JP2000137623A - 診断方法及び診断システム - Google Patents

診断方法及び診断システム

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JP2000137623A
JP2000137623A JP10310364A JP31036498A JP2000137623A JP 2000137623 A JP2000137623 A JP 2000137623A JP 10310364 A JP10310364 A JP 10310364A JP 31036498 A JP31036498 A JP 31036498A JP 2000137623 A JP2000137623 A JP 2000137623A
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time
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diagnostic
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JP10310364A
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English (en)
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Takamitsu Saito
孝充 斎藤
Masatoshi Takita
雅敏 瀧田
Hirochika Mano
弘誓 真野
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報処理システムに対する診断方法及び診断
システムに関し、診断の効率化を図る。 【解決手段】 情報処理システムを構成する診断対象装
置部9に、実行受付処理部2の制御によってハードアク
セス実行部4から診断データに従ったアクセス及び応答
受信を行う診断方法及び診断システムであって、フェー
ズ・スケジュール部3は、テーブルA(実行時間管理テ
ーブル)とテーブルB(実行フェーズ・スケジュール・
テーブル)とを有し、実行受付処理部2は、テーブルC
(実行履歴スケジュール・テーブル)とテーブルD(実
行開始位置判定テーブル)とを有し、自動診断受付部5
は、テーブルE(可変時間データ・テーブル)とテーブ
ルF(自動診断用パラメータ管理テーブル)とを有し、
診断実行時間の指定と、打ち切りか継続かの設定を行
い、継続設定により、指定時間内終了の診断の繰り返し
実行を可能とし、又指定時間内に終了しない診断の履歴
により、次の診断を次の順番から開始させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理システム
を診断する診断方法及び診断システムに関する。交換機
やデータ処理装置等の情報処理システムに於ける診断
は、障害発生検出により起動する自動診断と、保守者か
らのコマンド入力により起動するコマンド診断とに分け
ることができる。何れの場合も、効率良く診断を実行で
きることが要望されている。
【0002】
【従来の技術】交換機やデータ処理装置等の情報処理シ
ステムは、複数種類の複数の装置を含む構成が一般的で
あり、又重要な装置は二重化構成としている。又各装置
の状態情報を収集して障害を検出するシステム障害処理
部や、保守,診断等のコマンドを投入する保守端末を備
えている。
【0003】このような情報処理システムとしての例え
ば交換機の概要を図6に示すもので、31は各部を制御
するプロセッサ(CPU)、32はプログラム等を格納
する光磁気ディスク装置ユニット(MOU)、33はハ
ードディスク装置ユニット(HDU)、34はハブ(H
UB)、35はローカル・エリア・ネットワーク(LA
N)、36は保守端末(SCWS)、37はシステムバ
ス(SB)、38はプロセッサ・アクセス制御部(PS
A)、39は通話路スイッチ(SW)、40は回線対応
部(IF)である。
【0004】又情報処理システムの主要部は、図示を省
略しているが、二重化構成となっている。又システムバ
ス37等を介してハード構成のシステム障害処理部(図
示せず)が接続されている。又プロセッサ31は、呼情
報に従って通話路スイッチ39を制御し、加入者間の通
話路の形成,解放を行うものである。又システム障害処
理部による障害発生検出或いは保守端末36からのコマ
ンドにより、光磁気ディスク装置ユニット32又はハー
ドディスク装置ユニット33又は図示を省略したメイン
メモリに格納された診断プログラムを、プロセッサ31
によって実行するものである。
【0005】例えば、二重化構成のアクト側の装置をス
タンバイ側に切替え、このスタンバイ側に切替えられた
装置をアウト・オブ・サービス(OUS)状態とし、或
いは、同一種類の装置の中の障害発生装置をアウト・オ
ブ・サービス状態とし、これに対して、プロセッサ31
により診断プログラムを実行し、障害発生個所の探索を
行い、又パッケージ交換後等に於いて正常性確認等の為
の診断を実行することになる。
【0006】図7は診断データとフェーズとの説明図で
あり、情報処理システムを構成するハードウェアとし
て、XX装置と、XY装置と、XZ装置とを含む場合を
示し、又XX装置は、XXX,XXY,XXZ機能部を
含み、XY装置は、XYX,XYY,XYZ機能部を含
み、XZ装置は、XZX,XZY,XZZ機能部を含む
場合を示す。
【0007】このハードウェアに対応した診断の為のソ
フトウェアは、XX,XY,XZ装置対応の診断項目
と、診断プログラム実行部とを含み、各診断項目は、ア
クセステストと結果チェックテストとの単一或いは複数
の組合せをフェーズとして管理するものである。この場
合のアクセステストは、指定された装置や機能部に対し
てデータの書込みと読出し、或いは論理処理等を行わ
せ、結果チェックテストは、アクセステストの結果が予
定した内容であるか否かをチェックするものである。こ
れらのアクセステストと結果チェックテストとの内容を
診断データとし、診断プログラム実行部が、指定された
装置に対して順次診断データに従った診断を実行するこ
とになる。
【0008】又XX,XY,XZ装置対応の診断項目
は、複数の機能部対応のフェーズにより構成されてお
り、例えば、XX装置診断項目は、アクセステストと結
果チェックテストとの組を複数含むXXX,XXY,X
XZ機能部対応の診断フェーズを、フェーズa,b,c
とした場合を示す。又アクセステストと結果チェックテ
ストとの診断データに対して、それぞれテスト番号が付
与されている。
【0009】比較的大規模の情報処理システムに対する
診断は、診断プログラムも膨大となり、総てを実行する
と、診断実行時間が非常に長くなる。そこで、診断実行
時間を指定したり、又は診断対象装置を指定する手段が
知られている。又診断実行時間を指定すると共に、この
診断実行時間内に実行できるテスト項目数を算出し、こ
の算出されたテスト項目数の診断を実行した後に、その
診断を終了させる手段、或いは、優先順位に従って指定
時間内のテスト項目についての診断を行う手段も知られ
ている(例えば、特開平7−23898号公報参照)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】情報処理システムに対
する診断、例えば、保守端末36からのコマンド入力に
よる診断を実行する場合、保守者はフェーズ対応の診断
範囲を把握していない場合が一般的であるから、診断対
象装置を指定できる場合でも、全フェーズを実行するコ
マンドを入力することになる。
【0011】その為、診断実行時間は比較的長時間とな
り、何らかの都合により、その診断を中断することがあ
る。その場合、次に診断を再開する時、再び先頭のフェ
ーズから最終フェーズまで実行することになる。従っ
て、重複した診断を行うことにより、診断実行時間が長
くなる問題があった。
【0012】又情報処理システムのプロセッサの負荷が
大きい場合、診断プログラムを実行すると、通常の処理
に悪影響を及ぼすことから、一律に診断を中止するもの
であり、従って、早期に診断を実行する必要がある場合
でも、プロセッサの負荷が小さくなるまで待ち合わせと
なる問題があった。
【0013】又保守者は全フェーズについての実行時間
を認識できない場合が一般的であり、従って、時間指定
を行って診断を実行する場合、指定時間が経過した時
に、全フェーズの実行が終了していないことにより、障
害個所の指摘ができない場合がある。その場合、再度時
間指定を行って診断を実行することも可能であるが、結
局は、障害個所の指摘に要する時間が長くなる問題があ
った。又指定時間内に全フェーズの実行が終了すると、
その時点で診断を打ち切りとする場合が一般的であり、
ランダム的に発生する障害を特定することが困難な問題
があった。本発明は、情報処理システムの診断の効率化
を図ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の診断方法は、
(1)複数の診断データからなる複数のフェーズを含む
診断プログラムを実行して情報処理システムを診断する
診断方法であって、情報処理システムに於ける診断対象
装置部9に対する診断が新規か継続かを示す第1のパラ
メータと、打ち切りか継続かを示す第2のパラメータ
と、診断実行時間を指定する第3のパラメータとを設定
し、この第3のパラメータによる指定時間内に診断が終
了した時に、第2のパラメータに従って診断の打ち切り
か診断の繰り返し実行かを選択する過程を含むものであ
る。それによって、指定時間内に診断が終了した時に、
繰り返し診断を実行することにより、ランダム的に発生
する障害検出が容易となる。
【0015】又(2)診断打ち切りの場合に診断の履歴
を保持し、次の診断は打ち切りの診断位置の次の診断位
置から開始し、指定時間が短い場合でも、全フェーズに
よる診断を順次行うことが可能となる。又フェーズ対応
のカバレッジ度が大きい順で且つ指定時間内で実行でき
るように選択することにより、診断対象装置部9の障害
個所の指摘の迅速化を図るこができる。又システム負荷
が大きい時に診断実行時間を短くなるように診断実行時
間を指定することによって、他の処理に悪影響を与える
ことなく診断を実行することができる。
【0016】又本発明の診断システムは、(3)情報処
理システムを診断する診断システムであって、情報処理
システムの診断対象装置部9に対して診断データによる
アクセスと応答受信とを行うハードウェア実行部4と、
情報処理システムの診断が新規か継続かを示す第1のパ
ラメータと、打ち切りか継続かを示す第2のパラメータ
と、診断実行時間を指定する第3のパラメータとを設定
し、且つ前記ハードウェア実行部9を制御し、前記第3
のパラメータによる指定時間内に診断が終了した時に、
前記第2のパラメータに従って診断の打ち切りか診断の
繰り返し実行かを制御する実行受付処理部2と、指定し
た診断実行時間を監視する指定時間監視部1とを備えて
いる。
【0017】又(4)診断システムは、診断対象装置部
対応にフェーズ番号と実行時間とカバレッジ度とを示す
実行時間管理テーブル(テーブルA)と、フェーズ番号
を実行順に設定した実行フェーズ・スケジュール・テー
ブル(テーブルB)とを有するフェーズ・スケジュール
部3を備えている。又診断システムは、実行受付処理部
2は、診断対象装置部対応の診断打ち切り時の診断位置
を記憶した実行履歴スケジュール・テーブル(テーブル
C)と、この実行履歴スケジュール・テーブルを参照し
て診断対象装置部対応の診断開始位置を設定する実行開
始位置判定テーブル(テーブルD)とを備えている。
【0018】又(5)診断システムは、システム負荷に
応じた診断実行時間を設定した可変時間データ・テーブ
ル(テーブルE)を有し、システム障害処理部からの障
害検出による診断要求により、システム負荷管理部6か
らのシステム負荷を参照して、診断実行時間を設定する
自動診断受付部5を備えている。又実行受付処理部2
は、実行時間管理テーブル(テーブルA)を参照して、
指定時間内に実行可能のカバレッジ度が大きい順に、実
行フェーズ・スケジュール・テーブル(テーブルC)に
フェーズ番号を設定する構成を備えている。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の診断
システムの説明図であり、1は指定時間監視部、2は実
行受付処理部、3はフェーズ・スケジュール部、4はハ
ードアクセス実行部、5は自動診断受付部、6はシステ
ム負荷管理部、7はシステム時計管理部、8は診断受付
管理部、9は診断対象装置部を示す。この診断対象装置
部9は、情報処理システムを構成する複数の装置、即
ち、ハードウェアに対応する。又各部の機能は、プロセ
ッサ等の処理機能によって実現することも可能である。
【0020】システム時計管理部7は、交換機やデータ
処理装置等の情報処理システム内のハード時計又はソフ
ト時計に相当し、指定時間監視部1は、診断実行時間が
指定された時に、実行受付処理部2による制御に従って
システム時計管理部7を参照して、指定時間が経過した
か否かを監視するものである。又診断対象装置部9は、
前述のXX装置,XY装置,XZ装置等の情報処理シス
テムを構成する装置を示す。
【0021】又診断受付管理部8は、保守者等により入
力した指定装置,指定時間,その他のパラメータ等を含
むコマンドを受付け、或いは、自動診断受付部5からの
診断要求を受付けて、実行受付処理部2に診断要求を送
出し、診断結果情報を保守端末等へ送出する。又自動診
断受付部5は、情報処理システムのシステム障害処理部
からの障害検出の装置指定情報を基に診断受付管理部8
に診断要求を送出し、又情報処理システムのシステム負
荷管理部6からのシステム負荷情報を基に、診断実行時
間を選択指定するものである。
【0022】又実行受付処理部2は、診断対象装置部9
に対する診断が新規か継続かを示す第1のパラメータ
と、打ち切りか継続かを示す第2のパラメータと、診断
実行時間を指定する第3のパラメータとを基に、指定時
間内に実行するフェーズの選択や順序及び指定時間内に
診断が終了した時の診断の打ち切りか診断の繰り返し実
行かを選択する機能を備えている。又テーブルC,Dを
有し、第3のパラメータによる指定時間を基に、指定時
間監視部1に時間監視を指示する。そして、指定時間経
過時に、停止指示フラグを設定する機能を備えている。
【0023】又フェーズ・スケジュール部3は、診断対
象装置部9対応のフェーズの実行時間や実行順序等を格
納したテーブルA,Bを有し、テーブルA〜Dを参照し
て診断実行のスケジュール処理を行うものである。
【0024】又ハードアクセス実行部4は、実行受付処
理部2からの実行情報に含まれる指定装置に対して、指
定された開始フェーズ番号,開始テスト番号等に対応し
て、診断対象装置部9にアクセスし、その応答を受信
し、その実行結果情報を実行受付処理部2に転送する。
そして、停止指示フラグを監視し、停止指示フラグが設
定された時に、診断の為のアクセスを停止する。
【0025】又自動診断受付部5は、テーブルE,Fを
有し、システム障害処理部からの障害情報を受付けて、
診断受付管理部8を起動する。又システム負荷管理部6
は、情報処理システムのシステム負荷情報を収集し、そ
の負荷情報を自動診断受付部5に転送する。
【0026】フェーズ・スケジュール部3のテーブルA
は、図2のAに示す実行時間管理テーブルであり、装置
対応に、フェーズ番号と、このフェーズ番号によるフェ
ーズの実行時間と、このフェーズにより機能部の何パー
セントを診断できるかの診断範囲を示すカバレッジ度と
について管理するものである。図示のテーブルAは、或
る装置について、フェーズ番号1〜5による全実行時間
が37分で、指定装置の全体を診断できる場合を示す。
そして、その中のフェーズ番号1の診断データによる実
行時間は1分で、指定装置の全体の中の5%を診断で
き、又フェーズ番号2の診断データによる実行時間は8
分で、指定装置の全体の中の25%を診断できることを
示している。
【0027】又フェーズ・スケジュール部3のテーブル
Bは、図2のBに示す実行フェーズ・スケジュール・テ
ーブルであり、装置対応に、フェーズ実行順と、フェー
ズ番号とを管理する。例えば、或る装置に対するフェー
ズ実行順1〜5について、フェーズ番号1,5,4,
2,3の順番で実行する場合を示している。このフェー
ズ実行順は、後述のように、各種の条件に従って変更す
ることが可能のものである。
【0028】又実行受付処理部2のテーブルCは、図2
のCに示す実行履歴スケジュール・テーブルであり、装
置名と、前実行フェーズ番号と、前実行テスト番号と、
最終フェーズ番号と、最終テスト番号とを格納するもの
である。例えば、装置名HDU(ハードディスク装置ユ
ニット)について、前実行フェーズ番号が5、前実行テ
スト番号が30で、最終フェーズ番号が7、最終テスト
番号が100の場合を示し、前回の診断に於いて、フェ
ーズ番号5のテスト番号30まで診断を実行した履歴を
示す。
【0029】同様に、装置名CPU(プロセッサ)は、
前実行フェーズ番号が3、前実行テスト番号が12、最
終フェーズ番号が10、最終テスト番号が200の場合
を示し、装置名MOU(光磁気ディスク装置ユニット)
は、前実行フェーズ番号が2、前実行テスト番号が1
5、最終フェーズ番号が8、最終テスト番号が90の場
合を示している。
【0030】又実行受付処理部2のテーブルDは、図3
のDに示す実行開始位置判定テーブルであり、装置名に
対応した開始フェーズ番号と、開始テスト番号とを設定
するもので、テーブルCの実行履歴スケジュール・テー
ブル及びテーブルBの実行フェーズ・スケジュール・テ
ーブルを参照して、次の診断を開始する時の開始フェー
ズ番号と開始テスト番号とを設定するものである。
【0031】なお、図3のDに示す実行開始位置判定テ
ーブルの内容は、図2のCに示す実行履歴スケジュール
・テーブルの内容と関係なく設定した場合を示し、装置
名HDU(ハードディスク装置ユニット)の開始フェー
ズ番号は1、開始テスト番号は12、装置名SB(シス
テムバス)の開始フェーズ番号は3、開始テスト番号は
5、装置名CPU(プロセッサ)の開始フェーズ番号は
2、開始テスト番号は11の場合を示している。又新規
或いは前回全フェーズについて診断を実行した場合、開
始フェーズ番号及び開始テスト番号は、例えば、FF16
に設定することができる。
【0032】従って、指定時間経過或いは何らかの原因
によって診断を中止した場合、次に診断を開始する時
に、従来例のように、先頭フェーズから再び診断を開始
することなく、前回の診断に於いて中止したフェーズ番
号及びテスト番号の次の実行順に従ったフェーズ番号及
びテスト番号から開始することができる。それにより、
全フェーズについての診断を効率良く実行できる。
【0033】又自動診断受付部5のテーブルEは、図3
のEに示す可変時間データ・テーブルであり、装置名
と、システム負荷の大中小に対応した診断実行時間とを
定義したテーブルである。例えば、装置名HDU(ハー
ドディスク装置ユニット)は、システム負荷が大の時、
10分、中の時、30分、小の時、60分とし、又装置
名CPU(プロセッサ)は、システム負荷が大の時、8
分、中の時、25分、小の時、50分とした場合を示
す。即ち、システム負荷が小さい時は、プロセッサに余
裕があるから、診断実行時間を長くできることを示して
いる。同様に、装置名CPU,MOUについても診断実
行時間を設定している。
【0034】この可変時間データ・テーブルは、予めシ
ステム負荷の大中小の3段階に対応して診断実行時間を
設定したものであるが、システム負荷を更に細かくして
診断実行時間を設定することも可能である。又診断対象
装置部9対応に、システム負荷が大きい程、診断実行時
間が短くなるように、診断実行時間を簡単な演算によっ
て求めて設定することも可能である。
【0035】又自動診断受付部5のテーブルFは、図3
のFに示す自動診断用パラメータ管理テーブルであり、
装置名対応に各種のパラメータP1,P2等を設定する
ものである。この場合、パラメータP1は新規を示し、
パラメータP2は打ち切りを示しているが、第1のパラ
メータP1は、新規診断実行(例えば“1”)か又は継
続診断実行(例えば“0”)かを設定できるものであ
る。又第2のパラメータP2は、指定時間内終了の場合
の診断打ち切り(例えば“1”)か又は繰り返し(例え
ば“0”)かを設定できるものである。又図示を省略し
ているが、診断実行時間の指定を第3のパラメータP3
として設定できるものである。又このパラメータP3を
前述の可変時間データ・テーブルによって求めた診断実
行時間とすることもできる。又他の各種のパラメータを
設定することも可能である。
【0036】図4は本発明の実施の形態のフローチャー
トであり、装置指定、時間指定、パラメータP1,P2
を含む診断起動要求により(A1)、実行受付処理部2
は時間監視タスク生成を指示し(A2)、指定時間を指
定時間監視部1に転送する。指定時間監視部1は、ステ
ップ(A21)〜(A24)に従った処理を行う。そし
て、第1のパラメータP1の判定を行う(A3)。即
ち、パラメータ判定により、診断が新規か継続かを判定
する。
【0037】パラメータP1が新規(“1”)を示す場
合、無条件でテーブルB(実行フェーズ・スケジュール
・テーブル)のフェーズ実行順の1番からの実施を指示
する(A4)。又パラメータP1が継続(“0”)を示
す場合、テーブルC(実行履歴スケジュール・テーブ
ル)を参照し、前実行フェーズ番号と前実行テスト番号
とを基に、開始フェーズ番号と開始テスト番号とを示す
テーブルD(実行開始位置判定テーブル)を形成し(A
5)、テーブルCを初期化する(A6)。即ち、最終フ
ェーズ番号と最終テスト番号とは装置対応に定められて
いるから、診断実行の履歴としての前実行フェーズ番号
と前実行テスト番号とをクリアする。
【0038】そして、ステップ(A4),(A6)の後
に、フェーズ・スケジュール部3を起動し(A7)、診
断開始位置を判定する(A8)。即ち、テーブルD(実
行開始位置判定テーブル)の開始フェーズ番号と開始テ
スト番号とを読取り、診断開始位置を判定する。そし
て、診断開始位置の先頭フェーズから診断を開始し(A
10)、診断データに従った診断を実行する。即ち、実
行受付処理部3からの実行情報に従ってハードアクセス
実行部4から診断対象装置部9に対してアクセステスト
と結果チェックテストとを順次行うことになる。
【0039】そして、終了か否かを判定し(A11)、
終了でない場合は、停止指示フラグの設定の有無を判定
し(A12)、停止指示フラグが設定されてない場合
は、全フェーズの診断が終了しているか否かを判定し
(A15)、終了していない場合はステップ(A9)に
移行し、終了している場合は、タスク削除指示を行う。
又停止指示フラグが設定されている場合、その時のフェ
ーズ番号とテスト番号とを、診断実行の履歴として、テ
ーブルC(実行履歴スケジュール・テーブル)の前実行
フェーズ番号と前実行テスト番号として保存する(A1
3)。
【0040】又ステップ(A11)に於いて終了と判定
した場合、第2のパラメータP2について判定する(A
14)。パラメータP2が継続(“0”)を示す場合
は、ステップ(A9)に移行する。即ち、指定時間内に
終了した場合は、繰り返し診断を実行することになり、
ランダム的な障害検出が容易となる。又パラメータP2
が打ち切り(“1”)を示す場合は、終了とする。この
場合、テーブルC(実行履歴スケジュール・テーブル)
の前実行フェーズ番号と前実行テスト番号とを、新規の
状態のFF16として終了とする。
【0041】又ステップ(A2)に於ける実行受付処理
部2からの時間監視タスク生成指示に従って、指定時間
監視部1は、実行受付処理部2から転送された指定時間
(第3のパラメータP3)を基に、システム時計管理部
7から診断開始時刻を取得し(A21)、(診断開始時
刻)+(指定時間)=(終了予定時刻)を求め(A2
2)、この終了予定時刻と、システム時計管理部7によ
る時刻とを定期的に比較し、終了予定時刻か否かを判定
し(A23)、終了予定時刻となると、停止指示フラグ
を設定する(A24)。この停止指示フラグの設定の有
無を、前述のステップ(A12)に於いて判定するもの
である。又生成された時間監視タスクは、ステップ(A
15)に於ける全フェーズの終了判定により削除され、
指定時間監視部1は処理を終了する。
【0042】図5は本発明の実施の形態の指定時間によ
るフローチャートであり、指定時間内でカバレッジ度が
最大となるフェーズを選択して診断を実行する場合を示
す。初期条件として、フェーズ実行順番号をPno=
1、フェーズ数Pmax=N、指定時間Taを設定する
(B1)。
【0043】そして、テーブルA(実行時間管理テーブ
ル)に未検索データがあるか否かを判定する(B2)。
この場合、図示を省略しているが、選択されたフェーズ
対応に未検索フラグを設定し、又検索対象外としたフェ
ーズ対応に検索対象外フラグを設定し、何れのフラグも
設定されていないフェーズを未検索データとすることが
できる。又検索用のテーブルを用いることも可能であ
る。
【0044】そして、未検索データがなければ、ステッ
プ(B11)に移行し、未検索データがある場合は、テ
ーブルA(実行時間管理テーブル)からカバレッジ度が
最大のフェーズを検索する(B3)。そして、選択され
たフェーズの実行時間Tfは、残り時間Trをオーバー
するか否かを判定する(B4)。
【0045】この場合、Tf>Trであると、この選択
されたフェーズを指定時間Ta内で実行できないから、
検索対象外フラグを設定して、ステップ(B3)に於け
る検索対象外のフェーズとする(B10)。そして、ス
テップ(B2)に移行する。又Tf≦Trであると、選
択されたフェーズを指定時間Ta内で実行できるから、
テーブルBのPno(フェーズ実行順番号)に、この選
択されたフェーズ番号を設定し(B5)、Tr=Tr−
Tfとして次の残り時間Trを求める(B6)。そし
て,テーブルBに設定したフェーズは、ステップ(B
3)に於ける検索対象外のフェーズとし(選択済フラグ
を設定)(B7)、Pno=Pno+1とし(B8)、
Pno>Nか否かを判定する(B9)。
【0046】Pno>Nでない場合、全フェーズについ
て検索が終了していないので、ステップ(B2)に移行
する。又Pno>Nの場合は、ステップ(B11)に移
行する。このステップ(B11)は、テーブルB(実行
フェーズ・スケジュール・テーブル)に、指定時間内で
実行できるカバレッジ度の大きい順のフェーズが設定さ
れることにより、このフェーズ実行順に従って診断対象
装置部9に対する診断を実行させる。
【0047】又検索対象外フラグを設定して検索対象外
となったフェーズは、次回の検索に於ける優先度を高く
する。又ステップ(B6)に於いて求めた残り時間Tr
が0となった場合、検索終了としてステップ(B11)
に移行する制御を行う構成とすることもできる。この場
合も、指定時間内に実行できるカバレッジ度が大きい順
のフェーズが得られることにより、診断対象装置部9に
対する診断を実行することができる。
【0048】そして、検索済フラグが設定されたフェー
ズを除く、検索対象外フラグが設定されたフェーズ及び
未検索のフェーズを含めて、次回の検索処理時の優先度
を高くすることができる。このような選択優先度は、実
行時間管理テーブル等のフェーズ番号対応に、検索処理
終了毎に更新して、次回の検索を行わせることができ
る。又指定時間内で実行可能のカバレッジ度の大きい順
の選択手段は、テーブルの並べ替え等を適用することも
可能であり、又他の条件を付加して検索することも可能
である。
【0049】例えば、図2に示す内容のテーブルA(実
行時間管理テーブル)の場合、フェーズ番号1〜5の全
実行時間が37分であり、この場合に指定時間Taを3
5分とすると、ステップ(B1)に於ける初期設定は、
Pno=1、Pmax=5、Tr=35〔分〕となる。
そして、総て未検索データであるとすると、、ステップ
(B3)に於いてカバレッジ度が最大のフェーズ番号3
を選択することになる。又次のステップ(B4)に於い
て、選択されたフェーズ番号3の実行時間20〔分〕
は、残り時間Tr=35〔分〕をオーバーしていないの
で、ステップ(B5)に於いてテーブルB(実行フェー
ズ・スケジュール・テーブル)のフェーズ実行順1にフ
ェーズ番号3を設定する。
【0050】そして、ステップ(B6)に於いて、Tr
=Tr−Tf=35−20=15の残り時間Trを求め
る。次のステップ(B7)に於いてフェーズ番号3につ
いて検索済フラグを設定し、ステップ(B8)に於いて
フェーズ実行順番号Pnoを+1して、Pno=2と
し、ステップ(B9)に於いてPno>Nか否か判定す
る。この場合、全フェーズ数Nの値より小さいフェーズ
実行順番号であるから、ステップ(B2)に移行する。
【0051】そして、未検索データとして、フェーズ番
号1,2,4,5について最大カバレッジ度のフェーズ
を検索する。この場合、カバレッジ度25%のフェーズ
番号2が選択されて、テーブルBのフェーズ実行順番号
2にフェーズ番号2を設定する。又残り時間Trは、1
5−8=7となり、フェーズ番号2の実行時間は8
〔分〕であるから、残り時間Trをオーバーしていない
ので、このフェーズ番号2について検索済フラグを設定
し、次の検索の対象外とする。そして、フェーズ実行順
番号Pnoを+1し(Pno=3)、フェーズ数N=5
を超えていないので、ステップ(B2)に移行する。
【0052】そして、未検索データとして、フェーズ番
号1,4,5について最大カバレーッジ度のフェーズを
検索する。この場合、カバレッジ度20%のフェーズ番
号5が選択される。そして、このフェーズ番号5のフェ
ーズ実行時間は20分であり、残り時間Tr=7〔分〕
と比較すると、フェーズ実行時間はオーバーすることに
なり、フェーズ番号5について検索対象外フラグを設定
してステップ(B2)に移行する。
【0053】そして、未検索データとして、フェーズ番
号1,4について最大カバレッジ度のフェーズを検索す
る。この場合、カバレッジ度10%のフェーズ番号4が
選択される。このフェーズ番号4のフェーズ実行時間は
10分であり、残り時間Tr=7〔分〕をオーバーする
から、このフェーズ番号4についても検索対象外フラグ
を設定してステップ(B2)に移行する。
【0054】そして、未検索データとしてフェーズ番号
1が残っており、このフェーズ番号1のフェーズ実行時
間は5分であるから、残り時間Tr=7〔分〕をオーバ
ーしないので、テーブルBのフェーズ実行順番号3にフ
ェーズ番号1を設定し、残り時間Tr=7−5=2
〔分〕を求める。そして、このフェーズ番号1について
検索済フラグを設定し、フェーズ実行順番号Pnoを+
1し(Pno=4)、フェーズ数N=5を超えていない
ので、ステップ(B2)に移行する。
【0055】このステップ(B2)に於いては、フェー
ズ番号1,2,3について検索済フラグが設定され、フ
ェーズ番号4,5について検索対象外フラグが設定され
ているから、未検索データがないことになり、ステップ
(B11)に移行することになる。そして、フェーズ実
行順は、フェーズ番号3,2,1となり、フェーズ番号
4,5については次回の検索時に優先度を高くして、指
定時間内で終了するフェーズを選択することになる。
【0056】この場合、ステップ(B1)に於ける初期
設定時に、前回の検索対象外フラグをクリアすることに
より、ステップ(B2)に於ける未検索データと判定す
ることができ、又検索済フラグについては前回或いは前
々回と今回とを識別できるフラグとすることにより、未
検索データなしの場合に、前回或いは前々回の検索済フ
ラグをクリアして、未検索データとすることができる。
従って、前回検索対象外となったフェーズを今回優先的
に選択し、残り時間がある場合は、前回の検索済のフェ
ーズについて再度検索することができる。
【0057】このような処理により、前述の場合の検索
対象挿外のフェーズ番号4,5については、次回の検索
の優先度を高くし、例えば、指定時間30分とすると、
先ず、カバレッジ度20%のフェーズ番号5が選択さ
れ、次にカバレッジ度10%のフェーズ番号4が選択さ
れ、残り時間Trは、30−5−3=22〔分〕とな
り、次にカバレッジ度40%のフェーズ番号3が選択さ
れ、残り時間Trは2分となり、実行時間1分のフェー
ズ番号1が選択される。この場合のフェーズ番号5,
4,3,1の実行順となる。そして、次回は、フェーズ
番号2が優先的に選択されることになる。
【0058】又残り時間がなくなったことにより、検索
終了の場合、次回は未検索データについて、カバレッジ
度と実行時間とを基に検索し、カバレッジ度が大きいも
のから順に選択することになる。又フェーズによって
は、実行順が規定される場合がある。例えば、フェーズ
x,y,zの順に実行する必要があるが、他のフェーズ
a,b,c,・・・については実行順は変更可能の場
合、フェーズx,y,zを一つのフェーズと見做して、
前述のカバレッジ度と実行時間とを基に、指定時間内の
実行順の選択を行うことができる。
【0059】又テーブルEの可変時間データ・テーブル
を参照して診断実行時間を設定する場合に於いても、前
述の指定時間内に実行可能のフェーズを選択する場合と
同様に、システム負荷状態に対応した診断実行時間内
に、実行可能であると共にカバレッジ度の大きいフェー
ズから順に選択することができる。
【0060】本発明は、前述の各実施の形態にのみ限定
されるものではなく、種々付加変更することができるも
のであり、例えば、保守端末からは診断対象装置9とし
て装置名を指定するだけで、システム負荷に対応した診
断実行時間を指定し、その指定時間内で、カバレッジ度
の大きい順に実行可能のフェーズを選択して、診断を実
行することも可能である。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、指定時
間内で診断が終了した時に、第2のパラメータP2によ
って繰り返し診断を実行するように設定することも可能
であり、従って、ランダム的な障害についても繰り返し
診断を実行するにより、その障害個所の指摘が容易とな
る。又指定時間経過により診断が打ち切りとなった時、
診断実行履歴を記憶しておくことにより、次回の診断
を、前回の診断の順番の次の順番から開始することがで
きる。従って、順次、全フェーズについての診断を実行
することができる。又カバレッジ度の大きいフェーズか
ら診断実行を行うことにより、指定時間が短い場合で
も、障害個所の指摘の可能性が高くなり、効率の良い診
断を行うことができる。又システム負荷の大小に対応し
た診断実行時間を指定することにより、情報処理システ
ムの処理に悪影響を与えることなく、診断を実行できる
利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の診断システムの説明図で
ある。
【図2】本発明の実施の形態のテーブル構成の説明図で
ある。
【図3】本発明の実施の形態のテーブル構成の説明図で
ある。
【図4】本発明の実施の形態のフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態の指定時間によるフローチ
ャートである。
【図6】交換機の要部説明図である。
【図7】診断データとフェーズとの説明図である。
【符号の説明】
1 指定時間監視部 2 実行受付処理部 3 フェーズ・スケジュール部 4 ハードアクセス実行部 5 自動診断受付部 6 システム負荷管理部 7 システム時計管理部 8 診断受付管理部 9 診断対象装置部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 真野 弘誓 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5B048 AA05 CC04 DD02 FF05

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の診断データからなる複数のフェー
    ズを含む診断プログラムを実行して情報処理システムを
    診断する診断方法に於いて、 前記情報処理システムに於ける診断対象装置部に対する
    診断が新規か継続かを示す第1のパラメータと、打ち切
    りか継続かを示す第2のパラメータと、診断実行時間を
    指定する第3のパラメータとを設定し、該第3のパラメ
    ータによる指定時間内に診断が終了した時に、前記第2
    のパラメータに従って診断の打ち切りか診断の繰り返し
    実行かを選択する過程を含むことを特徴とする診断方
    法。
  2. 【請求項2】 前記診断対象装置部対応に、前記診断の
    打ち切りに於ける診断位置を実行診断スケジュール・テ
    ーブルに保持し、打ち切り診断位置の次の診断位置から
    次回の診断を実行する過程を含むことを特徴とする請求
    項1記載の診断方法。
  3. 【請求項3】 複数のフェーズのそれぞれの実行時間
    と、フェーズ対応の診断可能範囲を示すカバレッジ度と
    を基に、該カバレッジ度が大きい順で且つ指定時間内に
    実行できるフェーズを選択して診断を実行する過程を含
    むことを特徴とする請求項1又は2記載の診断方法。
  4. 【請求項4】 システム負荷を監視し、該システム負荷
    が大きい程、前記診断実行時間を短くするように指定す
    る過程を含むことを特徴とする請求項1乃至3の何れか
    1項記載の診断方法。
  5. 【請求項5】 情報処理システムを診断する診断システ
    ムに於いて、 前記情報処理システムの診断対象装置部に対して診断デ
    ータによるアクセスと応答受信とを行うハードウェア実
    行部と、 前記情報処理システムの診断が新規か継続かを示す第1
    のパラメータと、打ち切りか継続かを示す第2のパラメ
    ータと、診断実行時間を指定する第3のパラメータとを
    設定し、且つ前記ハードウェア実行部を制御し、前記第
    3のパラメータによる指定時間内に診断が終了した時
    に、前記第2のパラメータに従って診断の打ち切りか診
    断の繰り返し実行かを制御する実行受付処理部と、 前記指定した診断実行時間を監視する指定時間監視部と
    を備えたことを特徴とする診断システム。
  6. 【請求項6】 診断対象装置部対応にフェーズ番号と実
    行時間とカバレッジ度とを示す実行時間管理テーブル
    と、前記フェーズ番号を実行順に設定した実行フェーズ
    ・スケジュール・テーブルとを有するフェーズ・スケジ
    ュール部を備えたことを特徴とする請求項5記載の診断
    システム。
  7. 【請求項7】 前記実行受付処理部は、診断対象装置部
    対応の診断打ち切り時の診断位置を記憶した実行履歴ス
    ケジュール・テーブルと、該実行履歴スケジュール・テ
    ーブルを参照して診断対象装置部対応の診断開始位置を
    設定する実行開始位置判定テーブルとを備えたことを特
    徴とする請求項5又は6記載の診断システム。
  8. 【請求項8】 システム負荷に応じた診断実行時間を設
    定した可変時間データ・テーブルを有し、システム障害
    処理部からの障害検出による診断要求により、システム
    負荷管理部からの前記システム負荷を参照して、診断実
    行時間を設定する自動診断受付部を備えたことを特徴と
    する請求項5乃至7の何れか1項記載の診断システム。
  9. 【請求項9】 前記実行受付処理部は、前記実行時間管
    理テーブルを参照して、指定時間内に実行可能の前記カ
    バレッジ度が大きい順に前記実行フェーズ・スケジュー
    ル・テーブルにフェーズ番号を設定する構成を備えたこ
    とを特徴とする請求項5乃至8の何れか1項記載の診断
    システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004206713A (ja) * 2002-12-20 2004-07-22 General Electric Co <Ge> 遠隔サービス配信のための中央側アーキテクチャ
JP2015103105A (ja) * 2013-11-26 2015-06-04 株式会社リコー 通信装置、通信システム、及び通信プログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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