録した接続コンソール状態管理テーブ
    ルと、故障通知信号により接続コンソール切替部が検出
    したシステムコンソールをメッセージ保存チェック処理
    部に通知するシステムコンソール故障認識部と、接続コ
    ンソール状態管理テーブルからシステムコンソールアド
    レス情報を順次取得し、各システムコンソールに対して
    通信路チェックを繰り返し、通信に成功したコンソール
    に接続先を切り替える接続コンソール切替部とを備えた
    計算機。
  16. 【請求項16】 故障を検出する故障検出部と、計算機
    に故障通知を通知するように通信処理部に依頼する故障
    通知部とを設けたことを特徴とする請求項2記載のシス
    テムコンソール。
  17. 【請求項17】 請求項15記載の計算機と、請求項1
    6記載の複数のシステムコンソールとが通信路で接続さ
    れた計算機システムであって、システムコンソールで故
    障が発生した場合に、その故障情報を計算機に即座に通
    知することにより計算機で各システムコンソールの状態
    を故障発生時点で認識し、メッセージ出力先システムコ
    ンソールの切替処理をリアルタイムで行うことを特徴と
    する計算機システム。
JP8061337A 1996-03-18 1996-03-18 計算機およびシステムコンソール並びにこれらを備えた計算機システム Pending JPH09251403A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011076483A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Fujitsu Ltd データ管理装置およびデータ管理プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011076483A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Fujitsu Ltd データ管理装置およびデータ管理プログラム

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Effective date: 20031216