JP2000244515A - Vp監視方法、vp切替方法、vp復旧方法、ノ―ド、及びvp復旧システム - Google Patents

Vp監視方法、vp切替方法、vp復旧方法、ノ―ド、及びvp復旧システム

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JP2000244515A
JP2000244515A JP4145999A JP4145999A JP2000244515A JP 2000244515 A JP2000244515 A JP 2000244515A JP 4145999 A JP4145999 A JP 4145999A JP 4145999 A JP4145999 A JP 4145999A JP 2000244515 A JP2000244515 A JP 2000244515A
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JP4145999A
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English (en)
Inventor
Shogo Okanishi
将悟 岡西
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 VPに障害が発生した場合に、高速、かつ高
信頼度のVP切替処理技術を提供すること。 【解決手段】 運用系VP(Virtual Path )と予備系
VPとを備えたネットワークシステムにおけるVP監視
方法であって、定周期毎にセルの送受信を予備系VPに
より行うことによって前記予備系VPの通信障害を定周
期毎に監視し、運用系VPに通信障害が発生した場合
は、前記運用系VP、及び前記予備系VPのいずれか一
方の通信状態が正常に回復するまで当該ネットワークの
使用する通信を待機させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冗長システムで構
成されたネットワークにおけるコネクションの復旧処理
の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、多くのネットワークでは、そのネ
ットワークのコネクションに障害が発生した場合に備え
て、運用系VP(Virtual Path )と予備系VPとを備
えている。例えば、その運用系VPに障害が発生した場
合に、その運用系VPから予備系VPへの切替処理を行
うことによって、コネクションのバックアップを行って
いた。又、従来では、そのVPの切替処理が正常に行え
無かった場合、タイマ制御(15分間隔)により、繰り
返しVP切替を行う復旧処理が行われていた。例えば、
VPの切替用のSWの故障により切替が出来ない場合、
15分間隔で復旧の為のVP切替処理が行われていた。
【0003】次に従来の技術について説明する。図12
は、従来のコネクションの復旧処理の構成を示す図であ
る。図13は、従来のノードの復旧処理手段の構成を示
す図である。図14は、従来の復旧処理のフローチャー
トである。上記の図面に基づいて従来のVPの復旧処理
について説明する。
【0004】正常時には、図12に示す運用系VPを介
してノード121とノード122との通信が行われてい
る。ここで、この運用系VPに障害が発生した場合、ノ
ード121とノード122との通信が遮断される。この
場合、ノード121側の復旧処理を開始する。まず、予
備系VPを介してノード121は、切替要求メッセージ
をノード122に向けて送信する。この切替要求メッセ
ージを受信したノード122は、SW102を予備系側
へ切替る。そして、予備系VPを介してノード122
は、切替応答メッセージをノード121に向けて送信す
る。この切替応答メッセージを受信したノード121
は、SW101を予備系側へ切替る。この切替処理によ
りコネクションの復旧が行われる。
【0005】一方、ノード121はSW101の故障で
予備系側への切替が出来なかった場合は、図13に示す
切替制御手段V6が、復旧フラグ状態テーブルV7をO
Nにすると共に、15分タイマ手段A1をスタートさせ
る。この状態においては図12の123であり、図14
ではステップ140である。上記状態において15分経
過すると15分タイマ手段A1は、タイムアウト信号を
VP切替復旧処理判定手段V2に出力し(ステップ14
1)、この信号を受信したVP切替復旧処理判定手段V
2は、復旧フラグ状態テーブルV7及び切替モード状態
テーブルV13の内容に基づいて復旧処理判定を行う。
その復旧処理判定は、復旧フラグがONで、かつ、切替
モードが自動の場合に、復旧処理開始と判定される(ス
テップ142)。そして、復旧処理開始と判定された場
合、復旧処理判定手段V2は冗長構成検索手段A3に冗
長構成検索指示を送信する。その冗長構成検索指示を受
信した冗長構成検索手段A3は、冗長構構成管理テーブ
ルA12から運用系、及び予備系を検索する。そして、
冗長構成検索手段A3は、検索した運用系、及び予備系
からのメッセージを受信したか否かの問い合わせを前受
信メッセージ有無判定手段A4に行う(ステップ14
3)。
【0006】前記ステップ143の結果、前受信メッセ
ージが無しの場合、前受信メッセージ有無判定手段A4
は、故障状態チェック指示を自局故障状態チェック手段
V3に送信する。この指示を受けた自局故障状態チェッ
ク手段V3は、故障状態管理テーブルA14の内容を読
み出し、その内容に基づいて自局の故障状態を判定する
(ステップ144)。この判定の結果、両系(運用系及
び予備系)故障の場合は処理を終了する。
【0007】又、前記ステップ144による判定の結
果、運用系が故障で無い場合は、運用系切替要求を相手
ノードに送信する旨の情報をメッセージ送信手段V4に
送信する(ステップ147)。一方、前記ステップ14
4による判定の結果、運用系故障の場合は、自局故障状
態チェック手段V3は、予備系への切替要求を対局に向
けて送信する旨の情報をメッセージ送信手段V4に送信
する(ステップ148)。
【0008】一方、前記ステップ143の判定の結果、
前受信有りの場合、前受信メッセージ有無判定手段A4
は、故障状態チェック指示を自局故障状態チェック手段
V3に送信する。この指示を受けた自局故障状態チェッ
ク手段V3は、故障状態管理テーブルA14の内容を読
み出し、その内容に基づいて自局の故障状態を判定する
(ステップ145)。
【0009】このステップ145の判定の結果、自局故
障無しの場合、自局故障状態チェック手段V3は、故障
状態チェック指示を対局故障状態チェック手段T4に送
信する。この指示を受信した対局故障状態チェック手段
T4は、前受信メッセージに基づいて対局の故障状態を
判定する(ステップ146)。このステップ146の判
定の結果、対局故障無しの場合、メッセージ送信手段V
4は、運用系切替要求メッセージを対局に向けて送信す
る(ステップ149)。一方、前記ステップ146の判
定の結果、対局故障有りの場合、メッセージ送信手段V
4は、対局正常(運用)系の切替要求メッセージを対局
に向けて送信する(ステップ14A)。
【0010】一方、前記ステップ145の判定の結果、
自局故障有りの場合、メッセージ送信手段V4は、自局
正常系の切替要求メッセージを対局に向けて送信する
(ステップ14B)。次に、ステップ147、148、
149、14A、又は14Bの送信処理を終えたメッセ
ージ送信手段V4は、メッセージ受信手段V5に受信待
ちの指示を送信する。この指示を受信したメッセージ受
信手段V5は、応答メッセージの受信有り無しを判定す
る(ステップ14C)。
【0011】このステップ14Cの判定の結果、受信有
りと判定され、かつ、その応答メッセージがNG応答の
場合、メッセージ受信手段V5は、処理を終了させる。
一方、前記ステップ14Cの判定の結果、受信有りと判
定され、かつ、その応答メッセージがOK応答の場合、
メッセージ受信手段V5は、切替制御手段V6に切替制
御指示を送信する。一方、前記ステップ14Cの判定の
結果、受信無しと判定された場合、メッセージ受信手段
V5は、メッセージ送信手段V4にリトライ指示を送信
する。
【0012】この指示を受信したメッセージ送信手段V
4は、再送信(前回に行ったステップ147、148、
149、14A、又は14Bの送信)を行う。そして、
メッセージ受信手段V5に受信待ちの指示を送信する。
ここで、メッセージ送信手段V4は、規定回数分再送信
を行う。そして、メッセージ送信手段V4は、規定回数
分再送信しても応答メッセージが無い場合には、最終的
に受信無しと判定し、処理を終了する(ステップ14
D)。
【0013】一方、メッセージ受信手段V5から切替制
御指示を受信した切替制御手段V6はVRT(Virtual
path Routing Table:バーチャルパス ルーティング
テーブル)の設定を行う。この設定の結果が正常で無
い(NG)場合、切替制御手段V6は処理を終了させ
る。又、この設定が正常(OK)の場合、切替制御手段
V6は15分タイマ手段A1に復旧フラグ変更の指示を
送信する(ステップ14E)。
【0014】この指示を受信した15分タイマ手段A1
は、復旧フラグをOFFに書き換え、処理を終了させる
(ステップ14F)。上記の説明はノード121につい
て行ったが、同様な処理をノード122も行う。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
技術では、以下に説明する問題点があった。第一の問題
点は、VPの切替が失敗した場合に一定時間(15分
間)は復旧処理が開始されなかったことである。この
為、故障の原因が解除されても、復旧処理が開始されな
かった。例えば、VPを切替える為のSW状態(正常又
は異常)及びVPの切替モード(自動モード又は手動モ
ード)に変化があっても復旧処理が一定時間は開始され
ず、正常状態にも戻ったにも関わらず回線断となってし
まうケースが生じた。
【0016】第二の問題点は、1つのVPの切替え処理
に多くの時間が掛っていたことである。この為、同時に
多くのVPを切替る場合、処理時間が長くなっていた。
又、実際の運用時においては回線断となる時間も長くな
っていた。第三の問題点は、不要な切替が起こりやすか
ったことである。この為、一方のノードは切替制御を正
常に完了できたが、他方のノードは正常に完了でき無い
場合が生じた。
【0017】そこで、本発明の目的は、上記問題点を解
決し、高速、かつ高信頼度のVP切替復旧処理の技術を
提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決する為の手段】上記目的を達成する本発明
は、運用系VP(Virtual Path )と予備系VPとを備
えたネットワークシステムにおけるVP監視方法であっ
て、定周期毎にセルの送受信を予備系VPにより行うこ
とによって前記予備系VPの通信障害を定周期毎に監視
することを特徴とする。
【0019】これにより運用系VPに通信障害が発生す
る前に予備系VPの状態を把握することができる。又、
上記目的を達成する本発明は、複数のノードを有し、各
ノードは運用系VP(Virtual Path )と予備系VPと
によって接続されたネットワークにおけるノードのVP
監視方法であって、所定の周期毎に自ノードにおけるコ
ネクションの状態を示す状態情報を付加した要求セルを
生成し、予備系VPを介して前記要求セルを自局のノー
ドと接続されている対局のノードに向けて送信するステ
ップと、対局のノードからの要求セルの受信に応答して
自ノードの状態情報を付加した応答セルを生成し、前記
予備系VPを介して前記応答セルを前記対局ノードに向
けて送信するステップと、要求セル及び応答セルの受信
状態と、前記要求セル及び応答セルに付加されている状
態情報とに基づいて運用系VP、及び予備系VPの状態
を監視するステップとを有することを特徴とする。
【0020】これらのステップにより運用系VPの状態
と予備系VPの状態とを把握することができる。又、上
記目的を達成する本発明は、複数のノードを有し、各ノ
ードは運用系VP(Virtual Path )と予備系VPとに
よって接続されたネットワークにおいて、前記ネットワ
ークのコネクションに障害が発生した場合のノードによ
るVP切替方法であって、所定の周期毎に自ノードにお
けるコネクションの状態を示す状態情報を付加した要求
セルを生成し、予備系VPを介して前記要求セルを自局
のノードと接続されている対局のノードに向けて送信す
るステップと、対局のノードからの要求セルの受信に応
答して自ノードの状態情報を付加した応答セルを生成
し、前記予備系VPを介して前記応答セルを前記対局の
ノードに向けて送信するステップと、運用系VPのコネ
クションに障害が発生した場合、前記運用系VPに接続
されている対局のノードから予備系VPを介して受信し
た要求セル及び応答セルの受信状態と、前記要求セル及
び応答セルに付加されている状態情報とに基づいて運用
系VP及び予備系VPの状態を判断させ、判断の結果、
予備系VPに障害が発生している場合には運用系VPか
ら予備系VPへの切替処理を行わず、運用系VP又は予
備系VPのいずれか一方の復旧まで切替処理を待機させ
るステップとを有することを特徴とする。
【0021】これらのステップより運用系VPに通信障
害が発生した場合、障害がある予備系VPへの無駄な切
替処理が行われることを回避できる。又、上記目的を達
成する本発明は、複数のノードを有し、各ノードは運用
系VP(Virtual Path )と予備系VPとによって接続
されたネットワークにおいて、前記ネットワークのコネ
クションに障害が発生した場合のノードによるVP復旧
方法であって、所定の周期毎に自ノードにおけるコネク
ションの状態を示す状態情報を付加した要求セルを生成
し、予備系VPを介して前記要求セルを自局のノードと
接続されている対局のノードに向けて送信するステップ
と、対局のノードから要求セルの受信に応答して自ノー
ドの状態情報を付加した応答セルを生成し、前記予備系
VPを介して前記応答セルを前記対局のノードに向けて
送信するステップと、運用系VPのコネクションに障害
が発生した場合、前記運用系VPに接続されている対局
のノードから予備系VPを介して受信した要求セル及び
応答セルの受信状態と、前記要求セル及び応答セルに付
加されている状態情報とに基づいて運用系VP、及び予
備系VPの状態を判断するステップと、前記判断の結
果、予備系VPに障害が発生していると判断した場合に
は、運用系VPから予備系VPへの切替処理を行わず、
運用系VP又は予備系VPのいずれか一方の復旧まで切
替処理を待機し、前記判断の結果、予備系VPに障害が
発生してい無いと判断した場合には運用系VPから予備
系VPへの切替処理を行なってVPを復旧するステップ
とを有することを特徴とする。
【0022】又、前記VPを復旧するステップは、運用
系VPのコネクションに障害が発生している場合に、予
備系VPを介して受信した要求セル及び応答セルの受信
状態と前記要求セル及び応答セルに付加されている状態
情報と自ノードの状態情報とに基づいて運用系VP及び
予備系VPの状態を判断させるステップと、前記判断の
結果、運用系VPの障害が解除されていると判断された
場合には待機させられていた切替処理を解除し運用系V
Pへの切替処理を行わせ、前記判断の結果、予備系VP
のみ障害が解除されていると判断された場合には待機さ
せられていた切替処理を解除し予備系VPへの切替処理
を行わせ、前記判断の結果、運用系VP及び予備系VP
共に障害が発生していると判断された場合には運用系V
P又は予備系VPのいずれか一方の復旧まで切替処理を
更に待機せるステップとを更に有することを特徴とす
る。
【0023】これらのステップにより、VPの障害が解
除されたことに応答して復旧処理が開始できる。又、前
記要求セルを生成する際に、該要求セルを他の要求セル
と識別する為の識別情報を付加するステップと、前記対
局のノードから要求セルの受信に応答して自ノードの状
態情報が付加された応答セルを生成する際に、該要求セ
ルに付加されている識別情報を該応答セルに付加するス
テップとを更に有することを特徴とする。
【0024】又、前記予備系VPの状態を判断するステ
ップは、予備系VPを介して送信した要求セルの識別情
報と、前記予備系VPを介して受信した応答セルの識別
情報とを比較するステップと、前記比較の結果、前記要
求セルと前記応答セルとの識別情報が一致した場合は、
前記予備系VPの通信路に障害が発生してい無いと判断
するステップと、前記比較の結果、前記要求セルと前記
応答セルとの識別情報が一致し無い場合は、前記予備系
VPの通信路に障害が発生していると判断するステップ
とを有することを特徴とする請求項4から請求項6に記
載のVP復旧方法。
【0025】又、前記予備系VPの状態を判断するステ
ップは、対局からの応答セルを所定時間内に予備系VP
を介して受信出来たか否かを検出するステップと、前記
検出の結果、所定時間内に受信出来無い場合は、前記予
備系VPに障害が発生していると判断するステップとを
有することを特徴とする。
【0026】又、前記状態情報は、VPの切替が手動モ
ード又は自動モードいずれかの状態であることを示す情
報であることを特徴とする。又、前記状態情報は、VP
の切替SWの状態が正常又は異常いずれかの状態である
ことを示す情報であることを特徴とする。
【0027】又、前記状態情報は、VPの通信路の状態
が正常又は異常いずれかの状態であることを示す情報で
あることを特徴とする。又、上記目的を達成する本発明
は、複数のノードを有し、各ノードは運用系VP(Virt
ual Path )と予備系VPとによって接続されたネット
ワークにおいて、前記ネットワークのコネクションに障
害が発生した場合のノードによるVP復旧方法であっ
て、所定の周期毎に自ノードにおけるコネクションの状
態を示す状態情報を付加した要求セルを生成し、予備系
VPを介して前記要求セルを自局のノードと接続されて
いる対局のノードに向けて送信するステップと、対局の
ノードから要求セルの受信に応答して自ノードの状態情
報を付加した応答セルを生成し、前記予備系VPを介し
て前記応答セルを前記対局のノードに向けて送信するス
テップと、運用系VPのコネクションに障害が発生した
場合、前記運用系VPに接続されている対局のノードか
ら予備系VPを介して受信した要求セル及び応答セルの
受信状態と、前記要求セル及び応答セルに付加されてい
る状態情報とに基づいて運用系VP、及び予備系VPの
状態を判断する第一判断ステップと、前記第一判断ステ
ップの結果、予備系VPに障害が発生していると判断し
た場合には運用系VPから予備系VPへの切替を行わな
いステップと、前記第一判断ステップの結果、予備系V
Pに障害が発生してい無いと判断した場合には運用系V
Pから予備系VPへの切替を行わせるステップと、運用
系VPのコネクションに障害が発生している場合に、前
記運用系VPの予備系VPを介して受信した要求セル及
び応答セルの受信状態と前記要求セル及び前記応答セル
に付加されている状態情報と自ノードの状態情報とに基
づいて運用系VP及び予備系VPの状態を判断させる第
二判断ステップと、前記第二判断ステップの結果、運用
系VPに障害が発生してい無いと判断した場合には運用
系VPへの切替を行わせるステップと、前記第二判断ス
テップの結果、予備系VPのみ障害が発生してい無いと
判断した場合には予備系VPへの切替を行わせるステッ
プと、前記第二判断ステップの結果、運用系VP、及び
予備系VP共に障害が発生していると判断した場合に
は、運用系VP及び予備系VPへの切替を行わないステ
ップとを有することを特徴とする。
【0028】又、上記目的を達成する本発明は、運用系
VP(Virtual Path )と予備系VPとを備えたネット
ワークシステムにおけるノードであって、記憶装置と、
前記記憶装置に自ノードにおけるコネクションの状態を
示す状態情報を記憶させる手段と、所定の周期毎に前記
記憶装置に記憶された自ノードの状態情報を読出させて
該自ノードの状態情報を付加させた要求セルを生成さ
せ、予備系VPを介して前記要求セルを自局のノードと
接続されている対局のノードに向けて送信させる手段
と、対局のノードからの要求セルの受信に応答して前記
記憶装置に記憶された自ノードの状態情報を読出させて
該自ノードの状態情報を付加させた応答セルを生成さ
せ、前記予備系VPを介して前記応答セルを前記対局の
ノードに向けて送信させると共に、前記記憶装置に前記
要求セルに付加されている対局のノードの状態情報を前
記記憶装置に記憶させる手段と、要求セル及び応答セル
の受信状態と、前記記憶装置に記憶されている自ノード
及び対局のノードの状態情報とに基づいて運用系VP、
及び予備系VPの状態を示す信号を出力させる手段とを
有することを特徴とする。
【0029】又、上記目的を達成する本発明は、複数の
ノードを有し、ネットワークのコネクションに障害が発
生した場合、そのコネクションを復旧する為のVP復旧
システムであって、運用系VP(Virtual Path )と予
備系VPとを備え、各ノードの間は、運用系VP及び予
備系VPで接続され、各ノードは記憶装置を有し、前記
記憶装置に自ノードにおけるコネクションの状態を示す
状態情報を記憶させる手段と、各ノードは、所定の周期
毎に前記記憶装置に記憶された自ノードの状態情報を読
出させて該自ノードの状態情報を付加させた要求セルを
生成させ、予備系VPを介して前記要求セルを自局のノ
ードと接続されている対局のノードに向けて送信させる
手段と、各ノードは、対局のノードからの要求セルの受
信に応答して前記記憶装置に記憶された自ノードの状態
情報を読出させて該自ノードの状態情報を付加させた応
答セルを生成させ、前記予備系VPを介して前記応答セ
ルを前記対局のノードに向けて送信させると共に、前記
記憶装置に前記要求セルに付加されている対局のノード
の状態情報を前記記憶装置に記憶させる手段と、各ノー
ドは、要求セル及び応答セルの受信状態と、前記記憶装
置に記憶されている自ノード及び対局のノードの状態情
報とに基づいて運用系VP及び予備系VPの状態を示す
状態信号を出力させる手段と、コネクションに障害が発
生した場合、コネクションの異常を示す異常信号を出力
する手段と、前記異常信号に応答し、かつ前記状態信号
に基づいて運用系VPが正常な場合には、運用系VPの
通信を復旧させる手段と、前記異常信号に応答し、かつ
前記状態信号に基づいて予備系VPのみ正常な場合に
は、運用系VPから予備系VPへの切替えを行い通信を
復旧させる手段と、前記異常信号に応答し、かつ前記状
態信号に基づいて運用系VP及び予備系VPが共に異常
な場合、復旧処理を待機させる手段とを有することを特
徴とする。
【0030】又、前記状態情報は、VPの切替が手動モ
ード又は自動モードいずれかの状態であることを示す情
報であることを特徴とする。又、前記状態情報は、VP
の切替SWの状態が正常又は異常いずれかの状態である
ことを示す情報であることを特徴とする。
【0031】又、前記状態情報は、VPの通信路の状態
が正常又は異常いずれかの状態であることを示す情報で
あることを特徴とする。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を下記
の図に基づいて説明する。図1は、定周期監視における
構成を示す図である。図2は、VP切替復旧処理手段の
構成を示す図である。図3は、定周期セルのフォーマッ
トを示す図である。図4は、受信した定周期セルの判定
処理のフローチャートである。図5は、VP切要求メッ
セージの送信処理のフローチャートである。図6は、V
P切替要求メッセージを受信した場合のVP切替処理の
フローチャートである。図7は、復旧処理のフローチャ
ートである。
【0033】図1中、A、及びBはノードであり、ノー
ドAとノードBは、0系及び1系の2系統のVPで接続
される。0系VPは、現在運用系に設定され、通常の通
信が行われる。又、1系VPは、現在予備系に設定さ
れ、本発明による定周期監視が行われる。1はノードA
のVP切替復旧処理手段であり、SW1を制御してVP
の切替処理を行うものである。
【0034】2はノードAの定周期監視手段であり、定
周期セルを生成し送信する送信部221と、定周期セル
を受信する受信部222と、対局のノードの状態を判定
する判定部223とから構成される。又、ノードBもノ
ードAと同様の構成である。次に、VP切替復旧処理手
段1及び定周期監視手段2の構成について説明する。
【0035】前記VP切替復旧処理手段1は図2に示し
た如く、記憶部211及び切替手段部212から構成さ
れる。この記憶部211は自ノードの状態が格納される
テーブルである。記憶部211は復旧フラグ状態テーブ
ルV7と、自局0系故障状態テーブルV8と、自局1系
故障状態テーブルV9と、自局SW状態テーブルV10
と、自局選択系テーブルV11と、自局切替結果テーブ
ルV12と、切替モード状態テーブルV13から構成さ
れる。又、切替手段部212は、VP切替復旧処理トリ
ガ検出手段V1と、復旧処理判定手段V2と、自局故障
状態チェック手段V3と、メッセージ送信手段V4と、
メッセージ受信手段V5と、切替制御手段V6と、切替
判定手段V14とから構成される。
【0036】前記定周期監視手段2は図2に示した如
く、送信部221と受信部222と判定部223とから
構成される。この送信部221は、要求定周期セル送信
手段T2と応答定周期セル送信手段T11とSeria
l No保持テーブルT3とから構成される。又、受信
部222は、定周期セル受信手段T1から構成される。
又、判定部223は、対局故障状態チェック手段T4と
対局0系故障状態テーブルT5と対局1系故障状態テー
ブルT6と対局SW状態テーブルT7と対局選択系テー
ブルT8と対局切替結果テーブルT9と対局切替モード
テーブルT10とから構成される。
【0037】次に、定周期監視手段2の送信部221か
ら送信される定周期セルのフォーマットについて説明す
る。図3に示した如く、定周期セルは、5byteのヘ
ッダと48byteのペイロードとから構成される。本
発明による定周期セルでは、このペイロードに以下に説
明する情報を格納し、付加する。
【0038】301はSerial No部であり、自
ノードが生成する複数の定周期セルから1つの定周期セ
ルを識別する為のSerial Noが格納される。例
えば、初めに1がSerial No部301に格納さ
れ、送信する定周期セル毎に順次インクリメントされた
Serial NoがSerial No部301に格
納される。又、このSerial Noは、送信直前に
Serial No保持テーブルT3にも格納される。
【0039】302は切替モード部であり、自局切替モ
ード状態テーブルV13の内容が格納される。例えば、
SW1が「自動モード」である場合、0が格納される。
又、SW1が「手動モード」である場合、1が格納され
る。303は0系状態部であり、自局0系故障状態テー
ブルV8の内容が格納される。例えば、自局0系の状態
が「正常」である場合、0が格納される。又、自局0系
故のが「故障」である場合、1が格納される。
【0040】304は1系状態部であり、自局1系の状
態テーブルV9の内容が格納される。例えば、自局1系
の状態が「正常」である場合、0が格納される。又、自
局1系の状態が「故障」である場合、1が格納される。
305は、SW状態部であり、自局SW状態テーブルV
10の内容が格納される。例えば、SW1の状態が「正
常」である場合、0が格納される。又、SW1の内容が
「故障」である場合、1が格納される。
【0041】306は、選択系部であり、自局選択系テ
ーブルV11の内容が格納される。例えば、自局が「0
系VP」を運用系に選択している場合、0が格納され
る。又、自局が「1系VP」を運用系に選択している場
合、1が格納される。307は、前回切替結果部であ
り、自局切替結果テーブルV12の内容が格納される。
例えば、前回のVP切替結果が「正常」である場合、0
が格納される。又、前回のVP切替結果が「失敗」であ
る場合、1が格納される。
【0042】308は、セル種別部であり、要求定周期
セル(Local)、又は応答定周期セル(RemoT
e)が格納される。定周期毎に生成した定周期セルを送
信する場合、又は応答定周期セルを受信して要求定周期
セルを送信する場合は、Localを選択する。又、要
求定周期セルの応答として送信する場合は、RemoT
eを選択する。例えば、「Local」が選択された場
合、0が格納される。又、「RemoTe」が選択され
た場合、1が格納される。
【0043】次に、第一の実施形態の動作について説明
する。上記に説明した定周期セルの送受信は、ハンドシ
ェイク型の通信方式をとる。まず、ノードAの定周期監
視手段2は、所定の周期毎にノードAの状態情報を付加
し、た要求定周期セルを生成する。そして、この要求定
周期セルのセル種別を「Local」とし、予備系VP
を介してノードBに向けて送信する。例えば、図1に示
す定周期セル1A、及び2Aである。同様にノードBか
らノードAに向けて送信される要求定周期セルは、図1
に示す定周期セル1B、及び2Bである。
【0044】又、ノードAの定周期監視手段2は、予備
系VPを介してノードBから要求定周期セルを受信した
場合、ノードAの状態情報を付加した応答定周期セルを
生成する。そして、この応答定周期セル1BAのセル種
別を「RemoTe」とし、予備系VPを介してノード
Bに向けて送信する。例えば、図1に示す定周期セル1
B、及び2Bに対する応答定周期セルは、定周期セル1
BA、及び1BAである。同様に定周期セル1A、及び
2Aに対する応答定周期セルは、定周期セル1AB、及
び1ABである次に、この要求定周期セル及び応答定周
期セルである定周期セルを受信した場合の処理について
説明する。この状態は図5のステップ41である。
【0045】まず、予備系VPを介して定周期セルを受
信した定周期セル受信手段T1は、この受信した定周期
セルのセル種別部308の内容を読み出し、その内容に
基づいてセル種別の判定を行う(ステップ42)。この
ステップ42の判定の結果、定周期セルが要求定周期セ
ルの場合、定周期セル受信手段T1は、データ更新指示
を対局故障状態チェック手段T4に向けて送信する。
【0046】この指示を受信した対局故障状態チェック
手段T4は、この受信した定周期セルの0系状態部30
3の内容を読み出す。そして、その内容に基づいて対局
0系故障状態テーブルT5に格納されている内容を書き
換る。例えば、0系状態部303の内容が「0」である
場合、対局0系故障状態テーブルT5の内容を「正常」
に書き換る。又、0系状態部303の内容が「1」であ
る場合、対局0系故障状態テーブルT5の内容を「故
障」に書き換る。
【0047】又、対局故障状態チェック手段T4は、こ
の定周期セルの1系状態部304の内容を読み出す。そ
して、その内容に基づいて対局1系故障状態テーブルT
6に格納されている内容を書き換る。例えば、1系状態
部304の内容が「0」である場合、対局1系故障状態
テーブルT6の内容を「正常」に書き換る。又、1系状
態部304の内容が「1」である場合、対局1系故障状
態テーブルT6の内容を「故障」に書き換る。
【0048】又、対局故障状態チェック手段T4は、こ
の定周期セルのSW状態部305の内容を読み出す。そ
して、その内容に基づいて対局SW状態テーブルT7に
格納されている内容を書き換る。例えば、SW状態部3
05の内容が「0」である場合、対局SW状態テーブル
T7の内容を「正常」に書き換る。又、SW状態部30
5の内容が「1」である場合、対局SW状態テーブルT
7の内容を「故障」に書き換る。
【0049】又、対局故障状態チェック手段T4は、こ
の定周期セルの選択系部306の内容を読み出す。そし
て、その内容に基づいて対局選択系テーブルT8に格納
されている内容を書き換る。例えば、選択系部306の
内容が「0」である場合、対局選択系テーブルT8の内
容を「0系VP」に書き換る。又、選択系部306の内
容が「1」である場合、対局選択系テーブルT8の内容
を「1系VP」に書き換る。
【0050】又、対局故障状態チェック手段T4は、こ
の定周期セルの前回切替結果部307の内容を読み出
す。そして、その内容に基づいて対局切替結果テーブル
T9に格納されている内容を書き換る。例えば、前回切
替結果部307の内容が「0」である場合、対局切替結
果テーブルT9の内容を「正常」に書き換る。又、前回
切替結果部307の内容が「1」である場合、対局切替
結果テーブルT9の内容を「故障」に書き換る。
【0051】又、対局故障状態チェック手段T4は、こ
の定周期セルの切替モード部302の内容を読み出す。
そして、その内容に基づいて対局切替モードテーブルT
10に格納されている内容を書き換る。例えば、切替モ
ード部302の内容が「0」である場合、対局切替モー
ドテーブルT10の内容を「自動」に書き換てる。又、
切替モード部302の内容が「1」である場合、対局切
替モードテーブルT10の内容を「手動」に書き換る
(ステップ43)。
【0052】そして、この6つの対局テーブル(T5〜
T10)を更新した対局故障状態チェック手段T4は、
応答定周期セル送信手段T11に、この定周期セルに対
する応答定周期セルの送出指示を送信する。この指示を
受信した応答定周期セル送信手段T11は、定周期セル
受信手段T1に、この定周期セルのSereal No
を問い合わせ、Sereal Noを取得する。そし
て、応答定周期セル送信手段T11は、このSerea
l Noを付加した応答定周期セルを生成し、予備系V
Pを介して対局のノードに送信する。その際、定周期セ
ル送信手段T2は、自局0系故障状態テーブルV8、自
局1系故障状態テーブルV9、自局SW状態テーブルV
10、自局選択系テーブルV11、自局切替結果テーブ
ルV12、自局切替モードテーブルV13から自局の状
態を取得し、送信する定周期セルに付加する(ステップ
45)。
【0053】一方、ステップ42の判定で、この定周期
セルのセル種別がRemoTeであることから、この定
周期セルが応答定周期セルであると判定した場合につい
て説明する。まず、定周期セル受信手段T1は、この応
答定周期セルのSerial NoとSerial N
o保持テーブルT3の内容とを比較する(ステップ4
4)。
【0054】このステップ44の比較の結果、一致した
場合、定周期セル受信手段T1は、対局故障状態チェッ
ク手段T4にデータ更新指示を送信する。この指示を受
信した対局故障状態チェック手段T4は、ステップ53
で説明した場合と同様に6つの対向局状態テーブル(T
5〜T10)に対して受信セルの情報を書き換える(ス
テップ46)。
【0055】次に、対局故障状態チェック手段T4は、
定周期セル送信手段T2に要求定周期セル送出指示を送
信する。この指示を受信した定周期セル送信手段T2
は、Serial No保持テーブルのSerial
Noをインクリメントする。そして、そのSerial
Noを付加した要求定周期セルを生成する。その際、
自局0系故障状態テーブルV8、自局1系故障状態テー
ブルV9、自局SW状態テーブルV10、自局選択系テ
ーブルV11、自局切替結果テーブルV12、自局切替
モードテーブルV13から自局の状態を取得し、この要
求定周期セルに更に付加する。そして、この要求定周期
セルを対局に向けて予備系VPを介して送信する(ステ
ップ47)。
【0056】一方、ステップ44の判定の結果、Ser
ial Noが一致しなかった場合、定周期セル受信手
段T1は、対局故障状態チェック手段T4にデータ更新
指示を送信する。この指示を受信した対局故障状態チェ
ック手段T4は、該当する系の対局故障状態テーブルを
故障有りに更新する(ステップ48)。そして、対局故
障状態チェック手段T4は、上記に説明したステップ4
7の処理を行う。
【0057】第一の実施形態では、上記に説明した処理
を行うことにより、通常の通信を運用系で行いつつ、予
備系VPの状態及び対局ノードの状態を監視することが
出来る。次に、通常の通信を行っている運用系に障害が
発生した場合に、ノードがVP切替要求のメッセージを
送信する処理について説明する。
【0058】まず、VP切替復旧処理トリガ検出手段V
1は、運用系に障害が発生した為のトリガを検出する。
このトリガは、例えば、自局故障状態チェック手段V3
と対局故障状態チェック手段T4との故障トリガ、及び
運用系の通信断のトリガである。この状態においては図
5のステップ51である。このトリガを受信したVP切
替復旧処理トリガ検出手段V1は、自局故障状態チェッ
ク手段V3に故障状態チェック指示を送信する。この指
示を受信した自局故障状態チェック手段V3は、記憶部
211の各テーブルの内容に基づいて自局故障状態をチ
ェックする(ステップ52)。
【0059】このステップ52のチェック結果、NG
(予備系故障状態=故障有り、切替モード=手動、又は
SW状態=故障)の場合、自局故障状態チェック手段V
3は、この処理を終了させる。一方、ステップ52のチ
ェックの結果、OK(予備系故障状態=正常、切替モー
ド=自動、及びSW状態=正常)の場合、自局故障状態
チェック手段V3は、対局故障状態チェック手段T4に
対局故障状態チェック指示を送信する。この指示を受け
た対局故障状態チェック手段T4は、対局の故障状態を
T5からT10のテーブルに基づいてチェックする(ス
テップ53)。
【0060】このステップ53のチェック結果、NG
(予備系故障状態=故障、切替モード=手動、又はSW
状態=故障)の場合、対局故障状態チェック手段T4
は、この処理を終了させる。一方、前記ステップ53の
チェック結果、OK(予備系故障状態=正常、切替モー
ド=自動、及びSW状態=正常)の場合、対局故障状態
チェック手段T4は、切替制御手段V6に切替制御指示
を送信する。この指示を受けた切替制御手段V6は、V
Pの切替制御を行う。そして、そのVPの切替制御が正
常に終了したか否かを確認する(ステップ54)。
【0061】このステップ54の確認の結果、正常に終
了して無い場合、切替制御手段V6は、切替判定手段V
14へ切替判定指示を送信する。この切替判定指示を受
信した切替判定手段V14は、復旧フラグ状態テーブル
V7の復旧フラグを「ON」に書き換える(ステップ5
7)。次に、切替判定手段V14は、自局選択系テーブ
ルV11へ選択系を設定し、自局切替結果テーブルV1
2へ切替結果を設定し、処理を終了する(ステップ5
8)。又、後述するステップ56から切替判定指示を受
信した切替判定手段V14は、このステップ58と同様
の処理をおこなう。
【0062】一方、ステップ54の確認の結果、正常に
終了している場合、切替制御手段V6は、メッセージ送
信手段V4に対して切替要求指示を送信する。この指示
を受信したメッセージ送信手段V4は、切替要求のメッ
セージを対局に向けて送信する。そして、メッセージ送
信手段V4は、メッセージ受信手段V5に受信待ち指示
を送信する(ステップ55)。
【0063】この指示を受信した受信手段V5は、対局
からのメッセージの受信待ち状態を所定の時間行う。そ
の受信待ち状態中にメッセージを受信し、かつそのメッ
セージの内容が切替正常終了の場合、受信手段V5は、
切替判定手段V14に切替判定指示を送信し、上記に説
明したステップ58に処理を進める。一方、前記受信待
ち状態中にメッセージを受信し、かつそのメッセージの
内容が切替正常終了で無い場合、受信手段V5は、切替
判定手段V14に切替判定指示を送信する。そして、上
記に説明したステップ57に処理を進める。又、前記受
信待ち状態中にメッセージを受信し無い場合、受信手段
V5は、同様に切替判定手段V14に切替判定指示を送
信し、上記に説明したステップ57に処理を進める(ス
テップ56)。
【0064】次に、前記切替要求のメッセージを受信し
たノードの切替処理について説明する。まず、メッセー
ジ受信手段V5が対局から切替要求メッセージを受信す
る。この状態においては図6のステップ61である。次
に、メッセージ受信手段V5は、自局故障状態チェック
手段V3に故障チェック指示を送信する。この指示を受
信した自局故障状態チェック手段V3は、自局の故障状
態をチェックし、そのチェック結果がOK(切替先系=
正常、切替モード=自動、SW状態=正常)の場合、切
替制御手段V6に切替制御指示を送信する。一方、その
チェック結果がNGの場合、切替判定手段V14へ切替
判定指示を送信する(ステップ62)。
【0065】その切替判定指示を受信した切替判定手段
V14は、復旧フラグ状態テーブルV7の復旧フラグを
「ON」に書き換える(ステップ64)。そして、切替
判定手段V14は、自局選択系テーブルV11へ選択系
を設定し、自局切替結果テーブルV12へ切替結果を故
障に書き換え、処理を終了する(ステップ65)。
【0066】一方、ステップ62の処理により切替制御
指示を受信した切替制御手段V6は、VPの切替制御を
おこなう。そして、その切替制御の結果が正常で無い場
合、切替制御手段V6は、切替判定手段V14へ切替判
定指示を送信し、ステップ64の処理に進める。又、前
記切替制御の結果が正常な場合、切替制御手段V6は、
切替判定手段V14へ切替判定指示を送信する(ステッ
プ63)。
【0067】その切替判定指示を受信した切替判定手段
V14は、自局選択系テーブルV11へ選択系を設定
し、自局切替結果テーブルV12へ切替結果を正常に設
定し処理を終了する(ステップ66)。次に、第一の実
施形態における復旧処理について説明する。VP切替復
旧処理判定手段V2は、復旧フラグが「ON」である
間、常時以下に説明するチェックの処理を行う。そし
て、VP切替復旧処理判定手段V2は、回線復旧が可能
と判定した場合、復旧処理を開始する。
【0068】まず、VP切替復旧処理判定手段V2は、
復旧フラグ状態テーブルV7の復旧フラグを常時監視す
る。又、VP切替復旧処理トリガ検出手段V1は、VP
切替復旧処理判定手段V2が常時監視した復旧フラグを
定期的に読み出す。そして、その復旧フラグが「ON」
で有るか否かを判定し、復旧フラグが「ON」である場
合、以下に説明する処理を行う。この状態においては図
7のステップ71である。
【0069】このステップ71の判定の結果、復旧フラ
グが「ON」である場合、VP切替復旧処理トリガ検出
手段V1は、自局故障状態チェック手段V3から自局切
替モード状態テーブルV13の内容(自動/手動)と、
対局故障状態チェック手段T4から対局切替モード状態
テーブルT10の内容(自動/手動)とを読み出す。そ
して、VP切替復旧処理トリガ検出手段V1は、その読
み出した各々の内容に基づいて両局(自局/対局)が共
に自動モードであるか否かを判定する(ステップ7
2)。
【0070】このステップ72の判定の結果、両局(自
局/対局)の内どちらかの局が自動モードで無い場合、
ステップ71の処理に戻る。一方、ステップ72の判定
の結果、両局(自局/対局)が共に自動モードである場
合、VP切替復旧処理トリガ検出手段V1は、自局故障
状態チェック手段V3から自局SW状態テーブルV10
の内容(正常/故障)と、対局故障状態チェック手段T
4から対局SW状態テーブルT7の内容(正常/故障)
とを読み出す。そして、VP切替復旧処理トリガ検出手
段V1は、その読み出した各々の内容に基づいて両局
(自局/対局)のSWの状態が共に正常であるか否かを
判定する(ステップ73)。
【0071】このステップ73の判定の結果、両局(自
局/対局)の内どちらかの局のSWの状態が正常で無い
場合、ステップ71の処理に戻る。一方、ステップ73
の判定の結果、両局(自局/対局)のSWの状態が共に
正常である場合、VP切替復旧処理トリガ検出手段V1
は、自局故障状態チェック手段V3から自局0系故障状
態テーブルV8の内容(正常/故障)と、対局故障状態
チェック手段T4から対局0系故障状態テーブルT5の
内容(正常/故障)とを読み出す。そして、VP切替復
旧処理トリガ検出手段V1は、その読み出した各々の内
容に基づいて両局(自局/対局)の0系が共に正常であ
るか否かを判定する。この判定の結果、両局(自局/対
局)の0系が共に正常である場合、VP切替復旧処理ト
リガ検出手段V1は、切替制御手段V6に向けて0系の
切替制御指示を送信し、後述するステップ75に処理を
進める。一方、前記判定の結果、両局(自局/対局)の
内どちらかの局の0系が正常で無い場合、VP切替復旧
処理トリガ検出手段V1は、自局故障状態チェック手段
V3から自局1系故障状態テーブルV9の内容(正常/
故障)と、対局故障状態チェック手段T4から対局1系
故障状態テーブルT6の内容(正常/故障)とを読み出
す。そして、VP切替復旧処理トリガ検出手段V1は、
その読み出した各々の内容に基づいて両局(自局/対
局)の1系が共に正常であるか否かを判定する。この判
定の結果、両局(自局/対局)の内どちらかの局の1系
が正常で無い場合、ステップ71の処理に戻る。一方、
前記判定の結果、両局(自局/対局)の1系が共に正常
である場合、VP切替復旧処理トリガ検出手段V1は、
切替制御手段V6に向けて1系の切替制御指示を送信
し、後述するステップ76に処理を進める(ステップ7
4)。
【0072】一方、ステップ74で、VP切替復旧処理
トリガ検出手段V1から0系の切替制御指示を受信した
切替制御手段V6は、0系のVRT(Virtual path R
outing Table:バーチャルパス ルーティング テーブ
ル)設定を行う。この設定による切替結果が正常で無い
場合、切替制御手段V6は、切替判定手段V14へ切替
判定指示を送信し、後述するステップ7Bに処理を進め
る。一方、前記VRT設定による切替結果が正常である
場合、切替制御手段V6は、メッセージ送信手段V4に
0系切替要求メッセージの送信指示を送信する(ステッ
プ75)。
【0073】この送信指示を受信したメッセージ送信手
段V4は、0系切替要求メッセージを対局に向けて送信
する。そして、メッセージ送信手段V4は、メッセージ
受信待ち指示をメッセージ受信手段V5に送信し、後述
するステップ79に処理を進める(ステップ77)。一
方、ステップ74で、VP切替復旧処理トリガ検出手段
V1から1系の切替制御指示を受信した切替制御手段V
6は、1系のVRT設定を行う。この設定による切替結
果が正常で無い場合、切替制御手段V6は、切替判定手
段V14へ切替判定指示を送信し、後述するステップ7
Bに処理を進める。一方、前記設定による切替結果が正
常である場合、切替制御手段V6は、メッセージ送信手
段V4に1系切替要求メッセージの送信指示を送信する
(ステップ76)。
【0074】この送信指示を受信したメッセージ送信手
段V4は、1系切替要求メッセージを対局に向けて送信
する。そして、メッセージ送信手段V4は、メッセージ
受信待ち指示をメッセージ受信手段V5に送信する(ス
テップ78)。このステップ78、又は前記ステップ7
7の処理で、メッセージ受信待ち指示を受信したメッセ
ージ受信手段V5は、所定時間、対局からのメッセージ
の受信を待つ。そして、対局からのメッセージを受信し
た場合、メッセージ受信手段V5は、受信メッセージの
内容が正常か否かを判定する。その判定の結果、受信メ
ッセージの内容が正常で無い場合、メッセージ受信手段
V5は、切替判定手段V14へ切替判定指示を送信し、
ステップ7Bに処理を進める。一方、前記判定の結果、
受信メッセージの内容が正常である場合、メッセージ受
信手段V5は、切替判定手段V14へ切替判定指示を送
信し、ステップ7Bに処理を進める。一方、一定時間内
に対局からのメッセージを受信できなかった場合、メッ
セージ受信手段V5は、メッセージ送信手段V4へリト
ライ要求を送信する(ステップ79)。
【0075】このリトライ要求を受信したメッセージ送
信手段V4は、前回送信した0系又は1系の切替要求メ
ッセージを対局に向けて送信する。そして、メッセージ
送信手段V4は、メッセージ受信待ち指示をメッセージ
受信手段V5に送信し、ステップ79に処理を進める。
ここで、再送信が規定回数分を超えた場合、メッセージ
送信手段V4は、切替判定手段V14へ切替判定指示を
送信する(ステップ7A)。
【0076】一方、切替判定指示を受信した切替判定手
段V14は、切替判定が正常で無い場合、自局選択系テ
ーブルV11へ選択系を書き込みし、自局切替結果テー
ブルV12を故障に書き換えて処理を終了する。一方、
前記切替判定指示を受信した切替判定手段V14は、切
替判定が正常である場合、自局選択系テーブルV11へ
選択系を書き込みし、自局切替結果テーブルV12を正
常に書き換える(ステップ7B)。
【0077】そして、切替判定手段V14は、復旧フラ
グ状態テーブルV7の復旧フラグを「OFF」に書き換
える。そして、切替判定手段V14は、処理を終了する
(ステップ7C)。次に、本発明の第二の実施の形態に
ついて説明する。尚、第二の実施形態の説明にあたっ
て、第一の実施形態と同様な部分については説明を省略
し、異なる部分についてのみ説明する。
【0078】図8は、VP切替復旧処理の構成を示す図
である。図9は、定周期セルのフォーマットを示す図で
ある。図10は、定周期セル送受信のフローチャートで
ある。図8に示す如く、第二の実施形態では、Seri
al No保持テーブルT3の代わりにタイマテーブル
B3を有する。
【0079】このタイマテーブルB3は、所定の時間が
セットされると、この時間のカウントを行う。例えば、
タイマテーブルB3に3分がセットされたものとする。
その直後にタイマテーブルB3の内容を読み込んだ場
合、その内容は、3分である。その1分経過後にタイマ
テーブルB3の内容を読み込んだ場合、その内容は、2
分となる。又、その2分経過後にタイマテーブルB3の
内容を読み込んだ場合、その内容は0分となるタイマテ
ーブルである。
【0080】又、図9に示す如く、第二の実施形態にお
ける定周期セルは、SerialNo部301、及びセ
ル種別部308が未使用となる。次に、第二の実施形態
の動作について説明する。まず、定周期セル受信手段T
1は、予備系VPを介して対局のノードから定周期セル
を受信する。この状態においては図10のステップ10
1である。
【0081】次に、定周期セル受信手段T1は、対局故
障状態チェック手段T4にデータ更新指示を送信する。
この指示を受信した対局故障状態チェック手段T4は、
受信した定周期セルに基づいて6つの対局状態テーブル
V5からV10を更新する。そして、故障状態チェック
手段T4は、定周期セル送信手段T2に定周期セル送出
指示を送信する(ステップ102)。
【0082】この指示を受信した定周期セル送信手段T
2は、予備系VPを介して対局に向けて定周期セルを送
信する(ステップ103)。次に、定周期セル送信手段
B2は、タイマテーブルB3に所定の時間をセットす
る。そして、定周期セル送信手段B2は、定周期セル受
信手段B1に受信待ち指示を送信する(ステップ10
4)。
【0083】この指示を受信した定周期セル受信手段T
1は、対局からの定周期セルの受信を待つと共に、定期
的にタイマテーブルB3の内容を読み出す。そして、定
周期セル受信手段T1は、タイマテーブルB3の内容が
0になる前に対局から定周期セルを受信した場合、処理
を終了させる。一方、定周期セル受信手段T1は、タイ
マテーブルB3の内容が0である場合、故障状態チェッ
ク手段B4にデータ更新指示を送信する(ステップ10
5)。
【0084】この指示を受信した故障状態チェック手段
B4は、予備系と設定されている対局故障状態テーブル
(対局0系故障状態テーブルT5、又は対局1系故障状
態テーブルT6)を故障に書き換える(ステップ10
6)。上述したように第二の実施形態では、タイマテー
ブルB3に所定の時間をセットし、タイムアウトするか
否かの条件判定のみで、予備系VPにおける導通の正常
性の判定ができる。
【0085】次に本発明の第三の実施の形態について説
明する。尚、第三の実施形態の説明にあたって、第一の
実施形態、及び第ニの実施形態と同様な部分については
説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。図1
1は、定周期監視の構成を示した図である。第三の実施
形態においてノードBの送信X1は、応答定周期セル送
信手段T11のみで構成される。すなわち、要求定周期
セル送信手段T2とSerialNo保持テーブルT3
とが削除される。
【0086】次に、第三の実施形態における定周期監視
の動作について説明する。まず、ノードAは、予備系V
Pを介してノードBに向けて要求定周期セルを送信す
る。この要求定周期セルを受信したノードBは、予備系
VPを介してノードAに向けて応答定周期セルを送信す
る。この第三の実施形態においては、ノードBは要求定
周期セルの送信は行わない。これにより、定周期監視に
おける処理の負荷が軽減できる。
【0087】
【効果】以上説明したように、本発明による第一の効果
は、定周期監視手段は、普段は未使用のVP(予備系V
P)を用いて行うことから、本手段の正常性を持って、
予備系VPに故障がないことを保証できる。
【0088】第二の効果は、定周期セルのSerial
Noを用いることで、ハンドシェイクによってセルの
やりとりを行うことが可能となり、常に対向局の状態を
認識できることにある。よって、従来ではなかった対向
局のSWの状態も認識した上で、切替制御の実行可否が
判定できる。この結果、自局は切替が成功したが対向局
が失敗したという様な無駄な切替を未然に防ぐことが可
能となる。更に、対局の切替モードの変化も復旧処理の
トリガとして扱うことができる。この結果、両局の正常
が判定された時点で復旧処理が可能となることから、従
来のタイマによる一定間隔での復旧処理に比べ、回線断
時間が短縮できる。
【0089】第三の効果は、予備VP及び対向局の正常
性を保証した上での切替動作となることから、従来のハ
ンドシェイク型の切替方式ではなく、片方向のセル送信
のみで切替が可能となる。この結果、VP切替の処理の
高速化ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる第一の実施形態の定周期監視に
おける構成を示す図である。
【図2】本発明に係わる第一の実施形態のVP切替復旧
処理手段の構成を示す図である。
【図3】本発明に係わる第一の実施形態の定周期セルの
フォーマットを示す図である。
【図4】本発明に係わる第一の実施形態の受信した定周
期セルの判定処理のフローチャートである。
【図5】本発明に係わる第一の実施形態のVP切要求メ
ッセージの送信処理のフローチャートである。
【図6】本発明に係わる第一の実施形態のVP切替要求
メッセージを受信した場合のVP切替処理のフローチャ
ートである。
【図7】本発明に係わる第一の実施形態の復旧処理のフ
ローチャートである。
【図8】本発明に係わる第二の実施形態のVP切替復旧
処理の構成を示す図である。
【図9】本発明に係わる第二の実施形態の定周期セルの
フォーマットを示す図である。
【図10】本発明に係わる第二の実施形態の定周期セル
送受信のフローチャートである。
【図11】本発明に係わる第三の実施形態の定周期監視
の構成を示した図である。
【図12】従来のコネクションの復旧処理の構成を示す
図である。
【図13】従来のノードの復旧処理手段の構成を示す図
である。
【図14】従来の復旧処理のフローチャートである。
【符号の説明】
A、B ノード 1 VP切替復旧処理手段 2 定周期監視手段 1A、2A、1B、2B 要求定周期セル 1AB、2AB、1BA、2BA 応答定周期セル

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運用系VP(Virtual Path )と予備系
    VPとを備えたネットワークシステムにおけるVP監視
    方法であって、定周期毎にセルの送受信を予備系VPに
    より行うことによって前記予備系VPの通信障害を定周
    期毎に監視することを特徴とするVP監視方法。
  2. 【請求項2】 複数のノードを有し、各ノードは運用系
    VP(Virtual Path )と予備系VPとによって接続さ
    れたネットワークにおけるノードのVP監視方法であっ
    て、 所定の周期毎に自ノードにおけるコネクションの状態を
    示す状態情報を付加した要求セルを生成し、予備系VP
    を介して前記要求セルを自局のノードと接続されている
    対局のノードに向けて送信するステップと、 対局のノードからの要求セルの受信に応答して自ノード
    の状態情報を付加した応答セルを生成し、前記予備系V
    Pを介して前記応答セルを前記対局ノードに向けて送信
    するステップと、 要求セル及び応答セルの受信状態と、前記要求セル及び
    応答セルに付加されている状態情報とに基づいて運用系
    VP、及び予備系VPの状態を監視するステップとを有
    することを特徴とするVP監視方法。
  3. 【請求項3】 複数のノードを有し、各ノードは運用系
    VP(Virtual Path )と予備系VPとによって接続さ
    れたネットワークにおいて、前記ネットワークのコネク
    ションに障害が発生した場合のノードによるVP切替方
    法であって、 所定の周期毎に自ノードにおけるコネクションの状態を
    示す状態情報を付加した要求セルを生成し、予備系VP
    を介して前記要求セルを自局のノードと接続されている
    対局のノードに向けて送信するステップと、 対局のノードからの要求セルの受信に応答して自ノード
    の状態情報を付加した応答セルを生成し、前記予備系V
    Pを介して前記応答セルを前記対局のノードに向けて送
    信するステップと、 運用系VPのコネクションに障害が発生した場合、前記
    運用系VPに接続されている対局のノードから予備系V
    Pを介して受信した要求セル及び応答セルの受信状態
    と、前記要求セル及び応答セルに付加されている状態情
    報とに基づいて運用系VP及び予備系VPの状態を判断
    させ、判断の結果、予備系VPに障害が発生している場
    合には運用系VPから予備系VPへの切替処理を行わ
    ず、運用系VP又は予備系VPのいずれか一方の復旧ま
    で切替処理を待機させるステップとを有することを特徴
    とするVP切替方法。
  4. 【請求項4】 複数のノードを有し、各ノードは運用系
    VP(Virtual Path )と予備系VPとによって接続さ
    れたネットワークにおいて、前記ネットワークのコネク
    ションに障害が発生した場合のノードによるVP復旧方
    法であって、 所定の周期毎に自ノードにおけるコネクションの状態を
    示す状態情報を付加した要求セルを生成し、予備系VP
    を介して前記要求セルを自局のノードと接続されている
    対局のノードに向けて送信するステップと、 対局のノードから要求セルの受信に応答して自ノードの
    状態情報を付加した応答セルを生成し、前記予備系VP
    を介して前記応答セルを前記対局のノードに向けて送信
    するステップと、 運用系VPのコネクションに障害が発生した場合、前記
    運用系VPに接続されている対局のノードから予備系V
    Pを介して受信した要求セル及び応答セルの受信状態
    と、前記要求セル及び応答セルに付加されている状態情
    報とに基づいて運用系VP、及び予備系VPの状態を判
    断するステップと、 前記判断の結果、予備系VPに障害が発生していると判
    断した場合には、運用系VPから予備系VPへの切替処
    理を行わず、運用系VP又は予備系VPのいずれか一方
    の復旧まで切替処理を待機し、前記判断の結果、予備系
    VPに障害が発生してい無いと判断した場合には運用系
    VPから予備系VPへの切替処理を行なってVPを復旧
    するステップとを有することを特徴とするVP復旧方
    法。
  5. 【請求項5】 前記VPを復旧するステップは、 運用系VPのコネクションに障害が発生している場合
    に、予備系VPを介して受信した要求セル及び応答セル
    の受信状態と前記要求セル及び応答セルに付加されてい
    る状態情報と自ノードの状態情報とに基づいて運用系V
    P及び予備系VPの状態を判断させるステップと、 前記判断の結果、運用系VPの障害が解除されていると
    判断された場合には待機させられていた切替処理を解除
    し運用系VPへの切替処理を行わせ、前記判断の結果、
    予備系VPのみ障害が解除されていると判断された場合
    には待機させられていた切替処理を解除し予備系VPへ
    の切替処理を行わせ、前記判断の結果、運用系VP及び
    予備系VP共に障害が発生していると判断された場合に
    は運用系VP又は予備系VPのいずれか一方の復旧まで
    切替処理を更に待機せるステップとを更に有することを
    特徴とする請求項4に記載のVP復旧方法。
  6. 【請求項6】 前記要求セルを生成する際に、該要求セ
    ルを他の要求セルと識別する為の識別情報を付加するス
    テップと、 前記対局のノードから要求セルの受信に応答して自ノー
    ドの状態情報が付加された応答セルを生成する際に、該
    要求セルに付加されている識別情報を該応答セルに付加
    するステップとを更に有することを特徴とする請求項4
    又は請求項5に記載のVP復旧方法。
  7. 【請求項7】 前記予備系VPの状態を判断するステッ
    プは、 予備系VPを介して送信した要求セルの識別情報と、前
    記予備系VPを介して受信した応答セルの識別情報とを
    比較するステップと、 前記比較の結果、前記要求セルと前記応答セルとの識別
    情報が一致した場合は、前記予備系VPの通信路に障害
    が発生してい無いと判断するステップと、 前記比較の結果、前記要求セルと前記応答セルとの識別
    情報が一致し無い場合は、前記予備系VPの通信路に障
    害が発生していると判断するステップとを有することを
    特徴とする請求項4から請求項6に記載のVP復旧方
    法。
  8. 【請求項8】 前記予備系VPの状態を判断するステッ
    プは、 対局からの応答セルを所定時間内に予備系VPを介して
    受信出来たか否かを検出するステップと、 前記検出の結果、所定時間内に受信出来無い場合は、前
    記予備系VPに障害が発生していると判断するステップ
    とを有することを特徴とする請求項4又は請求項5に記
    載のVP復旧方法。
  9. 【請求項9】 前記状態情報は、 VPの切替が手動モード又は自動モードいずれかの状態
    であることを示す情報であることを特徴とする請求項4
    から請求項8いずれかに記載のVP復旧方法。
  10. 【請求項10】 前記状態情報は、 VPの切替SWの状態が正常又は異常いずれかの状態で
    あることを示す情報であることを特徴とする請求項4か
    ら請求項9ずれかに記載のVP復旧方法。
  11. 【請求項11】 前記状態情報は、 VPの通信路の状態が正常又は異常いずれかの状態であ
    ることを示す情報であることを特徴とする請求項4から
    請求項10いずれかに記載のVP復旧方法。
  12. 【請求項12】 複数のノードを有し、各ノードは運用
    系VP(Virtual Path )と予備系VPとによって接続
    されたネットワークにおいて、前記ネットワークのコネ
    クションに障害が発生した場合のノードによるVP復旧
    方法であって、 所定の周期毎に自ノードにおけるコネクションの状態を
    示す状態情報を付加した要求セルを生成し、予備系VP
    を介して前記要求セルを自局のノードと接続されている
    対局のノードに向けて送信するステップと、 対局のノードから要求セルの受信に応答して自ノードの
    状態情報を付加した応答セルを生成し、前記予備系VP
    を介して前記応答セルを前記対局のノードに向けて送信
    するステップと、 運用系VPのコネクションに障害が発生した場合、前記
    運用系VPに接続されている対局のノードから予備系V
    Pを介して受信した要求セル及び応答セルの受信状態
    と、前記要求セル及び応答セルに付加されている状態情
    報とに基づいて運用系VP、及び予備系VPの状態を判
    断する第一判断ステップと、 前記第一判断ステップの結果、予備系VPに障害が発生
    していると判断した場合には運用系VPから予備系VP
    への切替を行わないステップと、 前記第一判断ステップの結果、予備系VPに障害が発生
    してい無いと判断した場合には運用系VPから予備系V
    Pへの切替を行わせるステップと、 運用系VPのコネクションに障害が発生している場合
    に、前記運用系VPの予備系VPを介して受信した要求
    セル及び応答セルの受信状態と前記要求セル及び前記応
    答セルに付加されている状態情報と自ノードの状態情報
    とに基づいて運用系VP及び予備系VPの状態を判断さ
    せる第二判断ステップと、 前記第二判断ステップの結果、運用系VPに障害が発生
    してい無いと判断した場合には運用系VPへの切替を行
    わせるステップと、 前記第二判断ステップの結果、予備系VPのみ障害が発
    生してい無いと判断した場合には予備系VPへの切替を
    行わせるステップと、 前記第二判断ステップの結果、運用系VP、及び予備系
    VP共に障害が発生していると判断した場合には、運用
    系VP及び予備系VPへの切替を行わないステップとを
    有することを特徴とするVP復旧方法。
  13. 【請求項13】 運用系VP(Virtual Path )と予備
    系VPとを備えたネットワークシステムにおけるノード
    であって、 記憶装置と、 前記記憶装置に自ノードにおけるコネクションの状態を
    示す状態情報を記憶させる手段と、 所定の周期毎に前記記憶装置に記憶された自ノードの状
    態情報を読出させて該自ノードの状態情報を付加させた
    要求セルを生成させ、予備系VPを介して前記要求セル
    を自局のノードと接続されている対局のノードに向けて
    送信させる手段と、 対局のノードからの要求セルの受信に応答して前記記憶
    装置に記憶された自ノードの状態情報を読出させて該自
    ノードの状態情報を付加させた応答セルを生成させ、前
    記予備系VPを介して前記応答セルを前記対局のノード
    に向けて送信させると共に、前記記憶装置に前記要求セ
    ルに付加されている対局のノードの状態情報を前記記憶
    装置に記憶させる手段と、 要求セル及び応答セルの受信状態と、前記記憶装置に記
    憶されている自ノード及び対局のノードの状態情報とに
    基づいて運用系VP、及び予備系VPの状態を示す信号
    を出力させる手段とを有することを特徴とするノード。
  14. 【請求項14】 複数のノードを有し、ネットワークの
    コネクションに障害が発生した場合、そのコネクション
    を復旧する為のVP復旧システムであって、 運用系VP(Virtual Path )と予備系VPとを備え、 各ノードの間は、運用系VP及び予備系VPで接続さ
    れ、 各ノードは記憶装置を有し、前記記憶装置に自ノードに
    おけるコネクションの状態を示す状態情報を記憶させる
    手段と、 各ノードは、所定の周期毎に前記記憶装置に記憶された
    自ノードの状態情報を読出させて該自ノードの状態情報
    を付加させた要求セルを生成させ、予備系VPを介して
    前記要求セルを自局のノードと接続されている対局のノ
    ードに向けて送信させる手段と、 各ノードは、対局のノードからの要求セルの受信に応答
    して前記記憶装置に記憶された自ノードの状態情報を読
    出させて該自ノードの状態情報を付加させた応答セルを
    生成させ、前記予備系VPを介して前記応答セルを前記
    対局のノードに向けて送信させると共に、前記記憶装置
    に前記要求セルに付加されている対局のノードの状態情
    報を前記記憶装置に記憶させる手段と、 各ノードは、要求セル及び応答セルの受信状態と、前記
    記憶装置に記憶されている自ノード及び対局のノードの
    状態情報とに基づいて運用系VP及び予備系VPの状態
    を示す状態信号を出力させる手段と、 コネクションに障害が発生した場合、コネクションの異
    常を示す異常信号を出力する手段と、 前記異常信号に応答し、かつ前記状態信号に基づいて運
    用系VPが正常な場合には、運用系VPの通信を復旧さ
    せる手段と、 前記異常信号に応答し、かつ前記状態信号に基づいて予
    備系VPのみ正常な場合には、運用系VPから予備系V
    Pへの切替えを行い通信を復旧させる手段と、前記異常
    信号に応答し、かつ前記状態信号に基づいて運用系VP
    及び予備系VPが共に異常な場合、復旧処理を待機させ
    る手段とを有することを特徴とするVP復旧システム。
  15. 【請求項15】 前記状態情報は、 VPの切替が手動モード又は自動モードいずれかの状態
    であることを示す情報であることを特徴とする請求項1
    3又は請求項14に記載のVP復旧システム。
  16. 【請求項16】 前記状態情報は、 VPの切替SWの状態が正常又は異常いずれかの状態で
    あることを示す情報であることを特徴とする請求項13
    から請求項15いずれかに記載のコネクション復旧シス
    テム。
  17. 【請求項17】 前記状態情報は、 VPの通信路の状態が正常又は異常いずれかの状態であ
    ることを示す情報であることを特徴とする請求項13か
    ら請求項16いずれかに記載のコネクション復旧システ
    ム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009200199A (ja) * 2008-02-21 2009-09-03 Tdk Corp 密閉容器及び当該容器の管理システム
JP2012151721A (ja) * 2011-01-20 2012-08-09 Hitachi Ltd 通信システム及び通信装置

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